JPS607082A - 電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気コネクタに関し、さらに詳細には同軸ケー
ブルに使用する電気コネクタに関するものである。

同軸ケーブル用の電気コネクタは、一般に２つの保合部
品で形成される。これら係合部品は、中心導電体と外側
導電体とを相互接続によシ接触させる。この種の接続を
行なう方法において、接触部は一般に中心導電体と外側
導電体との間に作成され、中心導電体は適当な受器中へ
ピンを挿入して接続する。

しばしば、この種の係合操作を行なうに際し、電気ピン
は受器中に適正に着座せず、ピンが破壊されることがあ
る。位置を修正する１方法とじては、ピンが受器中に移
動する際、そのピンに移動の摩擦が生じないように該ピ
ンに適当な半径方向の浮動を可能にすることによって、
接続の除にピンを破壊することなくピンと受器との間の
整列を行なうようにする。このような半径方向のピンの
浮動は、一般に電気コネクタ部品の外殻と本体との間に
所定の間隔を設け、少なくとも１つのピンの中心全貫通
して形成される長手方向の軸線の周りに半径方向の浮動
を生せしめることにょシ達成される。この種の間隔は、
電気コネクタを形成する外殻と本体との間の種々の部分
で形成され、一般にコイルばね部材全外殻と本体との間
に設けて半径方向の浮動を促進させると共に、電気コネ
クタと受器との係合アセンブリの柔軟性を付与する。

しかしながら、このような電気コネクタ特に小型電気コ
ネクタは、コイルばねが外殻と本体との間に形成された
凹部の間に滑込み、この滑込んだ位置においてコイルば
ねが凹、部中に固定されて外殻と本体との間の自由運動
を妨げる欠点がある。

また、中心のピンは、その心合せ位置から偏位している
際にもコネクタの半径方向浮動特性により自己復心性で
あることが望ましいが、従来のコイルばねアセンブリは
、実質上ピンの自己復心性に役立たず、したがって電気
コネクタと受器との接続に際し破損をもたらす欠点があ
る。

一般に、接続プラグはピンの背後から装着され、この種
の背後装着される電気コネクタが当業者間で広く使用さ
れている。ここで、可撓性ケーブル、特に小寸法の可撓
性ケーブルを使用する場合における好適なコネクタは１
９７８年６月６日例で発行されかつ本出願人に譲渡され
た米国特許第４０９３３３５号公報に開示されている。

この電気コネクタはウェッジ舎ロックとして知られ、可
撓性ケーブル接続に使用される。この電気コネクタは他
の類似設計の電気コネクタと同様に背後から装着される
が、成る場合には半径方向の浮動を有する電気コネクタ
を背後から組立てることができない欠点がある。したが
って、可撓性同軸ケーブル用のコネクタの前方装着を行
ないうる構造体を提供しうろことが重要となる。

本発明は、前記諸欠点を解決するためになされたもので
あシ、その目的は、電気コネクタの本体と外殻との間に
傾斜ばねを使用し、電気コネクタの半径方向の浮動を生
ぜしめうる凹部におけるばねの固定を防止する手段を設
けた同軸ケーブル用の電気コネクタを提供することであ
る。

また、他の目的は、中心のピンを中心からすらしうるが
、比較的容易に復心するこの種の電気コネクタを提供す
ることである。

さらに、別の目的は、前方から組立てうるが、可撓性同
軸ケーブルに対し充分な半径方向浮動全力え得る電気コ
ネクタを提供することである。

前記した目的を達成するだめ、本発明は、中心のピンを
本体の内部に支持し、該本体の周囲に電気コネクタの外
殻を位置せしめたコネクタグラグアセンブリを提供する
ことにより、適当な間隔を本体と外殻との間に設けて半
径方向の浮動全可能にし、更に傾斜ばねを本体と外殻と
の間に使用してこの傾斜ばねの一端を本体の凹部におけ
る前座隅部に当接させて他端を外殻における後座隅部に
当接させて着座すると共に、半径方向の浮動を行々つだ
際本体と外殻との間に形成された凹部中に傾斜ばねが固
定されることなく所定位置に留するよう位置決定させる
ことを特徴とする。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、
本発明の保合プラグと共に使用されるウェッジ・ロック
型の電気コネクタのアセンブリ部分は、詳細には米国特
許第３１０７１３５号及び米国特許第４０９３３３５号
公報に記載されている。これらのウェッジ・ロック型の
電気コネクタのアセンブリは、可撓性の同軸ケーブル用
に使用されている。

そこで、これら特許を引用してウェッジ・ロック型のア
センブリ及びサブアセンブリの構造に関し、更に詳細に
説明する。

図において、１は軸方向に孔２と嵌合孔３とを有するベ
リリウム銅等からなるウェッジで、後方に傾斜した表面
を有する係止部４を形成すると共に、前面にベリリウム
銅よりも硬度が小さいステンレス鋼等で形成された環状
リング５と半径方向に離間する歯部６を設ける。７は円
筒状の金環で、前記ウェッジ１の係止部４に対して補完
形状となっている。８はワッシャ、９は前記全還７をウ
ェッジ１に対して締付けるウェッジナンドである。

１０はプラグサブアセンブＩＪ　’＆構成する外側接触
部で２、前記環状リング５とステップ形状の環状部材１
１とを介してウェッジ１と電気的に導通する。１２はプ
ラグサブアセンブリを構成するピン１３の窪みで、図示
せぬ同軸ケーブルの中心接触部が嵌合する。

１４はウェッジ１の嵌合孔３に嵌合する筒状の絶縁体で
、ウェッジ１、環状リング５、環状部材１１及び外側接
触部１０の外側接触電気通路とピン１３との絶縁を行う
。１５は環状リング５、環状部材１１及び外側接触部１
０の内側に配置した筒状の絶縁部材で、前述の外側接触
電気通路とピン１３との分離絶縁を行うと共にピン１３
を固定する。

１６は外周中程に凹部１７を形成した筒状の本体で、前
記外側接触部１０の前方からウェッジナツト９の前部外
周にかけて延在する。１８は前記凹部１７の前座隅部、
１９は前記凹部１７の当接面、２０は前記凹部１７の先
端角部に設けた溝で、リング２１が嵌る。２２は入子型
ばね部材からなる傾斜ばねで、一端部が他端部よシ巾広
になるように傾斜させて螺旋状となっている。

２３はステップ状前部２４を有するほぼ円筒状のステン
レス鋼等からなる外殻で、内側にばね孔部２５と移動孔
部２６とをステップ状に形成しである。

２７は前記傾斜ばね２３の巾広の一端が当接する外殻２
３の後座隅部、２８は前記外殻２３のばね孔部２５と本
体１６とによシ形成された空間、２９は前記外殻２３の
移動孔部２６と本体１６とによシ形成された浮動空間、
３０はプラグサブアセンブリの内側を封止するためのＯ
リングで、環状部材１１と本体１６との間に配置する。

次に、前記構成の作用を説明すると、ウェッジ１の孔２
に図示せぬ同軸ケーブルを挿入し、図に示すように前記
ウェッジ１に金環７を係合してウェッジナツト９を所定
位置に緊締することによって、外側コネクタブレードを
ウェッジ１と金環７で挾持し、同軸ケーブルの外側導電
体すなわち外側ブレードをウェッジ１、環状リング５及
び環状部材１１を介してプラグザブアセンブリの外側接
触部１０に電気的に接続すると共に、同軸ケーブルの中
心接触部をピン１３と電気的に接続された凹部１２中に
挿入する。

その際、金環７とウェッジナツト９との間に配置したワ
ッシャ８は、ウェッジナツト９の緊締の際ウェッジナツ
ト９の回転を容易にする。

前記した如く図に示すようにウェッジ１と中心接触サブ
アセンブリとを組立てた後、本体１６の当接面１９に前
方から外殻２３の後方面を当接して浮動空間２９を形成
し、更に前記本体１６の凹部１７に傾斜ばね２２全装着
して本体１６と外殻２３との間に空間２８を形成し、浮
動空間２９と空間２８内におけるプラグサブアセンブリ
の充分な半径方向の浮動とピン１３の復心とを可能にす
る。

ここで、前記傾斜はね２２の中挟の一端は本体１６の凹
部１７の前座隅部１８と当接すると共に、巾広の他端は
外殻２３の後座隅部２７に当接し、。

本体１６の凹部１７の先端角部２０にリング２１を設け
、これによシ該リング２１と外殻２３との間の空間中に
傾斜ばね２２の中挟の一端が突入することができなくな
り、更に傾斜ばね２２の巾広の他端が浮動空間２９に突
入できなく々る。また、傾斜ばね２２は同じ寸法の標準
コイルばねと比較して相当大きい圧縮強さを有する。従
って、このような構成によシピン１３の自己後心性を得
る。

尚、本発明は、半径方向の浮動特性を示す電気コネクタ
における傾斜はね２２の使用が、この種の半径方向の浮
動特性を使用する単一のビン１３まｆｃハ複数のビン１
３のいずれであっても、任意の種類の電気コネクタと組
合せることができる。

さらに、前方装着されるコネクタプラグの手段を、必要
に応じ直線コネクタプラグまたは任意の有角コネクタプ
ラグについて使用することができる。

前記した如く、本発明の電気コネクタによれば、移動孔
部とを有する外殻の後面ｙ、４接させ、前記本体の凹部
と外殻のばね孔部との間に一端が中挟て他端が巾広とな
るように傾斜した傾斜はねを配置することにより、該傾
斜ばねの中挟の一端を本体の凹部の前座隅部に当接する
と共に巾広の他端を外殻の後座隅部に当接させることに
よって、プラグサブアセンブリのビンが外殻に対して半
径方向に浮動しても前記傾斜ばねは前記前座隅部と後座
隅部との間に維持できると共に、一端が他端よシ巾広の
傾斜ばねを使用したため、ビン全中心からずらし得るが
容易に復Ｉしできる有意義な効果がある。

１だ、外殻と本体とのサブアセンブリは、コネクタプラ
グの前方装着を可能にする効果がある。

更に、ベリリウム銅等からなるウェッジの歯部とベリリ
ウム銅よりも硬さが小さいステンレス鋼等からなる環状
リングとを接続したことによって、ウエッ゛ジと環状リ
ングが定着し易くなるため電気的接続が向上する効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る電気コネクタの一実施例を示す断面
図である。 １・・・ウェッジ　５・・・環状リング　６・・・歯部
　７・・・金環　８・・・ワッシャ　９・・・ウェッジ
ナツト　１０・・・外側接触部　１１・・・環状部材　
１２・・・窪み　１３・・・ビン　１４・・・絶縁体　
１５・・絶縁部材　１６・・・本体　１７・・・凹部　
１８・・・前座隅部　１９・・・当接面　２０・・・溝
　２１・・・リング　２２・・・傾斜ばね２３・・・外
殻　２７・・・後座隅部 特許出願人　オートマチック　コネクタインコーホレー
テッド 代理人　弁理士　金　倉　喬　二

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　少なくとも１つのピンと外側接触部とを有するプラ
   グサブアセンブリに外殻と本体とを備えてこの外殻と本
   体との間に前記ピンを前記外殻に対し半径方向へ浮動さ
   せるように間隔を設け、前記ピンを破壊することなくこ
   のピンと対応する受器との間の接続を向上させるよう構
   成した電気コネクタにおいて、本体の外周に形成した凹
   部の当接面にばね孔部と移動孔部とを有する外殻の後面
   を当接させ、前記本体の凹部と外殻のばね孔部との間に
   一端が中挟で他端が巾広となるように傾斜した傾斜ばね
   を配置することにより、該傾斜ばねの中挟の一端を本体
   の四部の前座隅部に当接すると共に巾広の他端を外殻の
   後座隅部に当接させ、プラグサブアセンブリのピンが外
   殻に対して半径方向に浮動しても前記傾斜ばねは前記前
   座隅部と後座隅部との間に維持していることを特徴とす
   る電気コネクタ。 ２、傾斜ばねが螺旋状であることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の電気コネクタ。 ３、傾斜ばねが入子型ばね部材からなることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の電気コネクタ。 ４、　ピンが外殻に対し半径方向に浮動する際傾斜ばね
   が本体に対し圧縮力をかけ、その後前記ピンが非心合せ
   位置から前記傾斜はねによりピンを自己復氾・位置まで
   移動させることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の電気コネクタ。 ５、本体の凹部の先端角部にリングを設けたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の電気コネクタ。 ６　プラグサブアセンブリのピンと外側接触部とを同軸
   ケーブルの対応する導電性部材に電気接続することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の電気コネクタ。 ７　同軸ケーブルの外側ブレードとプラグサブアセンブ
   リのベリリウム銅等からなるウェッジとを接続すると共
   に、該ウェッジの歯部と該歯部と定着し易いステンレス
   鋼等からなる環状リン′グを介して外側接触部とを電気
   接続し、壕だ同軸／／−−プルの中心接触部をプラグア
   センブリのピンと電気接続したことを特徴とする特許請
   求の範囲第６項記載の電気コネクタ。