JPH0223750Y2 - - Google Patents

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JPH0223750Y2
JPH0223750Y2 JP1984021499U JP2149984U JPH0223750Y2 JP H0223750 Y2 JPH0223750 Y2 JP H0223750Y2 JP 1984021499 U JP1984021499 U JP 1984021499U JP 2149984 U JP2149984 U JP 2149984U JP H0223750 Y2 JPH0223750 Y2 JP H0223750Y2
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JP
Japan
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ring
fitted
roller
wheel
outer ring
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JP1984021499U
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JPS60133074U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は各種の建具及び家具等に使用される
戸車等の車輪であつて、組立の簡便さ及び摺動を
円滑にすることを目的とした戸車の車輪に関す
る。
従来この種の車輪には、例えば実公昭51年第
33094号公報の様にローラーを収納したローラー
保持環にフランヂ部を設け、外輪の側方よりフラ
ンヂ部を利用して嵌着して構成したものでは、ロ
ーラーの回転が円滑でないと共に、車輪に係る重
量がローラーに平均に係らないため、摺動中にロ
ーラーが弛んでガタ付が生じ破損しやすい原因に
なつていた。また、外輪の内部に位置する内輪と
なる芯体と別個に設けた両側の側環との間にロー
ラー保持環を収納して一体的に形成するもので
は、部品が多くなるため構造が複雑で組立作業が
大変に面倒で手間が係るため、高価となる欠点が
あつた。
この考案は上記の各欠点を改良せしめたもの
で、その主たる構成は車輪本体は合成樹脂製の被
覆用の外輪と、外輪の内部に相対接する2個の内
輪とから構成し、その内輪には外側に突円部を内
側に凹円溝を形成し、その内輪の内周面には、外
周に各種の滑り止部を設けた金属環体を嵌入す
る。また、金属環体の内部で、該内輪の相対接す
る両側の凹円溝にローラー保持環を嵌装したもの
である。従つて、この考案の特徴とする所は、車
輪の組立製造が容易であると共に、回転滑走が平
均的に作動し、回転滑走が非常に良好となる効果
と、内輪に被着する外輪との溶着作業が確実で強
固に構成できる効果がある。
この考案の実施例を図面について詳述すると、
車輪本体1は、合成樹脂製の被覆用の外輪2と、
該外輪2の内部に位置する相対接する2個の内輪
3,3とから構成されている。前記内輪3,3に
は、各外側に複数の突円部7,7を形成すると共
に、内側に複数の凹円溝8,8を形成してある。
そして、該内輪3,3の内周には金属環体4を嵌
装せしめる。この金属環体4には内部に収納孔1
1を穿設すると共に、外周面には、内輪3,3の
内面との滑りを防止するための凹凸面又は多角辺
を形成した滑り止部10を形成せしめてある。
次に、この金属環体4の内部には、該内輪3,
3の相対接する内面の凹円溝8,8に嵌合するロ
ーラー保持環5を嵌装する。このローラー保持環
5は合成樹脂より成型され、所定間隔を設けて数
個の保持突片12,12を突設し、その間隔の間
にローラー13,13…を回動自在に収納せしめ
てある。符号6は、外輪2の内部の収納部で、こ
の収納部6に内輪3,3が一体成型されるように
なつている。9は、内輪3,3に設けた車軸14
を挿通する通孔である。15は、車軸14に軸止
される各種の側枠を示したものである。
次に、この考案の製作工程を説明すると、予め
合成樹脂で成型された内輪3の一方の凹円溝8に
金属環体4を嵌め、この金属環体4の中にローラ
ー13を収納したローラー保持環5を凹円溝8に
沿つて嵌め込み、次に他方の内輪3を当て嵌め
る。そして、これを金型内に入れて射出成型によ
つて被覆用の外輪2を該内輪3,3の突円部7を
境として一体的に成型するものである。
この考案は上述の如き構成からなつているの
で、車輪を組立する部品が非常に少ないため組立
成型が著しく容易で、全体を強固に製作でき、車
輪の回転は円滑で破損なく長期間に亘つて安心し
て使用できると云う優れた効果がある。そして、
この車輪本体は被覆用の外輪と、外輪の内部に内
輪を被覆状態に成型してあるので、全体が強靭化
されると共に、塵埃の侵入を防止する効果があ
る。また、内輪は中央で相対接する2個の内輪で
組立されるので、金属環体とローラー保持環との
嵌着組立作業が著しく容易であると共に、ローラ
ーに係る重量が平均化して回転を著しく円滑とす
る効果がある。更に、内輪に各々設けた外輪の突
円部は、外輪との結合を強固に一体成型できる効
果を有し、内輪の内周面に設けた凹円溝によつ
て、金属環体とローラー保持環とを安定よく定位
置に嵌合できる簡単な効果がある。また、該金属
環体の外周に設けた各種の滑り止部を形成してあ
るので、内輪の内周面との滑りを確実に防止して
ローラーのみを円滑に回転せしめる効果と、該ロ
ーラー保持環に設けた保持突片は、ローラーを確
実に支持し、容易にローラーが摩滅したり、弛ん
だりガタ付く等の憂れいがない優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は戸車に使用した正面図、第2図は第1図A−A
線の断面図、第3図は車輪の分解斜面図、第4図
は同じく一部分解した斜面図である。 符号1は車輪本体、2は外輪、3は内輪、4は
金属環体、5はローラー保持環、6は収納部、7
は突円部、8は凹円溝、10は滑り止部、12は
保持突片、13はローラーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪本体1は合成樹脂製の被覆用の外輪2と、
    該外輪2の内部の相対接する2個の内輪3,3と
    から構成され、前記内輪3,3は各々外側に突円
    部7,7を設けると共に、内側には凹円溝8,8
    を形成せしめ、且つ相対接する内輪3,3の内周
    面には外周に各種の滑り止部10を設けた金属環
    体4を嵌入せしめ、該金属環体4の内部には、該
    内輪の相対接する内面の凹円溝8,8に嵌合支持
    されるローラー13,13を回転自在に収納した
    ローラー保持環5を嵌装したことを特徴とする戸
    車等の車輪。
JP2149984U 1984-02-16 1984-02-16 戸車等の車輪 Granted JPS60133074U (ja)

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JP2149984U JPS60133074U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 戸車等の車輪

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JP2149984U JPS60133074U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 戸車等の車輪

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Publication Number Publication Date
JPS60133074U JPS60133074U (ja) 1985-09-05
JPH0223750Y2 true JPH0223750Y2 (ja) 1990-06-28

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ID=30512946

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2518876Y2 (ja) * 1990-02-20 1996-11-27 泰榮商工株式会社 戸車等の車輪

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4812451U (ja) * 1971-06-26 1973-02-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916460Y2 (ja) * 1981-10-19 1984-05-15 昭 影山 戸車等の車輪

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4812451U (ja) * 1971-06-26 1973-02-12

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Publication number Publication date
JPS60133074U (ja) 1985-09-05

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