JPH02229946A - 遊星歯車列 - Google Patents

遊星歯車列

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JPH02229946A
JPH02229946A JP1047795A JP4779589A JPH02229946A JP H02229946 A JPH02229946 A JP H02229946A JP 1047795 A JP1047795 A JP 1047795A JP 4779589 A JP4779589 A JP 4779589A JP H02229946 A JPH02229946 A JP H02229946A
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planetary gear
gear
planetary
pinion
engagement
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Noboru Hattori
昇 服部
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2002Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
    • F16H2200/2005Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with one sets of orbital gears

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機の歯車変速機等に適応される遊星
歯車列に関する。
(従来の技術) 従来の歯車変速装置としては、例えば、特開昭50−6
4660号公報に示されている。
この歯車変速装置には、第13図に示すように、シング
ルブラネタリ型遊星歯車を3組用いた遊星歯車列が適用
されていて、この遊星歯車列は、第2サンギャと第3サ
ンギャとを一体に結合して回転メンバ■が横成され、第
3キャリヤにより回転メンバ■が構成され、第1リング
ギヤ、第2キャリヤ,第3リングギャを一体に結合して
回転メンバ■が構成され、第2リングギヤ、第1キャリ
ヤを一体に結合して回転メンバ■が構成され、第1サン
ギャにより回転メンバ■が構成されている。
そして、この遊星歯車列の5つの回転メンバに入力軸,
出力軸,ケースを加えた8つのメンバを直結または締結
要素を介して結合することで歯車変速装置が構成される
即ち、回転メンバ■.■,■をクラッチCI,C2.C
3を介してそれぞれ入力軸に結合し、また、回転メンバ
■,■,■をブレーキ81,82.83を介してそれぞ
れケースに固定し、また、回転メンバ■を出力軸に直結
して構成される。
その結果、第14図の共線図に示すように、締結要素を
2組締結し、2つの拘束条件を与えることにより1つの
変速段を構成し、第15図の締結論理表に示すように、
直結変速段を含む前進6速,後退2速を達成している。
(発明が解決しようとする課題》 しかしながら、この従来の遊星歯車列にあっては、締結
要素の数を6個用いながら前進6速.後退2速の多段化
要求に応えているものの、5つの回転メンバを構成する
のに3組のシングルプラネタり型遊星歯車を用いたもの
である為、構成要素数か多くなりコスト面で不利である
し、また軸方向に長大化してサイズ面でも不利である。
(発明の目的) 本発明は、上述のような課題に着目してなされたもので
、低コストと軸方向長さの短縮化を図りながら変速段の
多段化を達成出来る新規で有用な遊星歯車列を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の遊星歯車列では、外
観的には第1.第2遊星歯車による2組の遊星歯車であ
りながら実質的には3組の遊星歯車に基づく5つの回転
メンバが構成される遊星歯車列とした。
即ち、第1リングギャ.第1サンギヤ、第1キャリヤを
有する第1遊星歯車と、第2リングギヤ、第2サンギヤ
、第2キャリヤを有する第2遊星歯車とを備えた遊星歯
車列において,前記第1キャリヤと第2キャリヤを一体
化すると共に、第1,第2遊星歯車の動力伝達に関与す
るギヤに同時に噛み合うロングピニオンを少なくとも含
むピニオンを回転可能に支承する共通キャリヤを設け、
前記第1リングギャ.第1サンギヤ、第2リングギヤ、
第2サンギヤ、共通キャリヤにより、所定の拘束条件を
与えることで互いに異なる回転をすることが可能な5つ
の回転メンバが構成されている事を特徴とする手段とし
た。
(作 用) 本発明の遊星歯車列を遊星歯車変速装置に適用する場合
には、第1リングギヤ、第1サンギヤ、第2リングギヤ
、第2サンギヤ、共通キャリヤによる5個の回転メンバ
に入力部材,出力部材.ケースを加えた8個のメンバと
し、各メンバ間を一体に結合するか、全く結合しないか
、締結要素により締結,非締結を選択可能に結合するか
を行ない、締結要素の締結,非締結を制御することによ
り複数の変速段を得ることになる。
そして、変速段を設定する場合には、外観的に2組の遊
星歯車であるが、実質的には第1遊星歯車側のギヤ,第
2遊星歯車側のギヤに共通キャリヤを有する第3の等価
遊星歯車が加わり、変速に関与する5個の回転メンバを
構成できる為、従来、遊星歯車3列を必要とした共線図
を、遊星歯車2列相当のサイズである本堤案遊星歯車列
にて実現でき、低コスト、軸方向長さの短縮を企ること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第1図は第1実施例の遊星歯車列を適用した遊星歯車変
速装置のスケルトン図である。
遊星歯車列は、第1リングギャR1,第1サンギャS+
,第1キャリヤを有する第1遊星歯車PG1と、第2リ
ングギャR2,第2サンギャS2,第2キャリヤを有す
る第2遊星歯車PG’2と、前記第1リングギャ旧と第
1サンギャS1とに噛み合う第1ショートピニオンPS
1 と、第2リングギャR2に噛み合う第2ショートピ
ニオンPS2と、第1遊星歯車PGI側では第1ショー
トピニオンPS1に噛み合い、第2遊星歯車PG2側で
は第2ショートピニオンPS2と第2サンギャS2とに
噛み合うロングピニオンPLを含むピニオンPsi. 
PS2. PLを回転可能に支承する共通キャリヤPC
とを備えている。
そして、前記第1サンギャS1に連結される回転メンバ
■と、共通キャリヤPCに連結される回転メンバ■と、
第1リングギャR1に連結される回転メンバ■と、第2
リングギャR2に連結される回転メンバ■と、第2サン
ギャS2に連結される回転メンバ■により、所定の拘束
条件を与えることで互いに異なる回転をすることが可能
な5つの回転メンバが構成されている。
そして、この遊星歯車列の5つの回転メンバに入力軸■
.出力ギャ■.ケース■を加えた8つのメンバを直結ま
たは締結要素を介して結合することで歯車変速装置が構
成される。
即ち、回転メンバ■.■,■をクラッチCI.C2,C
3を介してそれぞれ入力軸■に結合し、また、回転メン
バ■,■,■をそれぞれブレーキBl,B2,B3を介
してケース■に固定し、また、回転メンバ■を出力ギャ
■に直結して構成される。
また、締結要素であるクラッチCI.クラッチC2.ク
ラッチC3とブレーキ81.82.83には、変速位置
に対応して締結・非締結を制御する締結要素制御手段が
接続される。
次に、第1実施例の作用を説明する。
第1実施例の遊星歯車列を用いた歯車変速装置では、第
2図の共線図に示すように、締結要素を2組締結し、2
つの拘束条件を与えることにより1つの変速段を構成さ
れる。
即ち、横軸に設定歯数比に対応して割りふられる回転メ
ンバ■5■.■,■,■の位置をとり、縦軸に回転速度
比(=各メンバー回転速度÷インプット回転速度)をと
り、前記回転メンバ■,■,■,■,■の位置を通り縦
方向に引かれる直線と、回転速度比Oと回転速度比1に
対応して横方向に引かれる直線との交点にそれぞれブレ
ーキとクラッチの締結要素を表示し、締結される2つの
締結要素を結ぶ線により共線図が描かれる。
この共線図では、回転メンバ■上で交わる交点が出力ギ
ャ■の変速比の逆数を示し、締結要素を2組締結した場
合、回転速度比Oを超え1未満のアンダードライブ側に
3つの変速段が得られ、回転速度比1を超えるオーバド
ライブ側に2つの変速段が得られ、回転速度比がマイナ
スの逆転側に2つの変速段が得られることになる。
従って、変速比1の直結変速段を含んだ場合、第3図の
締結論理表に示すように、各前進変速比から次のより高
いまたはより低い変速比への変速が、一つの締結要素の
締結から非締結への変化と、他の一つの締結要素の非締
結から締結への変化によってなされ、最小限の締結要素
の変化によってなされるため、変速品質を確保しやすく
、下記に説明する様に、前進6速,後退2速を達成でき
る。
後退速の場合には、クラッチC1の締結による回転メン
バ■からの入力とし、クラッチC1とブレーキB2の締
結により後退2速を得、クラッチC1とブレーキB3の
締結により後退1速を得ている。
ニュートラルの場合は、締結要素のOケ又は1ヶの締結
により得られるもので、ここでは後退1速とニュートラ
ルの相互変速時や前進1速とニュートラルの相互変速時
に変速要素の締結開放の数を少なく抑える為、ブレーキ
83を締結することで得ている。
前進速の場合で、アンダードライブ側では、クラッチC
3の締結による回転メンバ■からの入力とし、クラッチ
C3とブレーキB3の締結により前進1速を得、クラッ
チC3とブレーキB2の締結により前進2速を得、クラ
ッチC3とブレーキ81の締結により前進3速を得てい
る。
また、直結4速は、クラッチCI,C2,C3のうちい
ずれか2つを選択することで得られるが、3速Q4速や
4速Q5速の時の締結要素の掛けがえを考慮してクラッ
チC2とクラッチC3との締結により得ている。
また、オーバドライブ側では、クラッチC2の締結によ
る回転メンバ■からの入力とし、クラッチC2とブレー
キB1の締結により前進5速を得、クラ・ンチC2とブ
レーキB2の締結により前進6速を得ている。
以上説明してきたように、第1実施例の遊星歯車列にあ
っては、外観的に2組の遊星歯車であるが、所定の拘束
条件を与えることで互いに異なる回転をすることが可能
な5つの回転メンバが構成されている為、第1遊星歯車
PCIと第2遊星歯車PG2以外に,第1遊星歯車PG
I側のギヤ,第2遊星歯車PG2側のギヤ,共通キャリ
ヤpcを有する等価遊星歯車を含み、実質的には3組の
遊星歯車が存在するとみなすことができる。
この結果、従来の遊星歯車3列のものに対しては低コス
トと軸方向長さの短縮化を図り、従来の遊星歯車2列の
ものに対しては変速段の多段化要求に応える高い変速段
の設定自由度を持つ。
即ち、第2図と第14図に示す共線図及び第3図と第1
5図に示す締結論理表の比較からも明らかなように、第
1実施例の2組の遊星歯車による遊星歯車列を歯車変速
装置に適用することで、従来例で示した3組のシングル
ブラネタυ型遊星歯車による歯車変速装置(特開昭50
−64660号)と全く同じ前進6速,後退2速を達成
することが出来る。
次に第2実施例について説明する。
第4図は第2実施例の遊星歯車列を適応した遊星歯車変
速装置のスケルトン図である。
第2実施例の遊星歯車列は、第1リングギャ′旧,第1
サンギャSl.第1キャリヤを有する第1遊星歯車PG
Iと、第2リングギャR2,第2サンギャS2.第2キ
ャリヤを有する第2遊星歯車PG2と、前記第1サンギ
ャSIIこ噛み合う第1ショートピニオンPS1と、第
2サンギャS2に噛み合う第2ショートピニオンPS2
と、第1遊星歯車PGI側では第1リングギャ旧と第1
ショートピニオンPSIに噛み合い、第2遊星歯車PG
2側では第2リングギャR2と第2ショートピニオンP
S2とに噛み合う歯数の異なるロングピニオンPLを含
むピニオンPS1, PS2, PLを回転可能に支承
する共通キャリヤpcとを備えている。
そして、前記共通キャリヤPCに連結される回転メンバ
■と、第2リングギャR2に連結される回転メンバ■と
、第1リングギャ旧に連結される回転メンバ■と、第2
サンギャS2に連結される回転メンバ■と、第1サンギ
ャS1に連結される回転メンバ■により、所定の拘束条
件を与えることで互いに異なる回転をすることが可能な
5つの回転メンバが構成されている。
そして、この遊星歯車列の5つの回転メンバに入力軸■
,出力軸■,ケース■を加えた8つのメンバを直結また
は締結要素を介して結合することで歯車変速装置が構成
される。
即ち、回転メンバ■,■をクラッチCI,C2を介して
それぞれ入力軸■に結合し、また、回転メンバ■,■,
■をそれぞれブレーキ81,132.83を介してケー
ス■に固定し、また、回転メンバ■を出力軸■に直結し
て構成される。
また、締結要素であるクラッチCI,クラッチC2とブ
レーキBl,22.83には、変速位置に対応して締結
・非・締結を制御する締結要素制御手段が接続される。
次に、第2実施例の作用を説明する。
第2実施例の遊星歯車列を用いた歯車変速装置では、第
5図の共線図に示すように、締結要素を2組締結し、2
つの拘束条件を与えることにより1つの変速段を構成さ
れる。
即ち、横軸に設定歯数比に対応して割りふられる回転メ
ンバ■,■,■,■,■の位置をとり、縦軸に回転速度
比をとり、前記回転メンバ■,■,■,■,■の位置を
通り縦方向に引かれる直線と、回転速度比Oと回転速度
比1に対応して横方向に引かれる直線との交点にそれぞ
れブレーキとクラッチの締結要素を表示し、締結される
2つの締結要素を結ぶ線により共線図が描かれる。
この共線図では、回転メンバ■上で交わる交点が出力軸
■の速度比の逆数を示し、締結要素を2組締結した場合
、回転速度比Oを超え1未溝のアンダードライブ側に3
つの変速段が得られ、回転速度比1を超えるオーバドラ
イブ側に1つの変速段が得られ、回転速度比がマイナス
の逆転側に1つの変速段が得られることになる。
従って、変速比1の直結変速段を含んだ場合、第6図の
締結論理表に示すように、各前進変速比から次のより高
いまたはより低い変速比への変速か、一つの締結要素の
締結から非締結への変化と、他の一つの締結要素の非締
結から締結への変化によってなされ、最小限の締結要素
の変化によってなされるため、変速品質を確保しやすく
、下記に説明する様に、前進5速,後退1速を達成でき
る。
後退速の場合には、クラッチC1の締結による回転メン
バ■からの入力とし、クラッチC1とブレーキB2の締
結により後退速を得ている。
ニュートラルの場合は、締結要素の0ケ又は1ヶ締結に
より得られるもので、ここでは後退1速とニュートラル
の相互変速時や前進1速とニュートラルの相互変速時に
変速要素の締結開放の数を少なく抑える為、ブレーキB
2を締結することで得ている。
前進速の場合で、アンダードライブ側では、クラッチC
2の締結による回転メンバ■からの入力とし、クラッチ
C2とブレーキB2の締結により前進1速を得、クラッ
チC2とブレーキB1の締結により前進2速を得、クラ
ッチC2とブレーキB3の締結により前進3速を得てい
る。
また、直結4速は、クラ・ンチC1。C2の締結により
得ている。
また、オーバドライブ側では、クラッチC1の締結によ
る回転メンバ■からの入力とし、クラッチC1とブレー
キB3の締結により前進5速を得ている。
尚、第6図の変速比の式において、α,は第1リングギ
ャ旧と第1サンギャS1の比であり、α2は第2リング
ギャR2と第2サンギャS2の比であり、kは第1リン
グギャ旧と第2リングギャR2についての係数で、k;
zA−zp2/zo−ZPlテ定義される(zA;第1
リングギャ歯数r zp+  ;第1リングギャとの噛
み合いピニオン歯数.Zo:第2リングギャ歯数, Z
P2  :第2リングギャとの噛み合いピニオン歯数)
以上説明してきたように、第2実施例の遊星歯車列にあ
っては、外観的に2組の遊星歯車であるが、所定の拘束
条件を与えることで互いに異なる回転をすることが可能
な5つの回転メンバが構成されている為、第1遊星歯車
PGIと第2遊星歯車PG2以外に、第1遊星歯車PG
I側のギヤ,第2遊星歯車PG2側のギヤと共通のキャ
リヤPCを有する等価遊星歯車を含み、実質的には3組
の遊星歯車が存在することになる。
この結果、従来の遊星歯車3列のものに対しては低コス
トと軸方向長さの短縮化を図り、従来の遊星歯車2列の
ものに対しては変速段の多段化要求に応える高い変速段
の設定自由度を持つ。
即ち、締結要素に関しては、前進5速,後退1速を締結
要素5個により達成している。
次に、本発明の遊星歯車列を拘束される回転関係式に基
づいて分けた各類型により説明する。
ここで、遊星歯車として、第1遊星歯車PGI,第2遊
星歯車PG2及び第1リングギャRl,第2リングギャ
R2.共通キャリヤPCによる第3の等価遊星歯車が存
在するものとし、各遊星歯車の回転関係式が、シングル
ピニオン遊星歯車の回転関係式により拘束される場合を
Sとし,ダブルピニオン遊星歯車の回転関係式により拘
束される場合をWとして示す。また、ピニオンの数か最
も少ないものを基本型とする(但し、同数の場合には同
径のロングピニオンを有するもの)。
<SS−S> 第1遊星歯車PGI,第2遊星歯車PG2,第3の等価
遊星歯車が共にシングルピニオン遊星歯車の回転関係式
により拘束される場合の頚型を第7図に示す。
この第7図で左側の枠内には基本型が示され、右側の枠
内にはその変形例が示されている。
< S S −W> 第1遊星歯車PGM,第2遊星歯車PG2がシングルピ
ニオン遊星歯車の回転関係式により拘束され、第3の等
価遊星歯車がダブルピニオン遊星歯車の回転関係式によ
り拘束される場合の頚型を第8図に示す。
この第8図で左側の枠内には基本型が示され、右側の枠
内にはその変形例が示されている。
<SW−S (WS−S)> 第1遊星歯車PGI.第3の等価遊星歯車がシングルピ
ニオン遊星歯車の回転関係式により拘束され、第2遊星
歯車PG2がダブルピニオン遊星歯車の回転関係式によ
り拘束される場合の類型を第9図に示す。
この第9図で左側の枠内には基本型が示され、右側の枠
内にはその変形例が示されている。
尚、第2遊星歯車PG2,第3の等価遊星歯車がシング
ルピニオン遊星歯車の回転関係式により拘束され、第1
遊星歯車PCIがダブルピニオン遊星歯車の回転関係式
により拘束される、所謂、WS−SはSW−Sの第1遊
星歯車PCIと第2遊星歯車PG2とを入れ替えた形態
であらわされるので、図示を省略する。
<SW−W (WS−w)> 第1遊星歯車PCIがシングルピニオン遊星歯車の回転
関係式により拘束され、第2遊星歯車PG2と第3の等
価遊星歯車がダブルピニオン遊星歯車の回転関係式によ
り拘束される場合の類型を第10図に示す。
この第10図で左側の枠内には基本型が示され、右側の
枠内にはその変形例が示されている。
尚、上記第1図に示す第1実施例の遊星歯車列はSW−
W型である。
また、第2遊星歯車PG2がシングルピニオン遊星歯車
の回転関係式により拘束され、第1遊星歯車PG1と第
3の等価遊星歯車がダブルピニオン遊星歯車の回転関係
式により拘束される、所謂、WS−WはSW−Wの第1
遊星歯車PCIと第2遊星歯車PG2とを入れ替えた形
態であらわされるので、図示を省略する。
<WW−S> 第1遊星歯車PCI,第2遊星歯車PG2がダブルピニ
オン遊星歯車の回転関係式により拘束され、第3の等価
遊星歯車が共にシングルピニオン遊星歯車の回転関係式
により拘束される場合の頚型を第11図に示す。
この第11図で左側の枠内には基本型が示され、右側の
枠内にはその変形例が示されている。
<WW−W> 第1遊星歯車PCI,第2遊星歯車PG2,第3の等価
遊星歯車が共にダブルピニオン遊星歯車の回転関係式に
より拘束される場合の類型を第12図に示す。
この第12図で左側の枠内には基本型が示され、右側の
枠内にはその変形例が示されている。
尚、上記第4図に示す第2実施例の遊星歯車列はWW−
W型である。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本
発明に含まれる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の遊星歯車列にあって
は、外観的には第1,第2遊星歯車による2組の遊星歯
車でありながら実質的には3組の遊星歯車に基づく5つ
の回転メンバが構成される遊星歯車列とした為、低コス
トと軸方向長さの短縮化を図りながら変速段の多段化を
達成出来るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の遊星歯車列を適応した歯車
変速装置を示すスケルトン図、第2図は第1実施例装置
での変速関係を示す共線図、第3図は第1実施例装置で
の変速論理表を示す図である。 第4図は本発明第2実施例の遊星歯車列を適応した歯車
変速装置を示すスケルトン図、第5図は第2実施例装置
での変速関係を示す共線図、第6図は第2実施例装置で
の変速論理表を示す図である。 第7図はSS−S型の各遊星歯車列を示す概略図、第8
図はSS−W型の各遊星歯車列を示す概略図、第9図は
SW−S型(WS−S型)の各遊星歯車列を示す概略図
、第10図はSW−W型(WS−W型)の各遊星歯車列
を示す概略図、第11図はWW−S型の各遊星歯車列を
示す概略図、第12図はWW−W型の各遊星歯車列を示
す概略図である。 第13図は従来の遊星歯車列を適応した歯車変速装置を
示すスケルトン図、第14図は従来の歯車変速装置での
変速関係を示す共線図、第15図は従来の歯車変速装置
での変速論理表を示す図である。 PG7・・・第1遊星歯車 R1・・・第1リングギャ S1・・・第1サンギャ PG2・・・第2遊星歯車 R1・・・第2リングギャ S1・・・第2サンギャ PS1・・・第1ショートピニオン PS2・・・第2ショートピニオン PL・・・ロングピニオン pc・・・共通キャリヤ ■,■.■.■,■・・・回転メンバ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1リングギヤ、第1サンギヤ、第1キャリヤを有
    する第1遊星歯車と、第2リングギヤ、第2サンギヤ、
    第2キャリヤを有する第2遊星歯車とを備えた遊星歯車
    列において、 前記第1キャリヤと第2キャリヤを一体化すると共に、
    第1、第2遊星歯車の動力伝達に関与するギヤに同時に
    噛み合うロングピニオンを少なくとも含むピニオンを回
    転可能に支承する共通キャリヤを設け、 前記第1リングギヤ、第1サンギヤ、第2リングギヤ、
    第2サンギヤ、共通キャリヤにより、所定の拘束条件を
    与えることで互いに異なる回転をすることが可能な5つ
    の回転メンバが構成されている事を特徴とする遊星歯車
    列。
JP1047795A 1989-02-28 1989-02-28 遊星歯車列 Expired - Lifetime JPH0765654B2 (ja)

Priority Applications (4)

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