JPH02228039A - バイポーラ集積回路装置の製造方法 - Google Patents

バイポーラ集積回路装置の製造方法

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JPH02228039A
JPH02228039A JP4892889A JP4892889A JPH02228039A JP H02228039 A JPH02228039 A JP H02228039A JP 4892889 A JP4892889 A JP 4892889A JP 4892889 A JP4892889 A JP 4892889A JP H02228039 A JPH02228039 A JP H02228039A
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JP
Japan
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film
region
diffusion layer
diffusion region
pattern
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JP4892889A
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English (en)
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Junichi Hattori
純一 服部
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は埋込拡散層のパターンエツジ効果及びパターン
効果を回避したバイポーラ集積回路装置の製造方法に関
する。
[従来の技術] 一般的に、バイポーラ集積回路装置においては、半導体
基板上に形成されたエピタキシャル成長層を相互に絶縁
分離して複数個の島状の素子形成領域に分割し、この素
子形成領域内にトランジスタ等を形成している。このト
ランジスタの下方にはシリーズ抵抗等を減少させるため
に、前記エピタキシャル成長層に比して不純物濃度が高
い埋込拡散領域を形成しである。
第3図(a)乃至(e)は従来のバイポーラ集積回路装
置の製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、第3図(a)に示すように、P型シリコン基板2
1の表面に熱酸化膜24を形成し、埋込拡散領域形成予
定領域の熱酸化膜24を通常のパターン形成方法により
選択的に除去して窓25を開口する。
次に、第3図(b)に示すように、全面にAs又はsb
等のN型不純物を高濃度に含有したシリカフィルム塗布
液を塗布する。そして、900℃以上の温度で熱処理を
行うことによりシリカフィルム塗布膜22を形成する。
次に、第3図(C)に示すように、1000℃以上の温
度で熱処理を行うことにより、窓25部の塗布膜22か
らシリコン基板21の表面に前記N型不純物を拡散させ
てN+型埋込拡散領域26を形成する。
次に、第3図(d)に示すように、シリカフィルム塗布
膜22及び熱酸化膜24を除去する。その後、全面にエ
ピタキシャル成長層28を形成する。このとき、埋込拡
散領域26中の不純物はオートドーピング及びアウトデ
イフュージョンによりエピタキシャル成長層28の下部
領域に拡散する。
次いで、第3図(e)に示すように、P型不純物を選択
的に拡散させることにより、エピタキシャル成長層28
の表面からシリコン基板21に到達する絶縁拡散領域3
0を形成する。エピタキシャル成長層28は、この絶縁
拡散領域30により、相互に絶縁分離された複数個の島
状の素子形成領域に分割される。
この素子形成領域にP型ベース拡散領域32及びN型コ
レクタ拡散領域33を選択的に形成し、更にベース拡散
領域32の表面内にN型エミッタ拡散領域34を形成す
ることによりトランジスタを形成する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来方法においては、第3図(
b)に示す工程において、シリカフィルム塗布液を基板
21に塗布するときに、塗布液の表面張力により窓25
のパターンエツジ部に塗布液が多く付着する。このため
、パターンエツジ部22aにおいて、塗布膜22の膜厚
は中央部に形成された塗布膜22の膜厚に比して厚いも
のとなる。
従って、第3図(c)に示す工程において、熱処理を行
って塗布膜22中の不純物をシリコン基板21に拡散さ
せると、パターンエツジ部は不純濃度が高いため、不純
物が中央部に比して深く押し込まれ、形成された埋込拡
散領域26の縁部が下方に突出して凸部26aが形成さ
れる。
その後、第3図(d)に示すように、エピタキシャル成
長層28を形成するときに、埋込拡散領域26内の不純
物がオートドーピング及びアウトデイフュージョンによ
りエピタキシャル成長層28中に拡散するが、埋込拡散
領域26の凸部26aは不純物表面密度が高いため、埋
込拡散領域26の縁部の直上域のエピタキシャル成長層
28にはその中央部に比して一層多くの不純物が拡散す
る。そして、エピタキシャル成長128の下部に形成さ
れた埋込拡散領域26は、そのエツジ部が上方に突出し
た凸部26bを有する形状となる。
この凸部26bのために、ベース拡散領域32と埋込拡
散領域26とが所定の間隔より接近して形成されたこと
となり、トランジスタの耐圧(BVcao)が低下して
しまい、所謂パターンエツジ効果が発生するという問題
点がある。
また、埋込拡散領域26が微細なパターンである場合、
熱酸化膜24の表面とシリコン基板21の表面とが面一
でないため、シリカフィルム塗布液はこの細い窓5内に
侵入し難<<、所謂パターン効果が発生する。
このようにパターンが微細であることに起因してパター
ン効果が発生するため、所定の寸法及び不純物濃度の埋
込拡散領域が形成されず、トランジスタ特性のバラツキ
が多いという難点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
パターンエツジ効果及びパターン効果が低減され、特性
が均一であり、耐圧性能が優れたトランジスタを得るこ
とができるバイポーラ集積回路装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るバイポーラ集積回路装置の製造方法は、第
1導電型半導体基板の表面に第2導電型拡散層を形成す
る工程と、この拡散層上に所定の形状の保護膜を形成す
る工程と、この保護膜をマスクとして前記拡散層を選択
的に除去する工程と、熱処理を施すことにより残存した
拡散層中の不純物を前記半導体基板中に導入して埋込拡
散領域を形成する工程と、前記保護膜を除去する工程と
、全面にエピタキシャル成長層を形成する工程と、を有
することを特徴とする。
[作用コ 本発明においては、半導体基板の表面に拡散層を形成し
、この拡散層上に所定の形状の保護膜を形成する。そし
て、この保護膜をマスクとして前記拡散層を選択的に除
去する。これにより、保護膜の下方に残存した拡散層に
おける不純物の表面密度分布は均一となる。
次に、熱処理を施すことによりこの拡散層から半導体基
板に不純物を導入して埋込拡散領域を形成する。この場
合、上述の如く、拡散層の不純物の表面密度分布は均一
であるため、凸部を有しない埋込拡散領域を形成できる
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図(a)乃至(g)は本発明の第1の実施例方法を
工程順に示す断面図である。
先ず、第1図(a)に示すように、P型シリコン基板1
の上にAs又はsb等のN型不純物を高濃度に含有しな
シリカフィルム塗布液を塗布し、その後、900℃以下
の温度で熱処理することによりN+型シリカフィルム塗
布膜2を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、1000℃以上の温
度で熱処理を行うことにより、塗布膜2中の不純物をシ
リコン基板1中に拡散させてN十型拡散層3を形成する
。このとき、拡散層3の深さは0.2乃至0.5μmに
する。
次に、第1図(C)に示すように、全面に保護膜として
窒化膜7を形成する。その後、ウェットエツチング又は
プラズマエツチング等のドライエツチングを使用する一
般的なパターン形成技術により、埋込拡散領域形成予定
領域以外の領域の窒化膜7を除去する。そして、残存し
た窒化膜7をマスクとしてウェットエツチングを施し、
シリカフィルム塗布膜2を選択的に除去して埋込拡散領
域形成予定領域以外の拡散層3が露出するように開口部
9を設ける。
次に、第1図(d)に示すように、温度が950℃の高
圧雰囲気下で窒化膜7をマスクとした選択酸化を行う。
これにより、開口部9の拡散層3等が酸化されて選択酸
化膜4aが形成される。
次に、第1図(e)に示すように、選択酸化膜4aを除
去した後、熱処理を行うことにより、拡散N3中のN型
不純物をシリコン基板1中に拡散させて、所定の拡散層
深さの埋込拡散領域6を形成する。
次に、第1図(f)に示すように、窒化11!7及びシ
リカフィルム塗布M2を除去した後、全面にN型エピタ
キシャル成長層8を形成する。
次いで、第1図(g)に示すように、P型不純物を選択
的に拡散させることにより、エピタキシャル成長層8の
表面からシリコン基板1に到達する絶縁分離領域10を
形成する。この絶縁分離領域10により他の領域と島状
に絶縁分離されたエピタキシャル成長層8の領域は素子
形成領域となり、この素子形成領域にP型ベース拡散領
域12及びN中型コレクタ拡散領域13を選択的に形成
し、更にベース拡散領域12の表面にN+型エミッタ拡
散領域14を形成する。
上述の如く、本実施例においては、シリコン基板1の全
面に拡散層3を形成し、その後所定領域以外の拡散層3
を除去して埋込拡散領域の形成予定領域にのみこの拡散
層3を残存させる。そして、この拡散層3から不純物を
拡散させることにより埋込拡散領域6を形成する。この
ため、凸部を有しないと共に、微細なパターンの埋込拡
散領域を形成できる。
第2図(a)及び(b)は本発明の第2の実施例方法を
工程順に示す断面図である。
本実施例においては、第1図(d)及び(e)に示す工
程が第1の実施例と異なり、その外の工程は第1の実施
例と同様にしてバイポーラ集積回路装置を形成する。即
ち、第1図(a)乃至(c)に示す第1の実施例と同様
に、P型シリコン基板1上にN型不純物を高濃度に含有
したシリカフィルム塗布膜2を形成し、その後熱処理す
ることによりシリコン基板1の表面にN型拡散層3を形
成する。そして、この拡散層3上に保護膜として窒化膜
7を選択的に形成し、この窒化膜7をマスクとしてエツ
チングを施し、窒化膜7の直下域のシリカフィルム塗布
膜2を残存させて、他の領域の塗布膜2を除去する。
次に、第2図(a)に示すように、窒化膜7をマスクと
してドライエツチング(例えば、プラズマエツチング)
により拡散層3をエツチング除去する。このとき、シリ
コン基板1が僅かにエツチングされるようにエツチング
条件を設定する。
次に、第2図(b)に示すように、1ooo℃以上の温
度で熱処理を行い、残存した拡散層3から不純物を拡散
させて所定の深さの埋込拡散領域6を形成する。
次いで、第1図(f)及び(g>で示す第1の実施例の
工程と同様に、窒化膜7及びシリカフィルム塗布膜2を
除去した後、全面にエピタキシャル成長層8を形成する
。そして、このエピタキシャル成長層8を絶縁拡散領域
10により複数個の素子形成領域に分割し、この素子形
成領域内にベース拡散領域12、コレクタ拡散領域13
及びエミッタ拡散領域14を形成してトランジスタを形
成する。
本実施例においては、埋込拡散領域形成予定領域以外の
領域に形成された埋込拡散層3をプラズマエツチング等
のドライエツチングにより除去するため、微細なパター
ンの埋込拡散領域6を第1の実施例に比して一層高い精
度で形成することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、半導体基板表面に
拡散層を形成し、この拡散層上に保護膜を所定の形状に
形成し、この保護膜の直下域にのみ拡散層を残存させ、
残存させた拡散層から半導体基板に不純物を導入して埋
込拡散領域を形成するから、上方に向かって突出した凸
部を有しない微細な形状の埋込拡散領域を形成できる。
これにより、パターンエツジ効果及びパターン効果を抑
制できるため、均一な特性であると共に耐圧性能が優れ
たバイポーラトランジスタを有するバイポーラ集積回路
装置を製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(g)は本発明の第1の実施例方法を
工程順に示す断面図、第2図(a)及び(b)は本発明
の第2の実施例方法を工程順に示す断面図、第3図(a
)乃至(e)は従来のバイポーラ集積回路装置の製造方
法を工程順に示す断面図である。 1.21;P型シリコン基板、2,22ニジリカフイル
ム塗布膜、3;N+型型数散層4;選択酸化膜、6,2
6:N++埋込拡散領域、7;窒化膜、8,28:N型
エピタキシャル成長層、9;開口部、10,30:絶縁
拡散領域、12,32;ベース拡散領域、13.33;
コレクタ拡散領域、14,34;エミッタ拡散領域、2
2a;エツジ部の塗布膜、24;熱酸化膜、26a、2
6b:凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型半導体基板の表面に第2導電型拡散層
    を形成する工程と、この拡散層上に所定の形状の保護膜
    を形成する工程と、この保護膜をマスクとして前記拡散
    層を選択的に除去する工程と、熱処理を施すことにより
    残存した拡散層中の不純物を前記半導体基板中に導入し
    て埋込拡散領域を形成する工程と、前記保護膜を除去す
    る工程と、全面にエピタキシャル成長層を形成する工程
    と、を有することを特徴とするバイポーラ集積回路装置
    の製造方法。
JP4892889A 1989-02-28 1989-02-28 バイポーラ集積回路装置の製造方法 Pending JPH02228039A (ja)

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