JPH02229A - オリゴマー組成物 - Google Patents

オリゴマー組成物

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Publication number
JPH02229A
JPH02229A JP63316645A JP31664588A JPH02229A JP H02229 A JPH02229 A JP H02229A JP 63316645 A JP63316645 A JP 63316645A JP 31664588 A JP31664588 A JP 31664588A JP H02229 A JPH02229 A JP H02229A
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JP
Japan
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cyclopentadiene
oligomer
formula
alkali metal
aromatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP63316645A
Other languages
English (en)
Inventor
Christopher Michael Hawkins
クリストファー・マイケル・ハウキンズ
Edgar E Bostick
エドガー・アール・ボスティック
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication of JPH02229A publication Critical patent/JPH02229A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/42Chemical after-treatment

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は新規な組成物に関する。より詳細には、本発明
はジシクロペンタジェニルジラジカルを含む反応性の線
状芳香族オリゴマー組成物、およびこの種の組成物の製
造方法に関する。
発明の背景 現在の熱可塑性成形用樹脂組成物は、重合体の分子組成
およびその分子量に応じて、難しい環境、たとえば高温
で使用するのに驚(程良好な物理的特性を有する一連の
材料を成形業者に提供している。しかしこのような材料
の多くは効率的な加工を行うために非常に高い加工温度
を必要とし、たとえば射出成形を行うのに600下以上
の溶融温度を必要とする。樹脂製造業者は入手可能な装
置で加工できる等級の樹脂しか売れないという拘束を受
けるので、最終的な物理的特性には実際上の妥協が余儀
なくされる。この問題は、たとえば特定の種類のポリカ
ーボネート樹脂について言及することによって更によく
説明される。
2.2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)プロパンポリ
カーボネート(以下ではビスフェノールAポリカーボネ
ートと称する)は良好な熱安定性、優れた寸法安定性、
および耐荷重クリープ性を有する周知の熱可塑性重合体
である。射出成形等級のビスフェノールAポリカーボネ
ートの固有粘度(塩化メチレン中30℃で測定)は約0
.50−0、 55dl/gの範囲である。この粘度範
囲の重合体は通常重量平均分子量が約30,000、そ
して数平均分子量が約11.000である。ビスフェノ
ールAポリカーボネートの機械的特性は固有粘度が約0
.40に達するまでは固有粘度の上昇につれて極めて急
激に上昇し、その後少なくとも固有粘度が約0. 65
dl/gとなるまで漸減する。
しかし樹脂の溶融粘度は固有粘度が約0.45以上では
急激に上昇し、固有粘度が約0.6となると溶融粘度は
すでに十分高くなって複雑な金型を用いた射出成形は極
めて困難になる。したがって実際に工業的に使用できる
成形用の等級は、樹脂に成形温度で十分な流動性を与え
るが最高には至らない物理的特性を与えるような分子量
に制限せざるをえない。
これらの樹脂の構造に少量のシンクロペンタジエンまた
はシンクロペンタジエン型のジカルボン酸基を挿入する
と特性を有意に損うことなく加工上の利点がもたらされ
ることを見出した。
シンクロペンタジエンジカルボン酸とビス(p−ヒドロ
キシフェニル)エーテルおよび2.2−ビス(p−ヒド
ロキシフェニル)プロパンとの1=1ポリエステルの合
成はミルバ(Mlrva )らによって日本化学会報(
[3ulletln o[’ the Chemlca
lSociety ol’ Japan) 、第50巻
、第10号、第2682−2685頁(1977)に記
載されている。
本発明の目的は、変性ポリカーボネート樹脂の製造に好
都合な中間生成物を与える新規な組成物をmtttする
ことにある。
別の目的は、製造が容易で、樹脂製造−加工−体法での
使用を特徴とする特性を有する中間生成物を提供するこ
とにある。
さらなる目的は、このような中間生成物の製造方法を提
供することにある。
他の目的は、添付した特許請求の範囲を含むこの明細書
全体を読めば、当業者に明らかになるであろう。
発明の開示 本発明は、1種以上のジシクロペンタジエニルジ力ルポ
キシレートジラジカルおよび2−約30個の次式: を何する構造単位(組成物中のR基の合計数の少なくと
も約60%は芳香族で残部は脂肪族、脂環式または芳香
族である)を含有する線状オリゴマーを製造するにあた
り、次式: (式中のnは2−約30の範囲である)を有する前駆物
質の芳香族環状ポリカーボネートオリゴマーを反応させ
る工程よりなる方法を提供する。この種のオリゴマーの
製造は、プルネル(Brunel le)らの米国特許
箱4,644.053号に記載されている。
環状オリゴマー混合物のR基の合計数の好ましくは約6
0%以上、さらに好ましくは約80%以上、最も望まし
くは上記R基の全てが芳香族である。芳香族R基は好ま
しくは次式: %式%() を有し、式中のA1およびA2はそれぞれ二価の単環芳
香族基、Y2はA1とA2の間に1または2個の原子が
介在する架橋基である。式Ia中の遊離原子価結合は大
抵、A1およびA2のY2に対するメタまたはパラ位に
ある。この種のR基は次式: HO−AI −Y2−A
2−OHのビスフェノールから誘導されたものと考える
ことができる。
好適なビスフェノールはビスフェノールAである。
以下ではビスフェノールに頻繁に言及するが、ビスフェ
ノール以外の適当な化合物から誘導したR基も適宜使用
できると理解されたい。
本発明の新規な組成物は、ジシクロペンタジェニルジラ
ジカルを芳香族ポリカーボネートまたはコポリ(エステ
ルカーボネート)樹脂の構造に導入するのに有用かつ好
都合な物質を提供する。この種の変性芳香族ポリカーボ
ネート樹脂およびその製造は、米国特許出願第1338
57号に記載されている。
具体的説明 構造中にジシクロペンタジェニルジラジカルが組込まれ
た芳香族ポリカーボネートオリゴマーが、式■の構造を
有する環状芳香族ポリカーボネートオリゴマーをシクロ
ペンタジェンのアルカリ金属またはマグネシウム塩と反
応させることによって形成されることを見出した。この
反応は式(A):a1 に示すようにして、カーボネート基が炭素−酸素一重結
合いずれかで開裂し、シクロペンタジェニル陰イオンが
カルボニルで封鎖されたフラグメントに結合し、金属陽
イオンまたは水素が酸素陰イオンと結合してヒドロキシ
ルで封鎖されたフラグメントが形成されるように進行す
ると考えられる。
したがって、反応するシクロペンタジェン塩の各モルが
1モルのカーボネート結合を破断して、シクロペンタジ
ェニル基およびフェノール性ヒドロキシ基で末端封鎖さ
れたポリカーボネートフラグメントが形成されると考え
られる。このフラグメントがシクロペンタジェン塩とさ
らに反応すると、両端がフェノール性ヒドロキシ基かシ
クロペンタジェン基で封鎖されたフラグメントが生成し
うる。
シクロペンタジェニルで封鎖されたフラグメントは自生
的な4+2付加環化を受けて1個以上のジシクロペンタ
ジェニル基を含むオリゴマーを形成し、このオリゴマー
はフェノール性ヒドロキシ基で末端封鎖されている。
以上のことから、n個のカーボネート結合を含む式Hの
オリゴマー1モルをn−xモル(x−1からn)のシク
ロペンタジェン塩と反応させると、平均でx/2個のジ
シクロペンタジェニルジラジカルとn−x個のカーボネ
ート基を含むヒドロキシ基で封鎖されたオリゴマーの混
合物が生成すると考えられる。
本発明の線状オリゴマーの構造中には、少なくとも1個
の式■: のジシクロペンタジェニルジラジカルが組込まれており
、式中のZおよびYはカルボキシル基で、Zの炭素原子
は炭素原子1または炭素原子7−10のいずれかに結合
しており、モしてYの炭素原子は炭素原子2−6のいず
れかに結合している。
ZおよびYのダングリングボンドは上記式lのR基に結
合している。
有用なオリゴマー構造中に組込まれた式■のジシクロペ
ンタジェニルジラジカルにおいては、その炭素に結合し
た任意の水素原子がフェニル基、炭素原子数1−6のア
ルキル基、炭素原子数1−14のアルキル置換フェニル
基、フッ素、塩素または臭素原子、炭素原子数1−6の
アルコキシ基、またはシアノ基で置換されている。
本発明の合成では、上述のジシクロペンタジェニル構造
のアルカリ金属またはマグネシウム塩単量体も使用でき
るものと考えている。当業者であれば上記の弐■がエン
ドまたはエキソ異性体として存在することができ、二量
体についての以上の説明が異性体およびそれらの混合物
のいずれにもあてはまることに気づくはずである。
テトラヒドロフラン中でのシクロペンタジェンのアルカ
リ金属またはマグネシウム塩の製造は周知であり、たと
えばビータース(D、Peters) 、化学会誌(J
、Chea+、Soc、 ) 、第1757頁(195
9)に、そして臭化エチルマグネシウムの反応によるマ
グネシウム塩の製造は同上、第1761頁に記載されて
いる。ナトリウムおよび1,2−ジメトキシエタンの使
用は有機合成(Organic 5ynthesis 
) 、第5巻(バウムガルテン(Il、E、Baumg
arten)編)、第1001頁(1973)に記載さ
れている。シクロペンタジェンのリチウム塩については
エル−ヒナライ(M、A、El−111nnavl)ら
、有機金属化学雑誌(J、Organomet、Cho
o+) 、281、第119頁(1985)およびベッ
ペ(Pcppc )ら、ジエイ・ケム・ソス・ダルトン
・トランス(J、Chem、Soc、Dalton、T
rans ) 、12、第2592頁(1981)を参
照されたい。カリウム塩の製造についてはガルブゾバ(
1,AICarbuzova )ら、有機金属化学雑誌
(J、Organoa+etal Chew) 、27
9、第327頁(1985)、およびアルパーら(Il
、AIperおよびり、E、Laycock ) 、合
成(Synthesls)、IQ、第799頁(198
0)を参照されたい。
シクロペンタジェンは貯蔵中本安定であり、室温では自
生的にシンクロペンタジエンならびにトリ、テトラ、お
よびそれ以上の重合体を形成してしまうので、そのまま
では通常購入できない。シンクロペンタジエンは、たと
えばオレフィンを製造するためのプロパンおよびナフサ
の熱分解の副生物として容易に入手することができる。
高沸点留分副生物を熱浸漬し所定の条件で蒸留するとシ
クロペンタジェンが回収される。精製シンクロペンタジ
エン、すなわち高純度(95重量%)シンクロペンタジ
エンが入手でき、これは本発明で使用するアルカリ金属
塩またはマグネシウム塩を製造するための新たに蒸留さ
れた型全体源として好適である。
本発明で使用する「アルカリ金属塩」という用語は、シ
クロペンタジェンのリチウム、ナトリウムまたはカリウ
ム塩を意味する。本発明で使用する際にはナトリウム塩
が好適である。マグネシウム塩を使用すると、マグネシ
ウムが両方の陰イオン位置に結合した環状オリゴマーが
選択的に形成されると考えられる。
式■のオリゴマーは好ましくはテトラヒドロフランの溶
液としてたとえばシクロペンタジェンのアルカリ金属塩
と反応される。反応は、オリゴマー1モル当り1−約n
モルのシクロペンタジェン塩を用いて行う。反応物質は
用いた溶剤に可溶性であ°る。
実施例 以下の実施例は本発明を例示するためのものであり、本
発明の範囲はこれらの実施例によって限定されるもので
はない。本発明の範囲は特許請求の範囲を含む明細書全
体によって決定されるものである。
特記しない限り、明細書および実施例で「固有粘度」 
(■v)に言及する場合には、ジクロロメタン中、30
℃にて測定した値を示す。
明細書および実施例で「溶融粘度」に言及する場合には
、カーシャ指数(Kasha Index:Kl)とし
て測定した溶融粘度のことを示す。樹脂のKlは樹脂の
溶融粘度の尺度で以下のようにして得られる。すなわち
、125℃で最低90分間乾燥した樹脂7gを、ティン
アスーオルセン(Tinius−01sen ) T 
3 JJ1メルトインデックス測定装置に加え、測定装
置の温度を300℃に保ち、樹脂をこの温度で6または
12分間加熱する。6または12分経過した後、樹脂を
0.1048cmのオリフィスから78.7Nの印加圧
力で押出す。プランジャが2インチ移動するのに必要な
時間をセンチ秒で測定し、この必要時間をKIとして報
告する。
実施例1 この実施例は、シンクロペンタジエンジカルボン酸でエ
ステル化したビスフェノールAの線状オリゴマーの製造
、およびこの線状オリゴマーを使ってジシクロペンタジ
ェニル部分をポリカーボネート樹脂に組込むことを例示
する。オリゴマーを、環状ポリカーボネートオリゴマー
のシクロペンタジェンナトリウム塩との反応によって製
造する。
環状オリゴマーは、プルネル(Brunette)らの
米国特許第4,644,053号に記載されたとおりに
して製造することができる。
12の四ツ目フラスコに機械攪拌機、温度計、添加漏斗
、および正圧のアルゴンに連結した冷却器をとりつけ、
テトラヒドロフラン(THF)(500ml)および6
0%油分散液からの水素化ナトリウム(5,94g、0
.248モル)を装填した。Na/THF混合物にシク
ロペンタジェン(13,Or、0.197モル)をすば
やく加えた。発泡とともに温度が35℃に上昇し、同時
に赤色に若色した。約15分で発泡が停止し温度が25
℃に下がった。環状ポリカーボネート(50、Og、0
.197モル)のテトラヒドロフラン(500ml)へ
の溶液をすばやく加えた。4時間後に、250m1の反
応混合物を100m1の5%MCIに加え、ふりまぜ、
10%重炭酸ナトリウムで洗浄した。硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶剤を減圧下で除去したところ、15.Or
の黄色のシクロペンタジェン/ポリカーボネートオリゴ
マー生成物が残った。
実施例2 この実施例は本発明の一部をなすものではなく、本発明
の生成物の使途を例示するために挙げるものである。
lの四ツ目フラスコに機械攪拌機、pHプローブ、気体
送込管ならびにドライアイス冷却器および苛性水溶液送
込管を装管したクライゼンアダプタをとりつけた。フラ
スコに塩化メチレン(340m1) 、H20(280
m1) 、ビスフェノールA (35,0g、0.15
4モル)、トリエチルアミン(1,1m1)、フェノー
ル(0,47g。
o、oosモル)、および10.0gのさきに合成した
シクロペンタジェン/ポリカーボネートオリゴマーを添
加した。次にホスゲン(10,Og。
0.1モル)をpHを8−10に制御してIg/分で1
0分間加えた。10分間にわたって窒素でパージして過
剰なホスゲンを除去した後、有機相を1%HCfで1回
洗浄し、さらに300m1の水で3回洗浄した。MgS
O4で乾燥した後、溶液を1500mlのMeOHに沈
殿させ125℃の炉中で一晩乾燥させた。ジクロロメタ
ン中の固有粘度は0.494であった。溶融粘度(Kl
)は1660であった。Kl評価から回収した材料の固
有粘度は0.482であった。シンクロペンタジエンジ
カルボキシレートの重量%は赤外分光分析によって1.
4であることがわかった。
実施例3 21の四ツ目フラスコに機械攪拌機、温度計、添加漏斗
、および正圧のアルゴンに連結した冷却器をとりつけ、
テトラヒドロフラン(500ml)および水素化ナトリ
ウム(6,0g、0.25モル、60%浦分散液から)
を装填した。Na/THF混合物にシクロペンタジェン
(16,5g。
0.25モル)をすばやく加えた。10分後に環状ポリ
カーボネート(50,0g、0.197モル)のテトラ
ヒドロフラン(500ml)への溶液を65℃の前記溶
液にすばやく加えた。3時間後に500m1の5%HC
Iを溶液に添加した。有機相を減圧下で除去して固形分
を残存させ、この固形分を塩化メチレンに溶解してシリ
カゲルを通して濾過した。溶剤を除去して減圧乾燥した
ところ黄色粉末が残った。
実施例4 この実施例は本発明の一部をなすものではなく、本発明
の生成物の使途を例示するために示すものである。
2pの四ツロモートンフラスコに機械攪拌機、pHプロ
ーブ、気体送込管、ならびにドライアイス冷却器および
苛性水溶液送込管を装着したクライゼンアダプタをとり
つけた。このフラスコに塩化メチレン(600m1) 
、H2O(300m1)、ビスフェノールA (47,
0g、0.206モル)トリエチルアミン(1,0g、
0.01モル)、フェノール(0,60g、0.006
4モル)およびさきに合成したシクロペンタジェン/ポ
リカーボネートオリゴマー10.Ogを添加した。ホス
ゲン(30,0g、0.30モル)をpHを9゜5−1
0.5に制御して1.0g1分で30分間加えた。10
分間窒素でパージして過剰のホスゲンを除去した後、有
機相を1%HCfで1回、その漬水で3回洗浄した。塩
化メチレンで500m1まで希釈した後、溶液を11の
メタノールに沈殿させ、−晩乾燥させた。得られた樹脂
のジクロロメタン中での固有粘度は0.466であった
。Tgは149、そして重量平均分子量は25.9QO
であった。赤外分析により、樹脂が4(重量)%のシン
クロペンタジエンジカルボキシレートを含有しているこ
とがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1つの次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の構造単位(式中のtが1−3、v+(s×t)の合計
    が1−約29であり、Rは組成物のR基の合計数の少な
    くとも約60%が芳香族で残部は脂肪族、脂環式または
    芳香族であり、そしてBは水素、アルカリ金属塩または
    マグネシウムである)を有するカーボネートオリゴマー
    混合物を製造するにあたり、 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のnは2−約30の範囲であり、Rは組成物のR
    基の合計数の少なくとも約60%が芳香族で残部は脂肪
    族、脂環式または芳香族である)を有する前駆物質の環
    状オリゴマー組成物を、シクロペンタジエンまたは置換
    シクロペンタジエンのアルカリ金属またはマグネシウム
    塩と反応させ、シクロペンタジエン含有オリゴマーを回
    収する工程よりなる方法。 2、実質的に全てのR基がビスフェノールAから誘導さ
    れたものである請求項1記載の方法。 3、アルカリ金属がナトリウムである請求項2記載の方
    法。 4、請求項1の方法で製造された生成物。 5、RがビスフェノールAより誘導され、アルカリ金属
    塩がナトリウムで、Zがシンクロペンタジエンである請
    求項1記載の方法。 6、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のnは2−約30の範囲であり、Rは組成物のR
    基の合計数の少なくとも約60%が芳香族で残部は脂肪
    族、脂環式または芳香族である)を有する前駆物質の環
    状オリゴマー組成物を、シクロペンタジエンまたは置換
    シクロペンタジエンのアルカリ金属またはマグネシウム
    塩と反応させ、シクロペンタジエン含有オリゴマーを回
    収することによって製造されたオリゴマー混合物を含む
    組成物。 7、請求項5に記載した方法によって製造された組成物
JP63316645A 1987-12-16 1988-12-16 オリゴマー組成物 Pending JPH02229A (ja)

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