JPH0222238A - m−ベンジルトルエンの製造方法 - Google Patents

m−ベンジルトルエンの製造方法

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JPH0222238A
JPH0222238A JP62336259A JP33625987A JPH0222238A JP H0222238 A JPH0222238 A JP H0222238A JP 62336259 A JP62336259 A JP 62336259A JP 33625987 A JP33625987 A JP 33625987A JP H0222238 A JPH0222238 A JP H0222238A
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toluene
diphenylmethane
benzyltoluene
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Shigenobu Kawakami
重信 川上
Keiji Endo
圭治 遠藤
Hideyuki Doi
土肥 英幸
Atsushi Sato
篤 佐藤
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ea業Fの利用分野] 本発明はm−ベンジルトルエンを製造する方法に関する
ものである。
[従来技術とその問題点] ヘンシルトルエンには3種の異性体が存在する。
この3種の異性体の融点は、p一体:4.6℃、〇−鉢
体:、6℃およびm一体・−27,8℃である。
すなわち、m一体の融点が極端に低い。また、熱媒体油
などにおいても、低温時の起動、その他の理由から融点
の低いものが好まれる。それ故、ヘンシルトルエンの異
性体の中ではm一体の方が低温特性が良好で有利である
ここで、ベンジルトルエンを製造する方法としては、従
来ペンシルクロライドなどのハロゲン化物をトルエンに
反応させる方法が主としてとられていた(特開昭60−
87231号公報、同62−148431号公報)。本
願の方法のように、ジフェニルメタンとトルエンとの不
均化を行なうためには、塩化アルミニウム触媒を利用す
る方法が提案されているのみである。
一方、結晶合成アルミノシリケート・ゼオライトとして
は、従来知られているモルデナイト、Y型ゼオライトな
どのゼオライトもあるが、本発明者らにより、これらの
従来のゼオライトは何れも触媒寿命が短いこと、すなわ
ち活性の低下が著しく、また、形状選択性も低く、本発
明の方法には通さないことが見出されている。
それ故に、収率や、選択率良(m−ベンジルトルエンを
製造する方法が望まれていた。
[発明の構成] 本発明の目的はm−ベンジルトルエンを収率および選択
率良く製造することにある。
すなわち、非晶質であるシリカ・アルミナ触媒を用いて
、反応温度170〜400℃の範囲で、トルエンとジフ
ェニルメタンとを反応させることを特徴とするm−ベン
ジルトルエンの製造方法に関するものである。
本発明におけるシリカ・アルミナは、その酸点あるいは
酸強度から種々のものが使用でき、そのアルミナ含量は
特に限定されない。しかしながら、シリカ・アルミナの
市販品には、アルミナ含有量が13重量%前後のいわゆ
る低アルミナ型と、同じく25重量%前後の高アルミナ
型との2種類があるが、低アルミナ型の方が高アルミナ
型よりも好ましい。また、本発明におい士使用するシリ
カ・アルミナは非晶質であって種々のものが市販されて
いるが、これらは結晶性の、例えば、A型、X型、Y型
などの合成ゼオライトなどとは明確に区別されるもので
ある。
本発明の方法の反応温度は170〜400℃、好ましく
は200〜350℃である。反応温度がこの温度範囲よ
りも低い場合は、原料の転化率が低くなる。また、反対
に反応温度かこの範囲よりも高くなると、キシレンの生
成などの副反応が生じるために何れも好ましくない。
反応は気相で行なうこともできるが、触媒活性を長く保
つために、液相で行なうことが適当である。また、気相
は必然的に反応温度を高くする必要があり、反応温度が
高いと、前述のようにキシレンの生成などの副反応を生
じ易い。従って、反応は液相で行なう。
反応を液相で行なうための反応圧力は、反応相を液相に
保つために適当な圧力であればよい。
通常、この圧力は常圧から50 kg/cm2の範囲か
ら選択される。
本発明の方法の反応形式は流通式あるいはバッチ式の何
れでもよい。反応時間は、バッチ式では反応温度その他
の反応条件に応じて0.5から50時間の範囲から選ば
れる。この範囲より反応時間が短いと転化率が低くなる
。また、反応時間を必要以上に長くしても、ベンジルト
ルエンの収率は向上せず、むしろ副反応を招くのみであ
り好ましくない。
流通式の反応形式の場合は、LHSVは0.2〜20、
好ましくは0.5〜10である。LHSVがこれよりも
小さいと副反応が多くなり、また、時間当りの収率が小
さくなるので好ましくない。
また、逆にLHSVか大きくなり過ぎると、反応が進行
せずに、反応原料が未反応のまま系外に流出することに
なるので好ましくない。
バッチ式では、反応原料混合物に対して、通常0.1〜
10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の触媒を使用
すればよい。これより低い触媒濃度では、反応が進行せ
ず、一方、これよりも高い触媒濃度にしても、必ずしも
目的化合物の収率が向上せず、触媒を多く使用する分だ
け不経済となるので好ましくない。
反応系に供給すべきトルエンのジフェニルメタンに対す
る割合は、モル比で0.5〜20、好ましくは1〜10
である。これよりもモル比が小さいと、すなわちジフェ
ニルメタンに対するトルエンの使用量が少ないと、原料
転化率が低下するので好ましくない。また、その逆に上
記範囲よりもモル比を高くし、トルエンを過剰に使用す
る場合には、反応1回当りのベンジルトルエンの生成量
が少なくなり好ましくない。
反応終了後、未反応トルエン、ジフェニルメタンおよび
本発明の不均化反応の副生成物であるベンゼンおよびジ
トリルメタンを分離し、常法により本発明のm−ベンジ
ルトルエンを得る。
[発明の効果コ 本発明の方法は、従来の塩化アルミニウム触媒を用いる
方法と比較して、より重質な成分の副生が無い。
しかも、本発明の方法によれば、0−ベンジルトルエン
の生成が実質的に認められず、m−ベンジルトルエンが
、選択率および収率共に極めて高く、高濃度で製造され
る。
以下に実施例により本発明を詳述する。
実施例1 内容[250m1の反応容器に、シリカ・アルミナ触媒
N−6321(商品名:日揮■製、粒径:■2〜14メ
ツシュ、アルミナ含@ : 13重ffi%)200m
lを充填し、乾燥窒素を送りながら、250℃で24時
間乾燥した。反応温度270℃、圧力20気圧(窒素雰
囲気下)、LH5V=1.Oにて、トルエン2モル対ジ
フェ、ニルメタン1モルの割合の混合液を通油した。反
応液をガスクロマトグラム法で分析し、一定通油時間後
の反応液の組成を調べた。
それらの結果を表1に示す。
比較例1 内容積1リツトルのセパラブルフラスコに、トルエン4
モル、ジフェニルメタン2モルおよび触媒として塩化ア
ルミニウム10gを入れて、室温で5時間攪拌した。そ
の後、触媒を失活させた後、反応液を実施例1と同様に
分析したところ、以下の表1の通りであった。
表1の結果から明らかなように、塩化アルミニウムを触
媒とした場合には、反応液中にジトリルメタンおよび重
質分が多いという欠点があることが解る。
比較例2 内容1250m1の反応容器に、水素型Y型ゼオライト
(ユニオンカーバイド社製、12〜!4メツシユ)20
0mlを充填し、乾燥窒素を送りながら、480℃で3
時間乾燥した。反応温度180℃、圧力20気圧(窒素
雰囲気下)、 t、、HSV=1.0の反応条件で、ト
ルエン2モル対ジフェニルメタン1モルの混合液を通油
した。
通油した反応液をガスクロマトグラム法で分析し、20
時間通油後の反応液の組成を分析した。
結果を表1に併せて示す。
この結果によると、Y型ゼオライトはm−ベンジルトル
エンの選択率が低く、また活性低下が著しい。この活性
低下は、反応温度を180℃から260℃に昇温させて
も回復できない活性低下であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非晶質であるシリカ・アルミナ触媒を用いて、反
    応温度170〜400℃の範囲で、トルエンとジフェニ
    ルメタンとを反応させることを特徴とするm−ベンジル
    トルエンの製造方法。
  2. (2)反応系に供給すべきトルエンとジフェニルメタン
    とのモル比が0.5〜20である特許請求の範囲第1項
    記載のm−ベンジルトルエンの製造方法。
  3. (3)反応温度が200〜350℃である特許請求の範
    囲第1項記載のm−ベンジルトルエンの製造方法。
JP62336259A 1987-03-11 1987-12-28 m−ベンジルトルエンの製造方法 Expired - Fee Related JPH0788320B2 (ja)

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