JPH0221625A - 高電子移動度トランジスタ - Google Patents
高電子移動度トランジスタInfo
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- JPH0221625A JPH0221625A JP17140788A JP17140788A JPH0221625A JP H0221625 A JPH0221625 A JP H0221625A JP 17140788 A JP17140788 A JP 17140788A JP 17140788 A JP17140788 A JP 17140788A JP H0221625 A JPH0221625 A JP H0221625A
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- Japan
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- layer
- substrate
- channel layer
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- gaas
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Links
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Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
電子供給層下のチャネル層がInGaAsからなる高電
子移動度トランジスタに関し、 チャネル層の特性を向上させることを目的とし、チャネ
ル層下の基板がInドープトGaAsからなり、チャネ
ル層と基板との間に、基板のIn濃度に合わせてInを
ドープしたGaAsのエピタキシャル層からなるバッフ
ァ層が介在するように構成する。
子移動度トランジスタに関し、 チャネル層の特性を向上させることを目的とし、チャネ
ル層下の基板がInドープトGaAsからなり、チャネ
ル層と基板との間に、基板のIn濃度に合わせてInを
ドープしたGaAsのエピタキシャル層からなるバッフ
ァ層が介在するように構成する。
本発明は、電子供給層下のチャネル層がInGaAsか
らなる高電子移動度トランジスタに関する。
らなる高電子移動度トランジスタに関する。
高電子移動度トランジスタ(HEMT)は、電界効果ト
ランジスタであり、チャネル層に発生する二次元電子ガ
スをチャネルのキャリアとして、高速動作を実現したも
のである。そしてチャネル層の特性が重要であることか
ら、チャネル層の材料として従来のGaAsに代わりI
nGaAsを用いることが提案されてきた。
ランジスタであり、チャネル層に発生する二次元電子ガ
スをチャネルのキャリアとして、高速動作を実現したも
のである。そしてチャネル層の特性が重要であることか
ら、チャネル層の材料として従来のGaAsに代わりI
nGaAsを用いることが提案されてきた。
第3図は、チャネル層にInGaAsを用いたHEMT
の従来例の模式側断面図である。
の従来例の模式側断面図である。
第3図において、1は半絶縁性GaAsの基板、2は基
板lにエピタキシャル成長したノンドープInx Ga
1−yAs (例えばx =0.23)のチャネル層、
3はチャネル層2上にエピタキシャル成長したn型Al
GaAsの電子供給層、4は電子供給層3にショットキ
ー接合するゲート電極、5は電子供給層3にオーミック
接続するソース・ドレイン電極、である。
板lにエピタキシャル成長したノンドープInx Ga
1−yAs (例えばx =0.23)のチャネル層、
3はチャネル層2上にエピタキシャル成長したn型Al
GaAsの電子供給層、4は電子供給層3にショットキ
ー接合するゲート電極、5は電子供給層3にオーミック
接続するソース・ドレイン電極、である。
チャネル層2は、その厚さを150人程度にして、基板
1との間に格子定数の差があっても転位が発生しないよ
うにしである。
1との間に格子定数の差があっても転位が発生しないよ
うにしである。
ちなみに、GaAs及びInAsの格子定数がそれぞれ
約5.653人及び約6.058人で両者の差が約7%
であることから、基板1とチャネル層2との間の格子定
数の差は2%より小である。
約5.653人及び約6.058人で両者の差が約7%
であることから、基板1とチャネル層2との間の格子定
数の差は2%より小である。
電子供給N3は、厚さが約100人であり、n型InG
a Pにする場合もある。
a Pにする場合もある。
しかしながら、チャネル層2は、上記格子定数の差によ
り内部に歪による応力が存在し結晶性が悪化して、HE
M Tの高速動作に関与する移動度μなどの特性が劣
化している。
り内部に歪による応力が存在し結晶性が悪化して、HE
M Tの高速動作に関与する移動度μなどの特性が劣
化している。
そこで本発明は、電子供給層下のチャネル層がInGa
AsからなるH E M Tにおいて、チャネル層の特
性を向上させることを目的とする。
AsからなるH E M Tにおいて、チャネル層の特
性を向上させることを目的とする。
上記目的は、チャネル層下の基板がInドープトGaA
sからなり、チャネル層と基板との間に、基板のI n
′a度に合わせてInをドープしたGaAsのエピタ
キシャル層からなるバッファ層が介在する本発明のHE
MTによって解決される。
sからなり、チャネル層と基板との間に、基板のI n
′a度に合わせてInをドープしたGaAsのエピタ
キシャル層からなるバッファ層が介在する本発明のHE
MTによって解決される。
上記バッファ層は、上記基板が表面に結晶欠陥を有して
も、チャネル層の成長面で結晶欠陥が無くなるようにさ
せる。
も、チャネル層の成長面で結晶欠陥が無くなるようにさ
せる。
そして、バッファ層にInがドープされていることから
、チャネル層は、従来より、下地(従来はGaAs基板
)との間の格子定数の差が小さくなって結晶性が良くな
り、特性が向上する。
、チャネル層は、従来より、下地(従来はGaAs基板
)との間の格子定数の差が小さくなって結晶性が良くな
り、特性が向上する。
以下本発明によるHEMTの二つの実施例について第1
図及び第2図の模式側断面図を用いて説明する。企図を
通じ同一符号は同一対象物を示す。
図及び第2図の模式側断面図を用いて説明する。企図を
通じ同一符号は同一対象物を示す。
第1図に示す第1の実施例は、第3図に示す従来例の基
板lを基板IAに変え、基板IAとチャネル層2との間
にバッファ層6を介在させたものである。
板lを基板IAに変え、基板IAとチャネル層2との間
にバッファ層6を介在させたものである。
基板IAは、1%Inドープト半絶縁性GaAsの基板
であり、LEC法(Liquid Encapsula
ted Czochralsky method)によ
り形成された結晶から切り出して、表面を(100)面
に対し0.5度ずらしたものである。このずらしは、表
面へのエピタキシャル成長が良好になるものとして経験
的に得られたものである。
であり、LEC法(Liquid Encapsula
ted Czochralsky method)によ
り形成された結晶から切り出して、表面を(100)面
に対し0.5度ずらしたものである。このずらしは、表
面へのエピタキシャル成長が良好になるものとして経験
的に得られたものである。
バッファ層6は、基板1^のIn濃度に合わせてInを
ドープしたGaAsのエピタキシャル層で厚さが約60
00人であり、MOCVD (有機金属化学気相成長)
法により711i 1 Alに形成されている。そして
、基板IAが表面に結晶欠陥を有しても、チャネル層2
の成長面で結晶欠陥が無くなるようにさせている。バッ
ファ層6の成長では、反応ガスとして(CHI ) 3
Ga4 (CH3) 31n+As+(3を用いる
が、 (CH3) 3 In/ (CH3) ) Ga
=0.0034とすることにより、バッファ層6のIn
4度を所望にすることができる。
ドープしたGaAsのエピタキシャル層で厚さが約60
00人であり、MOCVD (有機金属化学気相成長)
法により711i 1 Alに形成されている。そして
、基板IAが表面に結晶欠陥を有しても、チャネル層2
の成長面で結晶欠陥が無くなるようにさせている。バッ
ファ層6の成長では、反応ガスとして(CHI ) 3
Ga4 (CH3) 31n+As+(3を用いる
が、 (CH3) 3 In/ (CH3) ) Ga
=0.0034とすることにより、バッファ層6のIn
4度を所望にすることができる。
チャネル層2は、バッファN6上にエピタキシャル成長
した厚さ約150人のノンドープ1nxGal−xAs
(x =0.23)層であり、MOCVD法によりバ
ッファ層6に引続いて成長したものである。この成長は
、バッファ層6の成長から (CH:l ) 3 In
/ (CH3) 3 Ga=0.0677に切り替えて
行う。
した厚さ約150人のノンドープ1nxGal−xAs
(x =0.23)層であり、MOCVD法によりバ
ッファ層6に引続いて成長したものである。この成長は
、バッファ層6の成長から (CH:l ) 3 In
/ (CH3) 3 Ga=0.0677に切り替えて
行う。
電子供給層3は、チャネル層2上にエピタキシャル成長
した厚さ約100人のn型AlGaAs層であり、チャ
ネル層2成長の後、反応ガスを(CH3)3Ga+ (
CH3) 3 AI+ASl(] +Si2 H6に切
り替えて成長したものである。
した厚さ約100人のn型AlGaAs層であり、チャ
ネル層2成長の後、反応ガスを(CH3)3Ga+ (
CH3) 3 AI+ASl(] +Si2 H6に切
り替えて成長したものである。
ゲート電極5及びソース・ドレイン電極6は、従来例と
同様のものである。
同様のものである。
この実施例は、バッファ層6にInがドープされている
ことから、チャネルN2の下地(従来例はGaAs基板
1)との間の格子定数の差が従来例より約5%程小さく
なっている。そしてそれに伴い結晶性が改善されて、従
来例と比較してチャネル層2の特性が次に示すようにな
り、移動度μが向上している。この向上は、HB M
Tの動作を更に高速化させた。
ことから、チャネルN2の下地(従来例はGaAs基板
1)との間の格子定数の差が従来例より約5%程小さく
なっている。そしてそれに伴い結晶性が改善されて、従
来例と比較してチャネル層2の特性が次に示すようにな
り、移動度μが向上している。この向上は、HB M
Tの動作を更に高速化させた。
(300Kにおける特性) 実施例 従来例キャ
リア濃度Ns (cm”−2) 2.2 X 10
” 2.2 X 1012移動度p Cent/V
sec ) 5,800 5.500(77K
における特性) 実施例 従来例ギヤリア濃度N
s (cm−2) 2.0X10122.0X10I
2移動度p Ccn!/V sec ) 13,70
0 13.000第2図に示す第2の実施例は、上
述した第1の実施例の電子供給層3をn型InGa P
の電子供給層3Aに変えたものであり、基板l^、バッ
ファN6及びチャネル層2の相互関係が第1の実施例と
同じであることから、第1の実施例と同様にチャネル層
2の特性向上が得られている。
リア濃度Ns (cm”−2) 2.2 X 10
” 2.2 X 1012移動度p Cent/V
sec ) 5,800 5.500(77K
における特性) 実施例 従来例ギヤリア濃度N
s (cm−2) 2.0X10122.0X10I
2移動度p Ccn!/V sec ) 13,70
0 13.000第2図に示す第2の実施例は、上
述した第1の実施例の電子供給層3をn型InGa P
の電子供給層3Aに変えたものであり、基板l^、バッ
ファN6及びチャネル層2の相互関係が第1の実施例と
同じであることから、第1の実施例と同様にチャネル層
2の特性向上が得られている。
以上説明したように本発明の構成によれば、電子供給層
下のチャネル層がInGaAsからなるHEMTにおい
て、チャネル層の特性を向上させることができて、動作
の一層の高速化を可能にさせる効果がある。
下のチャネル層がInGaAsからなるHEMTにおい
て、チャネル層の特性を向上させることができて、動作
の一層の高速化を可能にさせる効果がある。
第1図は第1の実施例の模式側断面図、第2図は第2の
実施例の模式側断面図、第3図は従来例の模式側断面図
、 である。 図において、 lはGaAs基板、 IAはInドープトGaAs基十反、 2はInGaAsチャネル層、 3はn型AlGaAs電子供給層、 3Aはn型1nGa P電子供給層、 4はゲート電極、 5はソース・ドレイン電極、 6はInをドープしたGaAsバッファ層、である。
実施例の模式側断面図、第3図は従来例の模式側断面図
、 である。 図において、 lはGaAs基板、 IAはInドープトGaAs基十反、 2はInGaAsチャネル層、 3はn型AlGaAs電子供給層、 3Aはn型1nGa P電子供給層、 4はゲート電極、 5はソース・ドレイン電極、 6はInをドープしたGaAsバッファ層、である。
Claims (1)
- 電子供給層下のチャネル層がIn_xGa_1_−_x
As(0<x<1)からなる高電子移動度トランジスタ
において、チャネル層下の基板がInドープトGaAs
からなり、チャネル層と基板との間に、基板のIn濃度
に合わせてInをドープしたGaAsのエピタキシャル
層からなるバッファ層が介在することを特徴とする高電
子移動度トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17140788A JPH0221625A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 高電子移動度トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17140788A JPH0221625A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 高電子移動度トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0221625A true JPH0221625A (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=15922575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17140788A Pending JPH0221625A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 高電子移動度トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221625A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6296933B1 (en) | 1999-03-05 | 2001-10-02 | Teijin Limited | Hydrophilic fiber |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP17140788A patent/JPH0221625A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6296933B1 (en) | 1999-03-05 | 2001-10-02 | Teijin Limited | Hydrophilic fiber |
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