JPH02211021A - ディジタル形電流動揺検出継電器 - Google Patents

ディジタル形電流動揺検出継電器

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JPH02211021A
JPH02211021A JP1027210A JP2721089A JPH02211021A JP H02211021 A JPH02211021 A JP H02211021A JP 1027210 A JP1027210 A JP 1027210A JP 2721089 A JP2721089 A JP 2721089A JP H02211021 A JPH02211021 A JP H02211021A
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Seiichi Mitamura
三田村 聖一
Tadashi Nakamura
正 中村
Yoji Watabe
渡部 洋司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は電力系統の動揺を検出するためのディジタル形
電流動揺検出継電器に関する。
(従来の技術) 電力系統で事故が発生し、その事故が除去された後、該
当系統の再閉路を行なうが1.この再閉路に失敗すると
、系統全体の安定度が損なわれ、いわゆる動揺といわれ
る状態になる。
この系統の動揺を検出するために、従来から2地点の電
圧の位相差が180°を越えたとき動作とする脱調検出
リレー(sev)が用いられ、フェイルセーフ要素とし
て多段過電流リレー(51M)が用いられている。第6
図は56Vリレーの、ス、第7図は51Mリレーの特性
図をそれぞれ示したものである。
(発明が解決しようとする課題) ここで51Mを用い、電流の変化から系統の動揺を検出
することも考えられる。
しかし、この場合51Mは系統の動揺時のみならず、単
純事故時にも動作してしまうという欠点を有する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、系統の
電流から系統の動揺を正しく検出し、単純事故時には動
作しないディジタル形電流動揺検出継電器を提供するこ
とを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するなめ、本発明では電力系統の電気量
を一定時間間隔でサンプリングし、ディジタル量に変換
した後、このディジタルデータを基にリレー判定を行な
うディジタル形継電器において、系統電流の所定時間内
の最大値及び最小値を求める手段と前記電流の最大値と
最小値の差分を求める手段と前記差分が所定値を越えた
とき動作と判定する手段とからなる第一のリレー要素と
、電流の傾きを求める手段と前記電流の変化の傾きが所
定値を越えたときカウンタを起動する手段と前記カウン
タが所定値に達したとき動作と判定する手段と前記動作
出力を所定時間引延ばす手段とからなる第二のリレー要
素と、前記第一のリレー要素と第二のリレ、−要素との
各出力を導入してリレー判定を行なう判定手段とから構
成した。
(作 用) 電力系統に動揺が発生した場合、電流は一定の動揺周期
で緩やかに変動する。そこで、電流の最大値と最小値の
差が所定値を越えることを検出する要素と、電流変化の
傾きが所定値以上であることが所定時間継続することを
検出する要素によって、系統の動揺を正しく検出するこ
とができる。
(実施例) 以下図面を1#照して実施例を説明する。
第1図は本発明によるディジタル形電流動揺検出継電器
の一実施例の機能ブロック図である。
第1図において、ディジタル形電流動揺検出継電器10
は、電力系統よりとり込まれた電流をディジタルデータ
に変換した後電流値を算出する電流値算出手段11と、
この算出した電流値の所定時間内の最大値を算出する最
大値算出手段12と、同じく所定時間内の最小値を算出
する最小値算出手段13と、前記手段12と手段13と
の差が所定の値より大きいか否かを比較し、大きい場合
に出力をONL、小さい場合に出力をOFFとする比較
手段14と、手段11にて算出した電流値の変化の傾き
を算出する傾き算出手段15と、手段15にて算出した
傾きが所定の値より大きいか否かを比較し、大きい場合
に出力をQNL、小さい場合に出力をOFFとする比較
手段16と、手段16の出力が所定時間継続することを
検出し、これが継続した場合に出力をONとし、継続し
ない場合に出力をOFFとする動作継続確認手段17と
、手段17の出力がONのとき及びONから0[Fに変
わってから所定時間出力をONとする出力引延し手段1
8と、比較手段14の出力と出力引延し手段18の出力
の両者がONのとき、リレー動作をONとし、それ以外
ではリレー復帰とする判定手段19とから構成される。
第2図は、系統が3秒周期で動揺した時の電流の変化例
を示した図である。以下第2図に従い説明する。まず系
統での電流の変化を検出するために、電流の振動幅を検
出する。第2図中のA点とB点の電流値の差分が所定値
I  ′@−越えた時、et 異常であると判断°する。第2図に示す通り、電流が3
秒周期で変動する場合、電流は1.5秒毎に最大値と最
小値を繰り返すことから、余裕を考慮し、例えば、過去
3秒間内の電流の最大値と最小値の差分を求めることで
、振動の幅を検出できる。このため、この差分が所定の
値I  を越えた時りet レー動作とする。このリレー要素を仮にOC要素と呼ぶ
第3図にOC要°素の処理内容を示すフローチャートを
示す。
第3図に示した内容は第1図の各手段12.13゜14
をソフトウェアにて構成した例である。
第3図において、ステップ331では現時点より過去3
秒間内の電流値の最大値■  を求める。
AX ステップ832では現時点より過去3秒間内の電流値の
最小値I 、 を求める。ステップ333では、11n 1  −1.  が■  より大きいかどうかの判WA
X   l1In   set 定を行ない、大きい場合はステップ834の処理を、小
さい場合はステップS35の処理をそれぞれ行なう。ス
テップ834では、電流の振動幅がI  よet り大きい場合であるため、リレー動作とする。ステップ
S35では、電流の振動幅が■  より小さet い場合であるため、リレー復帰とする。
次に事故と動揺を区別するために、電流の増加・減少の
傾きを求める。第2図に示す通り、動揺時には比較的ゆ
っくりした電流の増減が繰り返される。
第4図は、電流が3秒周期で振動し、振動幅がI  で
ある場合の電流の傾きについて説明したet 図である。以下第4図に従って説明する。
第4図かられかる通り電流は1.5秒間でl5etだけ
変化するなめ、平均の傾きはI set /1.5と考
えることができる。今、2倍の余裕を考慮すると、傾き
がI   /3以上の電流の変化は最低et でも500 rgsは継続する。そこで、電流の傾きが
I、。t/3より大きいことを500糟S間以上確認す
れば、動揺中の電流変動であると判断し、リレー動作と
する。これにより、事故時の電流の急変と、動揺時の電
流の変化を区別することができる。なお第4図中の0点
、D点付近では、電流の傾きが小さくなり、動作できな
いため、電流の傾きが’set/3以上あることが50
0 ms以上継続したことをひとたび検出すれば、例え
ば1秒間出力保持を行なうことにより、連続動作とする
ことができる。このリレー要素を仮にdl/dt要素と
呼ぶ。
第5図にdl/dt要素の処理内容を示すフローチャー
トを示す。
第5図に示した内容は、第1図の各処理15.16゜1
7、18をソフトウェアにて構成した例である。
第5図において、ステップ851では、電流の傾きを求
める。ステップ8.52では電流の傾きがl5et”よ
り大きいかどうかの判定を行ない、大きい場合はステッ
プ553の処理を、小さい場合はS54の処理をそれぞ
れ行なう、ステップ353では、電流の傾きがI   
/3より大きいことがet 500 Ilsl椎間するかどうかを判定を行ない、継
続する場合はステップ855の処理を、継続しない場合
は854の処理をそれぞれ行なう、ステップ854では
、電流の傾きがI   /3より大きいことがet 500 as間継続した後に電流の傾きがI、。t/3
より小さくなった場合の出力保持時間が1秒を経過した
かどうかの判定を行ない、経過した場合はステップ85
6の処理を、経過して・いない場合はステップ855の
処理をそれぞれ行なう、ステップS55では、電流の傾
きがI   /3より大きいことがet 500 Ilsl椎間した場合、あるいは出力保持時間
が1秒を経過していない場合であるからリレー動作とす
る。ステップ856では、電流の傾きがl5et/3よ
り小さく、出力保持時間が1秒を経過した場合であるか
ら、リレー復帰とする。
以上述べた通り、前記OC要素により、電流の変化を検
出でき前記旧/dt要素により事故と動揺を区別ができ
るため、前記OC要素と前記dl/dt要素の両者が動
作したとき、動揺を検出したと判断し、リレー動作とす
る。
上記実施例では動揺周期が3秒の場合を例にとって説明
したが、これに限定されるものではなく、動揺周期は任
意の値をとることができ、また、各種の時間も動揺周期
に応じて適当な値をとることができる。
X、 dl/dt要素の検出感度は、余裕を2倍として
設定したが、適当な値とすることも可能である。
OC要素単独でも動揺検出リレーとして適用できる。
ス、第1の実施例中のdi/dt要素単独でも動揺検出
リレーとして適用できる。
以上の内容は全てソフト処理にて構成される例であるが
、ハードウェアによっても同様な機能を構成できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば系統電流の変化幅
が所定値以上あると共に、その傾きが所定値以上でかつ
所定時間継続したことを条件に、系統動揺と判定するよ
う構成したので、単純事故には不要応動しないディジタ
ル形電流動揺検出継電器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図・は本発明によるディジタル形電流動揺検出継電
器の一実施例のブロック図、第2図はOC要素を説明す
る図、第3図はOC要素の処理内容を湿すフローチャー
ト、第4図は旧/dt要素を説明する図、第5図はdl
/dt要素の処理内容を示すフローチャート、第6図は
56Vリレーの特性図、第7図は51Mリレーの特性図
を示す。 10・・・ディジタル形電流動揺検出継電器11・・・
電流値算出手段  12・・・最大値算出手段13・・
・最小値算出手段  14.16・・・比較手段15・
・・傾き算出手段   17・・・動作継続確認手段1
8・・・出力引延し手段  19・・・判定手段特許出
願人  株式会社 東 芝 代理人弁理士  石 井   紀 男 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統の電気量を一定時間間隔でサンプリングし、デ
    ィジタル量に変換した後、このディジタルデータを基に
    リレー判定を行なうディジタル形継電器において、系統
    電流の所定時間内の最大値及び最小値を求める手段と前
    記電流の最大値と最小値の差分を求める手段と前記差分
    が所定値を越えたとき動作と判定する手段とからなる第
    一のリレー要素と、電流の傾きを求める手段と前記電流
    の変化の傾きが所定値を越えたときカウンタを起動する
    手段と前記カウンタが所定値に達したとき動作と判定す
    る手段と前記動作出力を所定時間引延ばす手段とからな
    る第二のリレー要素と、前記第一のリレー要素と第二の
    リレー要素との各出力を導入してリレー判定を行なう判
    定手段とを備えたことを特徴とするディジタル形電流動
    揺検出継電器。
JP1027210A 1989-02-06 1989-02-06 ディジタル形電流動揺検出継電器 Expired - Fee Related JPH07118864B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003048792A1 (fr) * 2001-12-03 2003-06-12 Nihon University School Juridical Person Procede et appareil permettant de detecter la perte de synchronisme dans un systeme generateur
JP2010154620A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Toshiba Corp 保護継電器、その制御方法及び制御プログラム
JP2016152674A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 三菱電機株式会社 保護リレー装置

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JPS6390450A (ja) * 1986-10-01 1988-04-21 Mitsubishi Electric Corp 直流き電線デジタル保護継電装置

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