JPH02232835A - 光記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
光記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH02232835A JPH02232835A JP5317889A JP5317889A JPH02232835A JP H02232835 A JPH02232835 A JP H02232835A JP 5317889 A JP5317889 A JP 5317889A JP 5317889 A JP5317889 A JP 5317889A JP H02232835 A JPH02232835 A JP H02232835A
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Landscapes
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、プラスチック基板上に記録層と該記録層を覆
う保護層とを形成して成る光記録媒体に関する。
う保護層とを形成して成る光記録媒体に関する。
(従来の技術)
光記録媒体として従来から種々の構成のものが知られて
いるが、その中にプラスチック基板上に記録層と該記録
層を覆う保護層とを形成して成る構成のものが存在し、
かかる構成は例えばコンパクトディスク、光ディスク、
光磁気ディスク等において採用されている。
いるが、その中にプラスチック基板上に記録層と該記録
層を覆う保護層とを形成して成る構成のものが存在し、
かかる構成は例えばコンパクトディスク、光ディスク、
光磁気ディスク等において採用されている。
上記構成の光記録媒体の具体例としては、例えば片面に
情報記録部を有する円盤状のプラスチック透明基板を備
え、該基板の情報記録部上には記録層が形成されると共
に該記録層を覆う樹脂フイルム等のフイルム状保護層が
設けられ、該保護層はその内周部および外周部が上記情
報記録部の内周端よりも内周側および外周端よりも外周
側において上記基板に超音波融看,熱融看.接着剤等に
より接合されて成るものや、同じく片面に情報記録部を
有する円板状のプラスチック透明基板を備え、該基板の
情報記録部上には記録層が形成され、該記録層上および
該記録層の内外周端よりも内外周側の基板上に紫外線硬
化樹脂をディップ法.スビンコート法等により塗布し、
該樹脂に紫外線を照射し硬化させて保護層を形成して成
るものを挙げることができる。
情報記録部を有する円盤状のプラスチック透明基板を備
え、該基板の情報記録部上には記録層が形成されると共
に該記録層を覆う樹脂フイルム等のフイルム状保護層が
設けられ、該保護層はその内周部および外周部が上記情
報記録部の内周端よりも内周側および外周端よりも外周
側において上記基板に超音波融看,熱融看.接着剤等に
より接合されて成るものや、同じく片面に情報記録部を
有する円板状のプラスチック透明基板を備え、該基板の
情報記録部上には記録層が形成され、該記録層上および
該記録層の内外周端よりも内外周側の基板上に紫外線硬
化樹脂をディップ法.スビンコート法等により塗布し、
該樹脂に紫外線を照射し硬化させて保護層を形成して成
るものを挙げることができる。
上記光記録媒体における情報記録は、例えば上記記録層
に対してレーザビーム等の光ビームを照射することによ
り該記録層にピット(孔)を形成したり、結晶状態の変
化(相変化)を生じさせたり、あるいは磁化方向の反転
(光磁気)を生じさせたりすることにより行なわれ、情
報再生(読取)は、上記記録層に向けて上記基板の記録
層非層設面の側から光ビームを照射すると共に該光ビー
ムの該記録層からの反射光を受光し、上記ピットの有無
、結晶状態の変化、磁化方向の反転等における反射光の
光量変化等を検出することにより行なわれる。
に対してレーザビーム等の光ビームを照射することによ
り該記録層にピット(孔)を形成したり、結晶状態の変
化(相変化)を生じさせたり、あるいは磁化方向の反転
(光磁気)を生じさせたりすることにより行なわれ、情
報再生(読取)は、上記記録層に向けて上記基板の記録
層非層設面の側から光ビームを照射すると共に該光ビー
ムの該記録層からの反射光を受光し、上記ピットの有無
、結晶状態の変化、磁化方向の反転等における反射光の
光量変化等を検出することにより行なわれる。
なお、上記保護層は、上記記録層への塵埃の付着や傷の
発生は情報の記録あるいは読取りのエラーとなることに
鑑み、該記録層を塵埃の付着や傷の発生等から保護する
ものである。
発生は情報の記録あるいは読取りのエラーとなることに
鑑み、該記録層を塵埃の付着や傷の発生等から保護する
ものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかるに、上記構成の光記録媒体を製造するにあたって
、従来は上記プラスチック基板を成形直後に反りが小さ
くほぼ零となる様に成形したものを用いており、この様
に反りのない基板を用いた場合、該基板上に上記保護層
を形成すると、該保護層が上記フイルム状保護層の場合
該保護層の基板接合時における熱応力,保護層の熱収縮
あるいは接着剤の硬化収縮等により、又上記保護層が紫
外線硬化樹脂のコーティング膜から成る場合該樹脂の硬
化時における収縮により、基板に反り、つまり保護層形
成面を上にして中央部が下に凸となるような反りが生じ
、その結果情報の記録・再生時にフォーカスサーボエラ
ー等を引き起こして記録・再生が出来なくなる等の問題
が生じていた。
、従来は上記プラスチック基板を成形直後に反りが小さ
くほぼ零となる様に成形したものを用いており、この様
に反りのない基板を用いた場合、該基板上に上記保護層
を形成すると、該保護層が上記フイルム状保護層の場合
該保護層の基板接合時における熱応力,保護層の熱収縮
あるいは接着剤の硬化収縮等により、又上記保護層が紫
外線硬化樹脂のコーティング膜から成る場合該樹脂の硬
化時における収縮により、基板に反り、つまり保護層形
成面を上にして中央部が下に凸となるような反りが生じ
、その結果情報の記録・再生時にフォーカスサーボエラ
ー等を引き起こして記録・再生が出来なくなる等の問題
が生じていた。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、上記保護層を形成し
た後における基板の反りを解消し、記録・再生面での不
都合を改良した光記録媒体を提供することにある。
た後における基板の反りを解消し、記録・再生面での不
都合を改良した光記録媒体を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る第1の光記録媒体は、上記目的を達成する
ため、プラスチック基板上に記録層と該記録層を覆う保
護層とを形成して成る光記録媒体において、上記基板と
して、上記保護層を形成する前において保護層形成面側
を上にして中心部を上に凸となるよう反らせた形状のも
のを用い、該基板上に上記保護層を形成して成ることを
特徴とする。
ため、プラスチック基板上に記録層と該記録層を覆う保
護層とを形成して成る光記録媒体において、上記基板と
して、上記保護層を形成する前において保護層形成面側
を上にして中心部を上に凸となるよう反らせた形状のも
のを用い、該基板上に上記保護層を形成して成ることを
特徴とする。
本発明に係る第2の光記録媒体は、上記第1の光記録媒
体において、上記反らせた基板が、基板中心部に対して
基板外周部を0くα≦o.e ’なる角度αだけ保護層
非形成面の側に反らせたものであることを特徴とする。
体において、上記反らせた基板が、基板中心部に対して
基板外周部を0くα≦o.e ’なる角度αだけ保護層
非形成面の側に反らせたものであることを特徴とする。
本発明に係る光記録媒体の製造方法は、上記第1および
第2の光記録媒体を製造する方法であって、上記基板の
保護層形成面側を成形する金型と保護層非形成面側を成
形する金型とから成る分割型の成形金型を用い、上記保
護層形成面側を成形する金型と保護層非形成面側を成形
する金型との間に温度差を設けることによって上記保護
層形成面側を上にして中心部が上に凸となるよう反った
形状の上記基板を成形し、該基板上に上記記録層を形成
すると共に該記録層を覆って上記保護層を形成すること
を特徴とする。
第2の光記録媒体を製造する方法であって、上記基板の
保護層形成面側を成形する金型と保護層非形成面側を成
形する金型とから成る分割型の成形金型を用い、上記保
護層形成面側を成形する金型と保護層非形成面側を成形
する金型との間に温度差を設けることによって上記保護
層形成面側を上にして中心部が上に凸となるよう反った
形状の上記基板を成形し、該基板上に上記記録層を形成
すると共に該記録層を覆って上記保護層を形成すること
を特徴とする。
(作 用)
上記第1の光記録媒体においては、保護層を形成する前
において保護層形成面側を上にして中心部が上に凸とな
るよう反らせた形状の基板を用いて成るので、該基板の
保謹層形成面に上記フイルム状保護層を超音波融着,熱
融着あるいは接着剤等によって接合すると該接合に起因
する熱応力.保護層の熱収縮あるいは接着剤の硬化収縮
によって、また上記基板の保護層形成面側に上記紫外線
硬化樹脂を塗布して該樹脂を紫外線照射により硬化させ
ると該樹脂の硬化時の収縮によって、基板に対し最初の
反りの方向と反対の方向に反らせる力が作用し、該力に
よる基板の反りによって上記基板の最初の反りが相殺さ
れ、結局保護層形成後においては基板はほぼ反りの無い
平面状となり、良好な光記録媒体が得られる。
において保護層形成面側を上にして中心部が上に凸とな
るよう反らせた形状の基板を用いて成るので、該基板の
保謹層形成面に上記フイルム状保護層を超音波融着,熱
融着あるいは接着剤等によって接合すると該接合に起因
する熱応力.保護層の熱収縮あるいは接着剤の硬化収縮
によって、また上記基板の保護層形成面側に上記紫外線
硬化樹脂を塗布して該樹脂を紫外線照射により硬化させ
ると該樹脂の硬化時の収縮によって、基板に対し最初の
反りの方向と反対の方向に反らせる力が作用し、該力に
よる基板の反りによって上記基板の最初の反りが相殺さ
れ、結局保護層形成後においては基板はほぼ反りの無い
平面状となり、良好な光記録媒体が得られる。
上記第2の光記録媒体においては、上記保護層形成前に
おける基板の反りがあまり大きいと保護層形成後におい
てもその反りが所定の許容値以上残留することに鑑み、
その基板の反りを0くα≦O、θ0と規定して成るので
、基板の反りが所定の許容値以上残留するのを防止する
ことができる。
おける基板の反りがあまり大きいと保護層形成後におい
てもその反りが所定の許容値以上残留することに鑑み、
その基板の反りを0くα≦O、θ0と規定して成るので
、基板の反りが所定の許容値以上残留するのを防止する
ことができる。
上記光記録媒体の製造方法においては、上記基板を、分
割型の成形金型を用い保護層形成面側の金型と保護層非
形成面側の金型の温度を異ならせて成形するので、上記
反らせた基板を容易に得ることができると共にその温度
を適宜に設定することによって基板の反りの程度を制御
することができ、その結果最終的に基板の反りが極めて
少ない良好な光記録媒体を容易に製造することができる
。
割型の成形金型を用い保護層形成面側の金型と保護層非
形成面側の金型の温度を異ならせて成形するので、上記
反らせた基板を容易に得ることができると共にその温度
を適宜に設定することによって基板の反りの程度を制御
することができ、その結果最終的に基板の反りが極めて
少ない良好な光記録媒体を容易に製造することができる
。
(実 施 例)
以下、図面を参照しながら本発明の実施例にっいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明にかかる光記録媒体の一実施例を示す断
面図であり、第2図は第1図に示す実施例における保護
層形成前の基板および記録層等を示す断面図である。
面図であり、第2図は第1図に示す実施例における保護
層形成前の基板および記録層等を示す断面図である。
図示した光記録媒体は、円盤状のプラスチック透明基板
2と、該透明基板2上に下から順に層設された環状の下
地層4、反射層6、記録層8と、該記録層8を上から覆
う樹脂フイルムから成る環状のフイルム状保護層lOと
を備え、上記透明基板2の片面には案内溝(プレグルー
プ)やアドレス情報信号(プレピット)等のプレフォー
マット情報が形成された環状の情報記録部l2が設けら
れ、該情報記録部l2の上に上記下地層4や反射層6と
共に記録層8が層設されており、上記保護層lOはその
内周部および外周部が上記情報記録部l2の内周端より
も内周側および外周端よりも外周側において基板2に接
合されている。
2と、該透明基板2上に下から順に層設された環状の下
地層4、反射層6、記録層8と、該記録層8を上から覆
う樹脂フイルムから成る環状のフイルム状保護層lOと
を備え、上記透明基板2の片面には案内溝(プレグルー
プ)やアドレス情報信号(プレピット)等のプレフォー
マット情報が形成された環状の情報記録部l2が設けら
れ、該情報記録部l2の上に上記下地層4や反射層6と
共に記録層8が層設されており、上記保護層lOはその
内周部および外周部が上記情報記録部l2の内周端より
も内周側および外周端よりも外周側において基板2に接
合されている。
上記光記録媒体は、第2図に示す如く、保護層接合面(
保護層形成面) 2a側を上にして中心部が上に凸とな
るように反らせた形状の基板2を用い、該基板2上に上
記下地層4、反射層6、記録層8を層設し、しかる後上
記保護層10を基板2に接合することによって第1図に
示す如く作製して成る。
保護層形成面) 2a側を上にして中心部が上に凸とな
るように反らせた形状の基板2を用い、該基板2上に上
記下地層4、反射層6、記録層8を層設し、しかる後上
記保護層10を基板2に接合することによって第1図に
示す如く作製して成る。
上記プラスチック透明基板2は、ポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレート、ポリオレフィン、ポリサルホ
ン等の透明性プラスチックを用いて形成することができ
、該基板2を上記の如く反らせるにあたっては、第3図
に示す如く射出成形法、圧縮成形法、射出圧縮成形法等
の分割型成形金型l4を用いる成形手段により保護層接
合面2a側を成形する金型L4aと保護層非接合面(保
護層非形成面) 2b側を成形する金型14bとの間に
温度差を設けて基板2を形成することにより実現するこ
とができる。
リメチルメタクリレート、ポリオレフィン、ポリサルホ
ン等の透明性プラスチックを用いて形成することができ
、該基板2を上記の如く反らせるにあたっては、第3図
に示す如く射出成形法、圧縮成形法、射出圧縮成形法等
の分割型成形金型l4を用いる成形手段により保護層接
合面2a側を成形する金型L4aと保護層非接合面(保
護層非形成面) 2b側を成形する金型14bとの間に
温度差を設けて基板2を形成することにより実現するこ
とができる。
上記基板2の反りについては、以下に述べる様に、保護
層接合(保護層形成)後の基板の反りを0.86以下に
抑えるため基板中心部に対する基板外周部の保護層非接
合面側への傾斜角α(第2図参照)が0くα≦0.fi
”であることが望ましく、また上記基板成形時におけ
る両金型14a,14b間の温度差については、保護層
非接合面側の金型14bの温度の方が保護層接合面側の
金型14aの温度よりも0〜20℃(ただし0℃は含ま
ず)、好ましくは2〜15℃高くなるよう設定すること
が望ましい。
層接合(保護層形成)後の基板の反りを0.86以下に
抑えるため基板中心部に対する基板外周部の保護層非接
合面側への傾斜角α(第2図参照)が0くα≦0.fi
”であることが望ましく、また上記基板成形時におけ
る両金型14a,14b間の温度差については、保護層
非接合面側の金型14bの温度の方が保護層接合面側の
金型14aの温度よりも0〜20℃(ただし0℃は含ま
ず)、好ましくは2〜15℃高くなるよう設定すること
が望ましい。
かかる温度差は、両全型14a.l4bにそれぞれ別個
に設けた温調手段lea. 18bによって両金型14
a.14bを別個に温度調節することによって実現でき
、またその温度差は金型の構造、冷却時間等により適宜
に設定すれば良い。
に設けた温調手段lea. 18bによって両金型14
a.14bを別個に温度調節することによって実現でき
、またその温度差は金型の構造、冷却時間等により適宜
に設定すれば良い。
上記下地層4は、塩素化ポリエチレン、塩素化ボリブロ
ビレン等のポリオレフィンのハロゲン化物、テフロン等
のボリフッ化オレフィンを厚さ100〜5000人、好
ましくは500〜2000人の範囲内にスピンコート法
,真空蒸着法,スパッタリング法,CVD法等により成
膜して形成することができる。
ビレン等のポリオレフィンのハロゲン化物、テフロン等
のボリフッ化オレフィンを厚さ100〜5000人、好
ましくは500〜2000人の範囲内にスピンコート法
,真空蒸着法,スパッタリング法,CVD法等により成
膜して形成することができる。
上記反射層6は、Au, Ag, A9.,, Ni,
C『等の反射率の高い金属を真空蒸着法、スパッタリ
ング法、イオンブレーティング法等のドライプロセスに
より厚さ20〜2000人、好ましくは50〜500人
の範囲内に上記下地層4上に成膜して形成することがで
きる。
C『等の反射率の高い金属を真空蒸着法、スパッタリ
ング法、イオンブレーティング法等のドライプロセスに
より厚さ20〜2000人、好ましくは50〜500人
の範囲内に上記下地層4上に成膜して形成することがで
きる。
上記記録層4は、Te,Se等のカルコゲナイド化合物
とBi,Sb,Pb,Sn,Ge,In等との合金、T
e,Se等のカルコゲナイド化合物の酸化物もし《は硫
化物、または色素化合物により形成することができ、前
者の記録層は真空蒸着、スパッタリング、CVD等のプ
ロセスにより厚さ50〜2000人、好ましくは100
〜500人の範囲内で、後者の記録層はスピンコート、
真空蒸着等のプロセスにより厚さ100〜3000人、
好ましくは300〜2000人の範囲内で成膜して形成
することができる。
とBi,Sb,Pb,Sn,Ge,In等との合金、T
e,Se等のカルコゲナイド化合物の酸化物もし《は硫
化物、または色素化合物により形成することができ、前
者の記録層は真空蒸着、スパッタリング、CVD等のプ
ロセスにより厚さ50〜2000人、好ましくは100
〜500人の範囲内で、後者の記録層はスピンコート、
真空蒸着等のプロセスにより厚さ100〜3000人、
好ましくは300〜2000人の範囲内で成膜して形成
することができる。
上記保護層IOは、・上記透明基板2と同じ材質から成
り、厚さ0.01 〜2JIMl’,好まし< ハo.
t −1.5麿の範囲内のプラスチックフィルムによっ
て形成することができ、該保護層lOの内周部および外
周部は超音波融看、熱融着、接着剤等により透明基板2
に接合される。
り、厚さ0.01 〜2JIMl’,好まし< ハo.
t −1.5麿の範囲内のプラスチックフィルムによっ
て形成することができ、該保護層lOの内周部および外
周部は超音波融看、熱融着、接着剤等により透明基板2
に接合される。
上記実施例において、下地層4および反射層6のいずれ
か一方または両方を省略することができる。また、上記
両全型の温度差は金型の構造、冷却時間等により適宜に
調整すれば良く、勿論、基板の反り角−(傾斜角)αも
基板の厚さや保護層の接合態様等によって適宜に設定す
れば良い。
か一方または両方を省略することができる。また、上記
両全型の温度差は金型の構造、冷却時間等により適宜に
調整すれば良く、勿論、基板の反り角−(傾斜角)αも
基板の厚さや保護層の接合態様等によって適宜に設定す
れば良い。
上述のように、保護層接合面側を上にして中心部が上に
凸となるように反らせた形状の基板を用い、この基板に
保護層を超音波融着、熱融看、接着剤等により接合すれ
ば、該接合に起因する熱応力、保護層の熱収縮、接着剤
の硬化収縮等によって基板に対し上記と反対の方向に反
らす力が作用し、該力による基板の反りによって上記基
板の最初の反りが相殺され、結局保護層接合後において
は基板はほぼ反りのない平面状となり、良好な光記録媒
体が得られる。
凸となるように反らせた形状の基板を用い、この基板に
保護層を超音波融着、熱融看、接着剤等により接合すれ
ば、該接合に起因する熱応力、保護層の熱収縮、接着剤
の硬化収縮等によって基板に対し上記と反対の方向に反
らす力が作用し、該力による基板の反りによって上記基
板の最初の反りが相殺され、結局保護層接合後において
は基板はほぼ反りのない平面状となり、良好な光記録媒
体が得られる。
上記実施例は保護層が樹脂フイルムを接合して成るもの
であったが、本発明における保護層は前述の紫外線硬化
樹脂を上記基板の保護層形成面側にディップ法、スビン
コート法等により塗布し、その後紫外線を照射して硬化
させた樹脂皮膜から成るものであっても良く、その場合
にも紫外線硬化樹脂の硬化時における収縮によって上記
実施例と同様の効果が得られる。
であったが、本発明における保護層は前述の紫外線硬化
樹脂を上記基板の保護層形成面側にディップ法、スビン
コート法等により塗布し、その後紫外線を照射して硬化
させた樹脂皮膜から成るものであっても良く、その場合
にも紫外線硬化樹脂の硬化時における収縮によって上記
実施例と同様の効果が得られる。
本発明における上記基板の反りは、基板成形時に与えて
も良いし、基板成形後あるいは記録層層没後であっても
良い。即ち、基板は保護層接合前に上記の如く反らせて
あれば良い。
も良いし、基板成形後あるいは記録層層没後であっても
良い。即ち、基板は保護層接合前に上記の如く反らせて
あれば良い。
また、本発明は記録再生型であると再生専用型であると
を問わず、また単板型であると貼り合せ型であるとを問
わず、また保護層の形成態様を問わず、保護層を形成す
ることによって基板が保護層形成面を上にして中心部が
下に凸となる形状に反る各種の光記録媒体に適用可能で
ある。
を問わず、また単板型であると貼り合せ型であるとを問
わず、また保護層の形成態様を問わず、保護層を形成す
ることによって基板が保護層形成面を上にして中心部が
下に凸となる形状に反る各種の光記録媒体に適用可能で
ある。
次に本発明の各種実施例と比較例とにおける保護層形成
後の基板の反り評価を行なったので、その結果について
説明する。
後の基板の反り評価を行なったので、その結果について
説明する。
(実施例1)
帝人化成■製のポリカーボネート樹脂A D 5503
を型締力75tonの射出成形機を用いて射出圧縮成形
することにより、内径φ15rIm,外径120am,
板厚1.2 Mのプラスチック透明基板を得た。また、
該基板を反らせるために、保護層接合面側の金型(可動
側金型)を100℃、保護層非接合面側の金型(固定側
金型)を104℃に設定することにより成形を行なった
。次に上記透明基板の情′報記録部上に塩素化ポリエチ
レン溶液をスピンコートすることにより約800人の下
地層を層設し、この上に反射層として真空蒸着法により
Auを300人層設し、更に記録層としてInおよびG
esを共蒸着することにより600人層設した。次に内
径φ3 BIjas外径φ120a*s厚さ0.3 m
の保護層としてのポリカーボネートシ一トを上記記録層
の上に配置し、内周部を超音波融着て上記基板に接合し
た後、外周部を熱融着により上記基板に接合することに
より光記録媒体を作製した。
を型締力75tonの射出成形機を用いて射出圧縮成形
することにより、内径φ15rIm,外径120am,
板厚1.2 Mのプラスチック透明基板を得た。また、
該基板を反らせるために、保護層接合面側の金型(可動
側金型)を100℃、保護層非接合面側の金型(固定側
金型)を104℃に設定することにより成形を行なった
。次に上記透明基板の情′報記録部上に塩素化ポリエチ
レン溶液をスピンコートすることにより約800人の下
地層を層設し、この上に反射層として真空蒸着法により
Auを300人層設し、更に記録層としてInおよびG
esを共蒸着することにより600人層設した。次に内
径φ3 BIjas外径φ120a*s厚さ0.3 m
の保護層としてのポリカーボネートシ一トを上記記録層
の上に配置し、内周部を超音波融着て上記基板に接合し
た後、外周部を熱融着により上記基板に接合することに
より光記録媒体を作製した。
(実施例2)
保護層接合面側の金型温度を100℃、保護層非接合面
側の金型温度を10B”Cに設定することにより基板を
成形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体
を作製した。
側の金型温度を10B”Cに設定することにより基板を
成形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体
を作製した。
(実施例3)
保護層接合面側の金型′a度を100℃、保護層非接合
面側の金型温度を112℃に設定することにより基板を
成形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体
を作製した。
面側の金型温度を112℃に設定することにより基板を
成形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体
を作製した。
(実施例4)
保護層接合面側の金型温度を100℃、保護層非接合面
側の金型温度を120℃に設定することにより基板を成
形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を
作製した。
側の金型温度を120℃に設定することにより基板を成
形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を
作製した。
(比較例1)
保護層接合面側の金型温度をlOO℃、保護層非接合面
側の金型温度を100℃に設定することにより基板を成
形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を
作製した。
側の金型温度を100℃に設定することにより基板を成
形し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を
作製した。
(比較例2)
保護層接合面側の金型温度を100℃、保護層非接合面
側の金型温度を96℃に設定することにより基板を成形
し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を作
製した。
側の金型温度を96℃に設定することにより基板を成形
し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を作
製した。
(比較例3)
保護層接合面側の金型温度を100℃、保護層非接合面
側の金型温度を92℃に設定することにより基板を成形
し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を作
製した。
側の金型温度を92℃に設定することにより基板を成形
し、その他は上記実施例1と同じ条件で光記録媒体を作
製した。
上記各実施例1〜4および比較例1〜3において、基板
の保護層接合前および接合後における反り角(傾斜角)
αを、富士写真フイルム#製反り角測定器により測定し
た。その結果は、下記表1に示す通りであった。なお、
表1における反り角の符号は、基板の保護層接合面を上
にしたとき、中心部が凹形状となるように反った場合を
(+)、凸形状に反った場合を(−)としている。
の保護層接合前および接合後における反り角(傾斜角)
αを、富士写真フイルム#製反り角測定器により測定し
た。その結果は、下記表1に示す通りであった。なお、
表1における反り角の符号は、基板の保護層接合面を上
にしたとき、中心部が凹形状となるように反った場合を
(+)、凸形状に反った場合を(−)としている。
表 1
上記表1から、各実施例は各比較例に比べて、保護層接
合後の基板の反り角が小さくなっていることが認められ
る。
合後の基板の反り角が小さくなっていることが認められ
る。
また、保11層接合前における反りが0〜一〇,6(た
だし0′は含まず)の範囲内にある基板を用いれば保護
層接合後の基板の反りが0.3°以下である光記録媒体
を作製可能であることが認められる。
だし0′は含まず)の範囲内にある基板を用いれば保護
層接合後の基板の反りが0.3°以下である光記録媒体
を作製可能であることが認められる。
さらに、上記反りがO〜−0.6”(ただし0@は含ま
ず)の範囲内の基板は、保:fIR4接合面側の金型温
度よりも保護層非接合面側の金型温度を約0〜20℃(
ただし0℃は含まず)だけ高くすることによって入手可
能であることが認められる。
ず)の範囲内の基板は、保:fIR4接合面側の金型温
度よりも保護層非接合面側の金型温度を約0〜20℃(
ただし0℃は含まず)だけ高くすることによって入手可
能であることが認められる。
(発明の効果)
以上説明した様に、本発明に係る光記録媒体およびその
製造方法によれば、保護層形成前において保護層形成面
を上にして中心部が上に凸となるよう反らせた基板を用
い、該基板に保護層を形成して成るので、該保3層形成
後の基板の反りが改善され、機械特性および記録・再生
特性が揃って良化される。
製造方法によれば、保護層形成前において保護層形成面
を上にして中心部が上に凸となるよう反らせた基板を用
い、該基板に保護層を形成して成るので、該保3層形成
後の基板の反りが改善され、機械特性および記録・再生
特性が揃って良化される。
第1図は本発明に係る光記録媒体の一実施例を示す断面
図、 第2図は第1図に示す光記録媒体における保護層形成前
の基板等を示す断面図、 第3図は基板成形金型の一例を示す断面図である。 2・・・基板 2a・・・保護層形成面8・・・
記録層 IO・・・保護層l4・・・成形金型
L4a・・・保:J層形成面側の金型14b・・・保護
層非形成面側の金型
図、 第2図は第1図に示す光記録媒体における保護層形成前
の基板等を示す断面図、 第3図は基板成形金型の一例を示す断面図である。 2・・・基板 2a・・・保護層形成面8・・・
記録層 IO・・・保護層l4・・・成形金型
L4a・・・保:J層形成面側の金型14b・・・保護
層非形成面側の金型
Claims (3)
- (1)プラスチック基板上に記録層と該記録層を覆う保
護層とを形成して成る光記録媒体において、上記基板と
して、上記保護層を形成する前において保護層形成面側
を上にして中心部が上に凸となるよう反らせた形状のも
のを用い、該基板上に上記保護層を形成して成ることを
特徴とする光記録媒体。 - (2)上記反らせた基板が、基板中心部に対して基板外
周部を0<α≦0.6゜なる角度αだけ保護層非形成面
の側に反らせたものであることを特徴とする請求項1記
載の光記録媒体。 - (3)プラスチック基板上に記録層と該記録層を覆う保
護層とを形成して成る光記録媒体の製造方法において、 上記基板の保護層形成面側を成形する金型と保護層非形
成面側を成形する金型とから成る分割型の成形金型を用
い、上記保護層形成面側を成形する金型と保護層非形成
面側を成形する金型との間に温度差を設けることによっ
て上記保護層形成面側を上にして中心部が上に凸となる
よう反った形状の上記基板を成形し、該基板上に上記記
録層を形成すると共に該記録層を覆って上記保護層を形
成することを特徴とする光記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317889A JPH02232835A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 光記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317889A JPH02232835A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 光記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02232835A true JPH02232835A (ja) | 1990-09-14 |
Family
ID=12935614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5317889A Pending JPH02232835A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 光記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02232835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1012901C2 (nl) * | 1999-08-25 | 2001-02-27 | Odme Internat B V | Werkwijze geschikt voor het vervaardigen van een schijfvormige optische registratiedrager alsmede een dergelijke optische registratiedrager. |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP5317889A patent/JPH02232835A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1012901C2 (nl) * | 1999-08-25 | 2001-02-27 | Odme Internat B V | Werkwijze geschikt voor het vervaardigen van een schijfvormige optische registratiedrager alsmede een dergelijke optische registratiedrager. |
WO2001015152A1 (en) * | 1999-08-25 | 2001-03-01 | Otb Group B.V. | Method suitable for manufacturing a disc-shaped optical registration carrier, as well as such an optical registration carrier |
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