JPH02230145A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH02230145A
JPH02230145A JP21456289A JP21456289A JPH02230145A JP H02230145 A JPH02230145 A JP H02230145A JP 21456289 A JP21456289 A JP 21456289A JP 21456289 A JP21456289 A JP 21456289A JP H02230145 A JPH02230145 A JP H02230145A
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washing
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liquid
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Takashi Nakamura
敬 中村
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、感光材料を湿式処理する際に用いられる感光
材料処理装置に関する。
く従来の技術〉 一般に、湿式処理において、露光後の感光材料は、現像
、(漂白)定着、水洗の工程に従って処理されるように
なっている。
このような感光材料の処理に際しても、近年、環境保全
、資源節減が要望されてきており、処理液の再利用や排
出量の軽減、水洗水の節減等の観点から種々の研究が行
われてきている。
例えば発色現像液の再生については電気透析法(J.A
ppl. Phot. Eng., 5.208(19
79)参照)やイオン交換樹脂法( J. Appl.
 Phot. Eng. ,互,l32および216(
1979)参照)が実用化されている。
また、漂白定着液の再生については,イオン交換樹脂法
(J.Appl. Phot. Eng., ,7.6
5(1976)参照)やスチールウール法(Kodak
 PublicationNo. J−9参照)、オー
バーフロー液に再生剤を加え再び補充液として使用する
方法(特開昭48−49437号公報参照)等が実用化
されている. 水洗水の再利用については、イオン交換樹脂法(J.A
pp1. Phot. Eng., j2,120(1
980) .同5, 141 (19791参照)や逆
滲透圧装置を用いる方法(ソ連特許第701963号参
照)が知られている. また、特開昭58−105150号公報には、逆滲透圧
装置によって水洗廃水を処理し、これによって得られた
濃縮液を漂白定着槽に、希釈液を水洗槽にそれぞれ戻す
ように構成したものが開示されている。
く発明が解決しようとする課題〉 上記のなかで、逆滲透圧装置を用いて水洗水を再利用す
る方法では、確かに水洗水の節減等の効果は得られるも
のの、大量の水洗水を逆滲透圧処理する必要があり,逆
滲透圧装置の負荷が大きくなり、装置も大規模なものと
なる。
本発明は、特に水洗水を節減することが可能な感光材料
処理装置を提供することを目的とすく課題を解決するた
めの手段〉 上記目的を達成するために、本発明は下記(1)、(2
)の構成を有する。
(1)露光後の感光材料を湿式処理する感光材料処理装
置であって、 少なくとも水洗水を複数の処理室に区画された処理槽に
充填し、このような処理槽を含む処理搬送系を処理工程
に従って、感光材料を搬送して処理するに際し、水洗水
を充填した処理槽からの水洗水の廃液を希釈液と濃縮液
とに分離する分離手段を設け、少なくとも希釈水を水洗
水を充填した処理槽に戻すように構成したことを特徴と
する感光材料処理装置。
(2)上記(1)において希釈液は感光材料の搬送方向
と逆方向に流れるように戻す感光材料処理装置。
ように戻される. このように処理することによって、処理効率がよ《なり
、また水洗水を節滅することができる. く作用〉 本発明によれば、露光後の感光材料は、例えば、現像、
漂白定着、水洗の各処理工程に従って処理される。
この場合.少なくとも水洗水は複数の処理室に区画され
た処理槽に充填される。
そして、好ましくは、現像液および漂白定着液もこのよ
うな処理槽に充填され、感光材料は処理搬送系であるこ
れらの処理槽間を順次搬送されて処理される。
このとき、水洗水を充填した処理槽からの水洗水の廃液
は、分離手段によって希釈液と濃縮液とに分離される. そして、分離された希釈液は、水洗槽に、好ましくは感
光材料の搬送方向と逆方向に流れる〈実施例〉 実施例について図面を参照にして説明する。
第1図には、本発明の感光材料処理装置の一態様として
処理機1が示される。
図示のように、処理機1は、露光後の感光材料Sを処理
するもので、現像、漂白定着、水洗の各処理工程に応じ
て、現像槽10,漂白定着槽11および水洗槽12、l
3が設置される. そして、現像槽10には現像液100が、漂白定看槽1
1には漂白定着液110が、また水゜洗槽12、13に
は水洗水120がそれぞれ充填されており、これらの処
理槽間を順次搬送されて感光材料Sは処理されることと
なる。
この場合、現像槽10、漂白定着槽11および水洗槽1
2、13には、それぞれ、第2図に示されるような処理
槽が適用される。 このような処理槽を適用することに
よって処理液の液量を減少させることができる。
なお、第2図の処理槽では、実際充填される上記の現像
液、漂白定着液、水洗水はまとめて処理液3として示し
ている。
第2図に示される処理槽は、ハウジング2内が主ローラ
4、仕切部材5等により複数の処理室6A〜6Jに区画
され、各処理室内の処理液3に被処理材であるシート状
の感光材料Sを順次通過させて処理を行うものである。
ハウジング2内には、感光材料Sを搬送するための主ロ
ーラ4が、所定の間隔で多段に配置されている。 これ
らの主ローラ4の一部または全部は任意の駆動手段(図
示せず)により駆動回転するローラである。
各主ローラ4間には、仕切部材Sが設置されている. 
この仕切部材5は、その両端部がそれぞれ上側および下
側の主ローラ4に接触し、ハウジング2内の空間を左右
に分割している. このような主ローラ4、仕切部材5およびハウジング2
の内壁により処理室6が規定される。
1つのハウジング2における処理室6の数は、例えば、
3〜19個程度であり、また、1つの処理室6の容積は
、例えば、200m42〜5C程度である。
仕切部材5は、回転する主ローラ4と摺動しつつ左右の
処理室の境界となるものであるため、その構成材料は、
耐久性、処理液に対する耐薬品性(変形、膨張、強度低
下等を生じない)を有し、かつ処理液を変質させて現像
特性等に悪影響を及ぼさないものであるのが好ましい。
 また、仕切部材5の少なくとも両先端部はシール効果
を得るために弾性材料で構成されているのが好ましい。
 このような点を考慮して、仕切部材5は、例えば、ネ
オプレン、ブタジエン、ネオブレンーブタジエン等の各
種天然ゴム、合成ゴム、テトロン、ナイロン、シリコー
ン、テフロン等の軟質樹脂のようなエラストマーで構成
されているのがよい。
最下段の主ローラ4の下部には、下降してきた感光材料
Sを反転し、上昇させる反転ガイド30、30が設置さ
れている。 また、両反転ガイド30、30間には、主
ローラ4との間で感光材料Sを扶持するガイドローラ3
1が設置されている。
各処理室6内のハウジング2の内壁には、感光材料Sを
案内するガイド7が設置されている。
このガイド7の上部と主ローラ4との間に、感光材料S
が通過する感材通過ゲート8が形成されている。
また、第3図に示されるように、ガイド7の案内面70
1は、感光材料Sを次の感材通過ゲート7へ導くような
テーバが形成されている。 そして、ガイド7の上端に
は、後述するフリーローラ9を載置する傾斜面702が
形成されている。
感材通過ゲート8には、このゲートを開閉するシャッタ
ー手段としてのフリーローラ9が設置されている。 こ
のフリーローラ9は、感材通過ゲート旦の幅より大きい
径を有し、ガイド上端の傾斜面702上を自由に転動す
ることができる。
感光材料Sの非通過時には、フリーローラ9はその自重
により傾斜面702を下り、主ローラ4に当接しつつ回
転し(第3図中の実線)、これにより感材通過ゲート8
は閉止状態となる. 一方、感光材料Sの搬送時には、
感光材料Sの進行によりフリーローラ9は傾斜面702
を昇り、主ローラ4との間で感光材料Sを扶持しつつ回
転し(第3図中の点線),これにより感光材料Sの通過
が可能となる.なお、バネ等の付勢手段(図示せず)に
よりフリーローラ9を主ローラ4へ押圧する構成として
もよい。
また、フリーローラ9は、感材通過ゲート8を完全に液
密に閉止するものではなく、特に、感光材料Sの通過時
には感材通過ゲート8を処理液3が若干流れる程度のも
のでもよい. 主ローラ4およびフリーローラ9の構成
材料は、耐久性、処理液3に対する耐薬品性(変形、膨
張、強度低下等を生じない)を有し、かつ処理液を変質
させて現像特性等に悪影響を及ぼさないものであるのが
好ましく、例えば、ネオブレン、ブタジエン、ネオブレ
ンーブタジエン等の各種天然ゴム、合成ゴム、テトロン
、ナイロン、シリコーン、テフロン、硬質塩化ビニル等
の各種樹脂、アルミナ等のセラミックス、ステンレス、
チタン、ハステロイ等の耐食性を有する金属類、または
これらを組み合わせたものを挙げることができる。
また、主ローラ4やフリーローラ9の円筒面に次のよう
な各種処理を施してもよい。 例えば、ローラの円筒面
にテフロン、ナイロン、フッ素樹脂等の表面塗工処理を
施すことができ、また、ローラの円筒面が金属で構成さ
れている場合には,電解研唐、電解メッキ等の平滑化処
理、円筒面がセラミックスで構成されている場合には、
フッ素処理等を施すことができる. なお、図示の例では、フリーローラ9は感光材料Sの通
過により移動する構成となっているが、フリーローラ9
を移動させる駆動手段(図示せず)を設け、その移動に
より感材通過ゲート8の開閉を行なう構成としてもよい
本発明におけるシャッター手段は、上記フリーローラ9
によるものに限らず、これに代わる開閉部材(例えば、
可動片、弾性体によるスキージー等)によるもの、また
はこの開閉部材と上記のようなフリーローラとを組み合
わせたもの等、いかなるものでもよい。 また,シャッ
ター手段は、例えばラビリンスのように、感材通過ゲー
トを感光材料は通過するが、処理液の通過は抑制される
ような任意の構造のものが可能である。
ハウジング2の上部に位置する処理室6Aおよび6K内
の処理液液面付近には、それぞれ処理液3の給液または
排液を行なうための給・廃液口22.23が設置されて
いる。
給・廃液口22、23は、処理装置の用途によって給液
と排液のいずれかを選択する。
本発明において、上記処理槽を第1図における現像槽1
0として適用する場合は、感光材料Sの入側を給液口2
2とし、出側を廃液口23とし、感光材料SO′)WI
送方向に対する現像液100の流れ方向を同方向(パラ
レルフロー)とするのが好ましい。
このような流れとすることによって現像の効率が良化す
る. また、漂白定着槽1lとして適用する場合も、パラレル
フローとすることが好ましい。  このような流れとす
ることによって漂白定着の効率が良化する。
さらに、第2図に示される処理槽を水洗槽I2、l3と
して適用する場合は、感光材料Sの入側を廃1夜口22
とし、出側を給液口23とし,感光材料Sの搬送方向に
対する水洗水の流れ方向を逆方向(カウンターフロー)
とするのが好ましい. このような流れとすることによって水洗の効率が良化す
る。
本発明においては、第1図に示されるように、処理機1
には水洗水の廃液を濃縮液と希釈液とに分離する分離手
段である逆滲透圧装置70が設置される。
この逆滲透圧装置70によって分離された濃縮液は、管
70c、空気導入手段60および管70dを介して漂白
定着槽11に戻されるが、上記の理由からパラレルフロ
ーとなるように戻されることが好ましい。 従って、第
2図の構成において、感光材料Sの入側を給液口22と
し、出側を廃液口23とすればよく、給液口22に管7
0dを連結する構成とすればよい. 第1図に示されるように、本発明において、水洗槽12
の廃液口22は、管70aと連結され、この管70aを
介して水洗水120の廃液は逆滲透圧装置70に流入さ
れる。 そして、この逆滲透圧装置70によって分離さ
れた希釈液は、管70bを介して水洗槽13の給液口2
3に戻されるが、上記の理由からカウンターフローとな
るように戻されることが好ましい。
本発明における分離手段である逆滲透圧装置70として
は、例えばPaterson CandyIntern
ational LTD製のチューブラー型モジェール
を用いたものを使用しており、この装置の主要な仕様は
次の通りである。
半透膜材質:酢酸セルロース系 半透膜材質:合計30m2 操作圧力 : 1 0 〜2 0kg/ crI!上記
のように、本発明においては操作圧力を低くすることが
でき、従来に比べて装置を小規模なものとすることがで
きる このように、分離手段を設けて、分離した希釈液を水洗
水に、また濃縮液を漂白定着液に戻すことによって水洗
水を節滅することができ、また漂白定着液の補充量を減
少させることができる。
具体的には、漂白定着液では10〜50%程度低減でき
、水洗水では10〜40%程度の補充量とできる. また、銀の回収率も良化する。
第1図に示されるように、管70cと管70dとの間に
は空気導入手段60が設置される. この空気導入手段
60(よ、第4図に示されるように、多孔性円筒型バイ
ブ61を外筒65内に収納したものであり、ボンブPに
よって外筒65内に送られた加圧空気をバイブ61内に
導入して上記の濃縮液に空気を導入するものである. 
外筒65には外筒65内の圧力を調整するためのバルブ
■が設けられる。
多孔性材料は、孔径0.02〜1op、好ましくは1〜
10μ程度のものとし、具体的にはセラミック材料等が
挙げられ、上記の濃縮液に悪影響を及ぼさない材料であ
ればよい。
加圧空気の導入については特開昭63−251747号
公報に記載の方法を採ればよい。 この場合1.t〜1
0気圧、好ましくは1.2〜3気圧に加圧すればよい。
その他、各種多孔性プラスチック材科などの酸素透過膜
も使用可能である。
なお、空気導入量は上記の濃縮液12当り・0.3〜3
0β/分程度とすればよい。
このような空気導入手段60を設置することによって、
漂白定着液110の漂白剤成分による漂白作用が促進さ
れる。
この漂白作用の促進効果は、単位時間当りの処理量が標
準〜著し《多い時に有効に発揮され、著しく処理量が少
ない時(閉歇処理時)には自然な空気酸化で十分であり
、空気導入手段を設置する必要はない。
なお、各処理液の供給は、感光材料Sの搬送時にのみ行
なうのが好ましい。
また、給・廃液口22、23の設置数、設置位置等は、
上記構成に限定されない。
ハウジング2の上方には、感光材料Sをハウジング2内
の適所に案内し、または処理された感光材料Sを次工程
へ導くコンダクタローラ20、20が設置されている。
なお、本発明における処理槽では、主ローラ4の設置段
数、処理室の数、これらの配置等は上記構成のものに限
定されるものではない。
従って、上記の構成において、感光材料Sは、現像槽1
0、漂白定着槽11、水洗槽l2、13の各処理槽間を
順次搬送されて処理される. この場合、水洗水の廃液を分離手段によって希釈液と濃
縮液とに分離して、希釈液を水洗水に、濃縮液を漂白定
着液に戻しているため、それぞれの補充量を減少させる
ことができる。
本発明において、分離手段は、逆滲透圧装置に限定され
るわけではなく、このようなものとしては、液を蒸発さ
せ蒸発成分を水とする一方で蒸発によって液を濃縮する
ように構成された装置が挙げられる。
このような装置としては、特開昭63−200882号
、同63−200883号、同63−156501号に
記載の蒸発一凝縮分離装置を用いることが好ましいが、
いずれであってもよい。
例えば、このような蒸発一凝縮分離装置としては第5図
に示されるものが挙げられる。
第5図に示される蒸発一凝縮分離装置80では、その本
体ケース72内に廃液槽73が設けられており、廃液タ
ンク74内に貯留された水洗水の廃液が管75によって
供給される。 この管75には、フロートスイッチ76
およびボンブ駆動回路77によって制御されるボンブP
゜が設けられている。 このボンブP゜は、廃液の補給
時にフロートスイッチ76が廃液79の液面を検出する
まで作動する。 前記廃液槽73には、第1図に示され
る管70cが接続されており、濃縮液は漂白定着液11
0を充填した漂白定着槽1lに戻して再利用される。
前記廃液槽73内には、プーリー82a,82bが取り
付けられ、これらに対応して本体ケース72内に設けら
れたブーリー83a、83bとの間にエンドレスベルト
84a、84bがそれぞれに掛け渡されている。 ブー
リー83a,83bは、■ベルト85a、85bを介し
てモータMlと連結されている。
前記ブーリー83a、83bの上部にはダクト86が設
けられ、このダクト86内にはファン87が設けられて
いる。 モーターM1が■ベルト88を介してファン8
7を回転させると、エンドレスベルト84a、84bか
ら蒸発した水分を含む空気がダクト86内を通って冷却
器89に送られ、ここで水分が結露されて回収される。
 この水分が除去された空気は、その一部がエンドレス
ベルト84a、84bに戻され、残りが排気孔72aか
ら排出される。 前記冷却器89の下には、結露された
水滴を受け止めるための受け皿90が設けられている。
 この受け皿90に集められた水(蒸留水)は、管91
を介して本体ケース72外に配置した濾過器92に送ら
れる。 この濾過器92内には、活性炭等が収容されて
おり、有機物等を除去してから、イオン交換器93に送
る。 このイオン交換器93内には、周知のイオン交換
樹脂が収容されており、カビ等の微生物の繁殖に必要な
金属イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン)
等を除去してから、管70bを介して水洗水120を充
填した水洗槽l3に戻して再利用する。
前記本体ケース72に吸気孔72bが形成されており、
これから吸入された空気が放熱器95で加熱される。 
この加熱された空気は、ファン96によってエンドレス
ベルト84a184bに吹き付けられる。 前記放熱器
95と冷却器89とは、膨張弁97を介在させた管98
を介して連結されており、放熱器95で液化した冷媒が
膨張弁97を通る際に温度が下げられてから、冷却器8
9に送られる。 この冷却器89では、冷媒が空気から
気化熱を吸収して蒸発し、この蒸気が管89を通ってコ
ンブレッサー100に送られる。 このコンブレッサー
100は、冷媒蒸気を加圧して過熱蒸気としてから、こ
れを放熱器95に送る。 この放熱器95では、冷媒が
周囲の熱で冷やされて液体に戻される。
以上のように構成された蒸発一凝縮分離装置80によれ
ば、水洗水の廃液は、廃液タンク74に一旦貯留されて
から、ボンブ78によって廃液槽73に給送される。 
再生処理時には、モーターMtを駆動することによって
、エンドレスベルト84a、84bが廃液中に一部浸漬
した状態で走行する。 従って、廃液79が付着したエ
ンドレスベルト84a、84bは、廃液槽73から引き
出されて外気にふれる. この外気にさらされたエンド
レスベルト84a.84bには、吸気孔72bから流入
し、放熱器95で暖められた空気がファン96によって
吹き付けられる。・この空気がエンドレスベルト84a
、84bに吹き付けられると、エンドレスベルト84a
、84bに付看している廃液中の水分が蒸発する。 こ
の蒸発した水分を含む湿った空気は、ファン87によっ
てダクト86を通って冷却器89に送られる。 空気中
の水蒸気は冷却器89で冷却されるため、結露して受け
皿90に滴下する。 水分が除去された空気は、その一
部が還流されるが、残りは排気孔72aから排出される
前記受け皿90に滴下した水は、管91を通って濾過器
92に送られ、ここで有機物等が除去されてから、イオ
ン交換器93に送られ、脱イオン処理される。 この脱
イオン処理された水は、管70bを介して水洗水120
を充填した水洗槽l3の給液口に供給される。
一方、エンドレスベルト84a、84bの回転により、
廃液中の水分が蒸発し濃縮された濃縮液は、管70c、
空気導入手段60および管70dを介して漂白定着液1
10を充填した処理槽13の給液口に供給される。
なお、エンドレスベルトの材質としては、廃液が付着し
やす《、かつ通気性を備えたものであることが好ましい
. 具体的には、各種樹脂や布等が挙げられ、メッシュ
構造とすればよい. また、エンドレスベルトの数等に
ついては、適宜選択すればよい。
上記において、希釈液は水洗槽l3に戻される構成とな
っているが、水洗槽l2に戻すようにしてもよい. また、水洗槽は2個配列される構成としているが、増設
することができ、希釈液を戻す水洗槽は希釈の度合等に
応じて選択することができる。
本発明においては、第2図に示されるような構成の処理
槽を水洗槽に適用しているため、水洗効率が向上する.
 従って、場合によってはl槽のみ用いてもよい。
上記においては、第2図に示される処理槽を、現像槽、
漂白定着槽および水洗槽のすべての処理槽に適用する構
成としているが、本発明では、少なくとも水洗槽にこの
ような処理槽を適用すればよく、現像槽および漂白定着
槽には従来の構造の処理槽を適用してもよい。
本発明における処理槽は、その他、種々の形態であって
よく、少な《とも水洗水を第2図に示されるような処理
槽に充填し、水洗水の廃液を濃縮液と希釈液とに分離す
る分離手段を有し、希釈液を水洗水の補充液とする構成
のものであれば、特に制限はない。
そして、この場合、前述のように、分離した濃縮液は水
洗処理の前段の処理に用いる処理液の補充液とする構成
とすることが好ましい。
この濃縮液を補充液とする構成では、前述のように、前
段の処理に用いる処理槽も第2図に示されるようなもの
とし、パラレルフローとして濃縮液を戻すことが好まし
い。
本発明において、少なくとも水洗槽とする複数の処理室
に区画された処理槽は、さらに、第6図および第7図で
示されるようなものであってもよい. 第6図は水洗槽とした場合の構成例を示す断面側面図、
第7図は第6図中の■一■線での断面図である. 第6図および第7図に示される水洗槽は、ハウジング2
5内にラック33が挿入されており、ラック3の側板3
2、34間にはブロック体40、50が設置されている
ブロック体40は,ブロック体5oの内側に挿入するよ
うになっており、この挿入状態で、感光材料Sを水洗処
理するための空間である5ツノ処理室65A,65B,
65C,65D,65Eが形成される。
そして、これらの各処理室65A〜65Eには水洗水1
20が充填される. また、隣接する処理室65Aと65B、65Bと65C
、65Cと65D右よび65Dと65Eとの間には、両
処理室を連結する狭幅の通路41、42、43および4
4が形成される. さらに、処理室65Aおよび処理室65Eの上部には、
それぞれ感光材料Sを搬入および搬出するための同様の
通路45および46が形成される. ブロック体40、50は図示例にては中実となっている
が、これに限定されるものではなく、中空であってもよ
く、樹脂等で構成すればよい. 上記において、一室あたりの処理室の体積は、1 0〜
8 0 0 0mj,好ましくは10〜4 0 0 0
 at,  より好ましくは10〜500mlとするの
がよい。
また、通路41〜46の幅は、感光材料Sの厚さの5〜
40倍程度の0.5〜5mm程度とすればよい。
このような間隙とすることによって、感光材料S゛は支
障なく搬送される。
また、搬送性をさらに良化するために、通路41〜44
の内壁面には、.t8水化処理等を施してもよい. また、各処理室間の通路の長さは、処理室の形状、大き
さ等に関係するが、10〜200mm程度とするのがよ
い. このような狭幅の通路を設けるような構成とすることに
より、感光材料Sの非処理時には、隣接する処理室間で
の水洗水の流通がほとんどなく、また処理時にては,わ
ずかな流通しかないものとすることができる。
ここで、「流通がほとんどない」とは、処理室間での水
洗水の移動量が実質的に無視できるほど小さいことを意
味し、例えば水洗水の移動量が2 rthll分以下で
あるような場合をいう。
また、「わずかな流通しかない」とは、処理室間の水洗
水の移動量が補充液の供給量と同量程度またはそれより
も少ないことを意味し、例えば水洗水の移動量が1〜2
0m!/分であるようにすることが好ましい。 この場
合の水洗水の移動は,感光材料の搬送方向と反対方向(
カウンターフロー)の移動である。
このように、処理中にて、水洗水120がわずかな連通
しかないため、前浴から感光材料Sが持ち込んだ薬剤等
が処理室65Aでその濃度が高くなり、処理室65B,
65C,65D、65Eに《いにつれ,その濃度が低く
なるが、その処理室65A〜65Eにおける濃度比が維
持されることによって水洗効率が向上する。
また、処理中にて、感光材料と大気.どの接触がないこ
とから水洗効率は向上する。
処理室65A,65B、65D、65Eの中央部付近に
は、それぞれ1対の搬送ローラ85が設置され,処理室
65Cには、3対の搬送ローラ65が設置されている。
 また、通路45の感光材料入口付近および通路46の
感光材料出口付近にも、それぞれ感光材料Sを搬入・搬
出する搬出口−ラ63が1対ずつ設置されている. これら各搬送ローラ63は、ブロック体40またはブロ
ック体50に軸支されており、ローラ対のいずれか一方
または双方が駆動回転し、ローラ間に感光材料を扶持し
て感光材料Sを搬送するようになっている。
第7図に示されるように、搬送ローラ63の駆動機構は
、図中垂直方向に軸支された主軸802の所定箇所に固
定されたべベルギア803と、各搬送ローラ63の回転
軸801の一端部に固定されたべベルギア804とが噛
合し、モータ等の駆動RC図示せず)の作動で主軸80
2を所定方向に回転することにより、各搬送ローラ63
が回転するようになっている. この場合、最上部にある搬送ローラ63の回転軸801
aは主軸802とずれた位置にあるので、主軸802に
固定されたギア805を含む歯車列を介して主軸802
と平行に支持された従動輪806を設け、この従動軸8
06に固定されたべベルギア803と、回転軸801a
の一端部に固定されたべベルギア804とを噛合させて
回転軸801aを回転させる。 さらに、回転軸801
aには、ベベルギア804の内側にギア807が固定さ
れ、このギア807と他方の搬送ローラ63の回転軸8
0lbの−端部に固定されたギア808とを噛合させる
ことにより両搬送ローラ63が同時に駆動回転する。
各処理室内の搬送ローラ63では、一方のローラを駆動
回転させ、両ローラの周面同士が接触することによって
他方のローラを従動回転させる構成となっている。 な
お、両ローラをギアで連結し、双方のローラを駆動回転
する構成としてもよい。
このようなローラの構成材料は、耐久性,水洗水に対し
て変形、膨張、強度低下等を生じないものであればよく
、前記同様、樹脂、耐食性を有する金属等とすればよい
処理室65A、65B、65D、65Eの搬送ローラ6
3の上下近傍には、感光材科Sを案内するための対をな
すガイド64が設置されている。 また、処理室65C
の搬送ローラ63間には、円弧状に湾曲し、この湾曲部
に沿って感光材料Sの方向を転換する反転ガイド66が
設置されている。
これらのガイド64、66は,例えば成型プラスチック
や金属の板で構成され、ガイドを貫通する開口901が
ほぼ均一に形成されている。
これにより水洗水120が流通し、循環が促進され、水
洗処理の処理効果が高まる.処理室65Eおよび処理室
65Aの上部液面付近に,好まし《は水洗水120の補
充液Rw等を供給する供給口47および液面を保持する
ようにオーバーフローO F +を排出する廃液口48
がそれぞれ設置されている。
また、処理室65GにもオーバーフローOF!を排出す
る廃液口49が設置されている. 第7図において、処理室数は5としているが、これに限
定されるものでもなく、通常5〜l5とする. このような水洗槽に、第1図における逆滲透圧装置70
を設置する場合は、廃液口48または49に連結管等を
接続し、廃液口48または49からそれぞれオーバーフ
ローOF,またはO F gを逆滲透圧装置70に流入
すればよい。
特に、廃液口49からのオーバーフローOF2を逆滲透
圧装置70に流入し、希釈液と濃縮液とに分離すること
は好ましい。
これは,前述のように、処理中にて各処理室65A〜6
5Eでは濃度勾配が形成されるが、処理室65Cに充填
される水洗水120は、各処理室のなかで中位の濃度を
有し、このオーバーフローOF.もこの1度を有してい
るからである。
薬剤を回収し、濃縮液を水洗処理の前段の処理に使用す
る処理槽に戻すという目的からは、処理室65Aのオー
バーフローOF.を分離する方が好ましいと予想される
。 しかし、このようなオーバーフローOF,を分離す
る場合は逆滲透圧装置における負荷が上昇し、半透膜の
寿命が短くなるという欠点がある。
このようなことから、オーバーフローOFaを分離する
ことは、薬剤回収の目的を達成し、かつ半透膜のが命を
延ばすことができる上で好ましい. この場合、半透膜の寿命はオーバーフローOF,を分離
するときに比べて1.3〜4倍程度となる。
また、オーバーフローO F zは、処理室6C内の水
洗水120が空気と遮断した状態にあることから、この
ような状態で逆滲透圧装置70に流入させることができ
、その濃縮液を再使用する場合において有利である。
特に、定着剤成分等の劣化をなくすことができるからで
ある. 一方、オーバーフローOF,は、処理室65A内の水洗
水120が空気と触れた状態にあることから、オーバー
フローOFtに比べて上記の利点は得られな《なる。
ただし、単位時間当りの処理量が著しく多いときには、
オーバーフローOF+を使用してよ《、オーバーフロー
OF.を使用する場合は、第1図におけるものと同様、
空気導入手段を設置することが好ましい. このようなことから、処理量が著し《少ないかまたは標
準的である場合は、オーバーフローOF.を使用する必
要がある。
第6図および第7図で示される水洗槽を適用した処理機
の槽配列を第8a図〜第8e図に例示する。
これらの図では、機能が同じ処理槽および処理液、装置
、管等は、第1図と同じ符号を用いて示している. 第8a図では、1槽の水洗槽12を適用しており、中間
に位置する処理室65Gからのオーバーフローを管70
aを介して逆滲透圧装置70に流入し、希釈液と濃縮液
に分離し、希釈液は管70bを介して水洗水の補充液と
して処理室65Eに戻し、濃縮液は管70cを介して漂
白定着槽11に漂白定着液110の補充液として戻すよ
うな構成としている. また、水洗水120の液面を一定レベルに保持するため
に処理室65Aからオーバーフローさせ、さらに、前記
希釈水のほかにさらに新鮮な水洗水の補充液を処理室6
5Eから補充するようにしている。
これらの水洗水120等の液の流れについては、図中矢
印で示している。
なお、この場合、処理室65Aからのオーバーフローは
、液面を一定レベルに保持する目的のみでなされること
が好ましく、処理室65Aからのオーバーフローは実質
的にOであることが好ましく、オーバーフローされる場
合も処理室65Eかも補充される水の10%以下である
ことが好ましい。
第8b図〜第8e図には、2槽の水洗槽l2、l3が配
置されたものが示されている. 第8b図では、処理室65Aのオーバーフローは管70
aを介して逆滲透圧装置70に流入させており、希釈液
は管70bを介して処理室65Eから戻し、一方濃縮液
は管70cを介して漂白定着槽11に戻すように構成さ
れている. さらに、新鮮な水洗水の補充液が処理室65Eから補充
され、また水洗槽13の液面を一定に保つための処理室
65Aからのオーバーフローは,前段の水洗槽12の処
理室65Eに流入され、水洗槽12の処理室65Aから
オーバーフローされるようになっている。 すなわち、
水洗槽13およびl2では多段向流方式が採用されてい
る。
第8c図で示されるものは、第8b図に示されるものと
、水洗檀l3の処理室65Cのオーバーフローを逆滲透
圧装置に流入する点および分離後の濃縮液を漂白定普槽
に戻さない点で異なり、その他の構成においては同様で
ある.第8d図で示されるものは、第8C図に示される
ものと、分離後の濃縮液を漂白定看槽に戻す点と、水洗
槽l2の処理室65Aからの才一バーフローを漂白定着
檀11に流入する点で異なり、その他の構成においては
同様である.第8e図に示されるものでは,第8d図に
示されるものと,水洗槽l2の処理室65Cからのオー
バーフローを逆滲透圧装置70に流入する点を除けば、
その構成において異なるところはない. 第8a図〜第8e図において、水洗槽を1槽または2槽
とする構成としているが、その槽数は特に制限はない.
 また、好ましい槽数は、処理室の数や容積に依存する
が、通常1〜3である. 第8a図〜第8e図において、前段の水洗檀l2の処理
室65Aからオーバーフローする液は補充する水洗水に
比べてわずかではあるが、この液はさらに前段の処理槽
に補充する方が好まし《、この点からは第8d図、第8
e図に示される態様とすることが好ましい。
第8a図〜第8e図において、逆滲透圧装置70によっ
て分離した濃縮液を前段の処理に用いる漂白定看槽に戻
す構成とする場合は、漂白定着槽にも、その構造上第6
図および第7図で示される処理槽を適用することが好ま
しい。
ただし、漂白定着槽とする場合は、処理室65Cに廃液
口を設置しないものとし、濃縮液は感光材料Sの搬送方
向と同方向(パラレルフロー)に流れるように戻すこと
が好ましい. 従って、水洗槽とする場合と液の給・廃
液口の用い方が反対となる。
また、水洗水のオーバーフローを向流方式でそのまま漂
白定着槽に流入させる場合もパラレルフローとすること
が好ましい。
さらに、現像槽11にも、第6図および第7図で示され
る処理槽を適用してもよい。 現像槽とする場合は、漂
白定着槽とする場合と同様に用いる. このような現像槽および漂白定着槽とすることは、水洗
槽の場合と同様に、各処理室における濃度比の維持等の
効果が得られ、各処理での処理効率が向上して好ましい
第8a図〜第8e図の構成において、逆滲透圧装置のか
わりに、第5図に示されるような蒸発一凝縮分離装置を
適用してもよく、また必要に応じて第1図と同様に空気
導入手段を設置してもよ《、その他の種々の変形が可能
である点では、第1図におけるものと同様であり、同様
の効果が得られる。
本発明において、水洗処理とは、惑光材料中から前段の
処理で用いられた薬品を除去する操作を意味する。 従
って、水洗処理は、安定化処理や節水水洗処理を含む概
念であり、“水洗水”はそのような処理の際に用いるも
のを含めた意味とする。
ただし、分離した濃縮液を、水洗処理の前段の処理に用
いる処理液の補充液とする場合は、安定液ではな《、通
常の水洗水を用いた水洗処理とすることが一般的に好ま
しい。
本発明における処理磯には、上記の態様に限定されるこ
とな《、適用される処理工程に応じて各種処理液が充填
される。
本発明においては、上記のような水洗工程を含む処理工
程であれば、特に制限はない。
例えば、上記の現像、漂白定着、水洗に限らず、漂白定
着の工程を漂白、定着の2工程とするもの、漂白工程の
ないもの等、感光材料の種類等に応じて適宜選択される
また、カラー現像、第一定着、漂白定着のような組合わ
せとすること等も可能である。
その他、必要に応じて前硬膜浴、中和浴、第−現像(黒
白現像)、画像安定浴等の諸工程が組合わされる。
また、処理される感光材料は、種々のカラーおよび黒白
感光材料のいずれであってもよい。 例えば、カラーネ
ガフィルム、カラー反転フィルム,カラー印画紙、カラ
ーボジフィルム、カラー反転印画紙、製版用写真感光材
料、X線写真感光材料、黒白ネガフィルム、黒白印画紙
、マイクロ用感光材料等が挙げられる。
く発明の効果〉 本発明によれば、水洗水の節減およびさらに場合によっ
ては水洗処理の前段の処理に用いられる漂白定着液等の
処理液の補充量の低減をはかることができる。
銀の回収率も良化し、処理時間も短縮できる。
本発明の効果を確認するために、本発明者等は種々の実
験を行った。 以下に、その一例を示す。
実験例l 第1図に示される処理機を用いて、富士写真フイルム(
株)製カラーペーパータイブ02を露光後、38℃で1
00秒間、富士写真フイルム(株)製の処理剤CP−2
5Qのカラー現像剤PCIを用いて現像し、漂白定着剤
PQ2を用いて30〜34℃で漂白定着し、その後27
〜33℃で水洗し、乾燥した。
この場合各処理槽における処理室の敗および1つの処理
室の容積は以下のものとした。 ただし、以下のように
現像槽は従来の構造のものを用いた。
現像槽     1     60000漂白定着槽 
 11       150水洗槽    11   
    150また、分離手段は、本文記載の逆滲透圧
装置(RO)を用いた。
さらに、空気導入手段は、バイブを構成する多孔性材料
の孔径を0.3〜1一とし、空気は1.05気圧程度に
加圧して1β/分の割合で導入した。 なお、水洗処理
時間は45秒とした。 この場合、1日当り現像槽内の
現像液が2回入れ代わるレベルでランニングを行った。
このような処理機を用いた処理を処理Aとする。
処理IAにおいて、空気導入手段を設けない他は同様の
処理機を用いて同様に処理した。
これを処理IBとする. また、処理IAにおいて、空気導入手段および分離手段
を設けない他は同様の処理機を用いて同様に処理した。
 これを処理ICとする. 特開昭58−105150号公報第1図または第2図に
開示された処理槽を用いて処理IAと同様に処理した。
 ただし、水洗時間は120秒とした. 第1図の処理槽を用いたものを処理ID、第2図の処理
槽を用いたものを処理IEとする. 上記の処理IA〜IEについて表1にまとめる. 表1より、本発明における処理IA、IBでは、水洗補
充量を大巾に減少させることができることがわかる. また、滲透圧装置(RO)の操作圧力を小さくできるこ
ともわかる。
さらに、漂白定着および水洗の各処理時間を短縮し、補
充量を減少できるにもかかわらず、脱銀不良、水洗不良
、復色不良の発生もなく良好な写真性が得られることが
確認された。
実験例2 実験例1の処理IA% IBにおいて、分離手段として
逆滲透圧装置のかわりに蒸発一凝縮分離装置を用いる他
は同様に処理した。 処理LA,IBと同等の効果が得
られた。
実験例3 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に、以
下に示す層構成のカラー印画紙を作製した. 塗布液は
下記のようにして調製した. (第一贋塗布液調製) イエローカブラー(ExY−1)19.1gおよび色像
安定剤(Cpd−1)4.4gに酢酸エチル27.2c
cおよび高沸点溶媒(Solv−1)7.7cc(8.
0g)を加え溶解し、この溶液を10%ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム8ccを含む10%ゼラチン水
溶液185ccに乳化分敗させた。 この乳化分敗物と
乳剤EMIおよびEM2とを混合溶解し、以下の組成に
なるようゼラチン濃度を調節し第一層塗布液を調製した
。 第二層から第七層用の塗布液も第一層塗布液と同様
の方法で調製した。 各層のゼラチン硬化剤としては1
一オキシー3.5−ジクロローs−トリアジンナトリウ
ム塩を用いた。
また、増粘削としては(Cpd−2)を用いた。
(層構成) 以下に各層の組成を示す。 数字は塗布量(g/m”)
を表わす。 ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を表わす
支持体 ポリエチレンラミネート紙 〔第一層側のポリエチレンに白色顔料(Ti(h)と青
味染料を含む。] 第一層(青感Ill) 増感色素(ExS−1)で分光増感された単分散塩化銀
乳剤(EMI’)   ・・・0. 15増感色素(E
xS−1)で分光増感 された単分散塩化乳剤(EM2)・・・0.15ゼラチ
ン            ・・・1.86イエローカ
ブラー(ExY−1)  ・・・0.82色像安定剤(
Cpd−2)     ・・・0,l9溶媒(S o 
l v − 1 )       ・−0.35第二層
(混色防止層) ゼラチン            ・・・0.99混色
防止剤(Cpd−3)     ・・・0.08第三層
(縁感層) 増感色素(ExS−2、3)で分光 増感された単分散塩化銀乳剤 (EM3)           ・・・0.12増感
色素(ExS−2、3)で分光 増感された単分散塩化銀乳剤 (EM4)           ・・・0.24ゼラ
チン            ・・・1.24マゼンタ
カブラー(ExM−1)  =−0.39色像安定剤(
Cpd−4)     ・・・0.25色像安定剤(C
pd−5)     ・・・0,12溶媒(So l 
v−2)       ・=0.25第四層(紫外線吸
収層) ゼラチン            ・・・1. 60紫
外線吸収剤 (Cpd−6/Cpd−7/Cpd−8=3/2/6 
:重量比)・・・0.70 混色防止剤(Cpd−9)     ・・・0.05溶
媒(So l v−3)       ・−0.42第
五層(赤感層) 増感色素(ExS−4.5)で分光 増感された単分散塩化銀乳剤 (EMS)           ・・・0.07増感
色素(ExS−4、5)で分光 増感された単分散塩化銀乳剤 (EMS)           ・・・0.16ゼラ
チン            ・・・0,92シアンカ
ブラー(E x C − 1 )   ”4.46シア
ンカブラー(E x C − 2 )   −1.84
色像安定剤 (Cpd−7/Cpd−8/Cpd−10=3/4/2
 :重量比)・・・0.17 分散用ボリマー(Cpd−11)  ・・・0.14溶
媒(Solv−1)       ”・0.20第六層
(紫外線吸収層) ゼラチン            ・・・0.54紫外
線吸収剤 (Cpd−6/Cpd−8/Cpd−10=1/5/3
 :重量比)・・・0.21 溶媒(So 1 v−4)       ・=0.08
第七層(保護層) ゼラチン            ・・・1.33ポリ
ビニルアルコールのアクリル 変性共重合体(変性度17%) ・・・0.17流動パ
ラフィン         ・・・0.03また、この
時,イラジエーション防止用染料としては、(Cpd−
12、Cpd−13)を用いた。
さらに各層には、乳化分散剤、塗布助削として、アルカ
ノールX C (Dupont社)、アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、コハク酸エステルおよびMag
efacx F−120 (大日本インキ社製)を用い
た。 ハロゲン化銀の安定化剤として、(Cpd−14
、15)を用いた。
使用した乳剤の詳細は以下の通りである。
乳剤 形 状 EMI EM2 EM3 EM4 EM5 EM6 立方体 立方体 立方体 立方体 立方体 立方体 粒子径 (μ) 1.1 0.8 0.45 0.34 0,45 0.34 Br含量 (mol%) 1.0 1.0 1.5 1.5 1.5 1.6 変動係数* 0.10 0.10 0.09 0.09 0.09 0.l0 使用した化合物の構造式を次に示す。
ExY−1 r# ExS−1 ExM−1 ExS−2 ExS−3 ExC−1 ExS−4 ExC−2 ExS−5 Cpd−1 Cpd−2 Cpd−3 Cpd−9 Cpd−10 Cpd−11 Cpd−1 2 Cpd−13 め八 bUル Cpd−4 Cpd−5 Cpd−6 Cpd−7 Cpd−8 しJletul cpa−14 cpci− 1 5 ≧i Solv−1 Solv−2 Solv−3 Solv−4 ジ ブ チ ル フ タ レ ト トリオクチルホスフェート ト リ ノニルホスフェート トリクレジルホスフェート カラー現像 35℃   45秒 161mffi  
 17ff漂白定着  30〜36℃ 45秒 161
mj   17j水洗■   30〜37℃ 30秒 
 −  101水洗0   30〜37℃ 30秒  
−   10!水洗■   30〜37℃ 30秒 3
60mj   101乾  燥     70〜80℃
  60秒感光材料1耐あたり (水洗■一■への3タンク向流方式とした。) 各処理液の組成は以下の通りである。
立」!二双コ虹腋 水 エチレンジアミンーN, N. N. N−テトラメチ
レンホスホン酸 トリエチレンジアミン(l4− ジアザビシク口(2. 2. 21 オクタン) 塩化ナトリウム 炭酸カリウム N一エチルーN−(β−メタンスル ホンアミドエチル)−3− メチル−4−アミノアニリン 硫酸塩 ジエチルヒドロキシルアミン 蛍光増白剤(4.4′ −ジアミノ スチルベン系) 乞2二乙哉 補]E液 800m!    800m! 1.5g 1.5g 5.0g 1.4g 25   g 5.0g 25   g 5.0g 4.2g 7.0g 6.0g 2.0g 2.5g 水を加えて pH(25℃) 1000ml 10.05 1000mffi 10.45 !(タンク液と補充液は同じ) 水                        
   400mjチオ硫酸アンモニウム(70%)  
    100mj亜硫酸ナトリウム 17g エヂレンジアミン四酢酸鉄( III )アンモニウム
      55g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム  5g臭化アン
モニウム           40g氷酢酸    
            9g水を加えて      
      1000mゑpH(25℃1      
       5.40股迭述(タンク液と補充液は同
じ) イオン交換水(カルシウム、マグネシウム各々3 pp
m以下) このような処理を処理3Aとする。
処理3Aにおいて、水洗槽を3槽使用するかわりに、第
6図および第7図で示される水洗槽(ただし、廃液口4
9は設置せず。)を1槽使用する他は同様にして処理を
行った。 これを処理3Bとする。
また、第8a図〜第8e図に示されるような槽構成、処
理液の流れとし、実験例1の本発明の逆滲透圧装置と同
じ逆滲透圧装置(RO)を設置して、上記と同様に処理
した。
これらの処理を、それぞれ処理30〜3Gとする。
なお、処理30〜3Gで、現像槽および漂白定着槽は処
理3A、3Bと同様のものを用いた。
ただし、処理3B〜3Gにおける水洗処理時間は表2に
示すようにした。
第6図および第7図で示される水洗槽における一室当り
の処理室の体積は260mjであり、処理室の数は5と
した。
この場合、水洗水の移動は、非処理時で0.1mj/分
程度、処理時で20mg/分であった. 処理3A〜3Gにおける水洗水および漂白定着液の補充
量を比較した結果を表2に示す。
さらに、補充量の合計についても併記する。
表 処理時間  水洗水  漂白定着液  合 計3A(比
 較)90秒  360mj/m”   161mj/
m”   52tmj/m”3B(比較)73秒  1
8(7/n”   161ml/が  341mj/m
”3C(本発明)65秒   60+nj/m”   
137mj/m2197mj/m”3D(本発明)63
秒   40mj/m”   137m47m”   
177mj/m”3E(本発明)60秒   40mj
/m”   161mj/m2201mffi/m”3
F(本発明)60秒   40mj/m”   120
mj/m”   160mj/m”3G(本発明)60
秒   40mffi/m”   120m#/m” 
  160mj/m”表2より、本発明における処理3
0〜3Gでは、水洗補充量および水洗時間を大巾に減少
させることができることがわかる。
なお、第8b図の処理機を用いた処理3Dと第8d図の
処理機を用いた処理3Fを比較した場合、逆滲透圧装置
(RO)における半透膜の寿命が処理3Fの方が処理3
Dより1.3〜4倍程度延びることが確認された。
なお、このROの半透膜の寿命については、最前段の水
洗槽(水洗槽12)において、上記と同様の比較を行っ
た場合に、さらに顕著となる. また、漂白定着および水洗の各処理において、処理時間
を短縮し,補充量を減少できるにもかかわらず、本発明
における処理では、脱銀不良、水洗不良の発生もなく実
験例1同様良好な写真性が得られることが確認された。
 さらに、銀の回収率についても、本発明においては実
験例lと同等であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における処理機の概略構成図である. 第2図は、本発明における処理槽の切断端面図である。 第3図は、第2図に示される処理機の感材通過ゲート付
近の拡大切断端面図である。 第4図は、本発明における空気導入手段の一部を破砕し
て示す正面図である。 第5図は、本発明における蒸発一凝縮分離装置の切断端
面図である。 第6図は、本発明における処理槽の断面側面図である。 第7図は、第1図中のn−n線での断面図である。 第8a図〜第8e図は、それぞれ、本発明における処理
機の概略構成図である。 符号の説明 l・・・処理機 10・・・現像槽 11・・・漂白定着槽 l2、13・・・水洗槽 70・・・逆滲透圧装置 80・・・蒸発一凝縮分離装置 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代  理  人
  弁理士   石  井  陽同     弁理士 
  増  田  達  哉FIG.1 FIG.3 F1 G.4 FIG.80 7o

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光後の感光材料を湿式処理する感光材料処理装
    置であって、 少なくとも水洗水を複数の処理室に区画された処理槽に
    充填し、このような処理槽を含む処理搬送系を処理工程
    に従って、感光材料を搬送して処理するに際し、水洗水
    を充填した処理槽からの水洗水の廃液を希釈液と濃縮液
    とに分離する分離手段を設け、少なくとも希釈水を水洗
    水を充填した処理槽に戻すように構成したことを特徴と
    する感光材料処理装置。
  2. (2)前記希釈液は感光材料の搬送方向と逆方向に流れ
    るように戻す請求項1に記載の感光材料処理装置。
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