JP3016793B2 - 還元型の非グリコシル化組換ヒトil▲下2▼、その取得方法、及び薬物としてのその使用 - Google Patents

還元型の非グリコシル化組換ヒトil▲下2▼、その取得方法、及び薬物としてのその使用

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、還元型における生物学上活性な非グリコシ
ル化組換ヒトインタロイキン2(r−hIL2として記載さ
れる)、その取得方法、及び薬物としてのその使用に関
するものである。
[従来の技術] 活性化T細胞の増殖を刺戟するリンホキンである天然
ヒトIL2は、蛋白のアミノ酸配列における位置58、105及
び125に位置する3個のシステインを有する。位置58及
び105におけるシステインはジスルフィド架橋により結
合されるのに対し、位置125におけるシステインは遊離
スルフヒドリル基を有する[R.J.ロブス等、プロシーデ
ィング・ナショナル・アカデミー・サイエンス・USA(1
984)、第81巻、第6486〜6490頁]。
ADNの組換技術により対立遺伝子から或いは誘導体か
らヒトIL2を製造する方法が記載されている。たとえば
T.タニグチ等[ネイチャー(1983)、第302巻、第305〜
310頁]及びR.デボス等[ヌクレイック・アシッド・リ
サーチ(1983)、第11巻、第4307〜4323頁]は微生物に
おけるヒトIL2遺伝子のクローン化及びその発現を記載
しており、さらにC.ジュー等[ジャーナル・バイオロジ
カル・ケミストリー(1987)、第262巻、第5723〜5731
頁]はIL2の組換誘導体の発現を得ている。さらに、IL2
は不溶性顆粒の状態で微生物に蓄積する際3個のチオー
ル基を有する還元型で見出されかつ活性が失われること
も知られている[日本国特許出願JP1257931号]。した
がって、活性IL2を得るためには顆粒中に蓄積した還元
型蛋白の酸化工程を必要とすることが認められている。
これを行なうには、蛋白を変性用媒体中に溶解させた
後、復元を必要とする適当なジスルフィド架橋58〜105
の形成を、調節された酸化媒体中で行なった。たとえば
酸素のみによる酸化(空気中での自己酸化)又は第二銅
イオン若しくはたとえばチオールのような弱酸化剤の存
在下での酸化或いはチオール−ジスルフィド混合物によ
る酸化のような種々異なる方法が記載されている[T.ツ
ジ等、バイオケミストリー(1987)、第26巻、第3129〜
3134頁]。
酸化復元の後、異性体分子内架橋58〜105及び105〜12
5並びに不活性であることが示されかつA.ワング等[サ
イエンス(1984)、第224巻、第1431〜1433頁]又はJ.
L.ブラウイング等[アナリチカル、バイオケミストリー
(1986)、第155巻、第123〜128頁]にしたがう逆相ク
ロマトグラフィーにより分離しうる分子内架橋の形成に
相当する酸化生成物を除去するには、クロマトグラフィ
ーによる精製を必要とする。
顆粒の形態で蓄積した蛋白から出発して適当な生物学
的活性を有する均質な酸化組換IL2を得るには、したが
って如何なる方法にしたがうにせよ、或る種の技術的問
題を提起する。何故なら、数段階の精製を必要とし、こ
れは求める生成物の低収率をもたらすからである。
[発明の要点] 本発明は、新規な還元型の非グリコシル化活性組換ヒ
トIL2、そしてIL2の生物学的活性を有する生成物を得る
ために再酸化工程を必要としない前記ヒトIL2の製造方
法に関する。
即ち、本発明は、一方では、次のアミノ酸配列: (ここで、Xはメチオニン若しくは水素原子を示し、位
置58、105及び125における3個のシステインは還元型で
ある) を有し、他方では、同じ配列を有し且つ位置58−105に
ジスルフィド架橋を含有する酸化型IL2の生物学的活性
と類似の生物学的活性を有することを特徴とする、非グ
リコシル化組換ヒトインタロイキン2に関するものであ
る。
還元型という用語は、IL2を含有するシステイン残基
が遊離スルフヒドリル基を有するものと理解され、その
決定は例えばジチオピリジンをチオール試薬として用い
る分光光度法により行われる。本発明に関する還元型の
生物学的活性はジスルフィド架橋58〜105を有する対応
の酸化型と同様に決定され、テトラゾリウム塩での比色
試験によりIL2CTLL−2に応じたネズミの白血病細胞ラ
インの増殖を測定して行われる[T.J.モスマン、イミュ
ノロジカル・メソッズ(1983)、第65巻、第55〜63
頁]。
より具体的には、本発明は、一方では、次のアミノ酸配
列: (ここで、Xはメチオニン若しくは水素原子を示し、位
置58、105及び125における3個のシステインは還元型で
ある) を有し、他方では、少なくとも0.5×107U/mgの生物学的
活性を有することを特徴とする、非グリコシル化組換ヒ
トインタロイキン2に関する。
IL2活性の単位は、試験において最大応答の50%をも
たらす量であると規定される。ナショナル・キャンサー
・インステイチュート(NCI)により提供される試料
「バイロジカル・リスpンス・モヂファイヤ・プログラ
ム(BRMP)基準ヒト試薬IL2(jurkat)」を標準として
使用する。
さらに特定すれば、本発明は、次のアミノ酸配列: (ここで、Xはメチオニン若しくは水素原子を示し、位
置58、105及び125における3個のシステインは還元型で
ある) を有し、かつ、天然ヒトIL2の生物学的活性と同様な生
物学的活性を示すことを特徴とする、非グリコシル化組
換ヒトインタロイキン2に関するものである。同様な活
性という表現は、白血病Jurkat細胞から単離された天然
IL2の活性と同じ比活性、すなわち1.3×107U/mg(標準B
RMP)又はこの比活性とは最高25%だけ相違する活性で
あると理解される。本発明に関する還元型IL2の配列
は、必要に応じこれを発現するたとえばイー・コリ(大
腸菌)のような形質転換された微生物に応じて追加のN
−末端メチオニンを有する。本発明の好適具体例におい
てはメチオニンを有する配列が好適であるが、メチオニ
ンを有する産生物とメチオニンを持たず或いはメチオニ
ンが除去された産生物との混合物も使用することができ
る。
他の面によれば本発明は、先ず最初に形質転換された
微生物中に顆粒として蓄積したIL2をケイオトロピック
剤で還元性媒体中にて可溶化させることにより抽出し、
次いで沈澱に続く酸溶出剤での逆相高性能液体クロマト
グラフィーによって精製することからなる上記非グリコ
シル化組換ヒトIL2の製造方法を提供し、この方法は (a)前記クロマトグラフにて溶出された主フラクショ
ンを−20℃の範囲の温度まで冷却工程にかけ、次いで水
相を分離し、 (b)これを酸媒体で希釈し、次いで酸媒体中にてさら
に逆相高性能液体クロマトグラフカラムにてクロマト処
理しかつ前記IL2を分離することを特徴とする。
高割合の発現のため、たとえばイー・コリのような形
質転換微生物により顆粒の形態で産生される組換IL
2は、たとえばグアニジン塩の6〜8M溶液のようなケイ
オトロピック剤の濃厚溶液により公知方法で可溶化する
ことができ、次いで好ましくはC3、C4、C8若しくはC18
のようなグラフト化シリカの市販支持体と1〜4のpH値
を有する酸溶出剤とを用いる逆相高性能液体クロマトグ
ラフィー(以下、RP−HPLCと称する)によって精製する
ことができる。IL2は、たとえば酢酸若しくはトリフル
オロ酢酸(以下、TFAと称する)のような有機酸とたと
えばアセトニトリルのような有機溶剤とからなる濃度勾
配系によってカラムから溶出することができる。主フラ
クション、すなわち280nmにて分光光度法により検出さ
れる溶出物が、本発明による方法の1部を構成する適宜
の冷却工程に対する原料となる。冷却とは、室温で回収
された前記主フラクションを−20℃程度の温度を有する
環境に置くことを意味し、これは固液(水)相の順次の
形成を可能にし、その上澄フラクションをデカントによ
って除去することができる。必要に応じこのようにして
分離された水相は、希釈した後に本発明による方法の1
部を構成する下記の酸媒体におけるPR−HPLCのための原
料として役立つ。水相の希釈は1〜4、好ましくは2〜
3のpH値を有する酸媒体で行なわれる。希釈された水相
を、たとえば蛋白につき使用するのに適した寸法の細孔
(たとえば少なくとも150Åの直径)を有するグラフト
化シリカC3、C4、C8若しくはC18のような市販の支持体
を用いて逆相カラムでクロマト処理する。IL2の溶出に
は、水と混和しうる低級アルコールの濃度を増大させる
と共に有機酸を含有する濃度勾配を用いる。
特に本発明の方法は、適宜の冷却工程を約0.1%のト
リフルオロ酢酸を含有するアセトニトリルの水溶液で行
ない、この希釈をたとえばクエン酸のような有機酸の水
溶液で行ない、さらに前記IL2をイソプロパノールと水
とたとえばクエン酸のような有機酸とを含有する溶液で
第2クロマトグラフにて溶出させることを特徴とする。
本発明による適宜の冷却工程にかける好適混合物である
約0.1%のTFAを含有するアセトニトリルの水溶液は、第
1クロマトグラフで溶出される主フラクションに相当す
る。より好ましくは、水相の希釈は適宜の分離の直後に
或いは第1クロマトグラフの直後に行なわれる。この希
釈は、好ましくはたとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、
トリフルオロ酢酸若しくはクエン酸のような有機酸を0.
5〜2%含有する少なくとも2倍容積の水を添加して、
より好ましくは0.5%のクエン酸を含有する約2倍容積
の水を添加して行なわれる。本発明による方法の1部を
構成する第2クロマトグラフは、冷却工程の後に必要に
応じ分離されかつ次いで希釈された水相を少なくとも15
0Åの孔径を有するグラフト化シリカC3、C4、C8若しく
はC18のような市販の支持体を用いるPR−HPLCにかける
ことからなっている。好適支持体はグラフト化シリカC4
VYDAC300Åであって共有結合によりグラフト化ブチル
基を有するシリカゲルであり、その孔径は300Åの直径
を有すると共にその粒子は15〜20μmの平均寸法を有す
る。本発明の方法に関するIL2の溶出は、たとえばプロ
パノール若しくはイソプロパノールのようなアルコール
とたとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢
酸若しくはクエン酸のような有機酸とからなる濃度勾配
系を用いて行なわれる。好適混合物はイソプロパノール
と水と好ましくは0.5〜2%、より好ましくは0.5%のク
エン酸とで構成され、かつイソプロパノールの濃度を増
大させる濃度勾配系を用い約48%のイソプロパノールに
て低級フラクションを溶出させ、次いで約59%のイソプ
ロパノールにより高級フラクションを溶出させ、後者が
還元型の非グリコシル化活性組換ヒトIL2を含む。
さらに本発明の主題は、上記方法で得られる還元型の
非グリコシル化組換ヒトIL2である。
得られる前記フラクションは約0〜−20℃にて保持す
ることができ、これらの条件にて安定である。さらに、
減圧下での共沸蒸溜によりイソロパノールを除去するこ
ともできる。得られた溶液は4℃で保持することがで
き、或いは本発明のIL2を凍結乾燥によって直ちに分離
することもできる。
本発明の変法で得られる希釈された主フラクションは
+4℃で保持することができる。これは安定であり、か
つ本発明による方法の1部を構成する第2クロマトグラ
フィーの原料を構成する。
チオール基を加えた場合、本発明により得られるIL2
は3個の遊離スルフヒドリル基を有しかつCTLL−2ライ
ンの増殖試験にて0.7〜1.3×107U/mgの比活性、すなわ
ち天然IL2と同様な活性を示す。この活性は、上記還元
型の非グリコシル化組換ヒトIL2に関する本発明の一面
を、天然IL2と同様にたとえばM.フレッチャー等により
リンホキン・リサーチ、第6巻(1987)、第47〜57頁に
記載された免疫調節活性、並びにその抗腫瘍活性を利用
する各種の指針で薬物として使用することを可能にし、
これはたとえばT−リンパ球の増殖、NK(天然キラー)
細胞及びLAK(リンホキン活性化キラー)細胞の細胞毒
性の誘発、細胞免疫の復活、免疫不全症の場合の感染に
対する保護作用、又はワクチンに関するアジュバント作
用を含む。投与は直接行なうことができ、或いはS.A.ロ
ーゼンベルク等によりニュー・イングランド・ジャーナ
ル・メディスン(1985)、第313巻、第1485〜1492頁に
記載された公認免疫治療法に関する投与とすることもで
きる。
天然IL2と同様に、本発明のIL2はそれ自身で或いはた
とえばα−インタフェロン、γ−インフェロン及び(又
は)その他の治療剤のような他の免疫調節剤と共に使用
することができる。
最後に、本発明の主題は、上記還元型の非グリコシル
化組換ヒトIL2を活性成分として含有する医薬組成物で
ある。この組成物は固体若しくは液体とすることができ
る。本発明のIL2は有用な医薬組成物を製造する公知方
法にしたがって処方することができ、IL2を医薬上許容
しうる支持ビークルと組合せる。この組成物は、有効量
のIL2とヒトに投与するに適した適当量のビークルとを
含有する。この組成物は、減圧下に共沸蒸溜によりイソ
プロパノールを除去した後の本発明によるIL2の酸水溶
液から出発し、これに水溶性充填剤を添加しかつ凍結乾
燥して得ることができる。充填剤とは、混合物を再編成
する際に初期pH値を変化させない水溶性物質を意味する
と理解される。添加しうる充填剤の例はたとえばグルコ
ース、リボース、蔗糖、マルトース、トレハロース又は
たとえばマニトールのような還元糖などの糖類である。
マニトールが好適である。マニトールは、本発明による
IL2の濃度が0.05〜1mg/mlである場合は、投与すべき量
に応じて10〜50mg/ml、好ましくは50mg/mlの程度の濃度
で添加される。酸素の不存在下で無菌状態にて濾過され
た溶液を投入フラスコに分割し、かつ凍結乾燥する。凍
結乾燥された混合物は、フラスコ内でて非経口注射に適
した蒸溜水を注入して再編成することができる。
本発明の組成物は、丸薬若しくは連続灌流での静脈内
経路により或いは筋肉内、腹腔内、胸膜内若しくは皮下
経路によって投与することができる。投与経路及び処置
すべき病気に応じて本発明によるIL2の有効投与量は、
一般に成人若しくは子供において1×106U/M2/24h〜40
×106U/M2/24hの範囲、好ましくは20×106U/M2/24hの範
囲である。さらに、1日の投与量は投与期間に依存し、
上記投与量のみに限定されない。
詳細には還元型の非グリコシル化組換ヒトIL2と水と
たとえばクエン酸のような有機酸とを含有することを特
徴とする。この種の組成物は本発明による凍結乾燥され
た医薬組成物から出発してこれを灌流の際に活性成分の
安定性に寄与するたとえばグルコースのような適するビ
ークルの存在下に溶解させて得ることができる。好適条
件は蒸溜水の注入により再編成された凍結乾燥混合物を
り再編成された凍結乾燥混合物を、投与すべき量に適す
るよう決定された所定容積のグルコース(たとえば500m
g/mlの濃度)を含有する灌流用ポケットに導入して希釈
することからなっている。
上記した全ての引例を本明細書中に参考のため引用す
る。
[実施例] 以下、限定はしないが実施例により本発明を説明す
る。
例 1:顆粒から出発する還元型の生物活性r−hIL2の精
製 天然IL2のコード配列を有するプラスミドにより形質
転換されかつ細胞の内部に顆粒としてIL2を蓄積しうる
イー・コリ菌株の培養物を遠心分離することにより、た
とえばT.サトー等、ジャーナル・バイオケミストリー
(1987)、第101巻、第525〜534頁に記載されたように
顆粒を得た。10の醗酵装置からこのような得られた菌
体を、マントン・ガウリン・ホモゲナイザーにて破砕処
理にかけた。分離されかつ洗浄された細胞残渣(90〜17
0gの湿潤重量)から出発し、IL2を8Mグアニジン塩酸塩
(Gu・HCl)と100mMジチオスレイトール(DDT)とを含
有する2.5容量のトリス緩衝液(HCl20mM、pH8)に溶解
した。溶解させた量のIL2(1.5〜2.5g)を、C4VYDACカ
ラム(0.46×15cm、300Å、5μm)にて2ml/minの流速
で0.1%のTFAを含有するアセトニトリルの線状濃度勾配
(30〜70%、10min)を用いて280nm若しくは210nmにお
ける分光光度法検出での分析RP−HPLCにより推定し、こ
こでピークの表面を標準IL2で検量した後に280nmにて評
価した(第1a図及び第1b図)。、次いで、Gu・HClの濃
度をDDTの存在下に2Mまで低下させることにより、IL2
沈澱させた。上澄液につき5.0未満のpH値が得られるま
で0.1%のTFAの水溶液で沈澱物を洗浄した後、IL2を20
%のアセトニトリルと0.1%のTFAとの水溶液に溶解させ
た。分析RP−HPLC(第2図)にしたがい85%より多い還
元型IL2の含有量を有する得られた「再溶解物」は、0.0
1×107U/mg未満の還元型IL2の生物学的活性を有し、か
つ還元型IL2における2.85SH/モルのスルフヒドリル基の
含有量を有した。分析RP−HPLCにより推定して約200mg
のIL2に相当する得られた溶液の1フラクションを、10
%未満のアセトニトリルの濃度に調節するよう0.1%のT
FAで希釈し、次いでC4 VYDACカラム(5.7×30cm)に加
えた。IL2を、0.1%のTFAを含有するアセトニトリルの
線状濃度勾配(30〜80%、40min)により約60%のアセ
トニトリル中の濃度にて100ml/minの流速で溶出させ、2
80nmにて分光光度法により主ピークを検出しかつRP−HP
LCにより分析した。還元型IL2を含有する回収された
「主フラクション」を次いで室温から−20℃±1℃に至
る低速冷却工程にかけ、これはアセトニトリル中に濃縮
された上相の有機相をデカントにより除去することを可
能にした。水が多くかつIL2を含有する下相は、凍結状
態に保持することができる。解答した後、2倍容積の0.
5%クエン酸水溶液で希釈した後に得られた溶液をC4 V
YDACカラム(5.7×30cm)に加え、これを0.5%のクエン
酸を含有するイソプロパノールの線状濃度勾配(20〜70
%、40min)にて50ml/minの流速で展開した。流出液を2
80nmで分光光度測定し、約48%のイソプロパノール中の
濃度(フラクション「48」)における少量ピークと約59
%イソプロパノールの濃度(フラクション「59」)にお
ける多量ピークとの順次の溶出を示した(第3図)。フ
ラクション「59」を回収した。これは、0℃にて空気か
ら保護しながら少なくとも24時間保持した際に安定であ
った。
減圧下に共沸蒸溜によりイソプロパノールを除去した
後、「59」フラクションを分析RP−HPLCで分析して約60
%のアセトニトリルで溶出された均質ピーク(第4図)
を与えたのに対し、基準酸化型IL2は約57%のアセトニ
トリルで溶出された(第1b図)。イソプロパノールを除
去した後に1mg/mlより高いIL2の濃度と3±0.5のpH値と
を有する「59」フラクションは、空気から保護して+4
℃にて少なくとも1週間にわたり保持することができ、
或いは直ちに凍結乾燥し又は処方して医薬組成物を得る
ことができる。凍結乾燥された「59」フラクションは、
細胞CTLL−2の増殖に関するインビトロ試験にしたがい
生物学的活性にて投与することができ、かつ天然IL2
同様な1.3±0.5×107U/mgの比活性を有する。
ジオチジピリジンでの比色測定法により決定される凍
結乾燥「59」フラクションの遊離スルフヒドリル基の含
有量は2.94SH/モルであって、酸化型基準IL2の0.76SH/
モルと対比される。
分析RP−HPLCにより測定して150〜300mgの3個のSH基
を有し、生物学的活性であり、RP−HPLCにて均質である
還元型r−hIL2が、10の醗酵装置から出発して「59」
フラクションで得られた(第5図の手順にしたがう)。
例 2:生物学的活性の還元型r−IL2の精製 手順は例1におけると同様であるが、ただし「主フラ
クション」を冷却工程に続くデカントによる分離にかけ
ず、2倍容積の0.5%クエン酸水溶液により直ちに希釈
した。「59」フラクションを回収しかつ例1と同様に処
理した。
例 3:生物学的活性の還元型r−hIL2の生化学的特性化 例1の「59」フラクションにおける本発明で得られた
還元型r−hIL2を次の性質につき検査した: (1)均質性 SDS PAGE電気泳動を、10%のSDSを含有する2相のゲ
ル(それぞれ5%及び15%のアクリルアミド有する濃縮
ゲル及び移動ゲル)にて行なった。試料を先ず3%のSD
S及び5%のメルカプトエタノールと共に緩衝剤中で100
℃にて2分間加熱した。1%のSDSにて緩衝剤による移
動を銀での発色によって追跡し、これは99%より高い純
度の沈着物2μgに相当する単一バンドを示した(第6
図)。
(2)電気泳動による分子量 還元媒体において、約15Kdの見掛MWが決定され、計算
されたMWによれば15420であった(第6図)。
(3)アミノ酸の組成 水0.5ml中に本発明の還元型r−hIL2の25μgを含有
する試料をガラス加水分解チューブに入れ、これに0.5m
lの濃塩酸を31.7%のTFA及び4.8%のチオグリコール酸
と共に添加した。このチューブを減圧下で密封し、次い
で加水分解を155℃にて40分間行なった。次いで、加水
分解物を減圧下に蒸発乾固させた。残留物を0.7mlのク
エン酸緩衝液pH=3に溶解させ、次いでこれをクエン酸
緩衝液におけるpH勾配(3〜5)及び塩化ナトリウム
(0〜70g/)により60℃にて0.5ml/minの流速でイン
ターアクションAA511カラム(0.46×15cm)にてアミノ
酸分析にかけ、かつカラム出口でオルトフタルアルデヒ
ドによる誘導化の後に蛍光により検出した。その結果を
第1表に示す。数値は、それぞれ2反復の加水分解物及
び2反復のクロマトグラフにつき得られた平均値であ
る。組成は、追加N−末端メチオニンを有する天然IL2
の組成と一致した。
(4)N−末端アミノ酸の配列 エドマン自動減成法を用いるミクロ配列決定により、
N−末端配列を確認した。HPLC120Aと組合せた気相ミク
ロ配列決定アプライド・バイオシステムス470Aにおける
本発明による15μgの生物学的活性の還元型r−hIL2
分析は、次のPTHアミノ酸を同定することができた: 20個のN−末端残基の配列は、天然IL2の理論的結合順
序と一致した。メチオニンを含まないIL2の約10%が観
察された。
(5)臭化シアノーゲンによるペプチド特性図 本発明による700μgの還元型IL2残留物(約53ナノモ
ル)を、70%の蟻酸4mlに溶解させかつ5.6mgの臭化シア
ノゲンを添加した。この溶液を室温にて1晩撹拌し、水
で希釈し、次いで凍結乾燥した。反応性混合物をウボン
ダパックC18RPカラム(0.46×20cm)におけるRP−HPLC
によって分析し、その際0.1%のTFAを含有する0〜70%
の範囲で変化するアセトニトリルの濃度勾配を用いると
共に、1ml/minの流速及び室温を用い、かつ220nmにて分
光光度法で検出を行なった。還元型r−hIL2のペプチド
特性図(第7a図)は基準酸化型IL2(第7b図)とは異な
る断片化を示した。
(6)円形二色性 円形二色性スペクトル(CD)を、ジョビン・イボン・
マークVスペクトログラフにより室温で決定した。還元
型r−hIL2の試料を、例1における0.5%クエン酸の代
りに0.1%の蟻酸を用いたイソプロパノールの直線濃度
勾配にて行なったRP−HPLCの後に凍結乾燥し、次いでイ
ソプロパノールを蒸溜しかつ凍結乾燥させ、1mg/mlの濃
度にて酢酸中に溶解させた。使用した容器はペプチド領
域(185〜250nm)及び芳香族領域(260〜320nm)につき
それぞれ0.01cm及び0.5cmとした。溶剤スペクトルを、
各試料につきIL2のスペクトルから引算した。その結果
をエリプティシチー0にて示す(IL2の残留物当りの平
均重量=116)。
第8a図は遠紫外におけるCDスペクトルを示す。本発明
による還元型の生物学的活性r−hIL2は、規則的二次構
造の存在を示すスペクトルを有した。αヘリックス%の
測定は、酸化型基準IL2に対し殆んど有意の差を示さな
かった(%αヘリックス=50%)。
第8b図は近紫外におけるCDスペクトルを示す。酸化型
基準IL2は芳香族残留物につき不整環境を示す有意のDC
を示すのに対し、本発明の還元型r−hIL2は殆んど有意
でない異なるCDを示した。
例 4:生物学的活性 本発明による還元型r−hIL2の生物学的効果をインビ
トロ若しくはエキソビボの実験で評価した。
(1)ヒト細胞に対するインビトロ活性 a.リンパ芽球形質転換試験 IL2の生物学的測定を可能にするCTLL−2のようなネ
ズミの細胞ラインに対する増殖活性の他に、本発明の還
元型r−hIL2は投与量に応じて勇糸分裂作用をも示し、
これはADNにてトリチウム化チミジンの組込みの測定に
より示される正常な循環ヒトリンパ球につき酸化型基準
IL2によって示される作用と同様である(第9図)。
b.単核細胞の細胞毒性の誘発 この試験はIL2の存在下に培養されたヒト循環単核細
胞につき行ない、その細胞毒性作用をそれぞれ腫瘍標的
細胞と赤白血病ラインK562(NK細胞に対し感受性)とB
リンホームから誘導されたDAUDIライン(NK細胞に対し
耐性)につき決定し、その際Cr51の塩析を4時間で測定
した。106個の細胞当りの細胞溶解単位(UL/106)で現
す結果は、本発明の還元型r−hIL2が投与量に応じてNK
の活性を増大し或いは腫瘍標的細胞に関するTリンパ球
の細胞毒性を誘発する能力をそれぞれ天然IL2につき知
られたと同様に有することを示した(第10図) (2)ネズミに対するエキソビボ活性(腹腔内マクロフ
ァージの刺戟) 正常なBalb/c及びMRL+/+ネズミにおいて、最適量
以下(100〜3000U)にて組換γ−インタフェロンをラッ
トに順次に腹腔内注射し、次いで24時間後に本発明の還
元型r−hIL2を注射すると、食細胞の酸化メカニズム
(ホルボールエステル(PMA)の存在下に化学発光を測
定して評価される)、すなわちIL2を注射してから24時
間後に殺したネズミの腹腔から除去された細胞の酸化メ
カニズムが発生する。投与量に応じたこの作用は、酸化
型基準IL2につき見られるものと同様であった。
結果 例 5:注射用の医薬組成物 イソプロパノールが減圧下での共沸蒸溜により除去さ
れた本発明の「59」フラクションに相当する還元型r−
hIL2の水溶液を、脱ガスされかつ窒素飽和されたマニト
ールの水溶液で100μg/mlの還元型IL2及び500mg/mlのマ
ニトールの割合にて即席希釈した。0.22μの膜で濾過
し、フラスコ内に1mlを無菌分配しかつ凍結乾燥した
後、フラスコ−内容物を窒素雰囲気下で密栓しかつ使用
するまで+4℃の温度に保持した。
例 6:連続灌流による医薬組成物 減圧下での共沸蒸溜によりイソプロパノールが除去さ
れた本発明の「59」フラクションに相当する還元型r−
hIL2の水溶液を、脱ガスされかつ窒素飽和されたマニト
ールの水溶液で500μg/mlの還元型IL2及び50mg/mlのマ
ニトールの割合にて即席希釈した。0.22の膜で濾過し、
1mlをフラスコに無菌分配しかつ凍結乾燥した後、フラ
スコ内容物を窒素雰囲気下で密栓しかつ使用するまで4
℃の温度に保持した。次いで、各フラスコの内容物を1m
lの無菌蒸溜水の注入により溶解させた。7本のフラス
コに相当する溶液(約35.166単位)を、5%灌流におけ
るトラベノール(登録商標)グルコースのための溶液50
0mlを含有するビアフレックス(登録商標)容器に導入
した。
【図面の簡単な説明】
第1a図は例1の8Mグアニジンにおける粗抽出物のRP−HP
LCの分析クロマトグラムを示す特性曲線図であり、 第1b図は標準の還元型及び酸化型におけるRP−HPLCの分
析クロマトグラムを示す特性曲線図であり、 第2図は例1における「再可溶化」のRP−HPLCの分析ク
ロマトグラムであり、 第3図は例1の冷却工程後における「主フラクション」
のRP−HPLCのクロマトグラムを示す特性曲線図であり、 第4図は例1におけるフラクション「59」のRP−HPLCの
分析クロマトグラムを示す特性曲線図であり、 第5図は例1の精製工程図であり、 第6図は例2のSDC−PAGE電気泳動図であり、 第7a図及び第7b図は例2のペプチドの特性曲線図であ
り、 第8a図及び第8b図は例2のDC曲線図であり、 第9図は例3におけるヒトリンパ球に対する有糸分裂作
用の曲線図であり、 第10図はラインK562及びDAUDIにつき得られた毒性曲線
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12R 1:19) (72)発明者 ピエール・イブ・アブカシ フランス国パリ、スクワール・ビトリュ ブ、11 (56)参考文献 特開 昭63−123393(JP,A) 特開 昭61−1393(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方では、次のアミノ酸配列: (ここで、Xはメチオニン若しくは水素原子を示し、位
    置58、105及び125における3個のシステインは還元型で
    ある) を有し、他方では、少なくとも0.5×102U/mgの生物学的
    活性を有することを特徴とする非グリコシル化組換ヒト
    インタロイキン2(IL2)であって、 先ず系質変換された微生物中に顆粒として蓄積したIL2
    をケイオトロピック剤で還元性媒体中に可溶化させるこ
    とにより抽出し、次いで沈澱に続く酸溶出剤での逆相高
    性能液体クロマトグラフィーによって精製することから
    なり、 (a)前記クロマトグラフィーから溶出された主フラク
    ションを−20℃程度の温度まで冷却工程にかけ、次いで
    水相を分離し、 (b)これを酸媒体で希釈し、次いで酸媒体中にてさら
    に逆相高性能液体クロマトグラフカラムでクロマト処理
    し、前記IL2を分離する ことを特徴とする方法により製造されたものである、前
    記の非グリコシル化組換ヒトインタロイキン2。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の還元型の非グリコシル化
    組換ヒトIL2からなる免疫の調節又は腫瘍の治療のため
    の薬剤。
  3. 【請求項3】活性成分として請求項1記載の還元型の非
    グリコシル化組換ヒトIL2を含有することを特徴とす
    る、免疫の調節又は腫瘍の治療のための医薬組成物。
  4. 【請求項4】請求項1記載の還元型の非グリコシル化組
    換ヒトIL2と水と有機酸とを含有することを特徴とす
    る、免疫の調節又は腫瘍の治療のための医薬組成物。
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