JPH02221659A - 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置

Info

Publication number
JPH02221659A
JPH02221659A JP1041825A JP4182589A JPH02221659A JP H02221659 A JPH02221659 A JP H02221659A JP 1041825 A JP1041825 A JP 1041825A JP 4182589 A JP4182589 A JP 4182589A JP H02221659 A JPH02221659 A JP H02221659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
fuel injection
fuel
pulse
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1041825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2957590B2 (ja
Inventor
Kazumitsu Kushida
和光 櫛田
Osamu Kudo
修 工藤
Sumitaka Ogawa
純孝 小川
Hiroshi Uike
洋 鵜池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1041825A priority Critical patent/JP2957590B2/ja
Priority to US07/448,529 priority patent/US4989554A/en
Priority to DE4005797A priority patent/DE4005797A1/de
Priority to US07/575,616 priority patent/US5009211A/en
Publication of JPH02221659A publication Critical patent/JPH02221659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2957590B2 publication Critical patent/JP2957590B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1497With detection of the mechanical response of the engine
    • F02D41/1498With detection of the mechanical response of the engine measuring engine roughness
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/32Controlling fuel injection of the low pressure type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/10Parameters related to the engine output, e.g. engine torque or engine speed
    • F02D2200/1015Engines misfires
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2400/00Control systems adapted for specific engine types; Special features of engine control systems not otherwise provided for; Power supply, connectors or cabling for engine control systems
    • F02D2400/04Two-stroke combustion engines with electronic control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置に関す
るものであり、特に、電子式燃料噴射装置を用いた2サ
イクルエンジンの燃料噴射制御装置に関するものである
(従来の技術) 2サイクルエンジンに電子式燃料噴射装置(F uel
  I njeetjon)を適用する場合、エンジン
回転数Ne及びスロットル開度θthにより、燃料噴射
量を決定する手法が提案されている。
この手法は、例えば特開昭59−49337号公報に記
載されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた
第23図は2サイクルエンジンにおけるスロットル開度
の変化と、それに応じて供給される燃料量の変化とを示
す図である。この図においては、燃料噴射手段としてキ
ャブレターを用いた場合、及びエンジン回転数Ne及び
スロットル開度θthにより燃料噴射を行うインジェク
タを用いた場合の燃料噴射量が示されている。
2サイクルエンジンにおいては、スロットル開度θth
を小さくすると、給気比が小さくなり、失火状態となる
キャブレターを用いた燃料噴射装置においては、給気比
の小さい低スロツトル開度の場合、燃料の吸い出しがあ
まり行われないので、スロットル弁を低開度状態から高
開度状態にしても、燃料の吸い出し量にタイムラグが生
じ、この結果、スロットル開度θthの増大に応じた量
の燃料が直ちには供給されない。したがって、失火状態
における未燃ガスが適正な空燃比に復帰し、着火状態に
スムーズに移行することができる。
これに対し、NG及びθthにより燃料噴射を行うイン
ジェクタを用いた燃料噴射装置においては、θthに応
じて決定された燃料噴射量が直ちに噴射されるので、失
火状態での未燃ガスにさらに新気ガスを供給することに
なり、空燃比がオーバーリッチになってしまうことがあ
る。この結果、エンジンが失火状態から着火状態にスム
ーズに移行しない場合がある。
すなわち、第23図の斜線で示された領域において噴射
燃料量が過大となる。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は、インジェクタを用いた2サイクル
エンジンにおいて、エンジンが失火しても、芒火状態に
スムーズに移行することができる燃料噴射制御装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段及び作用)前記の問題点を
解決するために、本発明は、エンジンの失火状態を検出
し、失火状態では燃料噴射量を減量させるようにした点
に特徴がある。
これにより失火状態での噴射燃料量が減少するので、ス
ロットル開度θthに応じて増量された燃料が直ちに噴
射されても、空燃比がオーバーリッチになることがない
(実施例) 以下に、図面を参照して、本発明をV型エンジンに適用
して詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
3図は第2図のIX−IXで切断した断面図、第4図は
第3図のX−Xで切断した断面図である。
各々の図において、自動二輪車に搭載されるV型2サイ
クルエンジンEは、2つの気筒、すなわち前側気筒(フ
ロントバンク、以下Fバンクという)IF及び後側気筒
(リアバンク、以下Rバンクという)IRを備えている
。なお、第2図においては、FバンクIFの一部、及び
該FバンクIFに接続されるべき吸気管、排気管等が省
略されている。また、このV型2サイクルエンジンEの
、FバンクIF及びRバンクIRの点火時期は、例えば
TDCパルス出力の後、及び該パルス出力からクランク
軸90度回転した後を基準として設定されている。
シリンダ1の内面には、該シリンダ1内に摺動可能に配
置されたピストン2A、2Bにより開閉される排気ボー
ト3A、3Bが開口されており、この排気ボート3A、
3Bの開閉時期を制御すべく排気ポートの上部には制御
弁4A、4Bが配設される。また排気ポー)3Aに接続
された排気管5は、下流端を拡径した第1管部5aと、
大径端を第1管部5aの下流端に連設した円錐台形状の
第2管部5bとから成り、第1管部5aの下流端および
第2管部5b内には膨張室6が設けられる。
排気管5における第2管部5bの小径端すなわち下流端
には連通管23が嵌合固着されており、該連通管23の
外端は消音器8に接続される。第2管部5b内には、排
気により生じた正圧波を排気ポート3Aに向けて反射す
る制御作動手段としての円錐台形状反射管24が配設さ
れる。この反射管24は、その大径端を第1管部5a側
にして第2管部5 b内に配置されており、反射管24
の小径端に嵌着されたカラー25(第4図)が連通管2
3の外周に摺動自在に嵌合される。
反射管24には、電子制御装置20により動作を制御さ
れる駆動源としてのサーボモータ26が、伝動機構27
を介して連結される。すなわち第2管部5bにおいて、
その大径端の上部外面に設けられた軸受部28に駆動軸
29が回動可能に支承され、その駆動軸29と、反射管
24の大径端に架設した駆動軸30とが、連結ロッド3
1により連結され、駆動軸29に伝動機構27が連結さ
れる。
また連結ロッド31の揺動を許容すべく、第2管部5b
および反射管24における大径端上部には母線方向に延
びる長孔32および切欠き33が設けられる。かかる構
成によれば、駆動軸29を駆動するのに応じて連結ロッ
ド31が揺動し、それにより反射管24が連通管23に
沿って摺動する。
なお、第4図に示されるように、反射管24が最後端位
置及び最前端位置に移動したときに、該反射管24の位
置を規制するための環状の弾性部材24a及び24bが
、排気管5内に配置されている。
サーボモータ26にはポテンショメータ34が付設され
ており、このポテンショメータ34により反射管24の
位置すなわち駆動軸29の回動機が検出され、この検出
量θtはA/D変換器60を介して電子制御装置20に
入力される。
なお、排気ポート3Bに接続される排気管(図示せず)
内に配置される反射管の駆動は、サーボモータ26によ
り行われても良く、また他のサーボモータにより行われ
ても良い。
前記排気ボート3A、3Bに設けられた制御弁4A、4
Bは、シリンダ1に回動自在に配設された駆動軸12A
、12Bに固着されている。前記駆動軸12Aは、ブー
り及び伝動ベルト等から成る伝動機構13を介して駆動
源としてのサーボモータ14に連結される。またサーボ
モータ14には、サーボモータ14の作動量すなわち制
御弁4Aの開度を検出するためのポテンショメータ15
が付設され、この検出量θrもA/D変換器60を介し
て電子制御装置20に入力される。
なお、駆動軸12Bは、前記サーボモータ14により行
われても良く、また他のサーボモータにより行われても
良い。
当該2サイクルエンジンEのスロットル弁58の空気流
下流側であって、RバンクIRに接続された吸気管内に
は、メインインジェクタ51及びサブインジェクタ52
が配置されている。この例においては、メインインジェ
クタ51の、単位通電時間当りの燃料噴射量は、サブイ
ンジェクタ52のそれよりも大きく設定されている。
スロットル弁58の空気流下流側であって、FバンクI
Fに接続された吸気管内にも、前記インジェクタ51及
び52と同様の2種のインジェクタが配置されている。
前記メインインジェクタ51は、リードバルブの弁体6
6に向けて燃料を噴射するように、またサブインジェク
タ52は、スロットル弁58の下流側に開口したエンジ
ンオイル(以下、単にオイルという)供給ロア7に向け
て燃料を噴射するように配置されている。
第5図にRバンクIRに接続された吸気管内の、メイン
及びサブインジェクタ51.52取付部拡大図を示す。
第5図において、符号51A及び52Aは燃料噴射口、
51B及び52Bは燃料噴射範囲を示している。
このメイン及びサブインジェクタ51.52は、燃料ポ
ンプ54を介して、燃料タンク56に接続されており、
それらの燃料噴射時間(通電時間)は、電子制御装置2
0により制御される。また、前記オイル供給ロア7には
、オイルポンプ76の駆動により、オイルタンク75よ
り潤滑用オイルが供給される。
このように各インジェクタが配置された結果、例えば高
エンジン回転数領域で多くの燃料を供給する必要がある
場合に、メインインジェクタ51を用いて燃料噴射すれ
ば、燃料はリードバルブを介して効率良くクランクケー
ス内に供給されることができる。
また、低エンジン回転数領域であまり多くの燃料供給が
必要とされない場合には、サブインジェクタ52を用い
て燃料噴射すれば、オイル供給ロア7より吐出されるオ
イルが、噴射される燃料により洗い流されるようにして
、リードバルブを介して効率良くクランクケース内に供
給されることができる。
前記スロットル弁58には、該スロットル弁の開度θt
hを検出するためのポテンショメータ59が付設され、
この検出量θthもA/D変換器60を介して電子制御
装置20に入力される。
当該2サイクルエンジンのクランク軸61には、段数の
爪62が形成されている。この爪62は、第1パルサP
CI及び第2パルサPC2により検出される。前記第1
及び第2パルサPCI、PO2の出力信号は、前記電子
制御装置20に入力される。
また、前記電子制御装置20には、当該自動二輪車の前
輪の回転数検出センサSe及び後輪の回転数検出センサ
Scの出力信号(前輪回転数F及び後輪回転数R)が入
力される。
また燃焼室内圧力(以下、指圧という)Plを検出する
指圧センサ72、エンジン冷却水温度TVを検出する冷
却水温センサ73、吸気管内負圧pbを検出する吸気管
内負圧センサ74、大気圧Paを検出する大気圧センサ
78及び大気温Taを検出する大気温センサ80も、前
記A/D変換器60を介して、前記電子制御装置20に
接続されている。FバンクIF側にも、指圧センサ及び
吸気管内負圧センサが設けられている。
なお、第2図においては点火プラグ71近傍に指圧セン
サ72が設けられているが、排気口近傍に設けられても
良い。
前記電子制御装置20は、CPU、ROM。
RAM、人出力インターフェース及びそれらを接続する
バス等より構成されるマイクロコンピュータを備えてい
て、後述するように、メイン及びサブインジェクタの通
電タイミング及び通電時間を制御すると共に、点火プラ
グの点火、並びに制御弁4A、4Bの開度及び反射管の
位置を制御する。
なお、符号57.65.66及び79は、それぞれエア
クリーナ、リードバルブハウジング、該リードバルブの
弁体及びバッテリである。
また、矢印すはクランク軸の回転方向、矢印a及びCは
混合気の流入方向を示している。
つぎに、本発明の一実施例の動作を説明する。
この実施例の動作は、基本的にはメインルーチン、及び
後述するNOパルス割込みにより実行されるものとに大
別される。
ここで、本発明の一実施例の動作説明に必要なNeパル
ス及びシリンダパルス(あるいはTDCパルス、以下C
YLパルスという)を簡単に説明する。
第6図はNeパルス及びCYLパルスを説明するだめの
図であり、同図(a)はクランク軸61と同心に取り付
けられた爪62並びに第1バルサPCI及び第2バルサ
PC2の概略図、同図(b)はクランク軸61が同図(
a)矢印す方向に回転した場合の第1及び第2パルサP
ct及びPO2より出力されるパルス、並びにNeパル
ス及びCYLパルスのタイミングチャートである。
第6図より明らかなように、Neパルス及びCYLパル
スは、第1及び第2パルサPCI及びPO2より出力さ
れるパルスのオア信号、及びアンド信号である。
ここで、第7図にその詳細を示すように、第1及び第2
パルサPCI及びPO2より出力されるパルスには、若
干の時間ずれがあるので、オア信号であるNoパルスは
、アンド信号であるCYLパルスよりも速く出力される
ことになる。なお、Neパルス及びCYLパルスが同時
に出力された場合には、Neパルスを用いた処理を優先
して行つO また、Neパルスが出力されるたびにステージカウンタ
(第19図参照)がインクリメントされ、このカウント
値は、CYLパルスが出力されるたびに、あるいはCY
Lパルスが出力されてから所定数だけNeパルスが出力
されるたびに、0にリセットされる。すなわち、この例
においては、ステージ数(ステージ番号)はθ〜6であ
る。
第8図は本発明の一実施例の動作のうち、前記電子制御
装置20により実行されるメインルーチンを示すフロー
チャートである。
まず、ステップS1では、エンストフラグ(Xcast
) 、クランキングフラグ(Xcrng) 、Neフラ
グ(Neflag )及びリアバンクフラグ(X rb
ank)が、それぞれ“1″にセットされる。また、第
9図のステップS22に関して後述するキックカウンタ
のカウント値が0にリセットされる。
ステップS2においては、イニシャルルーチンが実行さ
れる。
第9図は前記イニシャルルーチンの詳細を示すフローチ
ャートである。
まず、ステップ521においては、エンジン状態、すな
わち各種エンジンパラメータ(大気塩Ta、冷却水温T
ν、大気圧Pa、吸気管内負圧Pb  (Rバンク側及
び/あるいはFバンク側の吸気管内負圧Pbr及び/あ
るいはPbf)、スロットル開度θth及びバッテリ電
圧Vb)が、第2図に示された各種手段より入力される
ステップS22においては、キックカウンタに1が加算
される。
ステップS23においては、キックカウンタテーブルよ
り、補正係数Kkickが読み出される。
第10図はキックカウンタテーブルの詳細を示す図であ
る。この第10図に示されるように、補正係数Kkle
kは、キックカウンタのカウント値が1の場合は1.0
であるが、該カウント値が増加するにつれて減小するよ
うに設定されている。
ステップS24においては、FバンクIF及びRバンク
IRへの燃料噴射を同時に行う斉時噴射の燃料噴射ff
1T1が、ステップS21において検出された各種エン
ジンパラメータを用いて、公知の手法により算出される
なお、ステップS24、又は後述するステップS4若し
くはS6において演算又は検索される燃料噴射量Tlは
、メインインジェクタ又はサブインジェクタのソレノイ
ドへの通電時間である。メインインジェクタ及びサブイ
ンジェクタのいずれを用いて燃料噴射を行なうかは、例
えば噴射すべき燃料量に応じて決定される。
ステップS25においては、第1式を用いて、ステップ
S24で得られた斉時噴射JRTlが補正される。
Toutst = KklckX T l      
 =−(1)ステップS26においては、後述するステ
ップS27の条件が満たされた場合に実行される割り込
みが、許可される。すなわち、ステップS27に示され
るように、Xen5tが“θ″から1#になった場合に
、ステップS22に処理が割り込まれるが、この割り込
みは、ステップS26の処理が終了した後にのみ行われ
る。つまり、イグニションスイッチ投入後は、必ずステ
ップS21からS25の処理が実行され、ステップ82
6の処理が終了した後、初めて、ステップS27に示さ
れた割り込みが可能となる。X enstが“0”から
“1″になる場合は、第18図に関して後述するように
、斉時噴射が行なわれた後、エンジン回転数が所定回転
数未満となつた場合、すなわち、キック動作の後、着火
が行なわれなかった場合である。
ステップS27の割り込みが行われると、キックカウン
タのカウント値が1増加され(ステップS 22) 、
Kkickが検索され(ステップ523)、斉時噴射f
f1T1が検索され(ステップ524)、そして斉時噴
射量が第1式を用いて補正される。
第10図より明らかなように、キックカウンタのカウン
ト値が増加すると、Kkickの値が減少するので、こ
の割り込みが行われるごとに、斉時噴射量は減少する。
キックスタータ装置を用いて始動を行う自動二輪車にお
いては、キック動作が行われると、所定量の燃料噴射が
行われるが、このキックにより点火が行われない場合、
再度キック動作を行って再度同一量の燃料噴射が行われ
ると、燃焼室内の未燃ガスの影響で混合気がオーバーリ
ッチになってしまい、始動性が損なわれる場合がある。
これに対し、第10図に示されるような補正係数Kkl
ckを用いて斉時噴射量を補正するようにすると、前述
のような懸念が解消される。
さて、ステップS26の処理の後は、メインルーチンに
戻る。
第8図に戻り、ステップS3においては、X Crng
が“l”であるか否かが判別される。このxcrngは
、第18図のステップ5121に関して後述するように
、当該車両がクランキング状態にあるか否かを指定する
ものである。イニシャル時においては、前記ステップS
1においてXcrngが“1″にセットされているので
、当該処理はステップS4に移行する。
ステップS4においては、クランキングテーブルから、
冷却水温Tvを用いてクランキング時(始動完了から暖
機運転に至るまでのクランク軸約2回転までの状態)に
おける燃料噴射ff1Tiが検索される。第11図にク
ランキングテーブルを示す。
ステップS5においては、ステップS4で検索されたT
Iを、所定レジスタに記憶する。
ステップS8においては、吸気管内負圧pb又は指圧p
tによる補正係数算出ルーチンが実行される。このルー
チンを第12図に示す。
第12図において、まずステップs81においては、R
バンク側の吸気管内負圧Pb  (以下、Pb「という
)による補正係数Kpbr、又はRバンク側の指圧Pi
  (以下、Plrという)による補正係数Kplrが
算出される。この算出サブルーチンを第13図に示す。
第13図において、まず、ステップ5811においては
、所定ステージを規定するNeパルスが出力される間隔
Me(エンジン回転数Neの逆数)が、Mekpbca
lc以下であるか否か、すなわち、エンジン回転数Ne
が所定回転数(例えば6000[r・pm])以上であ
るか否かが判別され・る。
MeがMckpbcalcを超えていれば(低エンジン
回転数であれば)、当該サブルーチンは終了する。
MeがM ekpbealc以下であれば(高エンジン
回転数であれば)、ステップ5812において、Rバン
クの着火状態時における吸気管内負圧(以下、ターゲッ
トPbrという)を、エンジン回転数Ne及びスロット
ル開度θthをパラメータとして、ターゲットPbrマ
ツプより検索する。このターゲットPbrマツプには、
Ne及びθti+をパラメータとして種々のターゲット
Pbrの値が設定されている。
このターゲットPbrマツプは、Rバンクを用いた実験
により構成されることができる。
ステップ5813においては、Rバンク側の実際の吸気
管内負圧Pbrが読み込まれる。
ステップ5814においては、実際のPbrからターゲ
ットPbrを減じた差(Δ)が、所定圧(例えば7. 
5 [mmHg1)を超えているか否かが判別される。
Δが前記所定圧を超えていれば、ステップ5815にお
いて、K pbbottomテーブルより、K pbb
ottosが算出される。このK pbbottomテ
ーブルには、エンジン回転数Ne及びスロットル開度θ
thをパラメータとして、各Fli K pbbott
omの値が設定されている。
K pbbottoa+テーブルを第14図に示す。第
14図において、エンジン回転数Neが所定回転数以上
であれば“高Ne”と示されたデータが選択され、所定
回転数未満であれば“低Ne”と示されたデータが選択
される。なお、このテーブルにおいては、K pbbo
ttoIIデータは、スロットル開度θthに応じてそ
れぞれ5点ずつ設定されており、また、K pbbot
tomの算出は、エンジン回転数Ne及びスロットル開
度θthを読出して行われるが、実際のスロットル開度
θthが、K pbbottomテーブルに設定された
K pbbottos+データに対応する値でないとき
は、補間演算によりK pbbottomが算出される
ステップ5816においては、補正係数Kpbrが算出
される。補正係数Kpbrの算出手法を、第15図を用
いて説明する。第15図において、横軸は大気圧Paか
ら吸気管内負圧pbを減じた圧力値、縦軸は補正係数K
pbrを示している。
まず、大気圧PaからターゲットPbrを減じた圧力値
に対してKpbr−1,0なる点を設定し、同時に圧力
値0に対して前記ステップ5815で算出されたK p
bbottoa+の値に対応する点を設定する。
そして、この2つの点を通過する直線Cを決定し、この
直線C上において、大気圧Paがら実際のPbrを減じ
た差(第15図においてAで示された点)に対応するK
pbr軸上の点(第15図においてBで示された点)を
、直線補間により算出する。このB点の値が、算出すべ
きKpbrの値となる。
ターゲットPbrは着火状態のPbrであるから失火時
のPbr値よりも低く、実際に検出された吸気管内負圧
Pbrの値が、ターゲットPbrがら離れた値である場
合には、Rバンクで失火が生じているものと推定される
(ステップ5814)。したがって、この場合には、1
よりも小さい補正係数Kpbrを設定し、そして、第8
図のステップS9において後述するように、燃料噴射f
f1TIに該補正係数Kpbrが乗算され、燃料噴射量
が減量される。
なお、前記ステップ5814での判別は、第15図に示
されたように、(大気圧Pa−ターゲットP br)か
ら(大気圧Pa−実際の吸気管内負圧P br)を減じ
た差が、符号Δで示された範囲内にある場合には、Rバ
ンクで失火が生じていないものと推定し、補正係数Kp
brの算出を行わない(あるいは補正係数Kpbrを1
に設定する)ようにするためのものである。
ステップ5816の処理が終了した後は、当該処理は終
了する。
前述の説明より明らかなように、燃料噴射量の補正を行
うためのKpbrの算出は、エンジン回転数Neが所定
回転数(例えば6000 [rpm] )以上であり(
ステップ5811)、かつ失火している場合(ステップ
5814)に行われる。
一般に2サイクルエンジンの排気系統が、高エンジン回
転数Ne  (例えば6000[rpm1以上)におい
て高い吸気比が得られるようにセツティングしである場
合には、スロットル開度θthが小さく失火が生じた場
合に吸気比が低くなる。この後、スロットル開度θth
を大きくした場合に、例えば燃料噴射量の制御を、単に
スロットル開度θth及び/あるいはエンジン回転数N
eのみで行おうとすると、低吸気比状態なのに燃料噴射
量のみが増量され、混合気がオーバーリッチとなり、失
火状態から着火状態にスムーズに移行することができな
くなる。
これに対して、この実施例のように当該エンジンの失火
状態を検出して、失火状態からの復帰時に燃料噴射量を
減量すれば、スロットル開度θthに応じて決定された
燃料が直ちに噴射されても、混合気がオーバーリッチに
ならず、失火状態から着火状態への移行をスムーズに行
うことができる。
さて、前記ステップ5814において、実際のPbrか
らターゲットPbrを減じた差(Δ)が前記所定圧を超
えていないと判別されたならば、ステップ5817にお
いて、スロットル開度θthが所定開度(例えば50%
)以上であるか否かが判別される。前記所定開度以上で
なければ、当該処理は終了する。
所定開度以上であれば、ステップ5818において、補
正係数Kpfrが算出される。このステップ8818の
サブルーチンを、第16図に示す。
第16図において、ステップ58181においては、R
バンクの実際の指圧Plrが、所定圧以下であるか否か
が判別される。所定圧を超えている場合には、当該処理
は終了する。
Rバンクの実際の指圧Plrか所定圧以下である場合に
は、当該Rバンクが失火状態であると判別され、ステッ
プ381g2において、Kplrテーブルより、Meに
応じて補正係数Kplrが読み出される。このKplr
テーブルを第17図に示す。
第17図においては、8種類のMeに応じてそれぞれK
plrの値が設定されているが、読み出すべきMeに対
応するK plrの値が設定されていない場合には、補
間演算によりK plrが決定される。
ステップ58182の処理が終了した後は、当該処理は
終了する。
第13図に戻り、ステップ5818の処理が終了した後
は、当該処理は終了する。
さて、前記ステップ8818において算出された補正係
数Kplrは、第8図のステップS9に関して後述する
ように、燃料噴射(itTIに乗算され、該燃料噴射量
が減量される。
この補正係数Kpirによる燃料噴射量減量の意義は次
の通りである。
すなわち、補正係数Kplrが算出される場合は、実際
の吸気管内負圧PbrとターゲットPbrとの差が所定
圧力差以内にあり(第13図のステップ5814)、ス
ロットル開度θthが高開度状態にあり(第13図のス
テップ5817)、かつ実際の指圧Plrが所定値以下
にある(第16図のステップ38181)場合である。
実際の吸気管内負圧PbrとターゲットPbrとの差が
所定圧力差Δ以内である場合には、補正係数Kpbrの
算出(第13図のステップ3816)、つまり該補正係
数K pbrによる補正が行われないことになるが、ス
ロットル開度θthが高開度状態にある場合には、第1
5図に示された(大気圧Pa−ターゲットP br)の
値が原点に近付くために、気筒内では失火が生じていて
も、この失火が判別されない場合が生じる。すなわち、
仮に、第15図の原点から(大気圧Pa−ターゲットP
 br)までの圧力差がΔになってしまっていたならば
、失火が生じていても噴射燃料量の補正が行われない。
さらに換言すれば、スロットル開度θtbが高開度状態
にある場合には、ターゲットPbr値が大気圧に近い値
となるため、失火が生じていても、(大気圧Pa−ター
ゲットP br)の値がΔの範囲内となってしまい、料
噴射量の補正が行われない。
したがって、ターゲットPbrと実際の吸気管内負圧P
brとの差が所定圧力差Δ以内であっても、スロットル
開度θthが高開度状態にあり、かつ実際の指圧Plr
が所定値以下にある場合には、当該気筒が失火状態であ
ると判定し、1よりも小さい補正係数Kp1rを算出し
、該K pirを用いて燃料噴射量を補正するのである
。この結果、補正係数K pbrによる補正と同様に、
失火後においては混合気がオーバーリッチになることが
なくなり、着火状態への移行が容品に行われるようにな
る。
なお、Kpirを用いて補正を行う代りに、実際のPb
rからターゲットPbrを減じた差(Δ)が所定圧以下
であり(ステップ5814)、かつスロットル開度θt
hが所定開度以上である(ステップ5817)場合には
、ステップ5814で比較に用いられた所定圧(例えば
7. 5 [mmHg])の値を減少させ、再度ステッ
プ5814の処理を行うようにしても良い。
第12図に戻り、ステップS82においては、X rb
ankが“1#であるか否かが判別される。イニシャル
時においては、ステップS1で説明したように、Xrb
ankは“1“に設定されている。したがって、当該処
理はステップS83に移行する。
ステップS83においては、Fバンク側の吸気管内負圧
Pb  (以下、Pbfという)による補正係数Kpb
f’、又はFバンク側の指圧Pi  (以下、PIfと
いう)による補正係数K  I)irが、前記ステップ
S81と同様に算出される。
ステップS84においては、X rbankが0”に設
定され、再びステップS82に戻る。そして、ステップ
S85でX rbankが再度“1”に設定され、この
後、当該処理は終了する。
第8図に戻り、ステップS9においては、第2゜3式を
用いて、前記ステップS5で記憶された燃料噴射fiT
l、あるいは後述するステップS7で記憶された燃料噴
射ff1T1を減量補正し、所定レジスタに記憶される
Toutr −Kpir  X Kpbr  X T1
    −(2)Toutf’−Kp1f’  XKp
b[’  xTI・・・ (3) ここで、Toutr及びT out rは、それぞれR
バンク及びFバンクの、補正された燃料噴射量である。
なお、Kplr 、Kpbr 、 KpH’及びKpM
の数値が、第12図のステップ881又はS83で算出
されなかった場合には、それらの値は1であるものとす
る。
ステップS9の処理が終了した後は、当該処理はステッ
プS3に戻る。
ステップS3においてxcrngが“0′であると判別
された場合には、クランキングが終了したものと判別さ
れ、ステップS6において、暖機あるいは通常状態の燃
料噴射ff1Tiが、例えばエンジン回転数No及びス
ロットル開度θthをパラメータとしたマツプより検索
される。
ステップS7においては、ステップS6において検索さ
れた燃料噴射ff1Tiが、ステップS5と同様に、所
定レジスタに記憶される。そして、当該処理はステップ
S8に移行する。
なお前記ステップS4及び/あるいはS6では、Rバン
ク側及びFバンク側、それぞれについて設定された燃料
噴射量テーブル又はマツプより、燃料噴射ff1TIを
個別に検索するようにしても良い。
つぎにNeパルスによる斉時噴射用割り込みルーチンを
説明する。
第18図は本発明の一実施例の動作のうち、Neパルス
割り込みルーチンを示すフローチャート、第19図は本
発明の一実施例の動作例を示すタイムチャートである。
第19図においては、ECU (第2図の電子制御装置
20)の電源投入、すなわちイグニションスイッチ投入
から予定時間の間は、該ECU内部に設けられたマイク
ロコンピュータのCPUがイニシャライズされ、符号I
で示される時点から各種処理が実行されるものとする。
まず、第9図に示されたイニシャルルーチンが終了した
後、初めてNeパルスが出力(第19図において、■で
示されるNeパルスが出力)されて、このNeパルス割
り込みルーチンが実行される場合について説明する。
ステップ5101においては、当該モードは始動モード
Iであるか否かが判定される。イグニションスイッチオ
ン時には、始動モードIに設定されていて、該モードは
、後述するステップ5IO7においてX enstが0
#となり、かつCYLパルスが入力された時に解除され
、始動モード■になるものとする。また、始動モード■
あるいはその他のモードであっても、Xen5tが“工
“にセットされると、再び始動モードIになるものとす
る。
イニシャル時においては始動モードIであるので、ステ
ップ5102において、Narlagが“1゜であるか
否かが判別される。Neflagが“1”である場合に
は、ステップ5112においてN erlagが“0”
に設定され、また“0”に設定された後、エンジン回転
数Neが所定回転数以下となった場合には後述するステ
ップ5127で再び“1”にセットされるので、このス
テップ5102の処理は、イグニションスイッチ投入後
、あるいはエンスト判別後、初めてNeパルスが出力さ
れたか否かを判別する処理であると言える。
イニシャル状態においては、Ne[’lagは“1#に
セットされているので、処理はステップ5l12を介し
て、ステップ5113に移行する。
このステップ5113においては、Meカウンタが計n
1を開始する。このMeカウンタのカウント値(Mes
)は、エンジン回転数の逆数である。
ステップ5120においては、X crngが“1”で
あるか否かが判別される。イニシャル状態においては、
Xcrngは“1”にセットされているので、つぎにス
テップ5121において、クランキングカウンタのカウ
ント値は14以上であるか否がか判別される。このクラ
ンキングカウンタは、後述するステップ5111又は5
119においてインクリメントされるものであり、Xc
rngを、Neパルスが所定回(14回)出力されるま
での間、“1″にセットしておくためのものである。つ
まり、Neパルスが所定回の間だけ始動増量が行なわれ
るようにするもので、本実施例では14回に設定されて
いる。
また、このX crngは、該Xcrngが“1”であ
る場合には当該車両はクランキング(始動後)状態にあ
り、“0”である場合にはクランキング状態にないこと
を示すものである。
前記カウント値が14以上である場合にはステップ51
22においてXcrngが“0”にセットされ、14未
満である場合には、ステップ5124においてX cr
ngが“11にセットされる。
つぎにステップS・125においては、X enstが
“1°であるか否かが判別される。このX enstは
イニシャル時においては“工”に設定されているので、
その後当該ルーチンは終了する。
つぎに、第19図の■で示されるNeパルスが出力され
た場合について説明する。
まずステップ5101において始動モードIであると判
別される。
Nerlagは前記ステップ5112において“0“に
セットされているので、当該処理はステップ5102か
ら5103に移行する。
ステップ5103においては、前記ステップ5113に
おいて計測が開始されたMeカウンタのカウント値Me
sをモニタする(取込む)。
ステップ5104においては、X enstがalll
であるか否かが判別される。X enstはまだリセッ
トされていないので、つぎにステップ5105において
、前記カウント値Mcsは所定値M OnS未満である
か否か、すなわちエンジン回転数NOが所定回転数Ne
n5  (例えば200[rpm])を超えているか否
かが判別される。ここでは、まだエンジン回転数Neが
所定回転数N OnSを超えていないものとする。
つぎに、当該処理は、ステップ5120.5121.5
124を介して、5125に移行する。
X enstはまだ“1”であるので、ステップ512
5の後、当該処理は終了する。
つぎに、第19図の■で示されるNeパルスが出力され
た場合について説明する。
当該処理は、ステップ5101.5102.5103及
び5104を介して、5105に移行する。
この時点でエンジン回転数Ncが前記所定回転数N e
nsを超えているものとすると、すなわち、当該車両の
運転者のキック動作により、エンジン回転数Noが所定
回転数N ensを超えた場合には、ステップ5106
において、金気筒に対し一斉噴射が行われる。すなわち
第9図のステップS25で演算された斉時噴射1i1T
outstで、斉時噴射が行われる(第19図参照)。
そして、ステップ5107においてX enstが“0
”にリセット(第19図参照)され、ステップ8108
及び5109において、始動カウンタ及びクランキング
カウンタが0にリセットされる。
前記始動カウンタは、ステップ5106における斉時噴
射後、各気筒のシーケンシャル噴射(各気筒毎の個別噴
射)許可までのクランク角度(Neパルス数)を規定す
るものである。
ステップ5110及び5111においては、それぞれ始
動カウンタ及びクランキングカウンタがインクリメント
される。この場合には、始動カウンタ及びクランキング
カウンタによるカウントか開始されることになる(第1
9図参照)。
そして、当該処理は、ステップ5120.5121.5
124を介して、5125に移行する。
X QnStは前記ステップ5107において0″に設
定されているので、つぎにステップ5126に移行する
ステップ5126においては、エンジン回転数Neが所
定回転数Neonst  (例えば200 [rpm]
 )であるか否かが判別される。このエンジン回転数N
eは、前記ステップ5103でモニタされた値、あるい
は図示されていない所定ステージにおいて検出されたエ
ンジン回転数Neの値を用いることができる。
エンジン回転数Neが所定回転数N eenst以上で
あれば当該処理は終了し、所定回転数N eenst未
満であれば、ステップ5127及び5128において、
Nerlag及びX enstが再度“1″に設定され
る。つまり、斉時噴射を行った直後においては、Ner
tag及びX enstはそれぞれステップ5112及
び5107においてリセットされていて、エンスト状態
が解除されたものと判定されるが、エンジン回転数Ne
が所定回転数N eenst未満であれば、再びエンス
ト状態であるものと判定される。第19図においては、
エンジン回転数Neが所定回転数N QQnSt以上を
継続しているものとして描かれている。
第19図の■で示されるNeパルスが出力された場合に
は、ステップ5101.5102及び5103を介して
5104に移行する。X enstはステップ5107
において“0”にセットされているから、当該処理はス
テップ5104から5110に移行し、その後は、前述
と同様に推移する。
つぎに、第19図の■で示されるNeパルスが出力され
た場合について説明する。
この例においては、■で示されるNeパルスが出力され
た直後に、CYLパルスが出力されている。前述したよ
うにXen5tが“0”であり、かっCYLパルスが入
力された時に、当該モードは始動モードHになる(第1
9図参照)。また、ステージ番号を設定するステージカ
ウンタは、CYLパルスが出力された後、Noパルスが
出力されるたびにステージ番号を設定する。
始動モードHになると、当該処理はステップ5101か
ら、5114を介してステップ5115に移行する。
ステップ5115においては始動カウンタがインクリメ
ントされ、続いてステップ5116においては、始動カ
ウンタのカウント値が7以上であるか否かが判別される
。このカウント値は、第I9図より明らかなようにまだ
3であるから、当該処理はステップ5119に移行し、
クランキングカウンタがインクリメントされる。
その後は、ステップ5120.5121.5124.5
125及び5126に移行する。
ステップ5126において、エンジン回転数Neが所定
回転数N e13nst以上であることが判別されたな
らば、当該処理は終了する。
つぎに、第19図の■で示されるNeパルスが出力され
た場合について説明する。
この例においては、■で示されるNeパルスが出力され
る直前までは、ステップ5110及び5115により始
動カウンタのカウント値のインクリメントが継続され、
該カウント値が6に設定されている。
当該処理はステップ5101.5114及び5115を
介して、ステップ5116に移行する。
前記ステップ5115において始動カウンタのカウント
値が7に設定されるので、ステップ5l16の後は51
17に移行する。
ステップ5117においては、各気筒のシーケンシャル
噴射が許可される。すなわち、斉時噴射から各気筒のシ
ーケンシャル噴射へと、噴射モードが移行する。シーケ
ンシャル噴射許可状態になると、図示されない他のフロ
ーチャート(Neパルスによる割り込みルーチン)によ
り、各気筒毎に配設されたメインインジェクタ又はサブ
インジェクタにより、各気筒毎に噴射制御される。この
例においては、シーケンシャル噴射は、Fバンク側は第
3ステージにおいて、またRバンク側は第5ステージに
おいて、すなわち90度の角度をおいて行われるように
構成されている。
なお点火は、図示されない他の処理で読み出され、ある
いは演算された点火時期で行われる。また、燃料噴射量
が少ない場合には単位通電時間当りの燃料噴射量が少な
いサブインジェクタが選択され、燃料噴射量が多い場合
には単位通電時間当りの燃料噴射量が多いメインインジ
ェクタが選択される。
また、このときX crngはa1″であるので、この
ときのシーケンシャル噴射は、第8図のステップS4で
検索されたTIにステップS9で補正された燃料噴射量
で行われる。
つぎにステップ8118においては、始動モード■が解
除される。すなわち、始動モードIでも始動モード■で
もない状態となる。
その後、ステップ5119.5120.8121.51
24及び5125を経て、ステップ8126に移行する
ステップ5126においては、エンジン回転数Neが所
定回転数N eenSt以上であることが判別されると
、当該処理は終了する。
つぎに、第19図の■で示されるNeパルスが出力され
た場合について説明する。
この例においては、■で示されるNeパルスが出力され
る直前までは、ステップ5119によりクランキングカ
ウンタのインクリメントが継続され、譲カウント値が1
3に設定されている。
前述したように、この場合には、始動モードIでも始動
モード■でもない状態なので、当該処理はステップ51
01及び5114の処理からステップ5119に移行し
、クランキングカウンタがインクリメントされる。
そして、ステップ5120から5121に移行する。
ステップ5121において、クランキングカウンタのカ
ウント値は14以上であるか否かが判別されるが、この
クランキングカウンタは、このステップS 121の直
前に実行されたステップ5119の処理により14に設
定されるので(第19図参照)、この後、ステップ51
22に移行する。 ステップ5122においては、Xc
rngが“0”に設定される。すなわち、クランキング
状態が終了したものと判定される。
その後、ステップ5125及び5126を経て、当該処
理は終了する。
この場合、X crngが“0”に設定されることによ
り、シーケンシャル噴射は、第8図のステップS6で検
索されたT1にステップS9で補正された燃料噴射量で
行われる。
さて、前記ステップ5122において、Xcrngが#
0”に設定されたので、これ以降における当該ルーチン
実行時においては、ステップ5120の処理から812
3に移行する。
ステップ5123においては、Xen5tが1”である
か否かが判別される。X enstは斉時噴射が行われ
た後、ステップ5107において“02に設定されてい
るので、ステップ5123の処理の後は、ステップ51
22へ移行する。
ところで、前述したように、ステップ5105において
エンジン回転数Neが前記所定回転数Nen5を超えて
いるものと判別され、斉時噴射が行われた後、ステップ
5107においてX enstが“0#に設定されるが
、その後、ステップ5126においてエンジン回転数N
eがN (3enSt以下となったことが判別されると
、ステップ5127においてNeflagが再度“1“
に設定される。同時にステップ5128においてxen
stも再度“1″に設定される。
したがって、このように、斉時噴射が行われた後であっ
ても、エンジン回転数NOが低下すれば、当該処理モー
ドは再度始動モードIとなり、また第9図のステップS
27で示された割込み処理が行われる。
したがって、これ以降におけるNeパルス割り込みによ
る当該ルーチン処理においては、ステップ5101の処
理から、5102.5112・・・及び5102及び5
103・・・の処理へと移行し、再度斉時噴射が行われ
るようになる。
なおこの場合、Xcrngはステップ5124において
“12に設定されるが、ステップ5127の処理の後に
“12に設定するようにしても良い。
第20図はキックスタータ装置を用いてエンジン始動を
行い、着火が行われなかった場合のエンジン回転数の変
動の様子を示すグラフである。なお、第18図のステッ
プ5105に関して前述したように、エンジン回転数N
eが所定回転数N ensを超えている場合には、xe
nstが“0”にセットされる。
エンジンのアイドリング回転数が1200  [rpm
]程度であっても、この第20図より示されるように、
キックスタータ装置を用いたエンジン始動時には、エン
ジン回転数Neは瞬間的に1800[rpm]程度にま
で達する。したがって、単純にアイドリング回転数前後
の回転数をしきい値としてエンジンの始動判別を行うこ
とはできないが、前述したように各種フラグを設定して
エンジン状態を判別することにより、キックスタータ装
置を用いたエンジンにおいても、始動判別を行うことが
できるようになる。
第21図は本発明の一実施例の機能ブロック図である。
第21図において、第2図と同一の符号は、同−又は同
等部分をあられしている。
第21図において、エンジン回転数検出手段102は、
N(3パルス発生手段101により出力されるNeパル
スを用いてエンジン回転数Neを検出する。
エンジン回転数判別手段109は、Neが所定回転数N
en5  (ステップ5105参照)を超えた場合に、
斉時噴射手段108を付勢すると同時に始動カウンタ1
10及びクランキングカウンタ201を付勢し、該カウ
ンタをリセットした後、カウントを開始させる。
前記斉時噴射手段108は、始動カウンタ110のカウ
ント値が6以下である場合に、後述する乗算手段107
より出力されるデータを用いて駆動手段250を付勢し
、RバンクIR側のメインインジェクタ51又はサブイ
ンジェクタ52、及びFバンクIF側のメインインジェ
クタ51F又はサブインジェクタ52Fを動作させる。
キックカウンタ104のカウント値は、イグニションス
イッチ投入後は1にセットされていて、斉時噴射手段1
08により斉時噴射が行なわれた後にエンジン回転数判
別手段103によりNeが所定回転数N eenst 
 (ステップ5126参照)未満であることが判別され
たときに、インクリメントされる。またこのとき始動カ
ウンタ110及びクランキングカウンタ201のカウン
ト値がリセットされ、その後、再度カウントが開始され
る。
キックカウンタテーブル105からはキックカウンタ1
04のカウント値に対応する補正係数Kklckが読み
出される。また斉時噴射量テーブル106からは、各種
エンジンパラメータに応じて斉時燃料噴射ff1T1が
読み出される。
乗算手段107は、前記斉時燃料噴射ff1Ti及び補
正係数Kklckを乗算し、燃料噴射ff1Touts
tを算出する。
前記始動カウンタ110及びクランキングカウンタ20
1は、Noパルス発生手段101より出力されるNeパ
ルスによりカウントされる。前記始動カウンタ110の
カウント値が6以下である場合は、前述のように斉時噴
射手段108が付勢され、7以上である場合には、シー
ケンシャル噴射手段206が付勢される。このシーケン
シャル噴射手段206は、後述する乗算手段205より
出力されるデータを用いて、駆動手段250を制御する
前記クランキングカウンタ201のカウント値が13以
下である場合には、クランキング噴射量マツプ202が
選択され、14以上である場合には、暖機/通常噴射量
マツプ203が選択される。
前記クランキング噴射量マツプ202には、第11図に
示されるようなりランキングテーブルが記憶されていて
、冷却水温センサ73より出力される冷却水温Tvに対
応する、クランキング時における燃料噴射量T1が読み
出される。また、前記暖機/通常噴射量マツプ203に
は、エンジン回転数Ne及びスロットル開度θth、又
はそれらと冷却水温Tvに応じた燃料噴射量マツプが記
憶されていて、Ne、スロットル開度検出手段260(
第2図のポテンショメータ59に相当)より出力される
スロットル開度θth及びTwに応じて、暖機時又は暖
機終了後の燃料噴射ff1TIが読み出される。
Kpb/Kpl演算手段204は、第1図に示されるよ
うな構成を有していて、Ne、θth、大気圧大気圧セ
ンエフ8力される大気圧P a s並びにRバンクIR
側に設けられた指圧センサ72及び吸気管内負圧センサ
74より出力される指圧Plr及び吸気管内負圧P  
br、並びにFバンクIF側に設けられた指圧センサ7
2F及び吸気管内負圧センサ74Fより出力される指圧
Pi!及び吸気管内負圧Pbfを用いて、補正係数Kp
br又はKpir。
及びKpbf又はKptrを算出し、乗算手段205に
出力する。
乗算手段205は、第2.3式に示された演算を行なう
第1図はK pb/ K pi演算手段204の構成を
示す機能ブロック図である。
第1図において、エンジン回転数判別手段301は、エ
ンジン回転数Neが所定回転数(第13図のステップ5
811に示されるMekpbcalcの逆数)以上であ
れば、Ne及びθthに応じて、ターゲットPbrマツ
プ302を検索し、ターゲットPbrを読み出す。
差圧判別手段303は、Rバンク側の実際の吸気管内負
圧PbrからターゲットPbrを減じた差が所定圧を超
えている場合に、K pbbottolBテーブル30
4(第14図参照)を付勢し、該K pbbottom
テーブル304より、Ne及びθthに応じてKpbb
ottoIllを読み出すO K pbr演算手段305は、読み出されたK pbb
ttoms並びにターゲットPbr、大気圧Pa及び実
際の吸気管内負圧Pbrを用いて、Rバンク側の補正係
数K pbrを算出する。この算出は、第13図のステ
ップ5816に示された手法で行われる。
前記差圧判別手段303により、実際の吸気管内負圧P
brからターゲットPbrを減じた差が所定圧を超えて
いないと判別された場合には、スロットル開度判別手段
306が付勢される。このスロットル開度判別手段30
6は、スロットル開度θthが所定開度(第13図のス
テップ5817参照)以上であれば、指圧判別手段30
7が付勢される。
前記指圧判別手段307は、実際のRバンク側の指圧P
1rか所定圧(第16図のステップ58181参照)以
下である場合には、Kp1rテーブル308(第17図
参照)より、Neに応じてRバンク側の補正係数Kp1
rを読み出す。
前記マツプ及び手段302.303.306及び307
は、Rバンクの失火状態を検出する失火検出手段310
を構成している。
なお、エンジン回転数判別手段301によりエンジン回
転数Neが所定回転数以上であると判別された場合に、
ターゲットPbrマツプ302を検索する理由、すなわ
ち失火判別が行われる理由は次の通りである。
すなわち2サイクルエンジンを搭載した自動二輪車等に
おいては、一般に高エンジン回転数において吸気比が大
きくなり高出力が得られるようにマフラー等のセツティ
ングが行われているので、この高エンジン回転数状態に
おいて失火が生じた場合には、着火が行われている場合
に比較して著しく吸気比が低下する。したがって、高エ
ンジン回転数である場合においては、低スロツトル開度
で失火が生じてからスロットル開度を増加させた場合に
は、混合気がオーバリッチになりやすい。
これに対して、低エンジン回転数においては、失火が生
じている場合の吸気比は、着火が行われている場合の吸
気比とあまり変わらない。
したがって、高エンジン回転数である場合のみにおいて
、ターゲットPbrマツプ302を検索し、指圧センサ
を用いた失火判別を行うようにしている。そして、失火
が判別された場合に、燃料量を減量させるようにしてい
る。
もちろん、前記判別手段301を省略し、いかなるエン
ジン回転数Neにおいても失火判別を行なうようにして
も良い。また、低エンジン回転数において吸気比が大き
くなり高出力が得られるようにマフラー等のセツティン
グが行なわれている場合には、エンジン回転数Neが所
定回転数以下である場合に、失火判別を行なうようにし
ても良い。
符号309で示された部分は、前記各手段301〜30
8と同様の構成要素より成り、入力されるNasθth
SPa、Fバンク側の実際の吸気管内負圧p br、及
びFバンク側の実際の指圧PIrを用いて、Fバンク側
の補正係数Kpbf及びKptrを設定する。この30
9の構成は前述の説明より容易に理解できるので、その
説明は省略する。
なお、309に含まれる各手段は、前記手段301〜3
08と同一であっても良く、あるいは前記手段301〜
308内の各種テーブル、マツプ、又は各種しきい値に
、変更、修正を加えたものであっても良い。換言すれば
、Fバンク側の補正係数Kpbr及びKpirの算出に
は、Rバンク側の補正係数Kpbr及びKplrの算出
に用いられた各種テーブル、マツプ又は各種しきい値と
同一のテーブル、マツプ又はしきい値を用いても良く、
また異なるテーブル、マツプ又はしきい値を用いても良
い。
さて、各気筒に取り付けられた吸気管に設けられたメイ
ンインジェクタ51及びサブインジェクタ52は、第5
図に詳細に示されたように、該吸気管の中心線に対して
非対称に取り付けられているが、第22図に示されるよ
うに、該中心線に対して対称に取り付けられても良い。
さらに各気筒に取り付けられた吸気管に3以上又は1の
みのインジェクタを設けるようにしても良い。
また、本発明はV型エンジンに適用されるものとして説
明したが、単気筒エンジン、あるいは直列、水平対向エ
ンジン等に適用されても良いことは当然である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の
ような効果が達成される。
すなわち、失火状態から着火状態への移行時に燃料噴射
量が減少するので、スロットル開度θthに応じて決定
された燃料が直ちに噴射されても、空燃比がオーバリッ
チになることがない。
したがって、失火状態から着火状態への移行がスムーズ
に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第21図のK pb/ K p1演算手段の構
成を示す機能ブロック図である。 第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。 第3図は第2図のIX−IXで切断した断面図である。 第4図は第3図のX−Xで切断した断面図である。 第5図はRバンクに接続された吸気管内の、メインイン
ジェクタ及びサブインジェクタの取り付けの様子を示す
拡大図である。 第6図はNeパルス及びCLYパルスを説明するための
図である。 第7図は第1パルサPCI及び第2パルサPC2より出
力されるパルスと、Noパルス及びCLYパルスとの関
係を示す図である。 第8図は本発明の一実施例の動作のうち、メインルーチ
ンを示すフローチャートである。 第9図はイニシャルルーチンを示すフローチャートであ
る。 第10図はキックカウンタテーブルを示す図である。 第11図はクランキングテーブルを示す図である。 第12図は第8図のステップS8で示される処理の詳細
を示すフローチャートである。 第13図は第12図のステップS81で示される処理の
詳細を示すフローチャートである。 第14図はK pbbottomテーブルを示す図であ
る。 第15図は補正係数Kpbrの算出手法を示す図である
。 第16図は第13図のステップ8818で示される処理
の詳細を示すフローチャートである。 第17図はKpirテーブルを示す図である。 第18図は本発明の一実施例の動作のうち、Neパルス
割り込みルーチンを示すフローチャートである。 第19図は本発明の一実施例の動作例を示すタイムチャ
ートである。 第20図はキックスタータ装置を用いてエンジン始動を
行い、着火が行われなかった場合のエンジン回転数の変
動の様子を示すグラフである。 第21図は本発明の一実施例の機能ブロック図である。 第22図は各吸気管に設けられたメインインジェクタ及
びサブインジェクタの取り付はレイアウトの他の例を示
す図である。 第23図は2サイクルエンジンにおけるスロットル開度
の変化と、それに応じて供給される燃、料量との変化と
を示す図である。 20・・・電子制御装置、51.51F・・・メインイ
ンジェクタ、52.52F・・・サブインジェクタ、7
2.72F・・・指圧センサ、73・・・冷却水温セン
サ、74.74F・・・吸気管内負圧センサ、78・・
・大気圧センサ、102・・・エンジン回転数検出手段
、202・・・クランキング噴射量マツプ、203・・
・暖機/通常噴射量マツプ、204・・・K pb/ 
K pi演算手段、205・・・乗算手段、260・・
・スロットル開度検出手段、301・・・エンジン回転
数判別手段、302・・・ターゲットPbrマツプ、3
03・・・差圧判別手段、304− K pbbott
oIIテーブル、305 ・・・Kpbr演算手段、3
06・・・スロットル開度判別手段、307・・・指圧
判別手段、308・・・Kp1rテーブル、310・・
・失火検出手段 代理人弁理士 平木道人 外1名 五  ミ  ミ 2 寓   k   ×  A 第3図 第4 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 スロットル開I th 第 図 第 図 第 図 第 図 N6/4% 第 図 箪 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子式燃料噴射装置を用いた2サイクルエンジン
    の燃料噴射制御装置であって、 エンジンの回転数及びスロットル開度に応じて燃料噴射
    量を決定する燃料噴射量決定手段と、エンジンの失火状
    態を検出する失火検出手段と、失火状態から着火状態へ
    の移行時に燃料噴射量を減量させる手段とを具備したこ
    とを特徴とする2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
JP1041825A 1989-02-23 1989-02-23 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置 Expired - Fee Related JP2957590B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041825A JP2957590B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
US07/448,529 US4989554A (en) 1989-02-23 1989-12-11 Fuel injection controlling device for two-cycle engine
DE4005797A DE4005797A1 (de) 1989-02-23 1990-02-23 Kraftstoffeinspritzsteuervorrichtung fuer zweitakt-brennkraftmaschine
US07/575,616 US5009211A (en) 1989-02-23 1990-08-31 Fuel injection controlling device for two-cycle engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041825A JP2957590B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02221659A true JPH02221659A (ja) 1990-09-04
JP2957590B2 JP2957590B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=12619060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1041825A Expired - Fee Related JP2957590B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US4989554A (ja)
JP (1) JP2957590B2 (ja)
DE (1) DE4005797A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275655A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Toyota Motor Corp 内燃機関の始動制御装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3617104A1 (de) * 1986-05-21 1987-11-26 Bosch Gmbh Robert Verfahren und elektronisches brennkraftmaschinensteuersystem zur kaltstartsteuerung
CA2009408C (en) * 1989-02-07 1995-09-12 Keisuke Daikoku Fuel injection type multiple cylinder engine unit
JPH0458036A (ja) * 1990-06-25 1992-02-25 Honda Motor Co Ltd 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
JPH05302536A (ja) * 1992-04-24 1993-11-16 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の燃料供給装置
US5419291A (en) * 1992-06-16 1995-05-30 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic fuel injection system without battery for internal combustion engine
JPH06185380A (ja) * 1992-12-21 1994-07-05 Sanshin Ind Co Ltd 多気筒内燃機関の燃料制御方法
US5408975A (en) * 1993-05-05 1995-04-25 Polaris Industries L.P. Priming control system for fuel injected engines
JPH08114134A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Sanshin Ind Co Ltd 2サイクルエンジンの運転制御装置
JPH08291780A (ja) * 1995-04-20 1996-11-05 Yamaha Motor Co Ltd 2サイクルエンジンにおける燃料噴射方法及び燃料噴射装置付き2サイクルエンジン
JPH0932711A (ja) * 1995-07-18 1997-02-04 Yamaha Motor Co Ltd 燃料噴射式2サイクルエンジンの制御方法
DE19628739B4 (de) * 1996-07-17 2011-07-28 Andreas Stihl AG & Co. KG, 71336 Verfahren zur Steuerung des Einspritzvorgangs bei einer schnellaufenden 2-Takt-Brennkraftmaschine mit Kraftstoffeinspritzung
DE10218011A1 (de) * 2002-04-23 2003-11-06 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Detektion der Beendigung eines Startvorgangs bei einer Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeugs
US7082930B2 (en) * 2004-07-30 2006-08-01 Ford Global Technologies, Llc Method for controlling engine fuel injection in a hybrid electric vehicle
JP4557816B2 (ja) * 2004-12-17 2010-10-06 トヨタ自動車株式会社 エンジン始動制御装置、その方法及びそれを搭載した車両
US7331315B2 (en) * 2005-02-23 2008-02-19 Eastway Fair Company Limited Two-stroke engine with fuel injection
US20060243230A1 (en) * 2005-03-23 2006-11-02 Mavinahally Nagesh S Two-stroke engine
CN100520054C (zh) * 2006-06-23 2009-07-29 力帆实业(集团)股份有限公司 摩托车点火装置
US7562561B2 (en) * 2007-04-13 2009-07-21 Honda Motor Co., Ltd. Intake air leak determination system and method
DE102008053808B4 (de) * 2008-10-29 2022-05-25 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Fluten einer Kraftstoffzumesseinrichtung
JP5348151B2 (ja) * 2011-02-08 2013-11-20 株式会社デンソー 筒内噴射式内燃機関の始動制御装置
US9347390B2 (en) * 2013-03-20 2016-05-24 Ford Global Technologies, Llc Engine de-choking in response to an engine flood event

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254138A (ja) * 1985-09-02 1987-03-09 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 機関の失火判定装置
JPS63208644A (ja) * 1987-02-26 1988-08-30 Toyota Motor Corp 2サイクル多気筒内燃機関の空燃比制御装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3628510A (en) * 1970-06-10 1971-12-21 Gen Motors Corp Fuel supply system for an internal combustion engine providing timed cranking enrichment
JPS5213250B2 (ja) * 1973-05-31 1977-04-13
US4114570A (en) * 1976-12-20 1978-09-19 The Bendix Corporation Start enrichment circuit for internal combustion engine fuel control system
JPS555403A (en) * 1978-06-22 1980-01-16 Nissan Motor Co Ltd Controller for fuel metering device
JPS56143326A (en) * 1980-04-08 1981-11-09 Nippon Denso Co Ltd Method of controlling engine
US4366793A (en) * 1980-10-24 1983-01-04 Coles Donald K Internal combustion engine
JPS6045750A (ja) * 1983-08-23 1985-03-12 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御方法
JPS61101635A (ja) * 1984-10-24 1986-05-20 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料供給量制御装置
KR920000053B1 (ko) * 1987-05-26 1992-01-06 미쓰비시전기 주식회사 엔진 제어장치
US4886029A (en) * 1988-05-26 1989-12-12 Motorola Inc. Ignition misfire detector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254138A (ja) * 1985-09-02 1987-03-09 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 機関の失火判定装置
JPS63208644A (ja) * 1987-02-26 1988-08-30 Toyota Motor Corp 2サイクル多気筒内燃機関の空燃比制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275655A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Toyota Motor Corp 内燃機関の始動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5009211A (en) 1991-04-23
DE4005797A1 (de) 1990-08-30
JP2957590B2 (ja) 1999-10-04
DE4005797C2 (ja) 1992-02-06
US4989554A (en) 1991-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02221659A (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
JP4253613B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP3978679B2 (ja) エンジン制御装置
JPWO2003038261A1 (ja) エンジン制御装置
JP4159006B2 (ja) 単気筒エンジンの燃料噴射制御装置
JPWO2003033896A1 (ja) エンジン制御装置
JP4281829B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2002147269A (ja) エンジン制御装置
JPH02221660A (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
US4512321A (en) Fuel supply control method for multi cylinder internal combustion engines after termination of fuel cut
JPH02218862A (ja) 2サイクルエンジンの燃料供給装置
JP5047011B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP5047012B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2003056378A (ja) クランクシャフト回転センサ
JP2914519B2 (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
JP2561282B2 (ja) 多気筒エンジンの燃料噴射装置
JP2908527B2 (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射装置
JP2789377B2 (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
JPH0458025A (ja) クランクケース吸入方式の2サイクルエンジンの燃料噴射装置
JP2917183B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置における始動制御装置
JP2000045823A (ja) 内燃機関の制御方法
JP3525689B2 (ja) 燃料噴射装置
JP2525106Y2 (ja) エンジンの始動時噴射量制御装置
JP2830512B2 (ja) アイドル状態検出方法
JP2681565B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees