JPH02235617A - 熱溶融性部材の接合方法 - Google Patents

熱溶融性部材の接合方法

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JPH02235617A
JPH02235617A JP5698389A JP5698389A JPH02235617A JP H02235617 A JPH02235617 A JP H02235617A JP 5698389 A JP5698389 A JP 5698389A JP 5698389 A JP5698389 A JP 5698389A JP H02235617 A JPH02235617 A JP H02235617A
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JP
Japan
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fused
heating
heat
covering
fusion
Prior art date
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Application number
JP5698389A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ogawa
裕之 小川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、熱溶融性部材の接合方法に係り、たとえば
冷蔵庫のガスケットの接合などに適する熱溶融性部材の
接合方法に関する。
(従来の技術) ゴムや合成樹脂などからなる熱溶融性部材の接合方法に
、接合しようとする端部を加熱溶融し、その端部を突合
わせて融着により接合する方法がある。しかし、この接
合方法は、接合するとき溶融部に加わる加圧力のために
、融着部側方に融着バリがはみ出す。特に溶融部が広範
囲のときや加圧力が大きいときに.は、大きな融着バリ
が発生する。
この融着バリは、たとえば冷蔵庫の前面扉の内側周辺部
に装着されるガスケットなどの場合、外観のみならず機
能も損なうため、鋏、ニッパなどで切除する必要がある
が、この切除作業は熟練を要し、かつ切除に時間がかか
るばかりでなく、切除した部分の表面状態が不均一とな
るなどの問題がある。
上記問題点を解決する手段として、特公昭46一967
6号公報には、第5図に示すように、接合しようとする
部材(1),(1)を一対の保持台(2).(2)で保
持し、各保持台(2) . (2)から突出させた端部
を対向させて加熱体(3)により加熱溶融し、加熱体(
3)を後退させたのちに第6図(a)および(b)に示
すように、保持台(2) , (2)を接近させてその
溶融部を突合わせて接合すると同時に、各保持台(2)
,(2)に形成されている幅小部(4)またはこの幅小
部(4)を鋭角にした鋭角部によって、接合部側方には
みだす融着バリ(5)に極薄部(8)を形成し、この極
薄部ク6)で融着バリ(5)を除去するようにしたもの
が示されている。
(発明が解決しようとする課題) 1二記のように、熱溶融性部材を加熱溶融してその溶融
部の融着により接合する方法は、接合するとき溶融部に
加わる加圧力のために融着部側方に融着バリがはみ出る
。この融着バリを除去する方法として、部材を一対の保
持台に保持し、各保持台から突出させた端部を加熱溶融
して、その溶融部を突合わせ接合するとき、保持台に設
けられた幅小部または鋭角部により融着バリに極薄部を
作り、この極薄部で融着バリを除去するようにした接合
方法がある。
しかし、この方法は、冷蔵庫のガスケットなどのように
複雑な断面形状のものに対しては、極薄部を作るための
幅小部や鋭角部の形成が困難であり、実際には、極薄部
中に肉厚の厚い部分ができるため、ニツバなどで切除し
なければならない。
また、全周を薄肉に形成できたとしても、融着バリを取
去るためには、引張り作業が必要であるなどの問題があ
る。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
熱溶融性部材を加熱溶助してその溶融部を融着により接
合する方法において、その融着部に生ずる融着バリを自
動的に除去できるようにすることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 熱溶融性部材の接合方法において、接合しようとする熱
溶融性部祠の端部相互を一定長さ露出させて各端部の隣
接部分側面全周に被覆体を密着させて包囲し、上記端部
相互を対向させて加熱溶融したのち、端部相互を密接さ
せて融着し、その後、上記被覆体間にはみ出した融着バ
リを加熱手段により加熱溶融するとともに、上記被覆体
の対向端部を密接させて融着部から分離するようにした
(作 用) 上記のように、接合しようとする端部の隣接部分側面全
周に被覆体を密着させて包囲し、端部相互を加熱溶融し
て融着したのち、被覆体間にはみ出した融着バリを加熱
手段により加熱溶融するとともに、被覆体の対向端部を
密接させると、この被覆体により融着バリを自動的に分
離でき、かつ融着部の表面状態を良好にすることができ
る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
第1図(a)に示すように、熱溶融性部材(1),(1
)の接合しようとする端部相互を対向させて、各端部を
一対の保持台(10).(10)に保持する。
上記一対の保持台(10),(10)は、それぞれ2分
割構造に形成され、それらを組合わせることにより熱溶
融性部材(t).(1)を保持する横造に形成されてい
る。また、各保持台(1.0),(10)の対向端部に
は、熱溶融性部材(1)の断面形状と同一断面形状に形
成され、熱溶融性部材(1)の端部外側全周に密着して
包囲する被覆体(11)が取付けられている。特にこの
例の被覆体(11)は、第2図に示すように、2分割構
造に形成されたバルスヒータ(12a) . (12b
)からなり、図示しない通電制御部の制御により一定時
間通電することができ、この通電により瞬間的に発熱す
るようになっている。
上記保持台(to) , (10)に保持された熱溶融
性部材(t),(1)の各端部は、このバルスヒー夕か
らなる被覆体(1l)から接合上必要とする一定長さ露
出している。
まず、上記対向する端部間に加熱体く13)を介在させ
て、各端部を加熱溶融する。つぎに、(b)に示すよう
に、加熱体(l3)を取除き、一対の保持台(10),
(i0)を矢印(14a) . (14b)で示すよう
に互いに接近する方向に動かして、上記加熱溶融した端
部を突合わせ密接させて融着する。このとき、その融着
による融着部の側方すなわち各端部の隣接部分外側を包
囲する被覆体(11),(11)間に融着バリ(5)が
はみ出し、この融着バリ(5)のために被覆体(11)
,(11)の対向端部が密接するまで保持台(10) 
, (10)を矢印(14a) , (14b)方向に
動かすことができなくなる。
そこで、上記パルスヒー夕からなる被覆体(11),(
l1)に一定時間電流を流して、各被覆体(11),(
1l)の瞬間的な発熱により融着バリ(5)を溶融させ
るとともに、(C)に示すように、被覆体(11),(
1l)の対向端部が密接するまで保持台(10). (
10)を移動させる。そして、融着バリ(5)を被覆体
(11).(11)の対向端部で熱溶融性部材(1).
(1)の融着部から分離する。
なお、一体に接合された熱溶融性部材は、その後、保持
台(10) , (10)の保持を解除することにより
取出すことができる。
ところで、従来方法では、融着バリに極薄部を作り、こ
の極薄部で融着バリを除去する方法であるため、ニッパ
などによる切除あるいは引張りによる除去を必要とした
が、この例の方法によれば、バルスヒー夕からなる被覆
体(11),(11)の密接により融着バリ(5)を融
着部から完全に分離するため、従来のように切除や引張
りを必要とせず、しかも、融着部の表面状態を良好に仕
上げることができる。
つぎに、他の実施例について説明する。
上記実施例では、被覆体を保持台に取付けたが、この被
覆体は、必ずしも保持台に固定する必要はなく、独立に
設けてもよい。
また、上記実施例では、被覆体をバルスヒー夕で構成し
、このパルスヒー夕の発熱により融着バリ(5)を接合
部から分離するようにしたが、このパルスヒー夕のかわ
りに、被覆体を発熱しない被覆体とし、融着により被覆
体間にはみだした融着バリにたとえば熱風を吹付けるな
ど他の加熱手段により溶融するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、熱溶融性部材の端部相互間に
板状の加熱体を介在させて各端部を加熱したが、この加
熱体は、第3図および第4図に示すように、加熱体(1
3)に熱溶融性部材(1) , (1)の各端部断面よ
り2〜3mm大きい類似形状の凹孔(1G) , (1
B)を形成し、その各凹孔(te) , (1B)に熱
溶融性部材(1),(1)の各端部を接触しないように
挿入して加熱するようにするとよい。
すなわち、上記実施例のように熱溶融性部材の端部相互
間に板状の加熱体を介在させ、かつその各端部を加熱体
から1〜2111離して加熱する場合(間接加熱)は、
端部の溶融に約15秒かかる。また、加熱体からの距離
により熱溶融性部材の溶融状態が大きく違うため、溶融
部材の切断精度が要求される。一方、この板状の加熱体
に端部を密着させて加熱する場合(直接加熱)は、約5
秒で溶融させることができる。つまり、間接加熱は、溶
融時間が長く、作業能率が低いが、直接加熱では、間接
加熱よりも溶融時間を短縮でき、作業能率を向上させる
ことができる。しかし反面、溶融部が加熱体に付着する
ため、毎回それを取除く必要があるばかりでなく、その
付着物が過熱されて有毒ガスを発生する。
しかし、こ,の例の加熱体(l3)のように凹孔(1B
),(l6)を形成し、その凹孔(1B) , (1B
)内に熱溶融性部材(1).(1)の各端部を非接触に
挿入して、各端部を端面および側面から加熱するように
すると、間接加熱であるにもかかわらず、その溶融時間
を直接加熱と同程度とすることができ、かつ接合前の熱
溶融性部材の切断精度も低くてよく、プレス切断などに
よる高速切断が可能となり、作業能率を向上させること
ができる。
なお、このような加熱体(l3)は、単体てなく、板状
の加熱体、熱溶融性部材の端部所面と類似形状の開孔を
形成した加熱体など複数個の加熱体を組合わせても構成
することができる。
〔発明の効果] 接合しようとする熱溶融性部材の端部相互を一定長さ露
出させて各端部の隣接部分外側全周に被覆体を密着させ
て包囲し、その端部相互を加熱溶融して融着したのち、
その融着部の側方にはみ出1た融着バリを加熱手段によ
り加熱溶融するとともに、被覆体の対向端部を密接させ
ると、この被覆体の密接により融着バリを従来のように
ニッパなどによる切除や引張りを必要とせず、自動的に
分離でき、かつ接合部の表面状態を良好に仕上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の実施例の説明図で、第
1図(a)ないし(C)はそれぞれその一実施例である
熱溶融性部材の接合方法を説明するための工程図、第2
図はその一実施例に使用されるパルスヒー夕からなる被
覆体の構造を示す図、第3図は他の実施例に使用される
加熱体の構造を示す斜視図、第4図(a)および(b)
はそれぞれその加熱体の断面で示した平面図および正面
図、第5図は従来の熱溶融性部材の接合方法を説明する
ための斜視図、第6図(a)および(b)はそれぞれそ
の工程図である。 1・・・熱溶融性部材  5・・・融着バリ10・・・
保持台     11・・・被覆体13・・・加熱体 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 5(亀II(り)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 接合しようとする熱溶融性部材の端部相互を一定長さ露
    出させて各端部の隣接部分外側全周に被覆体を密着させ
    て包囲し、上記端部相互を加熱溶融させる工程と、上記
    加熱溶融により溶融した端部相互を密接させて融着させ
    る工程と、上記融着により上記被覆体相互の接触部から
    はみだした融着バリを加熱手段により加熱溶融するとと
    もに上記被覆体の対向端部を密接させて上記融着バリを
    融着部から分離する工程とからなることを特徴とする熱
    溶融性部材の接合方法。
JP5698389A 1989-03-09 1989-03-09 熱溶融性部材の接合方法 Pending JPH02235617A (ja)

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JP (1) JPH02235617A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013137064A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 内山工業株式会社 ガスケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013137064A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 内山工業株式会社 ガスケット

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