JPH02169430A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPH02169430A JPH02169430A JP63321982A JP32198288A JPH02169430A JP H02169430 A JPH02169430 A JP H02169430A JP 63321982 A JP63321982 A JP 63321982A JP 32198288 A JP32198288 A JP 32198288A JP H02169430 A JPH02169430 A JP H02169430A
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- conveyance
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- conveying
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金融機関において、キャッシュカード等を使
用して取引を行なう自動取引装置に関する。
用して取引を行なう自動取引装置に関する。
(従来の技術)
銀行等で、預貯金の引出し、預入、振込等に使用されて
いる現金自動取引装置においては、いわゆるキャッシュ
カードの取扱いが必須のものとなっている。即ち、一般
に、現金自動取引装置では、キャッシュカードをカード
挿入口から受入れて当該カードに記録された情報に基づ
いて取引処理を行なう。そして、取引終了後、カードを
受入れたカード挿入口からカードを返却する。
いる現金自動取引装置においては、いわゆるキャッシュ
カードの取扱いが必須のものとなっている。即ち、一般
に、現金自動取引装置では、キャッシュカードをカード
挿入口から受入れて当該カードに記録された情報に基づ
いて取引処理を行なう。そして、取引終了後、カードを
受入れたカード挿入口からカードを返却する。
第2図は、従来の現金自動取引装置の構成を示す断面図
である。また、第3図は、第2図の要部の斜視図であり
、第4図は、第2図のrV−IV線断面図である。
である。また、第3図は、第2図の要部の斜視図であり
、第4図は、第2図のrV−IV線断面図である。
第2図に示す装置は、カード挿入口31とカード搬送機
32とから成る。
32とから成る。
カード挿入口31は、装置の外壁に穿設されたスロット
から成る。
から成る。
カード搬送機32は、1列に順に配置された5対のカー
ド走行用ローラ33と動力用のモータ36とから成る。
ド走行用ローラ33と動力用のモータ36とから成る。
カード走行用ローラ33は、第3図に示すように、その
回転軸33aにプーリ33bが連結されている。また、
各プーリ33bには、ベルト34が掛は渡されている。
回転軸33aにプーリ33bが連結されている。また、
各プーリ33bには、ベルト34が掛は渡されている。
そして、第2図最右端の下側に位置する走行用ローラ3
3には、第3図に示すように、その回転軸33aに小径
のプーリ33cが連結されている。モータ36の出力軸
には、プーリ36aが連結されている。そして、このプ
ーリ36aとプーリ33cとの間には、ベルト35が欠
けられている。即ち、第3図の実線に示す各ローラ33
は、モータ36により一斉に同一方向に回転するよう駆
動される。また、各ローラ33に外接するよう配置され
た破線に示す各ローラ33は、互いに下段のローラと同
様のプーリとベルトを介して連結され、下段のローラの
回転に追従して回転するよう構成されている。また、第
4図に示すように、カード搬送機32の両側の壁部には
、当該カード搬送機32に沿って平行に、溝37が形成
されている。そして、カードCは、その両端が溝37に
挿通されて搬送される。従って、カードCは、第2図に
示すように、それぞれ対になった各ローラに挟まれて、
第4図に示した溝37に沿って前後に搬送される。
3には、第3図に示すように、その回転軸33aに小径
のプーリ33cが連結されている。モータ36の出力軸
には、プーリ36aが連結されている。そして、このプ
ーリ36aとプーリ33cとの間には、ベルト35が欠
けられている。即ち、第3図の実線に示す各ローラ33
は、モータ36により一斉に同一方向に回転するよう駆
動される。また、各ローラ33に外接するよう配置され
た破線に示す各ローラ33は、互いに下段のローラと同
様のプーリとベルトを介して連結され、下段のローラの
回転に追従して回転するよう構成されている。また、第
4図に示すように、カード搬送機32の両側の壁部には
、当該カード搬送機32に沿って平行に、溝37が形成
されている。そして、カードCは、その両端が溝37に
挿通されて搬送される。従って、カードCは、第2図に
示すように、それぞれ対になった各ローラに挟まれて、
第4図に示した溝37に沿って前後に搬送される。
また、第2図に示すように、カード搬送機32の途中に
は、カードCの情報の読取り及び書込みを行なうリード
ライトヘッド40が設けられている。また、カード搬送
機32の搬送路の各箇所には、カードの位置を検出する
センサ41〜45が設けられている。即ち、カード挿入
口31には、カード挿入ロセンサ41が設けられており
、各カード走行用ローラ33の近傍には、カード走行監
視センサ42〜45がそれぞれ設けられている。これら
のセンサ41〜45は、カードCが当該センサ位置に存
在するとき、これを光学的に検出して図示しない制御装
置に検出信号を送る。
は、カードCの情報の読取り及び書込みを行なうリード
ライトヘッド40が設けられている。また、カード搬送
機32の搬送路の各箇所には、カードの位置を検出する
センサ41〜45が設けられている。即ち、カード挿入
口31には、カード挿入ロセンサ41が設けられており
、各カード走行用ローラ33の近傍には、カード走行監
視センサ42〜45がそれぞれ設けられている。これら
のセンサ41〜45は、カードCが当該センサ位置に存
在するとき、これを光学的に検出して図示しない制御装
置に検出信号を送る。
以上の装置は、カードをカード挿入口31から取込み、
カード先端をセンサ43が検出するまで(第2図01に
示す位置まで)搬送後、リードライトヘッド40による
カードの情報読取りを開始する。センサ44がカードC
の先端を検出すると読取りを終了し、取引終了後はカー
ドを逆送して同図02に示す位置でカード挿入口1から
顧客に返却する。また、第2図に示すように、カード搬
送機32の右側には、顧客に返却されなかったカードを
取込むカード取込ボックス39が設けられている。
カード先端をセンサ43が検出するまで(第2図01に
示す位置まで)搬送後、リードライトヘッド40による
カードの情報読取りを開始する。センサ44がカードC
の先端を検出すると読取りを終了し、取引終了後はカー
ドを逆送して同図02に示す位置でカード挿入口1から
顧客に返却する。また、第2図に示すように、カード搬
送機32の右側には、顧客に返却されなかったカードを
取込むカード取込ボックス39が設けられている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、第2図に示したような装置において、カード
を一方向へ走行させる場合、カードが正常に搬送される
よう、その搬送状態が監視される。
を一方向へ走行させる場合、カードが正常に搬送される
よう、その搬送状態が監視される。
具体的には、例えば、第2図に示したセンサ43からセ
ンサ44にカードが到達するまでに要する走行監視時間
を予め設定しておき、その時間を大幅に越えてもカード
がセンサ44によって検出されなかった場合には、搬送
障害が生じたと判断し、モータ36を停止する。搬送障
害の原因としては、例えば、モータネ良、ベルト外れ、
ローラ間のギャップ調整不良、あるいはカード自体の変
形による形状不良等が挙げられる。
ンサ44にカードが到達するまでに要する走行監視時間
を予め設定しておき、その時間を大幅に越えてもカード
がセンサ44によって検出されなかった場合には、搬送
障害が生じたと判断し、モータ36を停止する。搬送障
害の原因としては、例えば、モータネ良、ベルト外れ、
ローラ間のギャップ調整不良、あるいはカード自体の変
形による形状不良等が挙げられる。
上記原因のうち、モータネ良やベルト外れについては、
装置の稼働を停止し、専任のサービスマンの招請が必要
となる。ところが、ギャップ調整不良やカード変形によ
る形状不良については、必ずしも致命的な搬送障害とは
ならない。即ち、モータ停止後、カードをこれまでとは
反対方向に逆送し、もう−度カードを目的の方向へ再送
するといったりトライにより障害が回復することがある
。若し、規定回数だけリトライしても、カードが目的と
するセンサに到達しないような場合、回復できない搬送
障害としてオペレータにカード走行エラーを通知し、修
理点検を行なうようにしている。
装置の稼働を停止し、専任のサービスマンの招請が必要
となる。ところが、ギャップ調整不良やカード変形によ
る形状不良については、必ずしも致命的な搬送障害とは
ならない。即ち、モータ停止後、カードをこれまでとは
反対方向に逆送し、もう−度カードを目的の方向へ再送
するといったりトライにより障害が回復することがある
。若し、規定回数だけリトライしても、カードが目的と
するセンサに到達しないような場合、回復できない搬送
障害としてオペレータにカード走行エラーを通知し、修
理点検を行なうようにしている。
第5図は、従来の装置の具体的な動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
尚、動作開始にあたり、センサ42から43に達するた
めのカードの走行監視時間なT1とし、センサ43から
センサ44に達するまでの時間をT3とし、センサ44
からセンサ45に達するまでの時間なT6とする。また
、逆送時のセンサ45からセンサ42までの走行監視時
間をT7と設定する。
めのカードの走行監視時間なT1とし、センサ43から
センサ44に達するまでの時間をT3とし、センサ44
からセンサ45に達するまでの時間なT6とする。また
、逆送時のセンサ45からセンサ42までの走行監視時
間をT7と設定する。
先ず、第2図において、カードがセンサ42の直下にあ
り、このカードが右方に搬送されて、例えば取込ボック
ス39に取込まれる場合の処理を考える。この場合は、
カードがセンサ43゜44.45を順にオンし、搬送さ
れていくことになる。
り、このカードが右方に搬送されて、例えば取込ボック
ス39に取込まれる場合の処理を考える。この場合は、
カードがセンサ43゜44.45を順にオンし、搬送さ
れていくことになる。
ここで、先ず、第5図において、搬送開始に当たりモー
タが高速正転状態でオンされる(ステップSl)。これ
によって、カードが第2図の右方に搬送される。次に、
第5図ステップS2において、時間T、がセットされる
。
タが高速正転状態でオンされる(ステップSl)。これ
によって、カードが第2図の右方に搬送される。次に、
第5図ステップS2において、時間T、がセットされる
。
ステップS3では、時間T、がタイムアツプしたか否か
が判断される。時間TI内に、カードがセンサ42から
センサ43の部分に搬送されセンサ43をオンすると、
正常搬送されたと判断される。
が判断される。時間TI内に、カードがセンサ42から
センサ43の部分に搬送されセンサ43をオンすると、
正常搬送されたと判断される。
ステップS4では、センサ43がオンされたか否かを監
視する。判断ステップS4は、タイムアツプするまでス
テップS3.S4というように繰り返される。カードが
第2図のセンサ43を通過すると、次はセンサ44に向
かって搬送されることになる。
視する。判断ステップS4は、タイムアツプするまでス
テップS3.S4というように繰り返される。カードが
第2図のセンサ43を通過すると、次はセンサ44に向
かって搬送されることになる。
第5図ステップ85〜ステツプS7は、センサ44を使
用した搬送状態の監視となり、既にステップ82〜ステ
ツプS4で説明したと全く同様の処理が行なわれる。即
ち、ステップS5において時間T3をセットし、タイム
アツプか否かが判断され(ステップS6)、センサ44
がオンするまでステップS6及びステップS7が繰り返
される。
用した搬送状態の監視となり、既にステップ82〜ステ
ツプS4で説明したと全く同様の処理が行なわれる。即
ち、ステップS5において時間T3をセットし、タイム
アツプか否かが判断され(ステップS6)、センサ44
がオンするまでステップS6及びステップS7が繰り返
される。
また、同様にして、ステップ88〜ステツプSIOは、
センサ45を使用する搬送状態の監視を行なう部分であ
る。即ち、ステップS8において時間T8がセットされ
る。そして、タイムアツプが監視され(ステップS9)
、センサ45がオンするまでステップS9及びステップ
SIOが繰り返される。センサ45が正常にオンすると
、カードはセンサ45を通過し、カード取込ボックス3
9に取込まれる。その後モータの正転がオフされて(ス
テップ5ll)、カードの搬送を終える。
センサ45を使用する搬送状態の監視を行なう部分であ
る。即ち、ステップS8において時間T8がセットされ
る。そして、タイムアツプが監視され(ステップS9)
、センサ45がオンするまでステップS9及びステップ
SIOが繰り返される。センサ45が正常にオンすると
、カードはセンサ45を通過し、カード取込ボックス3
9に取込まれる。その後モータの正転がオフされて(ス
テップ5ll)、カードの搬送を終える。
以上は、同等搬送障害が発生しなかった場合であるが、
ステップS3゜ステップS6及びステップS9において
、タイムアツプとなった場合には、何れの場合にも、ス
テップS12以降のりトライの処理に移行する。
ステップS3゜ステップS6及びステップS9において
、タイムアツプとなった場合には、何れの場合にも、ス
テップS12以降のりトライの処理に移行する。
先ず、ステップS12においては、搬送停止のためにモ
ータの正転なオフする。そして、ステップS13以下の
処理が規定回数、例えば5回繰り返されたか否かが判断
される(ステップ513)。これは、規定回数以上リト
ライしても復帰できない場合の処理のために設けられた
判断ステップである。
ータの正転なオフする。そして、ステップS13以下の
処理が規定回数、例えば5回繰り返されたか否かが判断
される(ステップ513)。これは、規定回数以上リト
ライしても復帰できない場合の処理のために設けられた
判断ステップである。
次に、ステップS14において、モータを高速逆転駆動
するようオンする。これにより、カードは前とは逆方向
、即ち第2図の左方向に逆送される。このとき、第5図
ステップS15において時間T7をセットする。この時
間T7は、逆送のために許される時間を設定するもので
、逆送が成功しなかった場合にも回復できない搬送障害
として処理するためである。
するようオンする。これにより、カードは前とは逆方向
、即ち第2図の左方向に逆送される。このとき、第5図
ステップS15において時間T7をセットする。この時
間T7は、逆送のために許される時間を設定するもので
、逆送が成功しなかった場合にも回復できない搬送障害
として処理するためである。
ステップS16においては、時間T’tのタイムアツプ
が判断される。カードが正常に逆送されると、センサ4
2がオンされる。
が判断される。カードが正常に逆送されると、センサ4
2がオンされる。
本実施例では、リトライの場合、必ずカードをセンサ4
2の部分まで逆送するようにしている。
2の部分まで逆送するようにしている。
従って、ステップS17において、センサ42がオンか
否かが判断され、時間T7がタイムアツプするまでステ
ップS16及びステップS17が繰り返される。
否かが判断され、時間T7がタイムアツプするまでステ
ップS16及びステップS17が繰り返される。
カードがセンサ42に到達すると、ステップS17を経
てステップS18に移行し、モータの逆転をオフする。
てステップS18に移行し、モータの逆転をオフする。
そして、再びステップS1に戻り、ステップ81〜ステ
ツプs18を繰り返す。
ツプs18を繰り返す。
尚、ステップ313において、リトライの規定回数が一
定の回数に達してしまった場合、又、ステップ316に
おいて、時間T?を越えてもカードがセンサ42まで逆
送されなかった場合には、回復できない搬送障害として
、ステップS19においてカード走行エラーのための表
示等、一定の処理を行なう手順をセットして、ステップ
S20でモータ逆転をオフし処理を終える。
定の回数に達してしまった場合、又、ステップ316に
おいて、時間T?を越えてもカードがセンサ42まで逆
送されなかった場合には、回復できない搬送障害として
、ステップS19においてカード走行エラーのための表
示等、一定の処理を行なう手順をセットして、ステップ
S20でモータ逆転をオフし処理を終える。
ところが、以上のような方法では、リトライを行なうた
びに同一の障害が繰り返し発生し、搬送障害が回復する
率が比較的低いという問題があった。
びに同一の障害が繰り返し発生し、搬送障害が回復する
率が比較的低いという問題があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、搬送障害
を比較的高い率で自動的に回復できる自動取引装置を提
供することを目的とするものである。
を比較的高い率で自動的に回復できる自動取引装置を提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明の自動取引装置は、カードの搬送を制御する搬送
制御部と、前記カードの搬送状態を監視する搬送状態監
視部と、搬送障害が発生した場合、当該カードを所定位
置まで逆送する逆送制御部と、前記搬送制御部の搬送条
件を選択する搬送条件選択部とを備え、前記搬送条件選
択部は、前記所定位置にカードが逆送されたとき、前記
搬送障害発生時と比較して、低速かつ高トルクに搬送条
件を選択し、前記搬送制御部は当該選択された搬送条件
で前記カードを再送することを特徴とするものである。
制御部と、前記カードの搬送状態を監視する搬送状態監
視部と、搬送障害が発生した場合、当該カードを所定位
置まで逆送する逆送制御部と、前記搬送制御部の搬送条
件を選択する搬送条件選択部とを備え、前記搬送条件選
択部は、前記所定位置にカードが逆送されたとき、前記
搬送障害発生時と比較して、低速かつ高トルクに搬送条
件を選択し、前記搬送制御部は当該選択された搬送条件
で前記カードを再送することを特徴とするものである。
(作用)
以上の装置は、いったん搬送障害が発生すると、所定位
置まで逆送されたカードを再送する搬送条件を元の搬送
条件と異なるものにする。即ち、搬送条件を搬送障害発
生時と比較して、低速かつ高トルクに選択する。低速で
搬送すれば、搬送路上でのカードのゆがみ等の発生を抑
制できる場合がある。また、高トルクで搬送すれば、何
らかの原因で走行抵抗が高くなった部分を乗り越えるこ
ともできる。従って、搬送条件選択部が再送であること
を認識し、搬送条件を切り換えるようにすれば、高い率
で搬送障害を自動復旧できる。
置まで逆送されたカードを再送する搬送条件を元の搬送
条件と異なるものにする。即ち、搬送条件を搬送障害発
生時と比較して、低速かつ高トルクに選択する。低速で
搬送すれば、搬送路上でのカードのゆがみ等の発生を抑
制できる場合がある。また、高トルクで搬送すれば、何
らかの原因で走行抵抗が高くなった部分を乗り越えるこ
ともできる。従って、搬送条件選択部が再送であること
を認識し、搬送条件を切り換えるようにすれば、高い率
で搬送障害を自動復旧できる。
(実施例)
以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の自動取引装置の実施例を示すブロッ
ク図である。また、図の下方には、時刻tI t2.t
sにおけるカードの位置ClC2,C3を図示した。
ク図である。また、図の下方には、時刻tI t2.t
sにおけるカードの位置ClC2,C3を図示した。
この装置は、第2図に示したものと同様に、カード挿入
口31から受入れたカードを搬送するカード搬送機32
を備えている。このカード搬送機32の構成そのものは
、第2図で示したものと同様であり、搬送ローラ33、
モータ36等、同一部分には同一符合を付し、重複する
説明を省略する。
口31から受入れたカードを搬送するカード搬送機32
を備えている。このカード搬送機32の構成そのものは
、第2図で示したものと同様であり、搬送ローラ33、
モータ36等、同一部分には同一符合を付し、重複する
説明を省略する。
この装置において、モータ36は、搬送制御部lによっ
て制御されるよう構成されている。モータ36は、例え
ばパルスモータとし、搬送制御部lは、このモータ36
に対し駆動用パルスを供給する既知のパルス発生回路と
する。また、この装置には、カードの走行を監視する5
つのセンサ41〜45の出力信号を受入れる人出力イン
クフェース2と、この入出力インタフェース2を介して
、各センサ41〜45の信号に基づき、カードの搬送状
態を監視する搬送状態監視部3が設けられている。この
搬送状態監視部3はマイクロプロセッサ等から成る。
て制御されるよう構成されている。モータ36は、例え
ばパルスモータとし、搬送制御部lは、このモータ36
に対し駆動用パルスを供給する既知のパルス発生回路と
する。また、この装置には、カードの走行を監視する5
つのセンサ41〜45の出力信号を受入れる人出力イン
クフェース2と、この入出力インタフェース2を介して
、各センサ41〜45の信号に基づき、カードの搬送状
態を監視する搬送状態監視部3が設けられている。この
搬送状態監視部3はマイクロプロセッサ等から成る。
また、搬送状態監視部3において搬送障害の発生が検出
された場合に、いったんカードを所定位置まで逆送する
逆送制御部4が設けられている。
された場合に、いったんカードを所定位置まで逆送する
逆送制御部4が設けられている。
この逆送制御部4は、モータ36の反転のための切り換
えスイッチ等から構成される。
えスイッチ等から構成される。
更に、本発明の装置においては、搬送制御部1の選定す
る搬送条件を、通常の搬送時と搬送障害発生後の再送時
とで切り換える搬送条件選択部5が設けられている。こ
の搬送条件選択部5は、搬送状態監視部3の指示によっ
て搬送条件を選択する。
る搬送条件を、通常の搬送時と搬送障害発生後の再送時
とで切り換える搬送条件選択部5が設けられている。こ
の搬送条件選択部5は、搬送状態監視部3の指示によっ
て搬送条件を選択する。
この実施例においては、例えば、搬送条件選択部5は、
モータ36のギア比を自動切り換えするソレノイド等を
励磁するためのスイッチ回路等から構成される装 尚、搬送状態監視部3は、各センサ41〜45の間を搬
送されるカードが、各センサ間において、その搬送に、
予め設定された走行監視時間以上を費やした場合に搬送
障害と判断する。
モータ36のギア比を自動切り換えするソレノイド等を
励磁するためのスイッチ回路等から構成される装 尚、搬送状態監視部3は、各センサ41〜45の間を搬
送されるカードが、各センサ間において、その搬送に、
予め設定された走行監視時間以上を費やした場合に搬送
障害と判断する。
この走行監視時間を計測するために、搬送速度タイマ6
が設けられている。尚、この装置は、リードライトヘッ
ド40によってカードから読取られたデータを、信号処
理部7を介して上位装置10に向けて転送する構成とさ
れている。
が設けられている。尚、この装置は、リードライトヘッ
ド40によってカードから読取られたデータを、信号処
理部7を介して上位装置10に向けて転送する構成とさ
れている。
以上の装置は次のように動作する。
先ず、第6図に、第1図の搬送状態監視部3における搬
送状態の監視条件を図示した。
送状態の監視条件を図示した。
図のように、通常の搬送状態では、センサ42から43
に達するまでのカードの走行監視時間なT1とし、セン
サ43からセンサ44に達するまでの時間なT3とし、
センサ44からセンサ45に達するまでの時間なT、と
する。また、再送時には、センサ42からセンサ43に
達するまでの時間をT2%センサ43からセンサ44に
達するまでの時間をT4、センサ44からセンサ45に
達するまでの時間をTaと設定する。
に達するまでのカードの走行監視時間なT1とし、セン
サ43からセンサ44に達するまでの時間なT3とし、
センサ44からセンサ45に達するまでの時間なT、と
する。また、再送時には、センサ42からセンサ43に
達するまでの時間をT2%センサ43からセンサ44に
達するまでの時間をT4、センサ44からセンサ45に
達するまでの時間をTaと設定する。
尚、ここで、例えば、T+を2秒、Tsを1秒、T、を
3秒とする。また、T1とT2T、とT 4 、 T
aとT、の関係は、それぞれ下式%式% 次に、第7図に、本発明の装置における搬送条件のグラ
フを示す。
3秒とする。また、T1とT2T、とT 4 、 T
aとT、の関係は、それぞれ下式%式% 次に、第7図に、本発明の装置における搬送条件のグラ
フを示す。
本発明の装置の第1図に示した搬送条件選択部5におい
ては、例えば2種の搬送条件を設定する。そして、第6
図(a)に示すように、搬送速度については、障害発生
前の通常の搬送時は速度■、障害発生後の再送時は速度
をv / 2と設定する。また、同図(b)に示すよう
に、搬送トルクについては、通常の搬送時はトルクf、
再送時はトルク2fと設定する。
ては、例えば2種の搬送条件を設定する。そして、第6
図(a)に示すように、搬送速度については、障害発生
前の通常の搬送時は速度■、障害発生後の再送時は速度
をv / 2と設定する。また、同図(b)に示すよう
に、搬送トルクについては、通常の搬送時はトルクf、
再送時はトルク2fと設定する。
このように、本実施例においては、搬送障害が発生しカ
ードの再送を行なう場合には、搬送速度を半分にし搬送
トルクを倍にするよう制御する。
ードの再送を行なう場合には、搬送速度を半分にし搬送
トルクを倍にするよう制御する。
第1図の搬送条件選択部5がこのように搬送条件を選択
すると、モータ36のギア比が切り換えられる。この実
施例では、モータ本体は、通常の搬送時も再送時も同一
トルク同一回転で制御され、ギア比の切り換えにより搬
送速度と搬送トルクとが切り換えられる。
すると、モータ36のギア比が切り換えられる。この実
施例では、モータ本体は、通常の搬送時も再送時も同一
トルク同一回転で制御され、ギア比の切り換えにより搬
送速度と搬送トルクとが切り換えられる。
尚、このような制御は、歯車やベルトを使った既知のギ
ア機構によって容易に達成できる。また、例えばギア機
構を使用しないでも、直流モータに対する電機子電流や
界磁電流の制御によっても同様の切り換えが可能である
。
ア機構によって容易に達成できる。また、例えばギア機
構を使用しないでも、直流モータに対する電機子電流や
界磁電流の制御によっても同様の切り換えが可能である
。
第8図は、本発明の装置の具体的な動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
第1図及び第8図を用いて本発明の動作を具体的に説明
する。
する。
先ず、第1図において、カードがセンサ42の直下にあ
り、このカードが右方に搬送されて、例えば取込ボック
ス39に取込まれる場合の処理を考える。この場合は、
センサ43,44.45を順にオンし、搬送されていく
ことになる。
り、このカードが右方に搬送されて、例えば取込ボック
ス39に取込まれる場合の処理を考える。この場合は、
センサ43,44.45を順にオンし、搬送されていく
ことになる。
ここで、先ず、第8図において、搬送開始に当たりモー
タが高速正転状態でオンされる(ステップS1)。これ
によって、カードが第1図の右方に搬送される。次に、
第8図ステップS2において、モータが高速搬送中か否
かが判断される。ステップS2からステップS25まで
は、搬送障害発生後の再送時も実行される処理なので、
走行監視時間が選択できるようにされている。高速搬送
の場合は、ステップS3において時間T1がセットされ
る。また、低速搬送の場合には、ステップS4において
時間T2がセットされる。通常の搬送の場合、モータが
高速状態であるから、ステップS2.ステップS3を通
ってステップS5に移行する。
タが高速正転状態でオンされる(ステップS1)。これ
によって、カードが第1図の右方に搬送される。次に、
第8図ステップS2において、モータが高速搬送中か否
かが判断される。ステップS2からステップS25まで
は、搬送障害発生後の再送時も実行される処理なので、
走行監視時間が選択できるようにされている。高速搬送
の場合は、ステップS3において時間T1がセットされ
る。また、低速搬送の場合には、ステップS4において
時間T2がセットされる。通常の搬送の場合、モータが
高速状態であるから、ステップS2.ステップS3を通
ってステップS5に移行する。
ステップS5では、時間T1がタイムアツプしたか否か
が判断される。即ち、第1図の搬送速度タイマ6が、カ
ード搬送開始と同時にリセットされて時間の計測を開始
し、その時間がT、になった場合、搬送状態監視部3に
対しタイムアツプ信号を出力する。搬送状態監視部3は
、このタイムアツプ信号を受けると、搬送障害が発生し
たものとし、次の処理に移る。時間Tt内に、カードが
センサ42からセンサ43の部分に搬送されセンサ43
をオンすると、正常搬送されたと判断される。
が判断される。即ち、第1図の搬送速度タイマ6が、カ
ード搬送開始と同時にリセットされて時間の計測を開始
し、その時間がT、になった場合、搬送状態監視部3に
対しタイムアツプ信号を出力する。搬送状態監視部3は
、このタイムアツプ信号を受けると、搬送障害が発生し
たものとし、次の処理に移る。時間Tt内に、カードが
センサ42からセンサ43の部分に搬送されセンサ43
をオンすると、正常搬送されたと判断される。
第8図のステップS6では、センサ43がオンされたか
否かを監視する。タイムアツプしあるいはセンサ43が
オンされるまでステップS5゜S6が繰り返される。カ
ードが、第1図のセンサ43を通過すると、次はセンサ
44に向かってカードが搬送されることになる。
否かを監視する。タイムアツプしあるいはセンサ43が
オンされるまでステップS5゜S6が繰り返される。カ
ードが、第1図のセンサ43を通過すると、次はセンサ
44に向かってカードが搬送されることになる。
第8図ステップS7〜ステツプSllは、センサ44を
使用した搬送状態の監視となり、既にステップ82〜ス
テツプS6で説明したと全く同様の処理が行なわれる。
使用した搬送状態の監視となり、既にステップ82〜ス
テツプS6で説明したと全く同様の処理が行なわれる。
即ち、ステップS7において、モータが高速か否かが判
断され、高速の場合はステップS8で時間T3をセット
し、低速の場合はステップS9で時間T4がセットされ
る。そして、タイムアツプか否かが判断され(ステップ
510)、タイムアツプしあるいはセンサ44がオンす
るまでステップS10及びステップSllが繰り返され
る。
断され、高速の場合はステップS8で時間T3をセット
し、低速の場合はステップS9で時間T4がセットされ
る。そして、タイムアツプか否かが判断され(ステップ
510)、タイムアツプしあるいはセンサ44がオンす
るまでステップS10及びステップSllが繰り返され
る。
また、同様にして、ステップ312〜ステツプS16は
、センサ45を使用する搬送状態の監視を行なう部分で
ある。即ち、ステップS12において、モータが高速か
否かが判断され、高速であればT5.低速であればT6
の時間がセットされる(ステップS13及びステップ5
14)そして、タイムアツプが監視され(ステップ51
5)、タイムアツプしあるいはセンサ45がオンするま
でステップS15及びステップS16が繰り返される。
、センサ45を使用する搬送状態の監視を行なう部分で
ある。即ち、ステップS12において、モータが高速か
否かが判断され、高速であればT5.低速であればT6
の時間がセットされる(ステップS13及びステップ5
14)そして、タイムアツプが監視され(ステップ51
5)、タイムアツプしあるいはセンサ45がオンするま
でステップS15及びステップS16が繰り返される。
センサ45が正常にオンすると、カードはセンサ45を
通過し、その後モータの正転がオフされて(ステップ5
17)、カードの搬送を終える。
通過し、その後モータの正転がオフされて(ステップ5
17)、カードの搬送を終える。
以上は、同等搬送障害が発生しなかった場合であるが、
ステップS5.ステップSIO及びステップS15にお
いて、タイムアツプとなった場合には、何れの場合にも
、ステップ318以後のリトライの処理に移行する。
ステップS5.ステップSIO及びステップS15にお
いて、タイムアツプとなった場合には、何れの場合にも
、ステップ318以後のリトライの処理に移行する。
先ず、ステップS18においては、モータの正転をオフ
する。これは、第1図の時刻1+のカードがC8の位置
にいる状態である。そして、ステップ820以下の処理
が規定回数、例えば5回繰り返されたか否かが判断され
る(ステップS l 9)。これは、規定回数以上リト
ライしても復帰できない場合の処理のために設けられた
判断ステップである。
する。これは、第1図の時刻1+のカードがC8の位置
にいる状態である。そして、ステップ820以下の処理
が規定回数、例えば5回繰り返されたか否かが判断され
る(ステップS l 9)。これは、規定回数以上リト
ライしても復帰できない場合の処理のために設けられた
判断ステップである。
次に、ステップS20において、モータを低速逆転駆動
するよう搬送条件を設定しオンする。即ち、第1図にお
いて、搬送状態監視部3がカードの搬送障害を検出する
と、搬送条件選択部5及び逆送制御部4に対し、逆送指
示のための信号を出力する。
するよう搬送条件を設定しオンする。即ち、第1図にお
いて、搬送状態監視部3がカードの搬送障害を検出する
と、搬送条件選択部5及び逆送制御部4に対し、逆送指
示のための信号を出力する。
搬送条件選択部5は、先に第7図に示したように、搬送
条件を搬送速度を1/2.搬送トルクを2倍に切り換え
る。また、逆送制御部4は、モータ36を逆転させるよ
う制御する。これにより、カードは前とは逆方向、即ち
第1図の左方向に逆送される。このとき、第7図ステッ
プS21において時間T7をセットする。この時間T1
は、逆送のために許される時間を設定するもので、逆送
が成功しなかった場合にも回復できない搬送障害として
処理するためである。
条件を搬送速度を1/2.搬送トルクを2倍に切り換え
る。また、逆送制御部4は、モータ36を逆転させるよ
う制御する。これにより、カードは前とは逆方向、即ち
第1図の左方向に逆送される。このとき、第7図ステッ
プS21において時間T7をセットする。この時間T1
は、逆送のために許される時間を設定するもので、逆送
が成功しなかった場合にも回復できない搬送障害として
処理するためである。
ステップS22においては、時間T7のタイムアツプが
判断される。第1図の搬送状態監視部3が、この場合に
も搬送速度タイマ6を駆動してタイムアツプの監視を行
なう。カードが正常に逆送されると、センサ42がオン
される。
判断される。第1図の搬送状態監視部3が、この場合に
も搬送速度タイマ6を駆動してタイムアツプの監視を行
なう。カードが正常に逆送されると、センサ42がオン
される。
本実施例では、リトライの場合、必ずカードなセンサ4
2の部分まで逆送するようにしている。
2の部分まで逆送するようにしている。
従って、ステップS23において、センサ42がオンか
否かが判断され、時間T?がタイムアツプするまでステ
ップS22及びステップ323が繰り返される。これで
、第1図の時刻t2の状態となり、カードが02の場所
に位置する。
否かが判断され、時間T?がタイムアツプするまでステ
ップS22及びステップ323が繰り返される。これで
、第1図の時刻t2の状態となり、カードが02の場所
に位置する。
カードがセンサ42に到達すると、ステップS23を経
てステップS24に移行し、モータの低速逆転をオフす
る。この場合には、搬送状態監視部3が逆送制御部4に
対し逆送停止制御のための信号を出力する。逆送制御部
4は、この指示を受け、モータ36の逆送を停止する。
てステップS24に移行し、モータの低速逆転をオフす
る。この場合には、搬送状態監視部3が逆送制御部4に
対し逆送停止制御のための信号を出力する。逆送制御部
4は、この指示を受け、モータ36の逆送を停止する。
次いで、搬送状態監視部3は搬送制御部lに対し再送の
指示を行なう。この場合に、搬送条件選択部5は、先に
切り換えた通常の搬送時の半分の速度で、倍のトルクに
搬送条件を設定し、搬送制御部1はこの条件でモータ3
6を駆動制御する。
指示を行なう。この場合に、搬送条件選択部5は、先に
切り換えた通常の搬送時の半分の速度で、倍のトルクに
搬送条件を設定し、搬送制御部1はこの条件でモータ3
6を駆動制御する。
次いで、モータの低速正転をオンしくステップ525)
、ステップS2に移行する。第1図時刻t3は、再送が
成功した状態を示す。
、ステップS2に移行する。第1図時刻t3は、再送が
成功した状態を示す。
尚、ステップS19において、リトライの規定回数が一
定の回数に達してしまった場合、又、ステップS22で
時間T7を越えてもカードがセンサ42まで逆送されな
かった場合には、回復できない搬送障害としてステップ
S26においてモータ低速逆転をオフし、カード走行エ
ラーのための表示等、一定の処理を行なう手順をセット
して処理を終える(ステップ527)。
定の回数に達してしまった場合、又、ステップS22で
時間T7を越えてもカードがセンサ42まで逆送されな
かった場合には、回復できない搬送障害としてステップ
S26においてモータ低速逆転をオフし、カード走行エ
ラーのための表示等、一定の処理を行なう手順をセット
して処理を終える(ステップ527)。
本発明は以上の実施例に限定されない。
上記実施例においては、モータのギア比切り換えを例に
とって説明したため、搬送速度を1/2にした場合、搬
送トルクが2倍になるよう搬送条件の切り換えを行なっ
たが、他の電気的な切り換え法等により、種々の搬送障
害をシミュレーションして、リトライの場合の最適の搬
送速度や搬送トルクを自由に選定するようにしてもよい
。また、リトライを繰り返すたびに、搬送速度や搬送ト
ルクを切り換えるようにしても差し支えない。
とって説明したため、搬送速度を1/2にした場合、搬
送トルクが2倍になるよう搬送条件の切り換えを行なっ
たが、他の電気的な切り換え法等により、種々の搬送障
害をシミュレーションして、リトライの場合の最適の搬
送速度や搬送トルクを自由に選定するようにしてもよい
。また、リトライを繰り返すたびに、搬送速度や搬送ト
ルクを切り換えるようにしても差し支えない。
更に、カードの搬送路におけるセンサの位置や数等は、
本発明の適用される装置構成に応じて自由に変更して差
し支えない。
本発明の適用される装置構成に応じて自由に変更して差
し支えない。
また、上記実施例においては、カードを逆送する場合に
、搬送条件の切り換えを行なうようにしたが、カードの
逆送は通常の搬送条件と同様にし、カードの再送時のみ
搬送条件を切り換えるようにしても差し支えない。
、搬送条件の切り換えを行なうようにしたが、カードの
逆送は通常の搬送条件と同様にし、カードの再送時のみ
搬送条件を切り換えるようにしても差し支えない。
(発明の効果)
以上説明した本発明の自動取引装置によれば、カードの
搬送障害が発生した場合に、いったんカードを所定位置
まで逆送し、その後、搬送障害発生時と比較して、低速
かつ高トルクに搬送条件を選択するようにしたので、カ
ードに対し、通常の搬送時と異なる強い力が比較的緩や
かに加えられ、障害の回復率が従来方法に比べ著しく向
上する。これにより、自動取引装置が搬送障害を自動復
旧することが可能になり、稼働率が向上し、保守管理を
容易にすることができる。
搬送障害が発生した場合に、いったんカードを所定位置
まで逆送し、その後、搬送障害発生時と比較して、低速
かつ高トルクに搬送条件を選択するようにしたので、カ
ードに対し、通常の搬送時と異なる強い力が比較的緩や
かに加えられ、障害の回復率が従来方法に比べ著しく向
上する。これにより、自動取引装置が搬送障害を自動復
旧することが可能になり、稼働率が向上し、保守管理を
容易にすることができる。
第1図は本発明の自動取引装置の実施例ブロック図、第
2図は従来の現金自動取引装置の断面図、第3図は第2
図の自動取引装置の要部斜視図、第4図は第2図のrV
−IV線断面図、第5図は従来の装置の動作フローチャ
ート、第6図は本発明の装置の搬送状態監視条件説明図
、第7図は本発明の装置の搬送条件のグラフ、第8図は
本発明の装置の動作フローチャートである。 1・・・搬送制御部、2・・・入出力インタフェース、
3・・・搬送状態監視部、4・・・逆送制御部、5・・
・搬送条件選択部、6・・・搬送速度タイマ、7・・・
信号処理部、10・・・上位装置、31・・・カード挿
入口、32・・・カード搬送機。 特許出願人 沖電気工業株式会社 T 2=2T H、T 3”2T 4. T 5”2T
e搬送状態監視条件 第6図 搬送条件のグラフ 第 7 図
2図は従来の現金自動取引装置の断面図、第3図は第2
図の自動取引装置の要部斜視図、第4図は第2図のrV
−IV線断面図、第5図は従来の装置の動作フローチャ
ート、第6図は本発明の装置の搬送状態監視条件説明図
、第7図は本発明の装置の搬送条件のグラフ、第8図は
本発明の装置の動作フローチャートである。 1・・・搬送制御部、2・・・入出力インタフェース、
3・・・搬送状態監視部、4・・・逆送制御部、5・・
・搬送条件選択部、6・・・搬送速度タイマ、7・・・
信号処理部、10・・・上位装置、31・・・カード挿
入口、32・・・カード搬送機。 特許出願人 沖電気工業株式会社 T 2=2T H、T 3”2T 4. T 5”2T
e搬送状態監視条件 第6図 搬送条件のグラフ 第 7 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 カードの搬送を制御する搬送制御部と、 前記カードの搬送状態を監視する搬送状態監視部と、 搬送障害が発生した場合、当該カードを所定位置まで逆
送する逆送制御部と、 前記搬送制御部の搬送条件を選択する搬送条件選択部と
を備え、 前記搬送条件選択部は、 前記所定位置にカードが逆送されたとき、前記搬送障害
発生時と比較して、低速かつ高トルクに搬送条件を選択
し、 前記搬送制御部は当該選択された搬送条件で前記カード
を再送することを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63321982A JPH02169430A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63321982A JPH02169430A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02169430A true JPH02169430A (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=18138598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63321982A Pending JPH02169430A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02169430A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02225236A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Diesel Kiki Co Ltd | カード搬送装置 |
JPH076216A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-10 | Tamura Electric Works Ltd | カード搬送装置 |
CN103021070A (zh) * | 2011-09-26 | 2013-04-03 | 冲电气工业株式会社 | 自动交易装置以及介质传送方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51131696A (en) * | 1975-05-13 | 1976-11-16 | Glory Ltd | A bill transfer control system for bill discriminator |
JPS60181989A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | Fuji Facom Corp | カ−ド類搬送制御方式 |
JPS63235236A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-30 | Toshiba Corp | 証券類取引装置 |
-
1988
- 1988-12-22 JP JP63321982A patent/JPH02169430A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013069232A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置、及び媒体搬送方法 |
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