JPH02222642A - 畜肉加工食品およびその製造方法 - Google Patents
畜肉加工食品およびその製造方法Info
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- JPH02222642A JPH02222642A JP1043231A JP4323189A JPH02222642A JP H02222642 A JPH02222642 A JP H02222642A JP 1043231 A JP1043231 A JP 1043231A JP 4323189 A JP4323189 A JP 4323189A JP H02222642 A JPH02222642 A JP H02222642A
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Landscapes
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- Seasonings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、畜肉を加工し、かつ熟成した新規な調味料素
材として、かつお節と同様に使用することができる畜肉
加工食品およびその製造方法に関する。
材として、かつお節と同様に使用することができる畜肉
加工食品およびその製造方法に関する。
[従来の技術]
従来、肉を原料としたさまざまな調味料か知られている
0例えば、特開昭63−196243号公報には、肉の
塊を煮るかまたは蒸した後、乾燥またはスモークし5得
られた肉の硬化物を削って肉の削り節を得る方法が報告
されている。
0例えば、特開昭63−196243号公報には、肉の
塊を煮るかまたは蒸した後、乾燥またはスモークし5得
られた肉の硬化物を削って肉の削り節を得る方法が報告
されている。
また、特開昭62−278968号公報には、原料とし
て家禽の胸肉を使用し、これを煮熟した後、焙乾して乾
燥させることにより水分含量を20〜30%に減少させ
削りやすくしたかつお節様家禽肉加工食品が報告されて
いる。
て家禽の胸肉を使用し、これを煮熟した後、焙乾して乾
燥させることにより水分含量を20〜30%に減少させ
削りやすくしたかつお節様家禽肉加工食品が報告されて
いる。
[発明か解決しようとする課題]
しかしながら、前者の肉の削り節は、単に肉の硬化物を
削って削り節とするものであり、従来のかつお、さば等
の魚肉を原料としたかつお節に見られるようなカビ付け
が施されていないために、風味が劣る欠点かあった。
削って削り節とするものであり、従来のかつお、さば等
の魚肉を原料としたかつお節に見られるようなカビ付け
が施されていないために、風味が劣る欠点かあった。
また、後者のかつお節様家禽肉加工食品は、原料に家禽
肉を使用しているために、家禽肉の特有の風味を有し、
魚肉のかつお、さば等を原料とするかつお節とは異なっ
た風味を有し、また桔極的にカビ付けを施していないた
めに、所謂燻香を有する家禽肉の風味にとどまるもので
ある。
肉を使用しているために、家禽肉の特有の風味を有し、
魚肉のかつお、さば等を原料とするかつお節とは異なっ
た風味を有し、また桔極的にカビ付けを施していないた
めに、所謂燻香を有する家禽肉の風味にとどまるもので
ある。
本発明者らは、この様な従来の肉類の加工食品にfri
み研究を行った結果、肉類の風味は、牛。
み研究を行った結果、肉類の風味は、牛。
豚、馬、羊等の獣類の畜肉、鶏、アヒル、カモ等の鳥類
の家禽肉およびかつお、さげ、いわし等の魚類の魚肉は
、焼成したり、煮蒸して食する場合にそれぞれ特有の風
味を有しており、またこの風味の違いはそれぞれの肉を
煮熟・焙乾した場合にも同様に表われることを見出した
。
の家禽肉およびかつお、さげ、いわし等の魚類の魚肉は
、焼成したり、煮蒸して食する場合にそれぞれ特有の風
味を有しており、またこの風味の違いはそれぞれの肉を
煮熟・焙乾した場合にも同様に表われることを見出した
。
本発明は、この様な肉の風味の違いに注目してなされた
ものであり、肉類の中で、特に畜肉を原料とし、その原
料の加熱処理工程において、魚肉や家禽肉と異なる畜肉
のもつ香りとうま味を充分に引き出し、かつカビ付けを
施すことによりカビのもつ酵素作用による独特の風味と
香気を生み出した、かつお節と同様に使用することがで
き、かつ保存性に優れた新規の畜肉加工食品およびその
製造方法を提供することを目的とするものである。
ものであり、肉類の中で、特に畜肉を原料とし、その原
料の加熱処理工程において、魚肉や家禽肉と異なる畜肉
のもつ香りとうま味を充分に引き出し、かつカビ付けを
施すことによりカビのもつ酵素作用による独特の風味と
香気を生み出した、かつお節と同様に使用することがで
き、かつ保存性に優れた新規の畜肉加工食品およびその
製造方法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]および[作用]すなわち
1本発明は、煮熟・焙乾して硬化した畜肉の表面にカビ
付けが施されていることを特徴とする畜肉加工食品、お
よび畜肉を煮熟した後、焙乾を繰り返して硬化せしめ水
分を均一にした後、表面にカビ付けすることを特徴とす
る畜肉加工食品の製造方法である。
1本発明は、煮熟・焙乾して硬化した畜肉の表面にカビ
付けが施されていることを特徴とする畜肉加工食品、お
よび畜肉を煮熟した後、焙乾を繰り返して硬化せしめ水
分を均一にした後、表面にカビ付けすることを特徴とす
る畜肉加工食品の製造方法である。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明の畜肉加工食品は、原料の畜肉を、必要に応じて
調味、煮熟、焙乾、かつカビ付けする一連の工程により
製造される。
調味、煮熟、焙乾、かつカビ付けする一連の工程により
製造される。
本発明において用いられる原料の畜肉は、一般の獣類の
肉であればよいが、例えば牛肉、豚肉。
肉であればよいが、例えば牛肉、豚肉。
馬肉、羊肉などの肉が好ましい。また、畜肉を原料とし
て使用する場合、特に脂肪含有量の少ない部位が好まし
く、具体的には脂肪含有量は51醍%以下のもの“が望
ましい。この条件を満足しうる畜肉の部位は、特にもも
肉が代表的に挙げられる。原料の畜肉の脂肪分が多いと
、得られる畜肉加工食品は脂肪の酸化等により品質の低
下をまねくので好ましくない。また、原料の畜肉は冷凍
品でもよいか、できれば冷蔵品の新鮮なものか望ましい
。
て使用する場合、特に脂肪含有量の少ない部位が好まし
く、具体的には脂肪含有量は51醍%以下のもの“が望
ましい。この条件を満足しうる畜肉の部位は、特にもも
肉が代表的に挙げられる。原料の畜肉の脂肪分が多いと
、得られる畜肉加工食品は脂肪の酸化等により品質の低
下をまねくので好ましくない。また、原料の畜肉は冷凍
品でもよいか、できれば冷蔵品の新鮮なものか望ましい
。
この様な畜肉を原料として製造される本発明の畜肉加工
食品は、煮熟・焙乾して硬化した畜肉の表面にカビ付け
が施されており、かつお節やその他の節類と同様の用途
に使用することかでき、焙乾させであるために畜肉独特
の臭みは消え、逆に畜肉特有の香ばしさを引き出してい
る。また、表面はJビの付いた茶褐色を示し、その水分
含有量は低く、15〜25重量%、好ましくは18〜2
2重量%の範囲である。さらに、アスペルギルス(As
pergilluS )属あるいはペニシリウム(Pe
nicillium )属に属するカビを用いてカビ付
けする熟成工程を長期に渡り施しであるため、カビのも
つ酵素作用により生み出された独特の風味を有している
。
食品は、煮熟・焙乾して硬化した畜肉の表面にカビ付け
が施されており、かつお節やその他の節類と同様の用途
に使用することかでき、焙乾させであるために畜肉独特
の臭みは消え、逆に畜肉特有の香ばしさを引き出してい
る。また、表面はJビの付いた茶褐色を示し、その水分
含有量は低く、15〜25重量%、好ましくは18〜2
2重量%の範囲である。さらに、アスペルギルス(As
pergilluS )属あるいはペニシリウム(Pe
nicillium )属に属するカビを用いてカビ付
けする熟成工程を長期に渡り施しであるため、カビのも
つ酵素作用により生み出された独特の風味を有している
。
次に、本発明の畜肉加工食品の製造方法について説明す
る。
る。
まず、骨、すし、脂肪を取り除いた原料のfl肉を適当
な大きさに切断する。切断片の表面に、あらかじめ準備
しておいた複合調味料を所定量すり込み熟成(漬込)さ
せるか、この熟成工程は行わなくてもよい、熟成は、熟
成温度的1〜5℃で7日程度行えばよいが、この熟成中
に原料の畜肉の持っている独特の風味が増強される。も
し、熟成温度か高いと酸化あるいは微生物による腐敗が
問題となる為、厳しい温度管理を必要とする。
な大きさに切断する。切断片の表面に、あらかじめ準備
しておいた複合調味料を所定量すり込み熟成(漬込)さ
せるか、この熟成工程は行わなくてもよい、熟成は、熟
成温度的1〜5℃で7日程度行えばよいが、この熟成中
に原料の畜肉の持っている独特の風味が増強される。も
し、熟成温度か高いと酸化あるいは微生物による腐敗が
問題となる為、厳しい温度管理を必要とする。
次に、畜肉を煮熟する。煮熟は、80℃前後の湯中に投
入し、1〜2時間程度加熱してすることにより行う。こ
の加熱時間は長すぎると風味の損失の原因となる。煮熟
を終了した畜肉は、湯中から引き上げ、水をよく切った
後、焙乾する。また、原料の畜肉の種類、あるいはその
状態によっては、煮熟しなくてもよい場合かあるか、こ
の場合には畜肉を切断して整形した後、必要に応じて複
合調味料を添加し、漬込みを行って、直ちに焙乾する。
入し、1〜2時間程度加熱してすることにより行う。こ
の加熱時間は長すぎると風味の損失の原因となる。煮熟
を終了した畜肉は、湯中から引き上げ、水をよく切った
後、焙乾する。また、原料の畜肉の種類、あるいはその
状態によっては、煮熟しなくてもよい場合かあるか、こ
の場合には畜肉を切断して整形した後、必要に応じて複
合調味料を添加し、漬込みを行って、直ちに焙乾する。
焙乾は、スモークハウスで行うことが望ましいが、せい
ろ等で代用してもよい、また、焙乾に使用するチップは
、好みの香味を有する木材チップを用いることかできる
。
ろ等で代用してもよい、また、焙乾に使用するチップは
、好みの香味を有する木材チップを用いることかできる
。
焙乾湿度は、通常50〜100°C2好ましくは70〜
80°C″??1〜2時間行う。焙乾温度か100°C
を越えると、温度が高すぎて畜肉の収縮が局部的に起こ
り、変形の原因となる。また、50℃未満ては微生物の
増殖による腐敗が起こるので好ましくない。
80°C″??1〜2時間行う。焙乾温度か100°C
を越えると、温度が高すぎて畜肉の収縮が局部的に起こ
り、変形の原因となる。また、50℃未満ては微生物の
増殖による腐敗が起こるので好ましくない。
焙乾方法は、1回目の焙乾か終了したら室温に放冷し、
2回目の焙乾に移る。この間、すなわち焙乾と焙乾との
間に温度を下げることによって畜肉の中心部の水分を表
面側に拡散させる。こうして焙乾及び冷却(放冷)の一
連の工程を数回〜十数回1例えば10回程度くり返すこ
とによって、畜肉中の水分を25〜45重量%になるま
て低下させる。さらに、冷却時間については、焙乾回数
が増えるに従い長くとるようにするのか望ましい、この
理由は原料の畜肉中の水分含有量が少なくなるに従い、
中心部の水分が拡散する時間が長くなる為である。この
ようにして、焙乾の終了した畜肉は、体積が約3分の1
に縮小して硬化し、その水分含有量は25〜45重量%
て表面は茶褐色の状態を呈している。
2回目の焙乾に移る。この間、すなわち焙乾と焙乾との
間に温度を下げることによって畜肉の中心部の水分を表
面側に拡散させる。こうして焙乾及び冷却(放冷)の一
連の工程を数回〜十数回1例えば10回程度くり返すこ
とによって、畜肉中の水分を25〜45重量%になるま
て低下させる。さらに、冷却時間については、焙乾回数
が増えるに従い長くとるようにするのか望ましい、この
理由は原料の畜肉中の水分含有量が少なくなるに従い、
中心部の水分が拡散する時間が長くなる為である。この
ようにして、焙乾の終了した畜肉は、体積が約3分の1
に縮小して硬化し、その水分含有量は25〜45重量%
て表面は茶褐色の状態を呈している。
次に、カビ付けを行う、カビ付けを行う前に、上記の焙
乾を終了し、硬化した畜肉を天日乾燥した後、その表面
を薄く削り取ってからカビ付けを行う。これは整形と同
時にカビ付は工程におけるカビの繁殖性を高める為であ
る。カビ付けは、かつお節の製造におけるカビ付は方法
と同様の方法で行なうことができる。
乾を終了し、硬化した畜肉を天日乾燥した後、その表面
を薄く削り取ってからカビ付けを行う。これは整形と同
時にカビ付は工程におけるカビの繁殖性を高める為であ
る。カビ付けは、かつお節の製造におけるカビ付は方法
と同様の方法で行なうことができる。
使用するカビの種類としては、アスペルギルス屈あるい
はペニシリウム属に属するカビが好ましい。アスペルギ
ルス属に属するカビの具体例を示すと2アスペルギルス
レベンス(Aspergi I Iusrepens
)9294. 10079. 12071,20149
,266:10゜:18646 、アスペルギルス ル
バー(Aspergil 1usruber )94
81. +0078,16442,16978,26
629゜(以北、いずれも^TCCに記載)等が挙げら
れる。
はペニシリウム属に属するカビが好ましい。アスペルギ
ルス属に属するカビの具体例を示すと2アスペルギルス
レベンス(Aspergi I Iusrepens
)9294. 10079. 12071,20149
,266:10゜:18646 、アスペルギルス ル
バー(Aspergil 1usruber )94
81. +0078,16442,16978,26
629゜(以北、いずれも^TCCに記載)等が挙げら
れる。
また、ペニシリウム属に属するカビの具体例を示すと、
ペニシリウム グラウカム(PenicilliuIl
glaucum ) 8287 (日本微生物株保存連
盟発行[日本微生物株目録(JFCCCatalogu
e of Cu1tures)J 4 th ed、、
241頁(1987年)に記載、北海道大学にて菌株
保存〕等か挙げられる。
ペニシリウム グラウカム(PenicilliuIl
glaucum ) 8287 (日本微生物株保存連
盟発行[日本微生物株目録(JFCCCatalogu
e of Cu1tures)J 4 th ed、、
241頁(1987年)に記載、北海道大学にて菌株
保存〕等か挙げられる。
このカビ付は工程により、カビか硬化したiむ肉の地腹
の水分を吸収する為、水分含有量は15〜25[(ff
i%にまで低下し、かつカビの酵素作用により品質を低
下せしめる脂肪分か減少し、成分変化による独特のうま
味・香味が生み出され2不変の光沢を肌に与えて外観的
な品質も良好なものとなる。また−、カビ付けにより不
良カビの繁殖が抑制される。
の水分を吸収する為、水分含有量は15〜25[(ff
i%にまで低下し、かつカビの酵素作用により品質を低
下せしめる脂肪分か減少し、成分変化による独特のうま
味・香味が生み出され2不変の光沢を肌に与えて外観的
な品質も良好なものとなる。また−、カビ付けにより不
良カビの繁殖が抑制される。
この様にして得られた畜肉加工食品は、保存性に優れ、
かつお節と同様に使用することができ、例えば削り節状
(りん片状)に削り、「だしとり」に用いることかでき
、これを使用しただし汁は、畜肉独特の臭みは消え、逆
に畜肉特有の香ばしさを引き出したくせのない風味を有
している。
かつお節と同様に使用することができ、例えば削り節状
(りん片状)に削り、「だしとり」に用いることかでき
、これを使用しただし汁は、畜肉独特の臭みは消え、逆
に畜肉特有の香ばしさを引き出したくせのない風味を有
している。
従って、畜肉をベースとしたお吸い物、煮物等に幅広く
利用することがてきる。
利用することがてきる。
[実施例]
以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
まず、凍結した牛もも肉 100 k gを解凍し、骨
、すし、脂肪を除き、1片の大きさかおよそ30X10
X5cm角程度の棒状(約I Kg)に切Fir(10
0片)した。これを湯中に投入し、約80℃で1時間煮
熟した後、湯から引き上げて水切りした。次に、燻煙用
スモークハウス内にて、ならの木材チップを用いて、次
の表1に示す条件にて焙乾、放冷を繰り返した。
、すし、脂肪を除き、1片の大きさかおよそ30X10
X5cm角程度の棒状(約I Kg)に切Fir(10
0片)した。これを湯中に投入し、約80℃で1時間煮
熟した後、湯から引き上げて水切りした。次に、燻煙用
スモークハウス内にて、ならの木材チップを用いて、次
の表1に示す条件にて焙乾、放冷を繰り返した。
表 1
焙乾後、水分含有量が25重量%の硬化した牛肉が32
kg得られた。
kg得られた。
次に、この硬化した牛肉を2日間天日乾燥し、表面を削
った後、アスペルギルス ルバー(Aspe−rgil
lus ruber) 9481を用いカビ付けを行っ
た。
った後、アスペルギルス ルバー(Aspe−rgil
lus ruber) 9481を用いカビ付けを行っ
た。
カビ付は後室温に保ち、カビが生え全体か覆われた(約
7日後)なら日乾し、カビを軽く払い落し、再びカビの
生えるのを待つ。これを繰り返し、計4回行った。これ
により水分含有量が17重量%にまで低下した畜肉加工
食品25kgを得た。
7日後)なら日乾し、カビを軽く払い落し、再びカビの
生えるのを待つ。これを繰り返し、計4回行った。これ
により水分含有量が17重量%にまで低下した畜肉加工
食品25kgを得た。
実施例2
実施例1と同様に、豚もも肉 100kgを用いて畜肉
加工食品を製造した。豚もも肉100kgより焙乾後に
は水分含有量か27重量%の硬化した豚肉か33kg得
られ、カビ付は後には畜肉加工食品25kgか得られた
。
加工食品を製造した。豚もも肉100kgより焙乾後に
は水分含有量か27重量%の硬化した豚肉か33kg得
られ、カビ付は後には畜肉加工食品25kgか得られた
。
実施例3
実施例1と同様に、馬肉 100 k gを用いて畜肉
加工食品を製造した。馬肉 100kgより焙乾後には
水分含有量が25重量%の硬化した馬肉か:13kg得
られ、カビ付は後には畜肉加工食品24kgか得られた
。
加工食品を製造した。馬肉 100kgより焙乾後には
水分含有量が25重量%の硬化した馬肉か:13kg得
られ、カビ付は後には畜肉加工食品24kgか得られた
。
実施例4
実施例1と同様に、羊もも肉 100kgを用いて畜肉
加工食品を製造した。羊もも肉100kgより焙乾後に
は水分含有量か28重量%の硬化した羊肉か35kg得
られ、カビ付は後には畜肉加工食品23kgか得られた
。
加工食品を製造した。羊もも肉100kgより焙乾後に
は水分含有量か28重量%の硬化した羊肉か35kg得
られ、カビ付は後には畜肉加工食品23kgか得られた
。
実施例5
牛もも肉100kgを用いて、実施例1と同様の方法で
、焙乾後に水分含有量か28重量%の硬化した牛肉を3
4kg得た。
、焙乾後に水分含有量か28重量%の硬化した牛肉を3
4kg得た。
次に、ペニシリウム グラウカム(Pen1cilli
u−a glaucus) 8287を用いて、実施例
1と同様の方法てカビ付けを行い、水分含有量18重量
%の畜肉加工食品25kgを得た。
u−a glaucus) 8287を用いて、実施例
1と同様の方法てカビ付けを行い、水分含有量18重量
%の畜肉加工食品25kgを得た。
[試験例]
試料l・・・畜肉加工食品 実施例1のカビ付けを施し
ていないもので日干により水分を試料2及び3と同量に
調製したもの 試料2・・・畜肉加工食品 実施例1の本発明品試料3
・・・畜肉加工食品 実施例5の未発IJ1品まず、そ
乞ぞれの削り1110gに、90麿!の約90℃の熱湯
をそれぞれ注ぎ、水分の蒸発を防ぎながら約3時間加熱
し、この液部をだし汁とした。このだし汁100重量部
に対し、醤油15重量部、砂糖4重量部を添加し、よく
混合したものを試料とじて供試した。
ていないもので日干により水分を試料2及び3と同量に
調製したもの 試料2・・・畜肉加工食品 実施例1の本発明品試料3
・・・畜肉加工食品 実施例5の未発IJ1品まず、そ
乞ぞれの削り1110gに、90麿!の約90℃の熱湯
をそれぞれ注ぎ、水分の蒸発を防ぎながら約3時間加熱
し、この液部をだし汁とした。このだし汁100重量部
に対し、醤油15重量部、砂糖4重量部を添加し、よく
混合したものを試料とじて供試した。
このようにして得られた試料を、熟練した10名のパネ
ラ−によって試食した。なお、チエツク項目は香り、う
ま味、全体風味の3項目とした。その試験結果を表2に
示す。
ラ−によって試食した。なお、チエツク項目は香り、う
ま味、全体風味の3項目とした。その試験結果を表2に
示す。
(注1)*は比較例を示す。
(注2)゛5点評価は下記の通りである。
[発明の効果]
以上説明した様に、本発明によれば、魚肉や家禽肉と異
なる畜肉のもつ香りとうま味を充分に引き出し、かつカ
ビ付けを施すことによりカビのもつ酵素作用による独特
の風味と香気を生み出した、かつお節と同様に使用する
ことかでき、かつ保存性に優れた新規の畜肉加工食品を
生産性よく提供することができる。
なる畜肉のもつ香りとうま味を充分に引き出し、かつカ
ビ付けを施すことによりカビのもつ酵素作用による独特
の風味と香気を生み出した、かつお節と同様に使用する
ことかでき、かつ保存性に優れた新規の畜肉加工食品を
生産性よく提供することができる。
Claims (5)
- (1)煮熟・焙乾して硬化した畜肉の表面にカビ付けが
施されていることを特徴とする畜肉加工食品。 - (2)畜肉が牛肉、豚肉、馬肉、羊肉である請求項1記
載の畜肉加工食品。 - (3)水分含有量が15〜25重量%である請求項1ま
たは2記載の畜肉加工食品。 - (4)畜肉を煮熟した後、焙乾を繰り返して硬化せしめ
水分を均一にした後、表面にカビ付けすることを特徴と
する畜肉加工食品の製造方法。 - (5)アスペルギルス(Aspergillus)属あ
るいはペニシリウム(Penicillium)属に属
するカビを用いてカビ付けする請求項4記載の畜肉加工
食品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1043231A JPH02222642A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 畜肉加工食品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1043231A JPH02222642A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 畜肉加工食品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02222642A true JPH02222642A (ja) | 1990-09-05 |
Family
ID=12658138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1043231A Pending JPH02222642A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 畜肉加工食品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02222642A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04293471A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-19 | Hidetoshi Soejima | 食用肉を加工した節類を原料とした調味料 および副食材の製造方法 |
JP2009005652A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Yaizu Suisankagaku Industry Co Ltd | ペットフードの製造方法 |
CN108065229A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-05-25 | 中国农业科学院农产品加工研究所 | 以温度为判别依据的烤肉新型烤制方法 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1043231A patent/JPH02222642A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04293471A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-19 | Hidetoshi Soejima | 食用肉を加工した節類を原料とした調味料 および副食材の製造方法 |
JP2009005652A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Yaizu Suisankagaku Industry Co Ltd | ペットフードの製造方法 |
CN108065229A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-05-25 | 中国农业科学院农产品加工研究所 | 以温度为判别依据的烤肉新型烤制方法 |
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