JPH0315856B2 - - Google Patents

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JPH0315856B2
JPH0315856B2 JP58183409A JP18340983A JPH0315856B2 JP H0315856 B2 JPH0315856 B2 JP H0315856B2 JP 58183409 A JP58183409 A JP 58183409A JP 18340983 A JP18340983 A JP 18340983A JP H0315856 B2 JPH0315856 B2 JP H0315856B2
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Akira Sawamura
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0315856B2 publication Critical patent/JPH0315856B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ビデオテープレコーダ(以下、
VTR)のモータの位相サーボ系などに使用され
る自走発振器の発振周期制御装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、VTRでは、ドラムモータの回転むら
に起因するジツタを吸収するために、サーボ制御
系が設けられており、このサーボ制御系によつて
ドラムモータの回転速度と回転位相とをそれぞれ
制御するようにしている。このようなモータの位
相制御を行う場合には、位相比較の基準となる基
準位相パルスが必要となる。そのため、従来は、
第1図に示すように、基準位相パルスを発生する
自走発振器1が設けられている。この自走発振器
1は、一定の発振周波数(たとえば3.58MHz)を
もつ水晶発振器と、この水晶発振器からのクロツ
クパルスを分周して所定周波数(たとえば30Hz)
の基準位相パルスを出力するカウンタ(いずれも
図示省略)とを備えている。
この自走発振器1を有するVTRを用いて記録
再生を行う際には、複合映像信号から同期分離し
た垂直同期信号に基準位相パルスを同期させる必
要が生じる。この同期合わせのためには、自走発
振器1に対して上記の垂直同期信号を発振周期制
御用の基準信号S1として入力し、この基準信号S1
でもつて自走発振器1のカウンタをそのたびにリ
セツトして垂直同期信号に同期した基準位相パル
スを発生させることが考えられる。しかし、単純
に垂直同期信号を基準信号S1として自走発振器1
のカウンタに与えたのでは、基準信号S1にノイズ
が混入した場合にもカウンタがリセツトされるこ
とになり、同期合わせを円滑に行うことができな
くなる。
そのため、従来技術では、第1図に示すよう
に、自走発振器1のカウンタのリセツト端子R1
の前段にゲート手段としの第1アンド回路21を
設け、基準信号S1が入力されるタイミングに合わ
せた所定の期間だけこの第1アンド回路21を開
き、他の期間には第1アンド回路21を閉じてノ
イズの影響を除くようにしている。
次に、第1図に示す構成について、さらに具体
的に説明する。
符号1は自走発振器であり、この自走発振器1
は、上述のように一定の周波数のクロツクパルス
を発生する水晶発振器と、このクロツクパルスを
分周するカウンタとを内蔵するともに、リセツト
端子R1、ゲート信号出力端子Gおよびリセツト
検出信号出力端子Dをそれぞれ備える。そして、
カウンタは、リセツト端子R1に基準信号S1がリ
セツト信号として加えられるたびにカウント出力
がリセツトされ、これにより基準信号S1に同期し
た基準位相パルスが発生される一方、リセツト端
子R1にリセツト信号S3が加えられない場合には
カウント値がオーバーフローするまでカウントを
継続し、オーバーフローするたびにカウント出力
がリセツトされることにより一定の自走発振周期
T0の分周パルスが発生される。また、ゲート信
号出力端子Gからは、カウンタリセツトに応答し
てローレベルに反転した後、このカウンタリセツ
トから一定時間T2が経過するとハイレベルに反
転するゲート信号S4が出力される。さらに、リセ
ツト検出信号出力端子Dからは、自走発振器1の
カウンタリセツトに応答して短パルスのリセツト
検出信号S5が出力される。
一方、ゲート手段としての第1アンド回路21
は、その一方の入力端子に定周期T1の基準信号
S1(VTRでは30Hzの垂直同期信号)が入力され、
他方の入力端子には自走発振器1のゲート信号出
力端子Gからのゲート信号S4が加えられるように
なつている。また、3は第1アンド回路21を通
過した基準信号入力に応答して自走発振器1のカ
ウンタをリセツトするリセツト信号S3を出力する
リセツト手段(本例ではTフリツプフロツプ)で
ある。そして、第1アンド回路21の出力がTフ
リツプフロツプ3のトリガ入力端子Tに接続さ
れ、このTフリツプフロツプ3の出力端子Q3
自走発振器1のリセツト端子Rに接続されてい
る。さらに、Tフリツプフロツプ3のリセツト端
子R3には自走発振器1のリセツト検出信号号出
力端子Dが接続されている。
なお、自走発振器1のカウンタのオーバフロー
に基づく自走発振周期T0は、前記基準信号S1
定周期T1よりも長くなるように(T0>T1)、さ
らに、ゲート信号出力端子Gからカウンタリセツ
トに応答してゲート信号S4がローレベルになる期
間T2は、基準信号S1の定周期T1よりも幾分小さ
くなるように(T1>T2)それぞれ設定されてい
る。
次に、第1図に示した従来構成の発振周期制御
装置の動作について、第2図に示すタイミングチ
ヤートを参照して説明する。
いま、基準信号S1が時刻t1に第1アンド回路2
1の一方の入力端子に加えられるとする。その
時、第1アンド回路21の他方の入力端子には、
自走発振器1のゲート信号出力端子Gからハイレ
ベルのゲート信号S4が出力されておれば、上記の
基準信号S1は第1アンド回路21を通過してTフ
リツプフロツプ3のトリガ入力端子Tに加えられ
る。この基準信号S1の立ち上がり入力に応答し、
Tフリツプフロツプ3の出力端子Q3はハイレベ
ルとなり、このハイレベルの立ち上がりパルスが
リセツト信号S3として自走発振器1のリセツト端
子R1に加えられる。これにより、自走発振器1
のカウンタがリセツトされて時刻t1からカウント
動作を開始する。この自走発振器1のカウンタリ
セツトに応答して、ゲート信号出力端子Gから出
力されるゲート信号S4はローレベルに反転するた
め、第1アンド回路2が閉じられるとともに、リ
セツト検出信号出力端子Dからは短パルスのリセ
ツト検出信号S5が出力され、このリセツト検出信
号S5がTフリツプフロツプ3のリセツト端子R3
に加えられてTフリツプフロツプ3の出力Q3
リセツトされる。
次に、自走発振器1のカウンタリセツトから所
定時間T2だけ経過すると、ゲート信号出力端子
Gからはハイレベルのゲート信号S4が出力され
る。これにより、第1アンド回路1が開かれて次
の基準信号S1の受け付け可能状態となる。そし
て、自走発振器1のカウンタリセツトの時刻t1
ら定周期T1経過後の時刻t3において、次のリセツ
ト信号S1が入力されることにより、上記と同様に
自走発振器1のカウンタがリセツトされる。
こうして、自走発振器1のカウンタは、基準信
号S1の定周期T1ごとにリセツトされることによ
り、基準信号S1に同期した基準位相パルスが発生
される。しかも、基準信号S1が入力されるタイミ
ングに合わせた所定の期間(第2図の例では時刻
t2〜時刻t3の期間)だけ第1アンド回路21のゲ
ートを開き、他の期間(時刻t1〜時刻t2の期間)
にはゲートを閉じているので、その期間中にノイ
ズが混入しても自走発振器1に対する影響が除か
れる。
〈発明が解決しようとする課題〉 第1図に示す構成のものは、自走発振器1の前
段にゲート手段としての第1アンド回路21を設
けているので、基準信号S1の他のノイズが混入し
てもその影響を受けにくいという利点があるもの
の、次の問題が残されている。
たとえば、VTRにおいて、映像信号の記録時
に弱電界状態にある場合には、チユーナでの同期
分離が不十分となり、垂直同期信号が欠落するこ
とがある。すると、第1図に示す装置に対して
は、第2図の時刻t6において基準信号S1が入力さ
れなくなる。すると、自走発振器1は自走発振周
期T0が終了するまでカウント動作を継続し、自
走発振周期T0が終了した時刻t7において初めてオ
ーバフローとなつてカウンタがリセツトされる。
これと同時に、ゲート信号出力端子Gから出力さ
れるゲート信号S4がローレベルとなる。そして、
このカウンタリセツト(時刻t7)からT2期間の経
過後にゲート信号S4はハイレベルに反転する。し
たがつて、基準信号S1の欠落が生じると、以降、
基準信号S1が入力されるタイミングと、ハイレベ
ルのゲート信号S4が出力される期間とが合わなく
なる。そのため、たとえば時刻t8において次の基
準信号S1が入力された場合でも、ゲート信号S4
ローレベルに状態にあつて第1アンド回路2が閉
じられているために、自走発振器1はリセツトさ
れなくなる。これは、基準信号S1に対して自走発
振器1から出力される基準位相パルスの同期が外
れたことになり、たとえばVTRではモータのサ
ーボ制御が不安定となる。
この場合でも、ゲート信号出力端子Gから出力
されるゲート信号S4のローレベルの出力期間T2
が基準信号S1の定周期T1よりも幾分小さくなる
ように(T2<T1)予め設定されているから、時
間経過とともにゲート信号S4のハイレベルの期間
内に基準信号S1の出力タイミングが入るようにな
つて、最終的には位相が合うようになるが、その
位相同期が取れるようになるまでには相当長い時
間がかかる。したがつて、VTRでは、位相が同
期するまでの長期間にわたつてサーボ制御が効か
なくなる等の不具合を生じていた。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、自走発振器に対する発振周期制御用
として外部より与えられる定周期T1の基準信号
の欠落が生じたために、自走発振器から出力され
る基準位相パルスと基準信号との間の位相関係が
合わなくなつた場合でも、短時間の内に両者の位
相関係が合うように復帰されるようにするもので
ある。
そのため、本発明は、一定の発振周波数のクロ
ツクパルスを分周して出力するカウンタが内蔵さ
れた自走発振器1と、この自走発振器1に対して
その発振周期制御用として外部より与えられる定
周期T1の基準信号S1の通過を許容、遮断するゲ
ート手段21と、このゲート手段21を通過した
基準信号S1入力に応答して自走発振器1のカウン
タをリセツトするリセツト信号S3を出力するリセ
ツト手段3とを備え、 前記自走発振器1は、前記カウンタのオーバフ
ローに基づく自走発振周期T0が前記基準信号S1
の定周期T1よりも長くなるように(T0>T1)設
定されるとともに、カウンタリセツト端子R1
ゲート信号出力端子Gおよびオーバフロー信号出
力端子Aをそれぞれ備え、前記ゲート信号出力端
子Gからはカウンタリセツトに応答して前記ゲー
ト手段21を閉じるとともに、このカウンタリセ
ツトから一定時間T2が経過した後に前記ゲート
手段21を開くゲート信号S4が出力され、かつ、
前記カウンタリセツトからゲート信号S4が出力さ
れるまでの時間T2は基準信号の定周期T1よりも
短くなるように(T2<T1)設定され、また、前
記オーバフロー信号出力端子Aからは自走発振周
期T0までカウンタがカウント動作を継続した場
合にオーバフロー信号S6が出力される構成を有す
る、自走発振器の発振周期制御装置において、次
の構成を採る。
すなわち、本発明の自走発振器の発振周期制御
装置では、自走発振器1のオーバフロー信号出力
端子AにはRSフリツプフロツプ4のセツト端子
Sが接続される一方、 前記ゲート手段21に並列にアンド回路22が
設けられ、このアンド回路22は、その一方の入
力端子に前記基準信号S1が加えられ、他方の入力
端子に前記RSフリツプフロツプの出力端子Q2
接続され、前記ゲート手段21とアンド回路22
の各出力端子はオア回路23の入力端子にそれぞ
れ接続され、オア回路23の出力端子は前記リセ
ツト手段3に接続され、このリセツト手段3の出
力部は、前記自走発振器1のカウンタリセツト端
子R1と前記RSフリツプフロツプ4のリセツト端
子R2に共通に接続されていることを特徴として
いる。
〈作用〉 上記構成において、自走発振器1に対する発振
周期制御用として外部より与えられる基準信号S1
が欠落した場合には、自走発振器1のカウンタが
定周期T1内でリセツトされないために、カウン
タがカウント動作を継続する。そして、カウンタ
が自走発振周期T0までカウント動作を継続する、
カウンタがオーバフローするため、オーバフロー
信号出力端子Aからオーバフロー信号S6が出力さ
れる。そして、このオーバフロー信号S6がRSフ
リツプフロツプ4のセツト端子Sに加えられる。
これにより、RSフリツプフロツプ4がセツトさ
れ、これに応じてアンド回路22のゲートが強制
的に開かれる。したがつて、次の基準信号S1が入
力された場合には、ゲート手段21が閉じていて
もこれに並列に設けられているアンド回路22は
開いているので、基準信号S1はこのアンド回路2
2とオア回路23を介してリセツト手段3に加え
られる。リセツト手段3は、この基準信号S1に応
答してリセツト信号S3を発生し、このリセツト信
号S3が自走発振器1のカウンタリセツト端子R1
とRSフリツプフロツプ4のリセツト端子R2に共
通に与えられる。
これにより、カウンタ1は自走発振周期T0
でカウント動作を継続することなくその途中でリ
セツトされ、以降は基準信号S1に同期する。同時
に、RSフリツプフロツプ4もリセツトされ、こ
れに応じてアンド回路22のゲートが閉じられる
ので、以降は、ゲート手段21を通じて基準信号
S1がリセツト手段3に加わるようになる。
〈実施例〉 第3図は本発明の実施例に係る自走発振器の発
振周期制御装置のブロツク図であり、第1図に示
した従来例に対応する部分には同一の符号を付
す。第3図において、符号1は一定の発振周波数
のクロツクパルスを分周するカウンタが内蔵され
た自走発振器で、この自走発振器1は、カウント
出力端子Q1、カウンタリセツト端子R1、ゲート
信号出力端子G、リセツト検出信号出力端子D、
およびオーバフロー信号出力端子Aをそれぞれ備
える。そして、上記のカウント出力端子Q1、カ
ウンタリセツト端子R1、ゲート信号出力端子G、
リセツト検出信号出力端子Dの作用、動作は第1
図に示した従来例の場合と同様であり、また、オ
ーバフロー信号出力端子Aからは自走発振周期
T0までカウンタがカウント動作を継続した場合
に短パルスのオーバフロー信号S6が出力される。
4はRSフリツプフロツプであり、そのセツト
端子Sが自走発振器1のオーバフロー信号出力端
子Aに接続されている。一方、ゲート手段として
の第1アンド回路21に並列に第2アンド回路2
2が設けられている。この第2アンド回路22
は、その一方の入力端子に基準信号S1が加えら
れ、他方の入力端子にRSフリツプフロツプ4の
出力端子Q2が接続されている。さらに、第1、
第2アンド回路21,22の出力端子はオア回路
23の各入力端子に接続され、オア回路23の出
力端子はTフリツプフロツプのトリガ端子Tに接
続されている。そして、Tフリツプフロツプの出
力部Q3は、自走発振器1のカウンタリセツト端
子R1とRSフリツプフロツプ4のリセツト端子R2
とに共通に接続されている。さらに、Tフリツプ
フロツプ3のリセツト端子R3には自走発振器1
のリセツト検出信号出力端子Dが接続されてい
る。
なお、この実施例においても、従来例と同様
に、自走発振器1のカウンタのオーバフローに基
づく自走発振周期T0は、基準信号S1の定周期T1
よりも長くなるように(T0>T1)、さらに、ゲー
ト信号出力端子Gからカウンタリセツトに応答し
て出力されるゲート信号のローレベルの期間T2
は、基準信号S1の定周期T1よりも幾分小さくな
るように(T2<T1)それぞれ設定されている。
次に、第3図に示した構成の発振周期制御装置
の動作について、第4図に示すタイミングチヤー
トを参照して説明する。
上記構成において、自走発振器1に対する発振
周期制御用として外部より与えられる基準信号S1
の欠落がない場合には、自走発振器1のカウンタ
は定周期T1内でリセツトされるので、そのカウ
ンタ値がオーバフローすることはない。このた
め、オーバフロー信号出力端子Aからはオーバフ
ロー信号S6は出力されない。したがつて、RSフ
リツプフロツプ4はリセツト状態にあり、出力端
子Q2はローレベルに保持されていて第2アンド
回路22のゲートは閉じられている。これによ
り、基準信号S1は第1アンド回路21とオア回路
23を通じてTフリツプフロツプ3に加えられ
る。この場合の動作は、第1図および第2図に示
した従来例の場合と同様であるから、説明を省略
する。
第4図の時刻t6において基準信号S1が欠落した
場合には、自走発振器1のカウンタが定周期T1
内でリセツトされないために、カウンタがカウン
ト動作を継続する。そして、カウンタが自走発振
周期T0までカウント動作を継続すると、カウン
タがオーバフローするために(時刻t7)、これに
応答して、オーバフロー信号出力端子Aからは短
パルスのオーバフロー信号S6が出力され、このオ
ーバフロー信号S6がRSフリツプフロツプのセツ
ト端子Sに加えられる。これにより、RSフリツ
プフロツプ4がセツトされ、これに応じてその出
力端子Q2はハイレベルになり、第2アンド回路
22のゲートが強制的に開かれる。
なお、第2図の時刻t6において基準信号S1が入
力されなくなると、自走発振器1のカウンタは自
走発振周期T0が終了するまでカウント動作を継
続し、自走発振周期T0が終了した時刻t7において
初めてオーバフローとなつてカウント値がリセツ
トされるが、これと同時に、ゲート信号出力端子
Gの出力S4もローレベルとなるので、第1アンド
回路21は閉じられる。さらに、カウンタ1がリ
セツトされると、カウンタリセツト検出信号出力
端子Dからカウンタリセツト検出信号S5が出力さ
れてTフリツプフロツプ3がリセツトされる。
しかし、自走発振器1のカウンタがリセツトさ
れた時刻t7からT3時間経過した後の時刻t8におい
て基準信号S1が入力された場合には、第1アンド
回路21が閉じていても、第2アンド回路22は
開いているので、基準信号S1は第2アンド回路2
2、オア回路23を介してTフリツプフロツプ3
のトリガ端子Tに加えられる。Tフリツプフロツ
プ3の出力部Q3からは、この基準信号S1に応答
してハイレベルに反転したリセツト信号S3が発生
され、このリセツト信号S3が自走発振器1のカウ
ンタリセツト端子R1とRSフリツプフロツプ4の
リセツト端子R2に共通に与えられる。これによ
り、自走発振器1のカウンタは自走発振周期T0
までカウント動作を継続することなくその途中の
時刻t8においてリセツトされ、以降は基準信号S1
に同期する。同時に、RSフリツプフロツプ4は
リセツトされ、これに応じてその出力Q2がロー
レベルとなる。その結果、第2アンド回路22の
ゲートが閉じられるので、以降は、基準信号S1
欠落がない状態に復帰し、第1アンド回路21を
通じて基準信号S1がTフリツプフロツプ3に加わ
るようになる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、自走発振器に対する発振周期
制御用として外部より与えられる定周期T1の基
準信号の欠落が生じたために、自走発振器から出
力される基準位相パルスと基準信号との間の位相
関係が合わなくなつた場合でも、次の基準信号が
入力されると自走発振器のカウンタがリセツトさ
れるために、短時間の内に両者の位相関係が合う
ように復帰される。このため、たとえば、VTR
では、垂直同期信号に位相同期した安定した基準
位相パルスが発生されるようになり、安定したサ
ーボ制御を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示すもので、第
1図は自走発振器の発振周期制御装置のブロツク
図、第2図は同装置の動作説明に供するタイミン
グチヤートである。第3図および第4図は本発明
の実施例を示すもので、第3図は自走発振器の発
振周期制御装置のブロツク図、第4図は同装置の
動作説明に供するタイミングチヤートである。 1……自走発振器、3……リセツト手段(Tフ
リツプフロツプ)、4……RSフリツプフロツプ、
21……ゲート手段(第1アンド回路)、22…
…第2アンド回路、23……オア回路、R1……
カウンタリセツト端子、G……ゲート信号出力端
子、A……オーバフロー信号出力端子、S1……基
準信号(垂直同期信号)、S4……ゲート信号、S6
……オーバフロー信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定の発振周波数のクロツクパルスを分周し
    て出力するカウンタが内蔵された自走発振器と、
    この自走発振器に対してその発振周期制御用とし
    て外部より与えられる定周期T1の基準信号の通
    過を許容、遮断するゲート手段と、このゲート手
    段を通過した基準信号入力に応答して前記自走発
    振器のカウンタをリセツトするリセツト信号を出
    力するリセツト手段とを備え、 前記自走発振器は、前記カウンタのオーバフロ
    ーに基づく自走発振周期T0が前記基準信号の定
    周期T1よりも長くなるように(T0>T1)設定さ
    れるとともに、カウンタリセツト端子、ゲート信
    号出力端子およびオーバフロー信号出力端子をそ
    れぞれ備え、前記ゲート信号出力端子からはカウ
    ンタリセツトに応答して前記ゲート手段を閉じる
    とともに、このカウンタリセツトから一定時間
    T2が経過した後に前記ゲート手段を開くゲート
    信号が出力され、かつ、前記カウンタリセツトか
    らゲート信号が出力されるまでの前記時間T2
    前記基準信号の前記定周期T1よりも短くなるよ
    うに(T2<T1)設定され、また、前記オーバフ
    ロー信号出力端子からは自走発振周期T0までカ
    ウンタがカウント動作を継続した場合にオーバフ
    ロー信号が出力される構成を有する、自走発振器
    の発振周期制御装置において、 前記自走発振器のオーバフロー信号出力端子に
    はRSフリツプフロツプのセツト端子が接続され
    る一方、 前記ゲート手段に並列にアンド回路が設けら
    れ、このアンド回路は、その一方の入力端子に前
    記基準信号が加えられ、他方の入力端子に前記
    RSフリツプフロツプの出力端子が接続され、前
    記ゲート手段とアンド回路の各出力端子はオア回
    路の入力端子にそれぞれ接続され、オア回路の出
    力端子は前記リセツト手段に接続され、このリセ
    ツト手段の出力部は、前記自走発振器のカウンタ
    リセツト端子と前記RSフリツプフロツプのリセ
    ツト端子に共通に接続されていることを特徴とす
    る自走発振器の発振周期制御装置。
JP58183409A 1983-09-29 1983-09-29 自走発振器の発振周期制御装置 Granted JPS6074726A (ja)

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JP58183409A JPS6074726A (ja) 1983-09-29 1983-09-29 自走発振器の発振周期制御装置

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JP58183409A JPS6074726A (ja) 1983-09-29 1983-09-29 自走発振器の発振周期制御装置

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JPS6074726A JPS6074726A (ja) 1985-04-27
JPH0315856B2 true JPH0315856B2 (ja) 1991-03-04

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ID=16135273

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JP58183409A Granted JPS6074726A (ja) 1983-09-29 1983-09-29 自走発振器の発振周期制御装置

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JP (1) JPS6074726A (ja)

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JPH0714143B2 (ja) * 1986-03-11 1995-02-15 日本電気株式会社 バツフアオシレ−タ回路

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JPS6074726A (ja) 1985-04-27

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