JPH02229082A - 被熱転写シート - Google Patents

被熱転写シート

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JPH02229082A
JPH02229082A JP1048615A JP4861589A JPH02229082A JP H02229082 A JPH02229082 A JP H02229082A JP 1048615 A JP1048615 A JP 1048615A JP 4861589 A JP4861589 A JP 4861589A JP H02229082 A JPH02229082 A JP H02229082A
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resin
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dye
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JP1048615A
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Tamami Iwata
岩田 珠美
Noritaka Egashira
典孝 江頭
Naoto Satake
直人 佐竹
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来技術〕 従来、昇華型感熱転写方式に用いられる被熱転写シート
においては、染料受容層樹脂を担持する支持体として、
一般に合成紙や、天然紙に合成紙を貼合せたものが用い
られてきた。しかし、合成紙を支持体として得られた被
熱転写シー1−は剛度が低く、べらべらとした感じにな
り、高級感に欠ける。また、画像を印字した後に、熱に
よる印字カールが発生するという欠点がある。
また、天然紙を芯材として合成紙を貼合せたものを支持
体として用いると上記の様な欠点は解消されるが、製造
工程が多くなり、コスト高となる。
以上の様な欠点のない、即ちコストが安く高級感があり
、印字カールのない被熱転写シートとしては、支持体と
して基材に樹脂を押出しラミネーションしたものを用い
た米国特許第4,774,224号公報に記載の被熱転
写シートがある。これは基材に樹脂をコーティングして
得られた支持体の表面粗さを7.5’Ra p imA
A (約0.019μmRa)以下とすることで、染料
受容層樹脂層を設けた際の被熱転写シートの表面を平滑
にし、印字の際に熱により平滑になってしまう印画部分
と非印画部との光沢の差をなくし印字による部分的な光
沢ムラを解消するというものである。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記米国特許公報記載のもののように、
支持体の表面の平滑度が非常に高い場合には、受容層樹
脂との接着性が弱くなり、受容層樹脂が支持体から剥離
し易くなり、被熱転写シートの保存性が悪くなったり、
印字の際にはがれて被熱転写シートにもっていかれたり
する(異常転写)ことがある。また、これとは逆に支持
体の表面が非常にマットな場合には、染料受容層を設け
た被熱転写シートの表面も非常にマットになり、印字の
際の被熱転写シートとの密着性を悪くして、印字画像に
ドツト抜は等の欠点を生じる。
、本発明の目的は一2安価で高級感があり、印字カール
を生ずることなく、しかも異常転写及びドツト抜けのな
い保存性の良好な被熱転写シートを提供することである
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明においては、被熱転写シーI−の支持体として基
材に樹脂を押出しラミネーションしたものを用い、この
表面粗さを0.2〜4.0μmRaとすることにより、
安価で高級感があり、印字カール、異常転写及びドツト
抜けのない保存性のよい被熱転写シートを供給するもの
である。
本発明における表面粗さは、JIS B 0601に定
義された中心線平均粗さ(Ra)である。
また、被熱転写シートの表面の平滑性が低いことによる
印字画像のドツト抜けは、染料受容層樹脂としてポリカ
ーボネートのような比較的Tgの高い樹脂を用いた場合
に著しく起こる。
しかしながら、染料受容層樹脂として、Tgが低い樹脂
、具体的にはTgが100℃以下の樹脂を用いた場合に
は、熱により樹脂が変形され易く、印字の際に熱転写シ
ートと重ね合されて、サーマルヘッド等により、熱加圧
される時に、被熱転写シートの表面が熱により可塑化し
て押しつけられることによりならされ、被熱転写シート
と熱転写シートの密着性は高くなる。このことにより染
料受容層樹脂としてTgが100℃以下の樹脂を用いた
場合には染料受容層の表面の粗れをある程度カバーする
ことができる。
本発明の基材としては、板紙、中質紙、上質紙、アート
紙、コート紙、キャストコート紙、クラフト紙、合成樹
脂エマルジョン含浸紙等の天然紙;ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィンフィルム;ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカー
ボネート等のポリエステルフィルム;ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリフッ化ビニリデン等のハロゲン系フィルム;ボ
リサルフォンフィルム;ポリエーテルフィルム;ナイロ
ン、芳香族ポリアミドフィルム等ポリアミドフィルム;
ポリイミドフィルム等芳香族へテロ環ポリマーフィルム
;ポリキシリレンフィルム;アルミ箔;不織布、合成紙
等の、加熱樹脂が上に乗る時に変形・分解等を起こさな
い程度の耐熱性をもつものが望ましい。
これらの基材中にはサイズ剤、定着剤、紙力増強剤、填
料、帯電防止剤、染料、蛍光増白剤、酸化防止剤、減摩
剤等の添加剤を含んでいてもよいし、表面に塗布しても
良い。
本発明において基材にラミネートされる樹脂としては、
例えば押出しによってラミネートされる場合、押出し樹
脂としては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン
、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢
ビ共重合体等ポリオレフィン樹脂;ポリエチレンテレフ
タレート等ポリエステル樹脂;アイオノマー樹脂;ナイ
ロン;ポリスチレン、ポリウレタンなどネックインが小
さく、比較的ドローダウン性の良い樹脂を用いるのが好
ましい。樹脂は単独でも良いし、数種混合しても良い。
押し出し樹脂は基材の片面または両面にコーティングさ
れる。両面にコーティングされる場合は、異なる樹脂で
もよい。
押し出し樹脂には有機および/または無機填料を含有さ
せてもよい。これらの有機填料としては・\ンゾグアナ
ミン;ナイロン;ポリカーボネート等の樹脂粉末がある
。無機填料としては酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸カリウム、アルミナ、シリ
カ、カオリン、クレー、シリコーンパウダー、グラファ
イト、カボン等が用いられ、特に酸化チタンを染料受容
層形成側の面の押出し樹脂に添加すると、表面の白色度
が高くなり好ましい。酸化チタンはアナターゼ形酸化チ
タンおよび/またはルチル形酸化チタンを用いることが
できる。
填料は押し出し樹脂に対して3〜60%含有させること
ができ、好ましくは10〜30%である。
押し出し樹脂には、この他に染料、顔料、蛍光増白剤、
酸化防止剤、帯電防止剤、減摩剤、紫外線吸収剤、熱安
定剤、光安定剤等の添加剤を加えてもよい。これらの添
加剤は比較的耐熱性があり、押出し樹脂を溶融、コーテ
ィングしている間に変性したり、分解したりしないもの
が好ましい。
本発明における被熱転写シートの支持体は基材と押出し
ラミネーションされる樹脂層の間に接着力向上の為のア
ンカー処理を行うことが望ましい。
アンカー処理としてはポリニスデル系樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂、アクリルポリオール系樹脂、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体系樹脂等を単独もしくは混合して、必
要に応してポリイソシアネト等の反応性硬化剤、チタネ
ー1−及び/またはシラン系のカップリング剤を添加し
て1層または複層塗布したり、コロナ処理、プラズマ処
理等のイオン照射処理、紫外線、電子線処理等の放射線
照射処理、溶剤処理、火炎処理などがある。これらの処
理方法を1種または複数組合せてアンカ処理としてもよ
い。
本発明における被熱転写シートの染料受容層樹脂として
は、従来よりこの種の被熱転写シートの受容層に使用さ
れているものであれば、どのようなものであっても使用
可能であるが、Tgが比較的低く、具体的にばTgが1
00’C以下であり、かつ染料に対して受容性を有する
ものがより好ましい。本発明で使用しうる染料受容層樹
脂の材質としては例えば下記(a)〜(e)の合成樹脂
の単独又は2種以上の混合物が挙げられる。
(a)エステル結合を有するもの。
ポリエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリカーボネ
ート、ポリ酢酸ビニル、スチレンアクリレート樹脂、ビ
ニルトルエンアクリレート樹脂等。
(b)ウレタン結合を有するもの。
ポリウレタン等。
(C)アミド結合を有するもの。
ポリアミド (ナイロン等)。
(d)尿素結合を有するもの。
尿素樹脂等。
(e)その他極性の高い結合を有するもの。
ポリカプロラクトン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリアクリロニトリル等。
また染料受容層は飽和ポリエステルと塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体との混合樹脂により構成することもでき
る。この場合、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体は塩化
ビニル成分含有率85〜97重量%で、重合度200〜
800程度のものが好ましい。
また塩化ビニルと酢酸ビニルのみの共重合体であル場合
に限らず、ビニルアルコール成分、マレイン酸成分を含
むものでもよい。
更に染料受容層は前記ポリスチレン以外のスチレン系樹
脂により構成することもできる。このスチレン系樹脂と
しては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン等のスチレン系モノマーの単独重合体若しくは
共重合体、或いはこれらスチレン系モノマーと他のモノ
マー、例えばアクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のアクリ
ル若しくはメタクリル系モノマーや無水マレイン酸、塩
化ビニル−アクリル酸系モノマー等との共重合体が挙げ
られる。
本発明において上記染料受容層中に必要により紫外線吸
収剤を添加することもできる。紫外線吸収剤を添加する
ことにより、熱転写シートより移行して受容層上に染着
した染料の耐候性が向上する。紫外線吸収剤としてはベ
ンゾフェノン系、ヒンダードアミン系、ヘンシトリアゾ
ール系等が挙げられる。またその添加量は染料受容層を
構成する樹脂100重量部に対して0.05〜5重量部
程度である。
上記染料受容層中には必要に応して熱転写シートとの剥
離性を向上させる目的で離型剤を含有せしめることもで
きる。離型剤としてはポリエチレンワックス、アミドワ
ックス、テフロンパウダー等の固形ワックス類、弗素系
や燐酸エステル系の界面活性剤或いはシリコーンオイル
等が挙げられるが、シリコーンオイルが好ましい。シリ
コーンオイルとしては油状のものも用いられるが、硬化
型のものが好ましい。硬化型のシリコーンオイルとして
は、反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が挙げられる
が、反応硬化型のシリコーンオイルが特に好ましい。反
応硬化型のシリコーンオイルとしては、アミノ変性シリ
コーンオイルとエポキシ変性シリコーンオイルとを反応
硬化させたものが好ましい。これら硬化型のシリコーン
オイルの添加量は染料受容層を構成する樹脂100重量
部に対して0,5〜30重量部が好ましい。離型剤は受
容層中に添加する場合に限らず、離型剤を適当な溶媒に
溶解又は分散させたものを受容層の表面に塗布乾燥させ
て離型剤層を形成してもよい。離型剤層を構成する離型
剤としては前記したアミノ変性シリコーンオイルとエポ
キシ変性シリコーンオイルとの反応硬化物が特に好まし
い。離型剤層は0.01〜5μ、特に0.05〜2μの
厚さに形成することが好ましい。離型剤層は染料受容層
の表面の−・部に設Uても全面に設りてもよいが、離型
剤層を染料受容層表面の一部に設けた場合、離型剤層が
設けられていない部分にはドツトインパクト記録、感熱
溶融転写記録や鉛筆等による記録を行うことができ、離
型剤層の設けられた部分には昇華転写記録を行い、離型
剤層の設けられていない部分には他の記録方式による記
録を行う事、昇華転写記録方式と他の記録方式とを併用
することができる。
また必要に応じて支持体の表面に染料受容層樹脂との接
着性を改良する為の接着改良層を設りでもよい。
接着改良層としては支持体と染料受容層樹脂との接着を
より強固にするものであれば良く、例えば、ポリエステ
ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリルポリオール系
樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂等を単独
若しくは混合して塗布し使用する。又、必要に応してポ
リイソシアネート等の反応性硬化剤を添加してもよい。
更にチクネート及びシラン系のカップリング剤を使用し
てもかまわない。又、必要に応じて2層以上積層しても
よい。
また、同じ目的でイオン照射、電子線照射処理を施して
もよい。また、接着改良層を設ける前および/または後
に、イオン照射、電子線照射処理を行ってもよい。
本発明における支持体の表面粗さは0.2〜4.0μm
Raである。これは支持体の表面粗さが0.2μm)l
aより小さくなると染料受容層樹脂との接着性が弱くな
り、被熱転写シートの保存性が悪くなる。
また、熱転写シー1−と重ね合せて印字される際に、印
字後の熱転写シートと染料受容層との剥離力に負けて、
受容層樹脂が支持体からはがれ、熱転写シートにもって
いかれてしまうことがある。
また、表面粗さが4. Op mRa以上であると染料
受容層樹脂が印字の際軟化しても、面が印圧で平らにな
らされきれず、被熱転写シートと熱転写シトの密着性が
不充分でドツト抜は等の欠点が生じる。
本発明において、支持体の表面粗さを調整し、前記特定
の範囲とする方法としては例えば、樹脂を押し出しラミ
ネーションした後、押出し樹脂の温度がその樹脂の18
以上である時にロール表面が鏡面またはエンボスのクー
リングロールをあてるという方法がある。ロール表面の
鏡面とエンホスの状態をかえることによって所望の表面
粗さの支持体が得られる。
また、他の方法として、ロール表面が鏡面またはエンボ
スの加熱ロールを用いて支持体の表面を熱加圧する方法
もある。この場合、加熱ロールの温度を押出樹脂の18
以上でかつ、押出樹脂が熱融着しない範囲で調整する。
また、支持体の加熱ロールか当る面と逆の面に弾性ロー
ルをあてると表面粗さを調整する効果が高い。
支持体の表面粗さを調整する方法としてはこの他に熱圧
板をあてる、サンドペーパーをかけるなどがあるが特に
方法は問わない。
実施例1 支持体の基材として富士写真フィルム株式会社製P、H
,Oホワイト(157g/ボ)を用いて、この基材にコ
ロナ処理をした後、染料受容層を設ける側の表面に、低
密度ポリエチレン100部、アナターゼ型酸化チタン1
5部からなる押出し樹脂を厚さ30μmになるように押
出しコーティングした。また、裏面には低密度ポリエチ
レン100部、帯電防止剤5部からなる押出し樹脂を押
出しコーティングした。その後、直ちに−・夕のグラビ
アロールをもちいてクーリングし、中心線平均粗さQ、
5Raumの支持体を得た。
この支持体の上面に、下記組成の受容層用インキ組成物
を乾燥時の塗布量が6.0 g/cfflとなるように
ワイヤーバーを用いて塗布し、120℃で10分間乾燥
して被熱転写シートを得た。
受□容1けW土!〕」吐城劣 ポリエステル樹脂         Il、5部(東洋
紡製:ハイロン200) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体  5.0部(IJc
c製ニジYHH) アミノ変性シリコーン        1.2部(信越
化学工業製: KF−393) エポキシ変性シリコーン       1.2部(信越
化学工業製: X−22−3,13)メチルエチルケト
ン        50部トエルン         
     50部比較例1 実施例1においてクーリングロールとして鏡面ロールを
もちいて支持体を得た。この支持体の染料受容層を設け
る側の表面にロール表面温度65℃の鏡面ロールか、反
対の面に弾性ロールが当たるようにしてカレンダー処理
を行い、中心線平均粗さ0.08μmの表面をもつ支持
体を得た。この表面に実施例1と同様に染料受容層を形
成し、比較例1とした。
実施例2 支持体の基材として実施例1と同じ紙を用いてコロナ処
理後、この基材上に高密度ポリエチレン100部、アナ
ターゼ型酸化チタン12部、蛍光増白剤01部からなる
押出樹脂を厚さ25μmとなるように押出しコーティン
グした。また、この暴利の裏面に高密度ポリエチレン1
00部、シリコーンパウダ(東芝シリコーン製、トスパ
ール130) 10部、リン酸エステル0.5部からな
る押出し樹脂を押出しコーティングした。
この支持体を実施例1と同様にベタのグラビアロールを
もちいてクーリングし、中心線平均粗さ1、ORaμm
の支持体を得た。この支持体の表面に実施例1と同様に
染料受容層を設けた。
比較例2 実施例2と同様の方法で得られた被熱転写シートの支持
体を30℃95%R,l+、中に24時間放置し、加湿
する。この支持体の両面に100μmのPUTフィルム
をあて、表面温度70℃の鏡面ロールが染料受容層側に
、裏面側に弾性ロールが当るようにして線圧200kg
/cmでカレンダー処理した。得られた支持体の染料受
容層面の表面粗さは、0.0571m1?aであった。
この支持体の表面に実施例1と同様に染料受容層を設け
た。
比較例3 実施例1と同じ基材に同じ押出し樹脂をもちいて押出し
コーティングを行い、エンボスロールをもちいてクーリ
ングして表面ネ■さ10.0μrnRaの支持体を得た
。この支持体の表面に実施例1と同様にして染料受容層
を設けた。
比較例4 実施例2と同様に押出しコーティングを行い、エンボス
ロールをもちいてクーリングを行い、表面粗さ12.0
μmの支持体を得た。この支持体の表面に実施例1と同
様にして染料受容層を設けた。
実施例1.2及び比較例1.2により得られた被熱転写
シートにJIS K5400に準拠して基盤口を入れて
さらに市販のセロハンテープを貼りつけ、はがして、染
料受容層と支持体との接着力をテストした。結果を表1
に示す。
実施例1.2及び比較例3.4により得られた被熱転写
シートを下記の方法により得られた熱転写シートと組み
合わせて、印字を行い、表面のドツト抜けをみた。結果
を表2に示す。
(熱転写シートの作成) 下記組成の耐熱滑性層用インキ組成物を、厚さ4.5 
μmのポリエチレンテレツクレートフィルム(東し製;
ルミラー5A−F−53)上にワイヤーバーで塗布し温
風乾燥して耐熱滑性層を形成した。
尉撚ン −声 インキ、  多− ポリビニルブチラール樹脂(積木化学製、エスレックB
X−1)            4.5部トルエン 
            45部メチルエチルケトン 
       45.5部燐酸エステル(第−工業製薬
槽、プライサーフA−2083)          
     0.45部ジイソシアネート「リケネートD
−110NJ75%酢酸エチル溶液         
2部上記フィルムを60℃で12時間、オーブン中で加
熱して硬化処理した。乾燥後のインキ塗布量は約1.2
g/rrfであった。次いで上記フィルムの耐熱滑性層
とは反対側の面に、下記組成の染料層組成物を乾燥時の
塗布量が1.0 g/c+flとなるように塗布し、8
0℃で5分間乾燥して、熱転写シートを得た。
染封眉J目23Jル暖腹 分散染料(カヤセットブルーフ14、日本化薬■製)4
,0部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積木
化学製)4.3部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1)80.
0部 (感熱転写記録) 上記の熱転写シートと被熱転写シートを用いて市販のカ
ラービデオプリンター(日立製作便槽:VV−100)
にて転写画像の記録を行った。
(来夏以下余白) 表  1 表2 なお、本発明における中心線平均粗さRaは表面形状測
定器Dektak 3030 (日本真空技術■製)を
用いて測定した。
(発明の効果〕 本発明によれば、安価で高級感があり、印字カール、異
常転写及びドツト抜けのない保存性の良好な被熱転写シ
ートが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱により昇華、気化、または溶解して転移しうる染
    料を担持した熱転写シートと組合せて用いられる被熱転
    写シートにおいて、該シートの染料受容層樹脂を担持す
    る支持体が、基材に樹脂を押出しラミネーションしたも
    のからなり、かつ支持体の表面の中心線平均粗さが0.
    2〜4.0μmRaであることを特徴とする被熱転写シ
    ート。 2、支持体において基材に押出しラミネーションする樹
    脂が有機およびまたは無機填料を含有するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の被熱転写シート。 3、無機填料が酸化チタンであることを特徴とする請求
    項2記載の被熱転写シート。 4、基材にアンカー処理が施されていることを特徴とす
    る請求項1、2又は3項記載の被熱転写5、染料受容層
    樹脂のTgが100℃以下であることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかの項記載の被熱転写シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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