JPH0222374Y2 - - Google Patents

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JPH0222374Y2
JPH0222374Y2 JP6507483U JP6507483U JPH0222374Y2 JP H0222374 Y2 JPH0222374 Y2 JP H0222374Y2 JP 6507483 U JP6507483 U JP 6507483U JP 6507483 U JP6507483 U JP 6507483U JP H0222374 Y2 JPH0222374 Y2 JP H0222374Y2
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JP
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car wash
car
shaft
wash machine
leg
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車体を跨いで走行しなが
ら、ブラシで車体を洗浄する門型洗車機に関し、
より詳しく云うと、自動車の車高の高低を問わ
ず、自動車の洗浄を可能とするため、自動車の車
高を検出する検出装置が、自動車の高さが一定以
上であることを検出し、液圧シリンダーまたは空
気圧シリンダー等からなる昇降装置の昇降を作動
させ、これに追随する索条によつて、洗車機本体
の左右の脚部を同期して昇降させることにより、
洗車機本体の高さを、自動的に高くさせるととも
に、洗車機本体の水平を維持できるようにした門
型洗車機に関する。
〔従来の技術〕
従来の門型洗車機の対象車種は、通例、軽自動
車、普通乗用車、および車高2mのワンボツクス
カーとなつている。
車高が2mを超えるハイルーフ車、ワゴン車、
マイクロバスをも洗車できる洗車機も存在する
が、このような洗車機は、寸法が大きく、特に全
高は、2.7mを超えてしまう。そのため、トラツ
クに積むと、道路交通制限高さである3.8mを超
えることとなり、分割して輪送し、現地において
組立てなければならない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
大型車をも対象とする洗車機は、その輪送コス
ト、および現地組立、調整等による労力、経費が
増大するため、あまり普及していないのが実状で
ある。
また、洗車機自体が大型化するため、自動車の
大小にかかわらず、その洗浄に同じエネルギーを
消費することとなり、省エネルギーに逆行する結
果となつている。
本考案は、前記の問題点を解決するため、従来
の通常の寸法の洗車機を基本にして、洗車可能車
種の拡大を計りうるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案の門型洗車
機は、前後方向に走行可能な左右1対の架台と、
各架台上にそれぞれ昇降しうるようにして設けた
洗車機本体における左右の脚部と、洗車機本体の
適所に設けた洗浄するべき自動車の高さ検出する
検出装置と、一端が、前記昇降装置における昇降
部に止着され、他端が、昇降装置を備える側の架
台内へ下降した後、この架台に立設したガイド支
柱の上端を経て下降し、同じ側の脚部の下部に止
着されている第1の索条と、 一端が、前記昇降装置における昇降部に止着さ
れ、他端が、昇降装置を備える側の架台内へいつ
たん下降した後、同じ側における脚部内を上昇し
て、他側の脚部内を下降し、その脚部の下端に設
けたプーリを経て上昇し、同じ側の架台に立設し
た第1のガイド支柱の上端を経て、その下方の架
台内へ下降した後、この架台に立設した第2のガ
イド支柱の上端を経て下降し、同じ側の脚部の下
端に止着されている第2の索条とを備え、前記検
出装置は、洗浄するべく自動車の高さが一定以上
であることを検知したとき、前記昇降装置を作動
させるように、前記昇降装置と連係されているこ
とを特徴としている。
〔作 用〕
検出装置が、自動車の高さが一定以上であるこ
とを検出すると、液出シリンダー、または空圧シ
リンダー等からなる昇降装置の作動をさせ、これ
に追随する2本の索条で、洗車機本体の左右の脚
部を架台に対して昇降させることにより、洗車機
本体の高さを、自動車の車高に自動的に対応させ
るとともに、洗車機本体の水平を維持して、効率
よく、洗車を行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説
明する 第1図乃至第4図に示すように、門型の洗車機
本体1は、左右の脚部2,2と水平部3からなつ
ている。
各脚部2の対向側面には、側部洗浄用ブラシ
4、下側部洗浄用ブラシ5、および側部乾燥用ノ
ズル6が、また、水平部3の下面には、上面洗浄
用ブラシ7および上部乾燥用ノズル8が設けられ
ている。
第5図には、前後方向を向く左右1対のレール
9,9上に設けた架台10,10と、架台10,
10上に昇降可能に設けた洗車機本体1が、想像
線で示されている。
洗車機本体1の左方の脚部2の外側板11の後
下部に、水平の支持部材12を固着し、支持部材
12には、上方を向く油圧シリンダー13のピス
トンロツド14の上端を止着してある。油圧シリ
ンダー13は、架台10の上面板15上に固着さ
れている。
前記支持部材12には、前向突片17が突設さ
れ、該突片17の下方において、架台10には、
左右方向を向く軸18をもつて、プーリ19が枢
支されている。
架台10の前部には、軸18と平行をなす軸2
0をもつて、プーリ21が枢支されている。
プーリ21の上方において、架台10の上面板
15には、ガイド支柱24が立設され、ガイド支
柱24の上部には、軸25をもつてプーリ26が
枢支されている。
ガイド支柱24の前後面に接触する1対のガイ
ドローラ27,27が、洗車機本体1の脚部2
に、軸28をもつて枢支されている。
ワイヤロープ29の一端が、突片17の前端に
固着した軸30に止着され、このワイヤロープ2
9は、プーリ19,21,26に掛け回わされた
後、その他端は、左側脚部2の前部下端に止着3
1されている。
左側脚部2内において、前記軸18には、プー
リ32が枢支され、このプーリ32の上方におい
て洗車機本体1の水平部3には、前記軸18と直
交する軸33が取付けられ、軸33には、プーリ
34が枢支されている。
洗車機本体の水平部3の右側には、軸34と平
行をなす軸35をもつて、プーリ36が枢支され
ている。また、軸35の下方において、洗車機本
体の右側の脚部2の下部には、軸35と直交する
軸37をもつて、プーリ38が枢支されている。
前記軸37の直後において、右側の架台10の
上面にガイド支柱39を固着し、ガイド支柱39
の上部には、軸40をもつてプーリ41を枢支し
てある。また、この軸40の下方において、架台
10に、軸40と平行をなす軸42が固着し、軸
42にプーリ43を枢支してある。
軸42の前方において、右側の架台10には、
軸42と平行をなす軸44が固着され、軸44に
は、プーリ45が枢支されている。
軸42の前方において、架台10の上面にガイ
ド支柱46を垂直に固着し、ガイド支柱46に
は、軸47をもつてプーリ48を枢支してある。
プーリ48には、内方を向くピン49が突設され
ている。
前記ガイド支柱39,46の前後面には、前記
ガイド支柱24と同様、洗車機本体1に枢支され
た1対のガイドローラ27b,27b,27c,
27cが、それぞれ接触している。
前記ワイヤーロープ29の内側に位置するワイ
ヤーロープ50の一端は、前記突片17における
軸30に止着され、プーリ32,34,36,3
8,41,43,45,48に掛け回わされた
後、その他端は、右側脚部2の前部下端に止着5
0′されている。
このように、洗車機本体1の左右の脚部2は、
油圧シリンダー13、および前記内外のワイヤー
ロープ50,29により、上下動可能として、架
台10上にそれぞれ支持されている。
各架台10,10の下面には、車輪52,52
が設けられ、レール9,9上に走行しうるように
なつている。
次に、自動車の高さを検出する検出装置につい
て説明する。
第1図〜第3図に示すように、超音波スイツ
チ、または光電スイツチ等からなるセンサー56
が、洗車機本体の水平部3の中央前面に、下向き
に前傾させて固着されている。
センサー56が超音波スイツチである場合は、
自動車53が、第7A図に示すような普通の車高
の乗用車と、第7B図に示すような車高の高いハ
イルーフ車とでは、音波が反射して返つてくる時
間が異なることを利用し、センサー56のレベル
を普通の車高の乗用車に設定しておくと、自動車
53の高さが高い場合、これを検出することがで
きる。
また、センサー56が光電スイツチである場合
は、第7A図に示す普通の高さの自動車では、反
射が弱くてオフの状態であり、第7B図Bに示す
高さの高い車では、反射でオンの状態となること
を利用し、センサー56のレベルを普通の車高の
乗用車に設定しておくと、一定以上に車高の高い
自動車53を検出することができる。
前記センサー56は、前記油圧シリンダー13
に接続されている。
第6図に示すように、架台10上に支持台57
を固着し、該支持台57に走行用モータ58を固
着するとともに、走行用モータ58の出力軸59
にスプロケツト60を固着し、かつ車輪52の軸
61に固着したスプロケツト62とスプロケツト
60との間に、チエーン63を張設してある。
次に、この実施例の作用について説明する。
まず、自動車53が、第1図に示すような普通
の高さの乗用車である場合について述べる。
センサー56のレベルは、普通の乗用車の高さ
に合わせてあるから、油圧シリンダー13は作動
しない。
したがつて、洗車機本体1は、第1図に示すよ
うに、架台10と密着したままである。
自動車53が一定以上に高い例えばワンボツク
スカーであると、センサー56がその旨を検出
し、油圧シリンダー13は作動させられて、ピス
トンロツド14は押し上げられる。
すると、洗車機本体1の左側の脚部2の軸30
に固着された内外のワイヤーロープ50,29の
一端は上昇するので、洗車機本体1は上昇させら
れる。
この際、ガイドローラ27,27,27b,2
7bおよび27c,27cは、ガイド支柱24,
39,46に沿つて上昇するので、洗車機本体1
は、安定よく上昇する。
こうして、車高の異なる自動車53に対応する
ように、洗車機本体1の高さを自動的に調整させ
ることができる。
その後、たとえば、自動車53の前方から後方
へと、架台10がレール9,9上を移動すること
により洗車され、かつ架台10,10が後方から
前方へ戻つてくる間に、乾燥ノズル6,8によつ
て乾燥させられる。
架台10が所定の位置まで戻つたら、油圧シリ
ンダー13への油圧の供給源を切ると、洗車機本
体1は下降して、架台3に密着する。
洗車機本体1が、側部洗浄用ブラシ4,4、ロ
ツカーブラシ5,5、および側部乾燥用ノズル
6,6とともに上昇した場合、それらの下端が床
面より大きく離れるが、ハイルーフ車のように、
車高の高い自動車は、特に汚れるロツカーバン部
分は、乗用車のような、普通の高さの車に較べる
と、高い位置となつているので、実質的な洗い残
しの部分は生じない。
なお、洗車機本体1は、洗浄に必要な水を貯め
たタンク、洗浄用ブラシ4,5,7、および乾燥
用ノズル6,8などのために、相当な重量となつ
ており、洗車機本体1の水平維持のために、特別
な配慮が要求される。
これに関して、本考案においては、左右の脚部
2,2のいずれかと、これに対応する架台10に
取り付けられた油圧シリンダー13のピストンロ
ツド14の昇降に追随して、2本のワイヤーロー
プ29,50が、洗車機本体1の水平を維持した
まま昇降させるように、洗車機本体と架台に掛け
回わされているので、心配はない。
前記実施例におけるワイヤーロープ29,50
の代わりに、チエーン等の可撓性索条を使用るこ
ともできる。この場合索条の種類に応じて、案内
用のプーリは、チエーンホイール等に代えられる
ことは言うまでもない。
また、昇降装置13は、前記実施例では、油圧
シリンダーであつたが、これを、エアーシリンダ
ーもしくは電動式のものに代えてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によると、次に列記するような効果があ
る。
(1) オペレータが自動車の高さをチエツクしなく
ても、自動車の高さが一定以上であると、洗車
機本体の高さは、自動的に調節される。
(2) 洗車機本体を架台に密着させた状態で、普通
トラツクでの輪送が可能であり、輪送コストの
低減を計ることができる。
(3) 車高の高い自動車のときだけ、洗車機本体を
上昇させればよいから、洗車コストの低減化が
計れるとともに、エネルギーの節約に寄与する
ことができ、かつ洗車機の適用範囲は拡大す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すものであつ
て、低車高の自動車を洗浄するときの状態を示す
側面図、第2図は、同じく高車高の自動車を洗浄
するときの状態を示す側面図、第3図は、第1図
の状態を示す正面図、第4図は、第2図の状態を
示す正面図、第5図は、本考案の洗車機本体の水
平維持手段と昇降装置の斜視図、第6図は、第5
図の側面図、第7A図及び第7B図は、本考案に
おける自動車の車高を検出する検出装置の一例の
説明図である。 1……洗車機本体、2……脚部、3……水平
部、4……側部洗浄用ブラシ、5……ロツカーブ
ラシ、6……側部乾燥用ノズル、7……上面洗浄
用ブラシ、8……上部乾燥用ノズル、9……レー
ル、10……架台、11……外側板、12……支
持部材、13……油圧シリンダー、14……ピス
トンロツド、15……上面板、17……突片、1
8……軸、19……プーリ、20……軸、21…
…プーリ、24……ガイド支柱、25……軸、2
6……プーリ、27……ガイドローラ、28……
軸、29……外側のワイヤーロープ、30……
軸、31……止着(部)、32……プーリ、33
……軸、34……プーリ、35……軸、36……
プーリ、37……軸、38……プーリ、39……
ガイド支柱、40……軸、41……プーリ、42
……軸、43……プーリ、44……軸、45……
プーリ、46……ガイド支柱、47……軸、48
……プーリ、49……ピン、50……内側のワイ
ヤーロープ、52……車輪、53……自動車、5
6……センサー、57……支持台、58……走行
用モータ、59……出力軸、60……スプロケツ
ト、61……軸、62……スプロケツト、63…
…チエーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前後方向に走行可能な左右1対の架台と、各架
    台上にそれぞれ昇降しうるようにして設けた洗車
    機本体における左右の脚部と、 洗車機本体の適所に設けた、洗車するべき自動
    車の高さを検出する検出装置と、 一方の架台と、それに設けた洗車機本体におけ
    る一方の脚部との間に設けた昇降装置と、 一端が、前記昇降装置における昇降部に止着さ
    れ、他端が、昇降装置を備える側の架台内へ下降
    した後、この架台に立設したガイド支柱の上端を
    経て下降し、同じ側の脚部の下部に止着されてい
    る第1の索条と、 一端が、前記昇降装置における昇降部に止着さ
    れ、他端が、昇降装置を備える側の架台内へいつ
    たん下降した後、同じ側における脚部内を上昇し
    て、他側の脚部内を下降し、その脚部の下端に設
    けたプーリを経て上昇し、同じ側の架台に立設し
    た第1のガイド支柱の上端を経て、その下方の架
    台内へ下降した後、この架台に立設した第2のガ
    イド支柱の上端を経て下降し、同じ側の脚部の下
    端に止着されている第2の索条 とを備え、前記検出装置は、洗浄するべき自動車
    の高さが一定以上であることを検知したとき、前
    記昇降装置を作動させるように、前記昇降装置と
    連係されていることを特徴とする門型洗車機。
JP6507483U 1983-05-02 1983-05-02 門型洗車機 Granted JPS59172053U (ja)

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JP6507483U JPS59172053U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 門型洗車機

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JP6507483U JPS59172053U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 門型洗車機

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Publication Number Publication Date
JPS59172053U JPS59172053U (ja) 1984-11-17
JPH0222374Y2 true JPH0222374Y2 (ja) 1990-06-15

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