JP3311154B2 - 消音器 - Google Patents

消音器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消音器、特に周壁に多
数の小孔を有する多孔内管の内部に、内燃機関からの排
気が順次に通過する複数の排気膨張室を画成し、その多
孔内管と、これを囲撓する外管との間を結着すると共
に、その内,外管間の環状空隙にグラスウール等の耐熱
繊維よりなる円筒状吸音体を収容するようにした消音器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に消音器は、排気が複数の排気膨張
室を順次に通過する過程で排気の膨張・収縮が繰り返さ
れて、排気の消音効果が高められると共に所期の動力性
能を満たす仕様となっており、その消音器内の吸音材
は、排気が膨張・収縮を繰り返す過程で発する騒音を吸
収する機能を果たすものである。
【0003】ところで上記のような消音器を製造するに
当たり、グラスウール等の耐熱繊維よりなる板状の吸音
材を成形型に円筒状に巻いて吸音体を成形し、この吸音
体を、それに母線方向(即ち縦軸線に沿う方向)の切れ
目を入れて成形用治具より取り出した後、多孔内管の外
周面に嵌合し、次いでその吸音体の外周面を外管内周面
に所定の締め代を以て圧入嵌合するようにしたものは、
例えば実公平2−36885号公報に開示される如く従
来公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来のも
のでは、吸音体にその成形過程で形成される上記切れ目
が製作誤差や振動等に因り比較的大きくなることがあ
り、その場合には、排気が多孔内管の、該切れ目に対応
する小孔群および該切れ目を通して漏洩短絡して、消音
効果の低下や機関動力性能の低下を招くことがあった。
【0005】本発明は、上記に鑑み提案されたもので、
従来のものの上記問題を解決し得る消音器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めに各請求項の発明は、周壁に多数の小孔を有する多孔
内管の内部に、排気が順次に通過する複数の排気膨張室
を画成し、その多孔内管と、これを囲撓する外管との間
を結着すると共に、その内,外管間の環状空隙に、円筒
状に成形された吸音体を収容し、この吸音体には、それ
の成形過程で形成されて母線方向に延びる切れ目が存在
する消音器において、前記多孔内管の周壁には、孔を有
しない無孔壁部を周方向に所定範囲に亘り設け、その無
孔壁部に前記切れ目を対応させるように前記吸音体の内
周面を前記多孔内管の外周面に嵌合させたことを特徴と
し、また特に請求項2の発明は、前記特徴に加えて、前
記吸音体の外周面を前記外管の内周面に所定の締め代を
以て圧入嵌合させることも特徴とし、更に請求項3の発
明は、前記各特徴に加えて、前記多孔内管が、板状の管
素材を円筒状に巻いてその両端縁相互を接合することに
より形成され、その接合部が前記無孔壁部を縦通するこ
とも特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明を実施した自動二輪車の一実施例
の側面図、図2は、前記実施例における排気系の要部拡
大平面図(図1の2−2矢視拡大図)、図3は図2の3
−3矢視より見た拡大断面図、図4は、図3の4−4矢
視より見た拡大断面図、図5は、図3の5−5矢視より
見た拡大断面図、図6は、図3の6−6矢視より見た拡
大断面図、図7は、図4の7矢視部の拡大断面図、図8
は、図7の8−8矢視より見た、吸音体を一部省略した
断面図、図9は、組立工程の概略を示す斜視図である。
【0008】先ず、図1,2において、自動二輪車の車
体フレームFには四気筒内燃機関Eが搭載されており、
この機関Eの機関本体1前面には、各気筒に対応した4
つの排気ポートが左右方向に並列して開口され、これら
排気ポートには、同じく左右方向に並列する4本の前部
排気管21 〜24 がそれぞれ接続される。これら前部排
気管21 〜24 は、機関本体1の前面に沿って下方に延
び、更にその底面に沿って後方に延びて排気集合筒3の
前端に接続され、その集合筒3の後端は、後車輪Wの一
側方に配設されて車体適所に支持される消音器Mの前端
部に1本の後部排気管4を介して接続されている。
【0009】図3〜図6に示すように消音器Mは、両端
が開放された円筒状本体5と、その本体5の前,後部開
口端をそれぞれ一体的に閉塞する前後一対のキャップ
6,7とより構成されており、前部キャップ6は後部排
気管4の後端部に接続される。前記円筒状本体5は、多
数の孔8aが周壁に穿設された多孔内管8と、その多孔
内管8を同心状に囲撓する外管9とより二重管構造とな
っており、その多孔内管8の周壁には、図7,8に明示
したように孔を有しない無孔壁部wが該周壁の周方向に
所定範囲tに亘り設けられている。一方、外管9の周壁
には、多孔内管8のような小孔は形成されない。
【0010】多孔内管8は、板状の管素材を円筒状に巻
いて成形すると共に該管素材の両端縁相互を突き合わせ
て溶接により接合することにより形成されており、その
接合部jは前記無孔壁部wの幅方向(内管8周壁の周方
向)略中央部を縦通して該内管8の母線方向に直線状に
延びている。このように多孔内管8の接合部jが前記無
孔壁部wの幅方向中間部を縦通するようにしたことによ
り、その接合部jの接合面積が多孔内管8の小孔8a群
のために減少するのを回避できるため、その接合強度の
向上に寄与することができる。
【0011】また多孔内管8の前,後端部8f,8r
は、その中間部よりも大径に形成されており、特にその
大径後端部8rは外管9の内周面に溶接され、またその
大径前端部8fは、前部キャップ6の後端部内周に嵌着
したメッシュスペーサ6aに前後相対摺動可能に嵌合支
持される。
【0012】多孔内管8と外管9との間に画成される環
状空隙には、その全周に亘り円筒状の吸音体Iが収容さ
れる。この吸音体Iは、後述するように消音器Mの組立
工程とは別の工程でグラスウール等の耐熱繊維よりなる
板状の吸音材Gを円筒状に巻いて成形されるものであっ
て、その成形後において多孔内管8外周面に内周面が嵌
合されると共に外周面が外管9内周面に所定の締め代を
以て圧入嵌合されるが、その成形組付手順については後
で詳述する。尚、図7,8において参照符号cは、吸音
体Iに対しその成形過程で成形用治具Aからの離型を容
易にするために入れられる、母線方向に延びる切れ目で
あり、その切れ目cが前述の無孔壁部wに対応するよう
に(図示例では前記接合部jと略合致するように)し
て、吸音体Iが多孔内管8に嵌合される。
【0013】前記多孔内管8の内周面には、前後に間隔
をおいて3つのセパレータ板10f,10m,10rの
各外周フランジ部が溶接等の固着手段により一体的に嵌
着されており、これにより、多孔内管8内は、その前部
より第1、第2、第4及び第3排気膨張室C1 ,C2
4 ,C3 が順に画成される。前部セパレータ板10f
には多数の小孔11が穿設されており、また中間及び後
部のセパレータ板10m,10rには、それらを貫通し
て第2排気膨張室C2 と第3排気膨張室C3 との間を連
通させる連通長管12が固着され、更に後部のセパレー
タ板10rには、第3排気膨張室C3 と第4排気膨張室
4 との間を連通させる連通短管13と、第4排気膨張
室C4 内の排気を後部キャップ7の後端開口部を通して
大気に放出するための排気放出管14とが固着される。
【0014】而して内燃機関Eの各排気ポートより対応
する4本の前部排気管21 〜24 内に排出された排気は
排気集合筒3で合流し、そこから後部排気管4を経て消
音器Mに達するが、その消音器M内では、先ず第1排気
膨張室C1 で一次膨張し、次いで前部セパレータ板10
fの各小孔11を通過する際に絞られつつ第2排気膨張
室C2 に入って二次膨張し、更に連通長管12を通過す
る際に絞られつつ第3排気膨張室C3 に入って三次膨張
し、更にまた連通短管13を通過する際に絞られつつ第
4排気膨張室C4 に入って四次膨張し、最終的には排気
放出管14を通って大気に放出される。
【0015】このようにして消音器Mは排気が複数の排
気膨張室C1 〜C4 を順次に通過する過程で排気の膨張
・収縮が繰り返されることにより、排気の消音効果が高
められると共に所期の動力性能を満たす仕様となってお
り、その際に吸音体Iは、排気が膨張・収縮を繰り返す
過程で発する騒音を吸収して排気騒音を低減する機能を
果たしている。
【0016】尚、後部排気管4及び排気放出管14は、
消音器Mの円筒状本体5と同様に、二重管構造となって
おり、それら管4,14の各環状空隙部には、消音器M
の吸音体Iと同様、グラスウール等の耐熱繊維からなる
円筒状の吸音体I′が収納されている。
【0017】次に上記消音器Mの組立の具体的な手順を
主として図9を参照して説明する。外管9及び多孔内管
8は、予め図示しない別々の加工組立ラインで個別に製
造されるが、特に多孔内管8の加工組立ラインにおいて
は、予め多数の小孔8aがパンチング加工された略長方
形の板状管素材を円筒状に巻回すように成形すると共に
その管素材の両端縁相互を突き合わせて溶接により接合
することにより多孔内管8が形成され、その形成後に内
管8の両端部が拡開成形され、更に各セパレータ板10
f、10m,10r、連通長管12、連通短管13及び
排気放出管14が多孔内管8に一体的に組付けられる。
【0018】このようにして得られた多孔内管8は、図
9の(a)に示す通りのものであって、その多孔内管8
の周壁には、図7,8に明示したように孔を有しない無
孔壁部wが該周壁の周方向に所定範囲tに亘り存在し、
しかも多孔内管8の接合部j(即ち前記管素材の両端縁
相互の突き合わせ溶接部)は、前記無孔壁部wの幅方向
(即ち内管8周壁の周方向)略中央部に位置して該内管
8の母線方向に直線状に延びている。而して上記の如き
無孔壁部wと接合部jとの関係位置を設定するには、上
記管素材に対し小孔8aをパンチング加工する際にその
管素材の両端縁より一定幅の領域をパンチング加工対象
から外せばよい。
【0019】一方、外管9及び多孔内管8の加工組立ラ
インから独立した吸音体成形工程において、略長方形状
に裁断したグラスウール等の耐熱繊維よりなる板状吸音
材Gの表裏両面にバインダ(例えばカオリン及びベント
ナイトを主成分とする無機質のグラスウール接着剤)を
塗布した後、その吸音材Gを成形型となる円筒状治具A
の外周面に直接巻き付け、図9の(b)に示す如くしご
きローラRを用いてロール成形を施すことにより、継ぎ
目の無い円筒状吸音体Iを治具A外周上に成形する。ま
た前記ロール成形に際しては、成形体である吸音体Iの
外径Dが外管9の内径dよりも大きく設定されてその吸
音体Iと外管9との間に所定の締め代(D−d)が確保
されるように、該吸音体Iの板厚が調整される。
【0020】このようにして成形された吸音体Iの前記
バインダを自然乾燥または加熱乾燥させた後、その吸音
体Iの外径検査を、図示しないリング状検査具に該吸音
体Iを通すことにより行い、しかる後にその吸音体Iを
母線方向(即ち縦軸線方向)に沿って切れ目cを入れ
て、治具Aより取り出す。こうして得られた吸音体I
は、図9の(c)に示す通りのものである。
【0021】その後、図9の(d)に示す如く吸音体I
の切れ目cを多孔内管8周壁の無孔壁部wの幅方向略中
央部に対応させるように(即ち図示例では接合部jと略
合致させるように)して吸音体Iの内周面を多孔内管8
の外周面に嵌合させ、更にその吸音体Iの外周面に外管
9の内周面を圧入嵌合させ、外管9の後端部と多孔内管
8の大径後端部8rとの間を溶接等の固着手段で一体的
に嵌着し、更に外管9の前端部内周と多孔内管8の前端
大径部8f外周との間に、メッシュスペーサ6aを予め
内周に嵌着した前部キャップ6の開放後端部を圧入す
る。そしてその前部キャップ6外周を外管9前端に、ま
た後部キャップ7外周を外管9後端にそれぞれ溶接すれ
ば、消音器Mの本体の組立が完了する。
【0022】斯かる加工組立手順によれば、吸音体Iの
成形後それに切れ目cを入れて治具Aより取り外してか
ら消音器Mに組付けるといった、従前からの一連の加工
組立手順をそのまま活かすことができるため、吸音体I
を消音器Mの組立ラインとは別のラインで効率よく集中
的に製作することができる。またこのように吸音体Iに
その成形過程で切れ目cを入れても、多孔内管8周壁に
無孔壁部wを周方向に所定範囲tに亘り設けて該無孔壁
部wに切れ目cを対応させるようにしているため、該切
れ目cへの排気の侵入を無孔壁部wによって効果的に阻
止することができ、従って排気が該切れ目cを通して漏
洩短絡すること、延いてはその漏洩短絡に起因して消音
効果や動力性能が低下することを効果的に防止し得る。
【0023】その上、吸音体Iの外周面を外管9の内周
面に所定の締め代を以て圧入嵌合させるようにしたこと
で、外管9内周面と吸音体I外周面との間に隙間が生じ
ることを回避できるため、前記切れ目cに万一排気が侵
入したような場合でも、その排気の上記隙間を通しての
漏洩短絡が未然に回避される。またその吸音体Iの外管
9への圧入嵌合によれば、吸音体Iの内周面を多孔内管
8の外周面に密接させることができ、その上、セット後
の吸音体Iが多孔内管8に対して周方向にずれ動くのを
効果的に抑えて前記切れ目cを常に無孔壁部wとの適正
な対応位置に保持することができる。
【0024】尚、前記実施例は自動二輪車用の消音器で
あるが、本発明は三輪自動車や四輪自動車用の消音器と
しても適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば、
円筒状の吸音体にそれの成形過程で母線方向の切れ目が
入れられるため、吸音体の成形後それを成形型より取り
外してから消音器に組付けるといった一連の加工組立手
順をとることができ、従って吸音体を消音器の組立ライ
ンとは別のラインで効率よく集中的に製作することがで
きる。またこのように吸音体に切れ目を入れても、消音
器の多孔内管周壁に、孔を有しない無孔壁部を周方向に
所定範囲に亘り設けて、その無孔壁部に円筒状吸音体の
切れ目を対応させるようにしたので、切れ目への排気の
侵入を多孔内管の無孔壁部によって効果的に阻止するこ
とができ、従って排気が該切れ目を通して漏洩短絡する
ことが回避され、その漏洩短絡に起因した消音効果の低
下や動力性能低下の心配がなくなる。
【0026】また特に請求項2の発明によれば、吸音体
の外周面を外管の内周面に所定の締め代を以て圧入嵌合
させるので、外管内周面と吸音体外周面との間に隙間が
生じることを回避でき、従って前記切れ目に万一排気が
侵入したような場合でも、その排気の上記隙間を通して
の漏洩短絡を未然に回避し得る。しかもその吸音体の外
管への圧入嵌合によって、セット後の吸音体が多孔内管
に対して周方向にずれ動くのを効果的に抑えて切れ目を
常に無孔壁部に対応させることができる。
【0027】更に請求項3の発明によれば、多孔内管の
接合部が前記無孔壁部を縦通するようにしたので、その
接合部の接合面積が多孔内管の小孔群のために減少する
のを回避することができ、従ってその接合強度の向上に
寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した自動二輪車の一実施例の側面
【図2】前記実施例における排気系の要部拡大平面図
(図1の2−2矢視拡大図)
【図3】図2の3−3矢視より見た拡大断面図
【図4】図3の4−4矢視より見た拡大断面図
【図5】図3の5−5矢視より見た拡大断面図
【図6】図3の6−6矢視より見た拡大断面図
【図7】図4の7矢視部の拡大断面図
【図8】図7の8−8矢視より見た、吸音体を一部省略
した断面図
【図9】組立工程の概略を示す斜視図
【符号の説明】
1 〜C4 排気膨張室としての第1〜第4排気膨張室 I 吸音体 M 消音器 c 切れ目 j 接合部 t 所定範囲 w 無孔壁部 8 多孔内管 8a 小孔 9 外管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−49609(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 1/10 F01N 1/08 F01N 1/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁に多数の小孔(8a)を有する多孔
    内管(8)の内部に、排気が順次に通過する複数の排気
    膨張室(C1 〜C4 )を画成し、その多孔内管(8)
    と、これを囲撓する外管(9)との間を結着すると共
    に、その内,外管(8,9)間の環状空隙に、円筒状に
    成形された吸音体(I)を収容し、この吸音体(I)に
    は、それの成形過程で形成されて母線方向に延びる切れ
    目(c)が存在する消音器において、 前記多孔内管(8)の周壁には、孔を有しない無孔壁部
    (w)を周方向に所定範囲(t)に亘り設け、その無孔
    壁部(w)に前記切れ目(c)を対応させるように前記
    吸音体(I)の内周面を前記多孔内管(8)の外周面に
    嵌合させたことを特徴とする消音器。
  2. 【請求項2】 前記吸音体(I)の外周面を前記外管
    (9)の内周面に所定の締め代を以て圧入嵌合させるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の消音器。
  3. 【請求項3】 前記多孔内管(8)は、板状の管素材を
    円筒状に巻いてその両端縁相互を接合することにより形
    成され、その接合部(j)が前記無孔壁部(w)を縦通
    することを特徴とする、請求項1又は2に記載の消音
    器。
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