JPH0222947Y2 - - Google Patents

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JPH0222947Y2
JPH0222947Y2 JP1985019843U JP1984385U JPH0222947Y2 JP H0222947 Y2 JPH0222947 Y2 JP H0222947Y2 JP 1985019843 U JP1985019843 U JP 1985019843U JP 1984385 U JP1984385 U JP 1984385U JP H0222947 Y2 JPH0222947 Y2 JP H0222947Y2
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connector
outer conductor
contact
cylinder
cylindrical portion
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、同軸コネクタに関し、より詳細には
同軸コネクタの結合構造に関するものである。
従来の技術 従来、外部導体の結合部において、数箇所にス
リ割を有して弾性接続部を保護する外筒シエルを
構成する第4図の如きプラグインタイプの同軸コ
ネクタが存在している。
第4図は従来のコネクタの結合状態を示してい
る結合部の縦断面図であり、1はプラグコネク
タ、2は中継用ジヤツクコネクタである。プラグ
コネクタ1は、雌中心コンタクト10、誘電体1
4、及び外部導体シエル部16を備えている。雌
中心コンタクト10は、該コンタクト10の一部
(第4図で下方)を誘電体14によつて固定され
ており、該コンタクトの先端部には空筒部13を
形成する突出した接触部12を備えている。接触
部12は複数箇所のスリ割(図示せず)により先
端が閉じられていると共に弾性を有している。誘
電体14は高周波に対して良好な絶縁性を有して
おり、外部導体シエル部16は金属材料で形成さ
れており、ほぼ円筒形となつている。
一方、ジヤツクコネクタ2には、雄中心コンタ
クト20、誘電体22、及び外部導体シエル部2
4が設けられている。雄中心コンタクト20は、
相手プラグコネクタの雌中心コンタクト10の接
触部12の空筒部13に挿入し電気的に接続する
ための接触部21を有している。誘電体22は、
雄中心コンタクト20の一部(第4図で上方)を
固定しており、高周波に対して絶縁性に優れた物
質で構成されている。外部導体シエル部24は、
その先端部にある外筒シエル部25と、その内側
には複数箇所にスリ割(図示せず)を設けて弾性
を有する弾性接続部26とから構成されている。
該弾性接続部26の先端外側には、相手プラグコ
ネクタ1の外部導体シエル部16の内側に弾性的
に接触するように突部27が設けられている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような従来の同軸コネクタの構造
は次のような欠点を有している。
第一に、第4図に示すように、ジヤツクコネク
タの弾性接続部が先端の突部のみでプラグコネク
タの外部導体シエル部の内側に点接触しており、
電気的な接続が非常に不安定である。特に振動や
衝撃が加えられた場合接続が断たれ接触不良が発
生する。又、弾性接続部の先端の突部が摩耗や腐
食などによつて接触不良をおこし易くなる。
第二に、ジヤツクコネクタの外部導体シエル部
とプラグコネクタの外部導体シエル部との結合を
スムーズにするために、弾性接続部の軸方向の長
さをある程度長くしなければならず、コネクタの
形状が大きくなる。
本考案の目的は、確実に安定な接触が得られ且
つ小型化しうる同軸コネクタを提供することであ
る。
問題を解決するための手段及び作用 本考案によれば、互いに結合するコネクタのう
ち一方のコネクタの外部導体の結合部が弾性を有
しており、互いに結合するときに一方のコネクタ
の外部導体の結合部が他方のコネクタの外部導体
の結合部に接続する型の同軸コネクタにおいて、
一方のコネクタの外部導体の結合部は、弾性を有
する外接円筒と、弾性を有する内接円筒とを備え
ており、外接円筒と内接円筒との間には空筒部が
形成されており、一方のコネクタと他方のコネク
タとを互いに結合させるとき、他方のコネクタの
外部導体の結合部が一方のコネクタの空筒部内へ
挿入され他方のコネクタの外部導体の結合部の外
周面が外接円筒の内周面に接触し且つ他方のコネ
クタの外部導体の結合部の内周面が内接円筒の外
周面に接触するように同軸コネクタを構成する。
実施例 次に添付図面の第1図から第3図に基づいて本
考案の実施例について詳細に説明する。
第3図はジヤツクコネクタ30の結合部の縦断
面を示している。ジヤツクコネクタ30は、雌中
心コンタクト10、誘電体32、内接円筒部35
を有した外部導体シエル部34、及び外接円筒部
36を備えている。雌中心コンタクト10と誘電
体32については第4図とほぼ同一構成である。
外部導体シエル部34は金属材料から成り、ほぼ
円筒の形状をしている。該シエル部34の先端側
(第3図の左側)には複数箇所にスリ割が設けら
れており、弾性を有するようになつた内接円筒部
35が形成されている。該シエル部34の外側に
は金属シート材から成る円筒状の外接円筒部36
が組み込まれている。該外接円筒部36は、1箇
所又は、複数箇所のスリ割りを有して弾性的に外
周方向に広げられるようになつている。内接円筒
部35は複数個のスリ割りを内周方向に弾性をも
つて傾斜するようになつている。後述するプラグ
コネクタ40の外部導体シエル部44を受け入れ
るように、空筒部38が内接円筒部35と外部導
体シエル部34と外接円筒部36とによつてコ形
状に形成されている。プラグコネクタ40の外部
導体シエル部44の先端部46と接触を可能にす
るため、肩部37が外部導体シエル34に設けら
れている。
第2図はプラグコネクタ40の結合部の縦断面
を示す図である。プラグコネクタ40は、雄中心
コンタクト20、誘電体42、及び外部導体シエ
ル部44を備えている。雄中心コンタクト20と
誘電体42の構成は第4図とほぼ同一である。外
部導体シエル部44は金属材料から成るほぼ円筒
形状であり、その先端(第2図の右側)の内側に
は先端の内径がより大きくされたテーパー形状の
結合部45が設けられている。結合部45の先端
には、ジヤツクコネクタ30の肩部37に面で接
触するように台形状にされた先端部46が設けら
れている。
第1図は前記のジヤツクコネクタ30とプラグ
コネクタ40を結合した状態を示す縦断面図であ
る。ジヤツクコネクタ30にプラグコネクタ40
を挿入すると、プラグコネクタ40の外部導体シ
エル部44の先端部46の外側がジヤツクコネク
タ30の外接円筒部36の内側に入り込み、外接
円筒部36は外周方向に拡げられる。プラグコネ
クタ40をさらに挿入すると、外部導体シエル部
44の先端部46の内側がジヤツクコネクタ30
の外部導体シエル部34の先端側に設けられてい
る内接円筒部35の外側に接触し、該内接円筒部
35を内側に傾斜させる。同時に、プラグコネク
タ40の雄中心コンタクト20の接触部21は、
ジヤツクコネクタ30の雌中心コネクタ10の接
触部12によつて形成される空筒部13内に挿入
される。更に挿入されると、第1図に示すよう
に、プラグコネクタ40の外部導体シエル部44
の先端部46がジヤツクコネクタ30の外部導体
シエル部34の肩部に面をもつて接触して結合が
完了する。このように、プラグコネクタ40の外
部導体シエル部44の外周面はジヤツクコネクタ
30の外接円筒部36の内周面に面接触され、さ
らに該外部導体シエル部44の内周面はジヤツク
コネクタ30の内接円筒部35の外周面に面接触
されることになる。
以上の構成はジヤツクコネクタとプラグコネク
タに限定して説明したが、本考案は、これに限定
されることなくレセプタクルにも適用できるし、
また、ジヤツクコネクタとプラグコネクタを逆の
構成についてもよく、例えば、プラグコネクタ側
の外部導体に内接円筒部と外接円筒部とを設け、
ジヤツクコネクタ側の外部導体を、プラグコネク
タ側の内接円筒部と外接円筒部とによつて形成さ
れる空筒部へ挿入するような構成としてもよい。
考案の効果 以上説明したように、プラグコネクタの外部導
体シエル部をジヤツクコネクタの内接円筒部と外
部導体シエル部と外接円筒部によつて形成される
空筒部に挿入することによつて、プラグコネクタ
の外部導体シエル部の内側面がジヤツクコネクタ
の内接円筒部の外側面に接し、且つ該外部導体シ
エル部の外側面がジヤツクコネクタの外接円筒部
の内側面に接し接触面積を大きくならしめ、該外
部導体シエル部が内接円筒部と外接円筒部によつ
て弾性的に保持されることにより電気的に十分な
安定した接触が得られる。従つて、外部からの振
動や衝撃によつても接触不良を起こすことがな
い。又、腐食や摩耗などに対しても信頼性が増大
する。
また、外部導体シエル部の両側に内接円筒部及
び内接円筒部が面接触する構成としているので、
内接円筒部及び外接円筒部のバネ性をそれほど強
くしなくても十分安定な電気的接触が得られるの
で、比較的スムースに両コネクタの結合を行なう
ことができ、従来の如く、結合力をスムースにす
るため弾性接続部の軸方向の長さをある程度長く
しなければならないということはなく、従つて、
本考案によれば、軸方向の長さの比較的短い同軸
コネクタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すジヤツクコネ
クタとプラグコネクタの結合状態を示す縦断面
図、第2図は第1図に示したプラグコネクタの結
合部の縦断面図、第3図は第1図に示したジヤツ
クコネクタの結合部の縦断面図、第4図は従来技
術によるジヤツクコネクタとプラグコネクタの結
合状態を示す縦断面図である。 1,40……プラグコネクタ、2,30……ジ
ヤツクコネクタ、25……外筒シエル部、26…
…弾性接続部、27……突部、34……外部導体
シエル部、35……内接円筒部、36……外接円
筒部、37……肩部、38……空筒部、42……
外部導体シエル部、45……結合部、46……先
端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに結合するコネクタのうちの一方のコネク
    タの外部導体の結合部が弾性を有し、互いに結合
    するとき前記一方のコネクタの外部導体の結合部
    が他方のコネクタの外部導体の結合部に接続する
    型の同軸コネクタにおいて、前記一方のコネクタ
    の外部導体の結合部は、弾性を有する外接円筒
    と、弾性を有する内接円筒とを備えており、前記
    外接円筒と前記内接円筒との間には空筒部が形成
    されており、前記一方のコネクタと前記他方のコ
    ネクタとを互いに結合させるとき、前記他方のコ
    ネクタの外部導体の結合部が前記一方のコネクタ
    の前記空筒部内へ挿入され、その外部導体の結合
    部を前記内接円筒が押圧することにより、前記他
    方のコネクタの外部導体の結合部の外周面が前記
    外接円筒の内周面のほぼ全面に渡つて面接触する
    ことを特徴とする同軸コネクタ。
JP1985019843U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH0222947Y2 (ja)

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JP1985019843U JPH0222947Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JPS61136481U JPS61136481U (ja) 1986-08-25
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JPS61136481U (ja) 1986-08-25

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