JP2851128B2 - 遊星歯車変速機 - Google Patents

遊星歯車変速機

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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は3組の遊星歯車列を用いて構成した遊星歯車
変速機に関する。
(従来の技術) 遊星歯車変速機は自動車の自動変速機用等として広く
用いられている。従来の遊星歯車変速機は、ラビニヨ歯
車列、シンプソン歯車列等のように2組の遊星歯車を一
体に組合わせて構成した変速機が多く、この場合には、
変速段としては前進4速までのものが一般的であった。
しかしながら、走行特性の向上等を目的として変速段の
多段化の要求があり、このため、従来から前進5速以上
の変速段を有する変速機が提案され、一部実用化されて
いる。
このような多段化された変速機としては、例えば、特
開昭63−318349号公報、実開昭61−103654号公報に開示
の変速機がある。この変速機においては、2組の遊星歯
車列にそれぞれ3つのクラッチおよびブレーキを組合わ
せて前進6段、後進1段の変速機を構成している。この
ような構成の変速機の場合には、遊星歯車列は従来と同
様に2組で良く、従来の変速機と部品の共通化が図れる
といった利点がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この変速機においては、同時に2つの係合手
段(クラッチもしくはブレーキ)の係合を解除するとと
もに別の2つの係合手段を係合させるという操作が必要
となる変速が生じるのが避けられず、変速制御が複雑と
なるという問題がある。
本発明は上記のような問題に鑑みたもので、前進5速
以上の変速段が得られ、且つ比較的シンプルな構成で小
型・コンパクト化が可能であり、且つ変速制御が容易で
あるような遊星歯車変速機を提供することを目的とす
る。
ロ.発明の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的達成のため、本発明においては、それぞれサ
ンギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素からな
る3組の第1〜第3遊星歯車列を同軸上に並列配置して
変速機を構成しており、これら第1〜第3遊星歯車列を
構成する各要素と入力部材および出力部材とを次のよう
に連結している。まず、第1サンギヤ要素を第1クラッ
チを介して係脱自在に入力部材に連結している。さら
に、第1リングギヤ要素と第2キャリア要素と第3リン
グギヤ要素とを連結し、且つこれら3つの要素を第2ク
ラッチを介して係脱自在に入力部材に連結するとともに
これらの3つの要素を固定保持可能な第1ブレーキを配
設している。また、第2サンギヤ要素と前記第3キャリ
ア要素とを連結し、且つこれら両要素を第3クラッチを
介して係脱自在に入力部材に連結するとともにこれら両
要素を固定保持可能な第2ブレーキを配設している。さ
らに、第3サンギヤ要素を固定保持可能な第3ブレーキ
を配設し、第1キャリア要素と第2リングギヤ要素とを
連結するとともにこれら両要素を出力部材に直結してい
る。
なお、第1リングギヤ要素、第2キャリア要素および
第3リングギヤ要素の3つの要素の連結は、これら3つ
の要素を直結しても良いが、第2キャリア要素と第3リ
ングギヤ要素とを直結し、これら両要素と第1リングギ
ヤ要素とを第4クラッチを介して係脱自在に連結するよ
うに構成しても良い。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例につい
て説明する。
実施例 1 まず、本発明の第1の実施例に係る遊星歯車変速機の
構成を表すスケルトン図を第1図に示しており、この変
速機は、同軸上に並列に配置された第1、第2および第
3遊星歯車列G1,G2,G3を有する。各遊星歯車列は、中央
に位置する第1〜第3サンギヤS1,S2,S3と、これらサン
ギヤに噛合してサンギヤの周りを自転しながら公転する
第1〜第3ピニオンP1,P2,P3と、これらのピニオンを回
転自在に保持してピニオンの公転と同一回転数で回転す
る第1〜第3キャリアC1,C2,C3と、上記ピニオンに噛合
する内歯を有した第1〜第3リングギヤR1,R2,R3とから
構成される。
第1遊星歯車列G1を構成する第1サンギヤS1は第1ク
ラッチK1を介して係脱自在に入力軸1に連結されてい
る。第1遊星歯車列G1の第1リングギヤR1と第2遊星歯
車列G2の第2キャリアC2と第3遊星歯車列G3の第3リン
グギヤR3とが直結され、これら3つの要素は第2クラッ
チK2を介して係脱自在に入力軸1に連結されるとともに
第1ブレーキB1により固定保持可能となっている。第2
サンギヤS2と第3キャリアC3とが直結され、これら両要
素は第3クラッチK3を介して係脱自在に入力軸1に連結
されるとともに第2ブレーキB2により固定保持可能とな
っている。第3サンギヤS3は第3ブレーキB3により固定
保持可能である。第1キャリアC1と第2リングギヤR2と
が直結されるとともにこれら両要素は出力ギヤ5に直結
されている。
以上のようにして遊星歯車変速機が構成されているの
であるが、この変速機は3組の単純遊星歯車列G1,G2,G3
を並列配置して構成しているため、その構成が簡単で且
つ歯車列をコンパクトに配設することができる。さら
に、3つのクラッチK1,K2,K3は遊星歯車列の左側にまと
めて配設され、3つのブレーキB1,B2,B3は遊星歯車列の
右側にまとめて配設されているため、クラッチおよびブ
レーキをコンパクトにまとめて配設することが可能であ
る。このため、本発明の変速機の場合には、変速機全体
を小型・コンパクトにすることが容易である。
このように遊星歯車列G1,G2,G3の各要素(サンギヤ、
キャリアおよびリングギヤ)、入力軸1および出力ギヤ
5を連結して構成した変速機において、第1〜第3クラ
ッチK1〜K3および第1〜第3ブレーキB1〜B3の係脱制御
を行うことにより、変速段の設定および変速制御を行う
ことができる。具体的には、第2図の表に示すように、
係脱制御を行えば、前進5速(LOW,2ND,3RD,4THおよび5
TH)、後進1速(REV)を設定できる。なお、第2図の
表において、○印のクラッチおよびブレーキが係合され
ていることを示す。
この表から分かるように、前進側5速(LOW〜5TH)の
各変速レンジはクラッチ、ブレーキ(これらを係合手段
と称する)の内の2つを係合させて設定される。また、
隣り合う変速レンジ間での変速に際しては、これら2つ
の係合手段のうちの1つを解放し、別の1つの係合手段
を係合させて行うようになっており、2つの係合手段の
同時解放もしくは同時係合を行うことはない。このた
め、変速制御が簡単である。
一方、上記構成の変速機における各要素の速度の関係
を示す速度線図を第3図に示しており、これに基づい
て、各速度レンジでの減速比について説明する。
第3図の速度線図では、第1〜第3遊星歯車列G1〜G3
毎に分けて線図を示しており、各遊星歯車列に対応する
線図において、各縦線がその構成要素を示すとともに縦
線の長さが回転数に対応する。各縦線の間隔は、サンギ
ヤの歯数の逆数およびリングギヤの歯数の逆数に比例す
る。
例えば、第1遊星歯車列G1の場合には、3本の縦線
は、右から順に、第1サンギヤS1、第1キャリアC1、第
1リングギヤR1に対応し、各縦線の上方向への長さが前
進方向の回転数nを示す。また、第1サンギヤS1を示す
縦線と第1キャリアC1を示す縦線との間隔“a"は、第1
サンギヤS1の歯数Zsの逆数(=1/Zs)に対応し、第1キ
ャリアC1を示す縦線と第1リングギヤR1を示す縦線との
間隔“b"は、第1リングギヤR1の歯数Zrの逆数(=1/Z
r)に対応する。このため、入力軸1に繋がる第1サン
ギヤS1を回転数nで回転し、第1リングギヤR1を第1ブ
レーキB1により固定保持すると、両状態を示す点AとB
とを結ぶ線Cと第1キャリアC1を示す縦線との交点の回
転数nCが第1キャリアC1の回転数となる。
第2および第3遊星歯車列G2,G3についても上記と同
様であり、クラッチK1〜K3およびブレーキB1〜B3が各要
素に対応する位置に示されている。
ここで、第1遊星歯車列G1を構成する第1キャリアC1
および第1リングギヤR1が第2遊星歯車列G2を構成する
第2リングギヤR2および第2キャリアC2とそれぞれ直結
され、また、第2遊星歯車列G1を構成する第2キャリア
C2および第2サンギヤS2が第3遊星歯車列G3を構成する
第3リングギヤR3および第3キャリアC3とそれぞれ直結
されている。このため、第3図に別々に示した3つの速
度線図は、第4図に示すように合体して示すことができ
る。そこで、第4図の速度線図を用いて各速度レンジ毎
の入力軸1の回転に対する出力ギヤ5の回転の比、すな
わち、減速比を作図により求める。
まず、LOWレンジの場合には、第1クラッチK1および
第1ブレーキB1が係合される。これにより、第1サンギ
ヤS1が変速機入力軸1と同一の回転数n0で回転駆動さ
れ、第1リングギヤR1、第2キャリアC2および第3リン
グギヤR3が固定保持される。このため、第1サンギヤS1
の状態を表す点と第1リングギヤR1、第2キャリアC2お
よび第3リングギヤR3の状態を表す点とを結んだ点線直
線L1と、第1キャリアC1および第2リングギヤR2を示す
縦線との交点の回転数n1が第1キャリアC1および第2リ
ングギヤR2の回転数となり、これらに直結された変速機
出力ギヤ5の回転数となる。そして、このときの入出力
回転数の比(=n0/n1)が減速比となる。
2速レンジの場合には、第1クラッチK1が係合された
まま第1ブレーキB1の係合が解除され、これに代えて第
2ブレーキB2が係合される。これにより、第1サンギヤ
S1が変速機入力軸1と同一回転数n0で回転駆動された状
態で、第2サンギヤS2および第3キャリアC3が固定保持
される。この場合には、点線直線L2と第1キャリアC1お
よび第2リングギヤR2を示す縦線との交点の回転数n2
変速機出力ギヤ5の回転数となる。
3速レンジの場合には、第1クラッチK1がそのまま係
合のまま、第2ブレーキB2が解除され、代わりに第3ブ
レーキB3が係合される。これにより、第3サンギヤS3が
固定保持された状態で、第1サンギヤS1が変速機入力軸
1と同一回転数n0で回転駆動される。このため、点線直
線L3と第1キャリアC1および第2リングギヤR2を示す縦
線との交点の回転数n3が変速機出力ギヤ5の回転数とな
る。
4速レンジの場合には、第1クラッチK1は係合された
まま、第3ブレーキB3が解除され、代わりに第2クラッ
チK2が係合される。このため、第1〜第3遊星歯車列G
1,G2,G3全体が一体になって変速機入力軸1と同一回転
する。線図上では、横方向の直線L4と第1キャリアC1お
よび第2リングギヤR2を示す縦線との交点での回転数n4
(=n0)が変速機出力ギヤ5の回転数となる。
5速レンジの場合には、第2クラッチK2は係合のま
ま、第1クラッチK1が解除され、代わりに第2ブレーキ
B2が係合される。これにより、第2サンギヤS2および第
3サンギヤS3が固定保持された状態で、第1リングギヤ
R1、第2キャリアC2および第3リングギヤR3が変速機入
力軸1と同一回転数n0で回転駆動される。このため、点
線直線L5と第1キャリアC1および第2リングギヤR2を示
す縦線との交点での回転数n5が変速機出力ギヤ5の回転
数となる。
リバースレンジの場合には、第3クラッチK3および第
1ブレーキB1が係合される。このため、第2サンギヤS2
および第3キャリアC3が変速機入力軸1と同一回転で駆
動され、第1リングギヤR1、第2キャリアC2および第3
リングギヤR3が固定保持される。この場合には、点線直
線LRと第1キャリアC1および第2リングギヤR2を示す縦
線との交点の回転数nR(負の値であり、入力回転とは逆
の回転となる)が変速機出力ギヤ5の回転数となる。
以上のようにして速度線図により各速度レンジでの回
転を求めたが、図示のように、LOWレンジの場合には第
3サンギヤS3の回転がn1′となり、5速レンジの場合に
は、第1サンギヤS1の回転がn5′となり、リバースレン
ジの場合には第1サンギヤS1の回転がnR′となり、いず
れも入力回転n0より大きくなって過回転となるおそれが
ある。そこで、この過回転を防止できるような構成の変
速機として、第2の実施例を示す。
実施例 2 この実施例に係る変速機の構成を第5図に示してお
り、この図から分かるように、第2の実施例に係る変速
機は、第1図に示した第1の実施例に係る変速機とは、
第4クラッチK4が付加されている点を除けば同一構成で
ある。この第4クラッチK4は、第1リングギヤR1および
第2キャリアC2と第3リングギヤR3との間に配設されて
おり、このため、第2の実施例に係る変速機の場合に
は、第2キャリアC2と第3リングギヤR3は常に直結され
ているが、これらC2およびR3と第1リングギヤR1とは、
第4クラッチK4により係脱可能となっている。
この変速機の場合には、第1〜第4クラッチK1〜K4お
よび第1〜第3ブレーキB1〜B3を、第6図に示すように
係脱制御すれば、前進5速(LOW,2ND,3RD,4THおよび5T
H)、後進1速(REV)を設定できる。
この変速機における速度線図を第7図に示しており、
第4クラッチK4は第1リンクギヤR1と第2キャリアC2と
の間に配設され、これ以外の点は第3図の速度線図と同
一であり、第4クラッチK4が係合された状態では、両速
度線図は同一となる。また、第2図と第6図を比較すれ
ば分かるように、第4クラッチK4以外のクラッチ、ブレ
ーキの係脱制御は、全く同一である。このため、第4ク
ラッチK4が係合される変速レンジである2速、3速およ
び4速レンジの場合の速度線図は第4図の場合と全く同
じとなる。
そこで、第4クラッチK4が解放されるLOW(1速)レ
ンジ、5速レンジおよびリバースレンジの場合について
考えてみる。まず、第4クラッチK4が解放された場合に
は、第1遊星歯車列G1は第1キャリアC1のみが第2およ
び第3遊星歯車列G2,G3と連結される。このため、速度
線図においては、第8図に示すように、第2および第3
遊星歯車列G2,G3は合体されるが、第1遊星歯車列G1は
別に表される。
ここで、LOWレンジの場合には、第1クラッチK1およ
び第1ブレーキB1が係合されるため、第1遊星歯車列G1
の第1サンギヤS1が変速機入力軸1と同一の回転数n0
回転駆動され、第1リングギヤR1が固定保持される。こ
のため、出力ギヤ5に繋がる第1キャリアC1の回転数
は、第8図に示すように、点線直線L1との交点の回転数
n1となる。しかし、第2および第3遊星歯車列G2,G3に
おいては、第1キャリアC1と連結された第2リングギヤ
R2は第1キャリアC1と同一回転するが、その他の要素の
規制はないため、第4図において発生した第3サンギヤ
C3の過回転(n1′)は発生しない。
次に、5速レンジの場合には、第2クラッチK2および
第2ブレーキB2が係合されるため、第2キャリアC2およ
び第3リングギヤR3が変速機入力軸1と同一の回転数n0
で回転され、第2サンギヤS2および第3キャリアC3が固
定保持される。このため、出力ギヤ5に繋がる第2リン
グギヤR2の回転数は点線直線L5との交点の回転数n5とな
る。しかし、第1遊星歯車列G1は第2および第3遊星歯
車列G2,G3とは分離しているため、この場合にも、第4
図において発生した第1サンギヤS1の過回転(n5′)は
発生しない。
リバースレンジの場合には、第3クラッチK3および第
1ブレーキB1が係合されるため、第2サンギヤS2および
第3キャリアC3が変速機入力軸1と同一回転数n0で回転
され、第2キャリアC2および第3リングギヤR3が固定保
持される。このため、出力ギヤ5に繋がる第2リングギ
ヤR2の回転数は点線直線LRとの交点の回転数nRとなる。
しかし、第1遊星歯車列G1は第2および第3遊星歯車列
G2,G3とは分離しているため、第4図において発生した
第1サンギヤS1の過回転(nR′)は発生しない。
ハ.発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、それぞれサン
ギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素からなる
3組の第1〜第3遊星歯車列を同軸上に並列配置すると
ともに、これら第1〜第3遊星歯車列を構成する各要素
と入力部材および出力部材とを上述のように連結して遊
星歯車変速機を構成しているので、前進5速、後進1速
の変速段が得られ、且つ比較的シンプルな構成で小型・
コンパクト化が可能である。さらに前進側5速の変速に
おいて、隣り合う変速段の間での変速に際しては、1つ
の係合手段(クラッチもしくはブレーキ)の係合を解除
するとともに別の1つの係合手段を係合させるだけで良
く変速制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る遊星歯車変速機の構
成を示すスケルトン図、 第2図はこの遊星歯車変速機でのクラッチ、ブレーキの
作動と変速レンジとの関係を示す表図、 第3図および第4図は上記遊星歯車変速機での各要素の
回転関係を表す速度線図、 第5図は本発明の第2の実施例に係る遊星歯車変速機の
構成を示すスケルトン図、 第6図はこの遊星歯車変速機でのクラッチ、ブレーキの
作動と変速レンジとの関係を示す表図、 第7図および第8図は上記遊星歯車変速機での各要素の
回転関係を表す速度線図である。 1……変速機入力軸、5……変速機出力ギヤ G1、G2、G3……遊星歯車列 S1、S2、S3……サンギヤ C1、C2、C3……キャリア R1、R2、R3……リングギヤ
フロントページの続き (72)発明者 菊池 公彦 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 新山 常文 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 熊谷 頼範 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 阪口 伸一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 熊谷 智治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−318349(JP,A) 特開 昭57−134049(JP,A) 特開 昭56−28334(JP,A) 特開 昭52−77971(JP,A) 特開 平2−146362(JP,A) 実開 昭61−103654(JP,U) 実開 昭57−107041(JP,U) 実開 昭63−180758(JP,U) 特公 昭48−255(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 3/44 - 3/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1サンギヤ要素、第1キャリア要素およ
    び第1リングギヤ要素から構成された第1遊星歯車列
    と、第2サンギヤ要素、第2キャリア要素および第2リ
    ングギヤ要素から構成された第2遊星歯車列と、第3サ
    ンギヤ要素、第3キャリア要素および第3リングギヤ要
    素から構成された第3遊星歯車列とを同軸上に並列に配
    置し、前記第1サンギヤ要素を第1クラッチを介して係
    脱自在に入力部材に連結し、前記第1リングギヤ要素と
    前記第2キャリア要素と前記第3リングギヤ要素とを連
    結し、且つこれら3つの要素を第2クラッチを介して係
    脱自在に前記入力部材に連結するとともにこれらの3つ
    の要素を固定保持可能な第1ブレーキを配設し、前記第
    2サンギヤ要素と前記第3キャリア要素とを連結し、且
    つこれら両要素を第3クラッチを介して係脱自在に前記
    入力部材に連結するとともにこれら両要素を固定保持可
    能な第2ブレーキを配設し、前記第3サンギヤ要素を固
    定保持可能な第3ブレーキを配設し、前記第1キャリア
    要素と前記第2リングギヤ要素とを連結するとともにこ
    れら両要素を出力部材に直結したことを特徴とする遊星
    歯車変速機。
  2. 【請求項2】前記第1リングギヤ要素と前記第2キャリ
    ア要素と前記第3リングギヤ要素との連結に際して、前
    記第2キャリア要素と前記第3リングギヤ要素とが直結
    され、これら両要素と前記第1リングギヤ要素とが第4
    クラッチを介して係脱自在に連結されていることを特徴
    とする請求項第1項記載の遊星歯車変速機。
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