JPH02224226A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH02224226A JPH02224226A JP25089289A JP25089289A JPH02224226A JP H02224226 A JPH02224226 A JP H02224226A JP 25089289 A JP25089289 A JP 25089289A JP 25089289 A JP25089289 A JP 25089289A JP H02224226 A JPH02224226 A JP H02224226A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、半導体装置の製造方法に関するものである
。
。
「従来技術」
従来、半導体装置の製造の際の配線工程において、半導
体基板からコンタクトをとるために、第5図(a)に示
すように半導体基板1上に層間絶縁膜(BPSG、PS
G等)2が形成された状態から、第5図(b)に示すよ
うに異方性エツチングによりコンタクト穴3を形成し、
配線材料によりこのコンタクト穴3部分から半導体基板
1のP“層にコンタクトをとるようにしていた。ところ
が、このとき、層間絶縁膜2の縁部の段差が垂直となり
、配線材料であるアルミニウム膜に段切れが発生し断線
してしまう。
体基板からコンタクトをとるために、第5図(a)に示
すように半導体基板1上に層間絶縁膜(BPSG、PS
G等)2が形成された状態から、第5図(b)に示すよ
うに異方性エツチングによりコンタクト穴3を形成し、
配線材料によりこのコンタクト穴3部分から半導体基板
1のP“層にコンタクトをとるようにしていた。ところ
が、このとき、層間絶縁膜2の縁部の段差が垂直となり
、配線材料であるアルミニウム膜に段切れが発生し断線
してしまう。
この配線材料の段切れ対策として、リフロー法がある。
これは、第5図(C)に示すように、異方性エツチング
により層間絶縁膜2にコンタクト穴3を形成した後に、
層間絶縁膜2が流れる程度(変型可能な)の高温で処理
(リフロー)することによりコンタクト穴3の縁部に丸
みをつけ、第5図(d)に示すように、配線材料4の段
切れを防止するものである。
により層間絶縁膜2にコンタクト穴3を形成した後に、
層間絶縁膜2が流れる程度(変型可能な)の高温で処理
(リフロー)することによりコンタクト穴3の縁部に丸
みをつけ、第5図(d)に示すように、配線材料4の段
切れを防止するものである。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上述したりフロー法ではコンタクト穴3内に
半導体基板1が露出したまま高温処理を行なうため層間
絶縁膜2中の不純物(主に、リン)が気相拡散してコン
タクト穴3から半導体基板1に侵入してしまい、第5図
(C)に示すようにP+層表面に薄いN層5が形成され
、コンタクト抵抗が増大してしまうという問題があった
。
半導体基板1が露出したまま高温処理を行なうため層間
絶縁膜2中の不純物(主に、リン)が気相拡散してコン
タクト穴3から半導体基板1に侵入してしまい、第5図
(C)に示すようにP+層表面に薄いN層5が形成され
、コンタクト抵抗が増大してしまうという問題があった
。
この発明の目的は、コンタクト抵抗の増大を抑制できる
半導体装置を提供することにある。
半導体装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
第1の発明は、半導体基板上の絶縁膜の一部をエツチン
グ除去してコンタクト穴を形成する第1工程と、前記コ
ンタクト穴の半導体基板露出部を保護膜で覆う第2工程
と、高温雰囲気にて絶縁膜をリフローさせ、前記コンタ
クト穴の側壁である絶縁膜に丸みをつける第3工程と、
前記保護膜を除去し、コンタクト穴内に半導体基板を露
出ざUる第4工程と、前記コンタクト穴を含む絶縁膜上
に配線材料を配置する第5工程とを備えた半導体装置の
製造方法をその要旨とする。
グ除去してコンタクト穴を形成する第1工程と、前記コ
ンタクト穴の半導体基板露出部を保護膜で覆う第2工程
と、高温雰囲気にて絶縁膜をリフローさせ、前記コンタ
クト穴の側壁である絶縁膜に丸みをつける第3工程と、
前記保護膜を除去し、コンタクト穴内に半導体基板を露
出ざUる第4工程と、前記コンタクト穴を含む絶縁膜上
に配線材料を配置する第5工程とを備えた半導体装置の
製造方法をその要旨とする。
第2の発明は、半導体基板上に絶縁膜を形成する第1工
程と、高温雰囲気により前記絶縁膜表面の不純物を気相
拡散させる第2工程と、前記半導体基板上の絶縁膜の一
部をエツチング除去してコンタクト穴を形成する第3工
程と、前記第2工程における不純物気相拡散温度よりも
低い温度での高温雰囲気にて絶縁膜をリフローさせ、前
記コンタク;〜穴の側壁である絶縁膜に丸みをつける第
4工程と、前記コンタクト穴を含む絶縁膜上に配線材料
を配置する第5工程とを備えた半導体装置の製造方法を
その要旨とするものである。
程と、高温雰囲気により前記絶縁膜表面の不純物を気相
拡散させる第2工程と、前記半導体基板上の絶縁膜の一
部をエツチング除去してコンタクト穴を形成する第3工
程と、前記第2工程における不純物気相拡散温度よりも
低い温度での高温雰囲気にて絶縁膜をリフローさせ、前
記コンタク;〜穴の側壁である絶縁膜に丸みをつける第
4工程と、前記コンタクト穴を含む絶縁膜上に配線材料
を配置する第5工程とを備えた半導体装置の製造方法を
その要旨とするものである。
[作用]
第1の発明は、第1工程により半導体基板上の絶縁膜の
一部をエツチング除去してコンタクト穴を形成した後に
、第2工程よりそのコンタクト穴の半導体基板露出部が
保護膜にて覆われ、第3工程により高温雰囲気にて絶縁
膜がリフローされてコンタクト穴の側壁である絶縁膜に
丸みがつけられる。このリフローの際に、コンタクト穴
の半導体基板露出部が保護膜にて覆われ絶縁膜中のリン
等の不純物の侵入が防止される。その後、第4工程によ
り前記保護膜が除去されてコンタクト穴内に半導体基板
が露出され、第5工程によりコンタクト穴を含む絶縁膜
上に配線材料が配置される。
一部をエツチング除去してコンタクト穴を形成した後に
、第2工程よりそのコンタクト穴の半導体基板露出部が
保護膜にて覆われ、第3工程により高温雰囲気にて絶縁
膜がリフローされてコンタクト穴の側壁である絶縁膜に
丸みがつけられる。このリフローの際に、コンタクト穴
の半導体基板露出部が保護膜にて覆われ絶縁膜中のリン
等の不純物の侵入が防止される。その後、第4工程によ
り前記保護膜が除去されてコンタクト穴内に半導体基板
が露出され、第5工程によりコンタクト穴を含む絶縁膜
上に配線材料が配置される。
第2の発明は、第1工程により半導体基板上に絶縁膜が
形成され、第2工程により高温雰囲気にて絶縁膜表面の
リン等の不純物が気相拡散され、第3工程により半導体
基板上の絶縁膜の一部がエツチング除去されてコンタク
1−穴が形成され、第4工程により第2工程における不
純物気相拡散温度よりも低い温度での高温雰囲気にて絶
縁膜がリフローされ、コンタクト穴の側壁である絶縁膜
に丸みがつけられる。このリフローの際に、その雰囲気
温度が不純物気相拡散温度よりも低く、又、既に絶縁膜
の表面は不純物が拡散しているので半導体基板への侵入
が防止される。その後、第5工程によりコンタク1〜穴
を含む絶縁膜上に配線材料が配置される。
形成され、第2工程により高温雰囲気にて絶縁膜表面の
リン等の不純物が気相拡散され、第3工程により半導体
基板上の絶縁膜の一部がエツチング除去されてコンタク
1−穴が形成され、第4工程により第2工程における不
純物気相拡散温度よりも低い温度での高温雰囲気にて絶
縁膜がリフローされ、コンタクト穴の側壁である絶縁膜
に丸みがつけられる。このリフローの際に、その雰囲気
温度が不純物気相拡散温度よりも低く、又、既に絶縁膜
の表面は不純物が拡散しているので半導体基板への侵入
が防止される。その後、第5工程によりコンタク1〜穴
を含む絶縁膜上に配線材料が配置される。
[第1実施例]
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
第1図(a)に示すように、予めトランジスタ等を形成
した半導体基板(ウェハ)11に対し、その表面の全面
に層間絶縁膜(BPSG、PSG等)12を形成する二
第1図(a)においては、半導体基板(ウェハ)11の
Pチャネルトランジスタのソース・ドレイン部分を示す
。そして、層開路縁膜12上にパターンニングしたレジ
スト13を形成する。その後、このレジスト13をマス
クとして異方性エツチングにより層間絶縁膜12の一部
をエツチング除去し、コンタクト穴14を形成する(第
1図(b))。
した半導体基板(ウェハ)11に対し、その表面の全面
に層間絶縁膜(BPSG、PSG等)12を形成する二
第1図(a)においては、半導体基板(ウェハ)11の
Pチャネルトランジスタのソース・ドレイン部分を示す
。そして、層開路縁膜12上にパターンニングしたレジ
スト13を形成する。その後、このレジスト13をマス
クとして異方性エツチングにより層間絶縁膜12の一部
をエツチング除去し、コンタクト穴14を形成する(第
1図(b))。
引続き、半導体基板11を炉に入れ、窒素(N2)と酸
素(02)との雰囲気中で950℃以下での高温にする
。その結果、第1図(C)に示すように、コンタクト穴
14の半導体基板11の露出部には保護膜としての薄い
熱酸化膜(Si o2)15が形成される。この熱酸化
膜15の膜厚は、俊配りフローにより層間絶縁膜12中
の不純物の侵入を防ぐことが可能な最小膜厚であるとと
もに希釈フッ酸液あるいはプラズマエツチングにて容易
に除去可能な最大膜厚である。より具体的には、50〜
120A程度である。
素(02)との雰囲気中で950℃以下での高温にする
。その結果、第1図(C)に示すように、コンタクト穴
14の半導体基板11の露出部には保護膜としての薄い
熱酸化膜(Si o2)15が形成される。この熱酸化
膜15の膜厚は、俊配りフローにより層間絶縁膜12中
の不純物の侵入を防ぐことが可能な最小膜厚であるとと
もに希釈フッ酸液あるいはプラズマエツチングにて容易
に除去可能な最大膜厚である。より具体的には、50〜
120A程度である。
ざらに、窒素(N2)の雰囲気中で炉の温度を950℃
に上げ層間絶縁膜12に流動性をもたせリフローする。
に上げ層間絶縁膜12に流動性をもたせリフローする。
その結果、第1図(d)に示すように、熱酸化膜15に
よってコンタクト穴14での層間絶縁膜12中の不純物
(リン)の気相拡散による侵入が防止された状態で、コ
ンタクト穴14の縁部に丸みがつけられる。
よってコンタクト穴14での層間絶縁膜12中の不純物
(リン)の気相拡散による侵入が防止された状態で、コ
ンタクト穴14の縁部に丸みがつけられる。
その後、第1図(e)に示すように、希釈フッ酸液ある
いはプラズマエツチングにより熱酸化膜15を除去する
。
いはプラズマエツチングにより熱酸化膜15を除去する
。
引続き、第1図(f>に示すように、コンタクト穴14
を含む層間絶縁膜12上に配線材料としてのアルミニウ
ム16を積層する。このとき、コンタクト穴14の縁部
に丸みがつけられているのでアルミニウム16の段切れ
が防止される。
を含む層間絶縁膜12上に配線材料としてのアルミニウ
ム16を積層する。このとき、コンタクト穴14の縁部
に丸みがつけられているのでアルミニウム16の段切れ
が防止される。
第2図は、このようにしてコンタクトをとった場合(本
実施例)における、このコンタクト部分での電圧■aを
変化さVたときの電流値Iaと微分抵抗ΔVa/Δ■a
の測定結果を示す。又、第3図はコンタクト穴14の半
導体基板露出部に熱酸化膜15を形成することなくリフ
ローした場合(従来方式)の電圧Vaを変化させたとき
の電流値)aと微分抵抗ΔVa/ΔIaの測定結果を示
す。
実施例)における、このコンタクト部分での電圧■aを
変化さVたときの電流値Iaと微分抵抗ΔVa/Δ■a
の測定結果を示す。又、第3図はコンタクト穴14の半
導体基板露出部に熱酸化膜15を形成することなくリフ
ローした場合(従来方式)の電圧Vaを変化させたとき
の電流値)aと微分抵抗ΔVa/ΔIaの測定結果を示
す。
この第2図及び第3図から明らかなように、従来方式(
第3図)に比べ本実施例(第2図)は、微分抵抗ΔVa
/ΔIaが低くなっている。
第3図)に比べ本実施例(第2図)は、微分抵抗ΔVa
/ΔIaが低くなっている。
又、従来方式(第3図)では、リフローの際にP+領域
にN層5が形成されるために、ダイオード特性を示すこ
ととなる。即ち、電圧VaとしてP+層に順方向の電圧
(プラス)をかけたとき電流値Iaの傾きが大きくなり
、又、逆バイアスをかけたとき電流値)aの傾きが小さ
くなる。これに対し本実施例(第2図)では電圧Vaに
無関係に電流値(aの傾きが一定値となり、リフローの
際にP+領域にN層が形成されていないことが分る。
にN層5が形成されるために、ダイオード特性を示すこ
ととなる。即ち、電圧VaとしてP+層に順方向の電圧
(プラス)をかけたとき電流値Iaの傾きが大きくなり
、又、逆バイアスをかけたとき電流値)aの傾きが小さ
くなる。これに対し本実施例(第2図)では電圧Vaに
無関係に電流値(aの傾きが一定値となり、リフローの
際にP+領域にN層が形成されていないことが分る。
ざらに、従来方式では非オーミツク接触となっているの
に対し、本実施例はオーミック接触となる。
に対し、本実施例はオーミック接触となる。
このように本実施例によれば、コンタクト穴14を形成
した後にコンタクト穴14の半導体基板11の露出部を
熱酸化膜15で覆い、高温雰囲気にてコンタクト穴14
の側壁である層間絶縁膜12をリフローさせた俊に当該
熱酸化膜15を除去するようにした。従って、従来方式
ではりフローの際に層間絶縁膜2中の不純物(主に、リ
ン)が気相拡散してコンタクト部から半導体基板1に浸
入してP+層表面に薄いN層5が形成されコンタクト抵
抗が増大していたが、本実施例では熱酸化膜15により
層間絶縁膜12中の不純物(リン)の侵入を防ぐことが
でき、コンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
した後にコンタクト穴14の半導体基板11の露出部を
熱酸化膜15で覆い、高温雰囲気にてコンタクト穴14
の側壁である層間絶縁膜12をリフローさせた俊に当該
熱酸化膜15を除去するようにした。従って、従来方式
ではりフローの際に層間絶縁膜2中の不純物(主に、リ
ン)が気相拡散してコンタクト部から半導体基板1に浸
入してP+層表面に薄いN層5が形成されコンタクト抵
抗が増大していたが、本実施例では熱酸化膜15により
層間絶縁膜12中の不純物(リン)の侵入を防ぐことが
でき、コンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
又、本実施例ではドライ酸化にて熱酸化膜15を形成す
るようにしたので、連続した工程にて半導体装置を製造
することができる。即ち、炉にウェハを入れた後に炉内
温度の上昇に伴い雰囲気を換える(02十N2→N2
>ことにより熱酸化膜15の形成とりフローを連続して
行なうことができる。
るようにしたので、連続した工程にて半導体装置を製造
することができる。即ち、炉にウェハを入れた後に炉内
温度の上昇に伴い雰囲気を換える(02十N2→N2
>ことにより熱酸化膜15の形成とりフローを連続して
行なうことができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば上記実施例ではドライ酸化にて熱酸化膜15を形
成したがウェット酸化にて熱酸化膜15を形成してもよ
い。又、上記実施例では保護膜として熱酸化膜15を用
いたが、CVDによる酸化膜を用いてもよい。
例えば上記実施例ではドライ酸化にて熱酸化膜15を形
成したがウェット酸化にて熱酸化膜15を形成してもよ
い。又、上記実施例では保護膜として熱酸化膜15を用
いたが、CVDによる酸化膜を用いてもよい。
[第2実施例]
以下、第2の発明に対応する第2実施例を説明する。
第4図(a)に示すように、予めトランジスタ等を形成
した半導体基板(ウェハ)17に対し、その表面の全面
に居間絶縁膜(BPSG、PSG等)18を形成する。
した半導体基板(ウェハ)17に対し、その表面の全面
に居間絶縁膜(BPSG、PSG等)18を形成する。
第4図(a)においては、半導体基板(ウェハ)17の
Pチャネルトランジスタのソース・ドレイン部分を示す
。そして、第4図(b)に示すように、半導体基板17
を炉に入れ、窒素(N2)の雰囲気中で930℃の高温
にする。この930℃での熱処理により、居間絶縁膜(
BPSG、PSG等)18の平坦化及び吸湿防止が行な
われるとともに、層間絶縁膜(BPSG、PSG等)1
8の表面のリンの気相拡散が行なわれる。
Pチャネルトランジスタのソース・ドレイン部分を示す
。そして、第4図(b)に示すように、半導体基板17
を炉に入れ、窒素(N2)の雰囲気中で930℃の高温
にする。この930℃での熱処理により、居間絶縁膜(
BPSG、PSG等)18の平坦化及び吸湿防止が行な
われるとともに、層間絶縁膜(BPSG、PSG等)1
8の表面のリンの気相拡散が行なわれる。
その後、層間絶縁膜18上にパターンニングしたレジス
ト19を形成する。そして、第4図(C)に示すように
、このレジスト19をマスクとして異方性エツチングに
より層間絶縁膜18の一部をエツチング除去し、コンタ
ク1〜穴20を形成する。
ト19を形成する。そして、第4図(C)に示すように
、このレジスト19をマスクとして異方性エツチングに
より層間絶縁膜18の一部をエツチング除去し、コンタ
ク1〜穴20を形成する。
引続き、半導体基板17を炉に入れ、窒素(N2)の雰
囲気中で炉の温度を900℃に上げ層間絶縁膜18に流
動性をもたせリフローする。その結果、第4図(d)に
示すように、コンタクト穴20の縁部に丸みがつけられ
る。この際に、その雰囲気温度(900℃)が不純物気
相拡散温度(930℃)よりも低く、又、既に絶縁膜1
8の表面は不純物が拡散しているので半導体基板17へ
の侵入が防止される。
囲気中で炉の温度を900℃に上げ層間絶縁膜18に流
動性をもたせリフローする。その結果、第4図(d)に
示すように、コンタクト穴20の縁部に丸みがつけられ
る。この際に、その雰囲気温度(900℃)が不純物気
相拡散温度(930℃)よりも低く、又、既に絶縁膜1
8の表面は不純物が拡散しているので半導体基板17へ
の侵入が防止される。
引続き、第4図(e)に示すように、コンタクト穴20
を含む層間絶縁膜18上に配線材料としてのアルミニウ
ム21を積層する。このとき、コンタクト穴20の縁部
に丸みがつけられているのでアルミニウム21の段切れ
が防止される。
を含む層間絶縁膜18上に配線材料としてのアルミニウ
ム21を積層する。このとき、コンタクト穴20の縁部
に丸みがつけられているのでアルミニウム21の段切れ
が防止される。
このように製造された半導体装置においても第2図に示
す特性が得られ、従来方式(第3図)に比べ本実施例(
第2図)は、微分抵抗ΔVa/Δ■aが低くなっている
。さらに、従来方式では非オーミツク接触となっている
のに対し、本実施例はオーミック接触となる。
す特性が得られ、従来方式(第3図)に比べ本実施例(
第2図)は、微分抵抗ΔVa/Δ■aが低くなっている
。さらに、従来方式では非オーミツク接触となっている
のに対し、本実施例はオーミック接触となる。
このように本実施例は、半導体基板17上に層間絶縁膜
18を形成しく第1工程)、930℃の高温雰囲気によ
り層間絶縁膜18表面の不純物を気相拡散させ(第2工
程)、半導体基板17上の層間絶縁膜18の一部をエツ
チング除去してコンタクト穴20を形成する(第3工程
)。そして、第2工程における不純物気相拡散温度より
も低い900 ’Cの温度での高温雰囲気にて層間絶縁
膜18をリフローさせ、コンタク1−穴20の側壁であ
る層間絶縁膜18に丸みをつけ(第4工程)、コンタク
ト穴20を含む絶縁膜上にアルミニウム(配線材料)を
配置した(第5工程)。このように、コンタクト穴20
を形成する前に、リフローする際の温度(900℃)よ
りも高い温度(930℃)で熱処理を行なったので、リ
フローの際には気相拡散は発生せずに、コンタクト抵抗
の増大を抑制することができる。
18を形成しく第1工程)、930℃の高温雰囲気によ
り層間絶縁膜18表面の不純物を気相拡散させ(第2工
程)、半導体基板17上の層間絶縁膜18の一部をエツ
チング除去してコンタクト穴20を形成する(第3工程
)。そして、第2工程における不純物気相拡散温度より
も低い900 ’Cの温度での高温雰囲気にて層間絶縁
膜18をリフローさせ、コンタク1−穴20の側壁であ
る層間絶縁膜18に丸みをつけ(第4工程)、コンタク
ト穴20を含む絶縁膜上にアルミニウム(配線材料)を
配置した(第5工程)。このように、コンタクト穴20
を形成する前に、リフローする際の温度(900℃)よ
りも高い温度(930℃)で熱処理を行なったので、リ
フローの際には気相拡散は発生せずに、コンタクト抵抗
の増大を抑制することができる。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、コンタクト抵抗
の増大を抑制できる優れた効果を発揮する。
の増大を抑制できる優れた効果を発揮する。
第1図(a)〜(f)は第1実施例の半導体装置の製造
工程を示す図、第2図は電圧変化に対する電流値及び微
分抵抗値を示す図、第3図は電圧変化に苅する電流値及
び微分抵抗値を示す図、第4図(a)〜(e)は第2実
施例の半導体装置の製造工程を示す図、第5図(a)〜
(d)は従来の半導体装置の製造工程を示す図である。 11は半導体基板、12は層間絶縁膜、14はコンタク
ト穴、15は保護膜としての熱酸化膜、16は配線材料
としてのアルミニウム、17は半導体基板、18は層間
絶縁膜、20はコンタクト穴、21は配線材料としての
アルミニウム。 特許出願人 日本電装 株式会社 代 理 人 弁理士 恩1)博宣(ほか1名)第2
図 第3図 第5図
工程を示す図、第2図は電圧変化に対する電流値及び微
分抵抗値を示す図、第3図は電圧変化に苅する電流値及
び微分抵抗値を示す図、第4図(a)〜(e)は第2実
施例の半導体装置の製造工程を示す図、第5図(a)〜
(d)は従来の半導体装置の製造工程を示す図である。 11は半導体基板、12は層間絶縁膜、14はコンタク
ト穴、15は保護膜としての熱酸化膜、16は配線材料
としてのアルミニウム、17は半導体基板、18は層間
絶縁膜、20はコンタクト穴、21は配線材料としての
アルミニウム。 特許出願人 日本電装 株式会社 代 理 人 弁理士 恩1)博宣(ほか1名)第2
図 第3図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上の絶縁膜の一部をエッチング除去して
コンタクト穴を形成する第1工程と、前記コンタクト穴
の半導体基板露出部を保護膜で覆う第2工程と、 高温雰囲気にて絶縁膜をリフローさせ、前記コンタクト
穴の側壁である絶縁膜に丸みをつける第3工程と、 前記保護膜を除去し、コンタクト穴内に半導体基板を露
出させる第4工程と、 前記コンタクト穴を含む絶縁膜上に配線材料を配置する
第5工程と を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 2、半導体基板上に絶縁膜を形成する第1工程と、高温
雰囲気により前記絶縁膜表面の不純物を気相拡散させる
第2工程と、 前記半導体基板上の絶縁膜の一部をエッチング除去して
コンタクト穴を形成する第3工程と、前記第2工程にお
ける不純物気相拡散温度よりも低い温度での高温雰囲気
にて絶縁膜をリフローさせ、前記コンタクト穴の側壁で
ある絶縁膜に丸みをつける第4工程と、 前記コンタクト穴を含む絶縁膜上に配線材料を配置する
第5工程と を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250892A JP2752457B2 (ja) | 1988-11-21 | 1989-09-27 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29416788 | 1988-11-21 | ||
JP63-294167 | 1988-11-21 | ||
JP1250892A JP2752457B2 (ja) | 1988-11-21 | 1989-09-27 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02224226A true JPH02224226A (ja) | 1990-09-06 |
JP2752457B2 JP2752457B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=26539974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1250892A Expired - Lifetime JP2752457B2 (ja) | 1988-11-21 | 1989-09-27 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752457B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5538906A (en) * | 1994-03-29 | 1996-07-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Process for producing mask ROM |
US5759869A (en) * | 1991-12-31 | 1998-06-02 | Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. | Method to imporve metal step coverage by contact reflow |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5384467A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-25 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
JPS6092615A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS6386522A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-16 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP1250892A patent/JP2752457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5384467A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-25 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
JPS6092615A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS6386522A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-16 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5759869A (en) * | 1991-12-31 | 1998-06-02 | Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. | Method to imporve metal step coverage by contact reflow |
US5538906A (en) * | 1994-03-29 | 1996-07-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Process for producing mask ROM |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2752457B2 (ja) | 1998-05-18 |
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Legal Events
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