JP2692961B2 - 負荷選択しゃ断装置 - Google Patents

負荷選択しゃ断装置

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JP2692961B2 JP1168146A JP16814689A JP2692961B2 JP 2692961 B2 JP2692961 B2 JP 2692961B2 JP 1168146 A JP1168146 A JP 1168146A JP 16814689 A JP16814689 A JP 16814689A JP 2692961 B2 JP2692961 B2 JP 2692961B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電力系統の負荷を選択的にしゃ断する負荷選
択しゃ断装置に係り、特に常に系統運用状態に見合った
選択しゃ断負荷となるようにセットして系統運用状態変
化に追随し得るようにした負荷選択しゃ断装置に関す
る。
(従来の技術) 近年、電力系統の受変電設備における負荷を選択的に
しゃ断する装置として、プリセット演算部と、プリセッ
ト出力部と、外部プリセット回路を備えてなる負荷選択
しゃ断装置が多く用いられてきている。
第3図は、この種の負荷選択しゃ断装置の一例を示す
ブロック図である。第3図において、負荷選択しゃ断装
置は、プリセット演算部1と、プリセット出力部2と、
外部プリセット回路3とから構成されている。すなわ
ち、例えば第4図に示すようなしゃ断対象負荷数(負荷
1〜負荷10)およびトリガー数(トリガー1〜トリガー
4)の場合、プリセット演算部1はトリガー毎の選択し
ゃ断負荷を、タイマーでセットされた一定時間毎に算出
し、プリセット出力部2を通して演算データを出力する
ことにより、外部プリセット回路3をその時点に見合っ
た選択しゃ断負荷にセットする。そしてこの状態で、外
部プリセット回路3にトリガー信号T1〜T4のいずれかが
入力されると、既にセットされている選択しゃ断負荷に
従って負荷しゃ断信号が出力されることになる。
しかしながら、このような負荷選択しゃ断装置では、
セットされた瞬間においてだけは系統運用状態に見合っ
た選択しゃ断負荷となっているが、時間の経過と共に系
統運用状態が変化すると、セットされている選択しゃ断
負荷はその時の系統運用状態にマッチしない不適切なも
のとなる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の負荷選択しゃ断装置において
は、系統運用状態の変化に追随した選択しゃ断負荷のプ
リセットを行なえないという問題があった。
本発明の目的は、系統運用状態の変化に速やかに追随
した選択しゃ断負荷をプリセットすることが可能な信頼
性の高い負荷選択しゃ断装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 電力系統の負荷を選択的にしゃ断する負荷選択しゃ断
装置において、電力系統の電源供給側潮流値、受電−発
電連絡潮流値並びに負荷側潮流値からなる系統運用状態
を表す潮流信号を入力する信号入力手段と、潮流信号入
力手段で入力された潮流信号に基づいて、プリセット演
算を開始する必要がある程の潮流状態変化があったか否
かを判定し、当該演算を開始する必要がある場合に起動
信号を出力する潮流状態変化検出手段と、潮流状態変化
検出手段からの起動信号により起動され、当該起動され
た時点での潮流状態に見合ったトリガー毎の選択しゃ断
負荷を算出するプリセット演算手段と、プリセット演算
手段からの演算データを出力するプリセット出力手段
と、プリセット出力手段からの演算データに基づいてト
リガー毎の選択しゃ断負荷をセットし、トリガー信号に
入力されるとセットされているトリガーに対応した選択
しゃ断負荷に従って負荷しゃ断信号を出力する外部プリ
セット手段とを備えて構成している。
(作 用) 本発明の負荷選択しゃ断装置においては、信号入力手
段によって電力系統の系統運用状態を表す潮流信号が入
力され、この潮流信号を基に潮流状態変化検出手段によ
り、プリセット演算を開始する必要がある程の潮流状態
変化があったか否かが判定され、その結果当該演算を開
始する必要があると判定した場合には起動信号が出力さ
れる。すると、この起動信号によってプリセット演算手
段が起動され、この起動された時点での系統運用状態に
見合ったトリガー毎の選択しゃ断負荷が算出され、この
演算データがプリセット出力手段を通して外部プリセッ
ト手段に入力され、この演算データに基づいたトリガー
毎の選択しゃ断負荷がセットされる。これにより、トリ
ガー信号の入力時においては、外部プリセット手段にセ
ットされているトリガーに対応した選択しゃ断負荷に従
って負荷しゃ断信号が出力されることになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、本発明による負荷選択しゃ断装置の構成例
を示すブロック図である。本実施例の負荷選択しゃ断装
置は第1図に示すように、信号入力部4と、系統運用状
態変化検出部5と、プリセット演算部6と、プリセット
出力部7と、外部プリセット回路8とから構成してい
る。
ここで、信号入力部4は、例えば第2図に示すような
構成を有する電力系統の系統運用状態を表わす信号、す
なわち系統接続状態信号,潮流値信号等を入力するもの
である。また、系統運用状態変化検出部5は、信号入力
部4で入力された系統運用状態信号に基づいて、プリセ
ット演算を開始する必要がある程の系統運用状態変化が
あったか否かを判定し、当該演算を開始する必要がある
場合に起動信号を出力するものである。一方、プリセッ
ト演算部6は、信号入力部4からの系統運用状態信号を
入力とし、系統運用状態変化検出部5からの起動信号に
より起動され、当該起動された時点での系統運用状態に
見合ったトリガー毎の選択しゃ断負荷を算出するもので
ある。また、プリセット出力部7は、プリセット演算部
6からの演算データを出力するものである。さらに、外
部プリセット回路8は、プリセット出力部7からの演算
データに基づいてトリガー毎の選択しゃ断負荷をセット
し、トリガー信号が入力されるとセットされているトリ
ガーに対応した選択しゃ断負荷に従って負荷しゃ断信号
を出力するものである。
次に、かかる如く構成した負荷選択しゃ断装置の作用
について説明する。
第1図において、信号入力部4では、第2図に示すよ
うな構成の電力系統の系統接続状態,潮流値が、系統運
用状態信号として入力される。この系統運用状態信号は
系統運用状態変化検出部5に入力され、系統運用状態変
化検出部5でこれを基にプリセット演算を開始する必要
がある程の系統運用状態の変化があったか否かの判定が
行なわれる。ここで、系統運用状態の変化とは、第2図
の場合で述べると、電源供給側のスイッチS1〜S3の接続
状態、受電−発電連絡スイッチS4の接続状態、負荷側ス
イッチS5〜S14の接続状態の変化、および電源供給側の
潮流値A1〜A3、受電−発電連絡潮流値A4、負荷側潮流値
A5〜A14の一定値以上もしくは一定割合以上の変化のこ
とである。これらの系統運用状態を表わす信号は、系統
の事故もしくは負荷変化等によって変化するので、系統
運用状態変化検出部5でその変化が判定される。その結
果、プリセット演算を開始する必要のある系統運用状態
の変化が判定された場合には、起動信号がプリセット演
算部6に入力される。
すると、この系統運用状態変化検出部5からの起動信
号によってプリセット演算部6が起動され、この起動さ
れた時点での系統運用状態に見合ったトリガー毎の選択
しゃ断負荷が算出される。そして、この演算データはプ
リセット出力部7を通して外部プリセット回路8に入力
され、外部プリセット回路8ではこの演算データに基づ
いたトリガー毎の選択しゃ断負荷がセットされる。これ
により、外部プリセット回路8においては、この選択し
ゃ断負荷がセットされた後は、プリセット演算部6の運
転・停止の如何にかかわらず、トリガー信号T1〜T4のい
ずれかが入力された時には、セットされている当該トリ
ガー(T1〜T4のいずれか)に対応した選択しゃ断負荷に
従って負荷しゃ断信号が出力されることになる。
上述したように、本実施例の負荷選択しゃ断装置は、
電力系統の系統運用状態を判断するのに必要な系統接続
状態,潮流値を系統運用状態信号として入力し、この系
統運用状態信号を基に、プリセット演算を開始する必要
がある程の系統運用状態変化があったか否かを判定し、
その結果当該演算の必要がある場合にプリセット演算部
6を起動して、この時点での系統運用状態に見合ったト
リガー毎の選択しゃ断負荷を算出し、この演算データを
外部プリセット回路8にセットするようにしているの
で、常時系統運用状態に見合った選択しゃ断負荷をセッ
トしておくことが可能、すなわち系統運用状態の変化に
速やかに追随したプリセットを行なうことが可能とな
り、極めて信頼性の高い負荷選択しゃ断装置を得ること
ができる。
尚、上記実施例では、トリガー数が4、しゃ断負荷数
が10であるケースに本発明を適用した場合について述べ
たが、これ以外のケースについても本発明を同様に適用
することができるものである。
また、上記実施例では、電力系統の系統運用状態を表
わす信号として、系統接続状態信号,潮流値信号を入力
したが、これに限らず例えば発電機の運転状態信号,発
電機の故障状態信号,受電量信号,発電量信号,負荷電
力使用量信号等を系統運用状態信号として入力するよう
にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、電力系統の潮流
値信号に基づいて系統運用状態の変化を検出し、この系
統運用状態変化を検出したタイミングでプリセット演算
を起動するようにしたので、電力系統の過負荷トリップ
を防止し、系統運用状態の変化に速やかに追随した選択
しゃ断負荷をプリセットすることが可能な極めて信頼性
の高い負荷選択しゃ断装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による負荷選択しゃ断装置の一実施例を
示すブロック図、第2図は同実施例における負荷選択し
ゃ断の対象系統の一例を示す系統図、第3図は従来の負
荷選択しゃ断装置を示すブロック図、第4図はトリガー
としゃ断対象負荷との関係を説明するための図である。 4……信号入力部、5……系統運用状態変化検出部、 6……プリセット演算部、7……プリセット出力部、 8……外部プリセット回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統の負荷を選択的にしゃ断する負荷
    選択しゃ断装置において、 前記電力系統の電源供給側潮流値、受電−発電連絡潮流
    値並びに負荷側潮流値からなる系統運用状態を表す潮流
    信号を入力する信号入力手段と、 前記潮流信号入力手段で入力された潮流信号に基づい
    て、プリセット演算を開始する必要がある程の潮流状態
    変化があったか否かを判定し、当該演算を開始する必要
    がある場合に起動信号を出力する潮流状態変化検出手段
    と、 前記潮流状態変化検出手段からの起動信号により起動さ
    れ、当該起動された時点での前記潮流状態に見合ったト
    リガー毎の選択しゃ断負荷を算出するプリセット演算手
    段と、 前記プリセット演算手段からの演算データを出力するプ
    リセット出力手段と、 前記プリセット出力手段からの演算データに基づいてト
    リガー毎の選択しゃ断負荷をセットし、トリガー信号が
    入力されるとセットされているトリガーに対応した選択
    しゃ断負荷に従って負荷しゃ断信号を出力する外部プリ
    セット手段と、 を備えていること特徴とする負荷選択しゃ断装置。
JP1168146A 1989-06-29 1989-06-29 負荷選択しゃ断装置 Expired - Lifetime JP2692961B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6253123A (ja) * 1985-08-29 1987-03-07 株式会社東芝 負荷選択しや断装置
JPS63178729A (ja) * 1987-01-16 1988-07-22 株式会社東芝 負荷選択しや断装置
JPS63242128A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 株式会社東芝 負荷選択しや断装置

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