JPH0221910B2 - - Google Patents
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- JPH0221910B2 JPH0221910B2 JP56139392A JP13939281A JPH0221910B2 JP H0221910 B2 JPH0221910 B2 JP H0221910B2 JP 56139392 A JP56139392 A JP 56139392A JP 13939281 A JP13939281 A JP 13939281A JP H0221910 B2 JPH0221910 B2 JP H0221910B2
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 43
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 43
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/0026—Arc welding or cutting specially adapted for particular articles or work
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば高靭性鋼板の立向溶接に好適
な開先角度を有する突合せ継手の立向多層溶接法
に係る。
な開先角度を有する突合せ継手の立向多層溶接法
に係る。
液化ガス貯蔵タンクや液化ガスを運搬する船舶
のタンクならび船体に用いられる低温用アルミキ
ルド鋼など、高靭性鋼板の溶接は、溶接熱影響部
の靭性を確保するため、溶接入熱量の上限値を例
えば10万ジユール/cm以下に制限して施工される
ものであり、その立向多層溶接では、入熱量の制
限から一般には手溶接法にて施工され、まれに細
径ワイヤを用いた短絡移行型のオシレート式
MIG溶接法が採用されているが、しかしこれら
の溶接法は非能率である上、特に板厚が大きくな
ると溶接技倆に起因する溶接欠陥の発生率が高く
なり、製品価値が低下する欠点がある。
のタンクならび船体に用いられる低温用アルミキ
ルド鋼など、高靭性鋼板の溶接は、溶接熱影響部
の靭性を確保するため、溶接入熱量の上限値を例
えば10万ジユール/cm以下に制限して施工される
ものであり、その立向多層溶接では、入熱量の制
限から一般には手溶接法にて施工され、まれに細
径ワイヤを用いた短絡移行型のオシレート式
MIG溶接法が採用されているが、しかしこれら
の溶接法は非能率である上、特に板厚が大きくな
ると溶接技倆に起因する溶接欠陥の発生率が高く
なり、製品価値が低下する欠点がある。
一方従来溶接法の中でエレクトロガス溶接によ
る多層溶接の採用が考えられるが、溶接入熱量の
制限から各層の溶接に要する開先断面積を規定す
ると、例えばV型開先のように角度を有する開先
形状では、各層毎に開先巾が広がるので、溶着高
さを小さくする必要があり、溶着に必要な断面形
状が横長の台形となつて溶接が困難になり溶込み
不良を生じ易くなる。
る多層溶接の採用が考えられるが、溶接入熱量の
制限から各層の溶接に要する開先断面積を規定す
ると、例えばV型開先のように角度を有する開先
形状では、各層毎に開先巾が広がるので、溶着高
さを小さくする必要があり、溶着に必要な断面形
状が横長の台形となつて溶接が困難になり溶込み
不良を生じ易くなる。
この従来のエレクトロガス溶接法による溶接態
様を図示して説明すると、第1図〜第4図におい
て、01は台形状の開先断面(V型開先)を形成
する2個の被溶接材、02は初層溶着金属、03
は2層目溶着金属、04は初層溶接時に開先裏側
に配設された水冷銅当金、05は初層溶接時に開
先の表側に配設され一部が開先内に挿入されて溶
接進行とともに上方に移動する水冷銅当金、06
は2層目溶接時に開先の表側に配設されかつ溶接
進行にともなつて上方に移動する水冷銅当金、0
7は溶接される開先内にしかも下向に配設された
溶接トーチで、溶接進行とともに上昇しかつ溶接
電極08に電力を供給しながらこれをガイドす
る。011は被溶接材の開先面、矢印aは溶接進
行方行を示す。なおこの溶接法において例えば鋼
材を対象とする場合は通常炭酸ガスまたは炭酸ガ
スとアルゴンガスの混合ガス等の雰囲気中で溶接
される。
様を図示して説明すると、第1図〜第4図におい
て、01は台形状の開先断面(V型開先)を形成
する2個の被溶接材、02は初層溶着金属、03
は2層目溶着金属、04は初層溶接時に開先裏側
に配設された水冷銅当金、05は初層溶接時に開
先の表側に配設され一部が開先内に挿入されて溶
接進行とともに上方に移動する水冷銅当金、06
は2層目溶接時に開先の表側に配設されかつ溶接
進行にともなつて上方に移動する水冷銅当金、0
7は溶接される開先内にしかも下向に配設された
溶接トーチで、溶接進行とともに上昇しかつ溶接
電極08に電力を供給しながらこれをガイドす
る。011は被溶接材の開先面、矢印aは溶接進
行方行を示す。なおこの溶接法において例えば鋼
材を対象とする場合は通常炭酸ガスまたは炭酸ガ
スとアルゴンガスの混合ガス等の雰囲気中で溶接
される。
第5図は、上述のような溶接方法で溶接した場
合の溶接部の断面を示したもので、tは被溶接材
の板厚、h1は初層溶着金属の肉厚、w1は初層
溶着金属の幅、h2は2層目溶着金属の肉厚、w
2は2層目溶着金属の幅である。またA02は初
層溶着金属02の断面積、A03は2層目溶着金
属03の断面積である。ここで上記w1とh1お
よびw2とh2のそれぞれの関係はほぼ1対1
で、上記断面積A03は断面積A02よりも大で
ある。
合の溶接部の断面を示したもので、tは被溶接材
の板厚、h1は初層溶着金属の肉厚、w1は初層
溶着金属の幅、h2は2層目溶着金属の肉厚、w
2は2層目溶着金属の幅である。またA02は初
層溶着金属02の断面積、A03は2層目溶着金
属03の断面積である。ここで上記w1とh1お
よびw2とh2のそれぞれの関係はほぼ1対1
で、上記断面積A03は断面積A02よりも大で
ある。
このように従来法では、各層の溶着金属の肉厚
と幅がほぼ1対1になるような施工条件、すなわ
ち開先断面の縦巾と横巾がほぼ1対1になるよう
な条件下で施工される。これは、エレクトロガス
溶接法では、母材への溶込みが溶湯の対流とアー
クの輻射熱に依存しており、開先断面の縦幅と横
幅の比が1対1から大きく外れ矩形断面になる
と、長辺の両端部に溶込み不良を生じ易くなるた
め、第5図に示したように各層とも肉厚と幅の比
が1対1になるような相似形の溶着金属を積層し
て継手を形成するわけである。しかるにV形開先
では層を重ねるごとに開先断面積が大きくなつて
所要の入熱量を守れなくなり、このようなことか
ら従来法は溶接入熱量を制限する必要のある例え
ば高靭性鋼板などへの適用は不可能である。
と幅がほぼ1対1になるような施工条件、すなわ
ち開先断面の縦巾と横巾がほぼ1対1になるよう
な条件下で施工される。これは、エレクトロガス
溶接法では、母材への溶込みが溶湯の対流とアー
クの輻射熱に依存しており、開先断面の縦幅と横
幅の比が1対1から大きく外れ矩形断面になる
と、長辺の両端部に溶込み不良を生じ易くなるた
め、第5図に示したように各層とも肉厚と幅の比
が1対1になるような相似形の溶着金属を積層し
て継手を形成するわけである。しかるにV形開先
では層を重ねるごとに開先断面積が大きくなつて
所要の入熱量を守れなくなり、このようなことか
ら従来法は溶接入熱量を制限する必要のある例え
ば高靭性鋼板などへの適用は不可能である。
本発明は叙上に鑑み、低入熱でしかも高能率、
高品質なエレクトロガス溶接による立向多層溶接
法を提供することを目的とし、開先角度を有する
突合せ継手をエレクトロガス溶接法により立向多
層溶接するにあたり、それぞれの層の開先幅wと
溶着金属の肉厚hとの関係が、w<hの場合は溶
接電極の先端を上記溶着金属の肉厚hと平行方向
にオシレートさせ、w>hの場合は溶接電極の先
端を上記開先幅wと平行方向にオシレートさせる
ことを特徴とする立向多層溶接法を提案する。
高品質なエレクトロガス溶接による立向多層溶接
法を提供することを目的とし、開先角度を有する
突合せ継手をエレクトロガス溶接法により立向多
層溶接するにあたり、それぞれの層の開先幅wと
溶着金属の肉厚hとの関係が、w<hの場合は溶
接電極の先端を上記溶着金属の肉厚hと平行方向
にオシレートさせ、w>hの場合は溶接電極の先
端を上記開先幅wと平行方向にオシレートさせる
ことを特徴とする立向多層溶接法を提案する。
本発明の溶接法によれば、従来法の溶接電極の
先端をオシレートさせないで各溶接部断面のほぼ
中央に固定して溶接する方法に比べ、ビード幅w
と溶着金属の肉厚hとの関係が1対1の関係にな
くても一定の溶接入熱量で溶接欠陥のない良好な
溶接部が得られる。また本発明の溶接法によれ
ば、溶接入熱量を限定しての溶接が可能で、高靭
性が要求される材質の立向多層溶接も容易にで
き、さらにビード数が少なくしかも溶接欠陥が発
生しにくいため、作業能率が高い。
先端をオシレートさせないで各溶接部断面のほぼ
中央に固定して溶接する方法に比べ、ビード幅w
と溶着金属の肉厚hとの関係が1対1の関係にな
くても一定の溶接入熱量で溶接欠陥のない良好な
溶接部が得られる。また本発明の溶接法によれ
ば、溶接入熱量を限定しての溶接が可能で、高靭
性が要求される材質の立向多層溶接も容易にで
き、さらにビード数が少なくしかも溶接欠陥が発
生しにくいため、作業能率が高い。
本発明方法の一実施例を第6図および第7図に
ついて説明する。1は台形状開先断面(V型開
先)を形成する2個の被溶接材、12は初層の溶
着金属で、A1はその断面積、13は2層目の溶
着金属でA2はその断面積、14は3層目の溶着
金属でA3はその断面積、15は4層目の溶着金
属でA4はその断面積を示す。w1,w2,w
3,w4は各層のビード幅を示し、h1,h2,
h3,h4は各層の溶着金属の肉厚を示す。なお
A1〜A4の、それぞれの溶着金属断面積は、溶
接入熱が一定であればほぼ同じである。
ついて説明する。1は台形状開先断面(V型開
先)を形成する2個の被溶接材、12は初層の溶
着金属で、A1はその断面積、13は2層目の溶
着金属でA2はその断面積、14は3層目の溶着
金属でA3はその断面積、15は4層目の溶着金
属でA4はその断面積を示す。w1,w2,w
3,w4は各層のビード幅を示し、h1,h2,
h3,h4は各層の溶着金属の肉厚を示す。なお
A1〜A4の、それぞれの溶着金属断面積は、溶
接入熱が一定であればほぼ同じである。
第7図のイ,ロ,ハ,ニはいずれも溶接電極先
端のオシレート方向を示す。オシレート方向は、
第6図に示したビード幅w1〜w4と溶着金属の
肉厚h1〜h4との関係に対応しているもので、
溶着金属の肉厚がビード幅よりも大きい場合は溶
着金属の肉厚方向にオシレートし、ビード幅が溶
着金属の肉厚よりも大きい場合はビード幅方向に
オシレートすることを示している。なおオシレー
トの位置は第7図に示すごとく、溶着金属のビー
ド幅のほぼ中央または溶着金属の肉厚のほぼ中央
とする。即ち本発明方法は、板厚tに対して各層
の溶接入熱量を一定の範囲に限定して溶接する。
端のオシレート方向を示す。オシレート方向は、
第6図に示したビード幅w1〜w4と溶着金属の
肉厚h1〜h4との関係に対応しているもので、
溶着金属の肉厚がビード幅よりも大きい場合は溶
着金属の肉厚方向にオシレートし、ビード幅が溶
着金属の肉厚よりも大きい場合はビード幅方向に
オシレートすることを示している。なおオシレー
トの位置は第7図に示すごとく、溶着金属のビー
ド幅のほぼ中央または溶着金属の肉厚のほぼ中央
とする。即ち本発明方法は、板厚tに対して各層
の溶接入熱量を一定の範囲に限定して溶接する。
いま板厚tに対して1パスで1層を形成させる
場合、各層の溶接入熱量Q〔ここでQはアークが
ビードの単位長(1cm)当りに発生する電気的熱
エネルギーで、アーク電圧E(ボルト)、アーク電
流I(アンペア)、溶接速度v(cm/分)とし、Q
=60×E1/v(ジユール)の式で算出された値と
する〕の上限値を限定すると、おのずから1層溶
接に許容される溶着金属の断面積が決まる。そこ
でこの溶着金属の断面積を板厚tに当てはめてみ
ると、第6図のように、各層毎に溶着金属の肉厚
hとビード幅wとの関係が異つてくる。
場合、各層の溶接入熱量Q〔ここでQはアークが
ビードの単位長(1cm)当りに発生する電気的熱
エネルギーで、アーク電圧E(ボルト)、アーク電
流I(アンペア)、溶接速度v(cm/分)とし、Q
=60×E1/v(ジユール)の式で算出された値と
する〕の上限値を限定すると、おのずから1層溶
接に許容される溶着金属の断面積が決まる。そこ
でこの溶着金属の断面積を板厚tに当てはめてみ
ると、第6図のように、各層毎に溶着金属の肉厚
hとビード幅wとの関係が異つてくる。
即ち第6図において溶着金属断面積A1,A
2,A3,A4が互にほぼ同じであるから、開先
の表側が広がつているV型開先では、ビード幅は
w1<w2<w3<W4の関係にあるのに対し、
溶着金属の肉厚はh1>h2>h3>h4の関係
にある。しかるに各層毎のビード幅と溶着金属の
肉厚との関係が、例えば初層ではw1<h1の関
係にあるのに対し、2層目〜4層目はw2>h
2,w3>h3,w4>h4の関係にあつて、層
を重ねる毎にビード幅wが大きくなり、溶着金属
の肉厚hは逆に小さくなる。
2,A3,A4が互にほぼ同じであるから、開先
の表側が広がつているV型開先では、ビード幅は
w1<w2<w3<W4の関係にあるのに対し、
溶着金属の肉厚はh1>h2>h3>h4の関係
にある。しかるに各層毎のビード幅と溶着金属の
肉厚との関係が、例えば初層ではw1<h1の関
係にあるのに対し、2層目〜4層目はw2>h
2,w3>h3,w4>h4の関係にあつて、層
を重ねる毎にビード幅wが大きくなり、溶着金属
の肉厚hは逆に小さくなる。
このように、各層毎に溶着金属の断面形状が変
化する場合、安定した溶接性と溶接作業性とを確
保して良質の溶接部を得るために、必要とする溶
着金属断面形状に対応してアーク点のオシレート
即ち溶接電極先端のオシレートを行うのである。
溶着金属の肉厚hとビード幅wとの関係におい
て、h>wの場合は溶着金属の肉厚方向に溶接電
極の先端をオシレートさせ、h<wの場合はビー
ド幅方向にオシレートさせる。なおオシレート幅
は、溶着金属断面積の大きさに比例することはい
うまでもない。
化する場合、安定した溶接性と溶接作業性とを確
保して良質の溶接部を得るために、必要とする溶
着金属断面形状に対応してアーク点のオシレート
即ち溶接電極先端のオシレートを行うのである。
溶着金属の肉厚hとビード幅wとの関係におい
て、h>wの場合は溶着金属の肉厚方向に溶接電
極の先端をオシレートさせ、h<wの場合はビー
ド幅方向にオシレートさせる。なおオシレート幅
は、溶着金属断面積の大きさに比例することはい
うまでもない。
第1図〜第5図は従来溶接法の説明図で、第1
図は初層溶接の要領図、第2図は第1図の−
線に沿う断面図、第3図は2層目溶接の要領図、
第4図は第3図の−線に沿う断面図、第5図
は溶接部の断面図、第6図は本発明方法における
溶接部の断面図、第7図は本発明方法における溶
接電極のオシレート方向を示す説明図である。 1:被溶接材、12〜15…各層溶着金属、イ
〜ニ:オシレート方向。
図は初層溶接の要領図、第2図は第1図の−
線に沿う断面図、第3図は2層目溶接の要領図、
第4図は第3図の−線に沿う断面図、第5図
は溶接部の断面図、第6図は本発明方法における
溶接部の断面図、第7図は本発明方法における溶
接電極のオシレート方向を示す説明図である。 1:被溶接材、12〜15…各層溶着金属、イ
〜ニ:オシレート方向。
Claims (1)
- 1 開先角度を有する突合せ継手をエレクトロガ
ス溶接法により立向多層溶接するにあたり、それ
ぞれの層の開先幅wと溶着金属の肉厚hとの関係
が、w<hの場合は溶接電極の先端を上記溶着金
属の肉厚hと平行方向にオシレートさせ、w>h
の場合は溶接電極の先端を上記開先幅wと平行方
向にオシレートさせる条件と、板厚tに対して各
溶接層の溶接入熱量を一定にし、各溶接層の溶着
金属断面積をほぼ同じとする条件とを組合わせて
溶接することを特徴とする立向多層溶接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13939281A JPS5841677A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 立向多層溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13939281A JPS5841677A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 立向多層溶接法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5841677A JPS5841677A (ja) | 1983-03-10 |
JPH0221910B2 true JPH0221910B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=15244222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13939281A Granted JPS5841677A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 立向多層溶接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841677A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60206582A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-18 | Hitachi Zosen Corp | 片面多層盛エレクトロガスア−ク溶接方法 |
CN102275029B (zh) * | 2011-07-19 | 2013-05-15 | 江苏科技大学 | 摇动电弧窄间隙熔化极气体保护立向焊接方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5074548A (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-19 | ||
JPS5439185A (en) * | 1977-09-01 | 1979-03-26 | Yamamura Glass Co Ltd | Detecting of microdefect |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP13939281A patent/JPS5841677A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5074548A (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-19 | ||
JPS5439185A (en) * | 1977-09-01 | 1979-03-26 | Yamamura Glass Co Ltd | Detecting of microdefect |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5841677A (ja) | 1983-03-10 |
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