JP2014188499A - 媒体洗浄装置、媒体洗浄方法 - Google Patents

媒体洗浄装置、媒体洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】媒体の汚れ具合に応じて洗浄条件を適切に調整し、媒体の洗浄を確実かつ低コストで行う。
【解決手段】媒体洗浄装置10において、媒体100の洗浄に先立ち、検出部30で媒体100の汚れのレベルを検出し、これに基づいて制御部40で洗浄部20における媒体100の洗浄条件を調整するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、文字などの情報が記録されたシート状の媒体を洗浄する媒体洗浄装置、媒体洗浄方法に関する。
RFID(Radio Frequency IDentification)チップを内蔵したカードやシート等、シート状をなした媒体には、利用者が情報の一部を目視で認識できるよう、その外表面に文字等の情報が記録されることがある。このような媒体の外表面に記録された情報は、RFIDに記録された電子的な情報とともに、消去して新たな情報に書き換えることで、媒体を再利用することができる。このような再利用可能な媒体をリライタブルシート等と称している。
媒体の外表面に記録された文字等の情報は、サーマルヘッドで加熱することにより印刷されることが一般的であるが、サインペン等のインクで表示されることもある。ここで、上記インクによる表示や、媒体の使用により付着した軽微な汚れ(例えば手垢、塵、埃等)、媒体の使用環境が工場内の製造現場等である場合に付着する可能性のある油分(例えば防錆剤、機械油等)を消去するには、例えば特許文献1に開示されたような媒体洗浄装置が用いられている。
特許文献1に記載の媒体洗浄装置は、洗浄液を付着させた上下の洗浄ローラ間に媒体を通すことによって、各洗浄ローラに付着している洗浄液で媒体の両面を洗浄する構成となっている。
特開2011−72918号公報
しかしながら、媒体が例えば工場内の製造現場で用いられるものである場合や、媒体の使用環境が様々に異なる場合、汚れの付着度合いが媒体ごとに異なる。このような場合、特許文献1に記載の媒体洗浄装置においても、一度洗浄しただけでは汚れを落としきれないようなこともある。
このような場合、作業者が洗浄後の媒体の汚れの残り具合を目視で確認し、汚れが落ち切っていない場合にはその媒体を再度媒体洗浄装置に投入して洗浄を繰り返すことができる。しかし、これでは言うまでもなく手間がかかる。
また、媒体洗浄装置に投入するに先立って、作業者が媒体の汚れ具合を目視で確認し、それに応じて媒体の洗浄時間を変えるよう、洗浄時間の設定等を行うこともできる。しかしこの場合、洗浄時間の調整は、作業者のスキル等に左右され、適切な調整が行えるとは限らない。例えば、洗浄時間を長くしても、汚れが落ち切らない場合もあるし、逆に、洗浄時間が長すぎれば、汚れは十分に落ちても、洗浄液の消費量が増えて不経済となる。
そこでなされた本発明の目的は、媒体の汚れ具合に応じて洗浄条件を適切に調整し、媒体の洗浄を確実かつ低コストで行うことのできる媒体洗浄装置、媒体洗浄方法を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明は、シート状の媒体を所定の搬送経路に沿って搬送しながら前記搬送経路に沿って設けられた洗浄部によって洗浄する媒体洗浄装置であって、前記洗浄部の上流で媒体の汚れのレベルを検出する検出部と、該検出部で検出された前記レベルに応じて前記洗浄部における前記媒体の洗浄条件を調整する制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、シート状の媒体を所定の搬送経路に沿って搬送しながら洗浄する媒体洗浄方法であって、前記媒体の汚れのレベルを検出する工程と、検出された前記汚れのレベルに応じて前記媒体の洗浄条件を調整する工程と、調整された前記洗浄条件で前記媒体を洗浄する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、媒体の汚れ具合に応じて洗浄条件を適切に調整し、媒体の洗浄を確実かつ低コストで行うことができる。
第一の実施形態にかかる媒体洗浄装置の機能的な構成を示す図である。 第二の本実施形態にかかる媒体洗浄方法の流れを示す図である。 第三の実施形態にかかる媒体洗浄装置の構成を示す図である。 媒体洗浄装置の媒体供給部および検出部の構成を示す要部拡大図である。 図4に示した媒体供給部が動作した状態を示す図である。 媒体洗浄装置の検査部および媒体排出部の構成を示す要部拡大図である。 第三の実施形態にかかるシート洗浄方法の流れを示す図である。 図7に続く流れを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による媒体洗浄装置、媒体洗浄方法を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態にかかる媒体洗浄装置10の機能的な構成を示す図である。
この図1に示すように、媒体洗浄装置10は、シート状の媒体100を所定の搬送経路Rに沿って搬送しながら搬送経路Rに沿って設けられた洗浄部20によって洗浄する。この媒体洗浄装置10は、洗浄部20の上流で媒体100の汚れのレベルを検出する検出部30と、検出部30で検出されたレベルに応じて洗浄部20における前記媒体100の洗浄条件を調整する制御部40と、を有して構成されている。
この媒体洗浄装置10によれば、媒体100の洗浄に先立ち、検出部30で媒体100の汚れのレベルを検出し、これに基づいて制御部40で洗浄部20における媒体100の洗浄条件を調整するようにした。これにより、洗浄部20においては、媒体100の汚れのレベルに応じた適切な洗浄条件で媒体100を洗浄できるので、媒体100の洗浄を確実に行うことができ、また過度に洗浄剤を消費することもなく、低コスト化を図ることができる。
(第二の実施形態)
次に、本発明にかかる媒体洗浄方法の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態にかかる媒体洗浄方法の流れを示す図である。
この図2に示すように、媒体を所定の搬送経路に沿って搬送しながら洗浄する媒体洗浄方法であって、媒体の汚れのレベルを検出する工程(ステップS1)と、検出された汚れのレベルに応じて媒体の洗浄条件を調整する工程(ステップS2)と、調整された洗浄条件で媒体を洗浄する工程(ステップS3)と、を有することを特徴とする。
この媒体洗浄方法によれば、媒体の汚れのレベルに応じた適切な洗浄条件で媒体を洗浄できるので、媒体の洗浄を確実に行うことができ、また過度に洗浄剤を消費することもなく、低コスト化を図ることができる。
(第三の実施形態)
次に、本発明にかかる媒体洗浄装置、媒体洗浄方法の第三の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第三の実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図3は、第三の実施形態にかかる媒体洗浄装置の構成を示す図である。図4は、媒体洗浄装置の媒体供給部および検出部の構成を示す要部拡大図、図5は、図4に示した媒体供給部が動作した状態を示す図、図6は、媒体洗浄装置の検査部および媒体排出部の構成を示す要部拡大図である。
図3に示すように、シート洗浄装置10は、シート100の搬送経路Rに沿って、上流側から下流側に向けて、搬送経路Rにシート100を供給するシート供給部50と、シート100の汚れのレベルを検出する検出部30と、シート100を洗浄する洗浄部20と、洗浄されたシート100の汚れのレベルの検査を行う検査部60と、シート100を排出するシート排出部70と、を備えている。
図3、図4、図5に示すように、シート供給部50は、洗浄すべきシート100を複数枚重畳させた状態で搭載するホッパテーブル51と、ホッパテーブル51上におけるシート100の有無を検出するシート検出センサ52と、ホッパテーブル51が所定の位置まで上昇したことを検出するホッパ上昇センサ53と、ホッパテーブル51上のシート100を一枚ずつ搬送経路Rに沿って送り出す送り出しローラ54A,54Bと、を備えている。
ホッパテーブル51は、水平面内に位置した状態のまま、図示しない昇降機構により、上下方向に昇降駆動される。このホッパテーブル51は、シート洗浄装置10全体の動作を司る制御部40により昇降機構の動作が制御され、シート100の厚さに応じたピッチで、順次上昇できるようになっている。
また、このホッパテーブル51には、その上下を貫通する貫通孔51aが形成されている。
シート検出センサ52は、ホッパテーブル51の上方に配置されたセンサ本体52aに、センサアーム52bが鉛直面内で揺動可能に設けられている。このセンサアーム52bは、先端部52cがセンサ本体52aに対して斜め下方を向くよう設けられている。このシート検出センサ52は、ホッパテーブル51上にシート100が搭載されていない場合には、図5中に点線で示したように、ホッパテーブル51の貫通孔51a内にセンサアーム52bの先端部52cが入り込むことによって、センサアーム52bが揺動しないよう設けられている。そして、ホッパテーブル51上にシート100が搭載されている場合には、ホッパテーブル51が上昇して、最上部のシート100が搬送経路Rと同レベルにまで上昇することによって、図5に実線で示したように、シート100の上面にセンサアーム52bの先端部52cが当たって上方に押し上げられるようになっている。センサ本体52aは、このときのセンサアーム52bの揺動動作を検知し、所定の検知信号を制御部40に出力するようになっている。
ホッパ上昇センサ53は、送り出しローラ54Aを支持する支持アーム53aと、この支持アーム53aと一体に設けられて鉛直方向に延在するロッド53bと、ロッド53bの上下動を検出するセンサ本体53cと、を備えている。
このホッパ上昇センサ53は、ホッパテーブル51に搭載された最上部のシート100が搬送経路Rよりも少し下方のレベルにまで上昇してきた時点で、最上部のシート100の上面に送り出しローラ54Aが突き当たるようになっている。ホッパテーブル51がさらに上昇すると、送り出しローラ54Aとともに支持アーム53aおよびロッド53bが上昇する。そして、最上部のシート100が搬送経路Rと同レベルまで上昇したときのロッド53bの位置をセンサ本体53cで検出し、所定の検知信号を制御部40に出力するようになっている。
送り出しローラ54A,54Bは、不図示のモータによって所定の方向に回転駆動され、ホッパテーブル51で搬送経路Rと同レベルにある最上部のシート100を、搬送経路Rに沿って下流側の検出部30に向けて送り出す。この送り出しローラ54A,54Bの送り出し動作は、制御部40によって制御されており、シート検出センサ52でホッパテーブル51上にシート100が搭載されており、かつ、ホッパ上昇センサ53で最上部のシート100が搬送経路Rと同レベルにまで上昇したことを検知した場合に、シート100の送り出し動作を行うようになっている。
図3に示すように、洗浄部20は、たとえば、界面活性洗浄液を用いた洗浄、アルカリ性洗浄液を用いた洗浄、水を用いた洗浄の3段階の洗浄を行う。これらの洗浄をそれぞれ行う機構として、洗浄部20は、第1洗浄機構20A、第2洗浄機構20B、第3洗浄機構20Cを、搬送経路Rに沿って上流側から下流側に順に備えている。第1洗浄機構20Aは、界面活性洗浄液を用いた洗浄を行う。第2洗浄機構20Bは、アルカリ性洗浄液を用いた洗浄を行う。第3洗浄機構20Cは、水を用いた洗浄を行う。各機構は、用いる洗浄液の種類が異なるのみで、構造的には同様である。
第1洗浄機構20A、第2洗浄機構20B、第3洗浄機構20Cは、それぞれ、搬送経路Rの上方に搬送方向に沿って間隔を隔てて配置された上部洗浄ローラ21a、21bおよび上部拭取りローラ21cと、搬送経路Rの下方に上部洗浄ローラ21a、21b、21cと対向して配置された下部洗浄ローラ21d、21eおよび下部拭取りローラ21fと、からなるローラ群21、を備える。このローラ群21は、制御部40によって不図示のモータの作動が制御されることによって回転駆動される。
上部洗浄ローラ21a、21bと、下部洗浄ローラ21d、21eの下方には、洗浄液タンク22が設置されている。第1洗浄機構20Aの洗浄液タンク22内には、界面活性洗浄液が収容され、第2洗浄機構20Bの洗浄液タンク22内には、アルカリ性洗浄液が収容され、第3洗浄機構20Cの洗浄液タンク22内には、水が収容されている。
上部洗浄ローラ21a、21bと、下部洗浄ローラ21d、21eとの間には、ノズル23が設けられている。このノズル23は、洗浄液タンク22と、下部ホース24、ポンプ25、上部ホース26を介して接続されており、洗浄液タンク22内の洗浄液を、ポンプ25で吸い上げ、ノズル23に形成された図示しないノズル孔から上部洗浄ローラ21a、21bおよび下部洗浄ローラ21d、21eに洗浄液を噴射する。このようにして、上部洗浄ローラ21a、21bおよび下部洗浄ローラ21d、21eには、表面に洗浄液が付着する。
表面に洗浄液が付着し、回転駆動される上部洗浄ローラ21a、21bおよび下部洗浄ローラ21d、21eの間をシート100が通過することで、洗浄液によりシート100の表面が洗浄される。
洗浄液タンク22の上部には、上方に開口した不図示の開口部が形成されており、上部洗浄ローラ21a、21bおよび下部洗浄ローラ21d、21eから下方に流れ落ちる洗浄液が洗浄液タンク22内に回収される。これによって、洗浄液が循環できるようになっている。
上部洗浄ローラ21a、21bおよび下部洗浄ローラ21d、21eの下流側に配置された上部拭取りローラ21cおよび下部拭取りローラ21fは、上部洗浄ローラ21a、21bおよび下部洗浄ローラ21d、21eによってシート100の上下面に付着した洗浄液を拭取る。
また、洗浄部20の最上流側には、シート100を搬送する上下一対の搬送ローラ27a,27bと、搬送ローラ27a,27bを経たシート100を検出する通過検出センサ28が設けられている。通過検出センサ28は、搬送ローラ27から送り出されたシート100を検出すると、制御部40に所定の信号を出力する。制御部40は、通過検出センサ28からの信号を受け取ると、上記ローラ群21およびポンプ25を作動させ、シート100の洗浄を開始するようになっている。
上記洗浄部20により、シート100は、第1洗浄機構20A、第2洗浄機構20B、第3洗浄機構20Cを順次経ることで、界面活性洗浄液による洗浄および拭取り、アルカリ性洗浄液による洗浄および拭取り、水を用いた洗浄および拭取りを順次行う。
また、洗浄部20には、搬送経路Rの一方の側に、シート100に備えられたRFIDタグに記憶された電子的な情報を消去するRFIDリードライト部29を備えるようにしてもよい。
図5に示すように、検出部30は、上記洗浄部20の上流側に設けられている。検出部30は、シート100を搬送経路Rに沿って搬送する搬送ローラ31a,31bと、搬送ローラ31a,31bで送り出されたシート100の通過を検出する通過検出センサ32と、搬送ローラ31a,31bを駆動するモータの駆動ステップ数をカウントするステップ数カウント部33と、搬送ローラ31a,31bで送り出されたシート100の汚れのレベルを判定する汚れレベル判定部34と、を備える。ここで、ステップ数カウント部33および汚れレベル判定部34は、制御部40とともに、コンピュータ装置によって機能的に実現されるものである。
搬送ローラ31a,31bは、搬送経路Rの上下に対向配置され、不図示のモータによって回転駆動されて、シートと100を搬送するためシート100の上下面に接触しながら回転する。ここで、搬送ローラ31a,31bは、シート100の表面が汚れている場合、特に、防錆剤、機械油等の油分により汚れている場合、シート100の上下面との間で滑り(スリップ)が生じる。
通過検出センサ32は、搬送ローラ31a,31bで送り出されたシート100の先端100aと後端100bとが通過したときに、信号のON/OFFが切り替わることで、先端100aと後端100bの通過タイミングを検出する。
ステップ数カウント部33は、通過検出センサ32において、シート100の先端100aの通過を検出したときから、後端100bの通過を検出するまでの間の、搬送ローラ31a,31bを駆動するモータの駆動ステップ数p2をカウントする。カウントされた駆動ステップ数p2は、搬送ローラ31a,31bの回転量(回転周長)に比例したものとなる。つまり、シート100のスリップ量が多ければ、搬送ローラ31a,31bはシート100の先端100aから後端100bまでを送り出すのに、より大きな回転量が必要となり、それに応じて駆動ステップ数p2は大きくなる。
汚れレベル判定部34は、搬送ローラ31a,31bで送り出されたシート100の汚れのレベルを、基準値との比較により判定する。
すなわち、汚れが生じておらず、十分に洗浄がなされたシート100を搬送ローラ31a,31bで送り出した場合に、ステップ数カウント部33においてカウントされる駆動ステップ数を基準値p1とし、汚れレベル判定部34においては、この基準値p1を予め記憶している。
ここで、基準値p1は、新品のシート100、あるいは目視で十分に汚れが落ちていると認識できるシート100を用い、実際に搬送ローラ31a,31bで搬送を行うことによって設定してもよいが、シート100の長さや素材等によって定まる理論値をそのまま基準値p1としてもよい。
そして、この基準値p1に対する、実際にカウントされた上記駆動ステップ数p2との比に応じて、シート100の汚れ具合を複数段階のレベルで評価する。
例えば、
駆動ステップ数p2≦閾値s1(=基準値p1×1.2):汚れ具合「小」
閾値s1<駆動ステップ数p2≦閾値s2(=基準値p1×1.5):汚れ具合「中」
閾値s2<駆動ステップ数p2:汚れ具合「大」
といったように評価する。
汚れレベル判定部34は、このレベルの評価結果を、シート100の汚れのレベルの検出結果とし、その検出結果を制御部40に伝達する。
制御部40は、検出部30で検出された汚れのレベルに応じて、洗浄部20におけるシート100の洗浄条件を調整する。具体的には、制御部40は、シート100が洗浄部20を通過する時間の長さを変動させることによって洗浄条件を調整する。
より具体例をあげると、以下に例示するような複数の洗浄モードを予め設定しておく。
汚れ具合「小」の場合:シート100の汚れは少ないと判断し、洗浄部20におけるシート100の搬送速度を上げて必要最低限の洗浄液で洗浄を行う(通常洗浄モード)。
汚れ具合「中」の場合:シート100の汚れが酷いと判断し、洗浄部20におけるシート100の搬送速度を落とし、洗浄液を多くかけて洗浄する(高洗浄モード)。
汚れ具合「大」の場合:シート100の汚れがかなり酷いと判断し、洗浄部20におけるシート100の搬送速度を落とし、更に洗浄部20を往復させて、洗浄する(強力洗浄モード)。
なお、上記に例示した、汚れ具合に応じた、シート100の搬送速度、洗浄液の量を互いに異ならせた複数の洗浄モードは、制御部40に設定された記憶部に記憶されている。
そして、制御部40は、上記の記憶された複数の洗浄モードの中から、上記汚れレベル判定部34で判定されたシート100の汚れレベルの評価結果に対応した洗浄モードを選択する。そして、制御部40は、選択された洗浄モードで洗浄部20のローラ群21とポンプ25を駆動する。
図6に示すように、検査部60は、洗浄部20の下流側に設けられている。検査部60は、シート100を搬送経路Rに沿って搬送する搬送ローラ61a,61bと、搬送ローラ61a,61bで送り出されたシート100の通過を検出する通過検出センサ62と、搬送ローラ61a,61bを駆動するモータの駆動ステップ数をカウントするステップ数カウント部63と、搬送ローラ61a,61bで送り出されたシート100の洗浄具合の良否を判定する洗浄状態判定部64と、を備える。ここで、ステップ数カウント部63および洗浄状態判定部64は、制御部40とともにコンピュータ装置の一部として機能的に実現されるものである。
搬送ローラ61a,61bは、搬送経路Rの上下に対向配置され、不図示のモータによって回転駆動されて、シートと100を搬送するためシート100の上下面に接触しながら回転する。
通過検出センサ62は、搬送ローラ61a,61bで送り出されたシート100の先端100aと後端100bとが通過したときに、信号のON/OFFが切り替わることで、先端100aと後端100bの通過タイミングを検出する。
ステップ数カウント部63は、通過検出センサ62において、シート100の先端100aの通過を検出したときから、後端100bの通過を検出するまでの間の、搬送ローラ61a,61bを駆動するモータの駆動ステップ数p3をカウントする。
洗浄状態判定部64は、洗浄部20を経たシート100の洗浄具合の良否を、汚れ具合の判定にも用いた基準値p1に基づいて判定する。
例えば、
駆動ステップ数p3≦基準値p1の場合:シート100の汚れが落ちており、正常に洗浄が行われたものとして判定する。
駆動ステップ数p3>基準値p1の場合:シート100の汚れが取り切れていないと判定する。
洗浄状態判定部64は、この判定結果を制御部40に伝達する。制御部40は、伝達された判定結果に基づき、正常に洗浄が行われた場合は、シート100をシート排出部70に排出する。一方、正常に洗浄が行われなかった場合には、シート100を洗浄部20に戻し、再度洗浄を行うようにする。
また、検査部60には、シート100の表面に感熱プリント技術により印字等の表示がなされている場合に、その表示を消去するための消去ヘッド67を備えるようにしてもよい。この消去ヘッド67は、シート100の表面に熱をかけつつ、シート100の表面に接触することで、表示を消去する。
シート排出部70は、シート100を搬送経路Rに沿って搬送する搬送ローラ71a,71bと、搬送ローラ71a,71bで送り出されたシート100の通過を検出する通過検出センサ72と、正常に洗浄がなされたシート100を回収するスタッカー73と、正常に洗浄になされなかったと判定されたシート100を回収する異常品スタッカー74と、を備える。
通過検出センサ72は、シート100の後端の通過を検出した場合、所定の信号を制御部40に伝達する。すると、制御部40は、ローラ群21およびポンプ25等の作動を停止させることができる。
また、スタッカー73と異常品スタッカー74は、搬送ローラ71a,71bから送り出されるシート100の受け取りの可能な位置に、不図示の移動機構により交互に移動可能とされている。そして、検査部60における判定結果に基づき、正常に洗浄がなされたと判定された場合には、スタッカー73でシート100を回収し、正常に洗浄になされなかったと判定された場合には、異常品スタッカー74でシート100を回収する。
次に、上記したようなシート洗浄装置10におけるシート洗浄方法について説明する。
図7は、本実施形態にかかるシート洗浄方法の流れを示す図である。
まず、シート供給部50において、ホッパテーブル51上に1枚以上のシート100を搭載して、シート洗浄装置10を作動させる。
そして、シート検出センサ52とホッパ上昇センサ53の双方がONになっているか否かを判定する(ステップS101)。
その結果、双方がONになっていない限り、ホッパテーブル51の上昇を続け(ステップS102)、双方がONになった時点で、ホッパテーブル51の上昇を停止させる(ステップS103)。
次いで、搬送ローラ31a,31bを駆動するモータを駆動して、ホッパテーブル51上の最上部のシート100を搬送経路Rに沿って送り出す(ステップS104)。
そして、通過検出センサ32でシート100の先端100aの通過を検知し次第、ステップ数カウント部33でモータの駆動ステップ数p2をカウントし始める(ステップS105、S106)。
その後、通過検出センサ32でシート100の後端100bの通過を検知したら、その時点での駆動ステップ数p2をステップ数カウント部33で記憶する(ステップS107、S108)。
次に、汚れレベル判定部34において、シート100の汚れのレベルを判定する。
まず、駆動ステップ数p2が、閾値s1(=基準値p1×1.2)以下であるか否かを判定する(ステップS109)。
条件を満足する場合、汚れ具合「小」であるとして、洗浄モードを通常洗浄モードに決定する(ステップS110)。
また、条件を満足しない場合、駆動ステップ数p2が閾値s2(=基準値p×1.5)以下であるか否かを判定する(ステップS111)。
その結果、ステップS111の条件を満足する場合は、汚れ具合「中」であるとして、洗浄モードを高洗浄モードに設定する(ステップS112)。
また、ステップS111の条件を満足しない場合は、汚れ具合「大」であるとして、洗浄モードを強力洗浄モードに設定する(ステップS113)。
洗浄部20では、ステップS110,S112,S113で設定された洗浄モードで、シート100の洗浄を行う。
洗浄部20を経たシート100は、図8に示す流れで検査部60、シート排出部70において処理される。
検査部60においては、まず、搬送ローラ61a,61bの駆動モータを駆動させる(ステップS201)。
そして、通過検出センサ62で洗浄部20を経たシート100の先端100aを検出し次第、ステップ数カウント部63で、搬送ローラ61a,61bを駆動するモータの駆動ステップ数をカウントする(ステップS202,S203)。
その後、通過検出センサ62で、シート100の後端100bを検出したら、その時点での搬送ローラ61a,61bを駆動するモータの駆動ステップ数p3を記憶する(ステップS204,S205)。
洗浄状態判定部64は、洗浄部20を経たシート100の洗浄具合の良否を、汚れ具合の判定にも用いた基準値p1に基づいて、駆動ステップ数p3≦基準値p1という条件を満足するか否かを判定する(ステップS206)。
そして、条件を満足する場合には、シート100の汚れが落ちており、洗浄が成功したものとして判定し、シート100をシート排出部70に排出する(ステップS207)。また、条件を満足しない場合、シート100の汚れが取り切れておらず洗浄が失敗したと判定し、シート100を洗浄部20に戻し、再度洗浄を行う(ステップS208)。
ところで、上記において、検出した駆動ステップ数p2を、洗浄部20において選択された洗浄モードと、検査部60における検査結果とに関連付けて、履歴データとして記憶させるようにしてもよい。
その場合、通常洗浄モード、高洗浄モード、強力洗浄モードのそれぞれにおいて、例えば、「履歴データのうち、洗浄が成功したときの駆動ステップ数p2の最大値」と「履歴データのうち、洗浄が失敗したときの、駆動ステップ数p2の最小値」との平均値を、新たな閾値s1、s2として更新することができる。
上述したようなシート洗浄装置10によれば、シート100の洗浄に先立ち、検出部30でシート100の汚れのレベルを検出し、これに基づいて洗浄部20におけるシート100の洗浄条件を調整するようにした。これにより、洗浄部20においては、シート100の汚れのレベルに応じた適切な洗浄条件でシート100を洗浄できるので、シート100の洗浄を確実に行うことができ、また過度に洗浄剤を消費することもなく、低コスト化を図ることができる。
また、検出部30は、シート100を搬送経路Rに沿って搬送するためシート100に接触しながら回転する搬送ローラ31a,31bのスリップ量を検出し、検出されたスリップ量から汚れのレベルを検出するようにした。これにより、例えばシート100の汚れの度合いの判定に画像処理等を用いる場合に比較して、シート100の汚れのレベルを低コストで簡便に検出することができる。
また、検出部30は、通過検出センサ32をシート100が通過する間、搬送ローラ31a,31bを駆動するモータの駆動ステップ数p2をカウントし、カウントされた駆動ステップ数p2を、予め設定された基準値p1と比較することにより、シート100のスリップ量を演算するようにした。これによって、シート100のスリップ量を容易かつ正確に把握することができる。
さらに、制御部40は、シート100が洗浄部20を通過する時間を変動させることによって洗浄条件を調整するようにした。これにより、シート100の汚れがひどい場合には洗浄時間を長くして洗浄に行い、汚れが軽微である場合には、洗浄時間を短くして洗浄液の使用量を抑えることができる。
加えて、制御部40は、シート100の汚れのレベルに応じて予め設定された複数の洗浄モードを記憶し、洗浄モードに応じて洗浄部20を駆動するようにした。これにより、洗浄部20における洗浄条件の調整を容易に行うことができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、シート100の汚れのレベルを検出するのに、シート100を搬送するときのスリップ量を用いたが、これに限るものではなく、例えば、画像処理や、センサで汚れを検出するようにしてもよい。
また、洗浄部20においては、汚れのレベルに応じて洗浄時間を変えるようにしたが、例えば、複数種の洗浄液を備えている場合には、洗浄液の種類を切り替えたり、洗浄液の噴射量を変えてもよい。また、複数の洗浄液ごとに、洗浄時間を変えてもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10 媒体洗浄装置
20 洗浄部
30 検出部
31a,31b 搬送ローラ
32 通過検出センサ
40 制御部
100 媒体
100a 先端
100b 後端
R 搬送経路

Claims (6)

  1. シート状の媒体を所定の搬送経路に沿って搬送しながら前記搬送経路に沿って設けられた洗浄部によって洗浄する媒体洗浄装置であって、
    前記洗浄部の上流で媒体の汚れのレベルを検出する検出部と、
    該検出部で検出された前記レベルに応じて前記洗浄部における前記媒体の洗浄条件を調整する制御部と、
    を有することを特徴とする媒体洗浄装置。
  2. 前記検出部は、前記媒体を前記搬送経路に沿って搬送するため前記媒体に接触しながら回転する搬送ローラのスリップ量を検出し、検出された前記スリップ量から前記汚れのレベルを検出することを特徴とする請求項1に記載の媒体洗浄装置。
  3. 前記検出部は、前記搬送ローラで送り出された前記媒体の通過を検出する通過検出センサを備え、
    前記通過検出センサを前記媒体が通過する間、前記搬送ローラを駆動するモータの駆動ステップ数をカウントし、
    カウントされた前記駆動ステップ数を、予め設定された基準駆動ステップ数と比較することにより、前記媒体のスリップ量を演算することを特徴とする請求項2に記載の媒体洗浄装置。
  4. 前記制御部は、前記媒体が前記洗浄部を通過する時間を変動させることによって洗浄条件を調整することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の媒体洗浄装置。
  5. 前記制御部は、前記媒体の汚れのレベルに応じて予め設定された複数の洗浄モードを記憶する記憶部を有し、
    前記洗浄モードに応じて前記洗浄部を駆動することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の媒体洗浄装置。
  6. シート状の媒体を所定の搬送経路に沿って搬送しながら洗浄する媒体洗浄方法であって、
    前記媒体の汚れのレベルを検出する工程と、
    検出された前記汚れのレベルに応じて前記媒体の洗浄条件を調整する工程と、
    調整された前記洗浄条件で前記媒体を洗浄する工程と、
    を有することを特徴とする媒体洗浄方法。
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