JPH0221711Y2 - - Google Patents

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JPH0221711Y2
JPH0221711Y2 JP1984183348U JP18334884U JPH0221711Y2 JP H0221711 Y2 JPH0221711 Y2 JP H0221711Y2 JP 1984183348 U JP1984183348 U JP 1984183348U JP 18334884 U JP18334884 U JP 18334884U JP H0221711 Y2 JPH0221711 Y2 JP H0221711Y2
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JP
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handle
outer box
collar
hole
rib
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空気調和機を移動する際にもちいる取
手に関するものである。
従来の技術 従来この種の取手構造は、例えば実開昭52−
81751号の従来例に示されているように、第5図
のような構造になつていた。
すなわち外箱101に設けた取手穴101aに
合成樹脂等で成形した取手102をはめ込んだ取
付構造になつている。なお取手穴101aは取手
102のはめ込みをスムーズにする為、取手10
2の外周寸法より大きくなつている。
次に他の従来技術について説明する。
第6図に示すように、外箱201に設けた取手
穴201aに合成樹脂等で成形した取手202を
はめ込み、リブ202aと取手用つば202bの
間に外箱201をはさみ込む取付構造になつてい
る。なお取手穴201aは取手202のはめ込み
をスムーズにする為、取手202の外周寸法より
大きくなつている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら第5図の構造のものでは取手10
2を取手穴101aにはめ込んだ際、取手穴10
1aの外周寸法が取手102よりも大きくなつて
いるため、隙間があき、よつて空気調和機を運転
すると振動により、取手102が離脱したり、も
しくは外箱101との間で共振音が発生する。
また取手穴101aと取手穴102の隙間をな
くせば上記問題点は解消できるが、実際には加工
が困難である。特に合成樹脂で成形した取手は、
成形時内方向にそりが生じて隙間をなくすことは
不可能である。
また第6図の構造のものではリブ202aを設
けて、取手202の離脱もしくは外箱201との
間で発生する共振音を防止する構造になつてい
る。しかし外箱201が板金加工されている場
合、塗装の塗膜の厚み等で板厚t1がばらつくこと
が多く、そのためリブ202aと取手用つば20
2bの隙間t2が、t1<t2になると取手202がが
たつき共振音が発生する。
またt1>t2になると取手202が取手穴201
に入り込まない。よつて離脱することがあるとい
う問題点を有していた。
そこで本考案は上記問題点に鑑み、空気調和機
を運転した際に発生する振動が外箱に伝わり、外
箱と取手の間で発生する共振音を防ぎ同時に外箱
から取手が離脱しないようにするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本考案の技術的な手段
は、取手用つばの下側であつて下リブに対向する
面に凸ダボを設けたものである。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち外箱を、下リブと取手用つばに設けた
凸ダボとで挾持することにより、取手用つばがた
わんでスプリング状になり、取手用つば上部が外
箱外面を押圧し、がたつきを防止することができ
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図、第
3図、第4図にもとづいて説明する。
室外ユニツトの外箱1には取手穴1aを設けて
いる。2は合成樹脂等で成型した取手で絞り凹部
2aを設けている。前記絞り凹部2aの開口端外
周には取手用つば2bを前記外箱1の外面に接触
するようにして設ける。前記絞り凹部2aの表面
上側2a1と表面下側2a2にそれぞれ前記取手
用つば2bと前記外箱1をはさみ込むようにして
上リブ2c1と下リブ2c2を設ける。また前記
取手用つば2bの下側へ前記下リブ2c2をはさ
んだ両サイドに凸ダボ2dをそれぞれ設けたもの
である。
3は室外ユニツト本体である。点線Cは外箱1
に取手2を取付けた際、取手がスプリング状にな
つた状態を示すものである。t11は外箱1の板厚
で、t12は取手用つば2bと下リブ2c2との隙
間である。
上記構成において、取手2の下リブ2c2と取
手用つば2bに取付けた凸ダボの間に外箱1をは
さみ込むことにより、取手が点線Cで示すような
スプリング形状となる。よつて空気調和機が運転
した際に発生する振動が外箱1に伝わり同時に取
手2に伝わつても、外箱1と取手2との間ではが
たつきがない。
以上のように取手2の下リブ2c2と取手用つ
ば2bの下側に取付けた凸ダボ2dを設けること
により、外箱1と取手2との間では共振音が発生
しなくなり、また板厚t11が小さくあるいは大き
くなる等のばらつきが生じても、t12とダボの高
さでスプリング状態が強くなるか弱くなるかだけ
の差が生じるだけであつて、外箱1と取手2との
間では共振音が発生しない。
考案の効果 以上のように本考案は、取手の絞り凹部の少な
くとも外周下部に下リブを設け、取手用つばの下
部であつて前記下リブと対向する面に凸ダボを設
けることにより、外箱と取手との間で共振音が発
生することなく、かつ取手が外箱から離脱するこ
とがなくなる。また外箱の板厚がばらついても共
振音が発生しなくなり、さらに取手用つばの下側
に凸ダボを設けることにより、取手用つばの上側
は外箱と密着するため、上から下方向に流れる雨
水等が室外ユニツト本体内部に侵入することが少
なくなると云う種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取手構造を備えた空気調和機
の室外ユニツト斜視図、第2図は同取手構造の下
方向からの斜視図、第3図は第1図のA−A断面
図、第4図は第1図のB−B断面図、第5図は従
来の取手構造の断面図、第6図は第2の従来の取
手構造の断面図である。 1……外箱、1a……取手穴、2……取手、2
a……絞り凹部、2a1……絞り凹部の表面上
側、2a2……絞り凹部の表面下側、2b……取
手用つば、2c1……上リブ、2c2……下リ
ブ、2d……凸ダボ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機の外箱に取手穴を設け、前記取手穴
    にはめ込む取手を合成樹脂等で成形し、前記取手
    には前記取手穴を貫通して前記外箱の内側に入り
    込む絞り凹部を形成し、前記絞り凹部の開口端外
    周に取手用つばを周設し、前記絞り凹部の少なく
    とも外周下部に下リブを設け、前記取手用つばの
    下部であつて前記下リブと対向する面に凸ダボを
    設け、前記取手用つば上部が外箱外面を押圧する
    構成とした空気調和機の取手構造。
JP1984183348U 1984-12-03 1984-12-03 Expired JPH0221711Y2 (ja)

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JPS6198930U JPS6198930U (ja) 1986-06-25
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JPS6198930U (ja) 1986-06-25

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