JPS58116454A - アルケンおよび硫化水素からのジアルキルスルフイドの製造 - Google Patents

アルケンおよび硫化水素からのジアルキルスルフイドの製造

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JPS58116454A
JPS58116454A JP57225117A JP22511782A JPS58116454A JP S58116454 A JPS58116454 A JP S58116454A JP 57225117 A JP57225117 A JP 57225117A JP 22511782 A JP22511782 A JP 22511782A JP S58116454 A JPS58116454 A JP S58116454A
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reaction
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルケンと硝化水素とからジアルキルスルフ
ィドを製造する方法にかかわる。
従前、アルケンに硫化水素Hw Sを付加させてアルキ
ルメルカプタンケ製造する1反応(下記式■)について
はよく知られている。而して、メルカプタン製造のため
の連続気相方式において、アルミナ、#化舘二鉄、チタ
ニア、フラー土、シリカ、シリカ−アルミナ、クロミア
−アルミナ、陶性白土および、けいそう土ないし炭素上
に相持されたりん酸(E、 Re1d :  Orga
nic chemigtry ofBivalent 
5ulfur 、 Vol、 工、 p、 18 (c
hemiealpublishing Co、 Inc
、、 New ’l’ork、NY(19515) )
 ); アルミナ、上に担持されたりんタングステン酸
又はりんモリブデン酸および、アルミナ上に担持された
りんタングステン酸のナトリウム若しくはカリウム塩又
はりんモリブデン酸のナトリウム若しくけカリウム(米
国特許*&034135号)塩; 並び忙、アルミナ上
に相持されたタングステン酸のナトリウム若しくはカリ
ウム塩を用いることができる。これらの方法では5通常
、下記式■および111忙よって、対応ジアルキルスル
フィドが副生物として取得される: 1、 RCH=C& + Hy S →RCH(SH)
 CHsIT、 RCH(SH)CHI + RCH=
CH,→CHs CH(R)SCH(R)OR。
m、 2RCH(SH)CHs →CHs CH(R)
SCH(、R)CHx + Ht S(ここで、RはH
yはアルキルを表わす)。
得られる副生物ジアルキルスルフィドの量は一般忙反応
混合物中に用いられる硫化水素対アルケンモル比を変え
ることによって制御することができる。硫化水素対アル
ケンモル片が高い(例えばT(t S /アルケン=1
0〜2o/1)と、アルキルメルカプタンの形成に有利
となり、硫化水素対アルケンモル比が低い(例えばHv
S/アルケン=171)と、ジアルキルスルフィドの形
成忙有利となる。この現1i!については、米国特許第
3.05へ133号忙よく説明されているう十に挙げた
ような慣用触媒は、アルケンと硫化水素とからアルキル
メルカプタンを製造するのに、反応混合物中高いH,s
/アルケンモルk (>約8〜10/1)を用いる場合
効果的とわかった。しかしながら1本発明者は、反応混
合物中のHas/アルケンモル比を低くして主にジアル
キルスルフィドを製造すべく斜上の慣用触媒を用いると
き、それら慣用触媒は苛酷な欠陥を示すことを発見した
従来法触媒の主な欠点は次の事実に起因する。
すなわち、反応を起こさせるのに必要な昇温でしかも、
スルフィド形成をメルカプタン形成より有利にするのく
必帯な飲いH,S/アルケン付給モル比においては、)
れら触露の表面上にタールやコークスが目立つ視形成す
るということである。このタールないしコークスは、触
媒の細孔を襄ぐことによってその反応箇所に反応体が近
づ叶ないよ5にすることから、連続気相では、触媒が比
較的短い操業期間で活性を失うことになる。而して、供
給混合物に91!又はメタ′ンの如き不活性希釈剤を加
えて反応帯から熱を除去し触媒床中に熱箇所がないよう
(しても、タールやコークスの形成を阻止することはで
舞ない。かかる慣用触媒を用いてジアルキルスルフィド
の高い生産速度を維持するには、プロセス忙空気再生サ
イクルを偏入させて触媒表面上忙蓄積したタールないし
コークスを該表面から定期的に除去し、それkよっ【高
い触媒活性を回復することが必要である。この萼件は、
製造コストをかなり高める結果になる。
本発明方法の好ましい生成物はジエチルスルフィド(D
ES )である。DESはよく知られた市販品で、ガス
付臭剤混合物中に用いられたり、石油精製で水素脱硫触
媒お後再生処理用硝化剤として用いられたりする。従前
、この物質は、エチルメルカプタンの製造プロセスから
副生物として入手されてきたが、最近は、DBSに対す
る需要の拡大に伴なって、これを独立して製造すること
のできる効率的な方法が必要になってきた。
概括するに、本発明は、アルカリ金属含量がMe、0 
(Meはアルカリ金属である)K換算して約5〜15j
trlqbであるX型、Y型ないしL型ゼオライトの存
在下でC2〜Cttアルケンと値化水素とを昇温で反応
させることよりなるc4〜ct4ジアルキルスルフィド
の遼続惚相式製造方触媒 本発明に用いられるゼオライト(モレキュラーシープ)
触媒は、高い一様性、明確な#石度、大きな表面積、完
全な結晶性およびすぐまた再鰯性を特徴とする合成アル
ミノけいWI埠である。この構造については、” Li
nde Mo1eeular SieveCataly
stg ”と題スるユニオン・カーバイトのlト冊冊子
−08やり、 W、 Breckの著書’ Zeoli
teMoleeular Si@ves ’ (Joh
n Wiley & 5ons 。
1974年発行)に記されている。今日、各′P!A型
のゼオライトが1inde ([Jnion (’ar
bide )、)(oudry (Air produ
cts and Chemicals )、Davis
on (W、 R,Grace )、Nortonおよ
びAkz。
(::hemie (Armac )の各社から市販さ
i、ているう合成ゼオライトの基本的な構造単位は、四
つの酸素原子を四面体の頂Aに配置させ目つその中心に
Si又はAI原子を配置させたものである。酸素原子は
四面体単位同士の間で共有され、而して各酸素原子の2
原子価電荷が夫々各四面体に参与している。アルミニウ
ム原子は3原子価であるので、各AlO4はnK帯電し
ている。これら四面体単位士の電荷は、合成したま\の
ゼオライ)において、カチオン一般にはNa十又はに+
によってバランスされる。かかるカチオンは、例えば十 NHa  、’ Ca ” 1M g+十等を含む他の
金〃カチオンと交換せしめられうるが、しかし本発明で
は、アルカリ金属がMefOK換算して少くとも約5t
ヤ°チの量を占めることが必要である。本発明に有用且
つ好適なゼオライト触媒は、ナトリウムを約13 t 
t % (Nap OK換算して)の骨で含有している
上記ゼオライトの触媒活性は多くの9素によって影響を
受けるが、そのうち最も重要なのは、1)開放骨格構造
とその付随細孔度、2)骨格構造のS * 02 m 
A 120g比および3)カチオンである。
X型、Y型およびL型ゼオライ)K見出されるよ5K、
気孔の大きさが7〜10人範囲の大細孔ゼオライトが本
発明に有用である。X型は、典型的には、酸化物比がN
atO: All OB : 2〜38102である。
下記水和状粋: Me@m [(A 10t ) am
(SiOl)t@s:]・264 Ht Oの単位格子
組成を有する。他方、Y型はMeg O: A 120
H: > 5〜6SiQ、の化学組成を有する。Sin
、 : Al、 0゜モル比が4.8であるときの水利
化単位格子組成はMess C(AIOt )s* (
Sift )11@ ) ・264Ht Oである。ま
た、かかるX型およびY型ゼオライトよりも石英食事の
多いL型ゼオライト17〜10人範囲の細孔度を有する
これらゼオライトの重要なISSジブロック24(Si
、 AlO4’) 11位よりなる角落とし八面体、ソ
ーダライトの「かご」である。X型およびY型ゼオライ
トにおいて、ソーダライトの「かご」は、四面体配置で
八面体の8つの面のうち4つを介し連結される。かくし
て創生さjた細孔は、約7〜9人寸法の酸素原子12員
環によって画成されていて、約11人径の中心空洞に開
いている。
L型ゼオライトは、構造が約7.1人の開口を有する平
面的な12@環細孔により特徴づけられる、2つの6員
環酸t!橋で連結されたカンクリナイトの、「かご」か
らなる。L型は、典型的には、酸化物比がMet Oe
 Ale Os : 6 Sift : 5Ht Oで
ある。下記水利状態: Me門((A10y )e (Sift )tv l 
22’Ht Oの単位格子組成を有する。
上に詳述した如く1本発明の触媒は、アルカリ金属をM
・tOK換算して少くとも約5〜15チ含み月つ必要に
応じ該アルカリ金属を、別のカチオンであるアンモニウ
ム、別異のアルカリ金属又はアルカリ土類金属と部分的
に交換せしめたX型、Y′mおよびL型ゼオライトであ
る。好適な触媒は。
カチオンがナトリウムであり且つその、ゼオライトに対
する11割合が約10〜15 % (N&* 0に換獅
して)をなすY型ゼオライトである。この秤の市販ゼオ
ライトの例は’1Jnion Carbide社製のL
inde L’Z −Y 52 ”c’a 6゜本発明
に有用なアルケンは、2〜1シ飼の炭素坤子を有する山
鎖又は枝分れ化合物例えイーチレン、プロピレン、ブテ
ン、ペンテン、ヘプテン。
ノオレフイン異性体である。オレフィンの二車結合は、
対応するジアルキルスルフィドを形成すべく分子内部又
はα−位に位置している。好ましいアルケンはエチレン
であるう 硫化水素は、適度に純粋な生成物なもたらす任意給源か
ら取得することができる。
反応R%に供給される新たなアルケン対新たなHasモ
ル比は約5:1〜t5、好ましくは2.5:1〜1 :
 2.5範囲であり、最も好ましくは2:1という化学
量論的比に近い。熱論、新たな供給物に再循環供給物(
すなわちアルケン、T(宜S。
アルキルメルカプタン等)を混合する場合のアルケン対
H,Sモル比は上記値より高くてもよく。
通常at Sはアルケンよりモル湯剰で1例えば20:
1yI@度に高い。
反応器への反応体混合物の供給速度は、触媒上に新たな
アルケンを通す速度によって制御される。
而して、この速度は、24時間につき触媒1iりのアル
ケン量約20〜3ong−モル、好ましくは約50〜2
00g−モル範囲である。
本方法の温度は触媒床の温度によって制御される。而し
て、触媒床の温度は約200〜400℃。
好ま1くは約235〜350℃範囲とすることができる
。また1本方法の圧力は大気圧〜約6001)l!tl
好ましくは約50〜450 psig範囲である。
不活性ガスは、触媒帯域からの除熱を十分なものとする
ためKA常供給混合物の一部分として用いられる。不活
性ガスは例えば、9翠、メタン、エタン、プロパン、ブ
タン、二酸化炭素又は、所期ジアルキルスルフィドを生
成する反応に悪影響を及ぼさない任意の非反応性ガス、
Tiるいはこれらの混合物とすることができる。発熱反
応からの除熱を行なうの忙用いられる不活性ガス又は不
活性ガス混合物対新たなアルケン供給物のモル比は、触
媒床温度を所要範囲内に保持するのに必要な比で、一般
には約5:1〜30:1好fしくは約8:1〜15:1
である。不活性ガスは、冷却徒逆常製造プロセスKp+
循環されるので、絶えず補ヂする必要がない。
本発明の方法では、1日2461!iKつき帥h100
01b肖りDBS 36 [10〜約41001bとい
う商業上魅力的な範囲内の生産速度が、1℃作業条件: エチレンモル速度=1501b−モル/紳媒10001
b/日 触媒床温度=290〜300℃ 反応器圧力= 255 pI!l1g Cl H4/Hv S/Ct Us SH/Ntモル什
=115〜20 / 2 / 15〜5 を用いるときかなり容易に達成されることが立証された
う 本発明の方法は、ジアルキルスルフィドが同時的な対応
アルキルメルカプタンの大量生成を伴なわずに製造しう
る点で従来技術の方法忙まさる利点を有する。DBSを
本方法で製造するとき、該DBSの生成をエチレンとH
asとか方の高いし収率を以てもたらすためKllね全
ての中間体エチルメルカブタンを再循環させるが、しか
し必要に応じて、そのうちの成る部分を分離し、それを
副生物として収集することもできる。
本方法の別の利点は、用いられる触媒が、慣用の非ゼオ
ライト触媒や陽子付加ゼオライト触媒とは異なってター
ルないしコークス副生物を形成せず而してこれらタール
ないしコークスを除去すべく触媒を周期的忙空気再生す
る必要もないので、長い操業期間を通してジアルキルス
ルフィドの高い生育速度を保梓しさるということである
j!!!1図は、本発明方法をDESの製造忙よって例
示する流れ図である。この図の反応装置系には、反応式
: %式%) の化学量論的要件に従って、エチレンとI(f Sとが
約2=1のモル比で連続的に供給される。これら反応体
は、予熱器(P、およびpt )内で気化、加熱さn1
、混合せしめられて、導管(a)内を通り、ゼオライ)
触媒の入った反応器(R1)へと送入さrる。そこでは
、反応を行なうために、2oo〜400℃範囲の昇温お
よび大気圧〜600 paig範囲の圧力が用いらjる
。相生載物(blは冷却袴。
連続蒸匍°塔(又はカラム)内に通される。その詰1カ
ラよ(Dl)では、低沸点物(未反応のH,Sおよびエ
チレン、並びにメタン、エタン、二酸化炭素、窒素又は
、本プロセスで除熱に用いられる他の不活性ガス)が頭
部渡れ(e)中に取り出され、再循環され【反応器(R
1)K戻される。この発熱反応で反応器からの熱を除去
するの罠、エチレン1モル当り約5〜30モルの不活性
ガス又はガス混合物(例えば窒!、メタン、エタン又は
二酸化炭素)が必要とされる。
而して、底部流れ(d)は第2蒸留カラム(D2)に通
され、そこで残る低沸点物と中間体エチルメルカプタン
(前記式■の生成物においてR=Hの場合)が頭部流れ
(e)中忙取り出され、渡れ(e)と−緒に反応器(R
1)へと再wI環される。再循環された中間体エチルメ
ルカプタンはゼオライト触媒上でDESK転化せしめら
れる。(式■によび大川の生成物においてR=Hの場合
)。
t42カラム(D2)からの底部流れ(f)は最終製品
カラム(D3)K?さtl、そこで高純度のDESが頭
部流れとして得られ、また少量のジエチルジスルフィド
(DEDS”)および高沸漬物が重質底部流れとして得
られる。
本発明方法を更に欽示し且つアルカリ金属ゼオライト触
媒の利点を例証するために下記例を示す。
例  1 下記実験で、エチレンと硫化水*(HmS)とを反応さ
せてDBSを製造した。第1図の流れ図中(Illと(
61とで表わされる供給混合物K、プロセス蒸留カラム
から回収されるエチルメルカプタンを加える方法を行な
5べく、エチレン(ctna)、H,Sおよび9章(N
!=除熱用不活性希釈剤)を別個に気体として計量し、
また、I Ct Ha / 3〜20 Ht s/ 2
 Ct Hs S T(/ 5〜17N、範囲の所期モ
ル比で連続混合物が得られるように適当な割合でエチル
メルカプタン(C1u、 SR)を液体としてポンプ給
送した。(実験1〜14) 上記混合物を、2Bθ±5℃に保持せる電熱式予熱W#
に通して全てを気化させたのち、290〜300℃に保
った電熱式固定床接触反応器(316ステンレス鋼!1
1)K給送した。出口流れ〔隼1図中(b)〕を分析に
供すべく、これを、電気的忙トレースされるステンレス
鋼製チューブにより′M館として、背圧弁を介し、ガス
ク四マドグラフの加熱気体採取装置へと直接送った。而
して1反応崎臂の圧力を255 psigK保って、1
日24時間につき触媒1−当り5ay−モル、100.
9−モルおよび150JF−モルのエチレンモル速度を
検討した。実験1〜5の触媒は、ナ) IJウム含量が
15重景−(Na!OK換算して)である、1/ 8 
i n押出物形状のY型ゼオライト(UnLon Ca
rbide社製品のLlnde L Z −Y 52 
)とした。
実験6および7は、表1に示す触Wおよび条件以外は実
験1〜4と同じ装置および手法を用いて実施した。これ
らの実験では1反応体を、アルミナがアルミナ−シリカ
混合物の1319チをなす非ゼオライトのシリカ−アル
ミナ触# (AkzeChemie社製品のKetje
nLA−BP)に通した・反応器の圧力は175 ps
igとした。
実験8〜13は、表IK示す触媒および条件以外は実験
1〜5と同じ装置およ−び手法を用いて実施した。触媒
は、非ゼオライトのクロミア−アルミナ触媒忙して、ク
ロミアがクロミア−アルミナ混合物の193r[%をな
す触媒(W、 R,Grace社製品のpavison
 Qrade 9 D 9 )とした。反応器圧力は、
200psigを用いる実験1o匂外は175psig
とした。
実験14は1表1に示す触媒および条件対外は実#1〜
5と同じ装置および手法を用いて実施した。触媒は、実
験室で調製せる、活性化アルミナ(Alcoa社瑯品の
Grade F −1) 98重量%にりんタングステ
ン酸2M%%を担持させたものとした。反応器の圧力は
175 psigとした。
実験15は、活性アルミナ(Alcoa社製品のGra
de F −1) ? Z S重tSKりんタングステ
ン酸カリウム2.5重[rチを沈着させてな繁るものを
触媒とし、また反応器圧力を200 psig”、濁度
および供給物比を表1に示すものとするはかは例1〜5
と同じ装置および手法を用いて実施した。
実験1〜15で得た結果を同じ1記表1に掲載する。こ
の表から、実験1〜5における好適な合成ゼオライト触
媒の使用と実験6〜15における慣用の非ゼオライト触
媒の使用とを容易に比較することができる。
上記表1において、実験1〜5では、同じナトリウムゼ
オライト触媒装入物を162時間の操業時間にわたって
用いたが、その終了時でもなお、該触媒は失活の徴候を
何ら有さないことがわかった。而して、反応器から取り
出したときの触媒表面上には、タールやコークスの蓄積
が全く観察されなかった。
実#6および7では、非ゼオライトシリカ−アルミナ触
媒が同じモル速度(50)および紳88度範囲(284
〜291℃)で伊し反応器圧力は非ゼオライトの場合低
くして、 DIiliS生産速fK関し実験1〜5のナ
トリウムゼオライト触媒と比較したとき、その活性は後
者ゼオライト触媒の概ね約半分にすぎないことがわかっ
た。
実験8〜13では、アルミナ触#I忙担持された非ゼオ
ライトシリカアが初期生産速度において高い(実験8又
は実験11および12)ものの数時間後には低下した(
実験9およtjlo又は13)ことがわかった。この触
媒を反応器から取り出したところ、重度のコークス化が
観察された。
実験14は、米国特許第1034153号に示す如き、
多孔質アルミナ担体上のりんタングステン酸触媒の評価
である。而して、この実験で示した該触媒の生産速度は
、同じC* Haモル速度(1po)で但し温度292
℃および別異の反応体モル比で行なった実験2に較べ、
より高いプロセス温度(544℃)Kもかかわらずはる
かに低い(約10001b低い)ことがわかった。(運
営、反応温度が高ければ生産速度も高いことが予期され
る)。反応器から触媒を取り出したところ、事実上失活
を示すコークス化が観察された。
実験15では、米国特許第5..054155号に示す
多孔質の活性化アルミナに相持されたりんタングステン
酸カリウムがDgSの生!ltK対しきわめて低い活性
しか示さないことがわかった。
例  2 本例では、アルカリ金属ゼオライト触媒(実験16〜2
1)が酸ゼオライト触媒(実験22?−28)K較ベニ
チルメルカプタンよりもDBSの生成に対し高い選択性
を示すことを立鉦すべく、実験を行なった。選定せるエ
チレンモル速度、触媒床温度1反−名器圧力および供給
物モル比の条件で、エチレンとH!Sとを反応させた。
実験16〜21では、実験1〜5のナトリウムゼオライ
ト触媒を用い、また実#19〜20および28では、例
1に記載の再循環エチルメルカプタンを用いた。
本例の実験は全て1例1と同じ装置を使って行なった。
実験22〜28では、実験1〜5および16〜21で用
いたLinde L Z −Y 52ゼオライト上のナ
トリウムカチオンをアンモニウムカチオンと交換し且つ
得られた生成物を婢成してアンモニアを除去することK
より本質上、陽子付加された、ナ) +7ウム含量がわ
ずか約2.5東量−(Na!OK′#s算して)のゼオ
ライトとして製遺せる#(W#子付加)ゼオライト(L
inde LZ−Y62 )を使用した。
これら実験16〜18で得た結果を下記表2に掲載する
上記表2において、実験16〜18では、アルカリ金属
ゼオライト触媒上にエチレンとHlSとを一回通しで反
応させた場合、高いHas/エチレンモル比(871〜
13/ 1 )を用いたときでも。
エチルメルカプタンとDESとははy等量で形成したこ
とがわかった。仙方、陽子付加ゼオライト触媒上にエチ
レンとHl Sとを高いH!S/エチレンモル比(6/
1〜10/1)で違したところ、エチルメルカプタンの
形成はDBSの生成より大巾に有利となった。実験19
〜21では、本を明方法において再循環メルカプタンを
用いても、より高い生産速度が達成されるとわかった。
実−28では、表1の実験2において行なった反応と同
じ装置で且つ類似の条件下でエチレンとH,Sとを反応
させた。而して、同じエチレン速度、より高い反応温度
、同じ反応体比(1/3 )およびより高い再循環メル
カプタンモル比において、実1IUS2BでのDBS生
産速度は11571b/10001b触媒/日にすぎず
、実験2(27171b)の部分の1にもならなかった
。実験28の酸(陽子付加)ゼオライトを、実験後反応
器から取り出したところ、26時間操挙で重度にコーク
ス化していることが観察された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法をDESの製造によって例示する
流れ図を示す。この図の主要な部分を表わす符号の説明
は月下の通りである。 Pl、P2:  予熱器 R1:   反応器 D1〜D3: 蒸留塔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t  C,〜Cttアルケンと硫化水素との供給物を、
    アルカリ金属含量的5〜1511rll[アルカリ全厚
    酸化物Me、 O(Meはアルカリ全厚である)忙櫓算
    して〕のX型、Y型又はIJIゼオライトに昇温で接触
    させることからなる、C6〜Ctaジアルキルスルフイ
    ドの連続気相反応による製造方法。 2、粗反応生成物が、アルキルメルカプタンと対応ジア
    ルキルスルフィドとの混合物よりなり、而して賄アルキ
    ルメルカプタ/を分離し、これを供給物の一部として再
    循環させる特許請求の範囲胆1項記載の方法。 五 昇温か約200〜400℃節回である特許請求の範
    囲第2項記載°の方法。 4 反応の圧力が大気圧〜約6 [10psiぎS囲で
    ある特許請求の範囲第2項記載の方法。 −再循環される化合物を除外した硫化木を対アルケンモ
    ル比が約5:1〜1:5である特許請求の範囲第2項記
    載の方法。 ゛ 6 アルケンがゼオライトと接触する速度は、24
    時間につきゼオライト1し当り約20S−500I−モ
    ル範囲である特許請求の範囲第2項記載の方法。 l 供給物の一部分が不活性ガスであり、而して骸ガス
    を製造プロセスに絶えず再循環させて発熱反応の熱を特
    徴する特許請求の範囲$2項記載の方法。 & ゼオライトが、約10〜1stt嘔のアルカリ金属
    を含むY型ゼオライトである特許請求の範囲第2項記載
    の方法。 交 アルカリ金属がナトリウム又はカリウムである特許
    請求の範囲第8璃記載の方法。 1(L アルケンがエチレンである特許請求の範囲第9
    項記載の方法。 1t 昇温か約235〜3 s o@c@囲であり1反
    応圧力が約50〜450 psig15囲である特許請
    求の範囲第10項記載の方法。 12、アルケンが、24時間にっきゼオライト1Kf当
    り約50〜200.9−モル1囲の速度でゼオライトと
    接触せしめられる特許請求の範囲第11項記載の方法。 1五 アルケンと硝化水素とが、再循環生成物を除き約
    2:10モル比で反応器に連続供給され。 また粗反応生成物が、アルキルメルカプタン分離のあと
    速続蒸留に付されて、少くとも約90%の純度を有する
    ジアルキルスルフィドをもたらす特許請求の範囲第10
    項記載の方法。 1L#紛物の一部分が不活性ガスであり、而してこのガ
    スを製造プロセスに絶えず再循環させて発熱反応の熱を
    除去する特許請求の範囲第12項又は13項記載の方法
JP57225117A 1981-12-23 1982-12-23 アルケンおよび硫化水素からのジアルキルスルフイドの製造 Granted JPS58116454A (ja)

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