JPH02229174A - 光学活性化合物 - Google Patents

光学活性化合物

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JPH02229174A
JPH02229174A JP4946989A JP4946989A JPH02229174A JP H02229174 A JPH02229174 A JP H02229174A JP 4946989 A JP4946989 A JP 4946989A JP 4946989 A JP4946989 A JP 4946989A JP H02229174 A JPH02229174 A JP H02229174A
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formula
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JP4946989A
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Masahiro Sato
正洋 佐藤
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
Kunikiyo Yoshio
邦清 吉尾
Hiroshi Kishiki
博志 岸木
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規な光学活性化合物に関する。さらに詳しく
は液晶組成物の成分として有用な光学活性化合物に関す
る。
[従来の技術] 強誘電性液晶材料は、カイラルスメクチック相を示す液
晶化合物の糺合ぜだけでなく、スメクチックC相または
スメクチックH相を示す液晶化合物または液晶糺成物等
の母体となる液晶に光学活性な成分を添加しても得られ
ることが知られている[たとえばAnn.Phys. 
,3、237(1978)]。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この用途に用いられている光学活性な化合物の
多くは、原料に光学活性2−オクタノールあるいは光学
活性2−ブタノールなど、分子内双極子モーメントが小
さい光学活性アルコールを使用しているため、母体とな
る液晶化合物あるいは液晶刊成物に添加した場合、応答
が遅く実用上困難を生じている。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは母体となる液晶化合物あるいは液晶組成物
に添加した場合、速い応答速度が得られる光学活性な化
合物を得ることを目的に鋭意検討した結果、本発明に到
達した。
一1ー =2− すなわち本発明は、一般式 CF3 R−X−A−OC”HR’    (1)〔式中、R,
R’は不斉炭素原子を有していてもよい炭素数3〜20
のアルキル基であり、Xは単結合(直接結合)、一〇−
またはーS一であり、Aはフッ素原子、塩素原子、ニト
ロ基およびシアノ基からなる群より選ばれる置換基で置
換されていてもよい一〇一〇一、一〇一〇一、一〇−○
−または一〇一〇一である。〕で示される光学活性な化
合物である。
一般式(1)において、Rの不斉炭素原子を有していて
もよい炭素数3〜20のアルキル基としては直鎖アルキ
ル基(n−プロビル基、n−ブチル基、n−ベンチル基
、11−ヘキシル基、n−へブチル基、n−オクチル基
、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n
−ドデシル基、n一トリデシル基、n−テトラデシル基
、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、1l−ヘ
ブタデシル基、n−オクタデシル基など)、分岐アルキ
ル基(イソブロビル基、1−メチルプロビル基、1−メ
チルブチル基、1−メチルペンチル基、1−メチルヘキ
シル基、1ーメチルへブチル基、1−メチルオクチル基
、2−メチルプロビル基、2−メチルブチル基、2−メ
チルペンチル基、2−メチルヘキシル基、2−メチルへ
ブチル基、2−メチルオクチル基、2−メチルノニル基
、2−メチルデシル基、2−メチルウンデシル基、2−
メチルドデシル基、2−メチルトリデシル基、2−メチ
ルテトラデシル基、3−メチルブチル基、3−メチルベ
ンチル基、3−メチルヘキシル基、3−メチルヘプチル
基、3−メチルオクチル基、4−メチルベンチル基、4
−メチルヘキシル基、4−メチルへブチル基、4−メチ
ルオクチル基、5−メチルヘキシル基、5−メチルへブ
チル基、5−メチルオクチル基、5−メチルノニル基、
5−メチルデシル基、6−メチルへブチル基、6−メチ
ルオクチル基、6−メチルノニル基、6−メチルデシル
基、7ーメチルオクチル基、7−メチルノニル基、7−
メチルデシル基、8−メチルノニル基、8−メチルデシ
ル基、9−メチルデシル基、9−メチルウンデシル−4
一 基など)、置換基を有するアルキル基[たとえばF(フ
ッ素原子)で置換されたアルキル基(2−フルオロプロ
ビル基、2−フルオロブチル基、2−フルオロベンチル
基、2−フルオロヘキシル基、2一フルオロヘプチル基
、2−フルオロオクチル基、2−フルオロノニル基、2
−フルオロデシル基、2−フルオロウンデシル基、2−
フルオロドデシル基、2一フルオロ1・リデシル基、2
−フルオロテトラデシル基、3−フルオロプロビル基、
4−フルオロブチル基、5−フルオロベンチル基、6−
フルオロヘキシル基、7−フルオロヘプチル基、8−フ
ルオロオクチル基、9−フルオロノニル基、1o−フル
オロデシル基、11−フルオロウンデシル基、12−フ
ルオロドデシル基、2−(バーフルオローn−ブチル)
エチル基、2−(バーフルオローn−ヘキシル)エチル
基、2−(パーフルオローn−オクチル)エチル基、2
−(パーフルオローn−デシル)エチル基、2−フルオ
ロー3−メチルブチル基、2−フルオロー3−メチルペ
ンチル基、2−フルオロ−4−メチルベンチル基など)
、CI(塩素原子)で置換されたアルキル基(2−クロ
ロプロビル基、2−クロロブチル基、2−クロロベンチ
ル基、2−クロロヘキシル基、2ークロロへブチル基、
2−クロロオクチル基、2−クロロノニル基、2−クロ
ロデシル基、2−クロロウンデシル基、2−クロロドデ
シル基、2−クロロトリデシル基、2−クロロテトラデ
シル基、2−クロロ−3−メチルブチル基、2−クロロ
ー3−メチルペンチル基、2−クロロ−4−メチルベン
チル基など)、アルキルオキシ基で置換ざれたアルキル
基(2−メトキシプ口ビル基、2−エトキシプ口ビル基
、2一プロビルオキシブ口ピル基、2−プチルオキシブ
口ビル基、2−ベンチルオキシブ口ビル基、2−へキシ
ルオキシプ口ピル基、2−へプチルオキシブ口ピル基、
2−オクチルオキシブ口ビル基、2−ノニルオキシブロ
ビル基、2−デシルオキシプ口ビル基、2−(2−メチ
ルブチルオキシ)プロビル基、2−イソブロビルオキシ
ブ口ピル基、3−メトキシブチル基、3−エトキシブチ
ル基、3−プロビルオキシブチル基、3−プチルオキシ
ブチル基、3−ペンチルオキシブチル基、3−へキシル
オキシブチル基、3一へプチルオキシブチル基、3−オ
クチルオキシブチル基、3−ノニルオキシブチル基、3
−デシルオキシブチル基、3−(2−メチルブチルオキ
シ)ブチル基、3−イソプロビルオキシブチル基、4−
メ1・キシベンチル基、4−エトキシベンチル基、4−
プロビルオキシベンチル基、4−プチルオキシベンチル
基、4−ベンチルオキシベンチル基、4−へキシルオキ
シベンチル基、71−へプチルオギシペンチル基、4−
オクチルオキシペンチル基、4−ノニルオキシベンチル
基、4−デシルオキシベンチル基、4−(2−メチルブ
チルオキシ)ペンチル基、4−(2−メチルベンチルオ
キシ)ベンチル基、4−イソブロビルオキシベンチル基
、など)など]、光学活性なアルキル基(光学活性1−
メチルブロピル基、光学活性1−メチルブチル基、光学
活性1−メチルベンチル基、光学活性1−メチルヘキシ
ル基、光学活性1−メチルへブチル基、光学活性1−メ
チルオクチル基、光学活性2−メチルブチル基、光学活
性2−メチルペンチル基、光学活性2−メチルヘキシル
基、光学活性2−メチルへブチル基、光学活性2ーメチ
ルオクチル基、光学活性2−メチルノニル基、光学活性
2−メチルデシル基、光学活性2−メチルウンデシル基
、光学活性2−メチルドデシル基、光学活性2−メチル
1・リデシル基、光学活性2−メチルテトラデシル基、
光学活性3−メチルベンチル基、光学活性3−メチルヘ
キシル基、光学活性3−メチルへブチル基、光学活性3
−メチルオクチル基、光学活性4−メチルヘギシル基、
光学活性4−メチルヘプチル基、光学活性4−メチルオ
クチル基、光学活性5−メチルへブチル基、光学活性5
−メチルオクチル基、光学活性5−メチルノニル基、光
学活性5−メチルデシル基、光学活性6−メチルオクチ
ル基、光学活性6−メチルノニル基、光学活性6−メチ
ルデシル基、光学活性7−メチルノニル基、光学活性7
−メチルデシル基、光学活性8−メチルデシル基、光学
活性9−メチルウンデシル基など)、置換基を有する光
学活性なアルキル基[たとえばF(フッ素原子)で置換
された光学活性なアルキル基(光学活性2〜フルオロブ
ロビル基、光学活性2一フルオロブチル基、光学活性2
−フルオロベンチ一8− ル基、光学活性2−フルオロヘキシル基、光学活性2−
フルオロヘプチル基、光学活性2−フル才ロオクチル基
、光学活性2−フルオロノニル基、光学活性2−フルオ
ロデシル基、光学活性2−フルオロウンデシル基、光学
活性2−フルオロドデシル基、光学活性2−フルオロト
リデシル基、光学活性2−フルオロテトラデシル基、光
学活性2−フルオ0−3−メチルブチル基、光学活性2
−フルオロー3−メチルベンチル基、光学活性2−フル
オ1:12−4−メチルベンチル基など)、CI(塩素
原子)で置換された光学活性なアルキル基(光学活性2
−クロロプロビル基、光学活性2−グロ口ブチル基、光
学活性2一クロロベンチル基、光学活性2−クロロヘキ
シル基、光学活性2−クロロへブチル基、光学活性2−
クロロオクチル基、光学活性2−クロロノニル基、光学
活性2−クロロデシル基、光学活性2−クロロウンデシ
ル基、光学活性2−クロロドデシル基、光学活性2−ク
ロロ1・リデシル基、光学活性2−クロロテトラデシル
基、光学活性2−クロロ−3−メチルブチル基、光学活
性2−クロコー3−メチルベンチル基、光学活性2−ク
ロロ−4−メチルベンチル基など)、アルキルオキシ基
で置換された光学活性なアルキル基(光学活性2−メト
キシブ口ビル基、光学活性2−工1・キシブロビル基、
光学活性2−プロビルオキシプ口ビル基、光学活性2−
プチルオキシブロビル基、光学活性2−ベンチルオキシ
ブ口ビル基、光学活性2−へキシルオキシブ口ビル基、
光学活性2一へプチルオキシブ口ビル基、光学活性2−
オクチルオキシブ口ビル基、光学活性2−ノニルオキシ
ブロビル基、光学活性2−デシルオキシブ口ビル基、光
学活性2−(2−メチルブチルオキシ)プロビル基、光
学活性2−.イソブロビルオキシプ口ピル基、光学活性
3−メトキシブチル基、光学活性3−エトキシブチル基
、光学活性3−プロビルオキシブチル基、光学活性3−
プチルオキシブチル基、光学活性3−ベンチルオキシブ
チル基、光学活性3−へキシルオキシブチル基、光学活
性3−へプチルオキシブチル基、光学活性3−オクチル
オキシブチル基、光学活性3−ノニルオキシブチル基、
光学活性3−デシルオキシブチル基、光学活性3−(2
−メチルブ一10− チルオキシ)ブチル基、光学活性3−イソブロビルオキ
シブチル基、光学活性4−メI・キシペンチル基、光学
活性4−エトキシベンチル基、光学活性4−プロビルオ
キシベンチル基、光学活性4−プチルオキシペンチル基
、光学活性4−ベンチルオキシベンチル基、光学活性4
−へキシルオキシペンチル基、光学活性4−へプチルオ
キシベンチル基、光学活性4ーオクチルオキシベンチル
基、光学活性4−ノニルオキシベンチル基、光学活性4
−デシルオギシベンチル基、光乎活性4−(2−メチル
ブチルオキシ)ペンチル基、光学活性4−イソブロピル
オキシペンチル基など)などコが挙げられる。これらの
うち、好ましくは炭素数4〜16のアルキル基であり、
母体となる液晶化合物または液晶組成物に添加した場合
の液晶温度範囲の縮小をなるべく小さくするという点を
考慮すると特に好ましくは炭素数6〜14のアルキル基
である。
一般式(1)においてXは好ましくは単結合(直接結合
)または一〇一である。
Aとしては、1〜4個までのフッ素原子、または塩素原
子、ニトロ基およびシアン基からなる群より選ばれる1
〜2個の置換基で置換ざれていてもよい−a−O−、一
D−0−、−0−D−および一〇−0−が挙げられる。
Aは、好ましくは1〜4個までのフッ素原子により置換
されていてもよい一G一〇−、一〇−〇一および一〇一
〇−である。
一般式(1)において、R′の不斉炭素原子を有してい
てもよい炭素数3〜20のアルキル基としては一般式(
1)のRと同様の直鎖および分岐アルキル基、置換基を
有するアルキル基[たとえばアルキルオキシ基で置換さ
れたアルキル基(メ1・キシメチル基、エトキシメチル
基、プロとルオキシメチル基、プチルオキシメチル基、
ベンチルオキシメチル基、ヘキシルオキシメチル基、ヘ
ブチルオキシメチル基、オクチルオキシメチル基、ノニ
ルオキシメチル基、デシルオキシメチル基、2−メチル
ブチルオキシメチル基、イソプロビルオキシメチル基、
2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、2−プ
ロビルオキシエチル基、2−ブチルオキシエチル基、2
−ベンチルオキシエチル基、2−へキシルオキシエチル
基、2−へプチルオキシエチル基、2−オクチルオキシ
エチル基、2−ノニルオキシエチル基、2−デシルオキ
シエチル基、2一(2−メチルブチルオキシ)エチル基
、2−イソブロピルオキシエチル基、2−(1−メチル
プロピルオキシ)エチル基、2−(1−メチルブチルオ
キシ)エチル基、2!−(1−メチルへプチルオキシ)
エチル基、3−メトキシブ口ビル基、3−エトキシブ口
ビル基、3−プロビルオキシブ口ピル基、3−プチルオ
キシブ口ビル基、3−ペンチルオキシブ口ビル基、3−
へキシルオキシプ口ピル基、3−へプチルオキシブロビ
ル基、3−オクチルオキシプ口ピル基、3−ノニルオキ
シブロビル基、3−デシルオキシブロビル基、3−(2
−メチルブチルオキシ)プロビル基、3−イソプロビル
オキシブ口ビル基、3−(1−メチルブロピルオキシ)
プロビル基、3−(1ーメチルブチルオキシ)プロビル
基、3−(1−メチルへプチルオキシ)プロビル基、4
−メトキシブチル基、4−エトキシブチル基、4−プロ
ビルオキシブチル基、4−プチルオキシブチル基、4−
ベンチルオキシブチル基、4−へキシルオキシブチル基
、4−へプチルオキシブチル基、4−オクチルオキシブ
チル基、4−ノニルオキシブチル基、4−デシルオキシ
ブチル基、4−(2−メチルブチルオギシ)ブチル基、
4−イソブロビルオキシブチル基、4−(1−メチルブ
ロビルオキシ)ブチル基、4−(1ーメチルブチルオキ
シ)ブチル基、4−(1−メチルへプチルオキシ)ブチ
ル基、5−メトキシベンチル基、5−エトキシベンチル
基、5−プロビルオキシベンチル基、5−プチルオキシ
ベンチル基、5−ペンチルオキシペンチル基、5−へキ
シルオキシペンチル基、5−へプチルオキシペンチル基
、5−オクチルオキシペンチル基、5−ノニルオキシペ
ンチル基、5−デシルオキシベンチル基、5−(2−メ
チルブチルオキシ)ベンチル基、5−イソブロビルオキ
シベンチル基、5−(1−メチルブロピルオキシ)ベン
チル基、5−(1−メチルブチルオギシ)ベンチル基、
5−(1−メチルへブチルオキシ)ベンチル基、など)
などコ、一般式(1)のRと同様の光学活性なアルキル
基、置換基を有する光半活性なアルキル基[たとえばア
ルキルオキシ基で置換された光学活性なアルキル基(光
学活性2−メチルブチルオキシメチル基、光学活性1−
メチルブロビルオキシメチル基、光学活性1−メチルブ
チルオキシメチル基、光学活性1−メチルへプチルオキ
シメチル基、光学活性2−(2−メチルブチルオギシ)
エチル基、光学活性2−(1−メチルプロピルオキシ)
エチル基、光学活性2−(1−メチルブチルオキシ)エ
チル基、光学活性2−(1−メチルへプチルオキシ)エ
チル基、光学活性3−(2−メチルブチルオキシ)プロ
ビル基、光学活性3−(1−メチルブロビルオギシ)プ
ロビル基、光学活性3−(1ーメチルブチルオキシ)プ
ロビル基、光学活性3−(1−メチルへプチルオキシ)
プロビル基、光学活性4−(2−メチルブチルオキシ)
ブチル基、光学活性4−(1−メチルプロピルオキシ)
ブチル基、光学活性4−(1−メチルブチルオキシ)ブ
チル基、光学活性4−(1−メチルへプチルオキシ)ブ
チル基、光学活+45−<2−メチルブチルオキシ)ベ
ンチル基、光学活性5−(1−メチルブロピルオキシ)
ベンチル基、光学活性5−(1−メチルブチルオキシ)
ペンチル基、光学活性5−(1−メチルへプチルオギシ
)ペンチル基、など)などコが挙げられる。これらのう
ち、好ましくは炭素数3〜16のアルキル基であり、母
体となる液晶化合物または液晶組成物に添加した場合の
液晶温度範囲の縮小をなるべく小さくするという点を考
慮すると特に好ましくは炭素数4〜12のアルキル基で
ある。
一般式(1)で示される光学活性な化合物の具体例とし
ては、表−1に示すような基および数を有する化合物が
挙げられる。
表−1(1) CF3 R−X−A−QC” HR’ 表−1(2) −l8一 表−1 表−1 一21− 表−1 表−1 一22− 表−1 ?OD ; lIC12112s一 2M[3゜ ; C21{5C″ICI12 −CH3 PFC8; nC6F13C}l2CH2−PFC1,
3 ; nCBF17CII2C!12−2EOPr”
  ; C2H50C”HCII2−C1{3 2POPr” ; nc311■QC″tlCH2−C
H3 1)EN HEX HEP OCT NON DEC UND nC5 Ill ,− nC6 H13− nC7 11 5 nC8II, 7 一 nCg l{+ 9− nC1 9 H2 , − nC1 1112 3 − 4MH” ;C2H5C”}IC82CH2Cl{2−
C143 3MP”  ;C2H5C”HCI12Cll2−CH
3 ゜;光学活性を表す。
一般式(1)に含まれる化合物は、たとえば次の工程を
経て合成出来る。(下記式中、r<, X, Aおよび
R′は一般式(1)の場合と同一である。
(I)Aが一〇−O−の場合 CN−()−Y’      (Y’;Cl,[3r 
or I)   (2)CF3 R−X−(i−0−QC:” H R ’F (n)AがーG−Ω−の場合 F N112−Ω 一25− ー26一 −29一 (F) (m)Aが一〇−Q一の場合 [3rCII2CIKOEt)2 R−X−0−d=011 (IV) AがーΩ−0−の場合 R−X−0−CI−12COOH R−X−Ω−(i−C すなわちAが一G一〇一の場合、一般式(2)の化合物
と一般式(3)の化合物を無水ジメチルボルムアミド、
無水ジメチルスルホキシドあるいは無水テ1・ラヒドロ
フラン中で加熱することにより一般式(4)の化合物を
得ることができる。一般式(4)の化合物を乾燥エタノ
ール中で塩化水素ガスと反応させた後、アンモニアガス
と反応させることにより一般式(5)の化合物を得るこ
とができる。一般式(5)の化合物と一般式(6)の化
合物をエタノールまたはメタノール中、塩基の存在下(
たとえばナ1・リウム金属)、加熱還流することにより
本発明の化合物に含まれる一般式(7)の化合物を得る
ことができる。
F Aが−Q−0−の場合、m−フルオロアニリンをハロゲ
ン化して一般式(9)の化合物を得た後、アミノ基を酸
化して一般式(10)の化合物を得ることができる。一
般式(10)の化合物と一般式(3)の化合物を無水ジ
メチルホルムアミド、無水ジメチルスルホキシドあるい
は無水テトラヒドロフラン中で加熱することにより一般
式(11)の化合物を得ることができる。一般式(11
)の化合物をPct/Cで水素化還元することにより一
般式(12)の化合物を得ることができる。一般式ぐ1
2)の化合物をジアゾ化した後、アルカリ金属のハロゲ
ン化物と反応させることにより一般式(13)の化合物
を得るとかできる。一般式(13)の化合物をジメチル
ボルムアミド中、シアン化第一銅と反応させることによ
り一般式(14)の化合物を得ることができる。一般式
(14)の化合物と一般式(6)の化合物をエタノール
またはメタノール中、塩基の存在下(たとえばナトリウ
ム金属)、加熱還流することにより本発明の化金物に含
まれる一般式(16)の化合物を得ることができる。
F Aが一〇−○−の場合、ブコモアセトアルデヒドジエチ
ルアセタールと一般式(3)の化合物を無水ジメチルホ
ルムアミド、無水ジメチルスルホキシドあるいは無水テ
トラヒド口フラン中で加熱することにより一般式(18
)の化合物を得ることができる。一般式(18)の化合
物をピルスマイヤー試薬(たとえばオギシ塩化リンとジ
メチルホルムアミドとの反応生成物)と反応させること
により一般式(19)の化合物を得ることができる。
一般式(19)の化合物と一般式(20)の化合物をエ
タノールまたはメタノール中、塩基の存在下(たとえば
ナトリウム金属)、加熱還流することにより本発明の化
合物に含まれる一般式(21)の化合物を得ることがで
きる。
Aが一〇−(1−の場合、一般式(22)の化合物をピ
ルスマイヤー試薬(たとえばオキシ塩化リンとジメチル
ホルムアミドとの反応生成物)と反応させることにより
一般式(23)の化合物を得ることができる。一般式(
23)の化合物と尿素を反応させたのち、オキシ塩化リ
ンと反応させることにより一般式(25)の化合物を得
ることができる。一般式(25)の化合物と一般式(3
)の化合物を無水ジメチルボルムアミド、無水ジメチル
スルホキシドあるいは無水テトラヒド口フラン中で加熱
することにより本発明の化合物に含まれる一般式(26
)の化合物を得ることができる。
また上記化合物の原料である一般式(3)に含まれるの
化合物は、たとえば次の工程を経て合成出来る。(下記
式中R′は一般式(1)の場合と同一である。) (I)R’が酸素原子を含んでいないときCF3COE
t OH (R,S)−CF3CHR’ 一37ー (II) R′ および (S)−CI”3C” HR’ が酸素原子を含んでいるとき 一41− すなわちR′が酸素原子を含んでいないときはトリフル
オ口酢酸エチルエステルとグリニャール試薬を−20゜
C以下で反応させて得た一般式(29)の化合物を、水
素化ホウ素ナトリウムあるいは水素化リチウムアルミニ
ウムで還元してラセミ体の一般式(30)の化合物を得
ることができる。
一般式(30)の化合物と酸塩化物(たとえばアセチル
クロライド)を反応させて得たラセミ体の一般式(31
)のエステルを水溶液中でリバーゼを用いて不斉加水分
解、単離後、アルカリ金属水素化物(たとえば水素化ナ
トリウム)と反応させることにより本発明の化合物の原
料である一般式(34)の光学活性アルコールの金属塩
を得ることができる。また不斉加水分解した時に回収し
た未反応のエステルも化学的に加水分解することにより
、上記光学活性アルコールと立体配置が逆の光学活性ア
ルコールを得ることができ、この光学活性アルコールも
本発明の化合物の原料として利用できる。
R′が酸素原子を含んでいるときは、一般式(37)の
化合物の水酸基をベンジルエーテル化して一般式(38
)の化合物にした後、水素化リチウムアルミニウムで還
元することにより一般式(39)の化合物を得ることが
できる。一般式(39)の化合物を塩化チオニルなどの
ハロゲン化剤でハロゲン化した後、アルコールのアルカ
リ金属塩と反応させるかあるいは一般式(39)の化合
物をアルカリ金属塩とした後、ハロゲン化アルキルと反
応させることにより一般式(40)の化合物を得ること
ができる。一般式(40)の化合物をPd/Cで水素化
分解した後、アルカリ金属水素化物(たとえば水素化す
1・リウム)と反応させることにより本発明の化合物の
原料である一般式(41)の光学活性アルコールの金属
塩を得ることができる。
また一般式(42)の化合物をp一トルエンスルホン酸
クロライドを用いてエステル化した後、マロン酸ジエチ
ルエステルのアルカリ金属塩と反応させ、アルカリによ
る加水分解、熱による脱炭酸、水素化リチウムアルミニ
ウムによる還元を経て、一般式(44)の化合物を得る
ことができる。一般式(44)の化合物を塩化チオニル
などのハロゲン化剤でハロゲン化した後、アルコールの
アルカリ金属塩と反応させるかあるいは一般式(44)
の化合物をアルカリ金属塩とした後、ハロゲン化アルキ
ルと反応させることにより一般式(45)の化合物を得
ることができる。一般式(45)の化合物をPd/Cで
水素化分解した後、アルカリ金属水素化物(たとえば水
素化ナトリウム)と反応させることにより本発明の化合
物の原わ[である一般式(46)の光学活性アルコール
の金属塩を得ることができる。
また一般式(37)で示される光学活性な化合物は既知
の方法〈油化学、第35巻、P608〜P613および
第13回フッ素化学討論会予稿集4D 1 1 3)で
得られる。
また一般式(1)中のRまたはR j、一般式(40)
中のR”で示される光学活性部位はそれぞれ対応する光
学活性アルコールまたは光学活性カルボン酸から誘導さ
れ、これらの光学活性アルコールおよび/または光学活
性カルボン酸のうちあるものは市販品として;対応する
ケトンの酵素・微生物・不斉金属触媒による不斉還元に
より;または主に天然物として存在する光学活性アミノ
酸、光学活性オキシ酸および光学活性オキシ酸工−45
一 一46ー ステルから誘導される等の方法により得ることができる
。また光学活性2−フルオロアルキルアルコールおよび
光学活性2−クロロアルキルアルコールは光学活性エボ
キシを原科として得ることができる。
また一般式(6)に含まれる化合物は、たとえば次の工
程を経て合成できる。
(I)Xが一〇一の場合 R−0−M      (M;Li,Na or  K
)         (47)(n)Xが単結合の場合 R−CH2−Y’ (Y’;Cl,Br or I) R−CH2−(:H(OEt)2 R−0−CH2Ctl(OEt)2 なわちXが一〇一の場合、ブロモアセ1・アルデヒドジ
エチルアセタールと一般式(47)の化合物を無水ジメ
チルホルムアミド、無水ジメチルスルホキシドあるいは
無水テ1・ラヒドロフラン中で加熱することにより一般
式(48)の化合物を得ることができる。一般式(48
)の化合物をピルスマイヤー試薬(たとえばオキシ塩化
リンとジメチルホルムアミドとの反応生成物)・と反応
させることにより一般式(49)の化合物を得ることが
できる。
Xが単結合の場合、一般式(50)の化合物とマグネシ
ウム金属から調整したグリニャール試薬とオルトギ酸エ
チルを反応させて得た一般弐(51)の化合物をピルス
マイヤー試薬(たとえばオキシ塩化リンとジメチルホル
ムアミドとの反応生成物)と反応させることにより一般
式(49)の化合物を待,ることかできる。
液晶は一般に2種以上の多成分から成る液晶糺成物とし
て用いられ、本発明の光学活性な化合物も液晶組成物の
成分として利用することができる。
液晶組成物には、スメクチツク液晶、たとえば光学活性
部位を有しないスメクチツク液晶[2−p −アルキル
オキシフエニル−5−アルキルピリミジン、2−p−ア
ルカノイルオキシフエニル−5−アルキルピリミジン、
2−1〕−アルキルオキシ力ルポニルフエニル−5−ア
ルキルピリミシン、2 − p−アルキルフエニル−5
−p−アルキルオキシフエニルビリミジン、2−p−ア
ルキルオキシーm−フルオロフエニル−5−アルキルビ
リミジン、2−p−アルキルオキシフエニル−5 − 
(trans− 4−アルキルシク口ヘキシル)ピリミ
ジン、2−p−アルキルオキシフエニル−5−アルキル
ビリジン、2 − p−アルキルオキシーm−フルオロ
フエニル−5−アルキルピリジン、2−p− (p′−
アルキルフエニル)フエニルー5−アルキルビリミジン
、2−p−アルキルフエニルー5−p−アルキルフェニ
ルビリミシン、p−アルキルオキシフエニル−5−アル
キルビコリネート、2−p−アルキルオキシフエニル−
5−アルキルオキシビラジン、2−1)一アルキルフエ
ニルー5−アルキルビリミジン、2−p−アルキルオキ
シフエニルー5−アルキルオキシビ−49一 ー50一 リミジン、2−p−アルキルフェニルー5−アルキルオ
キシビリミジン、4−アルキルオキシ−4′−ビフェニ
ルカルボン酸−p′−(アルキルオキシ力ルボニル)フ
エニルエステル、4−アルキルオキシ−4′−ビフェニ
ルカルボン酸一アルキルエステルなどコおよび/または
強誘電性液晶[光学活性4−アルキルオキシ−4′−ビ
フェニルカルボン酸一p′(2−メチルブチルオキシ力
ルボニル)フエニルエステル、光学活性4−n−アルキ
ルオキシ−4′−ビフエニルカルボン酸−2−メチルブ
チルエステル、光学活性p−アルキルオキシベンジリデ
ンーp′−アミノー2−クロロプロビルシンナメート、
光学活性p−アルキルオキシベンジリデン−p′−アミ
ノー2ーメチルブチルシンナメートなどコおよび/また
は通常のカイラルスメクチック液晶[光学活性4−(p
−アルキルオキシビフエニルーp′−オキシカルボニル
) −4’ − (2−メチルブチルオキシ力ルボニル
)シクロヘキサン、光学活性p−11−アルキルオキシ
ベンジリデン−p’−(2−メチルブチルオキシカルボ
ニル)アニリンなど]を含有してもよい。また液晶性を
示さないカイラル化合物および/または2色性色素、た
とえばアン1・ラギノン系色素、アゾ系色素などを含ん
でいてもよい。
強誘電性を示す液晶組成物は、電圧印加により光スイッ
チング現象を起こし、これを利用した応答の速い表示素
子を作製できる〔たとえば特開昭56−107216号
公報、特開昭59−118744号公報、エヌエークラ
ーク(N.A.CIark)、エス ティー ラガウォ
ール (S.T.Lagerwal I) ;アブライ
ド フィジックス レター (Appl ied  円
1ysics  Lttetter)茜、899(19
80)など〕。
本発明における液晶組成物は、セル間隔0、5〜10μ
m1好ましくは0、5〜3μmの液晶セルに真空封入し
、両側偏光子を設置することにより光スイッチング素子
(表示素子)として使用できる。
上記液晶セルは透明電極を設け、表面を配向処理した2
枚のガラス基板をスベーサーを挾んで貼り合わせること
によって作製することができる。
上記スベーザーとしては、アルミナビーズ、ガラスファ
イバー、ポリイミドフィルムなどが挙げられる。配向処
理方法としては、通常の配向処理、たとえばポリイミド
膜、ラビング処理、SiO斜め蒸着などが適用できる。
[実施例] 以下、本発明を実施例により更に説明するが、本発明は
これに限定されない。
実施例 1 光学活性5−n−デシルー2− (p− (1−トリフ
ルオロメチルへプチルオキシ)フェニル〕ピリミジン(
表−1中NoIOの化合物)の製造(I)光学活性p−
 (1−}リフルオロメチルへプチルオキシ)ベンゾニ
1・リルの製造 水素化ナトリウム(純分60X) 0.86gを含む乾
燥ジメチルホルムアミド1 001!I l中へ、室温
で光学活性なR体の1−トリフルオロメチルヘブタノー
ル3.95gを水素の発生が激しくならないスピードで
滴下して、光学活性なR体の1−トリフルオロメチルヘ
プタノールのナトリウム塩を調整した。滴下終了後さら
に1時間室温で攪はんした後、.p−ヨードベンゾニト
リル4.80 gを加えて2時間還流した。冷却後、氷
水の中へ投入しヘキサンで抽出した。ヘキサン層を水洗
、IN塩酸水による洗浄、水洗を経てから、シリカゲル
力ラムで分離精製することにより、油状の光学活性p−
(1−J−リフルオ口メチルへプチルオキシ)ペンゾニ
トリル5.16gを得た。
(n)光学活性p−(1−1−リフルオ口メチルへプチ
ルオキシ)ペンズアミジン・塩酸塩の製造光学活性p−
 (1−}リフルオ口メチルへプチルオキシ)ペンゾニ
トリル3.t6gを含む乾燥エタノール20■1の中へ
乾燥した塩化水素約1gを攪はんしながら10°C以下
で吹き込んだ。室温で3日間攪はん後、溶媒を除去する
ことにより油状の物質を得た。
この油状の物質にアンモニア約2gを含む乾燥エタノー
ル20mlを水冷下ゆっくりと加えた後、室温で3日間
攪はんした。エタノーノレおよびアンモニアを除去する
ことにより油状の光学活性p− (1−}リフルオ口メ
チルへプチルオキシ)ペンズアミジン・塩酸塩3.40
gを得た。この油状の塩酸塩はヘキサン中でトリチュレ
ーションにより固化させた後、次の反応に使用した。
(I[I)光学活性5−n−デシルー2− (p− (
1−}リフルオ口メチルへプチルオキシ)フエニル〕ビ
リミジンの製造 30+++Iの無水エタノールと0.35gのナトリウ
ム金属より調整した溶液に、上記光学活性p− (1−
}リフルオ口メチルへプチルオキシ)ペンズアミジン・
塩酸塩1.60gとα一n−デシルーβ−ジメチルアミ
ノアクコレイン1.20gを加え6時間加熱還流した。
反応終了後、溶媒を除去しトルエンで抽出した。
トルエン層をIN塩酸水による洗浄、水洗を経てからト
ルエンを留去することにより、黄色の油状の物質を得た
。この物質をヘキザンに溶かしシリカゲル力ラムで分離
精製することにより本発明の化合物である光学活性5−
11一デシルー2− (p−.(1−トリフルオ口メチ
ルへプチルオキシ)フエニル〕ビリミジン0.65gを
得た。化合物の構造は、NMR(核磁気共鳴スペクトル
分析)、MS(質量分析)、IR(赤外吸収スペク1・
ル分析)および元素分析により確認した。上記化合物の
IRスペクトル、H−NMRスベク1・ルおよびF−N
MRスペクトルをそれぞれ第1図、第2図および第3図
に示す。
元素分析値:  理論値(%)  実測値(%)C:7
0.29     C:70.03H:  8.58 
       +に 8.71N: 5.86    
 N: 5.!.390: 3.35     0: 
3.44F:11.92     F:11.83?用
例 1 実施例1の化合物(以下化合物1と略記)と公知のスメ
クチック液晶(下記化合物AおよびB)を以下に示す割
合で配合して液晶組成物■を得た。
液晶組成物■ 化合物A:  C9H+9{:!−0−OC8l{+7
45ffiffi%化合物B :  C8}1,■−0
−Q−OCBll17  4 5重爪%Cト゛3 化合物1:C+sH21−a−0−OC’llCsH+
310ffiffl%これらの組成物を、配向処理剤と
してポリビニルアルコールを塗イ5し、表面をラビング
七で平行配向処理を施した透明電極を備えたセル厚2μ
mのセルに注入して光スイッチング素子を作った。
この素子を2枚の直交する偏光子の間に設置し、±IO
Vの電圧印加を行い、透過光強度の変化から応答時間を
求めると、25゜Cで糺成物■1よ約60μsecであ
った。
[発明の効果] 本発明は新規の光学活性な化合物を提供し、またこれら
の光学活性な化合物は次のような顕著な特徴を有する。
(1)ノンカイラルのスメクチックC相またはH相を呈
する液晶化合物または液晶組成物は強誘電性を示さず、
自発分極値は0てあるが、本発明の分子内に大きな双極
子モーメントを持つ光学活性な化合物を添加することに
より、自発分極の値が大きな強誘蕾性相を呈することが
可能であり、速い光学応答を得ることが出来る。
(2)既に強誘電性を呈する液晶化合物または液晶組成
物に添加する場合、その液晶化合物または液晶糺成物の
自発分極の符号により添加できる光学活性化合物の立体
配置がR体またはS体のいずれか一方に限られるが、本
発明の光学活性な化合物はR体、S体いずれも得ること
ができ、既に強誘電性を呈する液晶化合物または液晶組
成物に添加した場合にも、液晶化合物または液晶組成物
の自発分極値を著しく増加させることが可能であり、速
い光学応答を得ることが出来る。
(3)分子の構造として直線性を有しており、液晶化合
物または液晶組成物に添加した場合に母体となる液晶ま
たは液晶組成物の相系列および相転移温度に対する悪影
響を最低限に抑えることが可能である。
(4)従来の、単に光学活性であるだけの化合物と異な
り、置換基を有していてもよいフェニルビリミジン基を
介して両側にそれぞれ独立に不斉炭素原子を含むアルキ
ル鎖を有する光学活性な化合物が得られ、母体となる液
晶化合物または液晶組成物に添加した場合のヘリ力ルビ
ッチ、自発分極値、誘電異方性および光学異方性等の物
性、性能を自由に制御、設計することが可能である。
一57ー 一58一 (5)強誘電性スメクチック液晶組成物もしくはノンカ
イラルスメクチック液晶組成物への配合成分としての用
途以外にも、ネマチック液晶刊成物に本発明の光学活性
な化合物を添加することにより、TN型の液晶セルでの
リバースドメイン発生を制御することが可能である。
(6)LB膜作成に必要な疎水性の制御が容易であり、
単分子積層膜を得ることが出来る。
(7)光、熱、水分に対する安定性が良い。
上記効果を奏することから本発明の光学活性な化合物は
実用的な強誘電性スメクチック液晶組成物を開発するに
あたって非常に有用な物質である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ実施例1で得ら
れた化合物のIRSH−NMRおよびF一NMRスペク
トルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、R、R′は不斉炭素原子を有していてもよい炭
    素数3〜20のアルキル基であり、Xは単結合(直接結
    合)、−O−または−S−であり、Aはフッ素原子、塩
    素原子、ニトロ基およびシアノ基からなる群より選ばれ
    る置換基で置換されていてもよい▲数式、化学式、表等
    があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式
    、表等があります▼である。〕で示される光学活性な化
    合物。
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