JPH0222898Y2 - - Google Patents

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JPH0222898Y2
JPH0222898Y2 JP1986118808U JP11880886U JPH0222898Y2 JP H0222898 Y2 JPH0222898 Y2 JP H0222898Y2 JP 1986118808 U JP1986118808 U JP 1986118808U JP 11880886 U JP11880886 U JP 11880886U JP H0222898 Y2 JPH0222898 Y2 JP H0222898Y2
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Japan
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rod
hollow
rod body
stand
cap
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JP1986118808U
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JPS6325405U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、内部にコードを収容するようにし
た照明器具のスタンドに関する。
(b) 従来の技術 机などに固定される取付金具に丸パイプ状の中
空杆の根元を起倒可能に連結したり複数本の中空
杆を屈伸可能に連結したりすることによつて構成
された従来のスタンドは、中空杆の起倒作用や屈
伸作用を保証するための揺動中心部に中空の節部
を備えている。このような照明器具のスタンドに
おいて、その先端部に取り付けられる蛍光灯など
の照明器具から引き出されるコードは、上記中空
杆の内部に収容することによつて外部から見えな
くし、そうすることによつてコードが目立つて見
苦しくなるのを防いでいる。
(c) 考案が解決しようとする問題点 ところが、従来のスタンドでは、中空杆の一端
部の節部からコードをその節部及び中空杆の内部
へ挿通した後、コードの先端部を中空杆の他端部
の節部から引き出すといつた煩わしい作業を行う
ことによつて中空杆にコードを収容しなければな
らないという問題があつた。
また、たとえば中空杆同士を屈伸可能に連結す
ることによつて構成されるスタンドでは、複数の
中空杆に挿通されているコードを引つ張つて弛み
を防ぎながら中空杆の連結部分を互いに位置合わ
せし、その後にその連結部分を連結しなければな
らなかつたので、スタンドの組立作業性が悪いと
いう問題があつた。
この考案は、以上のような従来の問題点を解決
するもので、中空杆や節部にコードを楽に収容さ
せることができ、しかも、中空杆同士の連結を作
業性よく行える照明器具のスタンドを提供するこ
とを目的とする。
(d) 問題点を解決するための手段 この考案のスタンドは、中空杆の内部にコード
を収容するようにした照明器具のスタンドであつ
て、 上記中空杆は中空状の節部を端部に一体的に備
え、その節部を介して複数の中空杆を屈伸可能に
連結し、さらに各中空杆は前記節部とともに杆本
体と杆本体カバーとに縦分割されているととも
に、杆本体カバーが上記杆本体に対して着脱自在
に構成されていることを特徴とする。
(e) 作用 この考案のスタンドにあつては、たとえば杆本
体にコードを嵌め込み、その後で、杆本体に杆本
体カバーを装着すれば、中空杆にコードが収容さ
れる。また、二本の中空杆を節部を介して屈伸可
能に連結することによつて構成されるスタンドに
あつては、二本の中空杆のそれぞれを縦分割する
ことによつて構成された二つの杆本体のそれぞれ
にコードを嵌め込み、その後は杆本体カバーをそ
れぞれの杆本体に装着すれば、コードが中空杆に
収容される。
(f) 実施例 第1図はこの考案の実施例であるスタンドの概
略分解斜視図、第2図はスタンドの組立後の状態
を示す断面図、第3図はスタンドの使用状態を示
す側面図である。
第3図に示すように、このスタンド1は二本の
中空杆2,3の連結部分に節部4が設けられ、下
側の中空杆2の下端部にも節部5が設けられてお
り、この節部5に基台6を介して取付金具7が取
り付けられている。また、上側の中空杆3の先端
部にはヒンジ8を介して照明器具9が取り付けら
れている。そして、照明器具に電気的に接続され
るコード10は、上記中空杆3、節部4、中空杆
2、節部5及び基台6の一部に収容され、基台6
から外部へ引き出されている。11は机などの取
付台を示している。
第1図に示すように、下側の中空杆2はコ字形
断面の杆本体21のコ字形断面の杆本体カバー2
2とに縦分割され、上側の中空杆3も同様にコ字
形断面の杆本体31とコ字形断面の杆本体カバー
32とに縦分割されている。また、節部4は二つ
のキヤツプ形部材41,42に縦分割され、他の
節部5も二つのキヤツプ形部材51,52に縦分
割されている。そして、キヤツプ形部材41とキ
ヤツプ形部材51は杆本体21の上端部と下端部
にそれぞれ一体に設けられている。また、キヤツ
プ形部材42は杆本体31の下端部に一体に設け
られ、他のキヤツプ形部材52は基台6の上部金
具61に一体に設けられている。
上記キヤツプ形部材41は杆本体21との連結
部分が切欠され、その切欠部43を介して杆本体
21の内部空間21aとキヤツプ形部材41の内
部空間41aが連なつている。同様に、キヤツプ
形部材51は杆本体21との連結部分が切欠さ
れ、その切欠部53を介して杆本体21の内部空
間21aとキヤツプ形部材51の内部空間51a
が連なつている。また、キヤツプ形部材42は杆
本体31との連結部分が切欠され、その切欠部4
4により杆本体31の内部空間31aとキヤツプ
形部材42の内部空間42aが連なつている。さ
らに、図示していないが、キヤツプ形部材51に
も切欠部が設けられている。
下側の中空杆2は杆本体21に杆本体カバー2
2を装着することによつて組み立てられるが、図
示例のように杆本体21に設けた複数の孔付きボ
ス23と杆本体カバー22に設けた複数の孔付き
ボス24の相対応するものの双方に位置決めピン
25を差し込む構成としておくと、中空杆2を組
み立てるときに杆本体21と杆本体カバー22と
を容易かつ正確に位置合わせできる。また、杆本
体21に突出片26を設け、この突出片26に杆
本体カバー22を嵌め合わせる構成としておけ
ば、杆本体21と杆本体カバー22とを一層確実
に位置合わせできる。なお、杆本体21と杆本体
カバー22とは取付ビス(不図示)などの着脱手
段により固定される。
上側の中空杆3は杆本体31に杆本体カバー3
2を装着することによつて組み立てられる。この
組み立てに際し、杆本体31に設けられた複数の
孔付きボス33と杆本体カバー32に設けられた
複数の孔付きボス34の相対応するものの双方に
位置決めピン35を差し込む構成としておくと、
中空杆3を組み立てるときは杆本体31と杆本体
カバー32とを容易かつ正確に位置合わせできる
点、この位置合わせは杆本体31に設けた突出片
36に杆本体カバー32を嵌め合わせる構成とす
ることによつて一層確実になる点、並びに杆本体
21と杆本体カバー22とを取付ビス(不図示)
などの着脱手段により固定する点は、叙述の中空
杆2を組み立てる場合と同様である。
節部4は二つのキヤツプ形部材41,42を同
心状に突き合わせることによつて組み立てられ
る。この実施例では、一方のキヤツプ形部材41
に設けられた筒部45に押え具46を嵌め込むと
ともに、上記筒部45を回動部材47に係合一体
化させ、この回動部材47の回動角度を他方のキ
ヤツプ形部材42に設けた突起48によつて規制
する構成とし、さらに、鍔49aを有する軸体4
9を他方のキヤツプ形部材42に設けたボス42
bにねじ込むことによつて、上記節部4の組み立
てと二本の中空杆2,3の連結とを同時に行える
ようにしている。こうしておけば、上記軸体49
を揺動中心として二本の中空杆2,3が所定の角
度範囲内で相対揺動可能に連結されてスタンドの
屈伸が可能になり、また、軸体49を締め付ける
ことによつて二本の中空杆2,3が所定の角度を
保つて固定される。他の節部5も二つのキヤツプ
形部材51,52を同心状に突き合わせることに
よつて組み立てられる。これらのキヤツプ形部材
51,52は、鍔54aを有する軸体54をキヤ
ツプ形部材52に設けたボス(不図示)にねじ込
むことによつて相対回動可能に連結され、軸体5
4を締め付けると双方のキヤツプ形部材51,5
2が相対回動しないように固定される構成となつ
ている。なお、節部41,42及び節部51,5
2を組み立てる手段に他の手段を採用してもよい
ことは勿論である。
上側の中空杆3の先端部にはヒンジ8を回転自
在に取り付けるために溝部37が設けられてい
る。なお、ヒンジ8には第3図で説明したように
照明器具9が取り付けられる。
コード10をスタンドに収容させる手順の一例
を説明する。
すなわち、軸体49によつてキヤツプ形部材4
1にキヤツプ形部材42を装着して節部4を組み
立てるとともに、軸体54によつてキヤツプ形部
材51にキヤツプ形部材52を装着して節部5を
組み立てた後、杆本体21と節部4,5と杆本体
31とにコードを嵌め込み、その後、杆本体カバ
ー22,32を杆本体21,31にそれぞれ装着
する。こうすると、第2図のようにコード10が
スタンド1の内部に収容される。この手順による
と、二つの杆本体21,31及び基台6の上部金
具61を連結した後でコードを収容できるので、
スタンドの組立作業性が一段と向上する利点があ
る。なお、第2図においては説明の重複を避ける
ため、第1図に示した部分と同一部分には同一符
号を付し、各部の詳細な説明を省略した。
(g) 考案の効果 以上のように構成することによりこの考案によ
れば、中空杆を縦分割することによつて構成され
た杆本体の内部空間にコードを嵌め込み、その後
で杆本体カバーを杆本体に装着するだけで、スタ
ンドを構成している中空杆にコードを収容させる
ことが可能になるので、従来のスタンドのように
中空杆の一端部の節部からコードをその節部及び
中空杆の内部へ挿通した後、コードの先端部と中
空杆の他端部の節部から引き出すといつた煩わし
い作業が不必要になり、上記中空杆にコードを楽
に収容することができるようになる。特に、二本
の中空杆を連結することによつて構成されるスタ
ンドにあつては、節部を介して二つの杆本体を連
結した後、コードを中空杆や節部に収容できるの
で、スタンドの組立作業性が格段に向上する。
また、中空杆の組立作業に際し、コードを引つ
張つてその弛みを防ぐ必要がなくなるので、この
点からもスタンドの組立作業性が向上し、その組
立工程を自動化する上で有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例であるスタンドの概
略分解斜視図、第2図はスタンドの組立後の状態
を示す断面図、第3図はスタンドの使用状態を示
す側面図である。 1……スタンド、2,3……中空杆。4,5…
…節部、10……コード、21,31……杆本
体、22,32……杆本体カバー、41,42,
51,52……キヤツプ形部材、49,54……
軸体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空杆の内部にコードを収容するようにした照
    明器具のスタンドであつて、 上記中空杆は中空状の節部を端部に一体的に備
    え、その節部を介して複数の中空杆を屈伸可能に
    連結し、さらに各中空杆は前記節部とともに杆本
    体と杆本体カバーとに縦分割されているととも
    に、杆本体カバーが上記杆本体に対して着脱自在
    に構成されていることを特徴とする照明器具のス
    タンド。
JP1986118808U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0222898Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986118808U JPH0222898Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986118808U JPH0222898Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6325405U JPS6325405U (ja) 1988-02-19
JPH0222898Y2 true JPH0222898Y2 (ja) 1990-06-21

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ID=31005611

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0745844Y2 (ja) * 1989-06-27 1995-10-18 松下電工株式会社 電気器具の自在ヒンジ
JPH0338433U (ja) * 1989-08-24 1991-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186911U (ja) * 1983-05-30 1984-12-12 松下電工株式会社 照明器具

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Publication number Publication date
JPS6325405U (ja) 1988-02-19

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