JPH02216648A - シリンダ位相サーボ装置 - Google Patents

シリンダ位相サーボ装置

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JPH02216648A
JPH02216648A JP1036563A JP3656389A JPH02216648A JP H02216648 A JPH02216648 A JP H02216648A JP 1036563 A JP1036563 A JP 1036563A JP 3656389 A JP3656389 A JP 3656389A JP H02216648 A JPH02216648 A JP H02216648A
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Junichiro Tabuchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)等の磁気記
録再生装置のシリンダ位相サーボ装置に関する。
(ロ)従来の技術 シリンダサーボ及びキャプスタンサーボ等のVTRのモ
ータサーボは、従来、アナログ回路にて構成されていた
が、部品の増加は免れず、まだ回路素子の温度及び経時
特性の点で信頼性にも問題があった。そこで、このアナ
ログ方式のサーボ回路をディジタル化する所謂ディジタ
ルサーボが賞用されている。また、このディジタルサー
ボを更に改良し、ディジタル方式のサーボ回路の動作を
マイクロコンピュータを用いてソフトウェア的に処理す
る所謂マイコンサーボが提案されている。
このマイコンサーボを用いれば、サーボ回路の仕様の変
更及び特殊再生時の定数の変更等が、プログラムの変更
により容易に実現できる。
上述のマイコンサーボとしては、昭和62年8月1日発
行のrsANYo  TECHNICALREVIEW
<三洋電機技報〉第19巻第2号通巻37号」の第18
頁乃至第24頁の本件発明者著のrVTRのマイコンサ
ーボ系及びその適用」に−例が開示されている。
前記従来技術において、記録時のシリンダモータの位相
サーボは次の様にして行われる。
まず記録すべきビデオ信号中の垂直同期信号(以下、V
syncと記す)を分離し、このVsyncの周期をマ
イコンクロックを用いてカウントし、このカウント値を
所定の整数値(N)にて除算し、得られる値をリファレ
ンスデータとし、同時にシリンダモータの回転状態を磁
気的に検出して得られるFGパルス(定常時720Hz
)を予め決められた所定値(例えば1八)にて分周した
ものの周期をマイクロクロックを用いて計測し、この計
測値とリファレンスデータとの差を算出する。ところで
、前述のFGパルスの周波数は、シリンダモータの1回
転に1個発せられるPGパルスの周波数の整数倍(24
倍)と所定の関係が保持されているので、上述の差は正
にPGパルスとVsyncとの位相差に対応することに
なる。そこでこの位相差が零になる様にシリンダモータ
の回転制御を実行することにより位相サーボが実現され
ることになる。
(ハ)発明が解決しようとする課、趙 上述のマイコンサーボ方式では、全てをディジタル的な
処理で行っているため、Vsync周期に僅かな変動が
生じた場合、リファレンス周期が大きく影響を受けるこ
とになる。例えば、N=6としてサーボを行う場合に、
Vsync  周期がマイコンクロック数で6g個と(
g:整数)と6g−1個の2値間で変動すると、リファ
レンス周期はマイコンクロック数でg個とg−1個の2
値間で変動することになる。これはVsync周期が6
g乃至6g−6の7値間で変動した場合と同等の回転む
らにつながる。特に、モータの回転が不安定で位相差が
所定範囲内に入っていない、即ちサーボロック状態に達
していない場合には然程問題にはならないが、既にモー
タの回転が安定して、サーボ系の微妙な変化で大きな影
響が生じやすいサーボロック状態では、回転むらを生じ
る等、極めて悪影響を及ぼすことになる。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、サーボロック中にはリファレンス周期を変化
させず、サーボロック直前の値に固定することを特徴と
する。
(ホ)作用 本発明は、上述の如く構成したので、サーボロック中は
V s y n cの僅かな乱れに追従してリファレン
ス周期が大きく変動することはなく、この乱れによるモ
ータの回転変動は阻止される。
(へ)実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例について説明する。
第2図は全体の回路ブロックであり、(1)はVTRの
シリンダモータ、(2)はシリンダモータ(1)の回転
速度に比例して周波数が変化するFGパルスを発するF
G検出器、(3)はシリンダモータ(1)の1回転に1
gのPGパルスを発するPG検出器である。尚、シリン
ダモータ(1)が定常状態、即ち速度サーボ及び位相サ
ーボが共にサーボロック状態にある時には、FG及びP
Gパルスの周波数は夫々720Hz及び30Hzとなる
(4)は、前述のFG及びPGパルス、システムコント
ロール回路からの動作モードを指定するモード指定信号
及び記録しようとするビデオ信号から分離されたVsy
ncを入力信号とするシリンダサーボ用のマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンと記す)であり、(5)はマ
イコン(4)から出力されるモータ制御信号(MC)に
基いてシリンダモータ(1)を駆動するモータドライバ
ーである。
次にマイコン(4)内にてソフトウェア的に処理される
シリンダモータ(1)の速度及び位相サーボについて、
このソフトウェア処理を回路ブロック図に置き換えた第
1図を用いて詳述する。
(7)は発振器にて構成されるクロック発生回路(6)
からの所定周波数のクロンクパルスをカウントしてタイ
マーデータとして出力するタイマーカウンタであり、(
8)は定常状態において720H2のFGパルスを1八
分周して分周パルスとして出力する分周回路である。
(9)は分周出力及びVsync入力時に夫々の立下り
エツジにてタイマーカウンタ(7)からのタイマーデー
タをラッチするインプットキャプチャレジスタ(以下、
ICRと記す)であり、分周出力に同期してラッチされ
たラッチ出力は第2レジスタ(10)に保持データ(R
IO)として保持され、VSyncに同期してラッチさ
れた出力は第3レジスタ(2o)に保持データ(RO)
として保持される。
保持データ(RIO)は、第2レジスタ(11)は保持
されている前回の保持データ(R11)、即ち2周期前
のFGパルスの立下りエツジに同期してラッチされたカ
ウント値と共に演算器(12)に入力され、P=R10
−R11の減算が為される。この減算値(P)は、分周
パルスの1周期即ちFGパルスの2周期をクロックを用
いて計時したデータに他なく、このデータを用いて速度
検出回路(13)にて速度サーボに必要な速度エラーデ
ータ(DSP)の算出が為される。尚、保持データ(R
11)は保持データ(RIO)により分周パルスの1周
期、即ちFGパルス2周期毎に更新される。
速度検出回路(13)では、 P<Tdの時、DSP=0 P>Td+Tsの時、DSP=M (Td:固定バイアス期間、Ts:ロックレンジ)の関
係が成り立つ関数式を用いて速度エラーデータ(DSP
)が算出される。尚、速度エラーデータ(DSP)をj
ビット(j:整数)のディジタル値で示す場合には、M
=2’−1で表わすことが可能となる。また、前述の関
数式による速度エラーデータ(DSP)の算出方法を図
示すると第3図の如くなる。この第3図において(A)
の横軸にはタイマーカウンタのカウント値、縦軸に速度
エラーデータ(DSP)がとられている。
保持データ(RO)は第4レジスタ(21)に保持され
ている前回の保持データ(R2)、即ち1周期前のVs
ync入力時にラッチされたカウント値と共に演算器(
22)に入力され、−(RO−R2)の演算が為される
に の演算において、(RO−R2)はVsyncの1周期
をクロックを用いて計時したデータであり、演算値はこ
れを6等分した値となる。また、この演算値は、第5レ
ジスタ(23)に保持データ(R3)として保持される
ことになる。ところで、前述の如く6等分しているのは
、Vsyncの1周期間に位相比較を6回行うためであ
り、60HzのVsyncを1八分周して360Hzと
することにより、分周パルスの周波数に一致させること
に起因する。尚、保持データ(R2)は新しいVsyn
cが入力される毎に、保持データ(RO)にて更新され
る。
保持データ(R3)は、シリンダモータ(1)の位相サ
ーボがロック状態にないと位相ロック検出回路(24)
にて判別されると、スイッチ(25)を経てリファレン
スメモリ(26)にリファレンス更新データ(REF)
として記憶されると共に、スイッチ(28)を経て第6
レジスタ(27)に保持データ(R4)として保持され
る。ここでスイッチ(25)は位相サーボがロック状態
にあれば固定接点(25b)側に、非ロツク状態にあれ
ば固定接点(25a)側に切換わる。またスイッチ(2
8)はロック状態で開状態に、非ロツク状態で閉状態と
なる。従って、位相サーボがロック状態であればリファ
レンス更新データ(REF)は保持データ(R3)とな
り、非ロツク状態であれば(REF)は保持データ(R
4)、即ち位相サーボロック直前の演算器(22)の演
算値となる。
(29)は、分周パルスの立下りエツジまでにそれまで
記憶していたデータにリファレンス更新データ(REF
)を加算して、リファレンス周期データ(RE−FT)
として記憶し直すと共に、このデータを出力するリファ
レンス周期データ算出器である。ところで、このリファ
レンス周期データ算出器(29)は、Vsync入力時
で且つPG検出器(3)からのPGパルスに基いてRF
SWパルス作成!(90)にて作成されたRFSWパル
スの立上りエツジが入力された直後に初期状態にセット
される。即ち、Vsync入力時点での保持データ(R
O)に定数(CONST)を加算した値をリファレンス
周期データ(REFT)として記憶し直す。以後、新た
にVsync及びRFSWパルスが入力されるまでは、
分周パルスの立下りエツジ毎にリファレンス更新データ
(REF)を加算して更新を行う。
ここで前記定数(CONST)はシリンダモータの位相
サーボが理想的な状態にある時、即ちPGパルスとVs
yncとの位相が最適なものである時の、vsyncと
このVsync入力直後の分周パルスの立下りエツジ間
の間隔を、予めクロック発生器(6)のタロツクの個数
に換算した値である。
演算器(30)では、最新のリファレンス周期データ(
REFT)と保持データ(RIO)を用いて、Q=R1
(1−REFTの算出が為される。
位相検出器(31)では Q < Td’の時、DPH=0 Q>Td’+Ts’、DPI=M (Td’ :固定バイアス期間、Ts’:ロックレンジ
) の関係が成り立つ関数式を用いて位相エラーデータ(D
PH)が算出される。尚1位相エラーデータ(DPH)
をjビットのディジタル値で示す場合には、M’=2’
−1で表わすことが可能となる。また、前述の関数式に
よる位相エラーデータ(DPH)の算出方法を図示する
と第4図(A)の如くなり、横軸に時間(カウント値)
、縦軸に位相エラーデータ(DPI)がとられている。
こうして得られた位相エラーデータ(DPH)は、混合
回路(32)にて速度エラーデータ(DSP)と加算さ
れ、モータ制御信号(MC)としてモータドライバー(
5)に供給される。
■ またDPI=−M’ の時に最適な位相状態が維持され
る様にモータは駆動し、上述の速度サーボ及の条件が満
足される様にモータ制御を実行しようとするものである
次に第1図の回路ブロック図の各動作を第5図の具体的
な例に基いて説明する。
まず、分周パルスのある立下りエツジの時点(tl)で
のインプットキャプチャレジスタ(ICR)でのランチ
による保持データ(RIO)と、1回前の立下りエツジ
の時点(【0)での保持データ(R11)の減算値P 
(P =R10−R11)より速度エラーデータ(DS
P)が求まる。即ち、減算値(P)が小さ周期分、換言
するとFGパルスの2周期分の時間が短かくシリンダモ
ータが高速過ぎるとして、なって速度を上げる制御が為
される。こうして速度サーボがFGパルスの2周期毎に
為される。
次に、第5図の例にて具体的な説明を行うが、この第5
図では時点(tl)と時点(LO)間にRFSWパルス
のエツジ及びVsyncが発生している。そこで、この
RFS〜Vパルス、Vsync及びPGパルスの発生タ
イミングについて簡単に説明する。ある時点でPGパル
スが発生すると、このPGパルスから4個目のFGパル
スの立下りエツジにAヘッドとBヘッドの切換えを行う
ためのRFSWパルスの立上りエツジが位置する様にR
FSWパルスが作成される。また、通常の8 mm V
 T Rの規格に沿った、理想的な記録状態では、この
RFSWパルスの立上りエツジに対するVsyncの位
相遅れは、略6H(H:水平掃引期間)になる。
fノtって、RFSWパルスの立上りエツジ及びV s
 yncは分周パルスの1周期内に生じることになる。
次に位相サーボを説明すると、時点(El)と時点(t
o)間にRFSWパルスのエツジ及びVsyncが発生
した場合、このVsyncの入力時のICHのラッチデ
ータである保持データ(RO)が、RO=9000とな
り、1回前のV s y n cの入力時のランチデー
タである保持データ(R2)が、R2=600となり、
時点(Ll)以後6回の位相比較に用いられるリファレ
ンス更新データ(REF)liREF=500として維
持され、またVsync入力直後の分周パルスの最初の
立下りエツジが時点(tl)であるから、リファレンス
周期データ算出5(29)では、リファレンス周期デー
タ(REFT)は初期状態にセットされる。即ち、この
初期状態でのREFTは保持データ(RO)に前述の定
数(CONST)を加算したものであり、この定数(C
ONST)を300と設定するとREFT=9000+
300=9300となる。この値はPGパルスと記録信
号のV s y n cが最適な位相関係にある時にと
なる。
従って、演算器(30)にて為されるRIO−REFT
の演算値(Q)を位相検出器(31)に入力して、第4
図の関数式に代入することにより、時点((1)での位
相比較の結果が得られることになる。尚、第6図は上述
の位相比較による(Q)の算出を説明する図であり、仮
に時点(Ll)において、PGパルスと Vsyncに
理想的な位相関係が維持されている場合には、C0N5
T=R10−ROであるため、Q=Oとなる。第4図の
関数式の代入の結きい時には、保持データ(RIO)が
リファレンス周期データ(REFT)に比べ過大である
ことになり、換言するとPGパルスがVsyncに対し
て位相遅れを生じていることになる。そこでモータドラ
イバー(5)ではこの位相遅れを解消するべくシリンダ
モータ(1)の回転速度を若干上昇させる。まさい時に
は、保持データ(RIO)が(REFT)に比べ過小で
あり、PGパルスがVsyncに対して位相進みを生じ
ていることになる。そこでモータドライバー(5)では
このこの位相進みを解消するべくシリンダモータ(1)
の回転速度を若干降下させる。
以後、分周パルスの立下りエツジが生じる毎に、即ち、
時点(t2)→(【3)→(t4)→(t5)→(【6
)と時間経過がある毎に前述と同様の位相比較が為され
る。この時のリファレンス周期データ(REFT)は前
述の初期状態からリファレンス更新データ(REF)を
順次加算した値となり、前述の具体例であれば時点(t
2)でREFT=9800、(t3)でREFT=10
300、(t4)でREFT冨10800、(t5)で
REFT=11300、(t6)=REFT= 118
00と更新される。
この様にVsync入力後に6回の位相比較が終了する
と、再びVsyncが生じることになり、この新しいV
sync入力時のラッチデータにて保持データ(RO)
が更新され、保持データ(R2)が更新前の保持データ
(R(J)にて更新されて、以後の6回分の位相比較の
ためのリファレンス更新データ(R’以下このリファレ
ンス更新データ(REF)に基いて分周パルスの立下り
エツジ毎に6回の位相比較が実行される。位相サーボロ
ック状態に達しない場合には、このVsyncが入力さ
れる毎にリファレンス更新データ(REF)を算出し直
しての位相比較が為されることになる。
次に前述の位相サーボの結果、位相エラーデーにして±
lO%の範囲の値)を維持する状態が所定期間(例えば
15ec)に亘って継続すると位相サーボロック状態に
達したと判断される。この位相サーボロック状態では、
位相サーボは微妙な制御段階に入っており、記録しよう
とする映像信号のVsyncの周期に微妙な変動が生じ
るとリファレンス側に大きな変動が生じることになる。
即ち、上述の位相サーボ方法では、Vsyncの一周期
を6等分してリファレンス更新データ(REF)をディ
ジタル的に設定しているので、Vsync I!l1O
Iが6gと6g−1(g:整数)の2 ftmに変動す
ると、REFもgとg−1の2値に変動することになる
が、このREFの変動はVsync周期が6g乃至6g
−6の7値のいずれかに変動した場合と同等の変動とな
り、不要な回転むらにつながる。
そこで、この位相サーボロック状態では、第1図のスイ
ッチ(25)は固定接点(25b)側に、またスイッチ
(28)は開状態となり、リファレンスメモリ(26)
に第6レジスタ(27)の保持データ(R4)が供給さ
れ続ける。即ち、位相サーボロック状態に入る直前のリ
ファレンス更新データ(REF)がロック状態中は保持
されることになる。従って、Vsyncが入力されて、
−旦リファレンス周期データ(REFT)がREFT=
RO+C0N5Tで初期設定が為されると、以後の6回
の位相比較に際してのリファレンス周期データ(REF
T)は、この初期設定されたREFTに固定のリファレ
ンス更新データ(REF)を順次加算することにより設
定され、次のVsyncの入力時に再びリファレンス周
期データ(REFT)を初期設定し直し、再び以後6回
の位相比較時と同じ値のREFを加算し続ける。例えば
、第5図の例において、時点(tI)と(t2)の間で
位相サーボロック状態に達したとすると、時点(L2)
乃至(【6)において、(REFT)は前述の非ロツク
状態と同じ変化を為し、次のVsyncの入力時のラッ
チデータが12060で非ロツク時のREFの算出方法
を用いるとREF=−(12060−9000)= 5
10となるが、この値は採用されず時点(【7)以後の
REFは常に時点(tl)直前Vsync入力時に算出
されたREF=500の値に固定されることになる。例
えば、時点(tl)ではラッチデータは12060 +
C0N5T即ち12060+300=12360となり
、時点(t8 )テは12360+500=12860
となる。
尚、外乱等により再び位相非ロツク状態になった場合に
は、次のVsyncの入力以降、前述の如くリファレン
ス更新データ(REF)の演算が再開される。
次に第1図の回路ブロック図の処理を実際にマイコン(
4)を用いてソフトウェア的に処理する場合を、第7図
乃至第9図のフローチャートを用いて説明する。第7図
は分周パルスの立下りエツジが生じる毎に割り込み処理
されるシリンダサーボルーチンであり、第8図はPGパ
ルスに基づいてRFSWパルスが発せられる毎に割り込
み処理されるRFSW割り込みルーチン、第9図はVs
yncが入力される毎に割り込み処理されるVsync
割t2込みルーチンである。
まず、RF S W割り込みルーチンでは、RF−5W
パルスの立上りエツジが入力される毎にフラグ(PF)
をセット状態とする。
Vsync割り込みルーチンでは、Vsyncが入力さ
れる毎に、フラグ(VF)をセット状態としくステップ
(50))、I CR(9)のラッチデータにて保持デ
ータ(RO)を更新しく5TEP(51))、位相ロッ
ク状態でなければ、S T E P (52)にて前回
のラッチデータである保持データ(R2)を用いて新し
いリファレンス更新データ(REF)を算出し、同時に
この新しいデータ(REF)を保持データ(R1)とし
て保持しておく。また、位相ロック状態であれば、保持
データ(R1)をリファレンス更新データ(REF)と
しく5TEP(53))、これによl) Oツク状態に
入る直前のリファレンス更新データを固定の更新データ
とすることになる。
尚、S T E P (54)は保持データ(R2)を
保持データ(RO)にて更新している。
シリンダサーボルーチンでは、分周パルスの立下りエツ
ジ毎にICR(9)のラッチデータを保持データ(RI
O)としく5TEP(60))、前回のラッチデータで
ある保持データ(R11)から演算fi(P)を算出し
く5TEP(61)) 、この演算値(P)を用いてS
 T E P (62)にて速度エラーデータ(DSP
)を算出する。またS T E P (63)(64)
の条件を共に満足する、即ち今回の分周パルスの立下り
工、7ジがRFSWパルスのエツジ直後で、且つVsy
nc入力直後の最初のものであれば、リファレンス周期
データ(REFT)を初期状態とする( S T E 
P (65))。
S T E P (66)では演算値(Q)を算出し、
STE P (67)では次の分周パルス入力時の演算
値(Q)の算出のためのリファレンス周期データ(RE
FT)を準備するために、リファレンス更新データ(R
EF)を加算して更新している。ST E P (68
)では、演算値(Q)に基いて位相エラーデータ(DP
H)を算出し、この位相エラーデータ(DPI)と速度
エラーデータ(DSP)とを加算してモータ制御信号(
MC)としくSTE P (69)) 、最後にフラグ
(VF)及び(PF)をリセットしている( S T 
E P (70))。
尚、S T E P (63)(64)にて同時に両方
の条件が満足されない時には、S T E P (65
)におけるリファレンス周期データ(REF)の初期設
定は為されない。またS T E P (63)(64
)の条件が長時間(例えば2H以上)に亘って同時に満
足されない時には、シリンダモータ(1)の回転速度を
強制的に様々に変化させて連続する分周パルスの立下り
エツジ間にRFSWパルスとVsyncを存在せしめる
状態を一旦現出せしめた後に、前述のシリンダサーボル
ーチンを実行することも可能である。
(ト)発明の効果 上述の如く本発明によれば、サーボロック状態において
、Vsync cr)@小な変動に追従して、このVs
yncに基いて形成される位相サーボのリファレンス周
期が大きく変動することを抑えつつ、マイクロコンピュ
ータを用いてディジタル的な高精度位相サーボが可能と
なり、特にジッタを最小限に抑える必要があるハイバン
ド8aIIVTRや5−VH5VTR等のサーボ系に特
に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本発明の一実施例に係り、第1図及び第2図
は回路ブロック図、第3図は速度エラーデータの算出方
法を説明する図、第4図は位相エラーデータの算出方法
を説明する図、第5図及び第6図はタイミングチャート
、第7図、第8図及び第9図はフローチャートである。 (1)・・・シリンてモータ、(REF)・・・リファ
レンス更新データ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録しようとするビデオ信号の垂直同期信号をn
    (n:整数)分周して得られるリファレンス周期と、シ
    リンダモータの回転状態に応じて得られるFGパルスを
    用いて前記シリンダモータの位相サーボを為すシリンダ
    位相サーボ装置において、 前記位相サーボのサーボロック中のリファレンス周期を
    、前記サーボロック直前の値に固定することを特徴とす
    るシリンダ位相サーボ装置。
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS515569A (en) * 1974-07-04 1976-01-17 Hitachi Ltd Insatsunyoru suruuhooruno keiseihoho
JPS60246048A (ja) * 1984-05-19 1985-12-05 Sanyo Electric Co Ltd ビデオテ−プレコ−ダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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