JPS636419Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS636419Y2 JPS636419Y2 JP1982075933U JP7593382U JPS636419Y2 JP S636419 Y2 JPS636419 Y2 JP S636419Y2 JP 1982075933 U JP1982075933 U JP 1982075933U JP 7593382 U JP7593382 U JP 7593382U JP S636419 Y2 JPS636419 Y2 JP S636419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- opening
- cylinder
- diameter
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 10
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動二輪車のマフラ、特にテーパを異
にする第1,第2外筒を備え、その外筒の大径側
開口部端面と、それと略同径の第2外筒の小径側
開口部端面とを突合せて溶接すると共に両外筒を
溶接部で屈曲させたものに関し、両外筒の溶接作
業を容易に行うことができるようにした、前記マ
フラを提供することを目的とする。
にする第1,第2外筒を備え、その外筒の大径側
開口部端面と、それと略同径の第2外筒の小径側
開口部端面とを突合せて溶接すると共に両外筒を
溶接部で屈曲させたものに関し、両外筒の溶接作
業を容易に行うことができるようにした、前記マ
フラを提供することを目的とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1図に示すように自動二輪車1のフ
レーム2には前傾および後傾シリンダブロツク3
1,32をもつV型エンジン3が搭載される。その
前傾シリンダブロツク31のシリンダヘツド前面
から車両後方に延出する排気管4と、後傾シリン
ダブロツク32のシリンダヘツド後面から車両後
方に延出する排気管5が、それぞれエンジン3後
方においてフレーム2に取付けられた排気集合箱
6に接続される。また排気集合箱6には一対のマ
フラ7が接続され、それらは後輪8を挟んで車両
後方へ延出している。
明すると、第1図に示すように自動二輪車1のフ
レーム2には前傾および後傾シリンダブロツク3
1,32をもつV型エンジン3が搭載される。その
前傾シリンダブロツク31のシリンダヘツド前面
から車両後方に延出する排気管4と、後傾シリン
ダブロツク32のシリンダヘツド後面から車両後
方に延出する排気管5が、それぞれエンジン3後
方においてフレーム2に取付けられた排気集合箱
6に接続される。また排気集合箱6には一対のマ
フラ7が接続され、それらは後輪8を挟んで車両
後方へ延出している。
両マフラ7は同一構成であるから、一方につい
て説明すると、そのマフラ7は第2図に示すよう
にテーパを異にする第1,第2外筒9,10を備
え、その第1外筒9は第2外筒10よりも細く形
成される。第1外筒9の大径側開口部内には、無
数の連通孔11を有する消音仕切り板12が取付
けられ、その消音仕切り板12に一体に設けられ
たテーパ付位決め筒13が第1外筒9の開口部内
周面に嵌合される。位置決め筒13の開口部周壁
は屈曲形成され、その屈曲周壁部13aは第1外
筒9の開口部より突出している。第2外筒10の
小径側開口部は第1外筒9の大径側開口部と略同
一の内,外径を有し、その小径側開口部が屈曲周
壁部13aに嵌合される。これにより第2外筒1
0が第1外筒9に対して位置決めされ、両外筒
9,10の開口部端面が互いに突合せられるの
で、それら端面相互を溶接することによりその溶
接部で屈曲するマフラ7が得られる。消音仕切り
板12は第2外筒10内に取付けられた隔壁板1
4と協働して消音膨脹室15を画成する。
て説明すると、そのマフラ7は第2図に示すよう
にテーパを異にする第1,第2外筒9,10を備
え、その第1外筒9は第2外筒10よりも細く形
成される。第1外筒9の大径側開口部内には、無
数の連通孔11を有する消音仕切り板12が取付
けられ、その消音仕切り板12に一体に設けられ
たテーパ付位決め筒13が第1外筒9の開口部内
周面に嵌合される。位置決め筒13の開口部周壁
は屈曲形成され、その屈曲周壁部13aは第1外
筒9の開口部より突出している。第2外筒10の
小径側開口部は第1外筒9の大径側開口部と略同
一の内,外径を有し、その小径側開口部が屈曲周
壁部13aに嵌合される。これにより第2外筒1
0が第1外筒9に対して位置決めされ、両外筒
9,10の開口部端面が互いに突合せられるの
で、それら端面相互を溶接することによりその溶
接部で屈曲するマフラ7が得られる。消音仕切り
板12は第2外筒10内に取付けられた隔壁板1
4と協働して消音膨脹室15を画成する。
両マフラ7における第1外筒9の小径側は、排
気集合箱6の後面の両側部より突出する一対の接
続筒16,17にそれぞれ接続される。
気集合箱6の後面の両側部より突出する一対の接
続筒16,17にそれぞれ接続される。
第3図に示すように、排気集合箱6の前面の左
側部および上面の略中央後寄りに排気管4,5と
の接続筒18,19が突設される。左側の接続筒
18の排気集合箱6内に位置する開口部は、それ
が箱6の後壁内面に向くように斜めに切断されて
いる。また中央の接続筒19の下端は、右側方に
開口すると共に排気集合箱6底部内面に取付けら
れたU字形排気通路筒20の後部開口に接続さ
れ、排気通路筒20の前部開口には、湾曲筒21
が接続されており、その筒21の開口部は排気集
合箱6の後壁内面に対向する。
側部および上面の略中央後寄りに排気管4,5と
の接続筒18,19が突設される。左側の接続筒
18の排気集合箱6内に位置する開口部は、それ
が箱6の後壁内面に向くように斜めに切断されて
いる。また中央の接続筒19の下端は、右側方に
開口すると共に排気集合箱6底部内面に取付けら
れたU字形排気通路筒20の後部開口に接続さ
れ、排気通路筒20の前部開口には、湾曲筒21
が接続されており、その筒21の開口部は排気集
合箱6の後壁内面に対向する。
このように構成すると、左側の接続筒18より
導かれた排気と中央の接続筒19より導かれた排
気が排気集合箱6内において干渉し、消音作用が
行われる。
導かれた排気と中央の接続筒19より導かれた排
気が排気集合箱6内において干渉し、消音作用が
行われる。
なお、第3図鎖線示のように左側の接続筒18
に代えて開口部を真直ぐ後方に向けた接続筒22
を排気集合箱6に設け、また排気通路筒20の前
部開口に、湾曲筒21に代えて右側方に開口する
真直ぐな筒体23を接続してもよい。また排気通
路筒20は、板金プレスされたU字形溝を有する
一対の半体相互を突合せてスポツト溶接されたも
ので、U字形とすることにより狭い排気集合箱6
内で十分な通路長を得ることができ、これにより
両排気管4,5の管長の差を補うことができる。
さらに消音仕切り板12は第2筒体10内に取付
けることもある。
に代えて開口部を真直ぐ後方に向けた接続筒22
を排気集合箱6に設け、また排気通路筒20の前
部開口に、湾曲筒21に代えて右側方に開口する
真直ぐな筒体23を接続してもよい。また排気通
路筒20は、板金プレスされたU字形溝を有する
一対の半体相互を突合せてスポツト溶接されたも
ので、U字形とすることにより狭い排気集合箱6
内で十分な通路長を得ることができ、これにより
両排気管4,5の管長の差を補うことができる。
さらに消音仕切り板12は第2筒体10内に取付
けることもある。
以上のように本考案によれば、テーパを異にす
る第1,第2外筒9,10を備え、該第1外筒9
の大径側開口部端面と、それと略同径の該第2外
筒10の小径側開口部端面とを突合せて溶接する
と共に両外筒9,10を溶接部で屈曲させた自動
二輪車のマフラにおいて、第1外筒9の大径側ま
たは第2外筒10の小径側開口部内に消音仕切り
板12を取付け、該消音仕切り板12に第2外筒
10の小径側または前記第1外筒9の大径側開口
部と嵌合する位置決め筒13を設けたので、両外
筒9,10の位置決めを容易に行い、またそれら
開口部端面間の溶接作業を特別な治具を使用する
ことなく能率良く行うことができる。
る第1,第2外筒9,10を備え、該第1外筒9
の大径側開口部端面と、それと略同径の該第2外
筒10の小径側開口部端面とを突合せて溶接する
と共に両外筒9,10を溶接部で屈曲させた自動
二輪車のマフラにおいて、第1外筒9の大径側ま
たは第2外筒10の小径側開口部内に消音仕切り
板12を取付け、該消音仕切り板12に第2外筒
10の小径側または前記第1外筒9の大径側開口
部と嵌合する位置決め筒13を設けたので、両外
筒9,10の位置決めを容易に行い、またそれら
開口部端面間の溶接作業を特別な治具を使用する
ことなく能率良く行うことができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は自動二輪車の側面図、第2図はマフラーの要部
縦断側面図、第3図は排気集合箱の一部切欠き平
面図である。 7……マフラ、9,10……第1,第2外筒、
12……消音仕切り板、13……位置決め筒。
は自動二輪車の側面図、第2図はマフラーの要部
縦断側面図、第3図は排気集合箱の一部切欠き平
面図である。 7……マフラ、9,10……第1,第2外筒、
12……消音仕切り板、13……位置決め筒。
Claims (1)
- テーパを異にする第1,第2外筒9,10を備
え、該第1外筒9の大径側開口部端面と、それと
略同径の該第2外筒10の小径側開口部端面とを
突合せて溶接すると共に両外筒9,10を溶接部
で屈曲させた自動二輪車のマフラにおいて、前記
第1外筒9の大径側または前記第2外筒10の小
径側開口部内に消音仕切り板12を取付け、該消
音仕切り板12に前記第2外筒10の小径側また
は前記第1外筒9の大径側開口部と嵌合する位置
決め筒13を設けた自動二輪車のマフラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7593382U JPS58178413U (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 自動二輪車のマフラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7593382U JPS58178413U (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 自動二輪車のマフラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178413U JPS58178413U (ja) | 1983-11-29 |
JPS636419Y2 true JPS636419Y2 (ja) | 1988-02-23 |
Family
ID=30085262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7593382U Granted JPS58178413U (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 自動二輪車のマフラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178413U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614649Y2 (ja) * | 1980-02-21 | 1986-02-13 |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP7593382U patent/JPS58178413U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178413U (ja) | 1983-11-29 |
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