JP2000233724A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP2000233724A
JP2000233724A JP11036747A JP3674799A JP2000233724A JP 2000233724 A JP2000233724 A JP 2000233724A JP 11036747 A JP11036747 A JP 11036747A JP 3674799 A JP3674799 A JP 3674799A JP 2000233724 A JP2000233724 A JP 2000233724A
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car
vehicle
car wash
nozzle
shape
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Kenji Kobayashi
健二 小林
Tetsuji Iida
哲司 飯田
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MK Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗車時間を必要以上に長くすることなく、安
全で乾燥効果の高い洗車を行う。 【構成】 門型状に形成された洗車機本体と自動車とが
相対移動して洗車を行う洗車機であって、相対移動の往
復両工程で乾燥を行う洗車機において、洗車機本体に、
自動車の上面を乾燥する上面乾燥ノズルと、車形を検出
する手段と、洗車機本体と自動車の相対移動速度を変更
する手段を備え、上面乾燥ノズルを検出した車形に合わ
せて昇降制御するとともに、工程の途中で、洗車機本体
と自動車の相対移動速度を減速する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、門型に形成された洗車
機本体内に、自動車に対して洗車作業を施す洗車処理装
置を備え、洗車機本体と自動車とを相対移動させて洗車
を行う洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗車機では、洗車機本体内に、
自動車の車形を検出する車形検出手段や、自動車の上面
に沿って昇降制御される上面洗浄ブラシ、自動車の側面
に沿って開閉制御される側面洗浄ブラシ、自動車の上面
に沿って昇降制御される上面乾燥ノズル、自動車の側面
を乾燥する側面乾燥ノズルといった洗車処理装置を備
え、洗車機本体と自動車の相対移動に伴って、自動車の
車形を検出し、洗浄水等を散布しながら、検出した車形
に合わせて各洗浄ブラシを制御し、自動車の車体をブラ
ッシングする洗浄工程を行い、その後、検出した車形に
合わせて上面乾燥ノズルや側面乾燥ノズルを制御しなが
ら、各乾燥ノズルから高圧風を自動車の車体に吹き付け
て水滴を吹き飛ばし乾燥する乾燥工程を行っている。例
えば1往復の相対移動による水洗車を行う場合、1往工
程では洗浄水を散布しながらブラッシングして洗浄を行
い、1復工程では、高圧風を自動車車体に吹き付けて乾
燥を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乾燥工程が片方向の相
対移動による乾燥である場合、洗車機本体と自動車の相
対移動方向が自動車の後ろ方向から前方向になるとき
は、自動車の上面に沿って昇降制御される上面乾燥ノズ
ルにとって、リアガラス部分が上り方向となるため、こ
の部分を上面乾燥ノズルが通過するときは、リアガラス
に沿って一旦吹き上げられた水滴が再び下降し、自動車
車体に残ってしまう。また、洗車機本体と自動車の相対
移動方向が自動車の前方向から後ろ方向になるときは、
自動車の上面に沿って昇降制御される上面乾燥ノズルに
とって、フロントガラス部分が上り方向となるため、こ
の部分を上面乾燥ノズルが通過するときは、フロントガ
ラスに沿って一旦吹き上げられた水滴が再び下降し、自
動車車体に残ってしまう。このように、片方向の相対移
動により、フロントガラスやリアガラスといった傾斜面
を含む部分の乾燥を行う場合、この部分では水滴が吹き
飛ばされにくく、自動車の車体に残ってしまい、充分な
乾燥効果が得られなかった。
【0004】この問題を解決するには、洗車機本体と自
動車の相対移動の往復両方向で乾燥工程を行えばよい
が、その場合、乾燥工程が長くなるので、洗車時間が延
長される。そのため、洗車機本体と自動車の相対移動速
度を高速にし、洗車時間の短縮を図ろうとすると、上面
乾燥ノズルがフロントガラスやリアガラスといった傾斜
部を上昇する場合は、上面乾燥ノズルの上昇が間に合わ
ずに車体に接触する恐れがあり、また、傾斜部を下降す
る場合でも、ノズルが傾斜部を通過する速度が速くなる
ので、高圧風を車体に充分吹き付けることができず、乾
燥効果が低下するという問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために本発明は、門型状に形成された洗車機本体と自
動車とが相対移動して洗車を行う洗車機であって、洗車
機本体と自動車との相対移動の往復両工程で乾燥を行う
洗車機において、前記洗車機本体に、自動車の車形を検
出する車形検出手段と、洗車機本体と自動車の相対移動
速度を変更する相対移動速度制御手段と、自動車の上面
に沿って昇降制御され、自動車を乾燥する上面乾燥ノズ
ルを備え、往復の乾燥工程のいずれの工程でも、前記車
形検出手段で検出された自動車の車形に基づいて、前記
上面乾燥ノズルを車形に合わせて昇降制御するととも
に、工程の途中で、洗車機本体と自動車との相対移動速
度を減速するよう制御する手段を持つ。
【0006】また、本発明は、この洗車機において、洗
車機本体と自動車の相対移動方向に対し、自動車の車体
が下り傾斜となる部分を含む区間で、洗車機本体と自動
車の相対移動速度を減速するよう制御する手段を持つ。
【0007】また、本発明は、この洗車機において、自
動車の車体の前側部分もしくは後側部分のうち、洗車機
本体と自動車の相対移動方向に対し前方側となる部分
で、洗車機本体と自動車の相対移動速度を減速するよう
制御する手段を持つ。
【0008】また、本発明は、門型状に形成された洗車
機本体と自動車とが相対移動して洗車を行う洗車機であ
って、洗車機本体と自動車との相対移動の往復両工程で
乾燥を行う洗車機において、前記洗車機本体に、自動車
の車形を検出する車形検出手段と、洗車機本体と自動車
の相対移動速度を変更する相対移動速度制御手段と、自
動車の上面に沿って昇降制御され、自動車を乾燥する上
面乾燥ノズルを備え、往復の乾燥工程のいずれの工程で
も、前記車形検出手段で検出された自動車の車形に基づ
いて、前記上面乾燥ノズルが、自動車の車高が最高にな
る位置に達するまでは、前記上面乾燥ノズルを自動車の
車高の最高高さよりも高い位置に保持し、洗車機本体と
自動車との相対移動速度を高速として制御する手段を持
つ。
【0009】また、本発明は、この洗車機において、前
記上面乾燥ノズルが、自動車の車高が最高になる位置に
達した後は、前記上面乾燥ノズルを自動車の車形に合わ
せて昇降制御し、洗車機本体と自動車との相対移動速度
を低速として制御する手段を持つ。
【0010】
【作用】これにより、洗車機本体と自動車との相対移動
に伴って、上面乾燥ノズルが、自動車のフロントガラス
やリアガラスといった傾斜面に対して上り方向に移動す
る部分では、上面乾燥ノズルを、予め自動車の傾斜面の
最高高さよりも高い位置に上昇させておいて、洗車機本
体と自動車を高速で相対移動させ、上面乾燥ノズルと自
動車の車体との接触を防いだ上で洗車時間を短縮させ、
上面乾燥ノズルが傾斜面に対し下り方向に移動する部分
では、洗車機本体と自動車の相対移動速度を落として、
自動車の車体に対し高圧風を充分に吹き付け、これによ
り必要以上に洗車時間を延ばすことなく、かつ、上面乾
燥ノズルと自動車が接触するようなことのない、安全で
乾燥効果の高い洗車を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を基に、本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例の上面図、図2は本発
明の実施例の側面図である。図において、1は門型に形
成された洗車機本体で、洗浄ブラシ,散水ノズル,乾燥
ノズル等の洗車処理装置を備え、レール2,2上を自動
車Aを跨ぐように往復走行して洗浄,乾燥等の処理を施
し、洗車を行う。なお、レール2,2により洗車機本体
1が走行可能な範囲を、以後洗車スペースと表記する。
洗車機本体1は、通常洗車スペースの後端部を待機位置
として停止し、この位置から洗車を開始する。レール
2,2は、自動車が乗り越えて走行するのに障害になら
ないように、洗車機の接地面に堀り込まれる形で敷設さ
れる。
【0012】90は、洗車機本体1と別体に設けられる
固定ユニットで、その内部にはポンプ,貯水漕からなる
給水ユニット、コンプレッサー及び圧力タンクからなる
空圧ユニット、及び電源へ接続する配電ユニットをそれ
ぞれ有し、洗車機本体1へは可倒式スタンド91に保持
されたホース,ケーブル92を介して接続し、給水,給
圧,給電を行っている。
【0013】93は、自動車Aが偏ることなくレール
2,2の中間位置に入場できるようタイヤをガイドする
進入ガイドで、運転者にはタイヤとの接触が感じとれる
ように、かつ、タイヤが容易に乗り越えられるように、
適宜の段差を持つよう設定される。94は、進入する自
動車を洗車のための所定位置へ停止させる洗車位置タイ
ヤ止めで、エアシリンダ等を内蔵し、通常は地面より突
出してタイヤ止めとして機能し、自動車Aの退出時には
倒れて自動車Aが退場できるように動作する。95は洗
車位置タイヤ止め94と隣接して設けられる洗車位置停
車センサーで、バネ圧により地面に突出した板材がタイ
ヤに踏まれて倒れるのをリミットスイッチ等で検出する
もので、自動車が洗車位置タイヤ止め94の位置で停止
したことを検知する。
【0014】97は、洗車スペースの後方に設けられた
電光表示器で、マトリクス状に配置されたLEDを点
灯,消灯して文字や絵を表示させるもので、「停止して
ください」,「後進してください」といった文章を表示
させ、自動車の運転者に対し、洗車を行うための所定の
停車位置に自動車を停止させるよう案内したり、洗車終
了後に自動車を退出させるための案内を行う。
【0015】98は洗車スペース手前の自動車進入口に
設置される洗車受付ユニットで、前面に操作パネル99
を備え、洗車を希望する客が自動車Aの運転席に座った
まま、洗車料金の投入や洗車内容の選択入力等を行える
ように構成される。100は洗車受付ユニット98と洗
車スペースの間に設置されるゲートで、駐車場などで公
知のポールを回動して昇降させるタイプのもので、洗車
スペースに対する自動車の進入を禁止または許可する。
101はゲート100に付設される進入誘導灯で、矢印
や「入場してください」といった表示を点灯させ自動車
の進入を促す。
【0016】次に、図3,図4,図5,図6,図7,図
8を基に、本発明の実施例の、洗車機本体1の構成を説
明する。なお、これ以降、自動車の上面を洗浄する上面
洗浄ブラシをトップブラシ、自動車の側面を洗浄する側
面洗浄ブラシをサイドブラシ、自動車の下部側面を洗浄
する下部側面洗浄ブラシをロッカーブラシ、自動車の上
面を乾燥する上面乾燥ノズルをトップノズル、自動車の
側面を乾燥する側面乾燥ノズルをサイドノズルと表記す
る。図3は本発明の実施例の側面図、図4は走行系およ
び車形検出手段を示す正面図、図5はトップブラシの構
成を示す正面図、図6はサイドブラシの構成を示す正面
図、図7は乾燥装置であるトップノズルおよびサイドノ
ズルの構成を示す正面図、図8はロッカーブラシの構成
を示す斜視図である。図において、1は自動車車体を跨
ぐように門型状に形成した洗車機本体で、正転逆転可能
なモータ4,4により、車輪3,3を回転駆動して、レ
ール2,2に沿って往復走行する。
【0017】5は、洗車機走行位置を検出するロータリ
ーエンコーダーで、モータ4の出力軸に連結し、モータ
4の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信
号を出力して洗車機本体1の走行位置を与えている。
【0018】6は、洗車機位置を検出する位置センサー
で、洗車機本体1下部に設けられ、レール3敷設面に固
定された突起物であるドッグ7を感知してスイッチング
し、洗車機本体1の位置を与えている。ドッグ7は洗車
機本体の待機位置である走行開始位置を与える。
【0019】8は車体上面に沿って上下するトップブラ
シ、9,9は車体側面に沿って開閉するサイドブラシ、
10,11は散水ノズル、12は車体上面に沿って上下
するトップノズル、13は車体側面に向けて備えられる
サイドノズルで、洗車機本体1の往復走行に伴って、車
体の洗浄,乾燥等の処理を行う洗車処理装置を構成す
る。
【0020】投光器群14,受光器群15は車体検出手
段であるビームセンサーで、洗車機本体1の内側面に、
上下方向に多数、左右一対に並べられ、自動車の車形を
検出するために用いられる。投光器群14は、一つずつ
順次点灯,消灯制御され、受光器群15に向けて水平方
向に光を照射する。投光器群14の投光器より発光され
る光が自動車車体により遮られているときは、受光器群
15の対応する受光器は受光せず、自動車車体に遮られ
ていないときは受光するので、結果として自動車車体の
有無を検出することが可能となる。
【0021】23,23は車体検出手段である車幅検出
用超音波センサーで、洗車機本体1の左右両側に、洗車
を行う自動車の左右を挟むように設けられ、自動車車体
に向けて超音波信号を発信し、その反射波を受信するま
での時間を検出することにより、超音波センサーと自動
車車体との距離を測定して、車幅を検出する。
【0022】トップブラシ8は、回転軸24の両端を台
車25,25に回転自在に保持され、正転逆転可能なモ
ータ26により回転駆動される。台車25,25は、洗
車機本体1両側に立設したガイドレール27,27上を
昇降移動できるように形成される。28は正転逆転可能
なモータで、チェーン29を介して回転軸30を回転駆
動する。回転軸30の回転により、台車25,25、お
よびトップブラシ8と荷重の平衡するウエイト31,3
1に固着されたチェーン32,32が回転駆動されて、
台車25,25が昇降移動される。33はロータリーエ
ンコーダーで、回転軸30に連結され、回転軸の回転方
向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信号を出力し
て、台車25,25の位置を与える。
【0023】サイドブラシ9,9は、自動車車体の車幅
方向に移動できるように台車34,34によって保持さ
れ、サイドブラシ回転用モータ35,35により回転駆
動される。台車34には、スプロケット36,36に懸
介されたチェーン37が固着される。38は台車34を
移動するモータで、モータ38の回転軸には、一方のス
プロケット36が固着され、台車34はモータ38の回
転によって、ガイドレール39に案内されて左右方向に
移動する。40はロータリーエンコーダで、モータ38
の出力軸に固着され、単位角度回転毎にパルス信号を出
力し、台車34の位置を与える。
【0024】トップノズル12はその両側面より外方に
向けて延出したアーム41,41の両端に台車42,4
2を備え、洗車機本体1両側に立設したガイドレール4
3,43上を昇降移動できるように形成している。44
は正転逆転可能なモータで、チェーン45を介して回転
軸46を回転駆動する。回転軸46の回転により、台車
42,42、および上面乾燥ノズル12の荷重と平衡す
るウエイト47,47に固着されたチェーン48,48
が回転駆動されて、台車42,42が昇降移動される。
49はロータリーエンコーダーで、回転軸46に連結さ
れ、回転軸の回転方向を検出しながら単位角度回転毎に
パルス信号を出力して、台車42,42の位置を与えて
いる。
【0025】50,50は高圧風を生成する送風機、1
3,13は洗車機本体1両側に配設したサイドノズル、
51,51,52,52は送風機50,50と各ノズル
12,13,13を連通するダクトで、トップノズル1
2およびサイドノズル13,13は送風機50,50よ
り供給された高圧風を車体上面および側面に向けて吹き
付けて車体面に付着した水滴を除去している。
【0026】16,16は洗車機本体1両側下部に設け
られる左右一対のロッカーブラシで、スイングアーム1
7,17に支持され、主に車のタイヤ及び側面下部の洗
浄を行うもので、正逆回転可能なモータ18,18によ
り回転駆動される。スイングアーム17,17に一体に
設けられた支軸19,19は、洗車機本体1の内方両側
に固定される軸受20,20により支持されている。支
軸19,19の一方には、エアシリンダ21,21とス
プリング22,22が連結されている。ロッカーブラシ
16,16は、通常エアシリンダ21,21を作動させ
てスプリング22,22の付勢に抗して開かれ、洗車時
エアシリンダ21,21の作動を解いてスプリング2
2,22の付勢により自動車車体に向けて閉じられる。
【0027】53,54はエアシリンダ21のピストン
位置を検出するリードスイッチで、前記ピストンに内蔵
されたマグネットに応動しロッカーブラシが所定の開位
置および閉位置に達したのを検出するもので、左右のエ
アシリンダ21,21の両方に備えられている。リード
スイッチ53はロッカーブラシが閉じられた位置を、リ
ードスイッチ54はロッカーブラシが開かれた位置を検
出する。
【0028】83は防水シャッターで、サイドブラシ
9,9とトップノズル12の間に、洗車機本体1両側に
立設されたガイドレール84,84上を昇降移動できる
ように設けられ、散水ノズル10,11,11やトップ
ブラシ8、サイドブラシ9,9、ロッカーブラシ16,
16で構成される洗浄ブロックと、トップノズル12,
サイドノズル13,13で構成される乾燥ブロックの間
を遮り、洗浄ブロックから乾燥ブロックに洗浄水が飛散
するのを防ぐ。85は正転逆転可能なモータで、チェー
ン86を介して回転軸87を回転駆動する。回転軸87
の回転により、回転軸87に固着された歯車を介して防
水シャッター83が昇降移動される。
【0029】図9は洗車受付ユニット98の説明図であ
る。洗車受付ユニット98に備えられる操作パネル99
は、洗車料金を受け付ける料金受付部56と、選択入力
等を受け付けるキー入力部57と、受付状態をLEDで
点灯表示する状態表示部58とからなっている。料金受
付部56には、公知のプリペイカードを受け付けるカー
ドリーダライタ59と、コインを受け付けるコイン投入
部60と、投入されたカードの残点数またはコインの投
入金額を表示する金額表示部61とを備え、洗車料金を
カードもしくはコインで受け付ける。カードリーダライ
ター59は、カードの受付を許可および禁止する機能を
持ち、また、コイン投入部60は、コインの投入を禁止
するブロック機能を持つ。キー入力部57には、「普通
車」,「ジープタイプ」,「ワゴン」といった車種毎
に、「洗剤洗車」,「ワックス洗車」といった洗車コー
スが設定されたコース選択キー62と、「サイドポー
ル」,「ルーフキャリア」,「ルーフスポイラ」,「リ
アスポイラ」といった突起物の有無を指定する突起物指
定キー63と、コース選択キー62と突起物指定キー6
3とで入力した内容を確定する予約キー64と、同入力
内容を取り消す取消キー65とを備えている。
【0030】料金受付部56およびキー入力部57に
は、操作手順に沿って点灯されて操作指示を表示する操
作ガイド灯66が図示のように適所に配置され、慣れな
い利用者でも容易に操作できるよう案内する。すなわ
ち、まず料金受付部56へカードまたはコインを投入
し、続いてコース選択キー62で車種の指定と洗車コー
スの選択とを行い、更に突起物指定キーで突起物の有無
を指定した後に予約キー64を押せば洗車受付が完了す
る。なお、カードにより洗車料金を受け付けた場合は、
予約キー64が押されると、カードデータが選択された
車種および洗車コースの金額に応じて減算処理されてカ
ードが返却される。また、キー入力にミス等があれば予
約キー64を押す前に取消キー65を押せばそれまでの
キー入力による指定がキャンセルされるので、再度キー
入力すればよい。
【0031】状態表示部58には、それぞれ「受付可」
「予約中」「休止中」といった各状態を示すランプ67
〜69が備えられ、洗車の受付が可能な状態であれば
「受付可」、既に予約入力が完了していれば「予約
中」、営業時間外などで洗車ができない状態にあれば
「休止中」がそれぞれ点灯する。
【0032】図10,図11は、実施例の制御系を示す
ブロック図である。70はマイクロコンピュータで、演
算処理を行うCPU71、プログラム及び各種データを
記憶するメモリ72、及び入出力インターフェース7
3,73より成り、入出力インターフェース73,73
には、走行位置検出用ロータリーエンコーダー5,位置
センサー6、散水ノズル10,11、車形を検出するた
めのビームセンサーである投光器群14、受光器群1
5、車幅検出用超音波センサー23,23、トップブラ
シ位置検出用ロータリーエンコーダー33、サイドブラ
シ位置検出用ロータリーエンコーダー40,40、トッ
プノズル位置検出用ロータリーエンコーダー49、ロッ
カーブラシ開閉用エアシリンダ21,21、ロッカーブ
ラシ開閉位置検出用リードスイッチ53,54、洗車位
置タイや止め94、洗車位置停車センサー95、電光表
示器97、操作パネル99、ゲート100、進入誘導灯
101が接続されている。
【0033】74は洗車機走行用モータ4,4の回転数
を制御するインバーターで、入出力インターフェース7
3に接続され、洗車機走行用モータ4,4に供給する電
源の周波数を変更して、モータ4,4の回転数を変え、
洗車機の走行速度を適宜変更する。
【0034】75はトップブラシの回転数を制御するイ
ンバーターで、入出力インターフェース73に接続さ
れ、トップブラシ回転用モータ26に供給する電源の周
波数を変更してモータ26の回転数を変え、トップブラ
シ8の回転数を適宜変更する。76はトップブラシの昇
降速度を制御するインバーターで、入出力インターフェ
ース73に接続され、トップブラシ昇降用モータ28に
供給する電源の周波数を変更してモータ28の回転数を
変え、トップブラシ8の昇降速度を適宜変更する。
【0035】77,77はサイドブラシの回転数を制御
するインバーターで、入出力インターフェース73に接
続され、サイドブラシ回転用モータ35,35に供給す
る電源の周波数を変更してモータ35,35回転数を変
え、サイドブラシ9,9の回転数を適宜変更する。7
8,78はサイドブラシの開閉速度を制御するインバー
ターで、入出力インターフェース73に接続され、サイ
ドブラシ開閉用モータ38,38に供給する電源の周波
数を変更してモータ38,38の回転数を変え、サイド
ブラシ9,9の開閉速度を適宜変更する。
【0036】79はトップノズルの昇降速度を制御する
インバーターで、入出力インターフェース73に接続さ
れ、トップノズル昇降用モータ44に供給する電源の周
波数を変更してモータ44の回転数を変え、トップノズ
ル12の昇降速度を適宜変更する。80,80は送風機
の回転数を制御するインバーターで、入出力インターフ
ェース73に接続され、送風機50,50に供給する電
源の周波数を変更して送風機50,50の回転数を変
え、送風機から送られる高圧風の強さを変える。
【0037】81はロッカーブラシの回転数を制御する
インバーターで、入出力インターフェース73に接続さ
れ、ロッカーブラシ回転用モータ18に供給する電源の
周波数を変更してモータ18の回転数を変え、ロッカー
ブラシ16の回転数を適宜変更する。
【0038】82は画像処理部で、受光器群15で受光
される車体を検出するための投光器群14の一つ一つの
投光器の検出,非検出の状態を、走行位置検出用ロータ
リーエンコーダ5の入力で示される洗車機本体1の走行
位置に対応づけて記憶し、画像データを作成するととも
に画像処理を行う。
【0039】車体検出手段である、投光器群14,受光
器群15からなるビームセンサーは、その検出結果を、
相対位置検出手段である走行位置検出用ロータリーエン
コーダ5の検出結果と対応づけることにより、車形を検
出する車形検出手段を構成する。制御手段であるマイク
ロコンピュータ70は、車形検出手段により検出された
車形に合わせて、相対移動速度変更手段であるインバー
ター74を介して洗車機走行用モータ4,4を、また、
トップノズル位置検出手段であるロータリーエンコーダ
ー49の入力を基に、インバーター79を介してトップ
ノズル昇降用モータ44を制御する。
【0040】次に、図12,図13,図14を基に、実
施例の車形を検出する動作について説明する。図12
(a)に示すように、洗車機本体1が洗車開始位置にあ
るとき、自動車Aが所定の停止位置に停止する。洗車を
開始し、洗車機は投光器群の投光器を順次点滅させると
ともに、受光器群15で受光の有無を検出し、自動車A
車体を検出する。洗車機本体1が図12(b)に示す位
置に達したとき、投光器群14の投光器のうち、Laよ
り下の投光器の光は、自動車Aの車体によって遮光さ
れ、受光器群15で受光されない。この受光器群15で
の投光器からの受光の有無は、この位置における車体の
検出状態として画像処理部82に記憶される。洗車を続
行し、洗車機本体1が図12(c)に示す位置に達した
とき、投光器群14の投光器のうち、Lbより下の投光
器の光は、自動車Aの車体によって遮光され、受光器群
15で受光されない。この受光器群15での投光器から
の受光の有無も、この位置における車体の検出状態とし
て画像処理部82に記憶される。このようにして、洗車
機本体1の走行に伴い投光器群14からの光が自動車に
よって遮られるか否かを順次画像処理部82に記憶し
て、自動車の車体を2値化画像データとして検出する。
【0041】このような方法によって、図13(a)に
示すような車体画像データが検出される。この検出され
た車体画像データは、図13(a)に示すように、横軸
を単位距離毎に区切り、縦軸を上下方向に並べたLED
単位に区切った画素で構成される画面に、投光器から照
射される光が投光したら0、遮光したら1という2値デ
ータから構成される画像データとして表されている。こ
の画像データを解析処理することにより、自動車車体の
形状が検出される。
【0042】自動車車体の輪郭は、画像データに論理フ
ィルターをかけて検出し、これによりフロント位置,ボ
ンネット部とフロントガラスの境界といった基準点が検
出される。画像データに論理フィルターをかけること
は、図14(b)に示すように、検出の対象となる画素
とそれに隣接する8個の画素を一組とした9画素のパタ
ーンを検出することにより行われる。すなわち、検出す
る対象の画素をD4に合わせ、隣接するD0,D1,D
2,D3,D5,D6,D7,D8の画素が0であるか
1であるかを検出する8近傍処理により行われる。自動
車車体の輪郭画像データは、車体画像データに論理フィ
ルターをかけ、画素の値が1となる画素と、画素の値が
0となる画素の境界を検出することにより行われる。す
なわち画素の値が1となる画素D4に対し、画素D0,
D1,D2,D3,D5,D6,D7のいずれの方向に
画素が連結しているかを検出し、輪郭線を検出する。こ
のようにして輪郭線を追っていき、図14(b)のよう
な輪郭画像を得る。この輪郭画像データを基に、自動車
車体の車長方向ΔLの距離の間の高さ方向の変化ΔHを
計算して、その傾斜の変化から、フロント位置a,ボン
ネット部とフロントガラスの境界b,フロントガラスと
屋根部の境界c,屋根部とリアガラスの境界d,リアガ
ラスとトランク部の境界e,リア位置fといったポイン
トを検出する。ワゴン車のようにボンネットのない自動
車の場合は、ボンネット部とフロントガラスの境界は検
出できないので、所定高さを越えた時点でボンネット部
とフロントガラスの境界が検出されなかった場合は、ワ
ゴン車と判断し、ボンネット部とフロントガラスの境界
の検出は放棄し、フロントガラスと屋根部の境界の検出
に移るようにする。
【0043】図15に、検出された車形を基に、トップ
ブラシを制御する例を示す。図15(a)に示すよう
に、洗車機は、洗車を開始し車体検出用投光器群14の
投光器を順次点滅させるとともに受光器群15で受光の
有無を検出して自動車A車体を検出し、ロータリーエン
コーダーで検出される洗車機の走行位置に対応させて車
体の有無を2値化された車体画像データとして画像処理
部82に記憶する。画像処理部82では、同時に論理フ
ィルターをかけて作成された輪郭画像データを解析する
ことにより、車体の前端面、ボンネットとフロントガラ
スの境界点、フロントガラスと屋根部の境界点、といっ
た基準点を順次抽出する。
【0044】トップブラシ8は、車体検出用投光器群1
4より距離Z離れた位置にあるので、洗車機はトップブ
ラシ8を、画像処理部82で順次解析した自動車A車体
の車形に合わせて昇降制御する。このようにして、図1
5(b),(c)のように、洗車機の走行にともない車
体を検出して記憶した車形の画像データを順次解析しな
がら、トップブラシ8の制御を行う。
【0045】次に、図16,図17,図18,図19を
基に、実施例の洗車について説明する。まず、図16
(a)に示すように、洗車を行う自動車Aが、洗車受付
ユニット98の前に停止する。このとき、ゲート100
のポールは降ろされていて、洗車の受付が済んでいない
自動車が洗車スペースに進入するのを防いでいる。自動
車Aの運転者は、運転席に座ったまま、洗車受付ユニッ
ト98に備えられた操作パネル99を操作して、洗車料
金を支払い、例として普通車の洗剤洗車コースを選択
し、予約キーを押して洗車の受付を行う。洗車の受付が
終了し、洗車が予約されると、図16(b)に示すよう
に、ゲート100のポールが回動して開き、進入誘導灯
101には、「入場してください」というように、進入
を促す旨が表示される。次いで、自動車Aは、洗車を行
うための所定の停止位置に停車するために、洗車スペー
スに進入する。このとき、図19(a)に示すように、
タイヤ止め94は地面より突出してタイヤ止めとして機
能し、自動車Aが洗車を行うために停止する所定の停車
位置を示す。
【0046】自動車Aが、タイヤ止め94で示される、
洗車のための所定の停止位置に停車したのを停車センサ
ー95が検出すると、洗車が開始される。図17(a)
に示すように、洗車機本体1が所定の洗車開始位置から
走行を開始し、自動車Aを跨ぐようにして前進しなが
ら、散水ノズル10,11から洗剤水を散布し、トップ
ブラシ8、サイドブラシ9,9、ロッカーブラシ16,
16を回転させて自動車Aの車体に接触させ、ブラッシ
ングする。図17(b)に示すように、洗車機本体1が
自動車Aの後端までブラッシングした後、散水を停止
し、各ブラシを所定の待機位置に戻し、送風機50,5
0を起動して、トップノズル12、サイドノズル13,
13から自動車Aに向けて高圧風を吹き付けながら、図
17(a)に示す洗車開始位置まで戻る。続いて、洗車
機本体1は、トップノズル12、サイドノズル13,1
3から自動車Aに向けて高圧風を吹き付けながら、図1
7(b)に示す自動車Aの後方位置まで走行し、洗車を
終了する。
【0047】洗車が終了した後、自動車Aが洗車スペー
スより退出する。洗車機本体1が、図18(a)に示す
ように、自動車Aの後方で洗車を終了すると、電光表示
器97に、「前進して、左側に退出してください」と表
示がされ、自動車Aは、図18(b)に示すように、進
入ガイド93を乗り越え、接地面に掘り込まれて敷設さ
れたレール2を乗り越えて、固定ユニット90や可倒式
スタンド91、ホース,ケーブル92と反対側の左方向
に向けて、洗車スペースより退出する。自動車Aが退出
した後、洗車機本体1は、図18(c)に示すように、
洗車開始位置まで戻って、次の洗車のために待機する。
【0048】洗車スペースからの自動車の退出をこのよ
うに行えば、自動車を後進させて後ろに向かって退出す
るよりも、前進して前方向に退出できるので、自動車の
運転者にとって、退出するための運転が容易となる。ま
た、自動車が前進して前方向に退出することにより、次
の自動車が洗車受付装置の前に停止し、洗車の受け付け
操作が行われている場合でも、自動車が洗車スペースか
ら退出することができる。さらに、洗車機本体1が自動
車Aの後方となる位置で洗車を終了するので、自動車A
は、洗車機本体1をくぐり抜けることなく退出でき、退
出が容易になるだけでなく、洗車機本体1の天井面や各
洗浄ブラシ等に付着した洗浄水が、乾燥を終了した自動
車Aに落下するのを防ぐことができる。
【0049】次に、実施例の動作について説明する。洗
車機本体1が洗車開始位置より走行を開始し、自動車A
をブラッシング洗浄しながら自動車Aの後方まで達し、
往工程のブラッシング工程を終了した後、復工程の乾燥
工程に入る。図20(a)に示すように、洗車機は、ト
ップノズル12を、検出した自動車Aの車高の最高値H
aよりも、安全を考慮して所定間隔αとった位置に保持
し、洗車機本体1を高速で復走行する。トップノズル1
2は、車形を検出するためのビームセンサー15から、
設計値で定まる距離Y離れた位置にあるので、トップノ
ズル12の昇降制御は、ビームセンサーを用いて検出さ
れた車形に対し、この距離を考慮して行われる。洗車機
本体1の走行に伴い、トップノズル12が自動車Aの車
高の最も高い位置である屋根部とリアガラスの境界位置
に達した後、洗車機は、図20(b)に示すように、洗
車機本体1の走行を低速として乾燥を続行し、図20
(c)に示すように、洗車機本体1の進行方向に対し、
自動車Aの車体が下り傾斜となるフロントガラス部分で
は、トップノズル12を傾斜面に追従するように下降さ
せて充分に接近させて作用させ、乾燥を行う。
【0050】自動車Aの前端まで乾燥が行われた後、洗
車機は、再び往走行して乾燥を行う。図21(a)に示
すように、洗車機は、トップノズル12を、検出した自
動車Aの車高の最高値Haよりも、安全を考慮して所定
間隔αとった位置に保持し、洗車機本体1を高速で走行
する。洗車機本体1の走行に伴い、トップノズル12が
自動車Aの車高の最も高い位置であるフロントガラスと
屋根部の境界位置に達した後、洗車機は、図21(b)
に示すように、洗車機本体1の走行を低速として乾燥を
続行し、図21(c)に示すように、洗車機本体1の進
行方向に対し、自動車Aの車体が下り傾斜となるリアガ
ラス部分では、トップノズル12を傾斜面に追従するよ
うに下降させて充分に接近させて作用させ、自動車Aの
後端まで乾燥して洗車を終了する。
【0051】この実施例では、自動車Aの屋根部が平坦
で、突起物がない場合を想定し、自動車Aの最高車高は
屋根部の高さであり、トップノズル12を自動車Aの屋
根部の高さに応じた位置に保持し、往走行ではフロント
ガラスと屋根部の境界部、復走行ではリアガラスと屋根
部の境界部にトップノズル12が達したら、洗車機本体
1の走行速度を低速としているが、トップノズル12が
屋根部にあるときも洗車機本体1を高速で走行させ、往
走行ではリアガラスと屋根部の境界部、復走行ではフロ
ントガラスと屋根部の境界部にトップノズル12が達し
たら、洗車機本体1の走行速度を低速としてもよい。ま
た、自動車Aに突起物がある場合、例えば屋根部にキャ
リアが取り付けられているようなときは、キャリアを含
めた車体の高さの最も高い部分が車高の最高高さとな
り、トップノズル12がその最高車高となる位置まで達
するまでは、トップノズル12を最高車高高さに応じて
保持し、トップノズル12がその最高車高となる位置ま
で達したら、トップノズル12を検出した車形に応じて
昇降制御するとともに、洗車機本体1の走行速度を低速
とすればよい。また、この場合、キャリアとトップノズ
ル12の接触を避けるために、キャリア部分はトップノ
ズル12を最高車高位置に応じた高さに保持し、往走行
ではキャリア部を避けたリアガラスと屋根部の境界付近
で、復走行ではフロントガラスと屋根部の境界付近で、
トップノズル12を検出した車形に応じて昇降制御する
とともに、洗車機本体1の走行速度を低速とすればよ
い。
【0052】また、前述の例では、洗車機本体1の進行
方向に対し、自動車Aの車体が下り傾斜となる部分、往
走行ではリアガラス部やトランク部、復走行ではフロン
トガラスやボンネット部で、洗車機本体1の走行速度を
低速とするが、往走行ではリアガラス部やトランク部を
含む自動車の車体の後側部分、復走行ではフロントガラ
スやボンネット部を含む自動車の車体の前側部分で、洗
車機本体1の走行速度を低速としてもよい。
【0053】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図22は本発明の第2の実施例の側面図、図23
は本発明の第2の実施例の走行系および車形検出手段を
示す正面図、図24は本発明の第2の実施例の乾燥ノズ
ルを示す正面図である。図において、111は自動車車
体を跨ぐように門型状に形成した洗車機本体で、正転逆
転可能なモータ114,114により、車輪112,1
12を回転駆動して、レール113,113に沿って往
復走行する。
【0054】115は、洗車機走行位置を検出するロー
タリーエンコーダーで、モータ114の出力軸に連結
し、モータ114の回転方向を検出しながら単位角度回
転毎にパルス信号を出力して洗車機本体111の走行位
置を与えている。
【0055】116は、洗車機位置を検出する位置セン
サ−で、洗車機本体111下部に設けられ、レール11
3敷設面に固定された突起物であるドッグ117を感知
してスイッチングし、洗車機本体111の位置を与えて
いる。ドッグ117は洗車機本体の走行開始位置を与え
る。
【0056】投光器120a,121a,122a,1
23a、受光器120b,121b,122b,123
bはビームセンサーで、洗車機で洗浄する自動車車体の
高さを検出する。自動車車体は、投光器から発光され受
光器で受光される光を、自動車車体が遮ることにより検
出される。120a,120bは自動車下部の高さH1
を、121a,121bは普通車ルーフ位置の高さH2
を、122a,122bはワゴン車ルーフ位置の高さH
3を、123a,123bは、洗車機では洗車できない
高さH4を検出する。
【0057】トップノズル125は、その両側面より外
方に向けて延出したアーム126,126の両端に台車
127,127を備え、洗車機本体111両側に立設し
たガイドレール128,128上を昇降移動できるよう
に形成されている。台車127,127は、スプロケッ
ト130,130,130を介して、チェーン129,
129により洗車機本体111上部より吊り下げられ、
このチェーン129,129と、ロッド部に備えたスプ
ロケット124を介して連動するエアシリンダ1321
の作動により昇降される。
【0058】対向する位置に配設された投光器132
a,133a,138aと受光器132b,133b,
138bは、台車127,127に備えられたビームセ
ンサーで、自動車の車体を検出する。ビームセンサーの
配置は、洗車機本体111に対して前方に位置するビー
ムセンサー133a,133bおよび後方に位置するビ
ームセンサー132a,132bの取付位置が、中間に
位置するビームセンサー138a,138bの取付位置
より高くなっている。洗車機が走行開始位置から走行を
開始する往工程の洗車においては、洗車機本体111に
対して前方に位置するビームセンサー133a,133
bが車体を検知したらエアシリンダ131のロッドを収
縮させて台車127,127を上昇させ、逆に車体を非
検知したらエアシリンダ131のロッドを伸長させて台
車17,17を下降させ、一方中間に位置するビームセ
ンサー138a,138bが車体を検知したらエアシリ
ンダ131のロッドを保持させ、相対的に台車127,
127を車体形状に沿って昇降動作させている。また、
洗車機が走行開始位置の方向へ戻る復工程においては、
洗車機本体111に対して後方に位置し、自動車車体に
先に達することになるビームセンサー132a,132
bが車体を検知したらエアシリンダ131のロッドを収
縮させて台車127,127を上昇させ、逆に車体を非
検知したらエアシリンダ131のロッドを伸長させて台
車17,17を下降させ、一方中間に位置するビームセ
ンサー138a,138bが車体を検知したらエアシリ
ンダ131のロッドを保持させ、相対的に台車127,
127を車体形状に沿って昇降動作させている。
【0059】154は台車127に固着されるマグネッ
トで、トップノズル125を支持する台車127,12
7が昇降するのに伴い、マグネット154が移動する直
線上の洗車機本体111側には、近接スイッチ155,
156が固着され、マグネット154の移動に伴いスイ
ッチングすることにより、トップノズル125の昇降位
置を検出する。近接スイッチ155は、普通車ルーフ位
置を検出するビームセンサー121a,121bと同じ
高さH2に、近接スイッチ156は、ワゴン車ルーフ位
置を検出するビームセンサー122a,122bと同じ
高さH3に備えられる。
【0060】134,134は高圧風を生成する送風
機、135,135は洗車機本体111両側に配設した
サイドノズル、136,136,137,137は送風
機134,134と各ノズル125,135,135を
連通するダクトで、トップノズル125およびサイドノ
ズル135,135は送風機134,134より供給さ
れた高圧風を車体上面および側面に向けて吹き付けて車
体面に付着した水滴を除去している。
【0061】図25はトップノズルを昇降制御する空圧
系を示す説明図である。157は空圧源で、コンプレッ
サー等から所定の圧力の空気を供給する。158,15
9はレギュレータで、空圧源から供給される空気の圧力
を一定の圧力に保つ。160,161は3ポート方向制
御弁で、エアシリンダ131のポートA,Bへの空気の
供給を制御する。162,162はスピードコントロー
ラで、エアシリンダ131の速度の制御を行う。
【0062】3ポート方向制御弁158が大気開放さ
れ、159が空圧源に開放されると、エアシリンダ13
1のロッドが突出し、トップノズル125が下降する。
3ポート方向制御弁158が空圧源に開放され、159
が大気開放されると、エアシリンダ131のロッドは引
き込まれ、トップノズル125が上昇する。3ポート方
向制御弁158,159が共に空圧源に開放されると、
エアシリンダ121のロッドが停止し、トップノズル1
25が保持される。
【0063】図26は実施例の制御系を示すブロック図
である。164はマイクロコンピューターで、演算処理
を行うCPU165、プログラム及び各種データを記憶
するメモリ166、及び入出力インターフェース16
7,167より成り、入出力インターフェース167,
167には、走行位置検出用ロータリーエンコーダー1
15、位置センサー116、車高測定用ビームセンサー
120a,120b,121a,121b,122a,
122b,123a,123b、送風機134,13
4、トップノズル昇降用エアシリンダ131、トップノ
ズル昇降用ビームセンサー132a,132b,133
a,133b,138a,138b、3ポート方向制御
弁160,161、近接スイッチ155,156、散水
ノズル139,140、トップブラシ141,サイドブ
ラシ142が接続される。
【0064】163は洗車機走行用モータ114,11
4の回転数を制御するインバーターで、入出力インター
フェース167に接続され、洗車機走行用モータ11
4,114に供給する電源の周波数を変更してモータ1
14,114の回転数を変え、洗車機の走行速度を適宜
変更し、本発明の速度変更手段を構成する。
【0065】次に、実施例の動作について説明する。洗
車工程に入ると、図27に示すように、洗車機本体11
1が走行を開始し、自動車の高さを検出するビームセン
サーが自動車車体を検出する。まず、自動車下部の高さ
H1を検出するビームセンサーが、投光器120aと受
光器120b間を車体によって遮光され、車体を検出す
る。洗車機は、走行位置検出用ロータリーエンコーダ1
15により検出される、この時の洗車機本体111の走
行位置を、自動車Aの前端位置CSとしてメモリ166
に記憶する。続いて、普通車ルーフ位置の高さH2を検
出するビームセンサーが、投光器121aと受光器12
1b間を車体によって遮光され、車体を検出する。洗車
機は、この時の洗車機本体111の走行位置を、自動車
Aのルーフ部の前端位置RSとしてメモリ166に記憶
する。この後、普通車ルーフ位置の高さH2を検出する
ビームセンサーが、投光器121aと受光器121b間
の車体による遮光を解かれ、車体を検出しなくなると、
洗車機は、この時の洗車機本体111の走行位置を自動
車Aのルーフ部の後端位置REとしてメモリ166に記
憶する。また、自動車下部の高さH1を検出するビーム
センサーが、投光器120aと受光器120b間の車体
による遮光を解かれ、車体を検出しなくなると、洗車機
は、この時の洗車機本体111の走行位置を自動車Aの
後端位置CEとしてメモリ166に記憶する。このよう
にして、移動する洗車機本体111の位置と車体を検出
するビームセンサーの検出結果が対応づけられて記憶さ
れ、図28に示すように自動車Aの車形が検出される。
洗車機は、検出された車形に合わせてトップブラシ14
1やサイドブラシ142,142を制御して洗浄工程を
行う。
【0066】往工程の洗浄工程が終了すると、復工程の
乾燥工程に入る。図29(a)に示すように、洗車機
は、トップノズル125を、自動車Aを検出しなかった
ビームセンサー122a,122bの高さH3に保持
し、洗車機本体111を高速で走行する。洗車機本体1
11の走行に伴い、図29(b)に示すように、トップ
ノズル125が自動車Aのルーフ部の後端位置REより
も、安全を考慮して距離β離れた位置に達したとき、洗
車機は、トップノズル125を下降させ、ビームセンサ
ー132a,132bが自動車Aの車体を非検出状態
に、138a,138bを検出状態になるようにして自
動車Aに沿わせて昇降制御するとともに、洗車機本体1
11の走行を低速にして乾燥を続行し、図29(c)に
示すように、洗車機本体111の進行方向に対し、自動
車Aの車体が下り傾斜となるフロントガラス部分では、
トップノズル125を傾斜面に追従するように下降させ
て充分に接近させて作用させ、乾燥を行う。
【0067】自動車Aの前端まで乾燥が行われた後、洗
車機は、再び往走行して乾燥を行う。図30(a)に示
すように、洗車機は、トップノズル125を、自動車A
を検出しなかったビームセンサー122a,122bの
高さH3に保持し、洗車機本体111を高速で走行す
る。洗車機本体111の走行に伴い、図30(b)に示
すように、トップノズル125が自動車Aのルーフ部の
前端位置RSよりも、安全を考慮して距離γ離れた位置
に達したとき、洗車機は、トップノズル125を下降さ
せ、ビームセンサー133a,133bが自動車Aの車
体を非検出状態に、138a,138bを検出状態にな
るようにして自動車Aに沿わせて昇降制御するととも
に、洗車機本体111の走行を低速にして乾燥を続行
し、図30(c)に示すように、洗車機本体111の進
行方向に対し、自動車Aの車体が下り傾斜となるリアガ
ラス部分では、トップノズル125を傾斜面に追従する
ように下降させて充分に接近させて作用させ、乾燥を行
う。
【0068】この第2の実施例では、車形の検出を、自
動車下部の高さ、普通車ルーフ位置の高さ、ワゴン車ル
ーフ位置の高さの3点で検出するので、トップノズル1
25は、自動車Aの最高車高高さよりも高い、車形を検
出するビームセンサーの中で、自動車の前端から後端の
間で一度も遮光しなかったビームセンサーのうちの、一
番低い位置のビームセンサーの高さに保持される。
【0069】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、種々の
設計変更が可能である。例えば、上記の実施例では、門
型状に形成された洗車機本体が、停止した自動車を跨ぐ
ように往復走行する洗車機について説明したが、台車や
コンベア等で自動車を搬送させる洗車機においても、洗
車機本体と台車やコンベアの相対移動速度を変更するこ
とで、同様の制御が可能である。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗車機本
体と自動車との相対移動の往復両工程で乾燥を行うこと
で、高い乾燥効果を得ることができ、上面乾燥ノズル
が、自動車のフロントガラスやリアガラスといった傾斜
面に対して上り方向に移動する部分では、上面乾燥ノズ
ルを、予め自動車の傾斜面の最高高さよりも高い位置に
上昇させておいて、洗車機本体と自動車を高速で相対移
動させ、上面乾燥ノズルの上昇が自動車の車体の上り傾
斜に追従できないで接触するのを防いだ上で洗車時間を
短縮させ、上面乾燥ノズルが傾斜面に対し下り方向に移
動する部分では、洗車機本体と自動車の相対移動速度を
落として、自動車の車体に対し高圧風を充分に吹き付
け、これにより必要以上に洗車時間を延ばすことなく、
かつ、上面乾燥ノズルと自動車が接触するようなことの
ない、安全で乾燥効果の高い洗車を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の上面図である。
【図2】本発明の実施例の側面図である。
【図3】本発明の実施例の洗車機本体の側面図である。
【図4】本発明の実施例の洗車機本体の走行系および車
形検出手段を示す正面図である。
【図5】本発明の実施例の洗車機本体のトップブラシの
構成を示す正面図である。
【図6】本発明の実施例の洗車機本体のサイドブラシの
構成を示す正面図である。
【図7】本発明の実施例の洗車機本体のトップノズルお
よびサイドノズルの構成を示す正面図である。
【図8】本発明の実施例の洗車機本体のロッカーブラシ
の構成を示す説明図である。
【図9】本発明の実施例の操作パネルの説明図である。
【図10】本発明の実施例の制御系を示す説明図であ
る。
【図11】本発明の実施例の制御系を示す説明図であ
る。
【図12】本発明の実施例の動作説明図である。
【図13】本発明の実施例の動作説明図である。
【図14】本発明の実施例の動作説明図である。
【図15】本発明の実施例の動作説明図である。
【図16】本発明の実施例の動作説明図である。
【図17】本発明の実施例の動作説明図である。
【図18】本発明の実施例の動作説明図である。
【図19】本発明の実施例の動作説明図である。
【図20】本発明の実施例の動作説明図である。
【図21】本発明の実施例の動作説明図である。
【図22】本発明の第2の実施例の側面図である。
【図23】本発明の第2の実施例の走行系および車形検
出手段を示す正面図である。
【図24】本発明の第2の実施例のトップノズルおよび
サイドノズルの構成を示す正面図である。
【図25】本発明の第2の実施例のトップノズルの制御
系を示す説明図である。
【図26】本発明の第2の実施例の制御系を示す説明図
である。
【図27】本発明の第2の実施例の動作説明図である。
【図28】本発明の第2の実施例の動作説明図である。
【図29】本発明の第2の実施例の動作説明図である。
【図30】本発明の第2の実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 2 レール 4 洗車機走行用モータ 5 洗車機走行位置検出用ロータリーエンコーダ 6 洗車機位置センサー 7 ドッグ 8 トップブラシ 9 サイドブラシ 12 トップノズル 13 サイドノズル 14 車形検出用投光器群 15 車形検出用受光器群 16 ロッカーブラシ 44 トップノズル昇降用モータ 49 トップノズル昇降位置検出用ロータリーエンコー
ダ 70 マイクロコンピュータ 71 CPU 72 メモリ 74 洗車機本体走行用モータに電源を供給するインバ
ーター 98 洗車受付ユニット 111 洗車機本体 112 レール 114 洗車機走行用モータ 115 洗車機走行位置検出用ロータリーエンコーダ 116 洗車機位置センサー 117 ドッグ 135 サイドノズル 141 トップブラシ 142 サイドブラシ 122 トップノズル 120a,120b 車形検出用ビームセンサー 121a,121b 車形検出用ビームセンサー 122a,122b 車形検出用ビームセンサー 123a,123b 車形検出用ビームセンサー 131 トップノズル昇降用エアシリンダー 132a,132b トップノズル車体検出用ビームセ
ンサー 133a,133b トップノズル車体検出用ビームセ
ンサー 138a,138b トップノズル車体検出用ビームセ
ンサー 155,156 トップノズル昇降位置検出用近接スイ
ッチ 164 マイクロコンピュータ 165 CPU 166 メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型状に形成された洗車機本体と自動車
    とが相対移動して洗車を行う洗車機であって、洗車機本
    体と自動車との相対移動の往復両工程で乾燥を行う洗車
    機において、前記洗車機本体に、自動車の車形を検出す
    る車形検出手段と、洗車機本体と自動車の相対移動速度
    を変更する相対移動速度制御手段と、自動車の上面に沿
    って昇降制御され、自動車を乾燥する上面乾燥ノズルを
    備え、往復の乾燥工程のいずれの工程でも、前記車形検
    出手段で検出された自動車の車形に基づいて、前記上面
    乾燥ノズルを車形に合わせて昇降制御するとともに、工
    程の途中で、洗車機本体と自動車との相対移動速度を減
    速するよう制御する手段を持つことを特徴とする洗車
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の洗車機において、洗車
    機本体と自動車の相対移動方向に対し、自動車の車体が
    下り傾斜となる部分を含む区間で、洗車機本体と自動車
    の相対移動速度を減速するよう制御する手段を持つこと
    を特徴とする洗車機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の洗車機において、自動
    車の車体の前側部分もしくは後側部分のうち、洗車機本
    体と自動車の相対移動方向に対し前方側となる部分で、
    洗車機本体と自動車の相対移動速度を減速するよう制御
    する手段を持つことを特徴とする洗車機。
  4. 【請求項4】 門型状に形成された洗車機本体と自動車
    とが相対移動して洗車を行う洗車機であって、洗車機本
    体と自動車との相対移動の往復両工程で乾燥を行う洗車
    機において、前記洗車機本体に、自動車の車形を検出す
    る車形検出手段と、洗車機本体と自動車の相対移動速度
    を変更する相対移動速度制御手段と、自動車の上面に沿
    って昇降制御され、自動車を乾燥する上面乾燥ノズルを
    備え、往復の乾燥工程のいずれの工程でも、前記車形検
    出手段で検出された自動車の車形に基づいて、前記上面
    乾燥ノズルが、自動車の車高が最高になる位置に達する
    までは、前記上面乾燥ノズルを自動車の車高の最高高さ
    よりも高い位置に保持し、洗車機本体と自動車との相対
    移動速度を高速として制御する手段を持つことを特徴と
    する洗車機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の洗車機において、前記
    上面乾燥ノズルが、自動車の車高が最高になる位置に達
    した後は、前記上面乾燥ノズルを自動車の車形に合わせ
    て昇降制御し、洗車機本体と自動車との相対移動速度を
    低速として制御する手段を持つことを特徴とする洗車
    機。
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