JPH0222726B2 - - Google Patents

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JPH0222726B2
JPH0222726B2 JP58177554A JP17755483A JPH0222726B2 JP H0222726 B2 JPH0222726 B2 JP H0222726B2 JP 58177554 A JP58177554 A JP 58177554A JP 17755483 A JP17755483 A JP 17755483A JP H0222726 B2 JPH0222726 B2 JP H0222726B2
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JP
Japan
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cosmetic
partition
cosmetics
solvent
powder cosmetic
Prior art date
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JP58177554A
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JPS6067408A (ja
Inventor
Masaaki Tobe
Teruo Kubo
Kenichi Shoji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP17755483A priority Critical patent/JPS6067408A/ja
Publication of JPS6067408A publication Critical patent/JPS6067408A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は単一容器内に、互いに色の異なる(色
調、濃淡、光沢の違い)部分を有する多色固形粉
末化粧料の製造方法に関する。 ここで固形粉末化粧料とは容器あるいは中皿等
に粉末を主体としてなる粉末化粧料を充填後、圧
縮成形した、いわゆるコンパクト状の化粧料をさ
す。 従来、このタイプの固形粉末化粧料において、
単一容器内に2以上の互いに色の異なる固形粉末
化粧料部分を設けて色の違いによる文字模様や絵
模様を作出しようとする場合、僅かに特公昭49−
19663号公報に開示の方法が知られているにすぎ
なかつた。この方法は、仕切りを固定して設けた
分配皿内に、仕切られた空間毎に色の異なつた化
粧料を粉末状態で充填した後、これを分配皿と同
一形状、寸法で且同一の仕切りを固設した受皿内
に押し出して移し換えることによつて、受皿に粉
末化粧料を充填する方法である。 したがつて、かかる方法による場合、単一の容
器である受皿内に仕切りが固定された状態で存在
し、化粧料が仕切りにより分離されている。かか
る仕切りは、化粧料の使用に伴つて外部に露出・
突出して来る為、商品価値を著しく損なうと共
に、隣接する化粧料をブラシ等の塗布具で混ぜ合
わせることを不可能にしていた。 そこで、かかる公知の多色固形粉末化粧料の製
造方法にみられたかかる欠点を最も簡単に解決す
るには、容器内の仕切りを除去することが考えら
れるが、単に仕切りを除去するのみでは次のよう
な問題点があつた。 すなわち、粉末状態で充填した化粧料が仕切り
に付着している為、仕切りの除去時に化粧料が割
れたり、縁が欠けたりするおそれがあつた。化粧
料の割れや欠けは商品価値を著しく損ない最早商
品としては提供することを不可能とするものであ
る。又、絵模様や文字を形成するべく仕切りを複
雑な形状に形成した場合、仕切られた空間に化粧
料を均一に充填することがきわめて困難となり多
量生産に不適となる。更に、化粧料の充填中に粉
未が飛散して混色して来るという問題点もあつ
た。 この発明は、かかる欠点並びに問題点を解決せ
んとしてなされたものであつて、単一の容器内に
仕切りを挿脱自在に設置して容器内を複数の空間
に区切つた後、該仕切りで区切られた複数の空間
毎に、溶剤と粉末化粧料とからなる互いに色の異
なる泥状物を充填し、充填後仕切りを除去し、次
いで化粧料を圧縮成形した後、乾燥を行うように
したことを特徴とする。 このように、この発明は、仕切りを挿着自在と
しつつ、化粧料を溶剤で溶かして泥状物として充
填し、更に仕切りの除去後化粧料を圧縮成形する
ようにしてあるので、単一の容器に多色の固形粉
末化粧料を容易且確実に充填製造することが出
来、多量生産に適した方法を提供することが出来
る。充填される化粧料が泥状物である為、仕切り
が複雑な形状を有していても何等支障なく充填出
来、混色のおそれもないと共に、仕切りの除去時
に化粧料が割れたり、縁が欠けて来るようなおそ
れもなくなる。更に、仕切りの除去によつて発生
する化粧料間の隙間も仕切り除去後の圧縮成形に
よつて消失され、化粧料が連続的につながつた状
態となる為、仕切りの不存在と相俟つて、隣接す
る化粧料をブラシ等の塗布具で混ぜ合わせて使用
することが出来、単一の容器に多色の粉末化粧料
を充填したことによる利点を最大限に発揮するこ
とが出来るのである。 以下、本発明の構成について詳述する。 本発明で用いる溶剤は一般的な溶剤であればど
のような溶剤でも構わないが、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコールや低沸点の炭化水
素、シリコーン油及び環状シリコーンあるいは水
が好ましい。 本発明で用いる粉末化粧料を構成する粉末は化
粧料分野において一般的に用いられる粉末であ
り、例示すればタルク、カオリン、マイカ、二酸
化チタン等の体質顔料、赤色、黄色、黒色等の酸
化鉄、群青、紺青、クロム系顔料、有機顔料(例
えば赤色226号、青色404号、黄色401号等)等の
色剤顔料である。またこれらに化粧料としての仕
上がり効果を増すため、天然パール剤として魚鱗
箔、合成パール剤としてチタン−マイカ系合成パ
ール顔料、チタン−マイカ−有機顔料系パール顔
料、チタン−マイカ−酸化鉄系パール顔料、チタ
ン−マイカ−紺青(酸化クロム)系パール顔料等
を添加することができる。 本発明においては、上記粉末に粉末化粧料を構
成する他の成分、すなわち油分、水溶性高分子、
水膨潤性粘土鉱物、防腐剤、適宜の薬剤、香料、
界面活性剤、酸化防止剤、キレート剤、紫外線吸
収剤等を任意に添加し得る。 上記溶剤と粉末化粧料の混合比は、混合によつ
て得られる泥状物が充填に適当な硬度、流動性を
有する範囲で適宜選択すれば良く、溶剤及び粉末
の種類に応じて異なる。 本発明においては上記溶剤と粉末化粧料とから
なる泥状物の互いに色の異なる2以上を用意し、
これを容器内に設けた脱着自在に所望の文字や絵
模様を形成する仕切りで区切られる空間毎に供給
する。化粧料の充填後、仕切りを除去し、その後
圧縮成形し、溶剤の乾燥を行う。仕切りを除去し
た後に圧縮成形を行うことにより、化粧料間の隙
間が消失し模様の境目が連続的につながる。 又、溶剤を吸い取る目的で成形ヘツドと上記泥
状物との間にスポンジや紙、布等の吸収体を挿入
したり、溶剤の乾燥に伴う泥状物の体積の目減り
を見越して容器容量よりやや多めに充填しておい
たり、あるいは又、泥状物充填後微震動を与えて
容器内面及び仕切りに泥状物をなじませる等の措
置を講ずるとより製造が効率的に行える。 本発明の理解を深める目的で実施の態様を図面
によつて表す。これらは本発明の1実施例であ
り、本発明を限定するものではない。 第1図は単一の容器内に仕切りを挿脱自在に設
置し、該仕切りによつて区切られる空間毎に異な
つた色を有する前記化粧料の泥状物を充填して、
第2〜4図に示すような絵模様若しくは文字を形
成したものである。 次に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明す
る。本発明はこれにより限定されるものではな
い、配合量は重量%である。
【表】 製 法 粉末化粧料(1)100重量部をエチルアルコール50
重量部と混合し、泥状物(1)とする。同様に粉末化
粧料(2)100重量部をエチルアルコール50重量部と
混合し、泥状物(2)とする。ハート型仕切りを設け
た中皿を用意し、泥状物(1)をハート型仕切りの内
方の空間に、泥状物(2)をその外方周囲の空間にそ
れぞれ充填し、仕切りを除去した後、ろ紙を介し
て圧縮成形後、50℃で乾燥した。
【表】 レート
製 法 粉末化粧料(1)100重量部をエチルアルコール80
重量部と混合し、泥状物(1)とする。同様にして粉
末化粧料(2)及び(3)から泥状物(2)及び(3)を得る。星
型仕切りを4個挿脱自在に設けた中皿を用意し、
そのうち2つの仕切り内には泥状物(2)を、他の2
つの仕切り内には泥状物(3)を、その周囲には泥状
物(1)を充填し、仕切りを除去後圧縮成形して80℃
にて乾燥した。
【表】 製 法 粉末化粧料(1)100重量部を水50重量部と混合し、
泥状物(1)とする。粉末化粧料(2)100重量部を水50
重量部と混合し、泥状物(2)とする。S字型仕切り
を設けた中皿を用意し、仕切り内に泥状物(1)を、
その周囲に泥状物(2)を充填し、圧縮成形して仕切
りを除去した後1昼夜風乾燥し、その後再度圧縮
成形して70℃で乾燥した。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
化粧容器中皿に泥状物を充填した状態の縦断面
図、第2図〜第4図は他の異なる実施例の圧縮成
形後の平面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単一の容器内に仕切りを挿脱自在に設置して
    容器内を複数の空間に区切つた後、該仕切りで区
    切られた複数の空間毎に、溶剤と粉末化粧料とか
    らなる互いに色の異なる泥状物を充填し、充填後
    仕切りを除去し、次いで化粧料を圧縮成形した
    後、乾燥を行うことを特徴とする多色固形粉末化
    粧料の製造方法。 2 溶剤がエチルアルコール、イソプロピルアル
    コール、低沸点炭化水素、低沸点シリコーン油、
    低沸点環状シリコーン、水の1種類又は2種類以
    上である特許請求の範囲第1項記載の多色固形粉
    末化粧料の製造方法。 3 圧縮成形を、溶剤の吸収体を介して行うよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の多色固形粉末化粧料の製造方
    法。 4 溶剤の吸収体が、スポンジ、紙、布、又は不
    織布である特許請求の範囲第3項記載の多色固形
    粉末化粧料の製造方法。
JP17755483A 1983-09-26 1983-09-26 多色固形粉末化粧料の製造方法 Granted JPS6067408A (ja)

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JPS6067408A JPS6067408A (ja) 1985-04-17
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JPS6067408A (ja) 1985-04-17

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