JPH02230695A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、実際の生活場面に対応させた照明の制御と、
操作性の向上を図ると共に配線工事の簡略化を推進した
照明装置に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の照明装置としては、たとえば第１２図に
示す構成が知られている。

第１−２図において、１は電源で、この電源１は電源配
線２を介（７て、複数の照明器具３および壁面制御ユニ
ット４に接続され、この壁面制御ユニット４と照明器具
３の間は制御用配線５にて接続されている。また、壁面
制御ユニット４には、照明器具３を点灯、消灯あるいは
調光制御する壁面コントローラ６およびリモコン７から
の信号を受信するリモコン用アダプタ８が接続されてい
る。

そして、壁面コントローラ６で動作プログラムを設定ま
たは変更し、リモコン７にて照明器具３の制御を行なっ
ている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、第１２図に示す従来の制御ユニットは、
白熱灯、蛍光灯等の異なる調光方式の光源に対して別個
のものを取付けなければならず、配線工事が複雑かつ高
価となる問題を有している。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、配線工事が
容易な照明装置を堤供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の照明装置は、動作モードを指定するモード指定
部および調光内容を指定する調光指定部を備え、これら
モード指定部および調光指定部にて調光内容があらかじ
め設定されている動作モードに設定するモード設定部、
このモード設定部で設定された動作モードに従って調光
指令信号を無線媒体で送信する信号送信部おＪ：び電源
を有するリモコン部と、前記調光指令信号を受信する信
号受信部、この信号受信部にて受信された前記調光指令
信号に基づいて複数の制御出力を行なう調光制御部、そ
れぞれこの調光制御部の対応する制御出力により調光を
行なう調光ユニットおよびこれら調光ユニットによりそ
れぞれ点灯される光源を有する照明器具部とを具備した
ものである。

（作用） 本発明は、モード指定部で動作モードを指定し、調光指
定部で調光内容を指定し、モード設定部にて前記動作モ
ードに設定する。そして、モード設定部のモード指定部
および調光指定部で設定された動作モードに従って、信
号送信部から調光指令信号を無線媒体で送信する。一方
、照明器具部では、リモコン部から無線媒体で送信され
た調光指令信号に基づいて調光制御部により調光ユニッ
トを制御して、複数の種類の光源を同時に複数の調光方
式で調光するものである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例の照明装置の構成を図面を参照
して説明する。

第１図は照明装置の構成を示し、壁面あるいは机上など
の手許に配置される遠隔制御用のリモコン部１１と、天
井灯、吊下げ灯やスタンド灯などの照明器具部１２とを
備えている。

前記リモコン部１ｌは、持運び自在で小形寸法に形成さ
れており、動作モードを指定するモード指定部１３、１
つの照明器具部ｌ２あるいはブロックが形成された複数
の照明器具部１ｚのアドレス勲を指定するアドレス指定
部１４および調光内容を指定する調光指定部１５を有し
、調光指令信号を出力するモード設定部１６と、このモ
ード設定部ｌ６から出力されるアドレス信号を含む調光
指令信号を無線媒体で送信する信号送信部１７と、蓄電
池、太陽電池あるいはＡＣアダプタ等を介した商用電源
等にて構成される電源１８とを備えている。また、この
信号送信部１７は、たとえば赤外線を発光する発光ダイ
オードｌ９にて送信するものであり、電源ｌ８はたとえ
ば電池にて構成されている。なお、無線媒体は赤外線に
限らず、電磁波でもよい。

一方、前記照明器具部ｌ２は、それぞれ商用交流電源２
ｌに一般電灯線にて接続されるとともに、信号送信部ｌ
７から無線媒体で設定されてくる調光指令信号を受信す
る受信制御ユニット２２と、安定器またはインバータ点
灯方式による電子安定器およびスイッチなどを有すると
共に前記調光指令信号に従って調光を行なう調光回路ま
たはボリュムなどを有する調光ユニット２３と、この調
光ユニット２３にて調光される複数の光源としてのたと
えば螢光灯２４ａまたは白熱灯２４ｂを備えている。

そして、。前記受信制御ユニット２２は、照明器具部ｌ
２に対して調光ユニット２３と一体にあるいは別体のア
ダプタとして組込まれ、信号送信部１７から出力される
無線媒体の調光指令信号であるたとえば赤外線を受信す
るフォトダイオード２５を有する信号受信部２６と、こ
の信号受信部２６で受信された調光指令信号に従って前
記調光ユニット２３を制御するたとえばＣＰＵにて構成
される調光制御部２７と、受信制御ユニット２２のアド
レス魔たとえばアドレス漱１〜４の中から１つを設定す
るアドレス設定部２８と、たとえば増光用と減光用の２
つの表示ランプを器具外部に臨ませて増光または減光調
整中であることを表示する図示しないモニタを備えてい
る。また、調光制御部２７には、たとえば二次電池等に
て形成され、停電時にＣＰＵ２７のメモリを保持するバ
ックアップ電源２９が接続されている。さらに、調光ユ
ニット２３は、たとえば第２図に示すように、安定器３
１に電力制御素子としてのトライアック３２が接続され
て形成され、調光制御部２７からの調光制御信号により
蛍光灯２４！または白熱灯２４ｂの調光が行なわれるよ
うになっている。またさらに、第３図に示すように、電
力制御素子のトライアック３３を直列に接続した常夜灯
などの予備灯３４を調光ユニット２３と並列に接続して
もよい。

また、第４図はリモコン部１１のモード設定部ｌ６の一
例を示し、４ｌは設定指定部で、モ〜ド設定を行なう際
の開始を指定するための設定釦４２とモード設定の終了
を指定するための設定終了釦４３とを備えている。また
、モード指定部１３は、照明器具部１２の調光状態を指
定するためのモード魚１〜５の釦４４！〜４４ｅを備え
ている。さらに、アドレス指定部１４は、アドレス階が
設定された照明器具部ｌ２を指定するためのアドレスＮ
ａｌ−〜４の釦４５ａ〜４５ｄを備えている。またさら
に、調光指定部１５は、蛍光灯２４ａまたは白熱灯２４
ｂを点灯させるオン釦４６、蛍光灯２４ａまたは白熱灯
２４ｂを消灯させるオフ釦４７、予備灯３４をオン・オ
フさせる予備灯釦４８、蛍光灯２４！または白熱灯２４
ｂの照度を５０％に増光または減光させる５０％調光釦
４９、アドレス胤にかかわらずすべての蛍光灯２４１ま
たは白熱灯２４ｂを点灯させる全点灯釦５０、アドレス
漱にかかわらずすべての蛍光灯２４ａおよび白熱灯２４
ｂを消灯させる全消灯釦５１、蛍光灯２４１または白熱
灯２４ｂの照度を徐々に増光させる増光釦５２、蛍光灯
２４ｍまたは白熱灯２４ｂの照度を徐々に減光さぜる減
光釦５３、特別制御モードとしてのおばようモードを指
定するおばようモード釦５４、特別制御モードとしての
おやすみモードを指定するおやすみモド釦５５、その他
の特別制御モードを指定するための特別制御モード阻１
、２の釦５６ａ　．　５６ｂをそれぞれ備えている。

さらに、調光制御部１Ｇは、第５図ないし第９図に示す
ように、複数の調光方式に対応できるようにすることも
できる。

そして、この第５図に示す調光制御部２７は、デューテ
ィカウンタ６１にデューティタイマ６２が接続され、こ
のデューティタイマ６２にランダム・アクセス・メモリ
（ＲＡＭ）６３が接続され、このＲＡＭ６３には白熱灯
デコーティエリア６４、蛍光灯デューティエリア６５、
調光用電子安定器デューティエリア６６および電子安定
器デコーティエリア６７を有しており、さらにこのＲＡ
Ｍ６３には出力ボート６８が接続され、この出力ポート
６８は前記白熱灯デューティエリア６４、蛍光灯デュー
ティエリア６５、調光用電子安定器デューティエリア６
６および電子安定器デューティエリア６７に対応して白
熱灯出力ポート６９、蛍光灯出力ポート７０、調光用電
子安定器出力ボート７１および電子安定器出力ボート７
２が設けられている。

なお、この照明システムでは、１−台のリモコン部１１
で複数台の照明器具部ｌ２の調光制御が可能であり、た
とえば照明器具部１２が４台あってその各照明器具部ｌ
２の調光を別々に制御する場合には、各照明器貝部１２
毎に異なるアドレスＮＧ．１〜４をアドレス設定部１４
によって設定し、また、照明器具部ｌ２が複数あってそ
の内のいくつかの照明器具部ｌ２の調光を一括して行な
う場合、つまり複数の照明器具部１２を１つのグループ
として群制御する場合には、それらの群の照明器具部１
２の受信制御ユニット２２を同じアドレス尚に設定する
。また、あるアドレス狙の１つの受信制御ユニット２２
でａ数の調光ユニット２３および蛍光灯２４２または白
熱灯２４ｂを動作させて群制御してもよい。

次に、あらかじめ設定する各照明器具部１２の基本のプ
ログラムの設定方法を第１０図のフローチャートを参照
して説明する。なお、前記のように照明器具部１２は４
台以上あり、アドレスＮａ　］〜４をそれぞれ設定して
いるものとする。

まず、リモコン部１１のモード設定部１Ｇの設定釦４２
を操作し（ステップ■）、モード指定部１３でモード胤
を選択して指定する（ステップ■）と共に、アドレス指
定部１４で照明器具部１２のアドレスＮαを選択して指
定し（ステップ■）、調光指定部ｌ５で調光状態を設定
する（ステップ■）。たとえば、七ード丸１の指定状態
において、アド！ノス魔１を指定した後、オン釦４６を
指定することでアドレス魔１の照明器具部ｌ２を点灯に
設定し、続けて、アドレスＮｔ１２を指定した後、オフ
釦４７を指定することでアドレスＮα２の照明器具部１
２を消灯に設定し、続けて、アドレス漱３を設定した後
、予備灯釦４８を指定することでアドレスＮｔ１３の照
明器具部１２を予備灯３４に設定し、続けて、アドレス
＆４を設定した後、５０％調光釦４９を指定することで
アドレスＮａ４の照明器具部ｌ２を５０％調光に設定す
るという手順で設定する。なお、オン釦４６、オフ釦４
７および５０％調光釦４９を指定した後、あるいは、直
接増光釦５２または減光釦５３を操作することにより、
たとえば３０％や８０％などの任意の調光値に設定でき
る。そして、モード階１について設定が終了し、続けて
他のモードについて設定を行なう場合には、他のモード
指定を行なった後、アドレス指定して同様の手順で調光
設定を行ない、そして、設定が全て終了したら（ステッ
プ■、ステップ■）、設定終了釦４３を指定して（ステ
ップ■）設定完了する。そして、これらの調光の基本設
定内容は各モード毎にリモコン部ｌ１のモード設定部１
６のメモリに設定記憶される。

次に、前述のようにしてモード設定が行なわれた照明シ
ステムによる照明を、あらかじめ設定されている基本の
動作モードにて制御する場合を説明する。

リモコン部ｌ１でたとえばモードＮＱ．１を指定すると
、モード尚１のメモリで記憶されている各アドレス魔１
〜４の各調光設定内容がアドレス信号を含む調光指令信
号として信号送信部１７の発光ダイオードｌ９から赤外
線の無線媒体を介して送信される。この調光指令信号の
送信については、たとえばアドレス石１．〜４の順に行
なわれ、その各調光指令信号には各アドレス石１〜４が
それぞれ付けられている。

各照明器具部１２では、リモコン部１１から無線媒体で
送信される調光指令信号を信号受信部２６のフォトダイ
オード２Ｇで受信し、ＣＰＵ２７へ送る。

このＣＰＵ２７には、信号受信部２６で受信した信号が
全て伝送されるが、アドレス設定部２８で設定されてい
る自己のアドレス石以外のアドレス漱のアドレス信号を
含む調光指令信号が入力されても受入れず、アドレス設
定部２８で設定されているアドレスＮαが入力された場
合にのみその調光指令信号を受入れて入力する。そして
、ＣＰＵ２７ではその調光指令信号に従って調光ユニッ
ト２３を制御｛２、蛍光灯２４１または白熱灯２４ｂの
調光を行なう。たとえば、オンの調光指令信号が入力さ
れた照明器具部１２では蛍光灯２４ａまたは白熱灯２４
ｂを点灯させ、オフの調光指令信号が入力された照明器
具部１２では蛍光灯２４！または白熱灯２４ｂを消灯さ
せ、５０％調光の調光指令信号が入力された照明器具部
１２では蛍光灯２４ａまたは白熱灯２４ｂを５０％調光
で点灯させる。

このとき、調光制御部２７は、調光内容が変更されると
、ＲＡＭ６３の白熱灯デューティエリア６４、蛍光灯デ
ューティエリア７５、調光用電子安定器デューティエリ
ア６６および電子安定器デコーティエリア６７の各々の
カウント値を更新し、デ，、一テイカウンタ６１および
デューティタイマ６２の値とＲＡＭ６３との白熱灯デュ
ーティエリア６２、蛍光灯デューティエリア６５、調光
用電子用安定器デュ．−テイエリア６６および電子安定
器デューティエリア６７の各々のカウン１・値とを比較
し、各々一致した出力をそれぞれ、白熱灯出力ポート６
９、蛍光灯出力ポート７０，３ｍ光用電子安定器出力ボ
ート７１および電子安定器的出力ボート７２から同時に
異なる制御出力を出力する。そして、商用周波数に同期
して繰返す。

そうして、白熱灯出力ボー１・６９からは０〜１００％
の第６図（ａ）に示す電源位相制御用の出力が出力され
、たとえば第７図に示すサイリスタなど電力制御素子７
７を制御して白熱灯７８を調光する。

また、蛍光灯出力ボート７０から第６図（ｂ）に示す１
００％または０％の出力を行ない蛍光灯をオン・オフす
る。さらに、調光用電子安定器出力ポート７１からは第
６図（ｃ）に示す５０〜１００％の電源位相制御用出力
が出力され、たとえば第８図に示すザイリスタ制御素子
７９を制御ｌ７て調光用電子安定器８０の入力を制御し
蛍光灯８１を調光する。またさらに、電子安定器出力ポ
ー１・からは第６図（ｄ）に示す２０〜１００％のうち
の一定の出力を行ない、電子安定器８２の周波数変調に
て蛍光灯８３を所定の明るさに設定する。

次に他の実施例を第１１図を参照して説明する。

これは、照明器具部１２の信号受信部２６、調光制御部
２７およびバックアップ電源２９を、蛍光灯２４よまた
は白熱灯２４ｂおよび調光ユニット２３と別体にアダプ
タ８６として設け、このアダプタ８６から蛍光灯２４ａ
および白熱灯２４ｂなどの調光方式の異なる蛍光灯２４
８または白熱灯２４ｂを一括制御するものである。

なお、第１１図では各アダプタに対して１つの照明器具
部１２シか接続していないが、複数の照明器具部１２を
接続、制御することもできる。

上記第１．１−図に示す実施例によれば、さらに、従来
の照明装置を、リモコン部１ｌにて制御できる照明装置
に容易に変更することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、複数の制御出力を行なうことにより、
複数の種類の光源を同時に複数の調光方式で調光するの
で、調光方式が異なるたとえば白熱灯または放電灯など
の複数の光源を１つの照明装置で同時に制御できるとと
もに、リモコン部と照明器具部とを無線媒体で接続した
ので、配線工事を容易とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の照明装置の一実施例を示すブロック図
、第２図および第３図は同上調光ユニットを示すブロッ
ク図、第４図は同上モード設定部を示す説明図、第５図
は同上調光制御部を示す説明図、第６図は同上出力波形
図、第７図ないし第９図は調光回路を示す回路図、第１
０図は同上設定時を示すフローチャート、第１１図は他
の実施例を示すブロック図、第１２図は従来例の照明装
置を示すブロック図である。 ｌ１・・リモコン部、ｌ２・・照明器具部、１３・モー
ド指定部、１５・・調光指定部、１６・・モード設定部
、１７・・信号送信部、１８・・電源、２３・調光ユニ
ット、２４ａ　．　２４ｂ　・・光源と１７での蛍光灯
、白熱灯、２６・・信号受信部、２７・・調光制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）動作モードを指定するモード指定部および調光内
   容を指定する調光指定部を備え、これらモード指定部お
   よび調光指定部にて調光内容があらかじめ設定されてい
   る動作モードに設定するモード設定部、このモード設定
   部で設定された動作モードに従って調光指令信号を無線
   媒体で送信する信号送信部および電源を有するリモコン
   部と、前記調光指令信号を受信する信号受信部、この信
   号受信部にて受信された前記調光指令信号に基づいて複
   数の制御出力を行なう調光制御部、それぞれこの調光制
   御部の対応する制御出力により調光を行なう調光ユニッ
   トおよびこれら調光ユニットによりそれぞれ点灯される
   光源を有する照明器具部と を具備したことを特徴とする照明装置。