JPH02232874A - トラック検索装置 - Google Patents
トラック検索装置Info
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- JPH02232874A JPH02232874A JP1054054A JP5405489A JPH02232874A JP H02232874 A JPH02232874 A JP H02232874A JP 1054054 A JP1054054 A JP 1054054A JP 5405489 A JP5405489 A JP 5405489A JP H02232874 A JPH02232874 A JP H02232874A
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08529—Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
- G11B21/081—Access to indexed tracks or parts of continuous track
- G11B21/083—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
- G11B21/085—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs with track following of accessed part
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、多数のトラックを有する記録担体より所望す
るトラックを検索するトラック検索装置に関するもので
ある。
るトラックを検索するトラック検索装置に関するもので
ある。
従来の技術
従来の装置としては、例えば光学式記録再生装置がある
. 光学式記録再生装置は、同心円状の凹凸構造によるトラ
ックを有する基材表面に、光学的に記録,再生可能な材
料膜を蒸着等の手法で形成した情報担体(以下ディスク
と称する)上に、半導体レーザー等の光源から発生した
光ビームを収束レンズにより収束照射し、信号の再生時
には比較的弱い一定の光量にしてディスクからの反射光
より信号を読み取り、信号の記録時には記録する信号に
応じて光ビームの光量を強弱に変調して信号の書き込み
を行うものである. このような光学式記録再生装置では、光ビームが記録材
料膜上で常に略々所定の収束状態となるように制御する
フォーカス制御及び光ビームが常に所定のトラック上に
位置するように制御するトランキング制御が行われてい
る。また更にビームをディスク上の所望する任意のトラ
ックに移動させるために、トラッキング制御を不動作に
し光ビームを目標トラックに向けてディスク半径方向に
移送し、光ビームが目標トラックに到達した時に再びト
ラッキング制御を動作させるトラック検索制御が行われ
る. トラック検索制御で重要なことの1つに、光ビームが、
目標トラックを横切るときの速度、即ちトラッキング引
き込み速度がある。トラッキング制御の制御帯域は有限
であり、通常数KHz程度である.よってトラッキング
引き込み速度が速過ぎると、目標トラックへのトラッキ
ング制御の引き込みに失敗する.また逆にトラッキング
引き込み速度が遅過ぎるとトラック検索に要する時間が
長くなってしまう. そこでトラック検索において光ビームをディスク半径方
向へ移送する際には、トラッキング引き込み速度を精度
よくコントロールし、目標トラックへのトラッキング制
御の安定な引き込みを行うために、光ビームの速度を制
御する速度制御を行っている. トラック検索は、光ビームの速度が検索動作中の光ビー
ムの現在位置に対応してあらかじめ定めた基準速度にな
るように光ビームをディスク半径方向に移送することに
よって行われる.速度制御を行うのに必要な光ビームの
移動速度は、光ビームがトラックを横断したときに生じ
るトラック横断信号の周期Tより検出される。また、光
ビームの現在位置は、トラック検索のスタートトラック
よりトラック横断信号を計数して求められる.光ビーム
がトラックをディスク半径方向に横切った時に生じるト
ラッキングエラー信号とトラック横断信号を第2図に示
す. トラッキングエラー信号は、光学的深さ略々λ/8(λ
は光ビームの波長)の凹凸構造のトラックに対し、第2
図(a), (b)の様にプッシュブル法で取り出せる
事は既知であり、その説明は省略する.第2図(C)は
トラッキングエラー信号を2値化した2値化信号であり
、第2図(d)はその立ち上がリエッジを検出したエッ
ジ検出信号である.このエノジ検出信号は、光ビームが
トラックの中央を横断した時に生じ゜Cおり、トラック
横断信号となっている。従ってこの信号をトラック検索
開始時より計数した値は光ビームの現在位置を表してい
る。またトラックはディスクの半径方向に略々同一間隔
Pで設けられているので、トラック横断信号の周期をT
とすると、光ビームの速度■はV − P/T で求めることができる. また、第2図(e)は第2図(C)の立ち上がりおよび
立ち下がりエッジを検出した信号である.この信号の周
期をtとすると光ビームの速度■は同様にV−P/2t としても求めることができる. 発明が解決しようとする課題 一般に、ディスクにはゴミ,ほこり,あるいは傷などに
よるドロップアウトが存在する.また装置自身にも機器
ノイズが存在する.これらドロップアウトや機器ノイズ
がトラッキングエラー信号に混入すると、2値化信号に
パルス状のノイズが発生し、トラック横断信号の周期が
極端に短くなる.前述のように光ビームの速度はトラッ
ク横断信号の周期より検出するため、光ビームの速度を
異常に速い速度に誤検出する.その結果、光ビームの速
度を減速する信号が印加され、異常な速度変動が生じ、
トラッキング制御の引き込みに失敗することがある. 本発明は上記問題点に鑑み、光ビームの速度誤検出に起
因する、光ビームの異常な急減速を防止し、安定に所望
するトラックを検索するトラック検索装宜を徒供するも
のである. 課題を解決するための手段 第1の発明は、情報を記録するあるいは情報が記録され
ているトラックを有する情報担体上より信号を再生ある
いは記録するための変換手段と、前記変換手段を前記情
報担体と略々水平かつトラックと垂直な方向に移動させ
る移動手段を有し、前記変換手段が位置しているトラッ
クより他の所望する目標トラックへと移動させるトラッ
ク検索装置であって、前記変換手段の速度を離散的にサ
ンプリングする速度検出手段と前記速度検出手段の検出
する速度を所定の速度値と比較する比較手段を設け、前
記比較手段の出力に応じて、前記速度検出手段を再度サ
ンプリング動作させるように構成したものである. また第2の発明は、情報を記録するあるいは情報が記録
されているトラックを有する情報担体上より信号を再生
あるいは記録するための変換手段と、前記変換手段を前
記情報11体と略々水平かつトラックと垂直な方向に移
動させる移動手段を有し、前記変換手段が位置している
トラックより他の所望する目標トラックへと移動させる
トラック検索装置であって、前記変換手段の速度を離散
的にサンプリングする速度検出手段と前記速度検出手段
の検出する速度を所定の速度値と比較する比較手段を設
け、前記比較手段の出力に応じて、前記速度検出手段の
少なくとも1回以上前にサンプリングした速度値を出力
するように構成したものである. 作用 本発明は上記のように構成することによって、ディスク
のドロップアウトや機器ノイズによって速度誤検出の起
こったことを、速度検出手段の出力を所定の値と比較し
て検出し、再度サンプリング動作を行うので、光ビーム
の異常な急減速が防止され、安定なトラック検索を行う
ことができる.また同様に、速度誤検出の発生したこと
を、速度検出手段の出力を所定の値と比較して検出し、
少なくとも1回以上前にサンプリングした速度値に置き
換えるので、光ビームの異常な急減速が防止され、安定
にトラック検索を行うことができる.実施例 以下本発明の一実施例のトラック検索装置について、図
面を参照しながら説明する. 第1の発明は、光ビームの速度誤検出に起因する光ビー
ムの異常な急減速を防止し、安定にトラック検索を行う
ことが目的であり、第1図はこの一実施例を示したブロ
ック図である。収束レンズlと反射ミラー2は移送台3
上に搭載され、ボイスコイルモーター4で、ディスクモ
ーター5によって回転されているディスク6の略々半径
方向に駆動されるように構成されている.半導体レーザ
等の光fl7を出た光ビームは光ビームを千行光にする
ためのコリメータレンズ8を通り、偏光ビームスプリン
ター9及び1/4λ板10(λは光ビームの波長)を通
り移送台3上に搭載された反射ミラー2に照射される.
反射ミラー2により反射された光ビームは収束レンズ1
により収束されてディスク6に照射される.ディスク6
よりの反射光は収束レンズ1を通り反射ミラー2で反射
され、1/4λ板lOを通り偏光ビームスブリッタ−9
で反射され、2分割光検出器11に入射する.2分割光
検出器llの分割線は受光面上におけるトラックの長手
方向となるように配置されている.2分割光検出器11
の出力信号は差動増幅器12に人力される.このように
して構成された差動増幅器l2の出力信号が第2図C#
3)に示すようなトラッキングエラー信号となることは
既知である.トラッキングエラー信号は、位相補償回路
14.スイッチ15.加算回路16.駆動回路17を介
してボイスコイルモーター4に入力されて、トラッキン
グ制御が構成されている. 位相補償回路14はトラッキング制御の制御的な安定性
を確保するために、またスイッチ15はトラッキング制
御の動作.不動作を切り換えるために設けられている. トラ?キングエラー信号はトラック横断信号検出回路1
日にも入力されている。トラック横断信号検出回路l8
は、第2図で説明したようにトラッキングエラー信号に
基づきトラック横断信号(第2図(d)の信号)を出力
するように構成されている. トラック横断信号はタイマー20に入力される.タイマ
ー20はトラック横断信号の周期を測定し、測定値DT
はマイクロコンピューター(以下マイコンと称す)26
によって読み取ることができるように構成されている.
タイマー20からはトラック横断信号の周期の測定が終
了したことを知らせる終了信号ACMPがマイコン26
に、またマイコン26からはタイマー20の測定値DT
をクリアーし周期測定を開始させるクリアー信号CLR
がそれぞれ接続されている.トラック横断信号は計数値
のブリセットの可能なカウンター25にも人力されてい
る.カウンター25はトラック横断本数を計数するもの
であり、計数値DCはマイコン26によって読み取るこ
とができるように構成されている.カウンター25の計
数値DCは、一致検出回路29に入力されている.一致
検出回路29はカウンター25の計数値DCと零とを比
較し、一致信号をマイコン26に出力する。
. 光学式記録再生装置は、同心円状の凹凸構造によるトラ
ックを有する基材表面に、光学的に記録,再生可能な材
料膜を蒸着等の手法で形成した情報担体(以下ディスク
と称する)上に、半導体レーザー等の光源から発生した
光ビームを収束レンズにより収束照射し、信号の再生時
には比較的弱い一定の光量にしてディスクからの反射光
より信号を読み取り、信号の記録時には記録する信号に
応じて光ビームの光量を強弱に変調して信号の書き込み
を行うものである. このような光学式記録再生装置では、光ビームが記録材
料膜上で常に略々所定の収束状態となるように制御する
フォーカス制御及び光ビームが常に所定のトラック上に
位置するように制御するトランキング制御が行われてい
る。また更にビームをディスク上の所望する任意のトラ
ックに移動させるために、トラッキング制御を不動作に
し光ビームを目標トラックに向けてディスク半径方向に
移送し、光ビームが目標トラックに到達した時に再びト
ラッキング制御を動作させるトラック検索制御が行われ
る. トラック検索制御で重要なことの1つに、光ビームが、
目標トラックを横切るときの速度、即ちトラッキング引
き込み速度がある。トラッキング制御の制御帯域は有限
であり、通常数KHz程度である.よってトラッキング
引き込み速度が速過ぎると、目標トラックへのトラッキ
ング制御の引き込みに失敗する.また逆にトラッキング
引き込み速度が遅過ぎるとトラック検索に要する時間が
長くなってしまう. そこでトラック検索において光ビームをディスク半径方
向へ移送する際には、トラッキング引き込み速度を精度
よくコントロールし、目標トラックへのトラッキング制
御の安定な引き込みを行うために、光ビームの速度を制
御する速度制御を行っている. トラック検索は、光ビームの速度が検索動作中の光ビー
ムの現在位置に対応してあらかじめ定めた基準速度にな
るように光ビームをディスク半径方向に移送することに
よって行われる.速度制御を行うのに必要な光ビームの
移動速度は、光ビームがトラックを横断したときに生じ
るトラック横断信号の周期Tより検出される。また、光
ビームの現在位置は、トラック検索のスタートトラック
よりトラック横断信号を計数して求められる.光ビーム
がトラックをディスク半径方向に横切った時に生じるト
ラッキングエラー信号とトラック横断信号を第2図に示
す. トラッキングエラー信号は、光学的深さ略々λ/8(λ
は光ビームの波長)の凹凸構造のトラックに対し、第2
図(a), (b)の様にプッシュブル法で取り出せる
事は既知であり、その説明は省略する.第2図(C)は
トラッキングエラー信号を2値化した2値化信号であり
、第2図(d)はその立ち上がリエッジを検出したエッ
ジ検出信号である.このエノジ検出信号は、光ビームが
トラックの中央を横断した時に生じ゜Cおり、トラック
横断信号となっている。従ってこの信号をトラック検索
開始時より計数した値は光ビームの現在位置を表してい
る。またトラックはディスクの半径方向に略々同一間隔
Pで設けられているので、トラック横断信号の周期をT
とすると、光ビームの速度■はV − P/T で求めることができる. また、第2図(e)は第2図(C)の立ち上がりおよび
立ち下がりエッジを検出した信号である.この信号の周
期をtとすると光ビームの速度■は同様にV−P/2t としても求めることができる. 発明が解決しようとする課題 一般に、ディスクにはゴミ,ほこり,あるいは傷などに
よるドロップアウトが存在する.また装置自身にも機器
ノイズが存在する.これらドロップアウトや機器ノイズ
がトラッキングエラー信号に混入すると、2値化信号に
パルス状のノイズが発生し、トラック横断信号の周期が
極端に短くなる.前述のように光ビームの速度はトラッ
ク横断信号の周期より検出するため、光ビームの速度を
異常に速い速度に誤検出する.その結果、光ビームの速
度を減速する信号が印加され、異常な速度変動が生じ、
トラッキング制御の引き込みに失敗することがある. 本発明は上記問題点に鑑み、光ビームの速度誤検出に起
因する、光ビームの異常な急減速を防止し、安定に所望
するトラックを検索するトラック検索装宜を徒供するも
のである. 課題を解決するための手段 第1の発明は、情報を記録するあるいは情報が記録され
ているトラックを有する情報担体上より信号を再生ある
いは記録するための変換手段と、前記変換手段を前記情
報担体と略々水平かつトラックと垂直な方向に移動させ
る移動手段を有し、前記変換手段が位置しているトラッ
クより他の所望する目標トラックへと移動させるトラッ
ク検索装置であって、前記変換手段の速度を離散的にサ
ンプリングする速度検出手段と前記速度検出手段の検出
する速度を所定の速度値と比較する比較手段を設け、前
記比較手段の出力に応じて、前記速度検出手段を再度サ
ンプリング動作させるように構成したものである. また第2の発明は、情報を記録するあるいは情報が記録
されているトラックを有する情報担体上より信号を再生
あるいは記録するための変換手段と、前記変換手段を前
記情報11体と略々水平かつトラックと垂直な方向に移
動させる移動手段を有し、前記変換手段が位置している
トラックより他の所望する目標トラックへと移動させる
トラック検索装置であって、前記変換手段の速度を離散
的にサンプリングする速度検出手段と前記速度検出手段
の検出する速度を所定の速度値と比較する比較手段を設
け、前記比較手段の出力に応じて、前記速度検出手段の
少なくとも1回以上前にサンプリングした速度値を出力
するように構成したものである. 作用 本発明は上記のように構成することによって、ディスク
のドロップアウトや機器ノイズによって速度誤検出の起
こったことを、速度検出手段の出力を所定の値と比較し
て検出し、再度サンプリング動作を行うので、光ビーム
の異常な急減速が防止され、安定なトラック検索を行う
ことができる.また同様に、速度誤検出の発生したこと
を、速度検出手段の出力を所定の値と比較して検出し、
少なくとも1回以上前にサンプリングした速度値に置き
換えるので、光ビームの異常な急減速が防止され、安定
にトラック検索を行うことができる.実施例 以下本発明の一実施例のトラック検索装置について、図
面を参照しながら説明する. 第1の発明は、光ビームの速度誤検出に起因する光ビー
ムの異常な急減速を防止し、安定にトラック検索を行う
ことが目的であり、第1図はこの一実施例を示したブロ
ック図である。収束レンズlと反射ミラー2は移送台3
上に搭載され、ボイスコイルモーター4で、ディスクモ
ーター5によって回転されているディスク6の略々半径
方向に駆動されるように構成されている.半導体レーザ
等の光fl7を出た光ビームは光ビームを千行光にする
ためのコリメータレンズ8を通り、偏光ビームスプリン
ター9及び1/4λ板10(λは光ビームの波長)を通
り移送台3上に搭載された反射ミラー2に照射される.
反射ミラー2により反射された光ビームは収束レンズ1
により収束されてディスク6に照射される.ディスク6
よりの反射光は収束レンズ1を通り反射ミラー2で反射
され、1/4λ板lOを通り偏光ビームスブリッタ−9
で反射され、2分割光検出器11に入射する.2分割光
検出器llの分割線は受光面上におけるトラックの長手
方向となるように配置されている.2分割光検出器11
の出力信号は差動増幅器12に人力される.このように
して構成された差動増幅器l2の出力信号が第2図C#
3)に示すようなトラッキングエラー信号となることは
既知である.トラッキングエラー信号は、位相補償回路
14.スイッチ15.加算回路16.駆動回路17を介
してボイスコイルモーター4に入力されて、トラッキン
グ制御が構成されている. 位相補償回路14はトラッキング制御の制御的な安定性
を確保するために、またスイッチ15はトラッキング制
御の動作.不動作を切り換えるために設けられている. トラ?キングエラー信号はトラック横断信号検出回路1
日にも入力されている。トラック横断信号検出回路l8
は、第2図で説明したようにトラッキングエラー信号に
基づきトラック横断信号(第2図(d)の信号)を出力
するように構成されている. トラック横断信号はタイマー20に入力される.タイマ
ー20はトラック横断信号の周期を測定し、測定値DT
はマイクロコンピューター(以下マイコンと称す)26
によって読み取ることができるように構成されている.
タイマー20からはトラック横断信号の周期の測定が終
了したことを知らせる終了信号ACMPがマイコン26
に、またマイコン26からはタイマー20の測定値DT
をクリアーし周期測定を開始させるクリアー信号CLR
がそれぞれ接続されている.トラック横断信号は計数値
のブリセットの可能なカウンター25にも人力されてい
る.カウンター25はトラック横断本数を計数するもの
であり、計数値DCはマイコン26によって読み取るこ
とができるように構成されている.カウンター25の計
数値DCは、一致検出回路29に入力されている.一致
検出回路29はカウンター25の計数値DCと零とを比
較し、一致信号をマイコン26に出力する。
更にマイコン26には、出力がスイッチ34を介して加
算回路16に入力されるD/Aコンバーター33が接続
されており、マイコン26は移送台3を駆動することが
可能となっている.スイッチ15.34のコントロール
信号はマイコン26より出力されており、その動作はマ
イコン26によって制御される。一敗信号,クリアー信
号CLR,終了信号ACMPは2値信号であり、以降の
説明ではハイレベルを“H”、ロウレベルを“L″で表
す. 以下、トラック検索の動作を順を追って説明することに
よって各部の詳細な動作を説明する。
算回路16に入力されるD/Aコンバーター33が接続
されており、マイコン26は移送台3を駆動することが
可能となっている.スイッチ15.34のコントロール
信号はマイコン26より出力されており、その動作はマ
イコン26によって制御される。一敗信号,クリアー信
号CLR,終了信号ACMPは2値信号であり、以降の
説明ではハイレベルを“H”、ロウレベルを“L″で表
す. 以下、トラック検索の動作を順を追って説明することに
よって各部の詳細な動作を説明する。
トラック検索を行う前にはスイッチ15はON、スイッ
チ34はOFFされて、トラッキング制御が動作し光ビ
ームは所定のトラックに追従している. トラック検索に先立って先ずトラック検索開始トラック
から目標トラックまでのトラック差がマイコン26から
カウンター25にブリセットされるとともに、光ビーム
を目標トラックに向けて加速するための所定の駆動初期
値がD/Aコンバーター33にセットされる.またクリ
アー信号CLR,終了信号ACMP,一致信号はすべて
“H”に設定されている.マイコン26よりの指令によ
ってスイッチ15がOFF,スイッチ34がONされ、
光ビームが目標トラックに向かって移動を始め、トラッ
ク検索が開始される。マイコン26は同時にクリアー信
号CLRを瞬時の間“L”にセットし再度“H”にセッ
トし直す.タイマー20はクリアー信号CLRの立ち下
がりエッジを検出すると、測定値DTをクリアーしトラ
ック横断信号の周期の計測を開始する.タイマー20は
トラック横断信号の周期を1周′M測定し終わると終了
信号ACMPを”L”にして、再度クリアー信号CLR
が11 L Tlになるまで測定値DTを保持し、周期
測定を行わない。カウンター25は、検索動作中トラッ
ク横断信号が入力される毎に計数値を1減ずる.従って
トラック検索中のカウンター25の計数値は、目標トラ
ックを基準としたときの光ビームの現在位置を表してい
る.本実施例は検索制御系の一部分をプログラミング化
し、マイコン26で処理を行うソフトウエアサーボ方式
のものである,第4図はマイコン26で行う処理の内、
特に本発明に関与する部分のフローチャートである.以
下、第4図のフローチャートを用いて説明を行う.マイ
コン26は終了信号ACMPが″L″になるのを待ち、
”L″になると直ちにタイマー20の保持されている測
定値DTを読み込み、DTに基づいて光ビームの検出速
度Vrealを次式に従って算出する.Vreal =
P / D T 但し Pはトラック間の距離である. 続いてマイコン26はカウンター250計数値DCを読
み込み、計数値DCに基づいて指令速度Vrefを算出
する.計数値DCと指令速度Vrefとの関係は第3図
のように、計数値DCが大きいほど櫓令速度Vrefも
大きくなるよう設定されている。カウンター25の計数
値DCが所定値より大きい場合に指令達度V refが
一定になっているのは、速度制御のダイナミックレンジ
の制限による悪影響を防ぐためである.次にマイコン2
6はカウンター25の計数値DCを所定計数値N1と比
較する.計数値DCがNlより大きい場合にはマイコン
26は光ビームの検出速度Vrealと指令達度Vre
fとの差を演算し、D/Aコンバーター33に出力し、
クリアー信号CLRを瞬時の間“L″にセットし再度“
H″にセットし直し、タイマー20によってトラック横
断信号の周期を測定する処理に戻る,D/Aコンバータ
ー33の出力は、スイッチ34.加算回路16,駆動回
路17を介してボイスコイルモーター4を駆動する.従
って、トラック検索が開始され、光ビームが目標トラッ
クに向かって移動するに連れてカウンター25の計数値
DCは減少し、それに対応して指令速度も小さ《なるの
で、光ビームの移動速度も減少する.一方、計数値DC
がN1より小さい場合には、マイコン26は、光ビーム
の検出速度Vrealを所定速度値N2と比較する,
VrealがN2よりも大きい場合には、クリアー信号
CLRを瞬時の間″L”にセントし再度’H″にセット
し直して、タイマー20によってトラック横断信号の周
期を測定する処理に戻る.またVrealがN2よりも
小さい場合には、マイコン26は計数値DCがN1より
大きい場合と同じ処理を行う.前述の第4図のフローチ
ャートを泪いたときに、ドロップアウトや8l器ノイズ
が混入した場合の動作について説明する.第8図にドロ
ップアウトや機器ノイズが混入したときの、トラッキン
グコ,ラー信号と2値化信号を第8ryJ(a).(b
)に示す.第8図(C)はその立ち上がりエッジを検出
したトラック横断信号である.また第8図(イ)は第8
図(ロ)の立ち上がりおよび立ち下がりエッジを検出し
た信号である.正常時の周期に比べ、パルス状のノイズ
部の周期Tl’は極端に短くなる.いま、周期TI’に
対応する光ビーム速度を■1′かつ、Vl’>82であ
るとすると、パルス状ノイズ発生時にマイコン26はD
/Aコンバーター33への出力値の夏出は行わず、トラ
ック横断信号の周期を測定する処理に戻る.そして、周
p.IITt’に代わり、正常な周期T1がマイコン2
6に読b込まれて、D/Aコンバーター33への出力値
が算出されるので、光ビームの急激な減速を防止できる
. また所定速度値N2は、第3図に示す所定の計測値Nl
に対応する指令速度N3に対しN2>N3 を満足するように設定されている.その理由について述
べる.トラック検索中、光ビームは目漂トラックに向か
って略々指令迷度Vref で移動するので、カウンタ
ー25の計数値DCがNlより小さい場合、即ち目標ト
ラックからNlトラック以内の位置では略々所定速度N
3以下の速度で移動している.カウンター25の計数価
DCが所定計測{fiNlより大きいときに、検出速度
Vrealと所定速度値N2との比較を行わないのは、
光ビームが実際に所定速度値N2より大きい指令達度V
refで略々移動しているためである.また所定速度値
N2をN3よりも大きくしているのは、指令速度Vre
fに対する追従誤差による誤動作を防止するためである
. 一方、一致検出回路29は、カウンター25の計数値が
零となったときに、一致信号“L”を、不一致のときに
は”H’を、マイコン26に出力する様構成されている
.カウンター25の計数値が零となったとき、光ビーム
は目標トラック上に到達したことになる.マイコン26
は一致信号が”L″になると、直ちにスイッチ34をO
FFに、スイッチl5をONにして、トラッキング制御
を動作させてトラック検索は終了する. 以上のように構成することによって、ディスクのドロッ
プアウトや機器ノイズがトラッキングエラー信号に混入
し、2値化信号にパルス状のノイズが発生し、光ビーム
の速度を、実際の速度よりも異常に速い速度値に誤検出
した場合でも、再度速度検出を行うことにより、光ビー
ムの異常な急減速を防止でき、安定にトラック検索を行
うことができる. 本実施例ではカウンター25の計数値DCがN1より大
きくかつ検出速度VrealがN2より大きい場合に再
度速度検出を行うように構成したが、さらにカウンター
25の計数値DCが所定の計測値Mlより大きくかつ検
出速度Vrealが所定速度値M2より大きい場合にも
再度速度検出を行うというように、再度速度検出を行う
条件を複数設けることによって、より前述の効果を増す
ことができる.このとき所定速度値M2は、第3図に示
す所定の計測値M1に対応する指令速度M3に対しM2
>M3 を満足するように設定する. 第5図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である.第5図において、第1図と同じブロックには同
一番号を付しその説明を省略する.本実施例では、光ビ
ームの速度を移送台3に取り付けられた速度センサー4
0より検出する.速度センサー40は、第6図に示すよ
うにコイル41とマグネット42で構成され、電磁力に
より速度を電圧に変換するものである.速度センサー4
0の出力はA/Dコンバーター43でディジタル値に変
換されて離散的にマイコン26より読み取り可能なよう
に構成されている.本実施例も第1の実施例と同じくソ
フトウェアーサーボ方式である.第7図はマイコン26
で行う処理の内、特に第2の実施例に関与する部分のフ
ローチャ〜トである.以下、第7図のフローチャートを
用いて説明を行う.トラック検索に先立ってまずマイコ
ン26はトラック差をカウンター25にブリセットされ
、所定の駆動初期値がD/Aコンバーター33にセント
された後、スイッチ15がOFF,スイッチ34がON
され、検索動作が開始される.それと同時にマイコン2
6は検出速度Vrealを読み込む.検出速度Vrea
lは速度センサー40の出力を^/θコンバーター43
でディジタル値に変喚したものである.続いてマイコン
26はカウンター25の計数値DCを読み込み、DCに
基づいて指令速度Vrefを算出する.計数値DCと指
令速度Vrefとの関係は第1の実施例と同様に、第3
図のように設定されている.マイコン26はカウンター
25の計数値DCを所定計数41iN1と比較する.D
CがN1より大きい場合にはマイコン26は光ビームの
検出達度Vrealと指令速度Vrefとの差を演算し
、D/Aコンバーター33に出力し、速度センサー40
の出力をA/Dコンバーター43によってディジタル値
に変換して読み込む処理に戻る,D/Aコンバーター3
3の出力は、スイッチ34,加算回路16,駆動回路1
7を介してボイスコイルモーター4を駆動する.一方、
計数値DCがN1より小さい場合には、マイコン26は
、光ビームの検出達度Vrealを所定速度値N2と比
較する, VrealがN2よりも大きい場合には、直
ちにA/Dコンバーター43によって速度センサー40
の出力をディジタル値に変換して読み込む処理に戻る.
またVrealがN2よりも小さい場合には、マイコン
26は計数値DCがN1より大きい場合と同じ処理を行
う. 上述のように構成することによって、機器ノイズ等の原
因によって速度センサー40の出力にノイズが混入し、
異常な速度を検出した場合でも安定にトラソク検索を行
うことができる.次に第2の発明の一実施例であるトラ
ック検索装置について図面を用いて説明する.本発明は
、光ビームの速度誤検出に起因する光ビームの異常なゑ
,減速を防止し、安定にトラック検索を行うことが目的
である。本実施例も第1の発明の実施例と同じくソフト
ウエアーサーボ方式であり、ブロック図は第1図と同一
であるので説明を省略する.第9図はマイコン26で行
う処理の内、特に第2の発明に関与する部分のフローチ
ャートである.以下、第9図のフローチャートを用いて
説明を行う.トラック検索に先立ってまずマイコン26
は、1回前にサンプリングされた速度値Vreal−1
を記憶しておくマイコン26に内蔵されたメモリーをク
リアーする.さらにトラック差がカウンター25にブリ
セットされ、所定の駆動初期値がD/Aコンバーター3
3にセットされた後、スイッチ15がOFF.スイッチ
34がONされ、検索動作が開始される.それと同時に
マイコン26はクリアー信号CLRを瞬時の間″L“に
セットし再度“H”にセットし直し、タイマー20は測
定値DTをクリアーしトラック横断信号の周期の計測を
開始する.タイマー20がトラック横断信号の周期を1
周期測定し終わると終了信号ACMPが″L″になる.
マイコン26は終了信号ACMPが“L”になると、直
ちにタイマー20の保持されている測定値DTを読み込
み、DTに基づいて光ビームの検出達度Vrealを次
式に従って算出する. Vreal−P/DT 但し Pはトラック間の距離である. 続いてマイコン26はカウンター25の計数値DCを読
み込み、DCに基づいて指令速度Vrefを算出する.
計数値DCと指令速度V re4との関係は第1の発明
と同様に、第3図のように設定されている.次にマイコ
ン26はカウンター25の計数値DCを所定計数値N1
と比較する,DCがN1より大きい場合にはマイコン2
6は1回前にサンプリングされた速度値Vreal−1
を今回サンプリングされた速度値Vrealに置き換え
た後、光ビームの検出速度Vrealと指令速度Vre
fとの差を演算し、D/Aコンバーター33に出力し、
クリアー信号CLRを瞬時の間“L″にセットし、再度
“H”にセットし直し、タイマー20によってトラック
横断信号の周期を測定する処理に戻る.D/Aコンバー
ター33の出力は、スイッチ34.加算回路16,駆動
回路17を介してボイスコイルモーター4を駆動する.
一方、計数値DCがN1より小さい場合には、マイコン
26は、光ビームの検出速度Vrea!を所定速度値N
2と比較する。VrealがN2よりも大きい場合には
、今回サンプリングした速度値V rea lを、1回
前にサンブリングした速度値Vreal 1に置き換
える.その後、光ビームの検出速度Vrealと指令達
度Vrefとの差を演算し、D/Aコンバーター33に
出力し、クリアー信号CLRを瞬時の間1L”にセット
し再度“H″にセットし直し、タイマー20によってト
ラック横断信号の周期を測定する処理に戻る.従ってこ
のときには、1回前にサンプリングした速度値と、今回
読み取ったカウンター25の計数値に基づく指令速度V
refとの差がD/Aコンバーター33を介してボイス
コイルモーター4に加えられる.またVrealがN2
よりも小さい場合には、マイコン26はDCがN1より
大きい場合と同じ処理を行う. 前述の第9図のフローチャートを用いたときにドロップ
アウトや機器ノイズが混入した場合の動作について説明
する.第10図にドロップアウトや機器ノイズが混入し
たときの、トラッキングエラー信号と2値化信号を第1
0図(a).(ロ)に示す.第10図(C)はその立ち
上がりエッジを検出したトラック横断信号である.また
第8図(ロ)は第10図ら)の立ち上がりおよび立ち下
がりエッジを検出した信号である.1回前にサンプリン
グされた正常な周期T 2に比べ、パルス状のノイズ部
の周期T2’は極端に短くなる.いま、周期T2’に対
応する光ビーム速度をV2’かつ、V2’ >N2であ
るとすると、マイコン26はV2’を1回前にサンプリ
ングされた周期T2に対応する速度値v2に置換して、
D/Aコンバーター33への出力値の算出を行う。その
結果、光ビームの急激な減速を防止できる. 所定速度値N2は、第1の発明の実施例と同じに、第3
図に示す所定計測{iN1に対応する指令速度N3に対
し N2>83 を満足するように設定されている. その後、光ビームが目標トラック上に到達し、一致信号
が″L″になると、マイコン26は直ちにスイッチ34
をOFFに、スイッチl5をONにして、トラッキング
制御を動作させてトラック抹索は終了する. 以上のように構成することによって、ディスクのドロッ
プアウトや機器ノイズがトラッキングエラー信号に混入
し、2値化信号にパルス状のノイズが発生し、光ビーム
の速度を、実際の速度よりも異常に速い速度値に誤検出
した場合でも、少なくとも1回以上前にサンプリングし
た速度値に置き換えることによって、光ビームの異常な
急減速を防止でき、安定にトラック検索を行うことがで
きる. 本実施例ではカウンター25の計数値DCがNlより大
きくかつ検出速度VrealがN2より大きい場合に、
少なくとも1回以上前にサンプリング、した速度値に置
き換えるように構成したが、さらにカウンター25の計
数{iDcが所定の計測値M1より大きくかつ検出速度
Vrealが所定速度値M2より大きい場合にも少な《
とも1回以上前にサンプリングした速度値に置き換える
というように、少なくとも1回以上前にサンプリングし
た速度値に置き換える条件を複数設けることによって、
より前述の効果を増すことができる.このとき所定速度
値M2は、第3図に示す所定の計測値M1に対応する指
令速度M3に対し M2>M3 を満足するように設定する。
チ34はOFFされて、トラッキング制御が動作し光ビ
ームは所定のトラックに追従している. トラック検索に先立って先ずトラック検索開始トラック
から目標トラックまでのトラック差がマイコン26から
カウンター25にブリセットされるとともに、光ビーム
を目標トラックに向けて加速するための所定の駆動初期
値がD/Aコンバーター33にセットされる.またクリ
アー信号CLR,終了信号ACMP,一致信号はすべて
“H”に設定されている.マイコン26よりの指令によ
ってスイッチ15がOFF,スイッチ34がONされ、
光ビームが目標トラックに向かって移動を始め、トラッ
ク検索が開始される。マイコン26は同時にクリアー信
号CLRを瞬時の間“L”にセットし再度“H”にセッ
トし直す.タイマー20はクリアー信号CLRの立ち下
がりエッジを検出すると、測定値DTをクリアーしトラ
ック横断信号の周期の計測を開始する.タイマー20は
トラック横断信号の周期を1周′M測定し終わると終了
信号ACMPを”L”にして、再度クリアー信号CLR
が11 L Tlになるまで測定値DTを保持し、周期
測定を行わない。カウンター25は、検索動作中トラッ
ク横断信号が入力される毎に計数値を1減ずる.従って
トラック検索中のカウンター25の計数値は、目標トラ
ックを基準としたときの光ビームの現在位置を表してい
る.本実施例は検索制御系の一部分をプログラミング化
し、マイコン26で処理を行うソフトウエアサーボ方式
のものである,第4図はマイコン26で行う処理の内、
特に本発明に関与する部分のフローチャートである.以
下、第4図のフローチャートを用いて説明を行う.マイ
コン26は終了信号ACMPが″L″になるのを待ち、
”L″になると直ちにタイマー20の保持されている測
定値DTを読み込み、DTに基づいて光ビームの検出速
度Vrealを次式に従って算出する.Vreal =
P / D T 但し Pはトラック間の距離である. 続いてマイコン26はカウンター250計数値DCを読
み込み、計数値DCに基づいて指令速度Vrefを算出
する.計数値DCと指令速度Vrefとの関係は第3図
のように、計数値DCが大きいほど櫓令速度Vrefも
大きくなるよう設定されている。カウンター25の計数
値DCが所定値より大きい場合に指令達度V refが
一定になっているのは、速度制御のダイナミックレンジ
の制限による悪影響を防ぐためである.次にマイコン2
6はカウンター25の計数値DCを所定計数値N1と比
較する.計数値DCがNlより大きい場合にはマイコン
26は光ビームの検出速度Vrealと指令達度Vre
fとの差を演算し、D/Aコンバーター33に出力し、
クリアー信号CLRを瞬時の間“L″にセットし再度“
H″にセットし直し、タイマー20によってトラック横
断信号の周期を測定する処理に戻る,D/Aコンバータ
ー33の出力は、スイッチ34.加算回路16,駆動回
路17を介してボイスコイルモーター4を駆動する.従
って、トラック検索が開始され、光ビームが目標トラッ
クに向かって移動するに連れてカウンター25の計数値
DCは減少し、それに対応して指令速度も小さ《なるの
で、光ビームの移動速度も減少する.一方、計数値DC
がN1より小さい場合には、マイコン26は、光ビーム
の検出速度Vrealを所定速度値N2と比較する,
VrealがN2よりも大きい場合には、クリアー信号
CLRを瞬時の間″L”にセントし再度’H″にセット
し直して、タイマー20によってトラック横断信号の周
期を測定する処理に戻る.またVrealがN2よりも
小さい場合には、マイコン26は計数値DCがN1より
大きい場合と同じ処理を行う.前述の第4図のフローチ
ャートを泪いたときに、ドロップアウトや8l器ノイズ
が混入した場合の動作について説明する.第8図にドロ
ップアウトや機器ノイズが混入したときの、トラッキン
グコ,ラー信号と2値化信号を第8ryJ(a).(b
)に示す.第8図(C)はその立ち上がりエッジを検出
したトラック横断信号である.また第8図(イ)は第8
図(ロ)の立ち上がりおよび立ち下がりエッジを検出し
た信号である.正常時の周期に比べ、パルス状のノイズ
部の周期Tl’は極端に短くなる.いま、周期TI’に
対応する光ビーム速度を■1′かつ、Vl’>82であ
るとすると、パルス状ノイズ発生時にマイコン26はD
/Aコンバーター33への出力値の夏出は行わず、トラ
ック横断信号の周期を測定する処理に戻る.そして、周
p.IITt’に代わり、正常な周期T1がマイコン2
6に読b込まれて、D/Aコンバーター33への出力値
が算出されるので、光ビームの急激な減速を防止できる
. また所定速度値N2は、第3図に示す所定の計測値Nl
に対応する指令速度N3に対しN2>N3 を満足するように設定されている.その理由について述
べる.トラック検索中、光ビームは目漂トラックに向か
って略々指令迷度Vref で移動するので、カウンタ
ー25の計数値DCがNlより小さい場合、即ち目標ト
ラックからNlトラック以内の位置では略々所定速度N
3以下の速度で移動している.カウンター25の計数価
DCが所定計測{fiNlより大きいときに、検出速度
Vrealと所定速度値N2との比較を行わないのは、
光ビームが実際に所定速度値N2より大きい指令達度V
refで略々移動しているためである.また所定速度値
N2をN3よりも大きくしているのは、指令速度Vre
fに対する追従誤差による誤動作を防止するためである
. 一方、一致検出回路29は、カウンター25の計数値が
零となったときに、一致信号“L”を、不一致のときに
は”H’を、マイコン26に出力する様構成されている
.カウンター25の計数値が零となったとき、光ビーム
は目標トラック上に到達したことになる.マイコン26
は一致信号が”L″になると、直ちにスイッチ34をO
FFに、スイッチl5をONにして、トラッキング制御
を動作させてトラック検索は終了する. 以上のように構成することによって、ディスクのドロッ
プアウトや機器ノイズがトラッキングエラー信号に混入
し、2値化信号にパルス状のノイズが発生し、光ビーム
の速度を、実際の速度よりも異常に速い速度値に誤検出
した場合でも、再度速度検出を行うことにより、光ビー
ムの異常な急減速を防止でき、安定にトラック検索を行
うことができる. 本実施例ではカウンター25の計数値DCがN1より大
きくかつ検出速度VrealがN2より大きい場合に再
度速度検出を行うように構成したが、さらにカウンター
25の計数値DCが所定の計測値Mlより大きくかつ検
出速度Vrealが所定速度値M2より大きい場合にも
再度速度検出を行うというように、再度速度検出を行う
条件を複数設けることによって、より前述の効果を増す
ことができる.このとき所定速度値M2は、第3図に示
す所定の計測値M1に対応する指令速度M3に対しM2
>M3 を満足するように設定する. 第5図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である.第5図において、第1図と同じブロックには同
一番号を付しその説明を省略する.本実施例では、光ビ
ームの速度を移送台3に取り付けられた速度センサー4
0より検出する.速度センサー40は、第6図に示すよ
うにコイル41とマグネット42で構成され、電磁力に
より速度を電圧に変換するものである.速度センサー4
0の出力はA/Dコンバーター43でディジタル値に変
換されて離散的にマイコン26より読み取り可能なよう
に構成されている.本実施例も第1の実施例と同じくソ
フトウェアーサーボ方式である.第7図はマイコン26
で行う処理の内、特に第2の実施例に関与する部分のフ
ローチャ〜トである.以下、第7図のフローチャートを
用いて説明を行う.トラック検索に先立ってまずマイコ
ン26はトラック差をカウンター25にブリセットされ
、所定の駆動初期値がD/Aコンバーター33にセント
された後、スイッチ15がOFF,スイッチ34がON
され、検索動作が開始される.それと同時にマイコン2
6は検出速度Vrealを読み込む.検出速度Vrea
lは速度センサー40の出力を^/θコンバーター43
でディジタル値に変喚したものである.続いてマイコン
26はカウンター25の計数値DCを読み込み、DCに
基づいて指令速度Vrefを算出する.計数値DCと指
令速度Vrefとの関係は第1の実施例と同様に、第3
図のように設定されている.マイコン26はカウンター
25の計数値DCを所定計数41iN1と比較する.D
CがN1より大きい場合にはマイコン26は光ビームの
検出達度Vrealと指令速度Vrefとの差を演算し
、D/Aコンバーター33に出力し、速度センサー40
の出力をA/Dコンバーター43によってディジタル値
に変換して読み込む処理に戻る,D/Aコンバーター3
3の出力は、スイッチ34,加算回路16,駆動回路1
7を介してボイスコイルモーター4を駆動する.一方、
計数値DCがN1より小さい場合には、マイコン26は
、光ビームの検出達度Vrealを所定速度値N2と比
較する, VrealがN2よりも大きい場合には、直
ちにA/Dコンバーター43によって速度センサー40
の出力をディジタル値に変換して読み込む処理に戻る.
またVrealがN2よりも小さい場合には、マイコン
26は計数値DCがN1より大きい場合と同じ処理を行
う. 上述のように構成することによって、機器ノイズ等の原
因によって速度センサー40の出力にノイズが混入し、
異常な速度を検出した場合でも安定にトラソク検索を行
うことができる.次に第2の発明の一実施例であるトラ
ック検索装置について図面を用いて説明する.本発明は
、光ビームの速度誤検出に起因する光ビームの異常なゑ
,減速を防止し、安定にトラック検索を行うことが目的
である。本実施例も第1の発明の実施例と同じくソフト
ウエアーサーボ方式であり、ブロック図は第1図と同一
であるので説明を省略する.第9図はマイコン26で行
う処理の内、特に第2の発明に関与する部分のフローチ
ャートである.以下、第9図のフローチャートを用いて
説明を行う.トラック検索に先立ってまずマイコン26
は、1回前にサンプリングされた速度値Vreal−1
を記憶しておくマイコン26に内蔵されたメモリーをク
リアーする.さらにトラック差がカウンター25にブリ
セットされ、所定の駆動初期値がD/Aコンバーター3
3にセットされた後、スイッチ15がOFF.スイッチ
34がONされ、検索動作が開始される.それと同時に
マイコン26はクリアー信号CLRを瞬時の間″L“に
セットし再度“H”にセットし直し、タイマー20は測
定値DTをクリアーしトラック横断信号の周期の計測を
開始する.タイマー20がトラック横断信号の周期を1
周期測定し終わると終了信号ACMPが″L″になる.
マイコン26は終了信号ACMPが“L”になると、直
ちにタイマー20の保持されている測定値DTを読み込
み、DTに基づいて光ビームの検出達度Vrealを次
式に従って算出する. Vreal−P/DT 但し Pはトラック間の距離である. 続いてマイコン26はカウンター25の計数値DCを読
み込み、DCに基づいて指令速度Vrefを算出する.
計数値DCと指令速度V re4との関係は第1の発明
と同様に、第3図のように設定されている.次にマイコ
ン26はカウンター25の計数値DCを所定計数値N1
と比較する,DCがN1より大きい場合にはマイコン2
6は1回前にサンプリングされた速度値Vreal−1
を今回サンプリングされた速度値Vrealに置き換え
た後、光ビームの検出速度Vrealと指令速度Vre
fとの差を演算し、D/Aコンバーター33に出力し、
クリアー信号CLRを瞬時の間“L″にセットし、再度
“H”にセットし直し、タイマー20によってトラック
横断信号の周期を測定する処理に戻る.D/Aコンバー
ター33の出力は、スイッチ34.加算回路16,駆動
回路17を介してボイスコイルモーター4を駆動する.
一方、計数値DCがN1より小さい場合には、マイコン
26は、光ビームの検出速度Vrea!を所定速度値N
2と比較する。VrealがN2よりも大きい場合には
、今回サンプリングした速度値V rea lを、1回
前にサンブリングした速度値Vreal 1に置き換
える.その後、光ビームの検出速度Vrealと指令達
度Vrefとの差を演算し、D/Aコンバーター33に
出力し、クリアー信号CLRを瞬時の間1L”にセット
し再度“H″にセットし直し、タイマー20によってト
ラック横断信号の周期を測定する処理に戻る.従ってこ
のときには、1回前にサンプリングした速度値と、今回
読み取ったカウンター25の計数値に基づく指令速度V
refとの差がD/Aコンバーター33を介してボイス
コイルモーター4に加えられる.またVrealがN2
よりも小さい場合には、マイコン26はDCがN1より
大きい場合と同じ処理を行う. 前述の第9図のフローチャートを用いたときにドロップ
アウトや機器ノイズが混入した場合の動作について説明
する.第10図にドロップアウトや機器ノイズが混入し
たときの、トラッキングエラー信号と2値化信号を第1
0図(a).(ロ)に示す.第10図(C)はその立ち
上がりエッジを検出したトラック横断信号である.また
第8図(ロ)は第10図ら)の立ち上がりおよび立ち下
がりエッジを検出した信号である.1回前にサンプリン
グされた正常な周期T 2に比べ、パルス状のノイズ部
の周期T2’は極端に短くなる.いま、周期T2’に対
応する光ビーム速度をV2’かつ、V2’ >N2であ
るとすると、マイコン26はV2’を1回前にサンプリ
ングされた周期T2に対応する速度値v2に置換して、
D/Aコンバーター33への出力値の算出を行う。その
結果、光ビームの急激な減速を防止できる. 所定速度値N2は、第1の発明の実施例と同じに、第3
図に示す所定計測{iN1に対応する指令速度N3に対
し N2>83 を満足するように設定されている. その後、光ビームが目標トラック上に到達し、一致信号
が″L″になると、マイコン26は直ちにスイッチ34
をOFFに、スイッチl5をONにして、トラッキング
制御を動作させてトラック抹索は終了する. 以上のように構成することによって、ディスクのドロッ
プアウトや機器ノイズがトラッキングエラー信号に混入
し、2値化信号にパルス状のノイズが発生し、光ビーム
の速度を、実際の速度よりも異常に速い速度値に誤検出
した場合でも、少なくとも1回以上前にサンプリングし
た速度値に置き換えることによって、光ビームの異常な
急減速を防止でき、安定にトラック検索を行うことがで
きる. 本実施例ではカウンター25の計数値DCがNlより大
きくかつ検出速度VrealがN2より大きい場合に、
少なくとも1回以上前にサンプリング、した速度値に置
き換えるように構成したが、さらにカウンター25の計
数{iDcが所定の計測値M1より大きくかつ検出速度
Vrealが所定速度値M2より大きい場合にも少な《
とも1回以上前にサンプリングした速度値に置き換える
というように、少なくとも1回以上前にサンプリングし
た速度値に置き換える条件を複数設けることによって、
より前述の効果を増すことができる.このとき所定速度
値M2は、第3図に示す所定の計測値M1に対応する指
令速度M3に対し M2>M3 を満足するように設定する。
次に本発明第2の実施例であるトラック検索装置につい
て図面を用いて説明する.本実施例のブロック図は第5
図と同一であるので説明を省略する.本実施例も、光ビ
ームの速度を移送台3に取り付けられた速度センサー4
0より検出し、その出力はA/Dコンバーター43でデ
ィジタル417に変換されて、離散的にマイコン26に
よって検出速度Vrealとして読み取られる.また本
実施例も第1の実施例と同じくソフトウエアーサーボ方
式である。第11図はマイコン26で行う処理の内、特
に本実施例に関与する部分のフローチャートである.以
下、第11図のフローチャートを用いて説明を行う.ト
ラック検索に先立ってまずマイコン26は、1回前にサ
ンプリングされた速度値Vreal−1を記憶しておく
マイコン26に内蔵されたメモリーをクリアーする.さ
らにトラック差がカウンター25にブリセットされ、所
定の駆動初期値がD/Aコンバーター33にセットされ
た後、スイッチl5がOFF,スイッチ34がONされ
、検索動作が開始される6それと同時にマイコン26は
速度センサー40の出力をA/Dコンバーター43でデ
ィジタル値に変換して読み込む.続いてマイコン26は
カウンター25の計数値DCを読み込み、DCに基づい
て指令速度V refを算出する.計数値DCと指令速
度Vrefとの関係は第1の実施例と同様に、第3図の
ように設定されている. マイコン26はカウンター25の計数値DCを所定計数
値N1と比較する.DCがN1より大きい場合には、マ
イコン26は1回前にサンプリングされた速度値Vre
al−1を今回サンプリングされた速度値Vrealに
置き換えた後、光ビームの検出速度Vrealと指令速
度Vrefとの差を演算し、D/Aコンバーター33に
出力し、速度センサー40の出力をA/Dコンバーター
43によってディジタル値に変換して読み込む処理に戻
る。
て図面を用いて説明する.本実施例のブロック図は第5
図と同一であるので説明を省略する.本実施例も、光ビ
ームの速度を移送台3に取り付けられた速度センサー4
0より検出し、その出力はA/Dコンバーター43でデ
ィジタル417に変換されて、離散的にマイコン26に
よって検出速度Vrealとして読み取られる.また本
実施例も第1の実施例と同じくソフトウエアーサーボ方
式である。第11図はマイコン26で行う処理の内、特
に本実施例に関与する部分のフローチャートである.以
下、第11図のフローチャートを用いて説明を行う.ト
ラック検索に先立ってまずマイコン26は、1回前にサ
ンプリングされた速度値Vreal−1を記憶しておく
マイコン26に内蔵されたメモリーをクリアーする.さ
らにトラック差がカウンター25にブリセットされ、所
定の駆動初期値がD/Aコンバーター33にセットされ
た後、スイッチl5がOFF,スイッチ34がONされ
、検索動作が開始される6それと同時にマイコン26は
速度センサー40の出力をA/Dコンバーター43でデ
ィジタル値に変換して読み込む.続いてマイコン26は
カウンター25の計数値DCを読み込み、DCに基づい
て指令速度V refを算出する.計数値DCと指令速
度Vrefとの関係は第1の実施例と同様に、第3図の
ように設定されている. マイコン26はカウンター25の計数値DCを所定計数
値N1と比較する.DCがN1より大きい場合には、マ
イコン26は1回前にサンプリングされた速度値Vre
al−1を今回サンプリングされた速度値Vrealに
置き換えた後、光ビームの検出速度Vrealと指令速
度Vrefとの差を演算し、D/Aコンバーター33に
出力し、速度センサー40の出力をA/Dコンバーター
43によってディジタル値に変換して読み込む処理に戻
る。
D/Aコンバーター33の出力は、スイッチ34,加算
回路16.駆動回路17を介してボイスコイルモーター
4を駆動する.一方、計数値DCがN1より小さい場合
には、マイコン26は、光ビームの検出速度Vreal
を所定速度値N2と比較する.VrealがN2よりも
大きい場合には、今回サンプリングした速度値Vrea
lを、1回前にサンプリングした速度値Vreal
−1に置き換える.マイコン26は、その後、光ビーム
の検出速度Vrealと指令速度V refとの差を演
算し、D/Aコンバーター33に出力し、A/Dコンバ
ーター43によって速度センサー40の出力をディジタ
ル値に変換して読み込む処理に戻る.従ってこのときに
は、1回前にサンプリングした速度値と、今回読み取っ
たカウンター25の計数値に基づく指令速度V ref
との差がD/Aコンバーター33を介してボイスコイ
ルモーター4に加えられる.また、VrealがN2よ
りも小さい場合には、マイコン26は計数値DCがN1
より大きい場合と同じ処理を行う。
回路16.駆動回路17を介してボイスコイルモーター
4を駆動する.一方、計数値DCがN1より小さい場合
には、マイコン26は、光ビームの検出速度Vreal
を所定速度値N2と比較する.VrealがN2よりも
大きい場合には、今回サンプリングした速度値Vrea
lを、1回前にサンプリングした速度値Vreal
−1に置き換える.マイコン26は、その後、光ビーム
の検出速度Vrealと指令速度V refとの差を演
算し、D/Aコンバーター33に出力し、A/Dコンバ
ーター43によって速度センサー40の出力をディジタ
ル値に変換して読み込む処理に戻る.従ってこのときに
は、1回前にサンプリングした速度値と、今回読み取っ
たカウンター25の計数値に基づく指令速度V ref
との差がD/Aコンバーター33を介してボイスコイ
ルモーター4に加えられる.また、VrealがN2よ
りも小さい場合には、マイコン26は計数値DCがN1
より大きい場合と同じ処理を行う。
上述のように構成することによって、機器ノイズ等の原
因によって速度センサー40の出力にノイズが混入し、
異常な速度を検出した場合でも安定にトラック検索を行
うことができる.第1の発明の実施例及び第2の発明の
実施例では、トラック横断信号検出回路l8は第2図(
切に示すように、光ビームがトラックの中央を横断した
ことを検出するとしたが、第2図(e)に示すようにト
ラックの中央と、トラックとトラックの中点を横断した
ことを検出するように構成しても同様の効果を得られる
ことは明らかである.その場合には、トラック検索に先
立って先ずトラック検索開始トラックから目標トラック
までのトラック差の2倍の値がマイコン26からカウン
ター25にブリセットされる。さらに、第1の発明の第
1の実施例及び第2の発明の第1の実施例では、マイコ
ン26はタイマー20の測定値DTより光ビームの検出
達度Vrealを次式に従って算出する.Vreal=
P/ (2*DT) 但し Pはトラック間の距離である. 発明の効果 ディスクのドロップアウトや機器ノイズによって、光ビ
ームの速度を実際の速度よりも異常に速い速度値に誤検
出した場合でも、再度速度検出を行うことにより、光ビ
ームの異常な急減速を防止でき、安定にトラック検索を
行うことができる.また同様に光ビームの速度を、実際
の速度よりも異常に速い速度値に誤検出した場合でも、
少なくとも1回以上前にサンプリングした速度値に置き
換えることによって、光ビームの異常な急減速を防止で
き、安定にトラック検索を行うことができる.
因によって速度センサー40の出力にノイズが混入し、
異常な速度を検出した場合でも安定にトラック検索を行
うことができる.第1の発明の実施例及び第2の発明の
実施例では、トラック横断信号検出回路l8は第2図(
切に示すように、光ビームがトラックの中央を横断した
ことを検出するとしたが、第2図(e)に示すようにト
ラックの中央と、トラックとトラックの中点を横断した
ことを検出するように構成しても同様の効果を得られる
ことは明らかである.その場合には、トラック検索に先
立って先ずトラック検索開始トラックから目標トラック
までのトラック差の2倍の値がマイコン26からカウン
ター25にブリセットされる。さらに、第1の発明の第
1の実施例及び第2の発明の第1の実施例では、マイコ
ン26はタイマー20の測定値DTより光ビームの検出
達度Vrealを次式に従って算出する.Vreal=
P/ (2*DT) 但し Pはトラック間の距離である. 発明の効果 ディスクのドロップアウトや機器ノイズによって、光ビ
ームの速度を実際の速度よりも異常に速い速度値に誤検
出した場合でも、再度速度検出を行うことにより、光ビ
ームの異常な急減速を防止でき、安定にトラック検索を
行うことができる.また同様に光ビームの速度を、実際
の速度よりも異常に速い速度値に誤検出した場合でも、
少なくとも1回以上前にサンプリングした速度値に置き
換えることによって、光ビームの異常な急減速を防止で
き、安定にトラック検索を行うことができる.
第1図は第1の発明の第1の実施例におけるブロック図
、第2図は光ビームがトラックを横断するときのトラッ
キングエラー信号とトラック横断信号の説明図、第3図
はカウンターの計数値と指令速度との関係を説明するた
めの説明図、第4図は第1の発明の第1の実施例におけ
るマイクロコンビエーターで行う処理のフローチャート
、第5図は第1の発明の第2の実施例におけるブロック
図、第6図は速度センサーの構成図、第7図は第1の発
明の第2の実施例におけるマイクロコンピューターで行
う処理のフローチャート、第8図はノイズ混入時のトラ
ッキングエラー信号とトラック横断信号の説明図、第9
図は第2の発明の第1の実施例におけるマイクロコンピ
ューターで行う処理のフローチャート、第10図はノイ
ズ混入時のトラッキングエラー信号とトラック横断信号
の説明図、第11図は第2の発明の第2の実施例におけ
るマイクロコンピューターで行う処理のフローチャート
である. 1・・・・・・収束レンズ、3・・・・・・移送台、4
・旧・・ボイスコイルモー夕、7・・・・・・光源、1
l・・・・・・2分割光検出器、12・・・・・・差動
増幅器、18・・・・・・トラック横断信号検出回路、
20・・・・・・タイマー、33・・・・・・D/Aコ
ンバーター、26・旧・・マイクロコンビエーター、2
9・・・・・・一致検出回路、15.34・旧・・スイ
ッチ、16・・・・・・加算回路、40・旧・・速度セ
ンサー、43・・・・・・A/Dコンバーター第 図 第 図 言ヤ 1噂ミ有駈 DC 第 図 第 図 第 図 第 図 第10図
、第2図は光ビームがトラックを横断するときのトラッ
キングエラー信号とトラック横断信号の説明図、第3図
はカウンターの計数値と指令速度との関係を説明するた
めの説明図、第4図は第1の発明の第1の実施例におけ
るマイクロコンビエーターで行う処理のフローチャート
、第5図は第1の発明の第2の実施例におけるブロック
図、第6図は速度センサーの構成図、第7図は第1の発
明の第2の実施例におけるマイクロコンピューターで行
う処理のフローチャート、第8図はノイズ混入時のトラ
ッキングエラー信号とトラック横断信号の説明図、第9
図は第2の発明の第1の実施例におけるマイクロコンピ
ューターで行う処理のフローチャート、第10図はノイ
ズ混入時のトラッキングエラー信号とトラック横断信号
の説明図、第11図は第2の発明の第2の実施例におけ
るマイクロコンピューターで行う処理のフローチャート
である. 1・・・・・・収束レンズ、3・・・・・・移送台、4
・旧・・ボイスコイルモー夕、7・・・・・・光源、1
l・・・・・・2分割光検出器、12・・・・・・差動
増幅器、18・・・・・・トラック横断信号検出回路、
20・・・・・・タイマー、33・・・・・・D/Aコ
ンバーター、26・旧・・マイクロコンビエーター、2
9・・・・・・一致検出回路、15.34・旧・・スイ
ッチ、16・・・・・・加算回路、40・旧・・速度セ
ンサー、43・・・・・・A/Dコンバーター第 図 第 図 言ヤ 1噂ミ有駈 DC 第 図 第 図 第 図 第 図 第10図
Claims (8)
- (1)情報を記録するあるいは情報が記録されているト
ラックを有する情報担体上より信号を再生あるいは記録
するための変換手段と、前記変換手段を前記情報担体と
略々水平かつトラックと垂直な方向に移動させる移動手
段を有し、前記変換手段が位置しているトラックより他
の所望する目標トラックへと移動させるトラック検索装
置であって、前記変換手段の速度を離散的にサンプリン
グする速度検出手段と、前記速度検出手段の出力を所定
の速度値と比較する速度比較手段を設け、前記比較手段
の出力に応じて前記速度検出手段のサンプリング動作を
制御することを特徴とするトラック検索装置。 - (2)速度比較手段は変換手段が目標トラックの手前の
所定の位置より目標トラックに接近している状態で動作
させることを特徴とする請求項(1)記載のトラック検
索装置。 - (3)速度検出手段の出力が所定の速度値よりも大きい
場合には、前記速度検出手段を再度サンプリング動作さ
せることを特徴とする請求項(1)記載のトラック検索
装置。 - (4)速度検出手段は変換手段がトラックを横断したこ
とを検出する横断検出手段を備え、前記横断手段の出力
を計時することによって前記変換手段の速度を検出する
ことを特徴とする請求項(1)記載のトラック検索装置
。 - (5)情報を記録するあるいは情報が記録されているト
ラックを有する情報担体上より信号を再生あるいは記録
するための変換手段と、前記変換手段を前記情報担体と
略々水平かつトラックと垂直な方向に移動させる移動手
段を有し、前記変換手段が位置しているトラックより他
の所望する目標トラックへと移動させるトラック検索装
置であって、前記変換手段の速度を離散的にサンプリン
グする速度検出手段と、前記速度検出手段の出力を所定
の速度値と比較する速度比較手段を設け、前記比較手段
の出力に応じて、前記速度検出手段の少なくとも1回以
上前にサンプリングした速度値を出力することを特徴と
するトラック検索装置。 - (6)速度比較手段は変換手段が目標トラックの手前の
所定の位置より目標トラックに接近している状態で動作
させることを特徴とする請求項(5)記載のトラック検
索装置。 - (7)速度検出手段の出力が所定の速度値よりも大きい
場合に、前記速度検出手段が少なくとも1回以上前にサ
ンプリングした速度値を出力するように構成したことを
特徴とする請求項(5)記載のトラック検索装置。 - (8)速度検出手段は変換手段がトラックを横断したこ
とを検出する横断検出手段を備え、前記横断手段の出力
を計時することによって前記変換手段の速度を検出する
ことを特徴とする請求項(5)記載のトラック検索装置
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054054A JP2663616B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | トラック検索装置 |
US07/486,845 US5191566A (en) | 1989-03-07 | 1990-03-01 | Velocity detection method and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054054A JP2663616B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | トラック検索装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02232874A true JPH02232874A (ja) | 1990-09-14 |
JP2663616B2 JP2663616B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=12959902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1054054A Expired - Fee Related JP2663616B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | トラック検索装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5191566A (ja) |
JP (1) | JP2663616B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0778972B2 (ja) * | 1990-06-29 | 1995-08-23 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 光学ディスク駆動装置及びスパイラル・トラックのシーク方法 |
US5428590A (en) * | 1991-06-04 | 1995-06-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Information recording and reproducing apparatus and method in which an information recording or reproducing head seeks a desired track on a recording medium |
JPH05234286A (ja) * | 1991-12-26 | 1993-09-10 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | アクチュエータ制御装置及び方法 |
JP2716902B2 (ja) * | 1992-02-14 | 1998-02-18 | 富士通株式会社 | 光ディスク装置 |
JP2659500B2 (ja) * | 1992-09-17 | 1997-09-30 | 富士通株式会社 | 光ディスク装置のアクセス制御回路 |
JP3352132B2 (ja) * | 1992-12-11 | 2002-12-03 | キヤノン株式会社 | 光学的情報再生装置 |
JP2699842B2 (ja) * | 1993-12-16 | 1998-01-19 | 日本電気株式会社 | 速度検出回路 |
JPH0896379A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-12 | Nec Corp | 光ヘッドのトラッキング制御装置 |
US5719836A (en) * | 1995-04-07 | 1998-02-17 | Discovision Associates | Optical seeking method and apparatus generating track count signal from tracking error signal and data signal |
JP3062140B2 (ja) * | 1997-11-10 | 2000-07-10 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | 光ディスクドライブの制御方法 |
JP2000348357A (ja) | 1999-03-30 | 2000-12-15 | Sony Corp | 光ピックアップのトラックジャンプの制御方法 |
Citations (2)
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JPS6216463A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-24 | Babcock Hitachi Kk | ピリジン類の製法 |
JPS63184811A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-07-30 | Fujitsu Ltd | 速度制御系のエラ−訂正方式 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2349191A1 (fr) * | 1976-04-23 | 1977-11-18 | Thomson Brandt | Lecteur optique de disque d'information comportant un dispositif d'acces automatique aux informations |
US4332022A (en) * | 1978-03-27 | 1982-05-25 | Discovision Associates | Tracking system and method for video disc player |
US4375091A (en) * | 1978-06-30 | 1983-02-22 | Discovision Associates | Method and apparatus for information retrieval from an optically readable storage medium |
JPS599085A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-18 | Alps Electric Co Ltd | プリンタのリボン制御装置 |
US4740939A (en) * | 1985-05-22 | 1988-04-26 | Hitachi Ltd. | Apparatus for reproducing information recorded on a disk |
US4719610A (en) * | 1986-04-02 | 1988-01-12 | Optotech, Inc. | Objective lens velocity control system for use in an optical data storage system |
US4955011A (en) * | 1986-04-10 | 1990-09-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Information recording/reproducing apparatus with control device for maintaining head velocity below a critical velocity |
JPS63273219A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 光デイスク駆動装置 |
US4989190A (en) * | 1987-07-20 | 1991-01-29 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Apparatus for seeking a track of an optical disk in which information is recorded |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP1054054A patent/JP2663616B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-03-01 US US07/486,845 patent/US5191566A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6216463A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-24 | Babcock Hitachi Kk | ピリジン類の製法 |
JPS63184811A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-07-30 | Fujitsu Ltd | 速度制御系のエラ−訂正方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5191566A (en) | 1993-03-02 |
JP2663616B2 (ja) | 1997-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |