JP3209505B2 - エンジン用排気マフラ - Google Patents

エンジン用排気マフラ

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JP3209505B2
JP3209505B2 JP27505996A JP27505996A JP3209505B2 JP 3209505 B2 JP3209505 B2 JP 3209505B2 JP 27505996 A JP27505996 A JP 27505996A JP 27505996 A JP27505996 A JP 27505996A JP 3209505 B2 JP3209505 B2 JP 3209505B2
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tail pipe
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baffle plate
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森山  浩
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン用排気マ
フラに関し、特に、マフラ本体内を、消音孔を有するバ
ッフルプレートにより第1室及び第2室に区画し、エン
ジンの排気ポートに連なる排気入口を第1室に開口し、
周壁に消音孔を有すると共に一端を排気出口として大気
に開放するテイルパイプを第2室に配設したものゝ改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるエンジン用排気マフラは、例えば
実開平5−21115号公報に開示されているように、
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、かゝるエンジン
用排気マフラでは、バッフルプレート及びテイルパイプ
は、それぞれ独立した部品としてマフラ本体に組み込ま
れているので、部品点数が多く、コストの低減が困難で
あった。
【0004】本発明は、かゝる点に鑑みてなされたもの
で、バッフルプレート及びテイルパイプを一枚の鋼板に
より一部品に構成できて、部品点数が少なく安価な前記
エンジン用排気マフラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マフラ本体内を、消音孔を有するバッフ
ルプレートにより第1室及び第2室に区画し、エンジン
の排気ポートに連なる排気入口を第1室に開口し、周壁
に消音孔を有すると共に一端を排気出口として大気に開
放するテイルパイプを第2室に配設した、エンジン用排
気マフラにおいて、鋼板を筒状に丸めてテイルパイプを
形成し、このテイルパイプの周方向で衝合させた鋼板の
両端を互いに反対方向へ展開させてバッフルプレートを
形成したことを第1の特徴とする。この特徴によれば、
バッフルプレート及びテイルパイプを一枚の鋼板により
一部品に構成することができる。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、マフラ
本体の内壁にバッフルプレートの端部が係合する位置決
め溝を形成したことを第2の特徴とする。この特徴によ
れば、バッフルプレート及びテイルパイプを溶接せずと
もマフラ本体に位置決め固定することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明の排気マフラを備えたエンジ
ンの側面図、図2はその排気マフラの縦断側面図、図3
は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線断面
図、図5はバッフル/テイルパイプ組立体の斜視図、図
6はバッフル/テイルパイプ組立体用素材鋼板の平面図
である。
【0009】先ず、図1において、エンジンEの一側面
に本発明の排気マフラ1が複数の通しボルト10により
固着される。
【0010】図2ないし図5において、排気マフラ1の
横断面長円形をなすマフラ本体1は鋼板製で、軸方向に
分割されたエンジンE側の内側半体1aと、それと反対
側の外側半体1bとを両者の周縁部でかしめ結合して構
成される。このマフラ本体1内は、内側及び外側半体1
a,1bの対向壁により狭持されるバッフルプレート2
によって第1室31 と第2室32 とに区画される。この
バッフルプレート2を位置決め固定するために、その両
端が係合する位置決め溝4a,4bが内側及び外側半体
1a,1bの対向壁に形成される。このバッフルプレー
ト2には、第1及び第2室31 ,32 間を連通する複数
の消音孔5が外側半体1b側に寄せて穿設されている。
【0011】内側半体1aには、第1室31 に開口する
排気入口6が設けられており、この排気入口6周りに配
置される複数のディスタンスカラー7が第1室31 にお
いて内側及び外側半体1a,1bの相対向壁により狭持
される。これら対向壁には、ディスタンスカラー7の中
空部に連通する取付孔8a,8bが穿設されと共に、各
取付孔8a,8bの周縁部にディスタンスカラー7の開
口端内周に嵌合する環状の位置決め突起9a,9bが形
成される(図4参照)。これら取付孔8a,8b及びデ
ィスタンスカラー7に前記通しボルト10が挿通され、
これらにより排気マフラMはエンジンEに固着される。
その際、前記排気入口6はエンジンEの排気ポートEe
の開口端と連通する。
【0012】一方、第2室32 には、一端を排気出口1
1として開口するテイルパイプ12が配設されるもの
で、排気出口11を大気に開放するように、その一端部
は、外側半体1bの端壁に設けられた貫通孔13を通し
て外部に突出させられ、その他端は、内側半体1aの端
壁に形成された位置決め凹部14に嵌合して閉塞され
る。その際、貫通孔13の周縁で外側半体1b及びテイ
ルパイプ12は必要に応じて相互に溶接される。このテ
イルパイプ12には、第2室32 及び該パイプ12内を
連通する複数の消音孔15が内側半体1a側に寄せて穿
設されている。
【0013】テイルパイプ12とバッフルプレート2と
は、互いに連結板16を介して一体に連結されてバッフ
ル/テイルパイプ組立体17という一部品を構成する。
このバッフル/テイルパイプ組立体17は一枚の鋼板1
8により次のように成形される。即ち、図6に示すよう
に、その鋼板18は帯状をなしており、その中央部にテ
イルパイプ形成部012があり、その両端に連結板形成
部016を介してバッフルプレート形成部02がそれぞ
れ連なっており、バッフルプレート形成部02に前記消
音孔5が、またテイルパイプ形成部012に前記消音孔
15がそれぞれ穿設される。テイルパイプ形成部012
及び連結板形成部016の一側には、テイルパイプ12
の外側半体1b外への突出長さに相当する段差hが設け
られる。
【0014】而して、テイルパイプ形成部012を筒状
に丸めてテイルパイプ12が形成され、一対の連結板形
成部016,016を衝合させることにより連結板16
が形成され、一対のバッフルプレート形成部02,02
を相反する方向へ直線状に展開させることによりバッフ
ルプレート2が形成される。その際、衝合した連結板形
成部016,016は、必要に応じてスポット溶接され
る。こうしてバッフル/テイルパイプ組立体17が成形
される。
【0015】次に、この実施例の作用について説明す
る。エンジンEの排気ポートEeから排気ガスが排出さ
れると、その排気ガスは、排気入口6から第1室31
流入し、バッフルプレート2の消音孔5、第2室32
テイルパイプ12の消音孔15を順次通過する間に消音
され、その後、排気出口11から大気中に排出される。
【0016】このような排気マフラMにおいて、バッフ
ルプレート2及びテイルパイプ12を連結板16を介し
て一体に連結してなるバッフル/テイルパイプ組立体1
7を上述のように一枚の鋼板18で成形したので、その
成形を容易に行うことができると共に、部品点数減をも
たらすことができる。
【0017】またバッフル/テイルパイプ組立体17の
バッフルプレート2は、その両端を内側及び外側半体1
a,1bの相対向壁に形成された位置決め溝4a,4b
に係合させて両半体1a,1bに挟持されるので、テイ
ルパイプ12をマフラ本体1にたとえ溶接しなくともテ
イルパイプ12の回り止め及び抜け止めを果たすことが
できる。
【0018】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を
行うことができる。例えば、上記バッフル/テイルパイ
プ組立体17の連結板16を省略して、テイルパイプ1
2の衝合端から直ちにバッフルプレート2を延出させる
こともできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、鋼板を筒状に丸めてテイルパイプを形成し、このテ
イルパイプの周方向で衝合させた鋼板の両端を互いに反
対方向へ展開させてバッフルプレートを形成したので、
一枚の鋼板によりバッフルプレート及びテイルパイプを
一部品に容易に構成することができ、部品点数減と相俟
ってコストの低減に寄与することができる。
【0020】また本発明の第2の特徴によれば、マフラ
本体の内壁にバッフルプレートの端部が係合する位置決
め溝を形成したので、テイルパイプをマフラ本体にたと
え溶接しなくともテイルパイプの回り止め及び抜け止め
を果たすことができ、したがって溶接を無くし、若しく
は少なくして更なるコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気マフラを取付けたエンジンの一部
側面図
【図2】上記排気マフラの縦断側面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】バッフル/テイルパイプ組立体の斜視図
【図6】バッフル/テイルパイプ組立体用素材鋼板の平
面図
【符号の説明】
E・・・・・エンジン Ee・・・・排気ポート M・・・・・排気マフラ 1・・・・・マフラ本体 2・・・・・バッフルプレート 31 ・・・・第1室 32 ・・・・第2室 4a・・・・位置決め溝 4b・・・・位置決め溝 5・・・・・バッフルプレートの消音孔 6・・・・・排気入口 11・・・・排気出口 12・・・・テイルパイプ 15・・・・テイルパイプの消音孔 17・・・・バッフル/テイルパイプ組立体 18・・・・鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 7/18 F01N 1/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マフラ本体(1)内を、消音孔(5)を
    有するバッフルプレート(2)により第1室(31 )及
    び第2室(32 )に区画し、エンジン(E)の排気ポー
    ト(Ee)に連なる排気入口(6)を第1室(31 )に
    開口し、周壁に消音孔(15)を有すると共に一端を排
    気出口(11)として大気に開放するテイルパイプ(1
    2)を第2室(32 )に配設した、エンジン用排気マフ
    ラにおいて、 鋼板(18)を筒状に丸めてテイルパイプ(12)を形
    成し、このテイルパイプ(12)の周方向で衝合させた
    鋼板(18)の両端を互いに反対方向へ展開させてバッ
    フルプレート(2)を形成したことを特徴とする、エン
    ジン用排気マフラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 マフラ本体(1)の内壁にバッフルプレート(2)の端
    部が係合する位置決め溝(4a,4b)を形成したこと
    を特徴とする、エンジン用排気マフラ。
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JP5990123B2 (ja) * 2013-03-25 2016-09-07 株式会社クボタ エンジンの排気浄化装置

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