JPH02225269A - テンション装置 - Google Patents

テンション装置

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JPH02225269A
JPH02225269A JP4626689A JP4626689A JPH02225269A JP H02225269 A JPH02225269 A JP H02225269A JP 4626689 A JP4626689 A JP 4626689A JP 4626689 A JP4626689 A JP 4626689A JP H02225269 A JPH02225269 A JP H02225269A
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force
clamping
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Hirobumi Suzuki
博文 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の構成] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、電気機器用のコイル等を製作する自
動捲線機に組み込まれて、巻回中の線材に及ぼす緊張力
を自動調節出来る様にしたテンション装置に関する。
(従来の技術) 産業用の各種の自動制御機械等には多数個のソレノイド
が組み込まれるが、此等は半導体回路によって作動制御
されることが多いので、ソレノイドコイルも省電力タイ
プのものが用いられ、一般に消費電力は2〜5wで、コ
イルの線材としては0.010〜0.08mm程度の極
細線を使用しており、巻回中に断線する可能性が高い。
このソレノイドコイルの製作には当然自動捲線機が使わ
れるが、所定の巻上がり外径に仕上げて所定の抵抗値を
与え、又、巻回中に線材に及ぼされる緊張力によってボ
ビンが変形する等の不都合を防ぐ為には、この緊張力は
巻回中絶えず適正値に保つ必要がある。
そして、線材の巻き始めや巻き終わり端は、線材を複数
条束ねて撚りを掛けることによってリード線を形成させ
たうえ、ボビンに設けた端子に巻き付けて固定している
。その際には、線材に及ぼす緊張力を線材の巻回時より
は強くして、確実な回撚及び巻き付けが行える様に配慮
する必要がある。
五で、従来のソレノイドコイル用捲線機の構成を、特公
昭60−11678号公報の図面を引用して描いた第7
,8図によって略記すると、先ず、ソレノイドコイルは
、第8図の様にボビン11に線材aを所定回数巻回し、
その両端を複数条に束ねて撚りを掛はリード線部分82
を形成させたうえ、ボビン11に設けた端子13に巻き
付は固定して作られている。
次に、第7図によってこのテンション装置の概略構成を
説明すると、線材aをドラム84から引き出し、圧接力
可変の圧接機構llsに挿通挾持させたうえ、案内腕I
Iの先端のテンションローラ87を通して捲線機の本体
部に導く様になっている。
案内腕86は基端を基盤88に枢支され、ばねによって
上向きに回動付勢されており、圧接機構Isと案内腕8
6とによってテンション装置が構成されている。
3Sは線材aに撚りを掛けるツイスト機、S6は線材a
の回撚用ピンである。
!1は本体部で、ツ2はボビン11の取付装置、!3は
ボビンチャック、そしてう4はボビン81に線材aを巻
回し、又、リード線部分82を端子I3に巻き付ける作
業を自動的に行うフライヤー機構である。
このテンション装置の特徴は、ボビン11に巻回されつ
つある線材aに、テンション装置によって及ぼされる緊
張力が、何等かの原因で過度に高まった場合には、案内
腕I6が大きく下向きに回動されて、この動きを受けた
図示しない圧接力解除手段によって、圧接機構8sの圧
接作動を一時的に解除させ、緊張力が緩和されて線材a
の断線を防ぐ様になっている。
(発明が解決しようとする課M) 然し乍ら、上記構成のテンション装置は、線材aに設定
値以上の緊張力が及ぼされた時には、自動的に圧接機1
11g5の作動が解除されるので、以下に列挙する多く
の不都合が生じる。
イ゛) リード線部分12を回撚形成させたうえ、端子
83に巻き付ける時等には、コイルの巻回形成時よりも
大きな緊張力を線材aに及ぼさないと、撚りが十分に掛
からず、ス、巻き付けを確実に行えないが、その様な大
きな緊張力を与えられない。
口) その為、不良な巻付は状態の修正や、リード線の
はんだ付は等の為の、余分な作業を余儀なくさせられる
ことが少くない。
ハ) 線材aの上記回撚や巻付は作業を行う時には、テ
ンション装置を手動操作しても良いが、そうすれば、自
動捲線機の作動効率が著しく低下してしまう。
二) 線材aが極細の場合には、圧接機構Itsが圧接
解除作動する直前に線材aが断線してしまう可能性が高
い。
ホ) 圧接機構85の圧接解除作動の直後に、線材aが
一時的に弛緩してボビン81への巻回が不均等に行なわ
れる可能性が高い。
そこで、本発明の目的は、線材への緊張力を制御出来る
様にしたものに於いて、上記一連の不具合を略解消させ
ることの出来るテンション装置を提供するにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成する為に、本発明によるテンション装
置は、ボビンに巻回される線材を緊張状態に保つ為に、
ボビンと前記線材の挟持機構との間にテンション機構を
配設したものに於いて、挟持力が互いに相違する2以上
の前記挟持機構13゜14を設け、挟持力の大きい方の
前記挟持機構14にはこの挟持力の解除手段14A′を
付設し、前記テンション機構33には前記緊張力の調節
手段42を設け、且つ、前記解除手段14Aによる挟持
力の解除動作と前記調節手段42を前記緊張力を小さく
する側に働かせる動作とを連動して行わせる連動手段S
1を設ける構成とした。
(作 用) ボビンへの線材の巻回中は、挟持力が小さい方の挟持機
構13を働かせ、挟持力の大きい挟持機構14は、挟持
力の解除手段14Aを働かせて休止させると共に、テン
ション機構33の調節手段42が、線材に及ぼす緊張力
を弱める側に働く様に、連動手段51を作動させること
によって、線材は比較的弱い緊張状態に保たれて、ボビ
ンへのスムーズな巻回が行なわれる。
そして、線材の巻き始め又は巻き終わり端に撚りを掛け
てリード線部分を形成したり、此のリード線部分を端子
に巻き付ける時等には、解除手段14Aと調節手段42
とが、上記とは逆に働く様に連動手段51を作動させる
ことによって、2以上の挟持機構13.14が共に働き
、且つ、テンション機構33は緊張力が高められる側に
切替作動されるので、線材には、断線の恐れを生じない
限度に於いて、より大きな緊張力が及ぼされて、リード
線部分の回撚形成や端子への巻付作業等が確実に行なわ
れる。
(実施例) 以下に、本発明を電気機器用コイルの捲線機に組み込ま
れるテンション装置に適用した一実施例に就き、第1図
乃至第6図を参照しながら説明する。
先ず、線材aの供給機構部分を含む、テンション装置の
全体構成を示した第1図に於いて、1は装置のスタンド
で門形をしており、1対の支柱2゜2の中程の高さ位置
には、架台3を設けて、玄に4個の線材ドラム4が置か
れている。5は各線材ドラム4から繰り出された線材a
を上方に引き上げる為のガイド部材、6は両支社2.2
の上端間に架設されたビームである。
Aはテンション装置で、この場合は、線材ドラム4の個
数に対応した4基のテンション装置Aがビーム6の上部
に所定の間隔を隔てて横並びに固設されている。尚、各
テンション装置Aの相互間には、夫々の設置高さに階段
状段差を設けている。
各チンジョン装置Aを通して繰り出された線材aは、図
の左方に設置された図示しない捲線機に導かれる。
次に、チンジョン装置Aの詳細な構造を示した第2図乃
至第4図に於いて、7は装置の基盤で、横長長方形をな
して、装置の前後方向く第3図の左右方向)に配置され
、支持部材a、g、toを用いてビーム6に固設されて
いる。
11は基盤1の底縁から水平に突設した架台で、この架
台11上には装置の後方から順に所定間隔を隔てて、線
材aの除塵装置12、第1の挟持機構13及び第2の挟
持機構14が設置されている。
第3図に示した様に、除塵装置12は、架台11に立設
した支軸15に2枚の穴あき円盤18゜16を遊嵌させ
、此等両日盤111g相互の当接面には夫々穴あきフェ
ルト円板11を張り付けた構成になっている。線材aは
この2枚のフェルト円板17.17問に挿通される。
第1の挟持機構13は、架台11に立設した支軸11の
下端部に円盤状の台部1Sを嵌着させ、その上に、耐摩
セラミック製の穴あき円板から成り、線材aを挟持する
2枚の挟持部材20.26を、支軸11に遊嵌状態で載
せ、更にその上に、夫々重さが異なる複数枚の穴あき円
板状の錘21A。
21B、・・・を落とし込んで構成されている。尚。
両挟持部材2・、20相互の当接面周縁には丸みを持た
せている。
線材aは、2枚の挟持部材20.20の間に鋏み込まれ
た状態で、錘21A、21B、・・・の重さに応じた強
さの挟持力を受ける。22は錘21A、21B、・・・
の揺動を防ぐ弱い押さえばねである。
第2の挟持機構14には、挟持力の解除手段14Aが付
設されているので、先ずその構造を第3図によって説明
すると、架台11の下側に第1のエアシリンダ23を上
向きに固設し、そのピストンロッド24を架台11の上
方に突出させて、その頂端に支軸2Sを立設し、この支
軸2Sの下端部に穴あき円盤状をした挟持部材28を嵌
着して構成されている。
次に、第2の挟持機構14の構成を説明すると、架台1
1の上面に挟持部材26を囲繞する配置を以て3本の支
柱27を立設し、各支柱21の頂面にはビン28を突設
している。
2!は三角形をした可撓性支持板で、その各項端近かく
に設けた孔38にビン28を遊嵌させた状態で、3本の
支柱27の頂面に支持されており、中央部には、支軸2
5の挿通孔を穿っている。
31は上記挟持部材2Iと対をなす別の挟持部材で、耐
摩セラミック製の穴あき円盤状をしており、可視性支持
板29の下面に垂下状に固着されている。
32A、32B、・・・は、夫々穴あき円盤状をした錘
で、支軸2Sに挿通された状態で可撓性支持板2う上に
載置され、弱いばね22によって揺動を抑制される。
33は基盤1の上部に組み付けたテンション機構で、第
1.第2の挟持機構13、−14と捲線機本体にセット
されたボビンとの間に架は渡された線材aに、所要の大
きさの緊張力を及ぼす役割を果たすものである。
このテンション機構33の概略の構成は、第2図〜4図
に示した様に、基盤1に水平に突設された支軸34(第
4図参照)にその基端を枢支されて、その先端にテンシ
ョンプーリ35を設けたテンションアーム3Iと、この
テンションアーム3Iに上向きの回動付勢力を及ぼす延
びばね31とから成る。
テンション機構33を更に詳しく説明すると、テンショ
ンアーム31の基端は、ベースブロック38に一体に設
けた取着部材3Iに嵌着されている。そして、円盤状の
ベースブロック38の中心部にその一端を軸嵌された支
軸34の他端は、基盤1の前側上部に設けたベアリング
40の軸穴に嵌着されている。
ベースブロック311には上向きに突出杆41を設けて
、その先端に延びばね!1の一端側が連結されている。
38aはベースブロック38に突設されて、その回動範
囲を規制するストッパである。
42は、テンション機構33が線材朧に及ぼす緊張力を
調節する調節手段としての、第2のエアシリンダで、基
盤1の上部後方にブラケット43を用いて固定されいる
そして、前記ばね37の他端側は、この第2のエアシリ
ンダ42のピストンロッド44の先端部に連結されてい
る。45はピストンロッド44の後退勤限界位置を任意
に設定する役割を果たす可動ストッパである。
ス、基盤1の前側の上部と下部には、テンションアーム
31iの上下方向の揺動範囲を規制する為の、規制位置
の調整が可能な上下動ストッパ4@。
41を夫々設けている。更に、基盤1の下部の前f12
箇所には夫々線材aのガイドローラ48,4!を設けて
いる。
第6図に於いて、saは捲線機の本体部であって、マイ
クロコンピュータを用いた、捲線機のプログラム制御装
置51が連動手段として組み込まれている。この装置に
は、挟持力の解除手段14Aを構成する第1のエアシリ
ンダ23と、線材aに及ぼす緊張力の調節手段としての
第2のエアシリンダ42とを、所定の作動関係のもとに
連動させる。
52はエアバルブで、第1、第2のエアシリンダ23.
42の作動を司る。53はニアコンプレッサである。
次に、上記構成の作用を、第8図に示したミニソレノイ
ドを製作する場合に就いて説明する。
先ず、第1の挟持機$1113と第2の挟持機fil1
4との夫々に、製作すべきソレノイドコイルの形状・寸
法や線材aの線径・材質等に適合する様に予め経験的に
選定された、最適な重さの錘21A。
・・・、32A、・・・を載せる。
そして、更に、第2のエアシリンダ42の可動ストッパ
45の位置、及び上下動ストッパ4641の位置を、夫
々経験的に設定された所定位置にセットすると共に、制
御装置51には所定の作動プログラムを設定することに
よって、製作すべきソレノイドコイルに対応した、テン
ション装置の調整作業が完了する。
この状態のもとでは、エアバルブ52の開閉コントロー
ル回路が、第1のエアシリンダ23のピストンロッド2
4を下降動させ、又、第2のエアシリンダ42のピスト
ンロッド44を前進動させている。その為、第2の挟持
機構14は線材aの挟持作動を解除され、テンション機
構33は第2のエアシリンダ42によるばね37の引張
度合を低減されて、線材aに及ぼす緊張力を弱められて
いる。
そこで、線材ドラム4から繰り出した線材aをガイド部
材5を通したうえ、第2図の様にガイドローラ48を経
て除塵装置12の上下2枚のフェルト円板17.17の
間に鋏み込んで挿通させ、次いで、第1の挟持機構13
の上下1対の挟持部材21.211の間に鋏み込んで挿
通させ、更に、この時には、挟持力解除手段14Aが解
除作動状態にある第2の挟持機構14の、上下1対の挟
持部材2@、31間の隙間を通過させた後、ガイドロー
ラ4!を経てテンションプーリ35に架は渡したうえ、
前述のツイスト機(第7図参照)を経て捲線機の本体部
!−に予めセットされているコイルボビンの一方の端子
に巻き付は固定させる。
然る後、捲線機を駆動せると、線材aがボビンに巻き取
られて行くのに伴って、線材ドラム4から引き出された
線材aは、除塵装置12によって付着していた塵埃を拭
い取られたうえ、第1の挟持機構13によって比較的弱
く挟持されながら、休止状態にある第2の挟持機構14
を言わば素通りし、ガイドローラ4!、テンションプー
リ3sを経て、ボビンに巻き取られていく。
そして、その間に、線材aはテンション機構33と第1
の挟持手段13との協働によって比較的弱い適度の緊張
力を与えられて、この緊張力による断線の恐れを生ずる
ことなく、ボビンに均等に巻回されて行く。
巻き上げの終了段階に達すると、線材aに前述のリード
線部分を形成させるべく、制御装置51の指示によって
、ツイスト機が作動開始すると共に、第6図に示した様
に、第1のエアシリンダ23が上昇作動される。その為
、挟持部材26が持ち上げられて線材aを挟んだ状態で
挟持部材31に当接されたうえ、更に可撓性支持板29
を幾分持ち上げるので、第2の挟持機構14は作動解除
の状態を解かれ、錘32A、32B、・・・の重量に相
当する挟持力が線材aに及ぼされる。
一方、第2のエアシリンダ42は後退勤されて、ばね3
7が強く引張されるので、テンション機構33が線材a
に及ぼす緊張力が増大する。
この様な状態のもとでは、ツイスト機が線材aに及ぼす
大きな引張力に対抗し得る強さの逆向きの緊張力が、テ
ンション機f1133によって線材aに及ぼされるので
、リード線部分の回撚形成を確実に行うこが出来る。そ
して、このリード線部分をボビンの端子に巻き付ける時
にも、確実に強く巻き付けることが出来る。
この様にして、1個のミニソレノイドが完成すると、制
御装置51の指示によって、第1のエアシリンダ23は
再び下降動され、又第2のエアシリンダ42は後退勤さ
れて、次のミニツレノドの巻回形成工程に備える。
尚、上記構成では、第1、第2の2つの挟持機構13.
14を設けているが、此等の挟持機構は2つ以上設ける
と共に、第2のエアシリンダ42を2段階以上の異なる
ストロークを以て作動させる様にすれば、テンション機
構33による線材aへの緊張力をよりきめ細かく自動調
節することも出来る。
又、挟持機構13.14の各1対の挟持部材211.2
1.21.2!I間に挟持力を及ぼす方法として、上記
実施例の錘に代えて、ばねとその付勢力増減手段とから
成る調圧機構等を用いることも出来が、錘を用いれば、
挟持力の調節をより正確且つ簡便に行えると共に、調圧
機構の構成をより単純化させることが出来る。
本発明によるテンション装置は、勿論極細線材以外の線
材の巻回にも適するが、電気機器用コイルの捲線機に限
られず、各種の機器に組み込むテンション装置としても
有効に使用出来る。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかなように、本発明によるテン
ション装置は、線材の巻回時と、その巻き始め又は巻き
終わり端を束ねてリード線部分を回撚形成したうえ端子
に巻き付ける等を行う時とでは、線材に及ぼす緊張力を
各々の作業工程に最適な強さに自動切替出来る様に構成
したので、下記の如き様々な優れた効果が得られる。
イ) 線材の巻回時には、予めこの線材の太さや材質等
に応じて選定された最適な緊張力に自動調整されるので
、極細の線材を用いた場合でも、断線の恐れを生じるこ
となく、極めて均等な巻回を行うことが出来る。
口) 一方、線材の巻回末端部に上記の如くリード線部
分を回撚形成させたり、端子に巻き付ける時には、強め
られた緊張力によって、此等の動作が確実に行なわれて
、加工不良品の発生は殆ど皆無になる。
ハ) 構造が従来のものに比べて比較的単純なので、そ
の分、安価に提供出来る。
二)各線材の太さや材質に応じた最適な緊張力に装!を
調整する操作が極めて簡単且つ正確に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は線材ドラムと4基のテンション装置を取り付けた
スタンドの斜視図、第2図乃至第5図は夫々線材への緊
張力を低めた状態にあるテンション装置を示すもので、
第2図は斜視図、第3図は側面図、第4図は平面図、第
5図は正面図である。第6図は線材への緊張力を高めた
状態にあるテンション装置の側面図であって、捲線機の
本体部も略示されている。 第7図は従来例を示す見取1図であり、第8図は本発明
のテンション装置を用いて製作された、ミニソレノイド
用コイルの斜視図である。 符   号   表 1 スタンド    4 線材ドラム 脳 ビーム材    1 基盤 11 架台     12 除塵装置 13 第1の挟持装置 14 第2の挟持装置 14A  挟持力の解除手段 Is、11.2!i  支軸 11 フェルト円板 1! 台部 21.2−及び2L31 1I持部材 21A、21B、・・・、32A、32B、・・・錘2
3 第1のエアシリンダ 24.44  ピストンロッド 2I ピン     2! 可撓性支持板33 テンシ
ョン機構 35 テンションプーリ 3I テンションアーム 31 ばね     38 ベースブロック42 第2
のエアシリンダ(調節手段)41.47  上下動スト
ッパ 5會 捲線機の本体部 sl 制御装置(連動手段) S2 エアパルプ A テンション装置 a 線材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボビンに巻回される線材を緊張状態に保つ為に、
    ボビンと前記線材の挟持機構との間にテンション機構を
    配設したものに於いて、挟持力が互いに相違する2以上
    の前記挟持機構13、14を設け、挟持力の大きい方の
    前記挟持機構14には挟持力の解除手段14Aを付設し
    、前記テンション機構33には前記緊張力の調節手段4
    2を設け、且つ、前記解除手段14Aによる挟持力の解
    除動作と前記調節手段42を前記緊張力を小さくする側
    に働かせる動作とを連動して行わせる連動手段51を設
    けたことを特徴とするテンション装置。
  2. (2)前記挟持機構13、14は、前記線材を挟持する
    1組の挟持部材26、26、26、31と、前記挟持力
    を生じさせる複数個の錘21A、21B、・・・、32
    A、32B、・・・とを備えることを特徴とする請求項
    1項記載のテンション装置。
JP1046266A 1989-02-27 1989-02-27 テンション装置 Expired - Lifetime JPH0659973B2 (ja)

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