JP2553537Y2 - 自動車用アシストハンドル - Google Patents
自動車用アシストハンドルInfo
- Publication number
- JP2553537Y2 JP2553537Y2 JP10902991U JP10902991U JP2553537Y2 JP 2553537 Y2 JP2553537 Y2 JP 2553537Y2 JP 10902991 U JP10902991 U JP 10902991U JP 10902991 U JP10902991 U JP 10902991U JP 2553537 Y2 JP2553537 Y2 JP 2553537Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- handle
- slit
- assist handle
- hole
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用アシストハン
ドルの改良に関する。
ドルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用アシストハンドルは、図
3及び図4に示すように、合成樹脂製のベース1の凹部
1aに、アシストハンドル2のハンドルコア3を長手方
向に嵌合させ、該ベース1の上面に金属製のプレート4
を当てがった後、ワッシャ5を有するねじ6を、プレー
ト4のねじ用孔4a,ハンドルコア3の長孔3a,ベー
ス1のねじ用孔1bの順に嵌入させて、車体7にねじ止
めして固定し、上記ベース1の上面側をカバー8で覆う
ようになっている。
3及び図4に示すように、合成樹脂製のベース1の凹部
1aに、アシストハンドル2のハンドルコア3を長手方
向に嵌合させ、該ベース1の上面に金属製のプレート4
を当てがった後、ワッシャ5を有するねじ6を、プレー
ト4のねじ用孔4a,ハンドルコア3の長孔3a,ベー
ス1のねじ用孔1bの順に嵌入させて、車体7にねじ止
めして固定し、上記ベース1の上面側をカバー8で覆う
ようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のベース構造であれば、金属製のプレート4を必要と
するから、部品点数が増加して、プレス金型の費用、加
工費用、組立費用等により、コストアップになるという
問題がある。また、プレート4及びハンドルコア3は、
いずれも金属製であるから、アシストハンドル2の操作
時に、ハンドルコア3がプレート4に金属接触して、操
作フィーリングが悪くなるとともに、摩耗により耐久性
が低下するという問題もあった。なお、この対策とし
て、ハンドルコア3とプレート4との間に合成樹脂製の
シートを介設する方法もあるが、部品点数が増加すると
いう問題が発生する。
来のベース構造であれば、金属製のプレート4を必要と
するから、部品点数が増加して、プレス金型の費用、加
工費用、組立費用等により、コストアップになるという
問題がある。また、プレート4及びハンドルコア3は、
いずれも金属製であるから、アシストハンドル2の操作
時に、ハンドルコア3がプレート4に金属接触して、操
作フィーリングが悪くなるとともに、摩耗により耐久性
が低下するという問題もあった。なお、この対策とし
て、ハンドルコア3とプレート4との間に合成樹脂製の
シートを介設する方法もあるが、部品点数が増加すると
いう問題が発生する。
【0004】そこで、本考案の目的は、部品点数を減少
でき、操作フィーリングや耐久性が向上する自動車用ア
シストハンドルを提供することにある。
でき、操作フィーリングや耐久性が向上する自動車用ア
シストハンドルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、合成樹脂製のベースに、ハンドルコアが
長手方向に挿通するスリットが一体成形され、該ベース
に、上記スリットを上下方向に貫通して、上記ハンドル
コアの長孔に嵌入する車体固定用ねじの貫通孔が一体成
形されていることを特徴としている。
に、本考案は、合成樹脂製のベースに、ハンドルコアが
長手方向に挿通するスリットが一体成形され、該ベース
に、上記スリットを上下方向に貫通して、上記ハンドル
コアの長孔に嵌入する車体固定用ねじの貫通孔が一体成
形されていることを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。図1及び図2に示すように、合成樹脂製のベー
ス11には、アシストハンドル2のハンドルコア3が長
手方向に挿通するスリット11aを一体成形する。ま
た、該ベース11には、スリット11aを上下方向に貫
通する、車体7への固定用ねじ6の貫通孔11bを一体
成形する。
明する。図1及び図2に示すように、合成樹脂製のベー
ス11には、アシストハンドル2のハンドルコア3が長
手方向に挿通するスリット11aを一体成形する。ま
た、該ベース11には、スリット11aを上下方向に貫
通する、車体7への固定用ねじ6の貫通孔11bを一体
成形する。
【0007】上記スリット11aは長手方向に貫通し、
貫通孔11bは上下方向に貫通しているので、ベース1
1の成形金型は簡単で、さほどコストアップにはならな
い。
貫通孔11bは上下方向に貫通しているので、ベース1
1の成形金型は簡単で、さほどコストアップにはならな
い。
【0008】上記ベース11のスリット11aの上部壁
11cが、従来のプレート4と同様の作用を果すので、
いわばベース11にプレート4(上部壁11c)を一体
成形化した構造となる。
11cが、従来のプレート4と同様の作用を果すので、
いわばベース11にプレート4(上部壁11c)を一体
成形化した構造となる。
【0009】したがって、上記構成であれば、アシスト
ハンドル2のハンドルコア3をベース11のスリット1
1aに挿通させて、ワッシャ5を有するねじ6を、上部
壁11cの貫通孔11b、ハンドルコア3の長孔3a、
ベース11の貫通孔11bの順に嵌入させて、車体7に
ねじ止めして固定する。その後、ベース11の上面側を
カバー8で覆う。
ハンドル2のハンドルコア3をベース11のスリット1
1aに挿通させて、ワッシャ5を有するねじ6を、上部
壁11cの貫通孔11b、ハンドルコア3の長孔3a、
ベース11の貫通孔11bの順に嵌入させて、車体7に
ねじ止めして固定する。その後、ベース11の上面側を
カバー8で覆う。
【0010】このようにして、従来のプレート4が不要
になるので、部品点数が減少する。また、金属製のハン
ドルコア3は合成樹脂製のベース11のスリット11a
に挿通されるから、アシストハンドル2の操作時には、
合成樹脂と金属が接触するので、両者の摺動がスムース
であり、操作フィーリングが向上するとともに、摩耗が
少ないので耐久性も向上する。
になるので、部品点数が減少する。また、金属製のハン
ドルコア3は合成樹脂製のベース11のスリット11a
に挿通されるから、アシストハンドル2の操作時には、
合成樹脂と金属が接触するので、両者の摺動がスムース
であり、操作フィーリングが向上するとともに、摩耗が
少ないので耐久性も向上する。
【0011】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、本考
案の自動車用アシストハンドルは、合成樹脂製のベース
に、ハンドルコアを挿通させるスリットと、車体固定用
ねじの貫通孔とを一体成形したものである。したがっ
て、ベースのスリットの上部壁が従来のプレートと同様
の作用を果すので、ベースにプレート(上部壁)を一体
成形化した構造となり、プレートが不要になるので、部
品点数が減少し、プレス金型の費用等が不要になり、コ
ストダウン化を図ることができる。また、金属製のハン
ドルコアを合成樹脂製のベースのスリットに挿通させる
から、合成樹脂と金属が接触するので摺動がスムースで
あり、操作フィーリングが向上するとともに、耐久性も
向上する。
案の自動車用アシストハンドルは、合成樹脂製のベース
に、ハンドルコアを挿通させるスリットと、車体固定用
ねじの貫通孔とを一体成形したものである。したがっ
て、ベースのスリットの上部壁が従来のプレートと同様
の作用を果すので、ベースにプレート(上部壁)を一体
成形化した構造となり、プレートが不要になるので、部
品点数が減少し、プレス金型の費用等が不要になり、コ
ストダウン化を図ることができる。また、金属製のハン
ドルコアを合成樹脂製のベースのスリットに挿通させる
から、合成樹脂と金属が接触するので摺動がスムースで
あり、操作フィーリングが向上するとともに、耐久性も
向上する。
【図1】 本考案のアシストハンドルの分解斜視図
【図2】 図1のアシストハンドルの要部断面図
【図3】 従来のアシストハンドルの分解斜視図
【図4】 図3のアシストハンドルの要部断面図
2…アシストハンドル、3…ハンドルコア、3a…長
孔、6…ねじ、7…車体、11…ベース、11a…スリ
ット、11b…貫通孔。
孔、6…ねじ、7…車体、11…ベース、11a…スリ
ット、11b…貫通孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製のベースに、ハンドルコアが
長手方向に挿通するスリットが一体成形され、該ベース
に、上記スリットを上下方向に貫通して、上記ハンドル
コアの長孔に嵌入する車体固定用ねじの貫通孔が一体成
形されていることを特徴とする自動車用アシストハンド
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10902991U JP2553537Y2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 自動車用アシストハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10902991U JP2553537Y2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 自動車用アシストハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549475U JPH0549475U (ja) | 1993-06-29 |
JP2553537Y2 true JP2553537Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=14499806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10902991U Expired - Fee Related JP2553537Y2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 自動車用アシストハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553537Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP10902991U patent/JP2553537Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549475U (ja) | 1993-06-29 |
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Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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