JP2923973B2 - インダクタンス部品における配線装置 - Google Patents

インダクタンス部品における配線装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインダクタンス部品の配線工程の生産性と信
頼性を向上した配線装置に関するものである。
従来の技術 従来のインダクタンス部品の配線工程では、以下に示
すように2通りの方法で行われていた。その1つの方法
で線材径φ0.5以下の線材の細い場合は、第5図に示す
ように、ノズル40をノズルホルダー41へ固定し、さらに
ノズルホルダー41をXYZテーブル42に取付られたホルダ
ーアーム43の先端に固定し、上記ノズル40はXYZ方向に
自由に動くように構成されている。線材44を巻取るボビ
ン45は、巻軸モータ46によって歯付プーリ47,48、歯付
ベルト49を経て駆動される巻軸50に保持され回転可能と
なっている。線材44は、スプール51から繰り出されガイ
ドローラ52,53を通ってノズル40に案内される。線材44
の端は、線保持チャック54へ保持させた状態で、ノズル
40とボビン45の回転で巻線が行われ、ノズル40の軌跡通
りに配線され、ボビン45の回転で巻線が行われ、巻線配
線工程は、ノズル40の動作とボビン45の回転で一連の動
作としてすでに自動化されていた。次に二つ目方法で線
材径φ0.5以上の線材の太い場合は、線材にかける張力
が大きくなるためノズル強度を増すためノズル40は大き
くなり、配線溝、巻付端子間にノズル40を通すことがで
きず直接ノズル40の軌跡で配線することができずに第5
図に示したように巻線工程は従来の方法で巻線を行い配
線工程は第6図(a)(b)(c)に示すように巻線乱
れを防止するために固定テープ55を貼り、次に線材44を
配線溝56に案内して、巻付端子58に沿わせておき、規定
の長さに切断し次に巻付ピン57の中空部に巻付端子58を
挿入し、巻付ピン57を回転させて、線材44を巻付ピン57
にひっかけて巻付端子58に巻付ける方法で行っていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のような方法では、インダクタン
ス部品製造において、太い線材を有する製品は必ず手作
業が必要であり、生産性の面でも、品質の面でも悪影響
を及ぼしていた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので太い線
材の配線工程の自動化を行い生産性を向上することを目
的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、ボビンを保持す
る巻軸と、上記ボビン上に巻線された線材の端を把持す
る線チャックと、配線時に、上記ボビンの巻線部を押え
る線押えとを有し、上記線チャックと巻軸はXYZテーブ
ルに保持され、上記XYZに対向する配線フレームには、
上記線押えと、巻軸に対して独立に線材を案内するガイ
ドチャックが保持された構成としたものである。
作用 そして以上の構成とすれば配線時に、ボビンの巻線部
を押える線押えを設けることにより、巻線配線工程で自
動化の課題であった、太線の配線工程を自動化すること
が可能となり、人が介することによる生産性、信頼性へ
の悪影響をなくすことができ、生産性が向上し、信頼性
が高められ、工業的価値が非常に高いものとなる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図と第2図において、ベース1上にXYZテーブル
2を設置する。巻軸3はXYZテーブル2に固定された巻
軸フレーム4に支持され巻軸モータ5により、歯付プー
リ6,7、歯付ベルト8を経て回転可能に構成されてい
る。さらに巻軸3に組み込まれたチャックホルダー9は
巻軸フレーム4に取付けられたホルダーシリンダー10に
よりシャフト11を介して駆動され、巻軸3上を摺動し、
キー12により回転方向に位置決めされている。線チャッ
ク13はチャックホルダー14に固定され巻軸3に対して回
転せずに摺動可能となっている。巻線されたボビン15は
上記巻軸3に保持され線材16の両端は、それぞれ線チャ
ック13に保持され、XYZ方向および回転方向に自由に動
作するようになっている。また、ベース1上に配線フレ
ーム17を固定する。クランパー18はクランパーブロック
19を摺動するクランパーシャフト20の先端に固定してあ
り、引張バネ21により、クランパー18とクランパーブロ
ック19の間でボビン15を把持することにより線押えの機
能をはたす。クランパーブロック19は配線フレーム17に
固定されたクランパーベース22上にガイド23と位置決め
ピン24により位置決めされており、位置決めシリンダー
25で位置決め開放、クランパーシリンダ26で、クランパ
ー18上昇が可能である。ガイドチャック27は、配線フレ
ーム17に固定されたフランジ28により回転可能に保持さ
れた配線シャフト29と配線ブロック30により揺動可能と
してあり、揺動動作は、配線シャフト29にカップリング
31を介して連結されたモータ32により行う。35は配線フ
レーム17に設けた切断ニッパである。
次に配線動作について説明する。巻線されたボビン15
が巻軸3に保持され線材16の両端がそれぞれ線チャック
13に保持された状態で巻軸3のXYZ動作によりクランパ
ーシリンダ26で、広げられたクランパー18とクランパー
ブロック19の間へボビン15を移動して位置決めし、クラ
ンパー18を下げてボビン15を引張バネ21の力により把持
し、位置決めシリンダー25により位置決めピン24をはず
してボビン15をクランパー18で把持したまま、巻軸3を
移動し、クランパーベース22から、クランパー18を分離
する。クランパー18は配線動作中巻線が乱れないために
ボビン15を把持したまま、巻軸3とともに移動する。次
にガイドチャック27による配線動作を第3図(a),
(b),(c)を用いて説明する。初めにガイドチャッ
ク27をモータ32により水平状態にしてガイドチャック27
を開きボビン15と線チャック13の間で線材16をガイドで
きる位置へ移動し、ガイドチャック27を閉じて第3図
(a)のように線材16をガイドする。
次に第3図(b)のように線チャック13を開き、ガイ
ドチャック27を垂直状態にして、巻軸3を移動してガイ
ドチャック27によりボビン15の配線溝33へ配線し、巻付
端子34へ線材16を巻付ける。同様にもう一方の線材16に
ついてもガイドチャック27で配線巻付けを行い第3図
(c)のような状態とし、クランパー18をクランパーベ
ース22へ戻す。次に、ボビン15を切断ニッパ35の位置へ
移動し、巻付時の余線16aを切断して配線工程を終了す
る。ガイドチャック27による配線、巻付けでは線材16に
張力がかかっておらず、ガイドチャック27が細くでき、
またボビン15へ負荷が少なく配線巻付けが可能となる。
また、巻付端子34の強度が弱いボビンに対しては、ガイ
ドチャック27での巻付けを行わず、巻付端子34へ線材16
を沿わせた状態にしておき、第4図のような端子巻付部
36を巻軸3の可動範囲に設けておき巻付ピン37の中空部
に巻付端子34を挿入し、端子巻付け部36により巻付ピン
37を回転させて、線材16を巻付ピン37にひっかけて巻付
端子34に巻付ける。また本実施例は、巻軸3を一連とし
たが巻軸3を複数にしても同様である。
また本実施例は、ガイドチャック27と巻軸3の相対移
動を巻軸3側にXYZ方向に移動可能としたが、ガイドチ
ャック27側にXYZ方向移動可能としても同様に配線、巻
付けが可能となり、巻線乱れ防止の線押えは固定側から
ボビン15を押えることができる。
また、巻線装置とドッキングすることにより、細線と
同様に巻線配線工程を一連の動作として行うことができ
る。また太線対応として説明を行ったが、細線に関して
も同様な方法で配線可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、ボビンを保持する巻軸と、上
記ボビン上に巻線された線材の端を把持する線チャック
と、配線時に、上記ボビンの巻線部を押える線押えとを
有し、上記線チャックと巻軸はXYZテーブルに保持さ
れ、上記XYZに対向する配線フレームには、上記線押え
と、巻軸に対して独立に線材を案内するガイドチャック
が保持された構成としたものである。
そして以上の構成とすれば配線時に、ボビンの巻線部
を押える線押えを設けることにより、巻線配線工程で自
動化の課題であった、太線の配線工程を自動化すること
が可能となり、人が介することによる生産性、信頼性へ
の悪影響をなくすことができ、生産性が向上し、信頼性
が高められ、工業的価値が非常に高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるインダクタンス部品
の配線装置の側面図、第2図は同平面図、第3図
(a),(b),(c)は本発明の動作説明図、第4図
は本発明の太線配線の説明図、第5図は従来の巻線装置
の側面図、第6図(a),(b),(c)は太線配線の
動作説明図である。 1……ベース、2……XYZテーブル、3……巻軸、4…
…巻軸フレーム、5……巻軸モータ、9……チャックホ
ルダー、13……線チャック、15……ボビン、16……線
材、18……クランパー、19……クランパーブロック、27
……ガイドチャック、32……モータ、33……配線溝、34
……巻付端子、35……切断ニッパ、36……端子巻付け
部、37……巻付ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−162415(JP,A) 特開 平1−112717(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 41/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビンを保持する巻軸と、上記ボビン上に
    巻線された線材の端を把持する線チャックと、配線時
    に、上記ボビンの巻線部を押える線押えとを有し、上記
    線チャックと巻軸はXYZテーブルに保持され、上記XYZに
    対向する配線フレームには、上記線押えと、巻軸に対し
    て独立に線材を案内するガイドチャックが保持された構
    成としたインダクタンス部品における配線装置。
  2. 【請求項2】分割されたガイドチャックが、線材を位置
    決めした状態で、線材を案内する溝を形成する請求項1
    記載のインダクタンス部品における配線装置。
  3. 【請求項3】分割されたガイドチャックが線材を位置決
    めした状態で、線材を案内する溝を形成し、巻付端子を
    有するボビンに対して、ガイドチャックにて線材を引出
    し、巻付端子へ巻付ける請求項1記載のインダクタンス
    部品における配線装置。
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