JPH02225236A - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置

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JPH02225236A
JPH02225236A JP4305589A JP4305589A JPH02225236A JP H02225236 A JPH02225236 A JP H02225236A JP 4305589 A JP4305589 A JP 4305589A JP 4305589 A JP4305589 A JP 4305589A JP H02225236 A JPH02225236 A JP H02225236A
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card
motor
slip
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chopper
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Masao Okubo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カードリーダライタにおけるカード搬送装置
に関する。
[従来の技術] 従来一般のカードリーダライタにおいては、ローラ式の
カード搬送装置が用いられている。この装置は、カード
入出口内方に駆動ローラと従動ローラとを配置し、両ロ
ーラでカードを挟んでカードと駆動ローラとの間に摩擦
力を発生させ、その状態でモータによって駆動ローラを
回転させることによりカードの搬送を行うものである。
このような装置によって搬送されるカードには、磁気カ
ードの場合は磁気へンドが、またICカードの場合は接
触子が接触する。したがって、搬送装置には、それらの
接触圧を考慮した搬送能力がイ寸与されている。
[発明が解決しようとする課題1 ところが、カードの表面に汚れがある場合などには、駆
動ローラがスリップして十分な搬送力が得られないこと
がある。その場合、−旦スリップが生じると、駆動ロー
ラとカードとの間の摩擦力が極端に低下するため、カー
ドを装置内部の所定位置まで搬送することができなくな
り、その結果カードと本機との間でアクセスできなくな
ることがある。
本発明は、上記の事情を考慮し、多少のスリップが発生
しても、カードを目的の位置まで搬送できるようにした
カード搬送装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段1 本発明のカード搬送装置は、上記の問題点を解消するた
め次のように構成されている。
第1のカード搬送装置は、カード入出口から挿入された
カードを、駆動ローラ、従動ローラ間に挟み、モータに
よって駆動ローラを回転させることにより装置内部にカ
ードを搬送するカード搬送装置において、カード搬送開
始から所定時間経ても、装置内部所定位置にカードが達
しないときスリップと判断する手段と、該手段がスリッ
プと判断した際上記モータをチョッパ制御するモータ制
御手段と、を備えたことを特徴としている。
また、第2のカード搬送装置は、上の第1のカード搬送
装置のスリップ判断手段に代えて、モータの回転変化を
検出することによりスリップ判断を行う手段を設けたこ
とを特徴としている。
[作用1 0一ラ式搬送装置において、カードの表面に汚れなどが
あって駆動ローラがスリップした場合、カードは装置内
部の所定位置に当然到達する時間を経ても到達しない。
第1の装置においては、スリップ判断手段が、この時間
の超過をもって駆動ローラのスリップを判断する。そし
てスリップ判断をした場合は、そ−タ制御手段が、今ま
での連続回転制御からチョッパ制御に切り替える。即ち
、モータに対して電圧をパルス状に供給し、モータを断
続的に駆動する。
二こで、駆動ローラがカードに対してスリップしている
状態においては、駆動ローラとカード表面との間には動
摩擦が働いているが、−旦チタッパ制御にして駆動ロー
ラとカードとの間に一瞬略静止した状態が実現されると
、動摩擦より格段に大きな静摩擦に近い摩擦力が駆動ロ
ーラ、カード間に働く。
したがって、チ3ツバ制御により駆動ローラを断続的に
回転させることによって、スリップ率が抑えられ搬送力
が増加することになる。そして、軽いスリップ状態にあ
る場合などには、カードを確実に搬送でこるようになる
また、第2の装置の場合は、モータの回転変化に基づい
てスリップ判断を行う。ここで、判断の基準となる回転
変化について述べる。まず、カードが駆動ローラ、従動
ローラ間に挟まれていない場合は、駆動ローラは無負荷
状態で空転する。そのときのモータの回転速度は空転速
度NOである。
また、駆動ローラ、従動ローラ間にカードが挟まれ、し
かも駆動ローラがカードに対して自然スリップしている
場合は、動摩擦力が働くので空転より若干遅いものの空
転に近い速度Nsでモータが回転する。また、故意にカ
ードを搬送できないように押さえている場合は、同じス
リップ状態であっても、負荷の大きなスリップ回転状態
となるため、モータの回転はさらに遅くなる。このとき
の速度をNk とすると、Nk <Ns <Noの関係
がある。
したがって、この回転速度の変化を検出することにより
、上記3つの状態、空転、自然スリップ、故意によるス
リップ、を区別できる。そして、回転が自然スリップ相
当のときには、スリップ判断手段がスリップと判断する
。そして、その際にはモータ制御装置がモータをチョッ
パ制御する。以降は第1の装置の場合と同じ原理でカー
ドが目的位置まで搬送される。なお、上記判断が故意に
よるスリップである場合は、例えばカード排出動作を行
う。
[実施例] 以下、本発明をICカードリーグライタに適用した場合
の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
第1図は実施例のカード搬送装置の概略構成を示す。1
はカード入出口で、その内方近傍位置にはカードKを搬
送するための駆動ローラ2及び従動ローラ3が対にして
設けられている。従動ローラ3は板バネ4で付勢されて
おり、挿入されたカードKを、駆動ローラ2との間で所
定の接触圧をもって挟むことができるようになっている
また、その駆動ローラ2の奥側には、接触子5を有する
ヘッド6が、傾斜したガイド7に沿ってスライド自在に
設けられている。そして、カードKが装置内部に搬送さ
れると、ヘッド6がそれに押されて奥側に移動し、その
動作に伴ってヘッド6下面の接触子5がカードに上面の
接点に接触して、その状態でアクセスできるようになっ
ている。
上記駆動ローラ2は、減速機構を介して直流モータ10
に連結され、モータ10の回転方向を切り替えることに
より、搬入方向の搬送と排出方向の搬送ができるように
なっている。また、カード入出口1近傍には、カードK
が挿入されたことを検出するフロントリミットスイッチ
(以下、フロン)LSと略称する)11が設けられ、装
置奥部にはカードKが適正なアクセス可能位置に搬送さ
れたことを検出するリアリミットスイッチ(以下、リア
LSと略称する)12が設けられている。
20は、マイクロコンビエータを含む制御装置であり、
この制御装置20は、フロン)LSII、リアLS12
、及びモータ10の回転を検出する回転検出器13から
入力される信号に基づいて、モータ駆動回路14に駆動
信号を供給する。
この制御装置20は、タイマーを@元だスリップ判断手
段2OAを含んでおり、このスリップ判断手段2OAは
、フロン)LSIIがONしてから所定時間(通常の搬
送状態のときカードKがアクセス位置まで搬送されるに
要する時間)T経っても、リアLSI2から 「カード
がアクセス位置に米ましたよ」というカード検出信号が
入力されないとき、 「駆動ローラ2がカードKに対し
てスリップしているJと判断する機能を有している。
また、このスリップ判断手j520Aは、モータ10の
回転検出器13からの信号レベルにより、駆動ローラ2
が空転しているのか、自然スリップしているのか、故意
(人為的)にカードKが押えられて駆動ローラ2が不自
然な状態でスリップしているのか、を判別する機能も有
している。判別の基準としては、第7図に示すように、
A、Bの2つの値が与えられており、一定電圧印加した
ときのモータ回転数が、Aより上のときは空転、A以下
でかつ8以上のときは自然スリップ、Bより小さいとき
は故意によるスリップ、と判断するようになっている。
さらに、制御装置20は、モータ10を連続回転させる
べくモータ印加電圧を連続して一定に保つ「通常制御モ
ード」と、モータ10を断続的に回転させるべくモータ
印加電圧をパルス状とする「チョッパ制御モード」とを
択一的に選択してモータ制御信号を発するモータ制御手
段20Bを有している。
この場合のチョッパ制御モードとしては、パルスの周期
と、パルスの幅を変えた3つのモードが用意されている
。その3つのモードの違いを第4図〜第6図に示す。図
中実線はモータ印加電圧、二点鎖線はモータ回転数を示
す。チョッパモード1は、第4図に示すように、ある程
度長い周期で幅の短いパルス電圧を印加させるモードで
ある。
また、チョッパモード2は、チョッパモード1よりやや
周期を小さく、パルス幅を同じくしたモードである。チ
ョッパモード3は、幅の犬8い1回のパルス電圧を印加
するモードである。
次に、制御装置20の作動について説明する。
作動例として2つの場合を述べる。第1の例は第2図の
フローチャー1に示すように、スリップ判断を、搬送時
間のチエツクのみで行う場合の例である。したがって、
この制御を行う場合は回転検出器13は省略してもよい
。また、第2の例は第3図のフローチャートに示すよう
に、搬送時間のチエツクと併せてモータの回転変化に基
づいて、自然スリップか故意によるスリップかを判断す
る場合の例である。
まず、第1の例について、第1図、第2図を参照しなが
ら説明する。
カードKがカード入出口1から挿入されると、フロン)
LSIIがONして制御装置20が作動を開始し、第2
図の処理がスタートする。スタートの段階では、イニシ
ャライズが行われ、同時にモータ10が搬入方向に連続
回転してカードKを装置内部に搬送するとともに、タイ
マーが作動する。そして、リアLSI2が所定時間T内
にONしたら、モータ10が停止され、カードキャンチ
フラグがセットされて、次のテ゛−タ読み取り処理に移
る(ステップ101.102.103.104)。
所定時間をオーバーしてもリアLSI2がONしない場
合は、スリップ発生と判断され、ステップ102の判断
がYESとなる。そして、−旦モータ10が停止され(
ステップ105)、その後チョッパモード1でモータが
制御される (ステップ106)。この制御は所定時間
行われ、その後、リアLSI2の状態がチエツクされ(
ステップ107)、ON状態であれば、モータが停止さ
れる(ステップ103)。
また、リアLSI2がON状態でない場合は、次のステ
ップ108でカードKが抜き取られたか否かが判断され
る。抜き取られていなければ、次のチ3ツバモード2で
モータ制御が行われる (ステップ109)。抜き取ら
れている場合は、モータ10が停止され(ステップ11
8) 、エンドとなる。
チョッパモード2でもカードKが目的位置まで搬送され
ない場合は、チョッパモード3でモータが制御される(
ステップ112)。なお、各モードのチョッパ制御の後
には、その都度リアLSI2から状態がチエツクされ、
ONであればステップ103に進み、モータ10が停止
されて次の処理に移る。また、途中でカードKが抜き取
られた場合は、モータ10が停止してエンドとなる (
ステップ111.114.118)。
そして、最終的にチョッパモード3でモータ制御が行わ
れたにも拘わらず、リアLSI2がONしない場合は、
再度、ステップ105に戻って、チ3ツバモード1.2
.3を繰り返す。そして、これを3回繰り返しくステッ
プ115,116)でもカード搬送が行われない場合は
、カードKが排出され(ステップ1.17 ) 、そ−
タ10が停止され(ステップ118)でエンドとなる。
このような制御が行われた場合、スリップ脱出は次のよ
うに行われる。
まず、通常搬送においてはモータが連続回転してカード
Kを装置内部に搬送する。そこでカード表面の汚れなど
が原因でスリップが生じたとする。
そうすると、駆動ローラ2とカードにとの間の摩擦力が
極端に落ちる。摩擦係数が動摩擦係数になるからである
この状態でチョッパ制御が行われると、−瞬、駆動ロー
ラ2とカードにとが相対的に略静止した関係になり、駆
動ローラ2とカードにとの間に動摩擦より格段に大きな
静摩擦に近い摩擦力が働く。
したがって、チョッパ制御により駆動ローラ2が断続的
に回転させられことによって、スリップ率が抑えられ搬
送力が増加することになる。そして、軽いスリップ状態
にある場合などには、カードKが確実に目的の位置まで
搬送される。
この場合、チョッパモード1で搬送されないときには、
チョッパモード2、チョッパモード3が順次実行され、
順次平均電圧が高くなるので、そのときのスリップの状
況に合ったモードでカードが搬送されることになる。ま
た、各モードの実作が最大3回繰り返されるので、搬送
の確実性が増す。
次に、第2の制御の例を、l@3図の70−チャートを
参照しながら説明する。
この処理のスタートは第1の例の場合と同じである。ス
タートの段階では、イニシャライズが行われ、同時にモ
ータ10が搬入方向に連続回転してカードKを装置内部
に搬送するとともに、タイマーが作動する。そして、リ
アLS12の状態を監視しながら (ステップ201)
、モータの回転変化を検出し自然スリップか、故意によ
るスリ・ノブかが判断される(ステップ202)。故意
によるスリップ発生と判断された場合は直ちにカード排
出動作が実行され(ステップ219) 、モータ10が
停止される(ステップ220) 。
故意によるスリップ発生なしの場合は、所定時間T内に
リアLS12がONしたら、カードKが所定位置に達し
たということで、モータ10が停止され、カードキャッ
チフラグがセットされて、次のデータ読み取り処理に移
る(ステップ201.203.204.205)。
所定時間Tをオーバーしても、1J7Ls12がONし
ない場合は、自然スリップ発生と判断される(ステップ
203)。そして、−旦モータ10が停止され(ステッ
プ206)、その後、チョッパモード1でモータが制御
される(ステップ207)。以降の手順は、上述した第
1の制御例の場と略同じである。違う点は、チョッパモ
ード1.2.3が終了した後、再び自然スリップか、故
意スリップかを判断しくステップ216)、自然スリッ
プの場合は、再度ステップ206に戻って、チaツバモ
ーrを順次繰り返し、故意スリップの場合は、即カード
排出動作を行う (ステップ219)、という点である
この制御の場合、同じスリップによる搬送不能の状態で
あっても、故意によるスリップの場合はチョッパ制御を
行わずに即排出し、自然スリップの場合はチ3ツバ制御
により可能な限り目的位置まで搬送しようとする。した
がって、無駄な処理が省略される。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明のカード搬送装置によれば
、駆動ローラがスリップした場合、モータをチョッパ制
御するので、多少のスリップの場合は確実にカードを装
置内所定位置まで搬送できる。よって、信頼性の高い装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカード搬送装置の一実施例の構成
図、第2図はその制御70−チャートの一例を示す図、
第3図は制御70−チャートの池の例を示す図、第4図
−第6図は時間を横細、またモータ印加電圧、モータ回
転数を縦軸にして表わすチ3ツバモードの説明図であっ
て、第4図はチ、ツバモード1の図、第5図はチョッパ
モード2の図、第6図はチョッパモード3の図、第7図
は空転、自然スリップ、故意スリップの各場合のモータ
回転数の違いを表わす図である。 K・・・・・・カード、1・・・・・・カード入出口、
2・・・・・・駆動ローラ、3・・・・・・従動ローラ
、10・・・・・・モータ、13・・・・・・回転検出
器、20・・・・・・制御装置、2OA・・・・・・ス
リップ判断手段、20B・・・・・・モータ制御手段。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カード入出口から挿入されたカードを、駆動ロー
    ラ、従動ローラ間に挟み、モータによって駆動ローラを
    回転させることにより装置内部にカードを搬送するカー
    ド搬送装置において、 カード搬送開始から所定時間経ても装置内部所定位置に
    カードが達しないときスリップと判断する手段と、該手
    段がスリップと判断した際上記モータをチョッパ制御す
    るモータ制御手段と、を備えたことを特徴とするカード
    搬送装置。
  2. (2)カード入出口から挿入されたカードを、駆動ロー
    ラ、従動ローラ間に挟み、モータによって駆動ローラを
    回転させることにより装置内部にカードを搬送するカー
    ド搬送装置において、 上記モータの回転変化を検出することによりスリップ判
    断を行う手段と、該手段がスリップと判断した際上記モ
    ータをチョッパ制御するモータ制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とするカード搬送装置。
JP1043055A 1989-02-27 1989-02-27 カード搬送装置 Expired - Fee Related JPH0780582B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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