JPH0223245Y2 - - Google Patents

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JPH0223245Y2
JPH0223245Y2 JP1986166470U JP16647086U JPH0223245Y2 JP H0223245 Y2 JPH0223245 Y2 JP H0223245Y2 JP 1986166470 U JP1986166470 U JP 1986166470U JP 16647086 U JP16647086 U JP 16647086U JP H0223245 Y2 JPH0223245 Y2 JP H0223245Y2
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JP
Japan
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fabric
sewing
plate
cloth
dart
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JP1986166470U
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JPS6371882U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はスラツクス、スカート等のダーツ縫
いの際に使用されるミシンのダーツ縫い用布押え
具に関する。
(従来の技術) ダーツは、装飾性を高めるため或いは被着者の
体型に合わせるため、衣服につけたつまみである
が、このダーツの形成にあつては、第5図に示す
ように布地20に設けたダーツ縫いの深さを示す
印A、印Bを合わせて布地20を折りまげ、第6
図に示すように布地20に設けたダーツ縫いの長
さを示す印Cと布地20に設けたダーツ縫いの深
さを示す印A、印Bとを結ぶ直線上を縫着して行
なわれていた。従来このダーツ縫いを行なう場
合、第5図及び第9図に示すように作業者が布地
20の印Cを針棒3の垂直下に置いて、布地20
が逃げないように布地20の左右を押えつつ縫着
していた。
(考案が解決ようとする問題点) ところが、厚手の布地や風合いの柔かい布地に
ダーツ縫いをする場合、布地が逃げ易く第6図に
示す印Cと印A及び印Bとを結ぶ直線上に沿つて
まつすぐ縫着することは大変難しく、熟練を要し
ていた。特にダーツ縫い等の縫製作業にあつて
は、短時間に大量の縫着作業を行なう必要があ
り、作業の単純化は縫製作業上極めて重要であ
り、1つ1つの布地の縫着作業に要する時間は必
要最小限に抑えられていた。このため上記の問題
は縫着作業上極めて大きな問題となつていた。
一方、第10図に示すように布地20の所定位
置に案内する布案内板8と、所定位置で布地の位
置を固定する固定板7とこの固定板7に当接する
ローラ9と針棒3とを取付けたヘツド10とを
え、コンピユータ制御により各部材が動くように
したダーツ縫い用ミシン5があつた、このミシン
5によれば布地20をセツトするだけで自動的に
ダーツ縫いができ、極せて効率的に縫着作業をす
ることができるものの、これは極めて高価であ
り、5〜10人程度の作業員により構成される縫製
現場でダーツ縫いのみに使用するこのような高価
なミシンを所持することは困難なことであつた。
この考案はこのような問題点に鑑みなされたも
のであり、極めて単純な作業によつて常に均一な
状態でダーツ縫いをすることができ、しかも大変
安価なミシンのダーツ縫い用布押え具を提供しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、この考案は布地の縫着すべき線に沿つて
針板上に取付けられたレールと、このレールが布
地を介して嵌まり込む溝が底面に形成された布押
え板とを備えた事を特徴とするミシンのダーツ縫
い用布押え具である。
(作用) 従つて、この考案のミシンのダーツ縫い用布押
え具にあつては、針板上に取付けられたレール
と、このレールが嵌まり込む溝が形成された布押
え板との間に布地が挟まれ固定されるようになつ
ているため、縫着時に布地が外方に逃げないよう
になり、作業者が布地の左右に手を添えて布地を
押えつつ縫着する必要がなくなる。このため、縫
着作業の単純化を図ることができ、作業効率を大
幅に向上させることができる。
(実施例) 以下図面に従つてこの考案を説明する。
第1図はこの考案のミシンのダーツ縫い用布押
え具11を示した斜視図である。
さて、この考案のミシンのダーツ縫い用布押え
具11において、布押え板13は取付部14を介
してミシン本体12に取付けられている。ミシン
本体12のアゴ部16には針板15上を上下動す
る針棒17が垂直方向に取付けられ、この針棒1
7と平行して隣接された押圧棒18が同じく垂直
方向に突設されている。この押圧棒18に上部に
ネジ孔を形成した布押え板13の取付部14がネ
ジ19によつて取着自在に取付けられている。取
付部14の上部はU字状に形成され、この取付部
14のU字状の窪に前記押圧棒18が収まるよう
になつている。この取付部14の下端には布押え
板13が形成されている。
布押え板13は針板15の縁までの長さの形成
されている。本実施例の場合、布押え板13は約
150mm×13mm×5mmの大きさに形成されているが、
これに限らずその大きさは縫着すべき布地20の
種類やダーツの長さ等を考慮して決定される。
又、布押え板13には針棒17が貫通する貫通孔
22が形成されている。更に、第3図に示すよう
にこの布押え板13の底面には針板15上に取付
けられたレール24が嵌まり込む溝23が形成さ
れている。本実施例の場合、直径約1.5mmの半円
形の溝23が布押え板13の長さ方向に沿つて形
成されている。
第1図及び第2図に示すように布地20は、布
押え板13と針板15上に回転上下動して現われ
消える布送り板21との間に配され、針棒17の
上下動に連動する布送り板21の回転上下動によ
つて後方に送られるのである。
第1図及び第3図に示すようにレール24は、
移送される布地20上で針棒17が貫通すべき点
を結んだ線、つまり布地20の縫着すべき線に沿
つて、前記布押え板13に形成された貫通孔22
から針板15の縁に至る針板15上に取付けられ
ている。本実施例においてレール24は直径約12
mmで、長さが約130mmの線状のものである。そし
て、このレール24が前記布押え板13に形成さ
れた溝23に布地20を介して嵌まり込まれるこ
とにより布地20が拘束され、第2図に示す前記
布送り板21の回転上下動により布地20が移送
されるときに、布地20が外方に逃げないように
なつている。
なお、この考案のミシンのダーツ縫い用布押え
具11を使用できるミシンは、布押え板を備え、
直線平面上を縫着できるミシンであるならばどん
なミシンであつても良い。
次にこの考案のミシンのダーツ縫い用布押え具
を使用した布地のダーツ縫いについて図面に従つ
て説明する。
第1図〜第6図に示すように、まず、ミシン本
体12のアゴ部16の押圧棒18に取付けられた
布押え板13を本考案のミシンのダーツ縫い用布
押え具11の布押え板13に取り替える。布押え
板13の取り付けは、前記押圧棒18を布押え板
13の取付部14のU字状の上部の窪に嵌め込
み、上部に形成されたネジ19孔にネジ19を通
して押圧棒18をネジ19止めして行なう。一
方、針板15上に布地20の縫着すべき線に合わ
せてレール24を粘着テープ等により取付ける。
次いでミシン本体12の制御ツマミ(図示しな
い)で針数、縫い目ピツチ、縫い幅及び縫い速度
等を設定する。
次に布地20に設けたダーツ縫いの深さを示す
印A及び印Bを合わせて布地20を折りまげ、布
地20に設けたダーツ縫いの長さを示す印Cと前
記印A及び印Bとを結ぶ線を第1図に点線で示す
布地20の縫着すべき線に合わせて布地20をミ
シンの針板15上にセツトし、この線上を縫着す
る。
縫着は、まず始動スイツチ(図示しない)を入
れ、布押え板13を布地20上に下降させて布地
20を押圧させる。これにより第4図に示すよう
にこの布押え板13と針板15上のレール24と
の間に布地20が挟まれて布地20が拘束され
る。次いでこの状態で布地20を設定条件のもと
で縫着するのである。なお、いわゆる自動糸切り
ミシンにこの考案のミシンのダーツ縫い用布押え
具を取付けてダーツ縫いを行なつたならば、布地
の縫着が所定条件のもとで自動的に行なわれるた
め、作業者にあつては布地を針板上にセツトする
だけで良く、1〜2秒間の縫着時間に次の縫着す
べき布地20を上述した状態で針板15上にセツ
トできるように準備することができる。
なお、第7図に示すように布押え板13の取付
部14のU字状の上部に上下方向に長楕円のネジ
25孔を形成すると共に、前記布押え板13の長
さを更に伸ばしてU字状に曲げ、その先端を前記
取付部14の長楕円のネジ25孔に取付けるよう
にしても良い。これにより取付部14に上下方向
に形成された長楕円のネジ25孔間の所定の位置
で布押え板13の先端をネジ止めして、布押え板
13の布地20に対する押圧力を布地20の種類
に合わせて調節することができる。
なお、第1図、第6図及び第8図に示すように
針棒17が貫通する布押え板13の貫通孔22に
現出する突起27を針板15上の針孔28に近設
しても良い。これによりダーツ縫いの長さを示す
印Cを針板15上に飛び出た突起27に合わせる
だけで簡単に布地20の正確なセツトを行なうこ
とができ、作業効率を一層向上させることができ
る。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案は、布地の縫着す
べき線に沿つて針板上に取付けられたレールと、
このレールが布地を介して嵌まり込む溝が底面に
形成された布押え板とを備えた事を特徴とするミ
シンのダーツ縫い用布押え具である。
従つて、この考案のミシンのダーツ縫い用布押
え具にあつては、針板上に取付けられたレール
と、このレールが嵌まり込む溝が底面に形成され
た布押え板との間に布地が挟まれ固定されるよう
になつているため、縫着時に布地が外方に逃げな
いようになり、常に均一な状態でダーツ縫いをす
ることができる。
また、この考案のミシンのダーツ縫い用布押え
具にあつては、レールとこのレールが嵌まり込む
溝が底面に形成された布押え板との間に布地が挟
まれ固定されているため、作業者が布地の左右に
手を添えて布地を押えつつ縫着する必要がなく、
縫着作業の単純化を図ることができ、作業効率を
大幅に向上させることができる。
また、この考案のミシンのダーツ縫い用布押え
具にあつては、針板上に取付けられたレールと、
このレールが嵌まり込む溝が底面に形成された布
押え板とからなる簡単な構造であるため大変安価
であり、破損したとしても作業者が簡単に取り替
えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のミシンのダーツ縫い用布押
え具を示す斜視図、第2図はこの考案のミシンの
ダーツ縫い用布押え具の布押え板と布送り板とを
示す断面図、第3図はこの考案のミシンのダーツ
縫い用布押え具の布押え板とレールと布地とを示
す断面図、第4図はこの考案のミシンのダーツ縫
い用布押え具の布押え板とレールとの間に布地を
挟んだ状態を示す断面図、第5図は布地を示す平
面図、第6図は布地を折り曲げた状態を示す平面
図、第7図はこの考案のミシンのダーツ縫い用布
押え具の別の実施例を示した斜視図、第8図は布
押え板の貫通孔に現出する突起を示した平面図、
第9図はダーツ縫いをする布地とミシンとを示し
た斜視図、第10図は従来のダーツ縫い用ミシン
を示す側面図である。 符号の説明、11……ミシンのダーツ縫い用布
押え具、13……布押え板、14……取付部、2
4……レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布地の縫着すべき線に沿つて針板上に取付けら
    れたレールと、このレールが布地を介して嵌まり
    込む溝が底面に形成された布押え板とを備えた事
    を特徴とするミシンのダーツ縫い用布押え具。
JP1986166470U 1986-10-29 1986-10-29 Expired JPH0223245Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986166470U JPH0223245Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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JP1986166470U JPH0223245Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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Publication Number Publication Date
JPS6371882U JPS6371882U (ja) 1988-05-13
JPH0223245Y2 true JPH0223245Y2 (ja) 1990-06-25

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