JPH02224398A - クロスト―クノイズを低減した配線板およびその製造法 - Google Patents

クロスト―クノイズを低減した配線板およびその製造法

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JPH02224398A
JPH02224398A JP4627489A JP4627489A JPH02224398A JP H02224398 A JPH02224398 A JP H02224398A JP 4627489 A JP4627489 A JP 4627489A JP 4627489 A JP4627489 A JP 4627489A JP H02224398 A JPH02224398 A JP H02224398A
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insulating layer
slit
shield
forming
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JP4627489A
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Yorio Iwasaki
順雄 岩崎
Toshiro Okamura
岡村 寿郎
Fujio Kojima
小島 富士夫
Shigeharu Ariga
茂晴 有家
Yasushi Shimada
靖 島田
Koji Kamiyama
上山 宏治
Toru Furusawa
古沢 亨
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クロストークノイズを低減した配線板および
その製造法に関する。
(従来の技術) 電子機器の発達に伴い、配線板の配線密度も非常に高い
ものが要求されるようになってきている。
このような配線密度の高い配線板として、必要な配線パ
ターンにワイヤを使用した配線板(以下マルチワイヤ配
線板(日立化成工業株式会社製、商品名)と呼ぶ)や多
層印刷配線板がある。
マルチワイヤ配線板は、特公昭45−21434号公報
によって開示されているように、電源層やグランド層な
どの回路を形成した内層基板上に接着性を有する樹脂層
(接着性絶縁層)を形成した後、数値制御布線機により
ポリイミド樹脂などで被覆されたワイヤを布線(ワイヤ
を接着剤に、はわせてゆくと同時に超音波接着する)し
、プレス等によりワイヤを固定し、上記ワイヤを横切る
スルーホールをあけ、その内部に無電解金属層を形成し
て製造されている。
また、多層印刷配線板は、複数の内層回路を有する内層
回路板の最外層を、銅箔の不要部分をエツチング除去し
て形成する方法と必要な部分に銅をめっきして形成する
方法があり、複数の回路板を積層接着する方法としては
、該複数の回路板と絶縁板を位!合わせのピンを用いて
交互に重ね加熱加圧して積層するビンラミネーシッン法
と、回路板の上に銅張絶縁板を重ね積層一体化して該銅
箔の不要部分をエツチング除去しこれを繰り返すビルド
アップ法とがある。
ところで、最近、OA、FA等の自動化が進む一方、ロ
ボット、制御装置等の不要輻射電波障害による事故が増
えており、その障害が社会的問題となりつつある。
この不要輻射電波障害を低減するには、電波を発射する
配線板をシールド化することが一般化されつつあるが、
高密度化した配線板においては、さらに、同一の配線板
上における導体間の影響すなわちクロストートノイズが
同一配線板上の高速回路に与える影響を無視できなくな
ってきた。
マルチワイヤ配線板や多層印刷配線板においても同様で
、高密度化の要求に対応するため、ワイヤの芯径または
信号ラインの幅が0.1mmのものを使用して、2.5
4mm間に3本の配線あるいは1.27mm間に2本の
配線を行っているが、この場合、ワイヤや信号線のピッ
チは0.3mm以下となり、やはり、隣接するワイヤ間
でのクロストークが問題になる。この対策として、ワイ
ヤの芯径や信号ラインの幅を0.04mm程度にしてワ
イヤまたは信号ライン間の間隔を大きくすることが知ら
れている。また、配線板をシールド化する方法として、
第8図(a)〜(h)に示すように、アースパターンと
信号ラインをビルドアップして形成することが特公昭5
8−54520号公報によって知られており、また、特
開昭51−71961号公報に示されているように、導
電性塗膜をシールドに用いること、および、めっきで導
電性シールド層を形成するものが米国特許筒4,646
゜436号に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、マルチワイヤ配線板においては、ワイヤの芯
径を小さくする方法ではワイヤの破断強度が低下するた
め、布線時に適正な接着力を得るために加える超音波エ
ネルギーにより、ワイヤの交差部で断線する確率が高く
なるという重大な問題が発生し、また、高密度布線を行
うためには、ワイヤを接着性絶縁層に十分埋め込み、固
定しなければならない、このため、ワイヤの上部と接着
性絶縁樹脂層表面の段差はワイヤ径の半分以下となり、
上記の導電性塗膜を用いる方法やめっきで導電層を形成
する方法では、隣接するワイヤ間にクロストークを低減
するに十分なシールド層を形成したことにはならない。
多層印刷配線板においても、ライン幅を小さくすると銅
箔のキズ、絶縁板のうねり等が紫外線によるパターン形
成において大きく影響し、信号ラインの形成が極端に困
難になる。また、従来の技術のようにアースパターンと
信号ラインをビルドアップして形成することは、このよ
うな高密度の配線パターンを必要とされる配線板におい
て配線密度を低下させる大きな要因となり、また製造工
程をも複雑化させる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、クロ
ストークノイズが小さく、かつ高密度配線に適した配線
板とその配線板を効率良く製造する方法を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、高密度印刷配線板において、信号線路を取り
囲むようにしたシールド層を用いることによってクロス
トークを低減し、そのシールド層を効率良く形成する方
法を提供する。
本発明の配線板は、第1図に示すように、グランドN1
および/または電源l1i9を有する回路板2と、この
回路板2の表面に設けた絶縁層3と、その絶縁N3の表
面に設けた接着性vA縁Ntoの表面に所望の形状に固
定した複数の絶縁ワイヤ4と、この絶縁ワイヤ4の周囲
に設けた絶縁層3゛と、その絶縁層3°からグランド層
1に達するスリット5と、このスリット5の内壁と露出
したグランド層1の表面と絶縁層3°の表面に設けられ
たシールド層6と、シールド層6に接続された導通孔7
と、シールド層6と接続されず絶縁ワイヤ4と接続され
た導通孔8とを備えたことを特徴とするものである。こ
のときに、信号&il路は、必ずしも絶縁ワイヤ4であ
る必要はなく、第2図に示すように通常の配線板の銅箔
を用いた信号ライン4°でも使用できる。
本発明の配線板の製造法は、前記マルチワイヤー配線板
の場合は、グランドN1および/またはi湿層9を有す
る回路板2 (第3図(a)に示す。
)の表面に、絶縁N3を設け、その表面に設けた接着性
絶縁層10に複数の絶縁ワイヤ(4)を所望の形状に固
定しく第3図(b)に示す、)、その絶縁ワイヤ4の表
面に、絶縁層3°を介して金属箔11を接着し、金属箔
11のスリット5を形成する部分を除去しエツチングス
リット13を形成しく第3図(C)に示す、)、 その後、スリット5を形成する部分のエツチングスリッ
ト13から露出した絶縁層3の表面に、グランド層1に
達するまでレーザを照射し、スリット5を形成しく第3
図(d)に示す、)、そのスリット5の内壁と露出した
グランドN9と絶縁層3°表面に、めっきでシールド層
6を形成しく第3図(e)に示す、)、 次に、絶縁ワイヤ4と接続する導通孔7を形成する部分
のシールド層6を除去しく第3図Cf>に示す、)、絶
縁ワイヤ4と接続する導通孔7と、絶縁ワイヤに接続さ
れずシールド層6に接続される導通孔8を形成する(第
3図(g)に示す、)ことができ、このときに、第4図
(a)〜(g)に示すように、スリット5を形成する表
面に予め金属箔11を形成することなく絶縁層3°の表
面にレーザを照射してスリット5を形成した後めっき等
でシールド層6を形成してもよく、また、第5図(a)
〜(g)に示すように、絶縁ワイヤ4の上に絶縁層3を
設けず接着性絶縁樹脂lO°を設けることとすることも
できる。
また、多層印刷配線板においては、第6図(a)〜Cf
’)に示すように、絶縁ワイヤ4に代えて通常の配線板
の製造法を用い、信号ライン4′を形成した回路板2を
用いることもでき、また、第7図(a)〜<r>に示す
ように、スリット5を形成する表面に予め金属箔11を
形成することなく絶縁層3の表面にレーザを照射してス
リット5を形成した後めっき等でシールド層6を形成し
てもよい。
このような配線板とその製造法において、シールド層6
を保護する樹脂層12を設けることが好ましく、シール
ド層6の表面に樹脂7112を塗布し半硬化状態にして
、さらにその表面に金属′f312を配して加熱加圧す
る。シールド保護樹脂層12としては、前記した絶縁樹
脂3と同様のものが使用可能である。
また、シールド層6は、無電解銅めっきに限らず、金、
銀、カーボンの粒子を樹脂中に分散させた導電性インク
を浸漬塗布したり、スプレーによって吹き付けたりして
も形成することができ、経済的に好ましい、また、無電
解めっきのほか薄く無電解めっきを行ったのちに電気め
っきを行っても形成できる。
さらに、絶縁層3.3°や接着性絶縁層10の樹脂中に
ガラス短繊維を10〜40重量部添加すれば、壁の凹凸
が比較的大きくなり、めっき密着性向上の点で好ましい
絶縁ワイヤ4としては、直径が60〜100μmの銅、
銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などやこの線
材表面に金めつきゃ銀めっきを行ったワイヤを用いるこ
とができる。
また、ワイヤの絶縁被覆層としては、ポリイミド、ポリ
アミドイミド、フッ素系樹脂などとエポキシ/ポリビニ
ルブチラール、エポキシ/ナイロン、フェノール/ナイ
ロンなどによる2重構造のものが使用可能で、市販品と
しては、コイルに用いられている自己融着性エナメルの
線が可能である。
金属w311としては、銅、銅合金、ニッケル、アルミ
ニウム製の厚さ18〜35μmのものが使用可能である
。また、エンチングスリット13の形成法としては、現
在、配線板に使用されいるエツチドフォイル法が好まし
いが、特に限定するものではない。
レーザ光としては、有機物である絶縁層3や接着性絶縁
層lOが容易に除去でき、かつグランド層1の金属層が
除去困難な、炭酸ガスレーザが好ましい、また、絶縁層
がガラスやセラミックスの場合は、YAGレーザやエキ
シマレーザなどが好ましい。
(作用) 本発明による配線板は、信号を伝達する絶縁ワイヤまた
は信号ラインがシールド層とグランド層によって囲まれ
ているので、隣接した絶縁ワイヤまたは信号ライン間で
の電磁結合が遮断され、クロストークノイズを大巾に低
減することができ、また、導通孔や他の絶縁ワイヤまた
は信号ラインの影響による特性インピーダンス陪伝搬遅
延時間の変動が極めて小さい。
実施例 以下に、各実施例に用いた樹脂組成物の組成を示す。
〔組成物lの組成〕
以下の組成の樹脂300gに、塩化パラジウム1gt−
N−メチル−2−ピロリドン50gに溶解した溶液を混
合する。
・エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート 
        :600g/j!・エポキシ樹脂  
    :109g/j・アクリロニトリルブタジェン
共重合体ゴム:  20g/j! ・フェノール樹脂     :  60g/j!・アク
リロニトリルブタジェン 144g/j! ・シリコンジオキシド   :  50g/l〔組成物
■の組成〕 ・フェノキシ樹脂YP−50 (東部化成株式会社、商品名) 2100重量部 ・メチル化メラミン、メラン523 (日立化成工業株式会社、商品名) : 15重量部 ・ガラス短繊維AGP−01BZ (旭シェーベル株式会社、商品名) : 35重量部 ・メタブロム安息香M:o、3重量部 ・無電解めっき触媒Ca t#11 (日立化成工業株式会社、商品名) 2.5重量部 ・セロソルブアセテート  :220重量部〔組成物■
の組成〕 ・フヱノトートYP−50 (東部化成株式会社、商品名) : 70重量部 ・エピコート828 (油化シェルエポキシ株式会社、商品名): 20重量
部 ・DEN438 (ダウケミカル社、商品名) 10重量部 ・エスレックBM−2 (積水化学工業株式会社、商品名) : 20重量部 ・メラン523 (日立化成工業株式会社、商品名) : 20重量部 ・ 2PZ−CNS (四国化成工業株式会社、商品名) :  2重量部 ・クリスタライトVX−X CaK森株式会社、商品名) : 20重量部 Ca  t#l  Q (日立化成工業株式会社、商品名) :  3重量部 ・セロソルブアセテート (和光純薬株式会社、商品名) =200重量部 実施例1 両面粗化銅箔張ガラス・ポリイミド積層板MCL−[−
67(日立化成工業株式会社、商品名)の表面に所望の
エツチングレジストを形成し、不要の!jiV3をエツ
チング除去して、電源、グランド層を形成した内層回路
板を作成する。
この内層回路板の表面に、ガラス・ポリイミドのプリプ
レグCIA−67N (日立化成工業株式会社、商品名
)を重ね、180℃、30 k g / cdの条件で
90分間加圧加熱し、さらに210℃で40分間加熱硬
化した。
前記組成物■を厚さ60μmのドライフィルムにし、1
50℃・10 k g / c rt・10分間のプレ
ス条件でラミネートし、導体径0.06mm、外径0.
14mmのワイヤを数値制御布線機によって、配線密度
2本/1.27mm、ワイヤビ7チ074mmの配線ル
ールで所望のパターンに布線し、固定した。
この基板表面に、前記組成物■を厚さ150μmのドラ
イフィルムにしたものを、150℃・10kg/cn(
10分間のプレス条件でラミネートした後、さらに、銅
箔を重ね、170℃・30k g / c rdの条件
で90分間加圧加熱して積層−体化した。
この基板のスリットを形成する部分を除く表面にエツチ
ングレジストを形成し、スリット形成部の銅箔をエツチ
ング除去し、エチングレジストを剥離した後、スリット
を形成する部分に、スポット径を100μmに絞った炭
酸ガスレーザを出力45W、パルス巾1 m sの条件
で照射し、基板をセットしたテーブルを2.5m/分の
速度で移動させながらスリットを形成した。
このスリットを形成した基板を洗浄、触媒付与、密着促
進後、無電解鋼めっき液層 i d −410(日立化
成工業株式会社、商品名)に10時間浸漬して厚さ25
μmのシールド層を形成した。
このシールド層と接続されない導通孔の形成部を除いて
エツチングレジストを形成し、不要なシールド層をエツ
チング除去した。
この基板表面に、ガラス・ポリイミド製プリプレグCI
A−67N (日立化成工業株式会社、商品名)と銅箔
を重ね、180℃、30 k g / c rdの条件
で90分間加圧加熱し積層一体化した後、基板の所望の
箇所に直径0.25mmのドリルで穴あけをし、洗浄、
触媒付与、密着促進後、無電解銅めっきを行い、孔内壁
とsR箔表面に約35μmの無電解鋼めっき層を形成し
、パッドや部品実装端子など必要な箇所にエツチングレ
ジストを形成し、不要な銅をエツチング除去した。
実施例2 無電解めっき触媒含有の両面粗化銅箔張りガラス・エポ
キシ積層板MCL−E−168(日立化成工業株式会社
、商品名)の表面に所望のエツチングレジストを形成し
、不要の銅箔をエツチング除去して、電源、グランド層
を形成した内層回路板を作製した。
この内層回路板の表面に、前記組成■を塗布し、160
℃で30分間乾燥して、厚さ70μmの絶縁層を形成し
た後、前記組成物Iを厚さ60μmのドライフィルムに
し、150℃・10kg/cn(−10分間のプレス条
件でラミネートし、導体径0.06mm、外径0.14
mmのワイヤを数値制御布線機によって、配線密度2本
/1.27mm、ワイヤピッチQ、4mmの配線ルール
で所望のパターンに布線し、固定した。
前記組成物■を厚さ150μmのドライフィルムにし、
150℃・10kg/cnllO分のプレス条件でラミ
ネートしたのち、さらに!lir&を重ね、170℃・
30 k g / c trlで90分間加圧加熱し積
層一体化した。
この基板のスリットを形成する部分を除く表面にエツチ
ングレジストを形成し、スリット形成部の銅箔をエツチ
ング除去し、エチングレジストを剥離した後、スリット
を形成する部分に、スポット径を100μmに絞った炭
酸ガスレーザを出力45W、パルス巾1msの条件で照
射し、基板をセントしたテーブルを2.5m/分の速度
で移動させながらスリットを形成した。
この基板を洗浄後、直ちに無電解銅めっき液Hid−4
10(日立化成工業株式会社、商品名)に10時間浸漬
して厚さ25μmのシールド層を形成した。
以後の導通孔の形成部のシールド層のエツチング、絶縁
化、孔あけ、無電解銅めっき及び回路形成の工程は実施
例1と同様に行った。
実施例3 シールド層を形成するために、スクリーン印刷法で、こ
の基板の表面に導電性AgペーストのエボテックWE−
12(米国エポキシテクノロジー社、商品名)を塗布し
、真空脱気したのち160℃・60分の条件で加熱硬化
した以外は実施例1と同様に行った。
実施例4 両面粗化銅箔張ガラス・ポリイミド積N仮MCL−1−
67(日立化成工業株式会社、商品名)の表面に所望の
エツチングレジストを形成し不要のw4箔をエツチング
除去して、vX源、グランド層を形成した内層回路板を
作製した。
この内層回路板の表面に、ガラス・ポリイミドのプリプ
レグCIA−67N (日立化成工業株式会社、商品名
)を重ね、180℃、30kg/cdの条件で90分間
加圧加熱し、さらに、210℃で40分間加熱硬化した
前記組成物■を厚さ60μmのドライフィルムにし、1
50℃ 10kg/cnllO分のプレス条件でラミネ
ートし、数値制御布線機を用いて導体径0.06mm、
外径0.14mmのワイヤを配線密度2本/1.27m
m、ワイヤピッチ0.4mmの配線ルールで所望のパタ
ーンに布線し、固定する。
この基板表面に、前記組成物■を厚さ100μmのドラ
イフィルムにし、150℃・10kg/crt・10分
のプレス条件でラミネートしたのち、さらに、170℃
で90分間加熱し硬化し、さらに、前記組成物!を厚さ
30μmになるようにデイツプコートしたのち、170
℃で70分間加熱硬化し、スリット形成部に、スポット
径を100μmに絞った炭酸ガスレーザを出力45W、
パルス中1msの条件で照射し、基板をセントした テ
ーブルを2.5m/分の速度で移動させながらスリット
を形成した。
この基板を50℃にした無水クロム酸60g/!と硫酸
3QQmj!/jの混合水溶液に10分間浸漬したのち
、常温の40 g//の亜硫酸ソーダ液に10分間浸漬
し、洗浄、触媒付与、密着促進後、無電解銅めっき液H
id−410(日立化成工業株式会社、商品名)に10
時間浸漬して厚さ25μmのシールド層を形成した。
このシールド層の導通孔形成部を除いてエツチングレジ
ストを形成し、不要な銅箔をエツチング除去した後、ガ
ラス・ポリイミド製プリプレグGIA−67N(日立化
成工業株式会社、商品名)と銅箔を重ね、180℃・3
0 k g / c rtの条件で90分間加圧加熱し
、積層一体化した。
この基板の所望の箇所に直径0.25mmのドリルで穴
あけをし、洗浄、触媒付与、発着促進後、無電解銅めっ
きを行い、孔内壁とMA箔表面に約35μmの無電解銅
めっき層を形成し、パッドや部品実装端子など必要な箇
所にエツチングレジストを形成し、不要なRf&エツチ
ングを除去した。
実施例5 無電解めっき触媒含有の両面粗化銅箔張リガラス・エポ
キシ積層板MCL−E−168(日立化成工業株式会社
、商品名)の表面に所望のエツチングレジストを形成し
、不要の銅箔をエツチング除去して、電源、グランド層
を形成した内層回路板を作製する。
この内層回路板表面に、前記組成物■を塗布し、160
℃で30分間乾燥して、厚さ70μmの絶縁層を形成し
、その表面に、前記組成物Iを厚さ60μmのドライフ
ィルムにし、150℃・10k g / c rt・1
0分のプレス条件でラミネートし、数値制御布線機を用
いて導体径0.06mm、外径0.14mmのワイヤを
配線密度2本/1.27mm。
ワイヤピンチ0.4mmの配線ルールで所望のパターン
に布線し、固定した。
その表面に、前記組成物■を厚さ150μmのドライフ
ィルムにし、150℃・l Ok g / c g・1
0分のプレス条件でラミネートしたのち、さらに銅箔を
重ね、170℃・30 k g / c rd・90分
間加熱加圧し、積層一体化した後、前記組成物Iを厚さ
30μmになるようにデイツプコートしたのち、170
℃で70分間加熱硬化させた。
この後、スリット形成部に、スポット径100μm絞っ
た炭酸ガスレーザを出力45W、パルス中!msの条件
で照射し、基板をセントしたテーブルを2.5m/分の
速度で移動させながらスリットを形成した。
この基板を50℃にし、た無水クロム酸60g/lと硫
酸300mj/jの混合水溶液に10分間浸漬したのち
、常温の40 g/lの亜硫酸ソーダ液に10分間浸漬
し、洗浄後、直ちに無電解銅めっき液Hid−410(
日立化成工業株式会社、商品名)に10時間浸漬して厚
ご25μmのシールド層を形成した。
以下の、導通孔形成部の銅のエツチング除去、絶縁化、
銅箔積層、回路形成の工程は、実施例4と同様に行った
実施例6 両面粗化銅箔張ガラス・ポリイミド積層板MCL−1−
67(日立化成工業株式会社、商品名)の表面に所望の
エツチングレジストを形成し不要のMA箔をエツチング
除去して、電源、グランド層を形成した内層回路板を作
製した。
この内層回路板の表面に、ガラス・ポリイミドのプリプ
レグCIA−67N (日立化成工業株式会社、商品名
)を重ね、180℃、30 k g / cMの条件で
90分間加圧加熱し、さらに、210℃で40分間加熱
硬化し、前記組成物■を厚さ60μmのドライフィルム
にし、150℃・10にg / c td・10分のプ
レス条件でラミネートし、数値制御布線機を用いて導体
径0.06mm、外径0.14mmのワイヤを配線密度
2本/1.27mm、ワイヤピンチ0.4mmの配線ル
ールで所望のパターンに布線し、固定した。
この表面に、前記組成物Iを厚さ30μmになるように
デイツプコートし、170℃・70分の条件で加熱硬化
した後、スリット形成部に、スポット径100μmに絞
った炭酸ガスレーザを出力45W、パルス巾1msの条
件で照射し基板をセットしたテーブルを2.5m/分の
速度で移動させながらスリットを形成した。
この基板を50℃にした無水クロム酸60g/lと硫酸
30Qm#/lの混合水溶液に10分間浸漬したのち、
常温の4 Q g / 1の亜硫酸ソーダ液に10分間
浸漬し、洗浄、触媒付与、密着促進後、無電解銅めっき
液Hid−410(日立化成工業株式会社、商品名)に
10時間浸漬して厚さ25μmのシールド層を形成した
導通孔形成部を除いてエツチングレジストを形成し、不
要な銅箔をエツチング除去した後、ガラス・ポリイミド
製プリプレグCIA−67N (日立化成工業株式会社
、商品名)と銅箔を重ね、180℃、30kg/cn(
の条件で90分間加圧加熱した。
この基板の所望の箇所に直径0.25mmのドリルで穴
あけをし、洗浄、触媒付与、密着促進後、無電解鋼めっ
きを行い、孔内壁と銅箔表 面に約35μmの無電解銅
めっき層を形成し、パッドや部品実装端子など必要な箇
所にエツチングレジストを形成し、不要な銅箔をエツチ
ング除去した。
実施例7 無電解めっき触媒含をの両面粗化銅箔張リガラス・エポ
キシ積層板MCL−E−1’6B (日立化成工業株式
会社、商品名)の表面に所望のエンチングレジストを形
成し、不要の銅箔をエツチング除去して、電源、グラン
ド層を形成した内層回路板を作製した。
この内層回路板の表面に、前記組成物■を塗布し、16
0℃で30分間乾燥して、厚さ70μmの絶縁層を形成
し、その上に、前記組成物Iを厚さ60μmのドライフ
ィルムにし、150℃・lOk g/c rr(・10
分のプレス条件でラミネートし、数値制御布線機を用い
て導体径0.06mm、外径0.14mmのワイヤを配
線密度2本/]、 27mm、ワイヤピンチ0.4mm
の配線ルールで所望のパターンに布線し、固定した。
この基板表面に、前記組成物Iを厚さ30μmになるよ
うにデイツプコートし、170℃で70分間加熱硬化し
た後、スリット形成部に、スポット径100μmに絞っ
た炭酸ガスレーザを出力45W、パルス巾1msの条件
で照射し基板をセットしたテーブルを2.5m/分の速
度で移動させながらスリットを形成した。
この基板を50℃にした無水クロム酸60g/lと硫酸
300 m 1 / 1の混合水溶液に10分間浸漬し
たのち、常温の40 g#の亜硫酸ソーダ液に10分間
浸漬し、洗浄後、無電解銅めっき液H1d−410(日
立化成工業株式会社、商品名)に10時間浸漬して厚さ
25μmのシールド層を形成した。
以下の、導通孔形成部の銅のエツチング除去、絶縁化、
#R箔積層、回路形成の工程は、実施例6と同様に実施
した。
実施例8 両面粗化#i4箔張ガラス・ポリイミド積層板MCL−
1−67(日立化成工業株式会社、商品名)の表面に所
望のエツチングレジストを形成し、不要の銅箔をエツチ
ング除去して、XB、グランド層を形成した内層回路板
を作製した。
この内層回路板の表面に、ガラス・ポリイミドのプリプ
レグCIA−67N(日立化成工業株式会社、商品名)
を重ね、その上に厚さ35μmの銅箔を重ね、180℃
、30kg/Crrlの条件で90分間加圧加熱し、さ
らに210℃で40分間加熱硬化させ、積層一体化した
後、この表面に所望のエツチングレジストを形成し、不
要の銅箔をエツチング除去して、幅0.08mmのライ
ンを配線密度3本/2.54 mm、ラインビフチQ、
4mmの配線ルールで所望のパターンに形成する。
前記組成物■を厚さ150μmのドライフィルムにし、
150℃・10kg/cn(10分のプレス条件でラミ
ネートしたのち、さらに、銅箔を重ね、170℃−30
kg/ctrlで90分間加圧加熱して加熱硬化した。
この基板のスリットを形成する部分を除く表面にエツチ
ングレジストを形成し、スリット形成部の銅箔をエツチ
ング除去し、スリット形成部に、スポット径100μm
絞った炭酸ガスレーザを出力45W、パルス巾1msの
条件で照射し、基板をセットしたテーブルを2.5m/
分の速度で移動させながらスリットを形成し、洗浄、触
媒付与、密着促進後、無電解銅めっき液H1d−410
(日立化成工業株式会社、商品名)に10時間浸漬して
厚さ25〃mのシールド層を形成した。
この基板の導通孔形成部を除いてエツチングレジストを
形成し、不要な銅箔をエツチング除去した。
この表面に、ガラス・ポリイミド製プリプレグCIA−
61N (日立化成工業株式会社、商品名)と銅箔を重
ね、180℃、30 k g / c rdの条件で9
0分間加圧加熱した後、所望の箇所に直径0.25mm
のドリルで穴あけをし、洗浄、触媒付与、密着促進後、
無電解銅めっきを行い、孔内壁とw4箔表面に約35μ
mの無電解銅めっき層を形成し、パッドや部品実装端子
など必要な箇所にエツチングレジストを形成し、不要な
銅箔をエツチング除去した。
実施例9 無電解めっき触媒含有の両面粗化銅箔張りガラス・エポ
キシ積層板MCL−E−168(日立化成工業株式会社
、商品名)の表面に所望のエツチングレジストを形成し
、不要の銅箔をエツチング除去して、電源、グランド層
を形成した。
この内層回路板の表面に無電解めっき触媒含有のガラス
・エポキシ製プリプレグGEA−168N(日立化成工
業株式会社、商品名)を重ね、170℃、30 k g
 / c alの条件で90分間加圧加熱し、積層一体
化した後、この表面に所望のエツチングレジストを形成
し、不要の銅箔をエツチング除去して、輻0.08mm
のラインを配線密度3本/2.54mm、ラインピッチ
0.4mmの配線ルールで所望のパターンに形成する。
この内層回路板の表面に、前記組成物■を塗布し、16
0℃で10分間乾燥したのち、ti4箔を重ね、170
℃・30kg/c+d−30分間加圧加熱した。
以下のスリット部の銅箔のエツチング除去、スリットの
形成、シールド層の形成、絶縁化、銅箔積層、回路形成
の工程は、実施例8と同様に実施した。
実施例10 シールド層を形成するために、スクリーン印刷法で、こ
の基板の表面に導電性AgペーストのエポテックWE−
12(米国エポキシテクノロジー社、商品名)を塗布し
た0次に、真空脱気したのち160℃、60分の条件で
加熱硬化させた以外は実施例8と同様にした。
実施例11 両面粗化銅箔張ガラス・ポリイミド積層板MCL−1−
67(日立化成工業株式会社、商品名)の表面に所望の
エツチングレジストを形成し不要のH4fI!iをエツ
チング除去して、電源、グランド層を形成した内層回路
板を作製した。
この内層回路板の表面に、ガラス・ポリイミドのプリプ
レグCIA−67N (日立化成工業株式会社、商品名
)を重ね、その上に厚さ35μmの銅箔を重ねて、18
0℃、30 k g / c rrlの条件で90分間
加圧加熱し、さらに210℃で40分間加熱硬化し、積
層一体化した後、この表面に所望のエツチングレジスト
を形成し、不要の銅箔をエツチング除去して、巾0.0
8mmのラインを配線密度3本/2.54 mm、ライ
ンピッチQ、4mmの配線ルールで所望のパターンに形
成した。
この表面に、前記組成物■を厚さ150μmのドライフ
ィルムにし、150℃・10kg/cnf・10分のプ
レス条件でラミネートしたのち、170℃・90分の条
件で加熱硬化し、さらに、前記組成物rを厚さ30μm
になるようにデイツプコートし、170℃・70分の条
件で加熱硬化した。
この基板のスリット形成部に、スポソ°ト径100μm
絞った炭酸ガスレーザを出力45W、パルス巾1rns
の条件で照射し、基板をセントしたテーブルを2.5m
/分の速度で移動させながらスリットを形成した後、5
0℃にした無水クロム酸50 g / 1と硫酸300
 m l / 1の混合水溶液に10分間浸漬し、常温
の40 g/lの亜硫酸ソーダ液に10分間浸漬した。
この基板を洗浄、触媒付与、密着促進後、無電解銅めっ
き液Hid−410(日立化成工業株式会社、商品名)
に10時間浸漬して厚さ25μmのシールド層を形成し
、導通孔形成部を除いてエツチングレジストを形成し、
不要な銅箔をエツチング除去し、さらにガラス・ポリイ
ミド製プリプレグCIA−61N (日立化成工業株式
会社、商品名)と銅箔を重ね、180℃・30 k g
 / c n(の条件で90分間加圧加熱した。
この基板の所望の箇所に直径0.25mmのドリルで穴
あけをし、洗浄、触媒付与、発着促進後、無電解銅めっ
きを行い、孔内壁と銅箔表面に約35μmの無電解鋼め
っき層を形成し、パッドや部品実装端子など必要な箇所
にエツチングレジストを形成し、不要な銅箔エツチング
を除去した。
実施例12 無電解めっき触媒含有の両面粗化銅箔張りガラス・エポ
キシ積層板MCL−E−168(日立化成工業株式会社
、商品名)の表面に所望のエツチングレジストを形成し
、不要の銅箔をエツチング除去して、電源、グランド層
を形成した。
この内層回路板の表面に無電解めっき触媒含有のガラス
・エポキシ製プリプレグGEA−168N(日立化成工
業株式会社、商品名)を重ね、さらにその上に厚さ35
μmの銅箔を重ね、170℃・30kg/ct!1の条
件で90分間加圧加熱し、積層一体化した。
この表面に所望のエツチングレジストを形成し、不要の
銅箔をエツチング除去して、巾0.08mmのラインを
配線密度3本/2.54mm、ラインピフチQ、4mm
の配線ルールで所望のパターンを形成し、さらに、前記
組成物■を塗布し、160℃で30分間乾燥して、厚さ
70μmの絶縁層を形成した。
この表面に前記組成物1を厚さが30μmになるように
デイツプコートしたのち、170℃で70分加熱硬化し
、スリット形成部に、スポット径を100μmに絞った
炭酸ガスレーザを出力45W、パルス巾1msの条件で
照射し、基板をセットしたテーブルを2.5m/分の速
度で移動させながらスリットを形成した。
この基板を50℃にした無水クロム酸60g/lと硫酸
300 m l / 1の混合水溶液に10分間浸漬し
たのち、常温の4 Q g / 1の亜硫酸ソーダ液に
10分間浸漬し、洗浄後、直ちに無電解銅めっき液H1
d−410(日立化成工業株式会社、商品名)に10時
間浸漬して厚さ25μmのシールド層を形成した。
導通孔形成部を除いてエツチングレジストを形成し、不
要な銅箔をエツチング除去し、ガラス・ポリイミド製プ
リプレグC;IA−67N (日立化成工業株式会社、
商品名)と銅箔とを重ね、180℃、30 k g /
 c rdの条件で90分間加圧加熱した。
この基板の所望の箇所に直径0.25mmのドリルで穴
あけをし、洗浄、触媒付与、密着促進後、無電解銅めっ
きを行い、孔内壁と銅箔表面に約35μmの無電解鋼め
っき層を形成し、バンドや部品実装端子など必要な箇所
にエツチングレジストを形成し、不要な銅箔エツチング
を除去した。
このようにして製造した配線板のクロストークノイズで
は、下記の測定条件で、0.5%以下であった。一方、
シールド層を省略して製造した従来の配線板のクロスト
ークノイズは4〜4.5%であり、本発明の大きな効果
が確認できた。
〔測定条件〕
導体間隔         :0.4mm平行に設置さ
れた導体の長さ:30cm誘導パルス電圧      
:5v 誘導パルス巾       :5n3 誘導パルス立上り時間   :1n3 (発明の効果) 以上に説明したように、本発明によって、レーザで形成
したスリットに設けたシールド層で信号線周囲を囲むこ
とにより、クロストークノイズを大巾に低減することが
できる配線板と、このような配線板を効率良く製造する
方法とを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面斜視図、第2図は
本発明の他の実施例を示す断面斜視図、第3図(a)〜
(g)は本発明の一実施例の工程を説明するための断面
図、第4図(a)〜(g)は本発明の他の実施例の工程
を説明するための断面図、第5図(a)〜(g)は本発
明の他の実施例の工程を説明するための断面図、第6図
(a)〜<r>は本発明の他の実施例の工程を説明する
ための断面図、第7図(a)〜<r>は本発明の他の実
施例の工程を説明するための断面図、第8図(a)〜(
h)は従来例の工程と構造を説明するための断面図であ
る。 符号の説明 1、グランド層   2゜ 3.3°、絶縁層  4゜ 4°、信号ライン  5゜ 6、シールド層   7゜ 8、導通孔     9゜ 10.10″、接着絶縁層 11、金属箔    12゜ 13、エツチングスリット 回路板 絶縁ワイヤ スリット 導通孔 電源層 保護樹脂層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.グランド層(1)および/または電源層(9)を有
    する回路板(2)と、この回路板(2)の表面に設けた
    絶縁層(3)と、その表面に設けた接着性絶縁層(10
    )の表面に所望の形状に固定した複数の絶縁ワイヤ(4
    )と、この絶縁ワイヤ(4)の周囲に設けられた絶縁層
    (3’)と、絶縁層(3’)からグランド層(1)に達
    しその絶縁層(3’)と接着性絶縁層(10)と絶縁層
    (3’)とを切断するスリット(5)と、絶縁ワイヤ(
    4)を取り囲むようにこのスリット(5)の内壁とグラ
    ンド層の表面と絶縁層(3’)の表面に設けられたシー
    ルド層(6)と、シールド層(6)に接続された導通孔
    (7)と、シールド層(6)と接続されず絶縁ワイヤ(
    4)と接続された導通孔(8)とを備えたことを特徴と
    する配線板。
  2. 2.以下の工程を有することを特徴とする配線板の製造
    法。 A.グランド層(1)および/または電源層(9)を有
    する回路板(2)の表面に、絶縁層(3)を設け、その
    表面に設けた接着性絶縁層(10)に複数の絶縁ワイヤ
    (4)を所望の形状に固定する工程。 B.絶縁ワイヤ(4)の表面に、絶縁層(3’)を介し
    て金属箔(11)を接着する工程。 C.金属箔(11)のスリット(5)を形成する部分を
    除去してエッチングスリット(13)を形成する工程。 D.スリット(5)を形成する部分のエッチングスリッ
    ト(13)から露出した絶縁層(3)の表面に、スリッ
    ト(5)がグランド層(1)に達するまでレーザを照射
    する工程。 E.絶縁層(3’)の表面とスリット(5)の内壁と露
    出したグランド層(1)に、シールド層(6)を形成す
    る工程。 F.絶縁ワイヤ(4)と接続する導通孔(7)を形成す
    る部分のシールド層(6)を除去する工程。 G.絶縁ワイヤ(4)と接続する導通孔(7)と、絶縁
    ワイヤに接続されずシールド層(6)と接続される導通
    孔(8)とを形成する工程。
  3. 3.以下の工程を有することを特徴とする配線板の製造
    法。 A.グランド層(1)および/または電源層(9)を有
    する回路板(2)の表面に、絶縁層(3)を設け、その
    表面に設けた接着性絶縁層(10)に複数の絶縁ワイヤ
    (4)を所望の形状に固定する工程。 B.絶縁ワイヤ(4)の表面に、絶縁層(3’)を介し
    て接着性絶縁層(10’)を形成する工程。 C.スリット(5)を形成する部分の絶縁層(3)の表
    面に、スリット(5)がグランド層(1)に達するまで
    レーザを照射する工程。 D.接着性絶縁層(10’)の表面とスリット(5)の
    内壁を粗化する工程。 E.接着性絶縁層(10’)の表面とスリット(5)の
    内壁と露出したグランド層(1)の表面にめっきでシー
    ルド層(6)を形成する工程。 F.絶縁ワイヤ(4)と接続する導通孔(7)を形成す
    る部分のシールド層(6)を除去する工程。 G.絶縁ワイヤ(4)と接続する導通孔(7)と絶縁ワ
    イヤ(4)に接続されずシールド層(6)に接続される
    導通孔(8)を形成する工程。
  4. 4.以下の工程を有することを特徴とする配線板の製造
    法。 A.グランド層(1)および/または電源層(9)を有
    する回路板(2)の表面に、絶縁層(3)を設け、その
    表面に設けた接着性絶縁層(10)に複数の絶縁ワイヤ
    (4)を所望の形状に固定する工程。 B.この絶縁ワイヤ(4)の表面に粗化することにより
    無電解めっき層と接着する接着性絶縁層(10’)を形
    成する工程。 C.スリット(5)を形成する部分の絶縁層(3)の表
    面に、スリット(5)がグランド層(1)に達するまで
    レーザを照射する工程。 D.接着性絶縁層(10’)の表面とスリット(5)の
    内壁を粗化する工程。 E.接着性絶縁層(10’)の表面とスリット(5)の
    内壁と露出したグランド層(6)の表面にめっきでシー
    ルド層(6)を形成する工程。 F.絶縁ワイヤ(4)と接続する導通孔(7)を形成す
    る部分のシールド層(6)を除去する工程。 G.絶縁ワイヤ(4)と接続する導通孔(7)と絶縁ワ
    イヤに接続されずシールド層(6)に接続される導通孔
    (8)を形成する工程。
  5. 5.グランド層(1)および/または電源層(9)を有
    する回路板(2)の表面に形成した信号ライン(4’)
    と、信号ライン(4’)を被覆する絶縁層(3)と、こ
    の信号ライン(4’)に沿って設けた絶縁層(3)から
    グランド層(1)に達するスリット(5)と、信号ライ
    ン(4’)を取り囲むように形成されたスリット(5)
    の内壁とグランド層(1)と絶縁層(3)の表面に設け
    たシールド層(6)と、このシールド層(6)と接続す
    る導通孔(8)と、信号ライン(4’)と接続する導通
    孔(7)とを備えたことを特徴とする配線板。
  6. 6.以下の工程を有することを特徴とする配線板の製造
    法。 A.グランド層(1)および/または電源層(9)を有
    する回路板(2)の表面の信号ライン(4’)を絶縁層
    (3)で被覆する工程。 B.絶縁層(3’)を介して金属箔(11)を接着する
    工程。 C.スリット(5)を形成する部分の金属箔(11)を
    除去してエッチングスリット(13)を形成する工程。 D.レーザをエッチングスリット(13)から露出した
    絶縁層(3’)の表面に照射してグランド層(1)に達
    するスリット(5)を形成する工程。 E.スリット(5)の内壁と露出したグランド層(1)
    と絶縁層(3)の表面にシールド層(6)を形成する工
    程。 F.信号ライン(4’)と接続する導通孔(7)を形成
    する部分のシールド層(6)を除去する工程。 G.シールド層(6)に接続される導通孔(B)を形成
    する工程。
  7. 7.以下の工程を有することを特徴とする配線板の製造
    法。 A.グランド層(1)および/または電源層(9)を有
    する回路板(2)の表面の信号ライン(4’)を絶縁層
    (3)で被覆する工程。 B.絶縁層(3)の表面に接着剤層(10)を形成する
    工程。 C.レーザを照射してグランド層(1)に達するスリッ
    ト(5)を形成する工程。 D.接着剤層(10)とスリット(5)の内壁を粗化す
    る工程。 E.スリット(5)の内壁と露出したグランド層(1)
    と接着剤層(10)の表面にめっきでシールド層(6)
    を形成する工程。 F.信号ライン(4’)と接続する導通孔(7)を形成
    する部分のシールド層(6)を除去する工程。 G.シールド層(6)と接続される導通孔(8)を形成
    する工程。
  8. 8.シールド層(6)を保護する樹脂層(12)を設け
    たことを特徴とする請求項1または5記載の配線板。
  9. 9.シールド層(6)の表面に保護のための樹脂層(1
    2)を塗布したことを特徴とする請求項2、3、4、6
    、または7記載の配線板の製造法。
  10. 10.ガラス短繊維を含有した絶縁層(3)および/ま
    たは絶縁層(3’)を用いたことを特徴とする請求項1
    、5または9記載の配線板。
  11. 11.ガラス短繊維を含有した絶縁層(3)を用いたこ
    とを特徴とする請求項2、3、4、6、7、または9記
    載の配線板の製造法。
  12. 12.絶縁層(3)および/または絶縁層(3’)及び
    接着剤層(10)に無電解めっき触媒を含有し、シール
    ド層(6)を無電解めっきで形成したことを特徴とする
    請求項2、3、4、6、7、9、または11記載の配線
    板の製造法。
  13. 13.シールド層(6)を導電性インクで形成したこと
    を特徴とする請求項1、5、8、または10記載の配線
    板。
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