JPH02230814A - 交流スイッチの電流零点遮断制御回路 - Google Patents

交流スイッチの電流零点遮断制御回路

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JPH02230814A
JPH02230814A JP5146689A JP5146689A JPH02230814A JP H02230814 A JPH02230814 A JP H02230814A JP 5146689 A JP5146689 A JP 5146689A JP 5146689 A JP5146689 A JP 5146689A JP H02230814 A JPH02230814 A JP H02230814A
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Motoshirou Kaneda
金田 元四郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は交流スイッチの電流零点遮断制御回路にかかり
、詳しくは、インダクタンスを含む交流主回路を流れる
電流を半導体スイッチング素子からなる交流スイッチに
より零点で確実に遮断することにより、電流さい断に伴
う異常高電圧の発生を防止した電流零点遮断制御回路に
関する。
(従来の技術) 従来、この種の遮断制御回路として、主回路電流の極性
を検出して半導体スイッチング素子をオン状態で自己保
持させ、その後にオフさせるようにしたものが知られて
おり、その一例を第4図に示す。
同図において, 100は交流電源、200はツァ2←
ル、  300′は交流スイッチであり,この交流スイ
ッチ300′は逆向きに直列接続された半導体スイッチ
ング素子としてのトランジスタ301,302と、これ
らのトランジスタ301,302にそれぞれ逆並列接続
された逆電圧保護用のダイオード303,304と,ト
ランジスタ301,302のオン,オフを制御する駆動
回路305とから構成されている。
また. 400’は遮断制御回路であり、かかる遮断制
御回路400′は交流主回路電流iを検出する変流器4
01と,この電流iの極性を検出する極性検出回路40
2と、この掘性検出回路402からの正極性及び負極性
検出信号並びに開閉信号Sが加えられるOR回路403
とから構成されている。
この動作を第5図を参照しつつ簡単に説明すると、この
遮断制御回路400′では、第5図(a)に示すような
開閉信号Sが加わった場合、OR回路403及び邸動回
路305を介してトランジスタ301,302がオンす
ることにより,主回路電流iが流れる。
これに伴い、極性検出回路402からは図示するような
正極性及び負極性検出信号が出力さわる.そして、時刻
t1において開閉信号Sが″L”レベルになったとして
も、時刻t2までは正極性検出信号が“H”レベルであ
ることからOR回路403の出力信号に自己保持がかか
って主回路電流iを引き続き通流させ,時刻t2におい
て主回路電流iがその零点にて遮断されることになる.
(発明が解決しようとする課題) しかるに、この遮断制御回路400′においては,第5
図(b)に示すように主回路電流iのレベルがごく小さ
くなると零点の検出が不正確になるため、OR回路40
3の出力信号に十分に自己保持がかからず,電.流の零
点以前に11 L I1レベルになってしまう場合があ
った.これにより、ある程度の値を持つ主回路電流iを
遮断することになり.この電流さい断によってサージ電
圧L−di/dtが極めて大きくなり,異常高電圧が発
生してトランジスタ301,302を破壊してしまう等
の問題を生じていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、主回路電流のレベルが小さい
場合でもその零点で確実に電流を遮断することにより,
異常高電圧の発生や半導体スイッチング素子の破壊を防
止するようにしだ交流スイッチの電流零点遮断制御回路
を提供することにある. (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、逆電圧保護用のダ
イオードが逆並列接続された半導体スイッチング素子に
正極性または負極性の主回路電流を通流させる正側スイ
ッチユニット及び負側スイッチユニットを、リアクトル
を含む交流主回路に直列接続してなる交流スイッチの電
流零点遮断制御回路において,前記主回路電流の極性を
検出する極性検出手段と,前記交流スイッチをオフさせ
るオフ信号が加えられた際に、前記極性検出手段により
検出された極性とは逆極性の主回路電流を通流させる一
方のスイッチユニット内の半導体スイッチング素子をオ
フさせるリセット手段とを備え、このリセット手段の動
作中に他方のスイッチユニット内の半導体スイッチング
素子を流れている主回路電流を前記一方のスイッチユニ
ット内のダイオードに転流させることを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、オフ信号が与えられた時点における主
回路電流の極性とは逆極性の電流を流すべく設けられて
いるスイッチユニット内の半導体スイッチング素子をリ
セットすることにより,そのときの主回路電流を上記半
導体スイッチング素子と逆並列接続されたダイオードに
転流させる.これにより、主回路電流はその零点以後は
流れることがない. すなわち,検出した主回路電流の極性に応じて正側また
は負側スイッチユニットを個別に制御することにより、
主回路電流のレベルが低下してもその極性が検出される
限り電流は確実に零点で遮断される. (実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
第1図において,交流電源100及びリアクトル200
を有する交流主回路には、正側スイッチユニット300
 P及び負側メイッチユニット300Nが直列に接続さ
れている。ここで正側スイッチユニット300Pは、ト
ランジスタ301と、このトランジスタ30lに逆並列
接続された逆電圧保護用のダイオード303と,トラン
ジスタ301をオン・オフさせる湘動回路305Pとか
ら構成されており,また、負側スイッチユニット300
 Nは,同様にトランジスタ302とダイオード304
と駆動回路305 Nとから構成されている.なお、ト
ランジスタ301, 302は各エミッタ同士が接続さ
れている。
一方、400は遮断制御回路であり、この遮断制御回路
400は主回路電流iを検出する変流器401と、この
変流器401に接続されて主回路電流iの極性を検出し
、正極性または負極性検出信号を出力する極性検出回路
402と,前記極性検出信号が一人力端子にそれぞれ入
力されるAND回路404, 405と、各AND回路
404, 405の出力信号が一人力端子にそれぞれ入
力されるOR回路406, 407と、各OR回路40
6, 407の出力信号がリセット端子にそれぞれ入力
されるフリップフロップ408, 409と、これらの
フリップフロップ408, 409の反転出力信号がそ
れぞれ入力される遅延回路410, 411とからなっ
ている. ?お、S■は各スイッチユニット300P , 300
Nに対するオフ信号であり、このオフ信号siはAND
回路404, 405の他の入方端子にそれぞれ加えら
れている.また,S2は各スイッチユニット300P,
300Nのオン信号であり、このオン信号s2はフリッ
プフロップ408, 409のセット端子に入方されて
いる。そして、フリップフロップ408, 409の非
反転出力信号は駆動回路305N, 306Pにそれぞ
れ入力されていると共に、AND回路405,404の
別の入力端子にそれぞれ加えられている。更に、遅延回
路410, 411の出力信号はそれぞれOR回路40
7, 406の他入力端子に加えられている。
次に、この動作を説明する。まず,主回路電流iのレベ
ルが大きい場合のタイミングチャートを第2図に示す。
始めに、オン信号s2がフリップフロップ408, 4
09を介し各スイッチユニット300N,300Pの湘
動回路305N, 305Pに与えられて各トランジス
タ302,301がオン状態にあるものとし、このとき
、第2図に示すごとく主回路電流iが流れているとする
いま、主回路電流iの極性を第1図に矢印で示す方向が
正方向であるとすると、この正極性の期間では極性検出
回路402がら正極性検出信号が出力され、また負極性
の期間では負極性検出信号が出力される。仮りに、主回
路電流iの極性が正である第2図の時刻t1でオフ信号
S1が加えられると、AND回路404が動作してその
出力が11 H I1レベルとなり、OR回路406を
介してフリップフロップ408がリセットされる。これ
により、負側スイッチユニット300 Nはトランジス
タ302をオフさせるように駆動回路305が制御され
る。
しかるに、このとき負側スイッチユニット300Nでは
主回路電流iがダイオード304側に分流するため、主
回路電流iは零点(時刻tz)まで流れ続ける。そして
,電流iが時刻t2以後に反転して流れようとしても、
負側スイッチユニット300N内のトランジスタ302
がオフ状態であるた′め,負方向の電流iは流れずに零
点で確実に遮断されることになる。
時刻tエ以後、正側スイッチユニット300 P内のト
ランジスタ301はオン状態となっているが、フリップ
フロップ408がリセットされた時刻tエで遅延回路4
10が起動され、遅延回路410は時間t。を経過した
後の時刻t,でIt H I+レベルの信号を出方する
。この信号はOR回路407を介してフリップフロップ
409のリセット端子に入方.されるため、その非反転
出力信号は時刻t,以後、II L I+レベルとなる
。これにより、正側スイッチユニット300P内のトラ
ンジスタ301をオフさせるように睡動回路305P−
が制御され、トランジスタ301がオフする。なお、前
記遅延時間t0は正極性の主回路電流iが再び流れ出さ
ないような期間に設定すればよい。
また,第2図において時刻t2以後は主回路電流iが遮
断されるが,例えば時刻t4でオン信号S2を加えるこ
とにより再び主回路電流iが流れ始める。
次に、主回路電流iが小さい場合には,正極性検出信号
のパルス幅が短くなるが、主回路電流iの極性が検出さ
れている限り,例えば第3図の時?t■でオフ信号S1
が与えられればAND回路404の出力信号によりフリ
ップフロップ408がリセットされ、前記同様に負極性
の主回路電流iを流すトランジスタ302がオフし、正
極性の主回路電流iをダイオード304に転流させるの
で、やはり時刻t2の零点での遮斯が可能になる。この
場合にも、フリップフロップ409は時刻t,にてリセ
ットされるため、正極性の主回路電流iが、その後再び
流れ出すことはない。
上記実施例では主回路電流iが正極性の時にオフ信号S
1が加えられる場合について説明したが、負極性の時に
はAND回路405,OR回路407を介してフリップ
フロップ409が先にリセットされる結果,負極性の主
回路電流iが正側スイッチユニット300Pのダイオー
ド303に転流するものであって,実質的な動作は同様
である. なお、半導体スイッチング素子としては、トランジスタ
ばかりでなくサイリスタ等であってもよV)。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、検出した主回路電流
の極性に応じて正側または負側スイッチユニットを個別
に制御するものであるから、主回路電流の大きさに拘ら
ず常にその零点で電流を遮断することができ、異常高電
圧の発生やスイッチング素子の破壊を未然に防止するこ
とができるという効果がある.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を主回路と共に示した回路構
成図,第2図及び第3図はこの実施例の動作を示すタイ
ミングチャートであって第2図は主回路電流のレベルが
大きい場合,第3図は同じく小さい場合.第4図は従来
技術を主回路と共に示した回路構成図、第5図(a )
,(b )はその動作を示すタイミングチャートである
。 100・・・交流電源    200・・・リアクトル
300 P , 300 N・・・スイッチユニット3
01,302・・・トランジスタ 303,304・・・ダイオード 305P ,305
N・・・駆動回路400・・・遮断制御回路 402・・・極性検出回路 406,407・・・OR回路 408,409・・・フリップフロップ410,411
・・・遅延回路 401・・・変流器 404,405・・・AND回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 逆電圧保護用のダイオードが逆並列接続された半導体ス
    イッチング素子に正極性または負極性の主回路電流を通
    流させる正側スイッチユニット及び負側スイッチユニッ
    トを、リアクトルを含む交流主回路に直列接続してなる
    交流スイッチの電流零点遮断制御回路において、 前記主回路電流の極性を検出する極性検出手段と、 前記交流スイッチをオフさせるオフ信号が加えられた際
    に、前記極性検出手段により検出された極性とは逆極性
    の主回路電流を通流させる一方のスイッチユニット内の
    半導体スイッチング素子をオフさせるリセット手段とを
    備え、 このリセット手段の動作中に他方のスイッチユニット内
    の半導体スイッチング素子を流れている主回路電流を前
    記一方のスイッチユニット内のダイオードに転流させる
    ことを特徴とする交流スイッチの電流零点遮断制御回路
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