JPH0221547Y2 - - Google Patents
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- JPH0221547Y2 JPH0221547Y2 JP1987170505U JP17050587U JPH0221547Y2 JP H0221547 Y2 JPH0221547 Y2 JP H0221547Y2 JP 1987170505 U JP1987170505 U JP 1987170505U JP 17050587 U JP17050587 U JP 17050587U JP H0221547 Y2 JPH0221547 Y2 JP H0221547Y2
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- Japan
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- half body
- outer cylinder
- flange
- halves
- cylinder halves
- Prior art date
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- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 17
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Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、主として自動二輪車などの2サイ
クルエンジンから排出される排気を大気空間に誘
導放出するマフラで、詳しくは、中心軸方向に沿
つた面で分割された左半体と右半体のそれぞれ
が、内筒半体と外筒半体とこれら内外両筒半体間
に介挿されたガラスクロス等の制振材との3層構
造に構成され、これら3層構造の左半体と右半体
とを突き合わせて接合してなるエンジンのマフラ
に関するものである。
クルエンジンから排出される排気を大気空間に誘
導放出するマフラで、詳しくは、中心軸方向に沿
つた面で分割された左半体と右半体のそれぞれ
が、内筒半体と外筒半体とこれら内外両筒半体間
に介挿されたガラスクロス等の制振材との3層構
造に構成され、これら3層構造の左半体と右半体
とを突き合わせて接合してなるエンジンのマフラ
に関するものである。
[従来の技術]
第5図は第1の従来例を示す横断正面図であ
り、同図において、1は左半体、2は右半体で、
これら両半体1,2はマフラ7の中心軸方向に沿
つた面で分割された左右対称形のものである。1
a,2aはエンジンの排気に接触する内筒半体、
1b,2bは外部に露出する外筒半体で、これら
外筒半体1b,2bの両側端部にはそれぞれ径方
向に延びるフランジ部1f,2fが一体に折曲げ
形成されている。1c,2cは排気の透過音を抑
制するための制振材であり、これら制振材1c,
2cを各々内外両筒半体1aと1b、2aと2b
との間に挟み込んだ状態で、各内筒半体1a,2
aの両側端部分と各外筒半体1b,2bにおける
フランジ部1f,2fの付根部近くの部分とを、
第5図のx印で示すように、スポツト溶接するこ
とにより、それぞれが3層構造の上記左半体1と
右半体2とを形成する。このように形成された左
半体1における外筒半体1bのフランジ部1fと
右半体2における外筒半体2bのフランジ部2f
とを突き合わせて、それらの外端縁部どうしを、
第5図のwで示すように溶接することで両半体
1,2を一体接合させて所定のマフラを構成して
いる(実公昭59−16495号公報参照)。
り、同図において、1は左半体、2は右半体で、
これら両半体1,2はマフラ7の中心軸方向に沿
つた面で分割された左右対称形のものである。1
a,2aはエンジンの排気に接触する内筒半体、
1b,2bは外部に露出する外筒半体で、これら
外筒半体1b,2bの両側端部にはそれぞれ径方
向に延びるフランジ部1f,2fが一体に折曲げ
形成されている。1c,2cは排気の透過音を抑
制するための制振材であり、これら制振材1c,
2cを各々内外両筒半体1aと1b、2aと2b
との間に挟み込んだ状態で、各内筒半体1a,2
aの両側端部分と各外筒半体1b,2bにおける
フランジ部1f,2fの付根部近くの部分とを、
第5図のx印で示すように、スポツト溶接するこ
とにより、それぞれが3層構造の上記左半体1と
右半体2とを形成する。このように形成された左
半体1における外筒半体1bのフランジ部1fと
右半体2における外筒半体2bのフランジ部2f
とを突き合わせて、それらの外端縁部どうしを、
第5図のwで示すように溶接することで両半体
1,2を一体接合させて所定のマフラを構成して
いる(実公昭59−16495号公報参照)。
ところが、第1の従来例では、外筒半体1b,
2bの各フランジ部1f,2fを2枚重ねとした
から、つまり、内筒半体1a,2aを上記フラン
ジ部1f,2fにおいて重合しない構成であるか
ら、他の部分に比べて特にその付根部の強度が弱
い。そのため、排気圧の変動で上記のフランジ部
が第5図の仮想線で示すように変形し易く、その
結果、特に2サイクルエンジンのごとく排気圧の
変動サイクルが小さくものでは、上記の変形部分
が高周波振動してびびり音を発生することがあつ
た。また、溶接工程も多くて、製造コストの面で
も不利であつた。
2bの各フランジ部1f,2fを2枚重ねとした
から、つまり、内筒半体1a,2aを上記フラン
ジ部1f,2fにおいて重合しない構成であるか
ら、他の部分に比べて特にその付根部の強度が弱
い。そのため、排気圧の変動で上記のフランジ部
が第5図の仮想線で示すように変形し易く、その
結果、特に2サイクルエンジンのごとく排気圧の
変動サイクルが小さくものでは、上記の変形部分
が高周波振動してびびり音を発生することがあつ
た。また、溶接工程も多くて、製造コストの面で
も不利であつた。
そのため、第2の従来例として、第6図に示す
ように、一方の外筒半体1bの側端部分1gを大
径にして、他方の外筒半体2bの側端部分2gを
嵌め合わせたものがある。
ように、一方の外筒半体1bの側端部分1gを大
径にして、他方の外筒半体2bの側端部分2gを
嵌め合わせたものがある。
ところが、この従来例においても、内筒半体1
a,2aは、両外筒半体1b,2bの側端部分1
g,2gにおいて重合されていないため、上記第
1の従来例と同様に付根部の強度が弱まり、排気
圧の変動による変形を抑制することができない。
a,2aは、両外筒半体1b,2bの側端部分1
g,2gにおいて重合されていないため、上記第
1の従来例と同様に付根部の強度が弱まり、排気
圧の変動による変形を抑制することができない。
しかも、上記両側端部分1g,2gを〓間なく
嵌め合わせることが困難であり、生産性を低下さ
せる不都合もある。
嵌め合わせることが困難であり、生産性を低下さ
せる不都合もある。
また、第3の従来例として、たとえば特開昭61
−81468号公報の第2図に開示されているように、
長寸のフランジ部で短寸のフランジ部を狭み込む
ことにより、フランジ部を3枚重ねとして接合し
たものがある。
−81468号公報の第2図に開示されているように、
長寸のフランジ部で短寸のフランジ部を狭み込む
ことにより、フランジ部を3枚重ねとして接合し
たものがある。
ところが、この従来例では、フランジ部全体が
3枚重ねではなく、その付根部が2枚重ね構造で
あるから、マフラの周壁を構成する他の部分と比
べて、特に付根部の強度を強めることができず、
その結果、排気圧の変動によるフランジ部の高周
波振動が生じて、いわゆるびびり音が発生すると
いう不都合がある。
3枚重ねではなく、その付根部が2枚重ね構造で
あるから、マフラの周壁を構成する他の部分と比
べて、特に付根部の強度を強めることができず、
その結果、排気圧の変動によるフランジ部の高周
波振動が生じて、いわゆるびびり音が発生すると
いう不都合がある。
そのため、第4の従来例として、たとえば実開
昭52−168138号公報の第3図に開示されているよ
うに、内外のステンレス鋼板(内筒半体)と中央
の母材(制振材)の取付縁(フランジ部)を重ね
てフランジ接合したものがある。
昭52−168138号公報の第3図に開示されているよ
うに、内外のステンレス鋼板(内筒半体)と中央
の母材(制振材)の取付縁(フランジ部)を重ね
てフランジ接合したものがある。
この従来例によれば、取付縁全体が6層構造と
なり、その付根部の強度の向上を図ることができ
る。
なり、その付根部の強度の向上を図ることができ
る。
[考案が解決しようとする課題]
ところが、上記第4の従来例では、6層構造の
取付縁が異質の層、つまり、ステンレス鋼板と炭
素鋼(母材)とからなるため、各層を互いに強固
に接合することは容易でなく、その結果、取付縁
の固着処理が困難になるという不都合がある。
取付縁が異質の層、つまり、ステンレス鋼板と炭
素鋼(母材)とからなるため、各層を互いに強固
に接合することは容易でなく、その結果、取付縁
の固着処理が困難になるという不都合がある。
この考案は上記従来の課題に鑑みてなされたも
ので、左半体と右半体の接合個所であるフランジ
部の付根部の強度の向上を図ることができ、しか
も、上記フランジ部の接合が容易であるエンジン
のマフラを提供することを目的とする。
ので、左半体と右半体の接合個所であるフランジ
部の付根部の強度の向上を図ることができ、しか
も、上記フランジ部の接合が容易であるエンジン
のマフラを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この考案はエンジ
ンの排気に接触する内筒半体の両側端部と、外部
に露出する外筒半体の両側端部とに、それぞれ径
方向に延びたフランジ部を形成するとともに、こ
の外内筒半体における上記各フランジ部を除いた
部分に制振材を介挿したものである。
ンの排気に接触する内筒半体の両側端部と、外部
に露出する外筒半体の両側端部とに、それぞれ径
方向に延びたフランジ部を形成するとともに、こ
の外内筒半体における上記各フランジ部を除いた
部分に制振材を介挿したものである。
[作用]
この考案によれば、内筒半体のフランジ部と外
筒半体のフランジ部とを重ね合わせて互いに接合
したから、フランジ部全体が4層構造となり、マ
フラの周壁に構成する他の3層構造部分と比べ
て、特にフランジ部の付根部の強度を上させるこ
とができる。
筒半体のフランジ部とを重ね合わせて互いに接合
したから、フランジ部全体が4層構造となり、マ
フラの周壁に構成する他の3層構造部分と比べ
て、特にフランジ部の付根部の強度を上させるこ
とができる。
さらに、上記各フランジ部を除いた部分に制振
材を介挿したから、つまり、フランジ部には外内
筒半体と異質の制振材を介挿させないから、各フ
ランジ部を互いに強固に接合することが可能とな
る。
材を介挿したから、つまり、フランジ部には外内
筒半体と異質の制振材を介挿させないから、各フ
ランジ部を互いに強固に接合することが可能とな
る。
[考案の実施例]
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
説明する。
第1図は自動二輪車の主要部を示す側面図であ
り、この第1図において、3はヘツドパイプ、4
はメインフレーム、6は2サイクルのエンジン
で、上記メインフレーム4にマウントされてい
る。7はマフラで、その前端部がエキゾーストパ
イプ8を介して上記エンジン6のシリンダー6a
に形成された排気口に接続されているとともに、
その後端部にサイレンサ9が接続されている。
り、この第1図において、3はヘツドパイプ、4
はメインフレーム、6は2サイクルのエンジン
で、上記メインフレーム4にマウントされてい
る。7はマフラで、その前端部がエキゾーストパ
イプ8を介して上記エンジン6のシリンダー6a
に形成された排気口に接続されているとともに、
その後端部にサイレンサ9が接続されている。
第2図は上記マフラ7の横断正面図であり、同
図において、1は左半体、2は右半体で、これら
両半体1,2はマフラ7の中心軸11(第1図参
照)に沿つた面で分割されている。1a,2aは
エンジンの排気に接触する内筒半体で、その両側
端部にはそれぞれ径方向に延びるフランジ部1f
1,2f1が一体に折曲げ形成され、その厚さt
1は1.6mmである。1b,2bは外部に露出す
る外筒半体で、上記内筒半体1a,2aと相似形
であるとともに、その両側端部にはそれぞれ径方
向に延びるフランジ部1f2,2f2が一体に折
曲げ形成され、かつその厚さt2は約0.8mmで
ある。1c,2cはガラスクロスやガラスウール
などの制振材で、その厚さt3は自由状態で
1.0mm位である。そして、これら制振材1c,
2cを各々上記の内外両筒半体1aと1b,2a
と2bとの間におけるフランジ部1f1,1f
2,2f1,2f2を除いた部分に挟み込んで、
これら内外筒半体1a,1b,2a,2bのフラ
ンジ部1f1,1f2,2f1,2f2どうしを
重合させることにより、上記の左半体1と右半体
2とを形成する。
図において、1は左半体、2は右半体で、これら
両半体1,2はマフラ7の中心軸11(第1図参
照)に沿つた面で分割されている。1a,2aは
エンジンの排気に接触する内筒半体で、その両側
端部にはそれぞれ径方向に延びるフランジ部1f
1,2f1が一体に折曲げ形成され、その厚さt
1は1.6mmである。1b,2bは外部に露出す
る外筒半体で、上記内筒半体1a,2aと相似形
であるとともに、その両側端部にはそれぞれ径方
向に延びるフランジ部1f2,2f2が一体に折
曲げ形成され、かつその厚さt2は約0.8mmで
ある。1c,2cはガラスクロスやガラスウール
などの制振材で、その厚さt3は自由状態で
1.0mm位である。そして、これら制振材1c,
2cを各々上記の内外両筒半体1aと1b,2a
と2bとの間におけるフランジ部1f1,1f
2,2f1,2f2を除いた部分に挟み込んで、
これら内外筒半体1a,1b,2a,2bのフラ
ンジ部1f1,1f2,2f1,2f2どうしを
重合させることにより、上記の左半体1と右半体
2とを形成する。
このように形成された左半体1における内外重
合フランジ部1f1,1f2と、右半体2におけ
る内外重合フランジ部2f1,2f2とを、第3
図で明示のごとく突き合わせて、それらの外端縁
部どうしを第3図のwで示すように溶接すること
で、両半体1,2を一体接合させて所定のマフラ
7を構成している。
合フランジ部1f1,1f2と、右半体2におけ
る内外重合フランジ部2f1,2f2とを、第3
図で明示のごとく突き合わせて、それらの外端縁
部どうしを第3図のwで示すように溶接すること
で、両半体1,2を一体接合させて所定のマフラ
7を構成している。
第4図は上記左半体1の製造方法の一例の概要
を説明するための図で、第4図Aで示すように、
フランジ部1f1よりも十分に大きい耳部1e1
が付いたままの内筒半体1aと、同じくフランジ
部1f2よりも十分に大きい耳部1e2が付いた
ままの外筒半体1bとを、トリミング済みの制振
材1cを挟み込むように重合させて左半体1を形
成し、その後、第4図Bのように耳部を必要な大
きさに切断したもので、この場合は、耳部1e
1,1e2が大きい故に内外筒半体1a,1bの
スプリングバツクを非常に少なくして制振材1c
を密着させることが可能で、透過音を一層低下さ
せることができる利点を有する。なお、右半体2
についても上記左半体1と同様な製造方法が採用
される。
を説明するための図で、第4図Aで示すように、
フランジ部1f1よりも十分に大きい耳部1e1
が付いたままの内筒半体1aと、同じくフランジ
部1f2よりも十分に大きい耳部1e2が付いた
ままの外筒半体1bとを、トリミング済みの制振
材1cを挟み込むように重合させて左半体1を形
成し、その後、第4図Bのように耳部を必要な大
きさに切断したもので、この場合は、耳部1e
1,1e2が大きい故に内外筒半体1a,1bの
スプリングバツクを非常に少なくして制振材1c
を密着させることが可能で、透過音を一層低下さ
せることができる利点を有する。なお、右半体2
についても上記左半体1と同様な製造方法が採用
される。
上記構成によれば、内筒半体1a,2aのフラ
ンジ部1f1,2f1と、外筒半体1b,2bの
フランジ部1f2,2f2とを重ね合わせて互い
に接合したから、フランジ部1f1,2f1,1
f2,2f2全体が4層構造となり、マフラの周
壁を構成する他の3層構造部分と比べて、特に付
根部50(第3図)の強度を向上させることがで
きる。
ンジ部1f1,2f1と、外筒半体1b,2bの
フランジ部1f2,2f2とを重ね合わせて互い
に接合したから、フランジ部1f1,2f1,1
f2,2f2全体が4層構造となり、マフラの周
壁を構成する他の3層構造部分と比べて、特に付
根部50(第3図)の強度を向上させることがで
きる。
したがつて、排気圧の変動によるフランジ部1
f1,2f1,1f2,2f2の高周波振動が生
じないので、びびり音の発生が防止できる。
f1,2f1,1f2,2f2の高周波振動が生
じないので、びびり音の発生が防止できる。
さらに、上記各フランジ部1f1,2f1,1
f2,2f2を除いた部分に制振材1c,2cを
介挿したから、つまり、フランジ部1f1,2f
1,1f2,2f2には内外筒半体1a,2a,
1b,2bと異質の制振材1c,2cを介挿させ
ないから、各フランジ部1f1,2f1,1f
2,2f2を互いに強固に接合することが可能と
なる。
f2,2f2を除いた部分に制振材1c,2cを
介挿したから、つまり、フランジ部1f1,2f
1,1f2,2f2には内外筒半体1a,2a,
1b,2bと異質の制振材1c,2cを介挿させ
ないから、各フランジ部1f1,2f1,1f
2,2f2を互いに強固に接合することが可能と
なる。
したがつて、溶接作業が容易となり、作業性が
大幅に向上する結果、製造コストの低減を図るこ
とができる。
大幅に向上する結果、製造コストの低減を図るこ
とができる。
なお、上記実施例の内外筒半体1a,2a,1
b,2bの厚さや制振材1c,2cの厚さは一例
であつて、それに限定されるものではない。
b,2bの厚さや制振材1c,2cの厚さは一例
であつて、それに限定されるものではない。
[考案の効果]
以上説明したように、この考案によれば、内外
筒半体のフランジ部を互いに接合して、内外筒半
体間に介挿される制振材を接合しないようにした
から、フランジ部全体が多層構造となり、その付
根部の強度を向上させることができ、その結果、
びびり音の発生が防止できる。さらに、上記フラ
ンジ部を互いに強固に接合することが可能である
から、溶接作業が容易となり、作業性が大幅に向
上する。
筒半体のフランジ部を互いに接合して、内外筒半
体間に介挿される制振材を接合しないようにした
から、フランジ部全体が多層構造となり、その付
根部の強度を向上させることができ、その結果、
びびり音の発生が防止できる。さらに、上記フラ
ンジ部を互いに強固に接合することが可能である
から、溶接作業が容易となり、作業性が大幅に向
上する。
第1図はこの考案の一実施例のマフラを備えた
自動二輪車の主要部を示す側面図、第2図はマフ
ラの拡大横断正面図、第3図は第2図の要部拡大
図、第4図A,Bは内外筒半体の製造方法の概略
説明図、第5図はマフラの従来例を示す横断正面
図、第6図はマフラの他の従来例を示す横断正面
図である。 1……左半体、2…右半体、1a,2a………
内筒半体、1b,2b……外筒半体、1c,2c
……制振材、1f1,1f2,2f1,2f2…
…フランジ部、w……溶接部。
自動二輪車の主要部を示す側面図、第2図はマフ
ラの拡大横断正面図、第3図は第2図の要部拡大
図、第4図A,Bは内外筒半体の製造方法の概略
説明図、第5図はマフラの従来例を示す横断正面
図、第6図はマフラの他の従来例を示す横断正面
図である。 1……左半体、2…右半体、1a,2a………
内筒半体、1b,2b……外筒半体、1c,2c
……制振材、1f1,1f2,2f1,2f2…
…フランジ部、w……溶接部。
Claims (1)
- 中心軸方向11に沿つた面で分割された左半体
1と右半体2とを突き合わせ接合してなるエンジ
ンのマフラであつて、上記両半体1,2のそれぞ
れがエンジンの排気に接触しかつ両側端部に径方
向に延びたフランジ部1f1,1f2が形成され
た内筒半体1a,2aと、外部に露出しかつ両側
端部に径方向に延びたフランジ部2f1,2f2
が形成された外筒半体1b,2bと、これら内外
両筒半体1a,1b,2a,2bにおける上記各
フランジ部1f1,1f2,2f1,2f2を除
いた部分に介挿された制振材1c,2cとを備
え、上記内筒半体1a,2aと外筒半体1b,2
bはそれぞれのフランジ部1f1,1f2,2f
1,2f2において重合されて、上記左半体1と
右半体2とが形成され、これら左半体1と右半体
2とが上記フランジ部1f1,1f2,2f1,
2f2において突き合わせて接合されていること
を特徴とするエンジンのマフラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987170505U JPH0221547Y2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987170505U JPH0221547Y2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0174317U JPH0174317U (ja) | 1989-05-19 |
JPH0221547Y2 true JPH0221547Y2 (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=31461513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987170505U Expired JPH0221547Y2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221547Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2890440B2 (ja) * | 1989-02-23 | 1999-05-17 | スズキ株式会社 | 自動2輪車の排気管 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181468A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-25 | Honda Motor Co Ltd | 排気マフラ−の製造方法 |
-
1987
- 1987-11-07 JP JP1987170505U patent/JPH0221547Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181468A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-25 | Honda Motor Co Ltd | 排気マフラ−の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0174317U (ja) | 1989-05-19 |
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