JPH0745844Y2 - 電気器具の自在ヒンジ - Google Patents

電気器具の自在ヒンジ

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JPH0745844Y2
JPH0745844Y2 JP1989075424U JP7542489U JPH0745844Y2 JP H0745844 Y2 JPH0745844 Y2 JP H0745844Y2 JP 1989075424 U JP1989075424 U JP 1989075424U JP 7542489 U JP7542489 U JP 7542489U JP H0745844 Y2 JPH0745844 Y2 JP H0745844Y2
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幸二 松尾
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気器具の自在ヒンジに関するものであり、
特にデスクスタンド等の自在ヒンジにかかるものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、第6図に示すようなスタンド型照明器具のよう
に、高周波点灯装置等の点灯装置を内蔵した基台1から
突設した被結合部材としての支柱2の上端に自在ヒンジ
を介して被結合部材としての灯具5を回動自在に設けた
照明器具が良く知られている。
このような照明器具では、第7図に示すように互いの結
合方向にリード線を挿通する孔を形成した自在ヒンジが
灯具に回動自在性を付与するためによく使用されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、第7図に示すような自在ヒンジでヒンジの可
動角度を大きくしようとする場合には、ヒンジ内部に挿
通されたリード線18に折り曲げ力が加わり断線したりす
ることがないようにヒンジに設けたリード線18の出口孔
の大きさが大きくなることが多く、この出口孔から極性
毎に色分けされた内部のリード線等が見え外観を損なう
等の問題があった。
本考案は、前記背景に鑑みてなされたものであり、リー
ド線を露出させることなく可動角度を大きくすることの
できる電気器具の自在ヒンジを提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による電気器具の自在ヒンジは、互いの間にリー
ド線が配線される2個の被結合部材の間に介在してこれ
らの被結合部材の相対角度を任意角度に可動固定する電
気器具の自在ヒンジであって、一方の被結合部材に配設
された中央ヒンジ主体と、他方の被結合部材に配設され
前記中央ヒンジ主体を挟み込む右ヒンジ主体及び左ヒン
ジ主体と、これらヒンジ主体の中心に挿通される締めつ
けねじと、該締めつけねじに螺合する締めつけナットと
を含んでなり、前記ヒンジ主体は互いに隣接配置され前
記締めつけねじ及び締めつけナットでたがいに回動自在
に締めつけられる略円柱部と、略円柱部の側面に突設さ
れて先端に被結合部材が取り付けられる略角柱部とより
なり、、前記角柱部に形成したリード線挿通孔は前記円
柱部の両端面の間を貫通形成された切欠に開口し、前記
リード線は一方の被結合部材から中央ヒンジ主体のリー
ド線挿通孔に挿通されて中央ヒンジ主体の切欠に導出さ
れて前記締めつけねじに沿って右ヒンジ主体あるいは左
ヒンジ主体のいずれかに形成された切欠からリード線挿
通孔を通って他方の被結合部材に導入されるものであ
る。
〔作用〕
本考案によれば、リード線がヒンジの内でヒンジの回動
軸方向に引き回されて一方のヒンジ主体から他方のヒン
ジ主体へと導入されるのでヒンジの回動時に外部に現れ
る部分には何ら孔を設ける必要がなく、リード線が見え
て外観を損なうというようなことがない。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は電気器具としてのスタンド型照明
器具における本考案の実施例を示すものであり、以下図
面に基づき説明する。
このスタンド型照明器具では、略円錐台状の基台1は高
周波点灯装置等の点灯装置を内蔵し、基台1の傾斜した
側面上には略角筒状の支柱2が支柱ヒンジ3を介して設
置面に垂直な面内で回動自在に突設され、支柱2の上端
には灯具ヒンジ4を介して灯具5が支柱2の回動面内で
回動自在に配設されている。
基台1は略円錐台状をなし電源コードが導入され、その
上面は中心線が底面に略垂直な略球面形状の凹部となっ
ており、底面には重しを有し机の天板等の設置面に載置
された際の転倒防止を図っている。
灯具5は第4図及び第5図に示すように構成されてい
る。
6はセードであり、半円筒状で反射板を兼ねた上セード
6Aと、透光開口を有し前記上セード6Aの下面に取り付け
られる下セード6bとより構成されている。7は灯具本体
であり、縦2分割に略対称形状に形成された右灯具本体
7Aと左灯具本体7Bとより構成され、前記セード6がラン
プ装着開口7a側に着脱自在に外装するようになってい
る。8はソケット台であり、灯具本体7の内に固定され
て右灯具本体7Aと左灯具本体7Bとの結合部材を兼ねてお
り、ソケット9を取り付けてソケット9が灯具本体7の
ランプ装着開口7aに臨むように配置されている。10は略
円筒状のキャップであり、灯具本体7の後端に外嵌され
てセード6と共に灯具本体7を覆っている。
ヒンジは下記のように構成されている。なお、以下の説
明は灯具ヒンジ4に関するものであるが、支柱ヒンジ3
の構成も略同様である。
略角筒状の支柱2の両端に設けられた支柱ヒンジ3及び
灯具ヒンジ4は基本的には従来公知のヒンジと同様の構
造であるが、基台1、支柱2及び灯具5はそれぞれ各ヒ
ンジに対して略外接するように設けられている。基台1
内の点灯装置から導出されたリード線は、支柱ヒンジ3
を内部を通って支柱2に挿通され、灯具ヒンジ4を通っ
て灯具5の内部に導入され、片口金蛍光灯を装着するソ
ケットへ配線されている。
11は中央ヒンジ主体であり、略円筒の側面に三角柱を外
側面を略外接するように一体に形成した形状をなし、一
方の被結合部材としての支柱2の先端に取り付けられて
いる。円筒部には、その両端面に凹部11aが形成される
と共に、その中心軸に沿って貫通孔11bが穿設されてい
る。また前記凹部11aの三角柱部よりには貫通する切欠1
1cが前記貫通孔11bに連設されており、切欠11cは三角柱
部から円筒部の側面に向かって形成されたリード線挿通
孔11dと連続形成されている。そして、この中央ヒンジ
主体11は三角柱部の側部に形成された取付ねじ孔11eに
挿通されたねじにより支柱2に固定される。
12は他方の被結合部材としての灯具本体7を構成する左
灯具本体7Bに一体に形成された左ヒンジ主体であり、円
筒部の側面に角主がその外側面を略外接形成されてい
る。円筒部には、その外側の端面に凹部12aが形成され
ると共に、その中心軸に沿って貫通孔12bが穿設されて
いる。また前記凹部12aの角柱部よりには貫通する切欠1
2cが前記貫通孔12bに連設されており、該切欠12cは角柱
部から円筒部の側面に向かって形成されたリード線挿通
溝12dと連続形成されている。
13は同じく他方の被結合部材としての灯具保内7を構成
する右灯具本体7Aに一体に形成された右ヒンジ主体であ
り、円筒部の側面に角柱が外側面に略外接形成されてい
る。円筒部には、その外側の端面に凹部が形成されると
共に、中心軸に沿って貫通孔12aが穿設されている。
そして、前記中央ヒンジ主体11を左ヒンジ主体12と右ヒ
ンジ主体13とではさむように組み立てられている。
14は固定押さえ板であり、中央に円孔14aを有すると共
に中央ヒンジ主体11の切欠11cに対応する切欠14bを有
し、中央ヒンジ主体11の凹部11aの内に非回動状態で挿
入されている。15は可動押さえ板であり、略円板状をな
して中央に円孔15aを有し、中央ヒンジ主体11の他面の
凹部11aの内に回動状態で挿入されている。
16はヒンジの回動軸となる締めつけねじであり、ねじ部
16aと頭部16bと操作部16cとよりなり、ねじ部16aを左ヒ
ンジ主体12の貫通孔12bから、固定押さえ板14の円孔14
a、中央ヒンジ主体11の貫通孔11b、可動押さえ板15の円
孔15a、右ヒンジ主体13の貫通孔13aへと挿通している。
締めつけねじ16の頭部16b及び操作部16cは左ひんじ主体
12の凹部12aの内に位置しており、頭部16bは左ヒンジ主
体の貫通孔12bを挿通して端面で固定押さえ板14に当接
している。
17は締めつけナットであり、右ヒンジ主体13の凹部に挿
入されて前記締めつけねじ16に螺合して右ヒンジ主体13
を中央ヒンジ主体11におしつけており、その頭部17aは
右ヒンジ主体13の貫通孔13aに挿通してその端面を可動
押さえ板15に当接させている。この締めつけナット17
は、右ひんじ主体13に対し非回動に取り付けられると供
に、可動押さえ板15とも互いに係合している。
基台1内の点灯装置から導出されたリード線18は、支柱
2の角孔2aに挿通されて中央ヒンジ主体11のリード線挿
通孔11dに挿通されて切欠11cから導出されて回動軸であ
る締めつけねじ16に沿って側方へ引き出され、左ヒンジ
主体12の切欠12cからリード線挿通溝12dに導入されてい
る。
従って、このスタンド型照明器具の自在ヒンジでは、リ
ード線がヒンジの内でヒンジの回動軸方向に引き回され
て一方のヒンジ主体から他方のヒンジ主体へと導入され
るのでヒンジの回動時に外部に現れる部分には何ら孔を
設ける必要がなく、リード線が見えて外観を損なうとい
ったようなことがなく、簡単な構成で実現することがで
きる等の効果を奏する。
〔考案の効果〕
本考案は前述の通り構成されているので、この電気器具
の自在ヒンジではリード線がヒンジの内でヒンジの回動
軸方向に引き回されて一方のヒンジ主体から他方のヒン
ジ主体へと挿入されるのでヒンジの回動時に外部に現れ
る部分には何ら孔を設ける必要がなく、リード線が見え
て外観を損なうといったようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示すものであ
り、第1図は斜視図、第2図は要部の斜視図、第3図は
要部の断面図、第4図は要部の分解斜視図、第5図はヒ
ンジ主体の斜視図である。第6図及び第7図は本考案に
対する従来例を示すものであり、第6図は斜視図、第7
図は要部の斜視図である。 1……基台、2……支柱、3……支柱ヒンジ、4……灯
具ヒンジ、5……灯具、6……セード、7……灯具本
体、11……中央ヒンジ主体、11a……凹部、11b……貫通
孔、11c……切欠、11d……リード線挿通孔、12……左ヒ
ンジ主体、12a……凹部、12b……貫通孔、12c……切
欠、12d……リード線挿通溝、13……右ヒンジ主体、13a
……貫通孔、14……固定押さえ板、15……可動押さえ
板、16……締めつけねじ、17……締めつけナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いの間にリード線が配線される2個の被
    結合部材の間に介在してこれら被結合部材の相対角度を
    任意角度に可動固定する電気器具の自在ヒンジであっ
    て、一方の被結合部材に配設された中央ヒンジ主体と、
    他方の被結合部材に配設され前記中央ヒンジ主体を挟み
    込む右ヒンジ主体及び左ヒンジ主体と、これらヒンジ主
    体の中心に挿通される締めつけねじと、該締めつけねじ
    に螺合する締めつけナットとを含んでなり、前記ヒンジ
    主体は互いに隣接配置され前記締めつけねじ及び締めつ
    けナットでたがいに回動自在に締めつけられる略円柱部
    と、略円柱部の側面に突設されて先端に被結合部材が取
    り付けられる略角柱部とよりなり、、前記角柱部に形成
    したリード線挿通孔は前記円柱部の両端面の間を貫通形
    成された切欠に開口し、前記リード線は一方の被結合部
    材から中央ヒンジ主体のリード線挿通孔に挿通されて中
    央ヒンジ主体の切欠に導出されて前記締めつけねじに沿
    って右ヒンジ主体あるいは左ヒンジ主体のいずれかに形
    成された切欠からリード線挿通孔を通って他方の被結合
    部材に導入されることを特徴とする電気器具の自在ヒン
    ジ。
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