JPS6332001Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6332001Y2
JPS6332001Y2 JP8682079U JP8682079U JPS6332001Y2 JP S6332001 Y2 JPS6332001 Y2 JP S6332001Y2 JP 8682079 U JP8682079 U JP 8682079U JP 8682079 U JP8682079 U JP 8682079U JP S6332001 Y2 JPS6332001 Y2 JP S6332001Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
caster
leg
wheel
caster body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8682079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS564903U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8682079U priority Critical patent/JPS6332001Y2/ja
Publication of JPS564903U publication Critical patent/JPS564903U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6332001Y2 publication Critical patent/JPS6332001Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキヤスタに係り、特に車輪カバーを有
する双輪のキヤスタに関する。
家具調度類やシヨーケース等に用いられるキヤ
スタは、一般に車輪が露出されており、そのため
これを取付ける対象物によつては外観が著しく損
われ、体裁を欠くうらみがあつた。
そこで近時、キヤスタの車輪の上部を覆うカバ
ーを設けるようにして、外観体裁を整えるように
したキヤスタが提供されているが、従来のこの種
キヤスタのカバーは、車輪を軸承するキヤスタ本
体と一体にダイキヤストにより形成されたもので
あるため、製造コストが著しく嵩み、したがつて
キヤスタを高価格化する原因となつており、また
カバーがキヤスタ本体の一部を構成しているた
め、車軸および車輪の組付けが容易でなく、その
ため特別な構造および部品を用いて取付ける必要
が生じ、その結果、部品点数の増加を伴い、一層
製作を困難として益々コストアツプをきたすとい
う問題を有していた。
本考案はこれに鑑み、家具調度品、シヨーケー
ス等の対象物に取付けるための脚軸および車輪軸
を軸承するキヤスタ本体と車輪カバーとを別体構
成とし、かつキヤスタ本体および車輪カバーの双
方ともその製作を容易として組立を簡単にし、安
価に供し得るキヤスタを提供することを目的とし
てなされたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
本考案に係るキヤスタ1のキヤスタ本体2は、
金属製ダイキヤストあるいは使用目的に応じ合成
樹脂により成形されるもので、第2図に示すよう
に平板状の軸受部3の一端に沿つて脚軸4を挿入
支持する脚軸受5が一体に形成され、前記軸受部
3の下方部には車軸6を挿通支持する軸孔7が水
平方向に穿設されている。
車輪カバー8,8は、第3図示のように左右を
一対とし、金属板の場合はプレスにより、合成樹
脂の場合は射出成形により形成されるもので、左
右の各車輪9,9の上半部を覆うよう円弧状に形
成された上面部10,10の一側が側壁11によ
り閉鎖され、他側には鍔縁12が形成されてい
る。
前記車輪カバー8,8の後端寄りの側壁11,
11には前記キヤスタ本体2の脚軸受5の外面に
嵌合する縦方向の凹陥部13,13が形成されて
いるとともに車軸6を通す貫孔14,14が穿設
されている。
左右の車輪間隔を規制するとともに左右の車輪
カバー8,8をキヤスタ本体1に固定するスペー
サ15は、第6図にその一例を示しているよう
に、キヤスタ本体2の軸受部3の厚さに車輪カバ
ー8,8の側壁11,11の厚さを加えた間隔の
開口巾Lを有する開口部をもち、底板16で連結
された水平断面コ字状をなす左右の壁部17,1
7を有し、この壁部17,17に軸受部3の軸孔
7に合致する軸孔18,18が穿設されたもので
ある。
脚軸4は、第4図からもわかるように、前記脚
軸受5に挿入される部分に小径部19を有し、前
記脚軸受5の壁部に螺挿される止ねじ20の先端
20aが係合して抜止めされるようになつてい
る。また脚軸4の露出部分には、取付対象物に固
定するためのねじ21および鍔22を有し、この
鍔22と脚軸受5の上端面との間には回転の円滑
性を期するための滑り部材23が介在される。こ
の滑り部材23はスラストベアリングであつても
よい。
前記のキヤスタ本体2は、ダイキヤストあるい
は合成樹脂による成形以外に、例えば第7図に示
すように長尺の型材Aを切断して得る一片A′を
使用し、この一片A′を点線で示すように削成し、
軸孔7を穿設することによりキヤスタ本体2を得
ることができる。これによれば、1個単位の成形
用型を用いずに得ることができるので、量産に適
し、著しく安価に得られる利点がある。
つぎに上記各部材をもつて第1図のキヤスタ1
を組立てるに際しては、まずキヤスタ本体2の両
側に各車輪カバー8,8の側壁11,11を当て
がいこの側壁11,11の凹陥部13,13を脚
軸受5の外面に嵌合させ、ついで軸受部3の下端
縁からスペーサ15の開口部を嵌合してその軸孔
18,18と軸受部3の軸孔7とを合致させ、左
右の車輪9,9を車輪カバー8,8内に挿入した
のちこれらに車軸6を貫通し、その両端をかしめ
ることにより抜け止めする。また脚軸受5に脚軸
4の下部を挿入し、脚軸受5の外面から止ねじ2
0を螺挿してその先端20aを脚軸4の小径部1
9に係合させて抜け止めし、組立を完する。
なお、本考案におけるキヤスタ本体2をダイキ
ヤストあるいは合成樹脂の成形による場合には、
その軸受部3の軸孔7の部分に第8図に示すよう
にボス24,24を突設しておき、また軸受部3
の他の適所にかしめ用突部25,25を突設して
おき、前記ボス24,24により車輪間隔を定め
ると同時に前記かしめ用突部25,25に車輪カ
バー8,8の壁部11,11に穿設した孔を嵌
め、これをかしめつけるようにすることもでき
る。これによれば前述のスペーサ15は不要であ
る。
またキヤスタ本体2の脚軸受5の外面から、第
9図示のようにスリツト26,26を入れ、この
スリツト26を脚軸受5に挿入される脚軸4の小
径部19に対応させる一方、前記車輪カバー8,
8の側壁11,11の凹陥部13,13に第10
図示のように切起し等により突設した突片27を
前記スリツト26を通じ嵌入させるようにし、こ
の突片27の内部を第11図示のように脚軸4の
小径部19に嵌入させて抜け止めするようにする
こともできる。
以上のように本考案によれば、車輪カバーを断
面逆L字状に形成し、この車輪カバーの側壁をキ
ヤスタ本体の側面に重ねるようにそわせて固定す
るようにしたことにより、車輪カバーとキヤスタ
本体とは全く独立したものとして形成することが
でき、したがつてキヤスタ本体は同一種類のもの
を用意し、車輪カバーは上面部が異なる数種のも
のを用意してこれを選択して採用することによ
り、キヤスタとして異形態のものを多種類製作す
ることができ、1個単位で一体成形する場合に比
し格段に低コストで多種類のキヤスタを提供する
ことが可能となる。そのうえ左右の車輪カバーの
上面部の間にキヤスタ本体の軸受部が現われるの
で、従来にないデザインのキヤスタが得られるな
どの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキヤスタの一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図におけるキヤスタ本体の斜
視図、第3図は同車輪カバーの斜視図、第4図は
第1図の一部を断面とした側面図、第5図は第4
図−線断面図、第6図は同スペーサの斜視
図、第7図は第2図のキヤスタ本体を得る一例を
示す説明図、第8図は本考案の他の実施例を示す
断面図、第9図はさらに他の実施例を示すキヤス
タ本体の側面図、第10図は同車輪カバーの平面
図、第11図は同組立状態の断面図である。 1……キヤスタ、2……キヤスタ本体、3……
軸受部、4……脚軸、5……脚軸受、6……車
軸、7……軸孔、8,8……車輪カバー、9,9
……車輪、10……上面部、11……側壁、13
……凹陥部、15……スペーサ、19……小径
部、20……止ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直平板状の軸受部3、およびこの軸受部の一
    端に沿つて垂直方向に脚軸受5を一体に有し、前
    記軸受部3に水平方向の軸孔7を穿設したキヤス
    タ本体2と、前記脚軸受5を含む軸受部3の側面
    に重ねるようにしておかれる側壁11および前記
    軸孔7に挿通支持される車軸6に取付けられた左
    右車輪9,9の各上半部を覆う上面部10を有す
    る断面逆L字状の左右一対の車輪カバー8,8
    と、前記脚軸受5に抜け止めして回転自在に挿入
    される脚軸4とからなり、前記車輪カバー8,8
    はキヤスタ本体2の側面に重ねるように当接して
    適宜手段により固定してなるキヤスタ。
JP8682079U 1979-06-25 1979-06-25 Expired JPS6332001Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8682079U JPS6332001Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8682079U JPS6332001Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS564903U JPS564903U (ja) 1981-01-17
JPS6332001Y2 true JPS6332001Y2 (ja) 1988-08-26

Family

ID=29320072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8682079U Expired JPS6332001Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6332001Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183787A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Yoshifumi Taira 植物栽培システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS564903U (ja) 1981-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6332001Y2 (ja)
JPS6320561Y2 (ja)
JPS6110013Y2 (ja)
JPH02124381U (ja)
JPH0336401Y2 (ja)
JPH0249381Y2 (ja)
JPH0234087Y2 (ja)
JPS6231894Y2 (ja)
JPS5843107Y2 (ja) テ−プガイド装置
JPS6030804Y2 (ja) ピツクアツプア−ムにおけるバランスウエイト位置調整装置
JPS6457210U (ja)
JPH0719296Y2 (ja) 回転収納体の支持構造
JPS63164871U (ja)
JPS5921211Y2 (ja) 木口巻
JPS63134386U (ja)
JPS586175Y2 (ja) 除湿機移動用ロ−ラ−装着構造
JPS59677Y2 (ja) フロ−スイツチ
JPS5915249Y2 (ja) 小型直流モ−タ−の固定子
JPS62103705U (ja)
JPS6162601U (ja)
JPH033282U (ja)
JPH0190603U (ja)
JPS6158394U (ja)
JPS62123337U (ja)
JPS6181471U (ja)