JPH02209896A - 還元型の非グリコシル化組換ヒトil↓2、その取得方法、及び薬物としてのその使用 - Google Patents

還元型の非グリコシル化組換ヒトil↓2、その取得方法、及び薬物としてのその使用

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JPH02209896A
JPH02209896A JP1192769A JP19276989A JPH02209896A JP H02209896 A JPH02209896 A JP H02209896A JP 1192769 A JP1192769 A JP 1192769A JP 19276989 A JP19276989 A JP 19276989A JP H02209896 A JPH02209896 A JP H02209896A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、還元型における生物学上活性な非グリコシル
化組換ヒトインタロイキン2 (r−hfL2として記
載される)、その取得方法、及び薬物としてのその使用
に関するものである。
[従来の技術] 活性化T細胞の増殖を刺戟するリンポキンである天然ヒ
tiL2は、蛋白のアミノ酸配列にあける位置58.1
05及び125に位置する3個のシスチーインを有する
。位置58及び105におけるシスティンはジスルフィ
ド架橋により結合されるのに対し、位置125における
システィンは遊離スルフヒドリル基を有する[R,J、
ITJブス等、プロシーディング・ナショナル・アカデ
ミ−・す゛イエシス・USA (1984) 、第81
巻、第6486〜6490頁]。
ADNの組換技術により対立遺伝子から或いは誘導体か
らヒトIL2を製造する方法が記載されている。たとえ
ばT、タニグチ等[ネイチャー(1983) 、第30
2巻、第305〜310頁]及びR。
デボス等[ヌクレイツク・アシッド・リサーチ(198
3) 、第11巻、第4307〜4323頁]は微生物
におけるヒトIL21伝子のクローン化及びその発現を
記載しており、ざらにC,ジュー等[シレーナル・バイ
オロジカル・ケミストリー(1987)、第262巻、
第5723〜5731頁]はIL2の組換誘導体の発現
を1坪でいる。さらに、112は不溶性顆粒の状態で微
生物に蓄積する際3個のチオール基を有する還元型で見
出されかつ活性が失われることも知られている[日本国
特許出願J P 1257931号]。したがって、活
性IL2を得るためには顆粒中に蓄積した還元型蛋白の
酸化工程を必要とすることが認められているにれを行な
うには、蛋白を変性用媒体中に溶解させた後、復元を必
要とする適当なジスルフィド架橋58〜105の形成を
、調節された酸化媒体中で行なった。たとえば酸素のみ
による酸化(空気中での自己酸化)又は第二銅イオン若
しくはたとえばチオールのような弱酸化剤の存在下での
酸化或いはチオール−ジスルフィド混合物による酸化の
ような種々異なる方法が記載されている[T、ツジ等、
バイオケミストリー(1987) 、第26巻、第31
29〜3134頁]。
酸化復元の後、異性体分子内架橋58〜105及び10
5〜125並びに不活性であることが示されかつA、ワ
ンプ等[サイエンス(1984) 、第224巻、第1
431〜1433頁]又はJ、L、ブラウイング等(ア
ナリチカル、バイオケミストリー(1986) 、第1
55巻、第123〜128頁]にしたがう逆相クロマト
グラフィーにより分離しうる分子内架橋の形成に相当す
る酸化生成物を除去するには、クロマトグラフィーによ
る精製を必要とする。
顆粒の形態で蓄積した蛋白から出発して適当な生物学的
活性を有する均質な酸化組換It2を得るには、したが
って如何なる方法にしたがうにせよ、成る種の技術的問
題を提起する。何枚なら、数段階の精製を必要とし、こ
れは求める生成物の低収率をもたらすからである。
[発明の要点] 本発明は、新規な還元型の非グIノコシル化活性組換ヒ
トIL2、並びにIL2の生物学的活性を有する生成物
を得るために再酸化工程を必要としないこの生成物の製
造方法に関するものである。
−面によれば本発明は、一方では次のアミノ酸配列: 並びにこの配列にてXがメチオニン若しくは水素原子を
示しかつ位置58.105及び125における3個のシ
スティンが還元型である対立遺伝子若しくは誘導体を有
し、かつ他方では同じ配列を有すると共に位置58〜1
05にジスルフィド架橋を有する酸化型IL2と同様な
生物学的活性を有する口とを特徴とする非グリコシル化
組換ヒトインクロイキン2に関するものである。
対立遺伝子及び誘導体という用語はシスティン58.1
05及び125以外の置換、欠失若しくは付加により改
変された1個若しくはそれ以上のアミノ酸の配列を包含
し、その程度はこれら生成物が還元IL2の特徴である
生物学的活性を保つ程度である。この種の改変を得るこ
とはADNの組換方法において周知されており、たとえ
ばR6F、ラザー及びJ、P、レコダによりジエネテイ
ック・エンジニアリング、アカデミツク・プレス(19
83) 、第31〜50頁に又はM、スミス及びS。
ギラムによりジエネティツク・エンジニアリング・プリ
ンシプルス・アンド・メソツズ、プレナム・プレス(1
981) 、第3巻、第1〜32頁に検討された誘導突
然変異技術により行なわれる。還元型という用語は11
2を含有するシスティン残菊1が遊離スルフヒドリル基
を有するものと理解され、ぞの決定はたとえばジチオジ
ビリジンを一7″オール試薬として用いる分光光度法に
より行なわれる。
本発明に関する還元型の生物学的活性はジスルフィド架
橋58〜105を有する対応の酸化型と同様に決定され
、テトラゾリウム塩での比色試験によりIL2CTIL
−2に応じたネズミの白血病細胞ラインの増殖を測定し
て行なわれる[T、J。
モスマン、イミュノロジカル・メソツズ<1983)、
第65巻、第55〜63頁]。
ざらに本発明は、一方では次のアミノ酸配列:並びにこ
の配列にてXがメチオニン若しくは水素原子を示しかつ
位置58.105及び125におりる3個のシスティン
が還元型である対立遺伝子若しくは誘導体を有し、かつ
他方では少なくとも0.5x107 U/mgの生物学
的活性を有することを特徴とする非グリコシル化組換ヒ
1−IL2にも関1゛る。IL2活性の単位は、試験に
おいて最大応答の50%をもたらす量であると規定され
る。ナショナル・キャンサー・インステイチゴート(N
CI)により提供される試料[バイオロジカル・リスポ
ンス・モデイフフイヤ・プログラム(BRMP)基準ヒ
ト試薬I L2  (Jurkat) Jを標準として
使用する。
より正確には本発明は、次のアミノ酸配列:を有し、こ
こでXがメチオニン若しくは水素原子を示しかつ位置5
8.105及び125における3個のシスティンが還元
型であり、ざらに天然ヒトIL2と同様な生物学的活性
を示すことを特徴とする非グリコシル化組換ヒトインタ
ロイキン2に関するものである。同様な活性という表現
は、白血病Jurkat細胞から単離された天然IL2
の活性と同じ比活性、すなわち1.3X 107 U/
m(1(標準BRMP)又はこの比活性とは最高25%
だけ相違する活性であると理解される。本発明に関する
還元型IL2の配列は、必要に応じこれを発現するたと
えばイー・コリ(大腸菌)のような形質転換された微生
物に応じて追加のN−末端メチオニンを有する。本発明
の好適具体例においてはメチオニンを有する配列が好適
であるが、メチオニンを有する産生物とメチオニンを持
たず或いはメチオニンが除去された産生物との混合物も
使用することができる。
他の面によれば本発明は、先ず最初に形質転換された微
生物中に顆粒として蓄積したIF5をケイオトロビック
剤で還元性媒体中にて可溶化させることにより抽出し、
次いで沈澱に続く酸溶出剤での逆相高性能液体クロマト
グラフィーによって精製することからなる上記非グリコ
シル化組換ヒト[−2の製造方法を提供し、この方法は
(a)前記クロマトグラフにて溶出された主フラクショ
ンを必要に応じ一20℃の範囲の淘fflまで冷却工程
にかけ、次いで水相を分離し、(b)これを酸媒体で希
釈し、次いで酸媒体中にてさらに逆相高性能液体クロマ
トグラフカラムにてクロマト処理しかつ前記IL2を分
離することを特徴とする。
高割合の発現のため、たとえばイー・コリのような形質
転換微生物により顆粒の形態で産生される組換IL2は
、たとえばグアニジン塩の6〜8M溶液のようなケイオ
トロビツク剤の濃厚溶液により公知方法で可溶化するこ
とができ、次いで好ましくはC3、C4、C8若しくは
C18のようなグラフト化シリカの市販支持体と1〜4
のpH値を有する酸溶出剤とを用いる逆相高性能液体ク
ロマトグラフィー(以下、RP −HP L Cと称す
る)によって精製することかできる。IF5は、たとえ
ば酢酸若しくはトリフルオロ酢酸(以下、TFAと称す
る)のような有機酸とたとえばアセトニトリルのような
有機溶剤とからなるyA度勾配系によってカラムから)
d出することができる。主フラクション、すなわち28
0nmにて分光光度法により検出される溶出物が、本発
明による方法の1部を構成する適宜の冷却工程に対する
原料となる。
冷却とは、室温で回収された前記主フラクションを一2
0℃程度の温度を有する環境に置くことを意味し、これ
は固液(水)相の順次の形成を可能にし、その上澄フラ
クションをデカントによって除去することができる。必
要に応じこのようにして分離された水相は、希釈した後
に本発明による方法の1部を構成する下記の酸媒体にお
けるRP−HPLCのための原料として役立つ。水相の
希釈は1〜4、好ましくは2〜3のpH値を有する酸媒
体で行なわれる。希釈された水相を、たとえば蛋白につ
き使用するのに適した寸法の細孔(たとえば少なくとも
150への直径)を有するグラフト化シリカC3、C4
、C8若しくは01Bのような市販の支持体を用いて逆
相カラムでクロマト処理する。IF5の溶出には、水と
混和しうる低級アルコールの濃度を増大させると共に有
Ia酸を含有する濃度勾配を用いる。
特に本発明の方法は、適宜の冷却工程を約0.1%のト
リフルオロ酢酸を含有するアセ1ヘニトリルの水溶液で
行ない、この希釈をたとえばクエン酸のような有機酸の
水溶液で行ない、ざらに前記lN−2をイソプロパノー
ルと水とたとえばクエン酸のような有機酸とを含有する
溶液で第2クロマトグラフにて溶出させることを特徴と
する。本発明による適宜の冷却工程にかける好適混合物
である約0.1%のTEAを含有するアセトニトリルの
水溶液は、第1クロマトグラフで溶出される主フラクシ
ョンに相当する。より好ましくは、水相の希釈は適宜の
分離の直後に或いは第1クロマトグラフの直後に行なわ
れる。この希釈は、好ましくはたとえば!ll酸、酢酸
、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸若しくはクエン酸の
ような有機酸を0.5〜2%含有づる少なくとも2倍容
積の水を添加して、より好ましくは0.5%のクエン酸
を含有する約2倍容積の水を添加して行なわれる。本発
明による方法の1部を構成する第2クロマトグラフは、
冷却工程の後に必要に応じ分離されかつ次いで希釈され
た水相を少なくとも150人の孔径含有するグラフト化
シリカC3、C4、C8若しくはC18のような市販の
支持体を用いるRP−HPLCにかけることからなって
いる。好適支持イ本はグラフト化シリカC4VYDAC
300人であって共有結合によりグラフト化ブチル塞を
有するシリカゲルであり、その孔径は300人の直径を
有すると共にその粒子は15〜20JJInの平均寸法
を有する。本発明の方法に関するIL2の溶出は、たと
えばプロパツール若しくはイソプロパノールのようなア
ルコールとたとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリフ
ルオロ酢酸若しくはクエン酸のような有@酸とからなる
濃度勾配系を用いて行なわれる。好適混合物はイソプロ
パノールと水と好ましくは0.5〜2%、より好ましく
は0.5%のクエン酸とで構成され、かつイソプロパノ
ールのg度を増大させる濃度勾配系を用い約48%のイ
ソプロパノールにて低級フラクションを溶出さけ、次い
で約59%のインプロパツールにより高級フラクション
を溶出させ、後者が還元型の非グリコシル化活性組換ヒ
1iL2を含む。
さらに本発明の主題は、上記方法で得られる還元型の非
グリコシル化組換ヒトIL2である。
得られる前記フラクションは約0〜−20°Cにて保持
することができ、これらの条件にて安定である。さらに
、減圧下での共沸蒸溜によりイソロバノールを除去する
こともできる。得られた溶液は4℃で保持することがで
き、或いは本発明のIL2を凍結乾燥によって直ちに分
離することもできる。
ざらに本発明は、主フラクションを冷却工程および水相
の分離にかけない変法にも関するものである。
本発明の変法で得られる希釈された主フラクションは+
4℃で保持することができる。これは安定であり、かつ
本発明による方法の1部を構成する第2クロマトグラフ
イーの原料を構成する。
チオール基を加えた場合、本発明により得られるIL2
は3個の遊離スルフヒドリル基を右しかつCT L L
 −2ラインの増殖試験にて0.7〜1.3x107 
U/mgの比活性、すなわち天然IL2と同様な活性を
承り。この活性は、上記還元型の非グリコシル化組換ヒ
トIL2に関する本発明の一面を、天然IL2と同様に
たとえばM、フレクチャー等によりリンホキン・リサー
チ、第6巻(1987) 、第47〜57真に記載され
た免疫調節活性、並びにその抗腫瘍活性を利用する各種
の指針で薬物として使用することを可能にし、これはた
とえばT−リンパ球の増殖、NK(天然キラー)細胞及
びLAK(リンホキン活性化キラー)細胞の細胞毒性の
誘発、細胞免疫の復活、免疫不全症の場合の感染に対す
る保護作用、又はワクチンに関するアジュバント作用を
含む。投与は直接性なうことができ、或いはS、A、r
コービンベルク等によりニュー・イングランド・ジV−
ナル・メディスン(1985) 、第313巻、第14
85〜1492真に記載された公認免疫治療法に関する
投与とすることらできる。
天然112と同様に、本発明のIL2はそれ自身で或い
はたとえばα−インクフェロン、γ−インノエロン及び
(又は)その仙の治療剤のような他の免疫調節剤と共に
使用することができる。
最後に、本発明の主題は、上記還元型の非グリコシル化
組換ヒトIL2を活性成分として含有する医薬組成物で
ある。この組成物は固体若しくは液体とすることができ
る。本発明のIL2は有用な医薬組成物を製造する公知
方法にしたがって処方することができ、IL2を医薬上
許容しつる支持ビークルと組合せる。この組成物は、有
効量のIL2とヒトに投与するのに適した適当量のビー
クルとを含有する。この組成物は、減圧下に共沸蒸溜に
よりイソプロパノールを除去した後の本発明ににるIL
2の酸水溶液から出発し、これに水溶性充填剤を添h[
+ シかつ凍結乾燥して得ることができる。充填剤とは
、混合物を再編成する際に初期pH値を変化させない水
溶性物質を意味すると理解される。添加しうる充填剤の
例はたとえばグルニ1−ス、リボース、原、(功、マル
トース、トレハロース又はたとえばマニトールのような
還元糖などの糖類である。マユ1〜−ルが好適である。
マニトールは、本発明によるlL2の濃度が0.05〜
1mg /rrdlである場合は、投与すべき量に応じ
て10〜50mg/m、好ましくは50mg/mIlの
程1衰の濃度で添加される。酸素の不存在下で無菌状態
にで濾過された溶液を投入フラスコに分割し、かつ凍結
乾燥する。凍結乾燥された混合物は、フラスコ内でて非
経口注射に適した蒸溜水を注入して再編成することがで
きる。
本発明の組成物は、丸薬若しくは連続潅流での静脈内経
路により或いは筋肉内、腹腔内、胸膜内若しくは皮下経
路によって投与することができる。
投与経路及び98置すべき病気に応じて本発明によるI
L2の有効投与量は、一般に成人若しくは子供において
1x10607M2 /24h 〜40x106 tJ
/M2 /24hの範囲、好ましくは20X10607
M2 /24hの範囲である。ざらに、1日の投り吊は
投与期間に依存し、上記投与量のみに限定されない。
詳細には還元型の非グリコシル化、i′I]換ヒ1〜I
m2と水とたとえばクエン酸のような有機酸とを含有づ
ることを特徴とする。この種の組成物は本発明による凍
結乾燥された医薬組成物から出発してこれを)W流の際
に活性成分の安定性に奇与するたとえばグルコースのよ
うな適す゛るビークルの存在下に溶解させて得ることが
できる。好適条イ′1は蒸溜水の注入により再編成され
た凍結乾燥aN合物をり再編成された凍結乾燥混合物を
、投与プへき星に適するよう決定された所定容積のグル
コース(たとえば50mM、mの濃度)を含有する潅流
用ポケットに導入して希釈することからなっている。
上記した全ての引例を本明細書中に参考のため引用する
[実施例] 以下、限定はしないが実施例により本発明を説例 1:
顆粒から出発覆る還元型の生物活性r゛天然L2の]−
ド配列を有するプラスミドにより形質転換されかつ細胞
の内部に顆粒としてIL2を蓄積しうるイー・]り菌株
の培養物を遠心分離することにより、たとえば王、ザト
ー等、ジャーナル・バイオケミス1〜リ−(1987)
 、第101巻、第525〜534頁に記載されたよう
に顆粒を得た。IONの醗酵装置からこのように得られ
た菌体を、マントン・ガラリン・ホモゲナイザーにて破
砕処理にかけた。分離されかつ洗浄された細胞残漬(9
0〜170gの湿潤重量〉から出発し、IL2を8Mグ
アニジン塩酸塩(Gu−HCj)と100mMジチオス
レイトール(DDT)とを含有すル2,5容量のトリス
tM 9r液(1−I CE 20m)l、 D l−
18)に溶解した。溶解させた晴のIL2  (1,5
〜2.5(J )を、CdVYDACカラム(0,46
x15cm、300人、5柳)にて2/、/minの流
速で0.1%の工FAを含有するアセトニ!〜リルの線
状潤度勾配(30〜70%、10m1n )を用いて2
80nm若しくは210nmにおける分光光暦法検出で
の分析RP −1−I P L Cにより推定し、ここ
でピークの表面を標準IL2で検量した後に280nm
にて評価した(第1a図及び第1b図)。、次いで、G
u・HClの濃度をDDTの存在下に2Mまで低下させ
ることにより、IL2を沈澱させた。上澄液につき5.
0未満のDH値が得られるまで0.1%のTFAの水溶
液で沈澱物を洗浄した後、IL2を20%のアセトニト
リルと011%のTEAとの水溶液に溶解させた。分析
RP−1−IPLC(第2図)にしたがい85%より多
い還元型IL2の含有量を有する得られた「再溶解物」
は、0.01 x107 U/lllCl未満の還元型
IL2の生物学的活性を有し、かつ還元型IL2におけ
る2、853H1モルのスルフヒドリル基の含有量を有
した。分析RP−HP L Cにより推定して約200
mgのl 1−2 ニ相当する得られた溶液の1フラク
シヨンを、10%未満のアセミル二1〜リルの温度に調
節するよう0,1%の丁FAで希釈し、次いでC4VY
DACカラム(5,7X30CIn)に加えた。11.
−2を、0.1%のTFAを含有するアセ1−二!・リ
ルの線状温度勾配(30〜80%、4(1min )に
より約60%のアセトニトリル中の温度にて100m1
/minの流速で溶出させ、280nmにて分光光度法
により主ピークを検出しかつRP−HP L Cにより
分析した。還元型IL2を含有りる回収された「主フラ
クション」を次いで室温から一り0℃±1°Cに芋る低
速冷却工程にかけ、これはアセトニトリル中に濃縮され
た上相の@機相をデカントにより除去することを可能に
した。水が多くかつIL2を含有する下相は、凍結状態
に保持することができる。解凍した後、2倍容積の0.
5%クエン酸水溶液で希釈した後に得られた溶液をC4
VYDACカラム(5,7X30cm)に加え、これを
0.5%のクエン酸を含有するイソフoハ/−/L/(
7)線状a度勾配(20〜70%、40 m1n)にて
50m/minの流速で展開した。流出液を280nm
で分光光度測定し、約48%のイソプロパノール中の)
間層(フラクションr48J)における少量ピークと約
59%イソプ「1パノールの温度(フラクションr59
J )における多早ピークとの順次の溶出を示した(第
3図)。フラクション[591を回収した。これは、0
℃にて空気から保護しながら少なくとも24時間保持し
た際に安定であった。
減圧下に共沸蒸溜によりイソプロパノールを除去した後
、「59」フラクションを分析RPHP L Cで分析
して約60%のアセトニトリルで溶出された均質ピーク
(第4図)を与えたのに対し、基準酸化型IL2は約5
7%のアセトニトリルで溶出された(第1b図)。イン
プロパツールを除去した後に1 mQ/m1より高いI
L2の濃度と3±0.5のp l−1値とを有する「5
9」フラクションは、空気から保護して+4℃にて少な
くとも1週間にわたり保持することができ、或いは直ち
に凍結乾燥し又は処方して医薬組成物を1qることがで
きる。
凍結乾燥された「59」フラクションは、細胞CTi1
−2の増殖に関するインビトロ試験にしたがい生物学的
活性にて投与することができ、かつ天然IL2と同様な
1.3±0.5x107 U/mgの比活性を有り−る
ジチオジピリジンでの比色測定法により決定される凍結
乾燥[59」フラクションのjカ離スルフヒドリル塁の
含有量は2.94 SH/−Eルであって、酸化型阜準
■L2の0.76SH/’Eルと対比される。
分析RP−1−I P L Cにより測定して150〜
300mgの3個のSH基を有し、生物学的活性であり
、RP−HPLCにて均質である還元型r−hIL2が
、10テの醗酵装置から出発して「59」フラクション
で得られたく第5図の手順にしたがう)。
例 2:生 学的活性の還元型r−IL2の精製手順は
例1にあけると同様であるが、ただし「主フラクション
」を冷却工程に続くデカントによる分離にかけず、2倍
容積の0,5%クエン酸水溶液により直ちに希釈した。
「59」フラクションを回収しかつ例1と同様に処理し
た。
例 3:生物学的活性の還元型r −hI l 2の牛
化学的特性化 例1の「59」フラクションにおける本発明で得られた
還元型r−hIL2を次の性質につき検査した: (1)均質性 SDS  PAGE電気泳動を、10%のSDSを含有
する2相のゲル(それぞれ5%及び15%のアクリルア
ミド有する濃縮ゲル及び移動ゲル)にて行なった。試料
を先ず3%のSDS及び5%のメルカプトエタノールと
共に緩衝剤中で100℃にて2分間加熱した。1%のS
DSにて緩衝剤による移動を銀での発色によって追跡し
、これは99%より高いM!度の沈着物2μ9に相当す
る単一バンドを示した(第6図)。
(2)電気法 による分子量 還元媒体において、約15K dの見掛MWが決定され
、計痺されたMWによれば15420であったく第6図
)。
〈3)Z且Z敢四I感 水0.5d中に本発明の還元型r−t11L2の25u
gを含有する試料をガラス加水分解デユープに入れ、こ
れに0.5mlの濃塩酸を31.7%のT「△及び4,
8%のヂオグリコール酸と共に添加した。このチ:l−
ブを減圧下で密封し、次いで加水分解を155℃にて4
0分間行なった。次いで、加水分解物を減圧下に蒸発乾
固させた。残留物を0.77のクエン酸緩衝液pH= 
3に溶解させ、次いでこれをクエン酸緩衝液におけるp
 H勾配(3〜5)及び塩化プトリウム(O〜rog 
/ e )により60℃にて0、5d/ minの流速
でインターアクションAA511カラム(0,46x1
5cm)にてアミノ酸分析にかけ、かつカラム出口でオ
ルトフタルアルデヒドによる誘導化の後に蛍光により検
出した。その結果を第1表に示す。数値は、それぞれ2
反復の加水分解物及び2反復のクロマトグラフにつき得
られた平均値である。組成は、追加N−末端メチオニン
を有する天然IL2の組成と一致した。
第1表 インタロイキン2 第1表(続き) インタロイキン2 GLN十GILJ ASN+ASP HR ER RO LY LA AL ET LE EU YR P )−I E  R P  YS トI I S 17、56 12、61 12、09 7、05 ND* 2、59 5、50 4、34 5、59 9、15 19、96 2、60 5、90 x C* * 10、19 3、48 A 1マ G                   
4            5.29CYS     
  3     NC”*ND=検出せず **NC=計算せず (4)N−末端アミノ酸の配列 エドマン自動減成法を用いるミクロ配列決定により、N
−末端配列を確認した。HPLC 120Aと組合せた
気相ミクロ配列決定アプライド・バイオシステムス47
0Aにお(プる本発明による15μ9の生物学的活性の
還元型r−tllL2の分析は、次のPTI〜1アミノ
酸を同定することができた:段階 PTHAA 段階 PT  ト(AA et la 1a pr。
pr。
hr hr er er er er hr ys VS hr (3I n −eu ln −eu IL1 1−(is 1、、− e u −eu −eu 20個のN−末端残基の配列は、天然IL2の理論的結
合順序と一致した。メヂオニンを含まないIL2の約1
0%が観察された。
(5) 化シアノーゲンによるペプチド特性図本発明に
よる700μ9の還元型IL2残留物(約53ノナモル
)を、70%の蟻M4rdに溶解させかつ5.6mgの
臭化シアノグンを添加した。この溶液を室温にて1晩撹
拌し、水で希釈し、次いで凍結乾燥した。反応性混合物
をウボンダパックCl8RPカラム(0,48x20c
m)におけるRP−HPLCによって分析し、その際0
.1%のTEAを含有する0〜70%の範囲で変化する
アセトニトリルの濃度勾配を用いると共に、1rIii
/winの流速及び室温を用い、かつ220nmにて分
光光度法で検出を行なった。還元型r−hlL2のペプ
チド特性図(第7a図)は基準酸化型[−2(第7b図
)とは異なる断片化を示した。
(6)旦胆旦負■ 円形二色性スペクトル(CD)を、ジョビン・イボン・
マークVスペクトログラフにより室温で決定した。還元
型r−hlL2の試料を、例1にお【プる0、5%クエ
ン酸の代りに0.1%の蟻酸を用いたイソプロパノール
の直線濃度勾配にて行なったRP−HPLCの後に凍結
乾燥し、次いでイソプロパノールを蒸溜しかつ凍結乾燥
させ、1mg/mlの濃度にて酢酸中に溶解させた。使
用した容器はペプチド領域(185〜250nm )及
び芳香族領域(260〜320nm )につきそれぞれ
0.01cm及び0、5cmとした。溶剤スペクトルを
、各試料につきIL2のスペクトルから引綽した。その
結果をエリプティシチー〇にて示す(I L2の残留物
当りの平均重量= 116)。
第8a図は遠紫外におけるCDスペクトルを示す。本発
明による還元型の生物学的活性r−hTL2は、規則的
二次構造の存在を示ずスペクトルを有した。αヘリツク
2%の測定は、酸化型基準IL2に対し殆んど有意の差
を示さなかった(%αへワックス=50%)。
第8b図は近紫外におけるCDスペクトルを示す。酸化
型基準IL2は芳香族残留物につき不整環境を示す有意
のDCを示すのに対し、本発明の還元型r−hIL2は
殆んど有意でない異なるCDを示した。
例 4:生物学的活性ノ1 本発明による還元’J r  F)I L−2の生物学
的効果をインビトロ若しくはエキソビボの実験で評価し
 Iこ 。
(1)ヒト細胞に対するインビト日活 a、リンパ芽球形貿転換試験 IL2の生物学的測定を可能にするCTIL−2のよう
なネズミの細胞ラインに対する増殖活性の他に、本発明
の還元型r−hIL2は投与但に応じて有糸分裂作用を
も示し、これはADNにてトリチウム化チミジンの組込
みの測定により示される正常な循環ヒトリンパ球につき
酸化型基準IL2によって示される作用と同様である(
第9図)。
b、単核細胞の細胞毒性の誘発 この試験はIL2の存在下に培養されたヒト循環単核細
胞につき行ない、ぞの細胞毒性作用をそれぞれ腫瘍標的
細胞と赤白面病ラインに562(NK細胞に対し感受性
)と8リンホームから誘導されたDAUDIライン(N
K細胞に対し耐性)につき決定し、その際Cr51の塩
析を4時間で測定した。106個の細胞当りの細胞溶解
単位(Ul−/1o6)で現す結果は、本発明の還元型
r−hlL2が投与量に応じてNKの活性を増大し或い
は腫瘍標的細胞に関するTリンパ球の細胞毒性を誘発す
る能力をそれぞれ天然IL2につぎ知られたと同様に有
することを示した(第10図)正常なりa l b/c
及びMRL+/+ネズミにおいて、最適量以下(100
〜3000U )にて組@Tインタフェロンをラッ]へ
に順次に腹腔内注射し、次いで24時間後に本発明の還
元型r’−tlIL2を注射すると、食細胞の酸化メカ
ニズム(ホルボールエステル((DMA)の存在下に化
学発光を測定して評価される)、すなわち[L2を注射
してから24時間後に殺したネズミの腹腔から除去され
た細胞の酸化メカニズムが発生する。投!−j@に応じ
たこの作用は、酸化型基準IL2につぎ児られるものと
同様であった。
結果 注射量 (ネズミ1匹 当りの「)g) r−hIL2を注射した後の 化学発光(CPMx104) 還元型     酸化型 5±2 7±3 90±5 130±10 350±50 710±20 375±25 4±3 5±1 71±5 140±70 400±70 695±25 350±20 イソプロパノールが減圧下での共沸蒸溜により除去され
た本発明の「59」フラクションに相当する還元型r 
−h I l−,2の水溶液を、脱ガスされかつ窒素飽
和されたマニトールの水溶液で10()μ9/n認の還
元型IL2及び50mg/mのマニトールの371合C
ごて即席希釈した。0.22 μの肱で濾過し、フラス
コ内に1威を無菌分配しかつ凍結乾燥した後、フラスコ
−内容物を窒素雰囲気下で密栓しかつ使用するまで+4
°Cの温度に保持した。
例 6:連続)#流による医薬組成物 減圧下での共沸蒸溜によりイソプロパノールが除去され
た本発明の「59」フラクションに相当する還元型r−
hIL2の水溶液を、脱ガスされかつ窒素飽和されたマ
ニトールの水溶液で500μ9/dの還元型IL2及び
50mMInflのマニトールの割合にて即席希釈した
。0.22の膜で濾過し、1dをフラスコに無菌分配し
かつ凍結乾燥した俊、フラスコ内容物を窒素雰囲気上で
密栓しかつ使用刃゛るまで4℃の温度に保持した。次い
で、各フラスコの内容物を1mlの無菌蒸溜水の注入に
より溶解させた。7本のフラスコに相当する溶液(約3
り、166単位)を、5%潅流にあけるトラベノール(
登録商標)グルー」−スのだめの溶液500m1を含有
するビアフレックス(登録商標)容器(こ導入した。
【図面の簡単な説明】
第1a図は例1の8Mグアニジンにお【プる粗抽出物の
RP−HPLCの分析クロマトグラムを示す特性曲線図
であり、 第1b図は標準の還元型及び酸化型におけるRP−HP
LCの分析クロマトグラムを示ず特性曲線図であり、 第2図は例1における「再可溶化」のRPHPLCの分
析クロマトグラムであり、第3図は例1の冷却工程後に
おけるE主フラクション」のRP −1−I P L 
Cのクロマトグラムを示す特性曲線図であり、 第4図は例1にあけるフラクション「59」のRP−H
PLcの分析クロマトグラムを示す特性曲線図であり、 第5図は例1の精製工程図であり、 第6図は例2の5DC−PAGE電気泳動図であり、 第7a図及び第7b図は例2のペプチドの特性曲線図で
あり、 第8a図及び第8b図は例2のDC曲線図であり、 第9図は例3におけるヒトリンパ球に対する有糸分裂作
用の曲線図であり、 第10図はラインに562及びDAtJDIにつき得ら
れた毒性曲線図である。 第2図 醗酵 抽出 第5 図 第6図 1−遺尤−r−hrL2 2−今子量根曵 第9図 第8b図 Q +00 +000 1シメ一口イキ、2 IU/ml 第1θ図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方では次のアミノ酸配列: 【遺伝子配列があります】 並びにこの配列にてXがメチオニン若しくは水素原子を
    示しかつ位置58、105及び125における3個のシ
    ステインが還元型である対立遺伝子若しくは誘導体を有
    し、かつ他方では同じ配列を有すると共に位置58〜1
    05にジスルフィド架橋を有する酸化型IL_2と同様
    な生物学的活性を有することを特徴とする非グリコシル
    化組換ヒトインタロイキン2。
  2. (2)一方では次のアミノ酸配列: 【遺伝子配列があります】 並びにこの配列にてXがメチオニン若しくは水素原子を
    示しかつ位置58、105及び125における3個のシ
    ステインが還元型である対立遺伝子若しくは誘導体を有
    し、かつ他方では少なくとも0.5×10^7U/mg
    の生物学的活性を有することを特徴とする非グリコシル
    化組換ヒトインタロイキン2。
  3. (3)次のアミノ酸配列: 【遺伝子配列があります】 を有し、ここでXがメチオニン若しくは水素原子を示し
    かつ位置58、105及び125における3個のシステ
    インが還元型であり、さらに天然ヒトIL_2と同様な
    生物学的活性を示すことを特徴とする非グリコシル化組
    換ヒトインタロイキン2。
  4. (4)先ず最初に、形質転換された微生物中に顆粒とし
    て蓄積したIL_2をケイオトロピツク剤で還元性媒体
    中にて可溶化させることにより抽出し、次いで沈澱に続
    く酸溶出剤での逆相高性能液体クロマトグラフィーによ
    つて精製することからなる請求項1〜3のいずれか一項
    に記載の非グリコシル化組換ヒトIL_2の製造方法に
    おいて、 (a)前記クロマトグラフィーから溶出された主フラク
    シヨンを必要に応じ−20℃程度の温度まで冷却工程に
    かけ、次いで水相を分離し、(b)これを酸媒体で希釈
    し、次いで酸媒体中にてさらに逆相高性能液体クロマト
    グラフカラムでクロマト処理し、かつ前記IL_2を分
    離する ことを特徴とする非グリコシル化組換ヒト IL_2の製造方法。
  5. (5)冷却工程を0.1%のトリフルオロ酢酸を含有す
    るアセトニトリルの水溶液中で行ない、希釈をたとえば
    クエン酸のような有機酸で行ない、かつ前記IL_2を
    イソプロパノールと水とたとえばクエン酸のような有機
    酸との溶液により第2クロマトグラフで溶出させること
    を特徴とする請求項4記載の方法。
  6. (6)主フラクシヨンを冷却工程及び水相の分離にかけ
    ないことを特徴とする請求項4又は5記載の方法。
  7. (7)請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法により
    得られる還元型の非グリコシル化組換ヒトIL_2。
  8. (8)薬物として使用するための、請求項1〜3又は7
    のいずれか一項に記載の還元型の非グリコシル化組換ヒ
    トIL_2。
  9. (9)活性成分として請求項8記載の還元型の非グリコ
    シル化組換ヒトIL_2を含有することを特徴とする医
    薬組成物。
  10. (10)請求項8記載の還元型の非グリコシル化組換ヒ
    トIL_2と水とたとえばクエン酸のような有機酸とを
    含有することを特徴とする医薬組成物。
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