JPH02227569A - 圧縮機の吐出弁構造 - Google Patents

圧縮機の吐出弁構造

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JPH02227569A
JPH02227569A JP4745389A JP4745389A JPH02227569A JP H02227569 A JPH02227569 A JP H02227569A JP 4745389 A JP4745389 A JP 4745389A JP 4745389 A JP4745389 A JP 4745389A JP H02227569 A JPH02227569 A JP H02227569A
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discharge valve
chamber
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Izumi Onoda
泉 小野田
Kaoru Okoma
尾駒 薫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、空気調和機等に使用される圧縮機の吐出弁
構造に関する。
(従来の技術) 一般に、空気調和機等に使用される圧縮機は、密閉容器
内に電動機部と圧縮機部とが収容固定されるよう構成さ
れ、圧縮機部は電動機部により駆動される。圧縮機部の
シリンダは主、劇画軸受によって軸支されるが、両軸受
の少なくとも一方にはシリンダ内の圧縮室に連なる冷媒
吐出弁が設けられる。
第3図は従来の圧縮機における吐出弁構造を示す平面図
、第4図及び第5図は夫々第3図のAA線断面図及びB
−B線断面図である。
即ち、主軸受lには外側に面して凹状の弁室2が設けら
れ、この弁室2の底部には圧縮室に連通ずる吐出孔3が
形成される。また、弁室2内には吐出孔3を開閉自在に
閉じる吐出弁4が配置され、この吐出弁4が開かれたと
きの高さを制限する弁押え5とともに、弁室2内に形成
された弁座Bに、ビス等の固定具7により固定されてい
る。なお、8は吐出孔3を囲むように縁取り形成された
シート面である。
圧縮機が運転されると、圧縮された冷媒ガスが吐出孔3
を通り吐出弁4を押し開き、弁室2から密閉容器内に吐
出される。
ところが上記構成による従来の吐出弁構造では、吐出弁
4がシート面8から横方向に外れることがないように、
弁理え5の頭部5aの幅tを大きくし、弁室2の幅Tに
略等しい幅となるように構成されている。
しかし、このような幅広の頭部5aを有する弁理え5で
は、吐出孔3から吐出される冷媒ガスの出口が挟まり、
吐出弁4を圧縮機側の適正な冷媒ガス圧のもとで作動さ
せることができなくなるという欠点が生ずる。また、こ
のような吐出弁構造では、微妙な弁開閉動作を維持保障
する上からも、吐出弁4や弁理え5に高度な取付は精度
が要求されるが、固定具7から遠く離れて位置し、しか
も先端頭部5aの径が大きい状態では、全体を弁室2内
に適正に収納することは容易ではない。もし、無理に押
込めると、固定具7での僅かな位置ずれや形状変形でも
、シート面8での大きな位置ずれとなる。薄い弾性体か
らなる吐出弁4がシート面8上で偏ると、正常な弁の開
閉動作が困難となるとともに、シート面8の縁等への接
触で破損することとなり、改善が要求されていた。
また、シート面8からの吐出弁4の脱落を直接的に防止
するのに、実開昭83−52980号公報の記載に見ら
れるように、軸受側に、弁室内に突出させた阻止体を設
け、吐出弁自体の横方向へのずれを防ぐことが考えられ
る。即ち、第6図に示すように、弁室2内の弁座6から
離れた位置の軸受1に、吐出弁4の側面に対向する阻止
体1aをに設け、吐出弁4取付は部(固定具7)を中心
として仮に回動動作してもその阻止体1aの側面に遮ら
れることによって、−室以上の位置ずれを阻止しシート
面8からの脱落を無くそうとするものである。
しかし、このような構成からなる吐出弁4では、吐出弁
4自体が薄い弾性体で構成されて破損し易い構造を持つ
ので、頻繁に繰返される弁開閉動作の中で、阻止体1a
との接触や衝突が重なり、亀裂等による破損が生じやす
いという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の圧縮機の吐出弁構造では、吐出弁
の弁開閉動作が長期にわたり正常に保障されることが困
難であった。
そこで、この発明では、特に弁理えの形状を改良し、取
付けが容易で長期間にわたり吐出弁の正常な開閉動作を
保障し得る圧縮機の吐出弁構造を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、圧縮機の軸受外面側に凹状の弁室が設けら
れ、この弁室内、吐出孔を囲むシート面と、吐出弁及び
弁理えを取付ける弁座とを形成した圧縮機の吐出弁構造
において、弁室はシート面を有する径大部とこの径大部
から弁座までの比較的幅の狭い溝部とで構成され、先端
がこの溝部の両側壁に略当接するように突起部を前記径
大部に近い位置に設けた弁理えを具備することを特徴と
する。
(作 用) この発明による圧縮機の吐出弁構造は、弁室をシート面
を有する径大部とこの径大部から弁座までの比較的幅の
狭い溝部とで構成され、この弁室に挿入取付けられる弁
理えにおいて、前記径大部に近い溝部の位置で、先端が
この溝部を形成した側壁に略当接する突起部を設けたも
のである。
従って、弁理えを吐出弁とともに弁座に取付は固定する
時、弁理えの横方向の取付は位置は、溝部内でその突起
部が弁室側壁に押えられることによって高精度で位置決
め、され、取付は時に横方向への偏り(ずれ)が生じる
のを防ぐことができる。
弁理えが横方向にずれることなく常に正常位置で弁座に
取付けられることは、この弁理えと弁室との間で固定さ
れる吐出弁もまた、がたつき等が生じることなく正しい
位置に取付けられることを意味する。また弁理えを弁座
に固定する際にも、固定箇所と突起部とが同じ溝部内の
近接した2か所で予め位置決めされるので、弁座への取
付は作業が容易となる。
弁理えの位置決めが弁座とその突起部とによって確実に
なされるので、弁理えの他の部分、即ち、弁室の径大部
に位置する部分は勿論のこと溝部に位置する部分の幅を
も狭く構成できる。
弁理えの突起部を除き他の部分、特に頭部を狭く形成で
きることは、冷媒ガスのスムーズな吐出機能を保障する
だけでなく、弁理えそのものの寸法公差を緩やなものと
することができるので、多少の製造上のばらつきも許容
でき、製造し易いものとなる。
(実施例) 以下、この発明による圧縮機の吐出弁構造の実施例を図
面を参照し詳細に説明する。なお、従来の構成と同一構
成には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
第1図はこの発明による圧縮機の吐出弁構造の一実施例
を示す平面図、第2図は第1図のA−A線断面図である
即ち、主軸受lには外側に面して凹状の弁室2が設けら
れ、この弁室2は吐出孔3が形成された径大部2aと、
この径大部2aから弁座6に至る溝部2bとから構成さ
れる。
弁座Bにはリベット等の固定具7により、吐出弁4及び
弁理え5が取付けられるともに、吐出弁4の頭部4aが
吐出孔3を囲むシート面8を開閉自在に閉じるよう配置
される。
弁理え5は、第2図に示すようにその頭部5aで、開閉
する吐出弁4の高さを制限するものであるが、溝部2b
の中でより径大部2aに近い位置の両側に突起部5cを
設け、この側突起部5c先端間の距離tが略溝部2bの
幅Tに近い長さとなるよう構成したものである。
従って、固定具7により、吐出弁4及び弁理え5を弁座
6に固定する状態では、弁理え5の横方向、即ち、幅方
向へのずれは、側突起部5Cが溝部2bの壁に当接する
ことで抑制される。
弁理え5が横方向にずれることは、吐出弁4もまた一緒
に同じ方向にずれることが多いので、弁理え5が横方向
にずれることなく常に正常位置で弁座6に取付けられる
ことによって、吐出弁4が横方向へのずれを生ずること
なく、その頭部4aが正しくシート面8上に位置するよ
う弁座6に取付けられる。
また、リベットによる固定自体も、ねじ止め等とは異な
り、横方向への応力が少なく、位置ずれを少なくする効
果を有する。
弁理え4を弁座8に固定する際にも、固定具7と突起部
5cとの2か所で予め位置決めされるので、弁座6への
取付は作業が容易となり、同時に、弁理え5の他の部分
、特に頭部5aは勿論のこと溝部に位置する部分5bの
幅を狭く構成し、冷媒ガスのスムーズな吐出が可能とな
る。
また、側突起部5C先端間の長さtは、予め長めに製造
されても、必要に応じ先端部を切断し長さを調整して取
付けることも可能であり、それだけ製造上の寸法公差に
余裕を持たせることができる。
なお、軸受lの孔9はシリンダへの取付は用である。
このように、この発明によれば、弁理え5の改良により
、取付は固定時に吐出弁4がシート面8からずれる方向
に応力が加わることがなく、また圧縮機運転時も吐出弁
4に亀裂等を引起こす要因も解消されるので、極めて良
好な弁開閉動作、ないしは圧縮機運転を可能とするもの
である。
[発明の効果] 以上のように、この発明による圧縮機の吐出弁構造は、
弁理えの簡単な改良により、吐出弁の位置ずれを防止し
、長期にわたる良好な弁開閉動作を保障するものであり
、例えば空気調和機に使用して得られる効果が大である
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による圧縮機の吐出弁構造の一実施例
を示す平面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は従来の圧縮機の吐出弁構造を示す平面図、第4図は
第3図のA−All断面図、第5図は同じく第3図のB
−B線断面図、第6図は他の従来の圧縮機の吐出弁構造
を示す一部切り欠き平面図である。 l・・・主軸受 2・・・弁室 2a・・・径大部 2b・・・溝部 3・・・吐出孔 4・・・吐出弁 5・・・弁理え 5C・・・突起部 B、・・・弁座 8・・・シート面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧縮機の軸受外面側に凹状の弁室が設けられ、この弁室
    内に、吐出孔を囲むシート面と、吐出弁及び弁押えを取
    付ける弁座とを形成した圧縮機の吐出弁構造において、
    弁室はシート面を有する径大部とこの径大部から弁座ま
    での比較的幅の狭い溝部とで構成され、先端がこの溝部
    の両側壁に略当接するように突起部を前記径大部に近い
    位置に設けた弁押えを具備することを特徴とする圧縮機
    の吐出弁構造。
JP4745389A 1989-02-28 1989-02-28 圧縮機の吐出弁構造 Expired - Lifetime JP2835063B2 (ja)

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