JPH02218659A - 新規なビフェニールエーテル誘導体 - Google Patents

新規なビフェニールエーテル誘導体

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JPH02218659A
JPH02218659A JP1699389A JP1699389A JPH02218659A JP H02218659 A JPH02218659 A JP H02218659A JP 1699389 A JP1699389 A JP 1699389A JP 1699389 A JP1699389 A JP 1699389A JP H02218659 A JPH02218659 A JP H02218659A
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lower alkyl
biphenyl ether
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JP1699389A
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Masayoshi Tsuji
辻 正義
Toshitaka Inoue
井上 寿孝
Koichi Ikesue
公一 池末
Noriyuki Fujimoto
藤本 典行
Kanji Noda
野田 寛治
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗炎症作用及び鎮痛作用を有する医薬品とし
て有用な新規なビフェニールエ・−チル誘導体に関する
ものである。
〔従来の技術〕
抗炎症作用及び鎮痛作用を有するビフェニールエーテル
誘導体については、例えば特開昭49−42640、特
開昭61−10548.特開昭63−190869等に
2位にスルホニルアミノ基を有するビフェニールエーテ
ル誘導体が報告されている。しかしながら、これらの化
合物は抗炎症薬として必ずしも満足すべきものとは言い
難い。
また、本発明の化合物に関しては全く開示がなく、それ
を示唆する記載もない、ましてや消炎・鎮痛作用を有し
ていることはもちろん知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
現在多くの非ステロイド系抗炎症剤が市販されているが
、その効果は十分とは言い難く、しかも、それらの多く
が胃腸管障害等の副作用を有しているのが現状である。
そこで本発明は、より優れた抗炎症作用を有し、しかも
、副作用の少ない薬剤を提供するためのものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者は、優れた抗炎症及び鎮痛作用を有し、かつ副
作用の少ない薬剤を得るために研究を続けたところ、あ
る種のビフェニールエーテル誘導体が目的に合致するこ
とを見出し、さらに研究を行った結果、本発明を完成し
た。
本発明のビフェニールエーテル誘導体は下記−最大(1
) (式中、ul、 R1は水素原子、低級アルキル基、低
級アルコキシ基、エトキシカルボニル基、ハロゲン原子
を、R3は水素原子、低級アルキル基を、R4゜R5は
水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子を、R−は水
素原子、低級アルキル基を、Aは−CO−基。
−CHI−GO−基、−CI(OH)−基を意味する)
で表わされるビフェニールエーテル誘導体及びその医薬
として有用な塩類に関するものである。
上記−最大(I)について具体的に説明する。低級アル
キル基とは、メチル、エチル、n−プロピル、 1so
−プロピル、n−ブチル、 1so−ブチル。
tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等の炭
素数1〜6個のアルキル基を、低級アルコキシ基とは、
メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ。
1so−プロポキシ、n−ブトキシ、 1so−ブトキ
シ、 tert−ブトキシ等の炭素数1〜6個のアルコ
キシ基を、ハロゲン原子とは−、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素の各原子を意味する。
また、医薬として許容される塩類は、リチウム塩、ナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム
塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニ
ウム塩等の無機塩及びトリエチルアミン塩、エタノール
アミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロヘキシル
アミン塩等の有機塩であるが、これらに限定されるもの
ではない。
−a式(I)で示される化合物あるいはその塩類を医薬
として用いる場合、そのままもしくは公知の賦形剤等と
共に錠剤、カプセル剤、注射剤、坐剤など、適宜の剤形
として経口的または非経口的に安定に投与することがで
きる。投与量は、投与対象の症状1年齢、性別等に応じ
て適宜決定されるが、通常成人に対して経口投与する場
合、化合物(T)あるいはそれらの塩類を1同量1〜3
00■程度1日約1〜3回程度投与するのが好ましい。
次に、本発明化合物の製造法について述べる。
本発明化合物は、以下に記載する方法によって収率よく
得ることができるが、本発明の範囲はこれらに限定され
るものではない。
製造法l (It/) (式中、R1,R2,R3は前記と同じ意味を示し、H
alはハロゲン原子を意味する。) 反応は、−最大(II)で表わされる化合物と一般式(
III)で表わされる化合物を適当な溶媒中塩基の存在
下で冷却下あるいは室温で混合することにより、−最大
(IV)で表わされる化合物を得ることができる。ここ
で、反応溶媒としてはジクロロメタン、クロロホルム、
四塩化炭素、テトラヒドロフラン、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、ジメチル
スルホキシド等が、塩基としてはピリジン、コリジン、
トリエチルアミン、トリーn−プロピルアミン、トリー
n−ブチルアミン等が用いられるが、これらに限定され
るものではない。
製造法2 (式中、R鳳、 R”、 R”、 R’、 R暑よ前記
と同じ意味を有し、Aは−C〇−基、 −cut−co
−基を意味する)−最大(rV)で表わされる化合物を
フリーデル・クラフッ反応等の適当な方法でアシル化す
ることにより、(I)を得ることができる。
製造法3       。1 (IV) 製造法4 (式中、R1,RR,a4. R5は前記と同じ意味を
有する) ケトン口→を種々の還元剤あるいは触媒を用いて還元す
ることにより、アルコール(I)を得ることができる。
ここで、還元剤としては亜鉛、水素化アルミニウムリチ
ウム、水素化ホウ素ナトリウム、ラネーニッケル等が、
触媒としてはパラジウム−炭素、二酸化白金、ロジウム
等が、また反応溶媒としては水、メタノール、エタノー
ル、ジオキサン、N、N−ジメチルホルムアミド等が用
いられるが、これらに限定されるものではない。
(式中、1171. fl’1.174.8%、 Rh
は前記と同じ意味を有し、Aは−CO−基、−CH,−
Co−基を、Hal はハロゲン原子を意味する) N−H体(I)と−最大(V)で表わされる化合物を塩
基の存在下適当な溶媒中で室温あるいは加熱下に反応さ
せることにより、N−アルキル体([)を得ることがで
きる。ここで、反応溶媒としてはメタノール、エタノー
ル、アセトン、テトラヒドロフラン、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド等が、塩基として
は炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム
等の無機塩基あるいは有機塩基が用いられるが、特に限
定されるものではない。
〔実施例〕
以下に実施例を示し、本発明を更に詳細に説明する。た
だし、本発明はこれら実施例に限定されるものではない
実施例1 4′−クロロ−2−(メチルスルホニルアミノ)ビフェ
ニールエーテル6.0g、無水塩化アルミニウム2.9
gを1.1.2.2−テトラクロロエタン中、50℃で
攪拌しながら、1.1.2.2−テトラクロロエタンに
溶かした塩化ベンゾイル3.1gを滴下、そのまま24
時間攪拌した。これを氷水に注ぎクロロホルムで抽出後
、6N塩酸及び水で洗浄し無水硫酸マグネシウムにて乾
燥した。溶媒を減圧下に留去し、シリカゲルカラムでジ
クロロメタンを展開溶媒として分離を行い、イソプロピ
ルエーテル−酢酸エチルから再結晶することにより、5
−ベンゾイル−47−クロロ−2−(メチルスルホニル
アミノ)ビフェニールエーテル1.5gを得た。
融点は124〜125℃であった。
IR(KBr)  :  3120. 1645cm−
’MASS(m/e)  :  401(M”)実施例
2〜15 実施例1の方法に準じて次表の本発明化合物を合成した
ら塩化ベンゾイル8.2gを滴下した。そのまま4時間
攪拌後氷水に注ぎ希塩酸を加えてクロロホルムで抽出、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水の順で洗浄した。こ
れを無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧下に溶媒を留去
し、クロロホルムを展開溶媒とするシリカゲルカラムで
分離を行った。最後にベンゼンから再結晶することによ
り、4−ベンゾイル−47−フルオロ−2−(メチルス
ルホニルアミノ)ビフェニールエーテル2.4gを得た
融点は149〜151℃であった。
rR(KBr) : 3260.1650cta−’M
ASS(m/e) : 385(M”)実施例16 4′−フルオロ−2−(メチルスルホニルアミノ)ビフ
ェニールエーテル15gと無水塩化アルミニウム16.
3 gを二硫化炭素中、室温に攪拌しなが実施例17〜
32 実施例1.16の方法に準じて次表の本発明化合物を合
成した。
実施例33 4−(3,5−ジクロロベンゾイル)−47−フルオロ
−2−(メチルスルホニルアミノ)ビフェニールエーテ
ル1.36gと亜鉛0.5g及び触媒量の硫酸銅を10
%水酸化ナトリウム水溶液中20時間加熱還流した。こ
れをクロロホルムにより抽出、有機層を0.IN塩酸、
次いで水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶
媒を減圧下に留去し、生じた結晶をエーテルを用いてろ
取することにより、4−(3’、 5’−ジクロロ−1
−ヒドロキシベンジル)−41−フルオロ−2−(メチ
ルスルホニルアミノ)ビフェニールエーテル1.0gを
得た。
融点は154〜155℃であった。
IR(にBr) : 3600−3100.3360c
m−’MASS(m/e):  455(M’)実施例
34 実施例33の方法に準じて、融点130〜132℃のの
4−(1−ヒドロキシベンジル)−4′−クロロ−2−
(メチルスルホニルアミノ)ビフェニールエーテルを合
成した。
実施例35 4−ベンゾイル−47−クロロ−2−(メチルスルホニ
ルアミン)ビフェニールエーテル1.Igとヨウ化メチ
ル0.4mlを炭酸カリウム0.29 gの存在下アセ
トン中で23時間加熱還流した。溶媒を減圧下に留去し
た後、水を加えてジクロロメタンで抽出を行った。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、イソプロピ
ルエーテル−酢酸エチルから再結晶することにより、4
−ベンゾイル−4′−クロロ−2−(N−メチルスルホ
ニル−メチルアミノ)ビフェニールエーテル1.0gを
得た。
融点は143〜145℃であった。
IR(KBr)=  1645cm−’ガ^SS(m/
e) : 415(Mつ実施例36.37 実施例35の方法に準じて、融点114〜116℃の4
−(3,5−ジクロロベンゾイル)−47−クロロ−2
−(N−メチルスルホニル−メチルアミノ)ビフェニー
ルエーテル及び融点145〜146℃の4=(3,5−
ジクロロベンゾイル)−4′−フルオロ−2−(N−メ
チルスルホニル−メチルアミノ)ビフェニールエーテル
を合成した。
〔発明の効果〕
種々の薬理実験により、本発明化合物は優れた抗炎症作
用及び鎮痛作用を存し、かつ副作用が少なく安全である
ことが判明した。従って、本発明化合物は優れた抗炎症
作用及び鎮痛作用を有する医薬品として重要な化合物で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2は水素原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、エトキシカルボニル基、ハロゲン原
    子を、R^3は水素原子、低級アルキル基を、R^4、
    R^5は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子を、
    R^6は水素原子、低級アルキル基を、Aは−CO−基
    、−CH_2−CO−基、−CH(OH)−基を意味す
    る)で表わされるビフェニールエーテル誘導体及びその
    医薬として有用な塩類。
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