JPH02122611A - 巻線機 - Google Patents

巻線機

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JPH02122611A
JPH02122611A JP63274381A JP27438188A JPH02122611A JP H02122611 A JPH02122611 A JP H02122611A JP 63274381 A JP63274381 A JP 63274381A JP 27438188 A JP27438188 A JP 27438188A JP H02122611 A JPH02122611 A JP H02122611A
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groove
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は巻線機にかかわり、さらに詳しくは。
改良されたボビンのターミナルにたいするワイヤのから
げ機構をもつ巻線機に関している。
〔従来の技術〕
細線によるコイルにたいする巻線機は、近年数値制御化
され、作業能率がいちじるしく向上している。が、太線
、たとえば線径が0.3〜1.5asの単線や、撚り線
によるコイルについては、ボビンのターミナルにワイヤ
をからげる作業を自動化することができないでいるのが
現状である。
具体的には、巻線のみ先に行ない、その後ラッピングツ
ールとよばれる工具をもちいて1手作業によってワイヤ
をターミナルにからげることによっておこなわれている
。他の方法として、やはり巻線のあとで、単体の電動式
ラッピング装置によってワイヤをターミナルにからげる
こともおこなわれている。
(発明が解決しようとする課題〕 ターミナルにたいするからげを自動化は、ワイヤの線径
に応じたガイドノズルを使用することによってなさせる
ことはできる。が、このときに、ガイドノズルの直径が
大きくなると、ターミナル間隔はコイルの使用条件など
から自由にかえることができないため、からげ作業にお
いて、ガイドノズルをターミナルとターミナルとのあい
だを移動させることができなくなるおそれがある。また
ガイドノズルが細いままであると、ガイドノズルの機械
的強さが低下し、ガイドノズルが巻線中にまがり、ボビ
ンやターミナルを曲げたり、折ったりする危険がある。
さらにまた、細径のままで。
機械的強さを大きくしても、先端にあるチップにおける
ワイヤの接触する面の半径を大きくすることができない
ため、ワイヤの被覆に損傷をあたえるという問題がある
本発明は、太い線材や撚り線などによるコイルの巻線に
おいても、ボビンターミナルにたいするワイヤのからげ
を一貢しておこなうことができる、改良された巻線機を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の巻線機は、ボビンを保持する回転可能なスピン
ドルをもつ機構と、スピンドルの回転中心軸をX軸とし
たがいに直交する三軸方向X+、Y+Zに運動するガイ
ドノズルをもつ機構と、ワイヤを固定するための部材を
もつアンカー機構とを具備している。
が、この巻線機では、さらに、ボビンターミナルにワイ
ヤをからげる機構とを具備している。からげ機構はから
げ具とカッタとを有している。からげ具は、回転可能な
シャフトと、シャフト上で回転をなすように、シャフト
にはめられたホルダとをもっている。シャフトは中心に
ターミナルにはまる孔を、側面にシャフトの先端にて開
放されている溝をもっている。そして、ホルダは、これ
がある回転位置に回転されたときにシャフトの溝に一致
する両端を開放された溝をもっている。
〔作 用〕
この巻線においても、巻線は、ワイヤをアンカー機構に
固定し、ボビンのターミナルにワイヤをからげ、ターミ
ナルとアンカー機構とのあいだにてワイヤを切断し、ボ
ビンの巻芯にワイヤを巻き付け、他のターミナルにワイ
ヤをからげ、アンカー機構にワイヤをからげ、それから
ターミナルとアンカー機構とのあいだにてワイヤを切断
することによってなされる。
からげ作業は、たとえば、からげ具を構成しているシャ
フトおよびホルダ、それにカッタが、つぎに述べるよう
に、スピンドルの回転およびワイヤガイドの動きととも
に、マイクロプロセッシングユニットを含む制御手段に
よって、運動を制御することでもってなされる。
からげ機構は1巻線のはじめにおいて、ワイヤがアンカ
ーm構に固定されたあと、シャフトの孔をボビンターミ
ナルにかん合するように移動される。それから、ガイド
ノズルがワイヤをシャフトの溝にそって移動させ、ワイ
ヤをシャフトの溝に位置させる。そこで、ホルダが回転
して、ワイヤを保持しかつ溝内に座らせる。カッタが作
動して。
ワイヤをアンカー機構とのあいだにて切断する。
それから、シャフトとホルダとがいっしょに回転させら
れることによって、ワイヤをボビンターミナルにからげ
ることができる。また、ワイヤがボビンの巻芯に巻き付
けられたあとに、からげ機構はシャフトの孔をボビンタ
ーミナルにかん合するように移動され、それからガイド
ノズルがワイヤをシャフトの溝にそって移動させられ、
ワイヤを溝に位置させてから、アンカー機構にワイヤを
保持させ、それからカッタがワイヤをアンカー機構との
あいだにおいて切断し、ホルダが回転させられ、ワイヤ
を保持しかつ溝内に座らせ、それからシャフトとホルダ
とをいっしょに回転されることによっておこなわれる。
〔実施例〕
図面は本発明の巻線機の一実施例を示している。
この巻線機によって巻線されるコイルは、たとえば第7
図に示すように、スイッチングレギュレータの一部を構
成するもので、ボビンは巻芯aの一端にターミナル板す
を、他端にフランジCをそれぞれもち、孔dがこれらを
貫通した構造となっている。ターミナル板には、多数の
ターミナルeが植えられているとともに、ワイヤをとお
す溝が各々のターミナルのそばに設けられている。コイ
ルは、たとえば線径が0.7w*mのワイヤによって形
成されていて、二層のコイルがボビンの巻芯aに巻き付
けられ、各々のコイル両端からのびるワイヤWがターミ
ナルeのうち四本のターミナルにそれぞれからげられて
いる。
本発明による巻線機は、第1図に示すように、ボビンを
保持しかつ回転させるスピンドル機構lO。
ワイヤを案内するノズル機構20、巻線の開始と終わり
にワイヤを固定させるアンカー機構30、それにワイヤ
をボビンのターミナルにからげる機構40を具備してい
る。
スピンドル機構lOは、それ自体公知のもので、ボビン
を保持するスピンドル11を具備している。
スピンドルは、巻線機本体に軸受を介在して保持されて
いるとともに、巻線機本体にあるサーボモータにつなが
れている。さらに、スピンドルの先端にはボビンを保持
するための治具12が取り付けられている。ボビンBは
、ターミナル板すを外側にして配置し、巻芯aにある貫
通孔およびフランジCにある突起を治具にはめ、フラン
ジCを治具上の板ばねによって抜は出しを止めることで
、スピンドルに装着されている。
ノズル機構20はガイドノズル21.ロッド22、アー
ム部材23および移動台24を具備している。ガイドノ
ズル21はロッド22からのびる部材にがん合かつ固定
されている。ロッド22は両端をアーム部材23に固定
されている。アーム部材23は軸25を中心に回転可能
に移動台24に取り付けられていて、これらのあいだに
配設された空気圧シリンダによってアームを回転するこ
とで、y軸に平行な軸を中心とする回転をガイドノズル
になさせることができるようにしている。さらに、移動
台は、図示されていないが、巻線本体上のを駆動機構に
支持されていて、駆動機構によって移動台を動かすこと
で、スピンドル11の回転中心軸をy軸とし、たがいに
直角な三軸方向x、yおよび2にそう直線運動をガイド
ノズル21になさせている。
アンカー機構30はアンカーピン31を具備している。
アンカーピンは支持台32に取り付けられている。支持
台はロッド33に取り付けられている。ロッドは、すべ
り軸受を介在して固定台34に保持されているとともに
、端部を固定台上の空気圧シリンダに連結され、空気圧
シリンダがロッドをスライドさせることによって、アン
カーピンにy軸にそう直線移動をなさせ、ることかでき
るようにしている。
からげ機構40は、ボビンターミナルにワイヤを巻き付
けるからげ具41およびからげに先立ってワイヤを切断
するカッタ42を具備している。
からげ具41は第2図ないし第5図によく示されている
ように、シャフト43およびホルダ44をもっている。
シャフトは、先端側に直径の異なるふたつの軸部分を4
5.46を具備している。軸部分45は円筒部分47お
よび平面48を設けられ、軸部分46は先端に突起49
および平面51を形成されている。また1円筒状部分4
7には貫通孔52が設けられている。
この貫通孔はボビンのターミナルeにはまる直径をもっ
ていて、後部が平面48にものびている。さらに、円筒
状部分47の局面には貫通孔52と平行に溝53が設け
られている。溝は円筒状部分47の両端において開放さ
れている。シャフトの貫通孔47の中心と溝48の中心
との距離は、ボビンのターミナルeの中心とこれに巻き
付けられワイヤWの中心とのそれにほぼ等しくさせられ
ている。
ホルダ44は中空のシリンダの形態をもっていて。
シャフト43にがん合されている。ホルダ44における
円筒部分47の後端および平面51に対応している部分
には、切り欠き54が設けられているとともに。
円筒部分47に対応しているリング状部分55には、溝
56が設けられている。溝56はシャフト43にある1
1153にほぼ等しい溝巾をもっている。
このからげ具は1図面に示すように、ホルダのFr15
6がシャフトの溝53に一致している状態において、ワ
イヤWが溝53に導入され、ホルダ44がシャフト上に
て回転されると、溝53におけるシャフト43の先端に
位置している部分がホルダ44によって閉じられ、ワイ
ヤWが溝53とホルダ44とによって形成されるトンネ
ルに挿入することができる。そして、シャフト43の貫
通孔52がボビンのターミナルeに挿入され、シャフト
およびホルダが回転されると、ワイヤWがターミナルe
を中心にして回転され、同時にワイヤが前記トンネルか
らくり出されて、ワイヤをボビンターミナルに巻き付け
ることができる。
第1図にもどると、これらのシャフト43およびホルダ
44は、支持台61に挿入されているとともに。
ホルダが支持台61にある軸受に保持されていて。
支持台上にてそれぞれ独立して回転することができる。
さらに、シャフト43およびホルダ44の各々には歯車
62.63がかん合かつ固定されている。これらの歯車
はラック歯車64.65にかみ合っている。
ラック歯車64は部材66に固定されている。部材66
は空気圧シリンダにつながれている。空気圧シリンダは
、図示されていないが、支持台62にy軸方向に位置し
て配置されているとともに、ケースを支持台に、ロッド
を部材66につながれている。ラック歯車65は、滑り
軸受67を介在して部材66に支持されているとともに
、これから延びる部材を同様に配置された他の空気圧シ
リンダに連結されている。これにおいて、ラック歯車6
4がこれに関係する空気圧シリンダによってスライドさ
せられると、ピニオン歯車62が回転され、ホルダ44
が回転され、シャフト43の溝53をホルダ44によっ
て閉じることができ、ラック歯車64.65がそれぞれ
に関係する空気圧シリンダによって同時にスライドさせ
られると、シャフト43の溝53を閉じたままで、シャ
フト43およびホルダ44を同時に回転させることがで
き、ラック歯車64のみが反対方向にスライドされると
、シャフト43の溝53を開くことができる。
また、支持台61は、すベリ軸受68を介在して第二の
支持台71に保持されているとともに、すベリ軸受69
を介在して部材67に連結されていて、y軸方向に直線
移動することができる。移動はこれらの支持台のあいだ
に配設された空気圧シリンダによってなされている。さ
らに、支持台71は1巻線機本体に設置された駆動機構
に取り付けられ、からげ具41をX軸方向に直線移動さ
せることができるようにしている。駆動機構は、可動部
材72および静止部材73を具備させ、可動部材に送り
ねじ73およびこれを回転させるモータを組み込み、送
りねじ74を静止部材に結合しかつ送りねじのナツトを
可動部材に取り付け、送りねじを回転させることによっ
て、可動部材を静止部材上で直線移動させるようにした
ものからなっている。第二の支持台71は可動部材72
に固定されている。
カッタ42は、からげ具41がワイヤWをターミナルC
に巻き付けるときに、アンカーピン31とからげ具との
あいだにてワイヤを切断するためのもので、第6図に示
すように、ニッパの形態をもつ切断具61を具備してい
る。この切断具は、一方の部材が支持板62に固定され
、他方の部材が支持板上の軸63に回転可能に保持され
ている。また、支持板の反対側にはベルクランク64が
取り付けられている。ベルクランクの一端は切断具の回
転側部材にピン65を介在して接触し、他端は支持板に
固定された空気圧シリンダ66のロッドにつながれてい
る。このカッタは、2軸方向にスライド可能に、ノズル
機構20の移動台24に取り付けられている。
昇降は移動台上の空気圧シリンダによってなされ、水平
移動は移動台の運動によっておこなわれている。ワイヤ
の切断は、カッタ全体を移動台24によってからげ具の
シャフト43にある平面51の上部に移動させ、それか
ら切断具61を構成する部材がワイヤの両側に位置する
まで移動台上のシリンダによって下降させたあと、空気
圧シリンダ66を作動させて、ベルクランク64を回転
させ、切断具の回転側部材をピン65を中心に回転させ
ることによってなされている。
巻線は、第1図および第7図において、ガイドノズル2
1がワイヤWをアンカーピン31に巻き付けたあと、か
らげ具41にワイヤを挿入し、カッタ42がアンカーピ
ンとからげ具とのあいだにおいてワイヤを切断してから
、からげ具41がボビンのターミナルeのひとつにワイ
ヤWをからげ、スピンドル11の回転およびワイヤガイ
ド21がボビンBの長手方向にそう移動によって、ワイ
ヤを巻芯aに巻き付け、それからからげ具41にワイヤ
を挿入し、カッタ42がアンカーピン31とからげ具4
1とのあいだにおいてワイヤWを切断してから、からげ
具41がボビンのターミナルeのひとつにワイヤWをか
らげたあと、ふたたびアンカーピン31に固定し、アン
カーピンの移動によってワイヤを切断し、これらをくり
返すことによってなされている。詳しく説明する。
ワイヤWがアンカーピン31に固定されると、からげ具
41のシャフト43がボビンBのターミナルeに挿入さ
れる。それから、ガイドノズル21が、からげ具41ま
で移動され、そのあとシャフト43にそって移動され、
ワイヤをシャフト43の溝53に導入する。このときに
、ガイドノズル21は、第8図に示すように、突起49
の側面に移動され、それから。
y軸方向およびX軸方向に移動され、ワイヤWを突起4
9に掛けてから、溝53.56にそって移動して、ワイ
ヤを溝53に導入する。ガイドノズル21はシャフト4
3の先端付近に停止する。停止すると、ホルダ44が回
転して、ワイヤWをからげ具41に保持させる。ガイド
ノズル21はワイヤがボビンBの溝fをとおって巻芯a
の上に位置するように移動される。カッタ42がノズル
機構20によってシャフト上に移動され、ノズル機構上
で昇降させられ、切断具61が開閉され、アンカーピン
31とシャフト43とのあいだにて、ワイヤWを切断す
る。第9図はこれを側面からみた状態にて示している。
そのあと、シャフト43がホルダ44といっしょに回転
し、ワイヤはボビンBのターミナルeを中心にして回転
され、第10図に示すようにして、ターミナルに巻き付
けられる。このターミナルにたいするからげがおわると
、シャフト43がホルダ44といっしょにターミナルe
から退避する。これと同時に、ホルダ44が回転され、
溝56をシャフトの1l153とを一致させ、溝53を
開放する。
からげ具41が退避すると、スピンドル11が回転し、
同時にガイドノズル20がボビンBにそって移動され、
ワイヤWが巻芯aに巻き付けられる。所定のターン数の
巻き付けがおこなわれると、スピンドル11が停止する
スピンドル11がとまると、ガイドノズル21がボビン
Bの他の溝fをとおって、他のターミナルに移動される
。ガイドノズル21は、第11図に示すように、ターミ
ナルeの側面から反対側面にむかって、このターミナル
の下をくぐるように移動され、ワイヤWをターミナルに
掛ける。からげ具41がふたたびターミナルにむかって
移動され、シャフト43がターミナルに挿入される。そ
れから、ガイドノズル21が、シャフト43にそって移
動され、ワイヤWを溝53に導いたあと、ホルダ44が
回転し、ワイヤをこのからげ具に保持させる。ガイドノ
ズル21が、アンカーピン31まで移動され、ワイヤW
をアンカーピン31に巻き付ける。カッタ42がシャフ
ト上に移動され、アンカーピン31とシャフト43との
あいだにおいてワイヤを切断する。カッタ42が退避す
ると、シャフト43がホルダ44といっしょに回転して
、ワイヤWをターミナルeにからげる。
からげがおわると、からげ具41が退避するとともに、
ホルダ44が溝53をシャフト43の溝48に一致させ
る。二層目のコイルにたいする巻線も同様にしてなされ
、ワイヤがさらに他のターミナルにからげられると、ガ
イドノズル21は最初の位置にもどり、このコイルにた
いする巻線作業のすべてが終了する。
なお、以上は、太線や撚り線などにたいする巻線のみに
ついて説明したが、ガイドノズルを交換し、からげ機構
を作動させずに、スピンドル機構。
ノズル機構、アンカ機構の作動のみを従来の巻線機と同
様に制御することによって、細線による巻線もおこなわ
せることができる。
〔発明の効果〕
本発明の巻線機は、以上述べたように、ボビンターミナ
ルにたいするワイヤのからげをガイドノズルに負担させ
ないようにして、ガイドノズルを細くすることができる
ようにさせているので、ボビンのターミナル間隔にかか
わらず、太い線材や撚り腺などによる巻線をおこなうこ
とができ、しかもからげをシャフトおよびホルダの回転
、三軸方向の移動によってなすことができるので、従来
の装置を大幅に設計変更することなしに、たとえばから
げ機構を組み込み、数値制御プログラムの一部を変更す
るだけで、この種の巻線をなす機能を具備させることも
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の巻線機の一実施例を示していて。 第1図はボビンを保持しかつ回転させるスピンドル、ワ
イヤを案内するガイドノズル、アンカーピンなどのまわ
りの側面図、第2図はこの巻線機を構成するからげ機構
におけるからげ具の拡大平面図、第3図は第2図■−■
線にそう断面図、第4図は第2図IV−fV線にそう断
面図、第5図は第2図■−■線にそう断面図、第6図は
第1図Vl−Vl線にそうからげ機構を構成するカッタ
の正面図、第7図ないし第11図は巻線状態を示す説明
図である。 B・・・ボビン、W・・・ワイヤ、e = h・・・タ
ーミナル、lO・・・スピンドル機構、 11・・・ス
ピンドル、20・・・ノズル機構、21・・・ガイドノ
ズル、30・・・アンカー機構。 31・・・アンカーピン、40・・・からげ機構、41
・・・からげ具、42・・・カッタ、43・・・シャフ
ト、44・・・ホルダ、49・・・突起、 62.63
・・・ラック歯車、 64.65・・・ピニオン歯車、
52・・・シャフトの孔、53・・・シャフトの溝、5
6・・・ホルダの溝。 特許出願人   登和日特エンジニアリング株式会社代
理人弁理士  秋 本  正 実 (外1名) 第 図 第 図 第10 図 第 11 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ボビンを保持する回転可能なスピンドルをもつ機構
    と、スピンドルの回転中心軸をx軸とし、たがいに直交
    する三軸方向x,y,zに運動するガイドノズルをもつ
    機構と、ワイヤを固定するための部材をもつアンカー機
    構と、ボビンターミナルにワイヤをからげる機構とを具
    備し、からげ機構がからげ具とカッタとを有し、からげ
    具が回転可能なシャフトと、シャフト上で回転をなすよ
    うに、シャフトにはめられたホルダとを有し、シャフト
    が中心にターミナルにはまる孔を、側面にシャフトの先
    端にて開放されている溝をもっているとともに、ホルダ
    がある回転位置に回転されたときにシャフトの溝に一致
    する両端を開放された溝をもっていること、を特徴とし
    ている巻線機。
  2. 2.シャフトが先端に円筒形部分およびこれにつながる
    平面をもち、孔が円筒部分に、溝が円筒部分の周面にそ
    れぞれ設けられ、ホルダが円筒部分および平面に関連す
    る部分に切り欠きをもち、溝がシャフトの円筒部分に対
    応する部分に設けられている特許請求の範囲第1項に記
    載の巻線機。
  3. 3.シャフトがこれにある溝の延長線上に突起を具備し
    ている特許請求の範囲第2項に記載の巻線機。
  4. 4.シャフトおよびホルダが、ラック歯車のピニオン歯
    車にかん合かつ固定され、ラック歯車の運動を選択する
    ことによって、ホルダの回転およびこれらの回転をなさ
    れている特許請求の範囲第3項に記載の巻線機。
JP63274381A 1988-11-01 1988-11-01 巻線機 Expired - Lifetime JP2595072B2 (ja)

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